JPH0314083B2 - - Google Patents
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- JPH0314083B2 JPH0314083B2 JP23700985A JP23700985A JPH0314083B2 JP H0314083 B2 JPH0314083 B2 JP H0314083B2 JP 23700985 A JP23700985 A JP 23700985A JP 23700985 A JP23700985 A JP 23700985A JP H0314083 B2 JPH0314083 B2 JP H0314083B2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 56
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明、はアクチユエータ(主として昇降装
置)の作動を制御するためのメータイン・メータ
アウト流量制御回路に使用される流体制御装置に
関し、特に、メータイン・メータアウト共に圧力
補償機能を備えた流体制御装置に関する。
置)の作動を制御するためのメータイン・メータ
アウト流量制御回路に使用される流体制御装置に
関し、特に、メータイン・メータアウト共に圧力
補償機能を備えた流体制御装置に関する。
当該流体制御装置を備えたメータイン・メータ
アウト流量制御回路は、従来、第6図にて示した
ように構成されていて、同回路において流体制御
装置は4ポート3位置切換弁1とメータイン用圧
力補償形流量調整弁2とメータアウト用圧力補償
形流量調整弁3によつて構成されている。各流量
調整弁2,3は可変絞り2a,3aとチエツク弁
2b,3bと圧力補償弁2c,3cによつて構成
されており、圧力補償弁2c,3cにおいては圧
力補償ピストン2c1,3c1の一側に可変絞り
2a,3aの上流側の流体圧が作用し他側に可変
絞り2a,3aの下流側の流体圧とばね2c2,
3c2の力が作用するようになつている。なお、
第6図において、符号4は昇降装置として機能す
るアクチユエータを示し、符号5は供給源を示
し、符号6はリザーバを示している。
アウト流量制御回路は、従来、第6図にて示した
ように構成されていて、同回路において流体制御
装置は4ポート3位置切換弁1とメータイン用圧
力補償形流量調整弁2とメータアウト用圧力補償
形流量調整弁3によつて構成されている。各流量
調整弁2,3は可変絞り2a,3aとチエツク弁
2b,3bと圧力補償弁2c,3cによつて構成
されており、圧力補償弁2c,3cにおいては圧
力補償ピストン2c1,3c1の一側に可変絞り
2a,3aの上流側の流体圧が作用し他側に可変
絞り2a,3aの下流側の流体圧とばね2c2,
3c2の力が作用するようになつている。なお、
第6図において、符号4は昇降装置として機能す
るアクチユエータを示し、符号5は供給源を示
し、符号6はリザーバを示している。
ところで、上記した従来の流体制御装置は、4
ポート3位置切換弁1の他に、大容量の流体を制
御する大型の圧力補償弁2c,3cやチエツク弁
2b,3bを備えていて比較的大きくてコストの
高い流量調整弁2,3を2個使用しているため、
当該装置の大型化及びコスト高は避けられない。
ポート3位置切換弁1の他に、大容量の流体を制
御する大型の圧力補償弁2c,3cやチエツク弁
2b,3bを備えていて比較的大きくてコストの
高い流量調整弁2,3を2個使用しているため、
当該装置の大型化及びコスト高は避けられない。
また、当該流体制御装置においては、切換弁1
が非作動(中立状態)であつて供給源5に接続す
る流入路、リザーバ6に接続する流出路及びアク
チユエータ4に接続する両負荷路がそれぞれ遮断
され各負荷路に流体が供給されない場合には、圧
力補償ピストン2c1,3c1がばね2c2,3
c2により押されてその絞り部分の開度を最大と
している。このため、切換弁1の作動に伴つて両
負荷路に流体が流れ始めるときには、圧力補償ピ
ストン2c1,3c1が適正位置に移動するまで
