JPH03141355A - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の製造方法

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JPH03141355A
JPH03141355A JP28112989A JP28112989A JPH03141355A JP H03141355 A JPH03141355 A JP H03141355A JP 28112989 A JP28112989 A JP 28112989A JP 28112989 A JP28112989 A JP 28112989A JP H03141355 A JPH03141355 A JP H03141355A
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JP
Japan
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diethylene glycol
hydroxy
photosensitive
solvent
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP28112989A
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English (en)
Inventor
Kunitaka Naito
内藤 国孝
Masaaki Tsuchiyama
土山 正明
Yutaka Adachi
裕 安達
Sei Goto
聖 後藤
Koji Fukazawa
孝二 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平版印刷版の製造方法に関し、更に詳しくは
、感光性組成物を特定溶媒を用いて支持体に塗布して感
光層を形成する平版印刷版の製造方法に関する。
〔従来の技術及び課題〕
感光性平版印刷版は、各種支持体、例えば適当な表面処
理を施したアルミニウム、紙、亜鉛、プラスチック、S
 iOt / S t sウェハーなどの上に感光液を
塗布した後、乾燥して感光層を形成することにより作ら
れる。この時使用される感光液は、各種成分を適当な有
機溶媒に溶解または分散させたものである。
上記有機溶媒としては、従来エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
、及びそのアセテートなどのエチレン系グリコールエー
テル類が用いられてきた。
これはエチレン系グリコールエーテル類が溶剤として優
れているためであるが、更に有機溶媒が単なる溶剤また
は分散剤としてだけではなく、乾燥後も感光層に一部残
り、悪魔、現像性といった感光層自身の性質に好ましい
影響を与える点でもこれらエチレン系グリコールエーテ
ル類が優れているためである。また適度な乾燥性をもつ
これらエチしノン系グリコールエーテル類は工業的生産
において乾燥設備の経済性の点でも優れていた。
しかし、最近これらエチレン系グリコールエーテル類の
人体に対する毒性の問題が懸念され(European
  Chemical  Jndustry  Eco
logy  and  Toxic。
1ogy  Center、テクニカルレポート患4、
!1h17)、取扱い及び作業を慎重に行う必要があり
、作業性及び安全衛生上の観点から改善が望まれている
。更に前述の溶媒を用いた場合には、筋むら、濃淡むら
等の塗布むらが発生することがあり、美感上問題があり
商品価値を損なうだけでなく、性能上も問題が生じてく
る可能性があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、上記の課題を改良した感光性平
版印刷版を提供すべく鋭意検討した結果感光性組成物を
溶解する溶媒として主としてジエチレングリコールジメ
チルエーテルから成る溶媒を使用する製造方法により、
安全衛生上問題が少なく、素材の溶解性にもすぐれ、ま
た塗布性にも優れているため、筋むら、塗布むら等の生
じにくい感光性平版印刷版が得られることを見出し本発
明を完成するに至った。
〔発明の構成〕
本発明の要旨は、主として感光性組成物を、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル及び補助量のn−へキシル
アルコール又は2−ヘプタノンから成り、さらに補助量
のメタノール、エタノール、メチルエチルケトン、T−
ブチロラクトン、アセトン、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチ
レングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、4ヒドロキシ−
2ブタノン、3ヒドロキシ−2ブタノン、5ヒドロキシ
−2ペンタノン、3ヒドロキシ−2プロパノン、6ヒド
ロキシ−3ヘキサノン、5ヒドロキシ−3ペンタノン、
4ヒドロキシ−3メチル−2ブタノン、3ヒドロキシ−
3メチル−2ブタノン、5ヒドロキシ−5メチル−2ヘ
キサ7ノン、4ヒドロキシ−4メチル−2ヘキサノン、
4ヒドロキシ−2ヘプタノン、3ヒドロキシ−2ペンタ
ノン及び4ヒドロキシ−4メチル−2ペンタノンから成
る群から選択される少なくとも1種を含有していても良
い溶媒を用いて、支持体上に塗布して感光層を形成する
ことを特徴とする平版印刷版の製造方法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。(なお、以下の%表示
及び部表示はすべて重量基準による)本発明における塗
布溶媒中に占めるジエチレングリコールジメチルエーテ
ルの割合は他に含有するどの溶媒よりも多く、具体的に
は30%〜90%、好ましくは40〜80%、最も好ま
しくは50%〜60%である。また本発明における塗布
溶媒中に占めるn−ヘキシルアルコール又は、2−ヘプ
タノンの割合はジエチレングリコールジメチルエーテル
の量を越えない範囲で5%〜50%未満、好ましくは1
0%〜45%、最も好ましくは20%〜40%である0
本発明において、塗布溶媒中に、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、n−ヘキシルアルコール又は、2−
へブタノン以外に含有していてもよい溶媒としては、メ
タノール、エタノール、メチルエチルケトン、γ−ブチ
ロラクトン、アセトン、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレン
グリコールメチルエチルエーチル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、4ヒドロキシ−2ブ
タノン、3ヒドロキシ−2ブタノン、5ヒドロキシ−2
ペンタノン、3ヒドロキシ−2プロパノン、6ヒドロキ
シ−3ヘキサノン、5ヒドロキシ−3ペンタノン、4ヒ
ドロキシ−3メチル−2ブタノン、3ヒドロキシ−3メ
チル−2ブタノン、5ヒドロキシ−5メチル−2ヘキサ
ノン、4ヒドロキシ−4メチル−2ヘキサノン、4ヒド
ロキシ−2ヘプタノン、3ヒドロキシ−2ペンタノン及
び4ヒドロキシ−4メチル−2ペンタノンが挙げられる
。これらの溶媒を2種以上、含有してもよい、それらの
塗布溶媒中に占める割合は、ジエチレングリコールジメ
チルエーテルより少ない範囲でそれぞれ0〜40%、よ
り好ましくは0〜30%である。
前述の溶媒の中で特に好ましいものは、メタノール、エ
タノール、メチルエチルケトン、アセトン、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、4ヒドロキシ−2ブタノンである
本発明において、補助量とは、本願発明における溶媒の
主たる成分のジエチレングリコールジメチルエーテルよ
り少ない量を意味するが、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル以外の成分の総量としては、それを上回るこ
ともありうるものとする。
感光層として用いられる感光性組成物としては従来平版
印刷版材料に用いられてきた種々のものが使用できるが
、その代表的なものについて以下説明する。
(1)  感光性樹脂組成物 分子中に不飽和2重結合を有する感光性樹脂から主とし
てなるもので、該樹脂としては例えば米国特許第3.0
30.208号、同第3,453゜237号および同第
3.622.320号に記載されている如く、重合体主
鎖中に感光性基−CH−CH−Co−を含んでいる感光
性樹脂や重合体の側鎖に感光性基を有するポリビニルシ
ンナメートがある。
(2)光重合系感光性組成物 二重結合を有する単量体とバインダー(高分子化合物)
からなるもので、代表的な組成物は米国特許第2,76
0,863号、同第2.791゜504号および同第3
,801.328号に記載されている。
(3)  ジアゾ化合物を含む感光性組成物ジアゾ化合
物、好ましくは芳香族ジアゾニウム塩とホルムアルデヒ
ドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂も用いられる。特
に好ましくは、p−ジアゾジフェニルアミンとホルムア
ルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物の塩、例えば
ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過塩
