JPS5884620A - 絞りプレス型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は絞りプレス型の改良に関する。

例えば重体パネルの一生産形態として、絞り加工（張り
出し加工）−せん断加工（トリミング）−フランジ曲げ
加ニーカムフランジ加工、といった工法が採られている
。このような生産形態において、前記絞り加工工程にお
ける絞り深さが比較的大きい（深い）場合はともかく、
絞り深さが小さい場合にはその絞り深さをもって次工程
での位置決め基準部とすることが困難であるため、次工
程であるトリミング工程においてにその金型に対するワ
ークの位置決め基準部が別に必要とされ、このため前記
絞り工程においてその絞り加工と同時にフランジ部ある
いはロケート穴等の位置決め基準部をワークの酸終成形
品領域以外の部位（ｌ＃終的にはスクラップとなる部分
）に予め一体に成形するようにしている。

第１図は前記絞り加工（張り出し加工）を行なうだめの
従来の絞りプレス型の一例を示すもので、２はボルスタ
−１に固着されたダイ、３はインナースライド４に固着
されたポンチ、５はアウタースライド６に固着されたブ
ランクホルダーであり、ポンチ３の一部にはフランジ部
３ａを張り出し形成して該フランジ部３ａにフランジポ
ンチ７を取曹する一方、ダイフェース２ａ側には前記フ
ランジポンチ７に対応するインサートダイ８を配役しで
ある。寸だ、ブランクホルダー５の一部には前記フラン
ジポンチ７が挿通可能な逃げ孔９を形成しである。

そして、前Ｎｈ　枚りプレス型による加工に際してｄ１
先ずアウタースライド６とともにブランクホルダー５が
降下すると、ダイ２との協働によりダイフェース２ａ上
に置かれたパネル状ワークＷを挟持し、次いでポンチ３
がインナースライド４とともに降下することによってパ
ネル状ワークＷに１俵り出し加工を施す。この張り出し
成形加工の過程、つまりはポンチ３がパネル状ワークＷ
に接触し７たのち成形完了捷での途中でフランジポンチ
７かパネル状ワークＷに接触し、インサートダイ８との
ＷＩ＋働によりパネル状ワークＷＫ第２図に示すように
フランジ部Ｆを形６￥する。このフランジ部Ｐ′は前述
したようにパネル状ワークＷのうち最終成形品となる領
域以外の部位に形成されるもので、）゛ このフランジ部Ｆが次工作であるトリミング工程におい
て「１「定の位置決め部材と合致して、トリミング用の
プレス型に対するパネル状ワークＷの位置決めを司るも
のである。

寸だ、前記の絞りプレス型に代わるものとして第３図に
示すような絞りプレス型がある。これは同図から明らか
なように、ブランクホルダー５の一部にフランジポンチ
１０を取着したもので、ブランクホルダー５が降下して
ダイ２との間にパネル状ワークＷを挾持するのと同時に
、前記フランジポンチ１０とダイ２の角部２ｂとでフラ
ンジ部Ｆの力ｎ工を行なうものである、 しかし々から、このような従来のいずれのプレス型にあ
っても、ポンチ３による張り出し成形前オたは途中でフ
ランジ加工を行々うようになっているため、ポンチによ
る張り出し成形の際に既に前加工が施されたフランジ部
Ｆが引き込凍れるという＋９．象が起こり、それによっ
てフランジ部が変整１〜てその形状や位１〜にばらつき
が生じ、本来の位ｉｔ’４決め部としての機能を十分に
発揮し得々いという間Ｉ＋Ｉｑ／バある。

寸だ前記従来のプレス型によって張り出し加工が施され
たパネル状ワークＷ１１次工程であるトリミング工程に
おいては反転されることからフランジ部Ｆが上向きと々
す、よってトリミング用プレス型における位置決め部材
の配置が複雑になるという間軸がある。

さらに、前言上第３図のプレス型においてフランジポン
チ１０に化オーてピアスポンチを取着し、それによって
フランジ部Ｆの代わりにロケート穴を形成してこのロケ
ート穴によってトリミング用プレス＋１ｉｊｌに対する
パネル状ワークＷの位置決ぬを行なうようにすることも
可能ではある。しかし、周知のようにピアスポンチによ
る穴加工は完全なるせん断加工であることから加工の際
に切粉が発生し、との切粉がダイフェース仙へと飛散し
てワークに付着し、それがワーク表面の凹凸の発生の原
因となって製品品質を低下させるという欠点がある。

したがって、前記のように位置決め基準部としてのフラ
ンジ部Ｆは絞り工程においては下向きであること／バ望
捷しく、才たそのフランジ部Ｆの成１しけ絞り加工完了
徒もしくは絞り加工完了１σ前に行りうことか望寸しい
。