の時間、圧力補償弁2c,3cにおいて設定値以
上の流量が流れる現象、すなわちジヤンピング現
象が生じる。
が非作動(中立状態)であつて供給源5に接続す
る流入路、リザーバ6に接続する流出路及びアク
チユエータ4に接続する両負荷路がそれぞれ遮断
され各負荷路に流体が供給されない場合には、圧
力補償ピストン2c1,3c1がばね2c2,3
c2により押されてその絞り部分の開度を最大と
している。このため、切換弁1の作動に伴つて両
負荷路に流体が流れ始めるときには、圧力補償ピ
ストン2c1,3c1が適正位置に移動するまで
の時間、圧力補償弁2c,3cにおいて設定値以
上の流量が流れる現象、すなわちジヤンピング現
象が生じる。
本発明な上記した問題を解決するために、当該
流体制御装置を、 供給源に接続する流入路とリザーバに接続する
流出路及びアクチユエータに接続する第1と第2
の負荷路を有するとともにパイロツト弁に接続す
る第1と第2パイロツト路を有して、前記パイロ
ツト弁の作動により前記第1パイロツト路内のパ
イロツト圧が前記第2パイロツト路内のパイロツ
ト圧より高くなつて作動したとき前記流入路を第
1負荷路にかつ前記流出路を第2負荷路に接続す
るとともに前記流入路と第1負荷路を接続する流
路を絞り、一方前記パイロツト弁の作動により前
記第2パイロツト路内のパイロツト圧が前記第1
パイロツト路内のパイロツト圧より高くなつて作
動したとき前記流入路を第2負荷路にかつ前記流
出路を第1負荷路に接続するとともに前記流出路
と第1負荷路を接続する流路を絞る絞り切換弁
と、 前記流入路から分岐した第1分岐路と前記流出
路から分岐した第2分岐路と前記第1負荷路から
分岐した第3分岐路及び第1と第2の導入路を有
するとともに前記第1と第2パイロツト路からそ
れぞれ分岐した第1と第2分岐パイロツト路を有
して、中立位置において前記第1分岐路を第1導
入路にかつ前記第2分岐路を第2導入路に接続す
るとともに前記第3分岐路を閉じ、また前記第1
分岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト
圧により作動したとき前記第1分岐路を第1導入
路にかつ前記第3分岐路を第2導入路に接続する
とともに前記第2分岐路を閉じ、一方前記第2分
岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト圧
により作動したとき前記第2分岐路を第2導入路
にかつ前記第3分岐路を第1導入路に接続すると
ともに前記第1分岐路を閉じるパイロツト切換弁
と、 前記第1負荷路中に介装されて一側に前記第1
導入路を通して付与される流体圧を受けかつ他側
にばねの力と前記第2導入路を通して付与される
流体圧を受ける圧力補償ピストンを有して前記両
切換弁の作動時において前記絞り切換弁の絞り前
後に生じる差圧を一定に補償する圧力補償弁とに
よつて構成した。
流体制御装置を、 供給源に接続する流入路とリザーバに接続する
流出路及びアクチユエータに接続する第1と第2
の負荷路を有するとともにパイロツト弁に接続す
る第1と第2パイロツト路を有して、前記パイロ
ツト弁の作動により前記第1パイロツト路内のパ
イロツト圧が前記第2パイロツト路内のパイロツ
ト圧より高くなつて作動したとき前記流入路を第
1負荷路にかつ前記流出路を第2負荷路に接続す
るとともに前記流入路と第1負荷路を接続する流
路を絞り、一方前記パイロツト弁の作動により前
記第2パイロツト路内のパイロツト圧が前記第1
パイロツト路内のパイロツト圧より高くなつて作
動したとき前記流入路を第2負荷路にかつ前記流
出路を第1負荷路に接続するとともに前記流出路
と第1負荷路を接続する流路を絞る絞り切換弁
と、 前記流入路から分岐した第1分岐路と前記流出
路から分岐した第2分岐路と前記第1負荷路から
分岐した第3分岐路及び第1と第2の導入路を有
するとともに前記第1と第2パイロツト路からそ
れぞれ分岐した第1と第2分岐パイロツト路を有
して、中立位置において前記第1分岐路を第1導
入路にかつ前記第2分岐路を第2導入路に接続す
るとともに前記第3分岐路を閉じ、また前記第1
分岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト
圧により作動したとき前記第1分岐路を第1導入
路にかつ前記第3分岐路を第2導入路に接続する
とともに前記第2分岐路を閉じ、一方前記第2分
岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト圧
により作動したとき前記第2分岐路を第2導入路
にかつ前記第3分岐路を第1導入路に接続すると
ともに前記第1分岐路を閉じるパイロツト切換弁
と、 前記第1負荷路中に介装されて一側に前記第1
導入路を通して付与される流体圧を受けかつ他側
にばねの力と前記第2導入路を通して付与される
流体圧を受ける圧力補償ピストンを有して前記両
切換弁の作動時において前記絞り切換弁の絞り前
後に生じる差圧を一定に補償する圧力補償弁とに
よつて構成した。
本発明による流体制御装置においては、パイロ
ツト弁が作動されないとき、パイロツト切換弁は
中立位置にあり、流入路から分岐した第1分岐路
が第1導入路にかつ流出路から分岐した第2分岐
路が第2導入路に接続されている。このため、圧
力補償ピストンの一側には第1分岐路及び第1導
入路を通して流入路内の流体圧が作用し、また圧
力補償ピストンの他側にはばねの力のみが作用し
ていて、同圧力補償ピストンはばねの力に抗して
移動されており、その絞り部分の開度を最小とし
ている。
ツト弁が作動されないとき、パイロツト切換弁は
中立位置にあり、流入路から分岐した第1分岐路
が第1導入路にかつ流出路から分岐した第2分岐
路が第2導入路に接続されている。このため、圧
力補償ピストンの一側には第1分岐路及び第1導
入路を通して流入路内の流体圧が作用し、また圧
力補償ピストンの他側にはばねの力のみが作用し
ていて、同圧力補償ピストンはばねの力に抗して
移動されており、その絞り部分の開度を最小とし
ている。
また、パイロツト弁の作動により第1パイロツ
ト路内のパイロツト圧が第2パイロツト路内のパ
イロツト圧より高くなると、絞り切換弁が作動し
て流入路が第1負荷路にかつ流出路が第2負荷路
に接続されるとともに流入路と第1負荷路を接続
する流路が絞られ、また前記第1パイロツト路内
のパイロツト圧が第1分岐パイロツト路を通して
パイロツト切換弁に付与されて同パイロツト切換
弁が作動し、流入路から分岐した第1分岐路が第
1導入路にかつ第1負荷路から分岐した第3分岐
路が第2導入路に接続される。このため、圧力補
償ピストンの一側に絞り切換弁によつて形成され
る絞りの上流側の流体圧、すなわち流入路内の流
体圧が第1分岐路及び第1導入路を通して付与さ
れるとともに、圧力補償ピストンの他側にばねの
力のみならず上記した絞りの下流側の流体圧、す
なわち第1負荷路内の流体圧が第3分岐路及び第
2導入路を通して付与される。したがつて、圧力
補償弁が圧力補償機能を発揮るようになり、圧力
補償のメータイン回路が構成される。
ト路内のパイロツト圧が第2パイロツト路内のパ
イロツト圧より高くなると、絞り切換弁が作動し
て流入路が第1負荷路にかつ流出路が第2負荷路
に接続されるとともに流入路と第1負荷路を接続
する流路が絞られ、また前記第1パイロツト路内
のパイロツト圧が第1分岐パイロツト路を通して
パイロツト切換弁に付与されて同パイロツト切換
弁が作動し、流入路から分岐した第1分岐路が第
1導入路にかつ第1負荷路から分岐した第3分岐
路が第2導入路に接続される。このため、圧力補
償ピストンの一側に絞り切換弁によつて形成され
る絞りの上流側の流体圧、すなわち流入路内の流
体圧が第1分岐路及び第1導入路を通して付与さ
れるとともに、圧力補償ピストンの他側にばねの
力のみならず上記した絞りの下流側の流体圧、す
なわち第1負荷路内の流体圧が第3分岐路及び第
2導入路を通して付与される。したがつて、圧力
補償弁が圧力補償機能を発揮るようになり、圧力
補償のメータイン回路が構成される。
一方、パイロツト弁の作動により第2パイロツ
ト路内のパイロツト圧が第1パイロツト路内のパ
イロツト圧より高くなると、絞り切換弁が作動し