素酸塩または過ヨウ素酸塩と前記縮合物との反応生成物
であるジアゾ樹脂無機塩や、米国特許第3゜300.3
09号に記載されているような、前記縮合物とスルフォ
ン酸類の反応生成物であるジアゾ樹脂有機塩等が挙げら
れる。更にジアゾ樹脂は、好ましくは結合剤と共に使用
される。かかる結合剤としては種々の高分子化合物が使
用され得るが好ましくは特開昭54−98613号に記
載されているような芳香族性水酸基を有する単量体、例
えばN−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、
N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、o
 +、 m−、またはp−ヒドロキシスチレン、o−、
m+、またはp−ヒドロキシフェニルメタクリレート等
と他の単量体との共重合体、米国特許第4.123,2
76号に記載されているようなヒドロキシエチルアクリ
レート単位またはヒドロキシエチルメタクリレート単位
を主なる繰返し単位どして含むポリマー、シェラツク、
ロジン等の天然樹脂、ポリビニルアルコール、米国特許
第3,751.257号に記載されているポリアミド樹
脂、米国特許第3.660,097号に記載されている
線状ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレ
ート化樹脂、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら縮合されたエポキシ樹脂、酢酸セルロース、セルロー
スアセテートフタレート等のセルロース類が包含される
(4)O−キノンジアジド化合物を含む感光性組成o−
−キノンジアジド化合物は、少なくとも1つのO−キノ
ンジアジド基好ましくは0−ベンゾキノンジアジド基ま
たは0−ナフトキノンジアジド基を有する化合物で、公
知の種々の構造の化合物、例えば、J、Kosar著r
Light−3ensittve  SystemsJ
  (John  Wi ley  &  5ons、
Inc、1965年発行)第339頁〜353頁に詳細
に記されている化合物を包含する。特に種々のヒドロキ
シル化合物とO−ナフトキノンジアジドスルフォン酸と
のエステルが好適である。好ましいヒドロキシル化合物
としては、フェノール類とカルボニル基含有化合物との
縮合樹脂、特に酸性触媒存在下での縮合により得られる
樹脂が挙げられる。該フェノール類としてはフェノール
、レゾルシン、クレゾール、ピロガロール等が挙げられ
、該カルボニル基含有化合物としては、ホルムアルデヒ
ド、ベンズアルデヒドの如きアルデヒド類、アセトンの
如きケトン類が挙げられる。
特にフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・
ホルムアルデヒド樹脂、ピロガロール・アセトン樹脂、
レゾルシン・ベンズアルデヒド樹脂が好ましい。
0−キノンジアジド化合物の代表的な具体例としては、
ベンゾキノン−(1,2)−ジアジドスルホニルクロラ
イドまたはナフトキノン−(1゜2)−ジアジドスルホ
ニルクロライドとフェノール・ホルムアルデヒド樹脂ま
たはクレゾール・ホルムアルデヒド樹脂とのエステル、
米国特許第3゜635.709号に記載されているナフ
トキノン−(1,2)−ジアジドスルホニルクロライド
とピロガロール・アセトン樹脂のスルホン酸エステル、
特開昭56−1044号に記載されているナフトキノン
−(1,2)−ジアジド−(2) −5=スルホニルク
ロライドとレゾルシン−ベンズアルデヒド樹脂との縮合
物、特開昭55−76346号に記載されているナフト
キノン−(1,2)−ジアジド−(2)−5−スルホニ
ルクロライドとレゾルシン−ピロガロール−アセトン共
重縮合物とのエステル化合物、その他有用な0−キノン
ジアジド化合物としては、特開昭50−117503号
に記載されている末端にヒドロキシル基を有するポリエ
ステルに0−ナフトキノンジアジドスルホニルクロライ
ドをエステル化反応させたもの、特開昭50−1133
50号に記載されているようなp−ヒドロキシスチレン
のホモポリマーまたはこれと他の共重合し得るモノマー
との共重合体に0−ナフトキノンジアジドスルホニルク
ロライドをエステル化反応させたもの等が挙げられる。
かかるキノンジアジド型のポジ型感光性物質は必要に応
じて結合剤としてアルカリ可溶性樹脂を併用することが
できる。アルカリ可溶性樹脂としては、フェノール類と
ケトン類またはアルデヒド類を酸性触媒存在下で結合し
て得られるものが好ましい。該フェノール類としては、
例えばフェノール、クレゾールおよびp−置換フェノー
ル等が挙げられる。該アルデヒド類としては、例えばア
セトアルデヒド、ホルムアルデヒド等が挙げられホルム