この発明はけ＋のようが神々の点に鑑み、主に前記フラ
ンジ部の精度の向上を図ることを目的として々されたも
ので、この目的のため本発明においては、下型であるダ
イの一部にフランジポンチを手下動可能に設けるととも
に、上型であるポンチの眉降動作に呼応して前記フラン
ジポンチを上下−（ｈさせるための連動機構を設け、そ
れによって絞り加工の完了直前に前記フランジポンチを
上動させて７ランジ加工を施すように構成したものであ
る、 次にこの発明の実施例１を図面に基づいて詳細に説、明
する。

第４図および第５図はこの発明の一実施例を示すもので
、第１図と共通する剖分には同一符号を伺して説明する
と、２目丁型であるダイ、３け上→ｌｉ１」であるポン
チ、５け同じくブランクホルダーである。ダイ２の一側
部に１は水平に４ｉＥびるフランジ部２＋１が一体に形
成されており、このフランジ部２（）上にｉｔウレタン
等の弾性体２１が配設され、さらに弾性体２１の上部に
は、ブラケット２２に設けだ軸２３を回転中心とするス
パッドカム２４が回動可能に支持されている。そして、
前記弾性体２Ｊはスパッドカム２４の他端部２４　ａ　
（Ｉｌｌ下面に接触して該スパッドカム２４を軸２３を
回転中心として時計方向に付勢しているとともに、スパ
ッドカム２４の回転中心つまり＋？ＪＩＩ　２３は該ス
パッドカム２４の他端部２４ａに可及的に近くなるよう
に設定しである。

寸だ、＠記ダイ２の一側部には、ガイドブロック２５に
てカイトされたフランジポンチ２６がダイフェース２ａ
よりも上方にわずかに突出し得るように一ヒ下秒可能に
支持されており、このフランジポンチ２ｆｉの底面には
前記スパッドカム２４の一端部２町が当接している。

一方、ブランクホルダー５には、前記フランジポンチ２
６に対応するインサートダイ２７が取看されているとと
もに、前ｎ［シスパットカム２４の他端部２，１ａの上
面に当初可能なブツシュロッド２８プバリターンスプリ
ング２！Ｊにて付勢されて土下締可能に支持されている
。向、ブランクホルダー５に対するブツシュロッド２８
の上下のストローク限は該ブツシュロッドｚ８の両端に
設けたフランジ部２８ａによって決定される。

さらに、ポンチ３の基部にはプッシャーピン３０が垂下
されるからで取り付けられていて、後述するようにポン
チ３の降下時に該プッシャーピン３０がブツシュロッド
２８をたたいて前記フランジポンチ２ｂを作輛させるも
ので力）る。以上、プッシャーピン３１Ｊ　、　フッシ
ュロッド２８．　　リターンスプリング２９、スパッド
カム２４等によりフランジポンチ２ｆｊの連動機構４を
構成する。

次に以上の構成に基づく作用について説明する。

先ず第４図に示すようにポンチ３ならびにブランクホル
ダー５プバいずれも上限位置にある時には、スパッドカ
ム２４には軸２３を回転中心として反時計方向の付勢力
が弾性体２１にて付与されており、したがってフランジ
ポンチ２６は先端がダイフェース２ａよりも低くなるよ
うな位置で静市している。

内、フランジポンチ２６に図外の引張ばねを連結して下
向きの復・冷力を付与するようにしてもよい。

この状「ハメからブランクホルダー５がアウターヌライ
ド６とともに降下すると、ブランクホルダー５はブツシ
ュロッド２８を伴ったま寸でダイ２上のパネル状ワーク
Ｗに当１￥して樗ダイ２との出１にパネル状ワークＷを
挾持する。同、この段階ではプッシュロッド２８１′ｉ
リターンスプリング２９にて上方に付勢されているため
、たとえブランクホルダー５が下限位置にあってもブツ
シュロッド２８は今だスパッドカム２・１に当４著して
いない。

次いで、年６図に示すようにポンチ３がインナースライ
ド４とともに降下してダイ２との協働によりパネル状ワ
ークＷを所望形状に張り出し成形する。この時、ポンチ
３が吋下限位置に、達する直ｊ％１■にプッシャーピン
３０がブツシュロッド２８に当接し、ブツシュロッド２
８がブランクホルダー５に対してづらに押し下げられる
。そして、ブツシュロッド：！８／バ４甲し下げらねる
ことによってフ゛ツシュロツド２＋３はスパッドカム２
４の他１喘部２．１ａをたたき、スパッドカム２４は４
１＋　２３を１０１転中心として反時計方向に回ｉＪ１
する。そしてさらに、スパッドカム２４が回動すること
によりフランジポンチ２＋ｉが押し上けられるかたちで
上動し、第７図に示すように７ランジボンチ２６の先端
プパダイフェース２ａよりも上に突出してインサート２
７に嵌合する。このフランジポンチ２１３とインサート
ダイ２７との筋合によりパネル状ワークＷの一端がはＩ
Ｙ　ｒｈ角にフランジアップされ、どの結果フランジ部
Ｆが成形される。つ才り、ポンチ３とダイ２との協働に
よる張り出し加工の完了直前にフランジポンチ２６が上
＋ＩｆｌＩ　してフランジ６１（Ｆの加工を施す。