て流入路が第2負荷路にかつ流出路が第1負荷路
に接続されるとともに流出路と第1負荷路を接続
する流路が絞られ、また前記第2パイロツト路内
のパイロツト圧が第2分岐パイロツト路を通して
パイロツト切換弁に付与されて同パイロツト切換
弁が作動し、流出路から分岐した第2分岐路が第
2導入路にかつ第1負荷路から分岐した第3分岐
路が第1導入路に接続される。このため、圧力補
償ピストンの一側に絞り切換弁によつて形成され
る絞りの上流側の流体圧、すなわち第1負荷路内
の流体圧が第3分岐路及び第1導入路を通して付
与されるとともに、圧力補償ピストンの他側にば
ねの力のみならず上記した絞りの下流側に流体
圧、すなわち流出路内の流体圧が第2分岐路及び
第2導入路を通して付与される。したがつて、圧
力補償弁が圧力補償機能を発揮するようになり、
圧力補償のメータアウト回路が構成される。
ト路内のパイロツト圧が第1パイロツト路内のパ
イロツト圧より高くなると、絞り切換弁が作動し
て流入路が第2負荷路にかつ流出路が第1負荷路
に接続されるとともに流出路と第1負荷路を接続
する流路が絞られ、また前記第2パイロツト路内
のパイロツト圧が第2分岐パイロツト路を通して
パイロツト切換弁に付与されて同パイロツト切換
弁が作動し、流出路から分岐した第2分岐路が第
2導入路にかつ第1負荷路から分岐した第3分岐
路が第1導入路に接続される。このため、圧力補
償ピストンの一側に絞り切換弁によつて形成され
る絞りの上流側の流体圧、すなわち第1負荷路内
の流体圧が第3分岐路及び第1導入路を通して付
与されるとともに、圧力補償ピストンの他側にば
ねの力のみならず上記した絞りの下流側に流体
圧、すなわち流出路内の流体圧が第2分岐路及び
第2導入路を通して付与される。したがつて、圧
力補償弁が圧力補償機能を発揮するようになり、
圧力補償のメータアウト回路が構成される。
ところで、本発明による流体制御装置において
は、上記した作用から明らかなように、小容量の
流体を制御する小型のパイロツト切換弁と大容量
の流体を制御する大型の圧力補償弁によつて従来
装置における大型のメータイン用圧力補償及びチ
エツク弁とメータアウト用圧力補償弁及びチエツ
ク弁(第6図の符号2c,2b,3c,3bにて
示したもの)の機能の同等の機能を果すため、当
該流体制御装置を小型で安価なものとすることが
できる。
は、上記した作用から明らかなように、小容量の
流体を制御する小型のパイロツト切換弁と大容量
の流体を制御する大型の圧力補償弁によつて従来
装置における大型のメータイン用圧力補償及びチ
エツク弁とメータアウト用圧力補償弁及びチエツ
ク弁(第6図の符号2c,2b,3c,3bにて
示したもの)の機能の同等の機能を果すため、当
該流体制御装置を小型で安価なものとすることが
できる。
また、本発明による流体制御装置においては、
上記した作用にて述べたように、パイロツト切換
弁の中立位置において圧力補償弁のピストンがそ
の絞り部分の開度を最小としているため、パイロ
ツト切換弁及び絞り切換弁の作動に伴つて両負荷
路に流体が流れ始めるときに圧力補償弁において
設定値以上の流量が流れることはなく、ジヤンピ
ング現象を防止することができる。
上記した作用にて述べたように、パイロツト切換
弁の中立位置において圧力補償弁のピストンがそ
の絞り部分の開度を最小としているため、パイロ
ツト切換弁及び絞り切換弁の作動に伴つて両負荷
路に流体が流れ始めるときに圧力補償弁において
設定値以上の流量が流れることはなく、ジヤンピ
ング現象を防止することができる。
以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示して
いて、第1図は本発明による流体制御装置Vを含
むメータイン・メータアウト流量制御回路を示し
ており、同回路においては、昇降装置として機能
するアクチユエータAの作動が流体制御装置Vに
よつて制御されるようになつている。
いて、第1図は本発明による流体制御装置Vを含
むメータイン・メータアウト流量制御回路を示し
ており、同回路においては、昇降装置として機能
するアクチユエータAの作動が流体制御装置Vに