アルデヒドが好ましい、ケトン類としてはアセトンが好
ましい。
好ましいアルカリ可溶性樹脂としては例えばフェノール
・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、特開昭55−57841号に記載されているよ
うなフェノール・クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮
合体樹脂、特開昭55−127553号に記載されてい
るようなp−置換フェノールとフェノールもしくはクレ
ゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合体樹脂、レゾル
シン−ベンズアルデヒド樹脂、ピロガロール−ベンズア
ルデヒド樹脂等の多価フェノール類とベンズアルデヒド
との縮合体、ピロガロール−レゾルシン−アセトン樹脂
等の多価フェノールとアセトンとの共重縮合体、キシレ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂が挙げられる。
感光性組成物には露光により可視画像を形成させるプリ
ントアウト材料を添加することができる。
プリントアウト材料は露光により酸もしくは遊離基を生
成する化合物と、これと相互作用することによってその
色調を変える有機染料より成るもので、露光により酸も
しくは遊離基を生成する化合物としては、例えば特開昭
50−36209号に記載の0−ナフトキノンジアジド
−4−スルホン酸ハロゲニド、特開昭53−36223
号に記載のトリハロメチル−2−ピロンやトリハロメチ
ル−トリアジン、特開昭55−6244号に記されてい
る0−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロライ
ドと電子吸引性置換基を有するフェノール類またはアニ
リン類とのエステル化物またはアミド化合物、特開昭5
5−77742号に記載のハロメチル−ビニル−オキサ
ジアゾール化合物およびジアゾニウム塩等が挙げられる
また前記の有機染料としては、ビクトリアピュアーブル
ーBOH(採土ケ谷化学■製)、パテントピュアーブル
ー(住友三国化学■製)、オイルブルー#603(オリ
エント化学工業■製)、スーダンブルーII (BAS
F製)、クリスタルバイオレット、マラカイトグリーン
、ツクシン、メチルバイオレフト、エチルバイオレット
、メチルオレンジ、ブリリアントグリーン、コンゴ−レ
フト、エオシン、ローダミン6G等を挙げることができ
る。また感光性組成物には塗布性を改良するための添加
剤、可塑剤等各種の添加剤を加えることもできる。
本発明においては、上記各成分を前述の主としてジエチ
レングリコールジメチルエーテル及び補助量のn−ヘキ
シルアルコール又は2−ヘプタノンを含む塗布溶媒に溶
解して塗布液を作成し、基板上に塗布する。
使用する基板としてはアルミニウム板、亜鉛、銅、鉄な
どの金属板、また金属が蒸着された紙、およびプラスチ
ックフィルム等があげられるが、アルミニウム板が最も
好ましい。特に好ましくは、砂目立て処理、陽極酸化処
理及び必要に応じ封孔処理等の表面処理が施されたアル
ミニウム板である。また、前記感光性組成物の支持体上
への塗布量は用途によっても異なるが、−船釣に固形分
として0.5〜3.5 g / rdの範囲が適当であ
る。
塗布する方法としては、一般に公知のロールコータ−、
スライドホッパ一方式コーター、グラビアコーター、ホ
エラーコーター、ワイヤーバーコーター等を用いること
ができる。
本製造法はポジ型平版印刷版、ネガ型平版印刷版双方の
製造に通しているが、より好ましくはポジ型平版印刷版
の製造に適している。
かくして得られる感光性平版印刷版を常法に従い露光、
現像することによって平版印刷版を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により詳述するが、本発明はその要
旨を越えない限りこれら実施例に限定されるものでない
実施例1 アルミニウム板を3%水酸化ナトリウム水溶液中で脱脂
処理を行った後1%塩酸水溶液中で、電解エツチング処
理を行った。次いで1%水酸化ナトリウム水溶液でデス
マット処理を施した後、40%硫酸溶液中で陽極酸化処
理を行った。次に1%ケイ酸ナトリウム水溶液で後処理
を行い最後に熱水で仕上げ処理を行った。
このようにして得られたアルミニウム支持体上に、後述
の組成の感光性塗布液をワイヤーバーコーター、および
ホエラーコーターを用いて塗布し乾燥して感光層を形成
した。
感光性塗布液 ・P−ジアゾフェニルアミンとパラホルムアルデヒドの
縮合物のへキサフルオロリン酸塩1部 ・N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、