そして、前記のフランジ部Ｆの加工完了後にブランクホ
ルダー５．ポンチ３ならひにフランジポンチ２６等がそ
れぞれに初１１［１位置に復帰して１サイクルを終了す
る。

尚、ブランクホルダー５の上昇・復帰時に該ブランクホ
ルダー５１１１１にパネル状ワークＷが食いつくことが
あるが、これは図外のノックアウトによって角イ除され
る。

以上のようにして得られたパネル状ワークＷは次のトリ
ミング工程に送られてトリミング加工が％ｉされるが、
この時前記のフランジ部Ｆけトリミング用金型に対する
ワークの位置決め基準部と［７て機能する。

ず々わち、第８図（Ａ）、＠はいずれもトリミング用金
型の構成を示すもので、５０けポンチ、５１はパッドＨ
ｂ２けせん所用のセクショナルダイ、５３けポンチ５０
の一部に弾性体ｆｉｔｌを介して配設された位置決めブ
ロックであるわ １、たがって、前記のようにして張り出し加工が施さね
たパネル状ワークＷを反転してポンチ５（）上に載置す
ると、フランジ部Ｆと位置決めブロック５３との合致に
よりポンチ５０に対するパネル状ワークＷの位置決めが
なされる。そして、パット５１およびセクショナルダイ
５２が降下することにより、先ずポンチ５（）とパッド
５■とによりパネル状ワークＷを挾持し、次いでポンチ
５０とセクショナルダイ５２とのせん所作用によりトリ
ミングが施され、この段１嘴でフランジ部Ｆはスクラッ
プと化するものである。

同、前ｇ「：実楕例においてはブツシュロッド２８とプ
ッシャーピン３０を別体としたが、これら両者を一体に
１１．９成してもよく、また本発明はダブルアクション
タイプのプレス型のみならずシングルアクションタイプ
のプレス型にも適用できるものである。

以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、昇！
′ｆＩＦ！動作する一ヒ型と下型との協働により所定の
ワークに絞り７１１工を施すのに併せて、ワークのＮに
フランジ加工を施すためのプレス型において、下型の一
部に該下型の成形面よりも上方に突ｆ’ｌ’ｊ　Ｌ　得
るように上下動可能に配設されたフランジポンチと、前
記生型の昇降動作に呼応して前記フランジポンチを上下
Ｑｌさせるだめの連動機構を備え、前Ｈピフランジボン
チは前記上パ１１と下型との協働に基づく紋り加工の完
了直前に上動されてフランジ加工を施すように構成され
ているため、フランジ１用工の１ηには」−型と下型と
による加工がほぼ完了しているが故にフランジ部側の素
材が引き込まれることがなく、フランジ部の変形や形状
１位置のばらつきを解消してその精度前らびに品質の向
上を図ることができる、 ｔた本発明によれば、次工程であるトリミング用金型に
おいては７ランプ部が下白きとなるため、トリミング用
金型における位置決め部材その他の配置々らｒドに構造
ケ簡略化できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紛りプレス１ｌｉ１１の一例を示す断面
）ツ１１第２１ン１は第１図の要部のみの拡大図、第３
図は同１〕〈従来の他の絞りプレス型を示す要部拡大図
、第４図はこの発明に係る絞りプレス型の一実施例を示
す非作動状態の断面図、第５図は第４図のＡ方向矢ネＷ
拡大図、第６１１２１は第４図の作動状態を示す断面１
−＞、第７図は第６図の背部のみの拡大１・′１１、旭
８１’２＋（八および（ト）はトリミング用プレス型の
商作を示す棉部拡大断面（￥１である。 ２・・・ダイ（下型）、２ａ・・・ダイフェース、３＠
壱奉ポンチ（−Ｆ型）、５・・拳ブランクホルダー（上
ヘリ）、２４・・・スパッドカム、２（ｉ−〇・フラン
ジポンチ、２７・・・インザートダイ、２８ａ・ｅブツ
シュロッド、３０１・プッシャービン、４０１・連１１
ｊｌ祷構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）昇降動作する一ヒ型と下型との協働により所定の
   ワークに絞り加工を施すのに併せて、ワークの一部にフ
   ランジ加工を施すだめのプレス型において、下型の一部
   に該下型の成形面よりも上方に突出し得るように上下動
   可能に配設されたフランジポンチと、前記上型の昇降動
   作に呼応して前記フランジポンチを上下動させるための
   連動機構を備え、前記フランジポンチは前記上型と下型
   との協働に基づく絞り加工の完了直前に上動されてフラ
   ンジ加工を施すように構成されていることを特徴とする
   絞りプレス型。