よつて制御されるようになつている。
流体制御装置Vは、供給源P、リザーバR及び
アクチユエータAにそれぞれ接続されていて、可
変絞り切換弁V1,パイロツト切換弁V2及び圧
力補償弁V3を備えている。可変絞り切換弁V1
は、第2図にて示したように、スプール10や左右
一対のリテーナ11,12及びばね13,14を
備えた切換であつて、供給源Pに接続する流入路
P1と、リザーバRに接続する流出路P2と、ア
クチユエータAの各室A1,A2にそれぞれ接続
する第1及び第2負荷路P3,P4と、一対の電
磁パイロツト弁15,16にそれぞれ接続する第
1及び第2パイロツト路P5,6を有しており、
各パイロツト路P5,P6は各オリフイス17,
18及び減圧弁19を介して流入路P1に接続さ
れている。
アクチユエータAにそれぞれ接続されていて、可
変絞り切換弁V1,パイロツト切換弁V2及び圧
力補償弁V3を備えている。可変絞り切換弁V1
は、第2図にて示したように、スプール10や左右
一対のリテーナ11,12及びばね13,14を
備えた切換であつて、供給源Pに接続する流入路
P1と、リザーバRに接続する流出路P2と、ア
クチユエータAの各室A1,A2にそれぞれ接続
する第1及び第2負荷路P3,P4と、一対の電
磁パイロツト弁15,16にそれぞれ接続する第
1及び第2パイロツト路P5,6を有しており、
各パイロツト路P5,P6は各オリフイス17,
18及び減圧弁19を介して流入路P1に接続さ
れている。
この可変絞り切換弁V1においては、スプール
10の各ランド10a,10bのオーバラツプ量
l1,l2,l3,l4がl1>l3及びl2>
l4の関係となつており、中立位置において流入
路P1、流出路P2及び両負荷路P3,P4がそ
れぞれ遮断され、また電気パイロツト弁15の作
動(電流付与値に比例して第1パイロツト路P5
内のパイロツト圧を高める作動)によりスプール
10が図示左方へ押動されたとき、流入路P1が
第1負荷路P3にかつ流出路P2が第2負荷路P
4に接続されるとともに流入路P1と第1負荷路
P3を接続する流路Paが絞られ、一方電磁パイ
ロツト弁16の作動(電流付与値に比例して第2
パイロツト路P6内のパイロツト圧を高める作
動)によりスプール10が図示右方へ押動された
とき、流入路P1が第2負荷路P4にかつ流出路
P1が第2負荷路P3に接続されるとともに流出
路P2と第1負荷路P3を接続する流路Pbが絞
られる。
10の各ランド10a,10bのオーバラツプ量
l1,l2,l3,l4がl1>l3及びl2>
l4の関係となつており、中立位置において流入
路P1、流出路P2及び両負荷路P3,P4がそ
れぞれ遮断され、また電気パイロツト弁15の作
動(電流付与値に比例して第1パイロツト路P5
内のパイロツト圧を高める作動)によりスプール
10が図示左方へ押動されたとき、流入路P1が
第1負荷路P3にかつ流出路P2が第2負荷路P
4に接続されるとともに流入路P1と第1負荷路
P3を接続する流路Paが絞られ、一方電磁パイ
ロツト弁16の作動(電流付与値に比例して第2
パイロツト路P6内のパイロツト圧を高める作
動)によりスプール10が図示右方へ押動された
とき、流入路P1が第2負荷路P4にかつ流出路
P1が第2負荷路P3に接続されるとともに流出
路P2と第1負荷路P3を接続する流路Pbが絞
られる。
パイロツト切換弁V2は、第3図にて示したよ
うに、スプール20や左右一対のリテーナ21,
22及びばね23,24を備えた切換弁であつ
て、流入路P1から分岐した第1分岐路P7と、
流出路P2から分岐した第2分岐路P8と、第1
負荷路P3から分岐した第3分岐路P9、及び第
1と第2の導入路P10,P11を有するととも
に、第1と第2パイロツト路P5,P6からそれ
ぞれ分岐きた第1と第2分岐パイロツト路P1
2,P13を有している。
うに、スプール20や左右一対のリテーナ21,
22及びばね23,24を備えた切換弁であつ
て、流入路P1から分岐した第1分岐路P7と、
流出路P2から分岐した第2分岐路P8と、第1
負荷路P3から分岐した第3分岐路P9、及び第