アクリロニトリル、アクリル酸エチル、メタクリル酸の
共重合体      12.5部・ビクトリアピュアブ
ルーBOH0,75部・ジュリマーAC−10L(日本
純薬■製)0.46部 ・溶媒ジエチレングリコールジメチルエーテル:・2ヘ
プタノン 6:4(重量比)   200部ワイヤーバ
ーコーターにより塗布し、乾燥(70℃)した場合の感
光性平版印刷版では、濃淡むらはわずかであった。また
塗布直後に強制的に筋目を入れてその回復度合(レベリ
ング性)を調べたところ優れた1/ベリング性を示し筋
むら等の塗布欠陥が発生しにくいことがわかった。
またホエラーコーターを用いて塗布し、乾燥(85℃)
したところ膜厚約1.5g10fの感光層を形成するこ
とができた。この感光層にはわずかに濃淡むらを生じた
実施例2 実施例1において感光性塗布液の溶媒をジエチレングリ
コールジメチルエーテル:n−へキシアルコール:4ヒ
ドロキシ−2ブタノン−6:272に変更した以外は全
く同様に感光層を形成したところワイヤーバーコーター
を用いた時は濃淡むらは見られず、優れたレベリング性
を示した。また、ホエラーコーターを用いた場合には濃
淡むらはわずかに生じた。
実施例3 実施例1において感光性塗布液の溶媒をジエチレングリ
コールジメチルエーテル=2へブタノン=8=2に変更
した以外は全く同様に感光層を形成したところワイヤー
バーコーターを用いた時は濃淡むらはごく僅かであり、
優れたレベリング性を示した。また、ホエラーコーター
を用いた場合にも濃淡むらはごくわずかであった。
実施例4 実施例1において感光性塗布液の溶媒をジエチレングリ
コールジメチルエーテル:2へブタノン=45:55に
変更した以外は全く同様に感光層を形成したところワイ
ヤーバーコーターを用いた時は濃淡むらはごく僅かであ
り、優れたレベリング性を示した。また、ホエラーコー
ターを用いた場合にも濃淡むらはごくわずかであった。
比較例1 実施例1において感光性塗布液の溶媒を従来用いられて
いるエチレングリコールモノメチルエーテルに変更した
以外は全く同様に感光層を形成したところワイヤーバー
コーターを用いた時も、ホエラーコーターを用いた時も
共に顕著な濃淡むらを示した。またレベリング性も明ら
かに劣った。
以上の結果を表1にまとめる。
実施例5 アルミニウム板を3%水酸化ナトリウム水溶液中で脱脂
処理を行った後、1%塩酸水溶液中で電解エツチング処
理を行った0次いで1%水酸化ナトリウム水溶液でデス
マット処理を施した後、40%硫酸水溶液中で陽極酸化
処理を行った0次に、90℃の熱水に浸漬し封孔処理を
行った。
このようにして得られたアルミニウム支持体上に後述の
組成の感光性塗布液をワイヤーバーコーターおよびホエ
ラーコーターを用いて塗布し、乾燥して感光層を形成し
た。
感光性塗布液 ・2,3.4−トリヒドロキシベンゾフェノンと1.2
−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロライドと
のエステル化物    20部・フェノール、p−クレ
ゾール、m−クレゾールより合成されたアルカリ可溶性
ノボラック樹脂80部 ・2−トリクロロメチル−5−〔β−(2′−ベンゾフ
リル)ビニル)−1,3,4−オキサジアヅール   
            2部・ビクトリアピュアーブ
ルーBOH1部・p−t−オクチルフェノール・ホルム
アルデヒドノボラック樹脂(Mw−1,300)と1゜
2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロライド
とのエステル化物(縮合率:50mo1%) ・溶媒、ジエチレングリコールジメチルエーテル:2−
へブタノン 6:4(重量比) 200部溶媒に溶媒以
外の素材を溶解した直後、容器の側面より光を照射し、
素材の溶解度合をコロイド粒子の数で判断するとコロイ
ド粒子の数は少なく良好な、溶解性を示していた。
また、ワイヤーバーコーターにより塗布し、乾燥(70
℃)した場合の感光性平版印刷版では、濃淡むらは見ら
れなかった。また塗布直後に強制的に筋目を入れてその
回復度合(レベリング性)を調べたところ優れたレベリ
ング性を示し、筋むら等の塗布欠陥が発生しにくいこと
がわかる。またホエラーコーターを用いて塗布し、乾燥
(95℃)したところ膜厚約2.2g1rdの感光層を
形成することができ、この感光層も良好な塗布外観であ
った。
実施例6 実施例5において感光性塗布液の溶媒をジエチレングリ
コールジメチルエーテル:n−ヘキシルアルコール−5
:5に変更した以外は全く同様に感光層を形成したとこ
ろワイヤーバーコ・−夕を用いた時は濃淡むらは見られ
ず、優れたレベリング性を示した。ホエラーコーターを
用いた場合にも濃淡むらは生じなかった。また溶解性も
特に優れていた。