1と第2の導入路P10,P11を有するととも
に、第1と第2パイロツト路P5,P6からそれ
ぞれ分岐きた第1と第2分岐パイロツト路P1
2,P13を有している。
このパイロツト切換弁V2においては、スプー
ル20の各ランド20a,20b,20cのオー
バラツプ量S1及びアンダラツプ量S2がS1>
S2の関係となつており、中立位置において第1
分岐路P7を第1導入路P10にかつ第2分岐路
P8を第2導入路P11に接続するとともに第3
分岐路P9閉じ、また第1分岐パイロツト路P1
2を通してパイロツト圧を受けたとき第1分岐路
P7を第1導入路P10にかつ第3分岐路P9を
第2導入路P11に接続するとともに第2分岐路
P8を閉じ、一方第2分岐パイロツト路P13を
通してパイロツト圧を受けたとき第2分岐路P8
を第2導入路P11にかつ第3分岐路P9を第1
導入路P10に接続するとともに第1分岐路P7
を閉じる。
ル20の各ランド20a,20b,20cのオー
バラツプ量S1及びアンダラツプ量S2がS1>
S2の関係となつており、中立位置において第1
分岐路P7を第1導入路P10にかつ第2分岐路
P8を第2導入路P11に接続するとともに第3
分岐路P9閉じ、また第1分岐パイロツト路P1
2を通してパイロツト圧を受けたとき第1分岐路
P7を第1導入路P10にかつ第3分岐路P9を
第2導入路P11に接続するとともに第2分岐路
P8を閉じ、一方第2分岐パイロツト路P13を
通してパイロツト圧を受けたとき第2分岐路P8
を第2導入路P11にかつ第3分岐路P9を第1
導入路P10に接続するとともに第1分岐路P7
を閉じる。
圧力補償弁V3は、可変絞り切換弁V1におけ
る絞り流路Pa,Pbの前後差圧を一定に補償する
ものであつて、第3分岐路P9よりアクチユエー
タA側の第1負荷路P3中に介装されており、第
4図にて示したように、圧力補償ピストン30及
びばね31を備えている。この圧力補償弁V3に
おいては、パイロツト切換弁V2が中立位置にあ
るときはピストン30が第1分岐路P7及び第1
導入路P10を通して流入路P1内の流体圧を一
側に受けてばね31に抗して移動し第1負荷路P
3を閉じるようになつている。
る絞り流路Pa,Pbの前後差圧を一定に補償する
ものであつて、第3分岐路P9よりアクチユエー
タA側の第1負荷路P3中に介装されており、第
4図にて示したように、圧力補償ピストン30及
びばね31を備えている。この圧力補償弁V3に
おいては、パイロツト切換弁V2が中立位置にあ
るときはピストン30が第1分岐路P7及び第1
導入路P10を通して流入路P1内の流体圧を一
側に受けてばね31に抗して移動し第1負荷路P
3を閉じるようになつている。
上記のように構成した本実施例においては、両
電磁パイロツト弁15,16が通電されず、両パ
イロツト路P5,P6及び分岐パイロツト路P1
2,P13内のパイロツト圧が共に略ゼロであつ
て同じてあるとき、両切換弁V1,V2は中立位
置にあり、流入路P1、流出路P2、両負荷路P
3,P4がそれぞれ遮断されるとともに、流入路
P1から分岐した第1分岐路P7が第1導入路P
10にかつ流出路P2から分岐した第2分岐路P
8が第2導入路P11に接続されている。このた
め、圧力補償ピストン30の一側には第1分岐路
P7及び第1導入路P10を通して流入路P1内
の流体圧が作用し、また圧力補償ピストン30の
他側にはばね31の力のみが作用していて、同圧
力補償ピストン30はばね31の力に抗して移動
されており、その絞り部分の開度を最小としてい
る。
電磁パイロツト弁15,16が通電されず、両パ
イロツト路P5,P6及び分岐パイロツト路P1
2,P13内のパイロツト圧が共に略ゼロであつ
て同じてあるとき、両切換弁V1,V2は中立位
置にあり、流入路P1、流出路P2、両負荷路P
3,P4がそれぞれ遮断されるとともに、流入路
P1から分岐した第1分岐路P7が第1導入路P
10にかつ流出路P2から分岐した第2分岐路P
8が第2導入路P11に接続されている。このた
め、圧力補償ピストン30の一側には第1分岐路
P7及び第1導入路P10を通して流入路P1内
の流体圧が作用し、また圧力補償ピストン30の
他側にはばね31の力のみが作用していて、同圧
力補償ピストン30はばね31の力に抗して移動
されており、その絞り部分の開度を最小としてい
る。
また、電磁パイロツト弁15の作動により第1
パイロツト路P5内に所定のパイロツト圧が生じ
ると、その圧力に応じて可変絞り切換弁V1が作
動して流入路P1が第1負荷路P3にかつ流出路
P2が第2負荷路P4に接続されるとともに流入
路P1と第1負荷路P3を接続する流路Paが絞
られ、まなた第1パイロツト路P5内のパイロツ
ト圧が第1分岐パイロツト路P12を通してパイ
ロツト切換弁V2に付与されて同パイロツト切換
弁V2が作動し、第1分岐路P7が第1導入路P
10にかつ第3分岐路P9が第2導入路P11に
接続される。このため、圧力補償ピストン30の
一側に可変絞り切換弁V1によつて形成される絞
り流路Paの上流側の流体圧、すなわち流入路P
1内に流体圧が第1分岐路P7及び第1導入路P
10を通して付与されるとともに、圧力補償ピス
トン30の他側にばね31の力のみならず上記し
た絞り流路Paの下流側の流体圧、すなわち第1
負荷路P3内の流体圧が第3分岐路P9及び第2
導入路P11を通して付与される。したがつて、
圧力補償弁V3が圧力補償機能を発揮すようにな
り、圧力補償のメータイン回路が構成される。
パイロツト路P5内に所定のパイロツト圧が生じ
ると、その圧力に応じて可変絞り切換弁V1が作
動して流入路P1が第1負荷路P3にかつ流出路
P2が第2負荷路P4に接続されるとともに流入
路P1と第1負荷路P3を接続する流路Paが絞
られ、まなた第1パイロツト路P5内のパイロツ
ト圧が第1分岐パイロツト路P12を通してパイ
ロツト切換弁V2に付与されて同パイロツト切換
弁V2が作動し、第1分岐路P7が第1導入路P
10にかつ第3分岐路P9が第2導入路P11に
接続される。このため、圧力補償ピストン30の
一側に可変絞り切換弁V1によつて形成される絞
り流路Paの上流側の流体圧、すなわち流入路P
1内に流体圧が第1分岐路P7及び第1導入路P
10を通して付与されるとともに、圧力補償ピス
トン30の他側にばね31の力のみならず上記し
た絞り流路Paの下流側の流体圧、すなわち第1
負荷路P3内の流体圧が第3分岐路P9及び第2
導入路P11を通して付与される。したがつて、
圧力補償弁V3が圧力補償機能を発揮すようにな
り、圧力補償のメータイン回路が構成される。
一方、電磁パイロツト弁16の作動により第2
パイロツト路P6内に所定のパイロツト圧が生じ
ると、その圧力に応じて可変絞り切換弁V1が作
動して流入路P1が第2負荷路P4にかつ流出路
P3が第1負荷路P3に接続されるとともに流出
路P2と第1負荷路P3を接続する流路Pbが絞
られ、また第2パイロツト路P6内のパイロツト
圧が第2分岐パイロツト路P13を通してパイロ
ツト切換弁V2に付与されて同パイロツト切換弁
V2が作動し、第2分岐路P8が第2導入路P1
1にかつ第3分岐路P9が第1導入路P10に接
続される。このため、圧力補償ピストン30の一
側に可変絞り切換弁V1によつて形成される絞り
流路Pbの上流足の流体圧、すなわち第1負荷路
P3内の流体圧が第3分岐路P9及び第1導入路
P10を通して付与されるとともに、圧力補償ピ
ストン30の他側にばね31の力のみならず上記
した絞り流路Pbの下流側の流体圧、すなわち流
出路P4内の流体圧が第2分岐路P8及び第2導
入路P11を通して付与される。したがつて、圧
力補償弁V3が圧力補償機能を発揮するようにな
り、圧力補償のメータアウト回路が構成される。
パイロツト路P6内に所定のパイロツト圧が生じ
ると、その圧力に応じて可変絞り切換弁V1が作
動して流入路P1が第2負荷路P4にかつ流出路
P3が第1負荷路P3に接続されるとともに流出
路P2と第1負荷路P3を接続する流路Pbが絞
られ、また第2パイロツト路P6内のパイロツト
圧が第2分岐パイロツト路P13を通してパイロ
ツト切換弁V2に付与されて同パイロツト切換弁
V2が作動し、第2分岐路P8が第2導入路P1
1にかつ第3分岐路P9が第1導入路P10に接