実施例7 実施例5において感光性塗布液の感光成分をフェノール
、p−クレゾール、m−クレゾールよりなるノボラック
樹脂と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニル
クロライドより合成されたエステル化物に変更した以外
は全(同様に感光層を形成したとところワイヤーバーコ
ータを用いた時、ホエラーコーターを用いた時共に濃淡
むらは見られず優れたレベリング性を示した。また溶解
性も特に優れていた。
実施例8 実施例6において感光性塗布液の感光成分をp−ヒドロ
キシフェニルメタクリルアミド、アクリロニトリル、メ
チルアクリレート、エチルアクリレートよりなる高分子
化合物と、1.2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ニルクロライドより合成されたエステル化物に変更した
以外は全く同様に感光層を形成したところワイヤーバー
コータを用いた時、ホエラーコーターを用いた時共に濃
淡むらは見られず優れたレベリング性を示した。
また溶解性も特に優れていた。
比較例2 実施例5において感光性塗布液の溶媒を従来用いられて
いるエチレングリコールモノエチルエーテル:エチレン
グリコールモノメチルエーテル=8:2に変更した以外
は全く同様に感光層を形成したところ、素材の溶解性は
本発明の溶媒を用いた時に比べ若干劣っていた。またワ
イヤーバーコータ及びホエラーコーターを用い塗布する
と共に顕著な濃淡むらを示した。またレベリング性も明
らかに劣った。
以上の結果を表2にまとめる。
/ 〔発明の効果〕 本発明に従い感光層形成用塗布溶媒として主として、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル及ヒ補助量のn−
ヘキシルアルコール又は2ヘプタノンよりなる溶媒を使
用すると、安全衛生上問題がなく、また素材の溶解性に
もすぐれ、しかも塗布性にも優れるため、筋むら、塗布
むら等の少ない優れた感光性平版印刷版が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性組成をジエチレングリコールジメチルエー
    テル及び補助量のn−ヘキシルアルコール又は、2−ヘ
    プタノンから成り、さらに補助量のメタノール、エタノ
    ール、メチルエチルケトン、T−ブチロラクトン、アセ
    トン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
    チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
    コールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチル
    エチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエー
    テルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエー
    テルアセテート、4ヒドロキシ−2ブタノン、3ヒドロ
    キシ−2ブタノン、5ヒドロキシ−2ペンタノン、3ヒ
    ドロキシ−2プロパノン、6ヒドロキシ−3ヘキサノン
    、5ヒドロキシ−3ペンタノン、4ヒドロキシ−3メチ
    ル−2ブタノン、3ヒドロキシ−3メチル−2ブタノン
    、5ヒドロキシ−5メチル−2ヘキサノン、4ヒドロキ
    シ−4メチル−2ヘキサノン、4ヒドロキシ−2ヘプタ
    ノン、3ヒドロキシ−2ペンタノン及び4ヒドロキシ−
    4メチル−2ペンタノンから成る群から選択される少な
    くとも1種を含有していても良い溶媒を用いて、支持体
    上に塗布して感光層を形成することを特徴とする平版印
    刷版の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06110207A (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 Toppan Printing Co Ltd 着色性樹脂組成物
EP0923112A4 (en) * 1997-06-24 2000-10-04 Clariant Finance Bvi Ltd DETERGENT FOR LITHOGRAPHY
JP2011021129A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Chisso Corp 造膜助剤および塗料用組成物

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