続される。このため、圧力補償ピストン30の一
側に可変絞り切換弁V1によつて形成される絞り
流路Pbの上流足の流体圧、すなわち第1負荷路
P3内の流体圧が第3分岐路P9及び第1導入路
P10を通して付与されるとともに、圧力補償ピ
ストン30の他側にばね31の力のみならず上記
した絞り流路Pbの下流側の流体圧、すなわち流
出路P4内の流体圧が第2分岐路P8及び第2導
入路P11を通して付与される。したがつて、圧
力補償弁V3が圧力補償機能を発揮するようにな
り、圧力補償のメータアウト回路が構成される。
このように、本実施例の流体制御装置Vにおい
ては、上記した作用から明らかなように、小容量
の流体を制御する小型のパイロツト切換弁V2と
大容量の流体を制御する大型の圧力補償弁V3に
よつて従来装置におけるメータイン用圧力補償弁
及びチエツク弁とメータアウト用圧力補償弁及び
チエツク弁(第6図の符号2c,2b,3c,3
bにて示したもの)の機能の同等の機能を果すた
め、当該流体制御装置Vを小型で安価なものとす
ることができる。
ては、上記した作用から明らかなように、小容量
の流体を制御する小型のパイロツト切換弁V2と
大容量の流体を制御する大型の圧力補償弁V3に
よつて従来装置におけるメータイン用圧力補償弁
及びチエツク弁とメータアウト用圧力補償弁及び
チエツク弁(第6図の符号2c,2b,3c,3
bにて示したもの)の機能の同等の機能を果すた
め、当該流体制御装置Vを小型で安価なものとす
ることができる。
また、本実施例の流体制御装置Vにおいては、
上記した作用にて述べたように、両切換弁V1,
V2の中立位置において圧力補償弁V3のピスト
ン30がその絞り部分の開度を最小としているた
め、両切換弁V1,V2の作動に伴つて両負荷路
P3,P4に流体が流れ始めるときに圧力補償弁
V3において設定値以上の流量が流れることはな
く、ジヤンピング現象を防止することができる。
なお、上記実施例においては、両切換弁V1,V
2の中立位置においては、第1分岐路P7及び第
1導入路P10を通して付与される流入路P1内
の流体圧により圧力補償弁V3におけるピストン
30が第1負荷路P3を閉じるように設定してあ
るため、同圧力補償弁V3と可変絞り切換弁V1
の両者によつて中立洩れを防止でき、アクチユエ
ータAのドリフトを少なくすることができる。
上記した作用にて述べたように、両切換弁V1,
V2の中立位置において圧力補償弁V3のピスト
ン30がその絞り部分の開度を最小としているた
め、両切換弁V1,V2の作動に伴つて両負荷路
P3,P4に流体が流れ始めるときに圧力補償弁
V3において設定値以上の流量が流れることはな
く、ジヤンピング現象を防止することができる。
なお、上記実施例においては、両切換弁V1,V
2の中立位置においては、第1分岐路P7及び第
1導入路P10を通して付与される流入路P1内
の流体圧により圧力補償弁V3におけるピストン
30が第1負荷路P3を閉じるように設定してあ
るため、同圧力補償弁V3と可変絞り切換弁V1
の両者によつて中立洩れを防止でき、アクチユエ
ータAのドリフトを少なくすることができる。
第5図は本発明の第2実施例を示していて、同
実施例においては、上記実施例の可変絞り切換弁
V1に代えて可変絞り切換弁V1と同等の機能を
有する絞り切換弁V10が採用されている。絞り
切換弁V10は、4個のポペツト111,11
2,113,114と、3個のチエツク弁11
5,116,117を備えた切換弁であつて、供
給源Pに接続する流入路P1と、リザーバRに接
続する流出路P2と、アクチユエータAの各室A
1,A2にそれぞれ接続する第1及び第2負荷路
P3,P4と、電磁パイロツト弁118にそれぞ
れ接続する第1及び第2パイロツト路P5,P6
を有している。
実施例においては、上記実施例の可変絞り切換弁
V1に代えて可変絞り切換弁V1と同等の機能を
有する絞り切換弁V10が採用されている。絞り
切換弁V10は、4個のポペツト111,11
2,113,114と、3個のチエツク弁11
5,116,117を備えた切換弁であつて、供
給源Pに接続する流入路P1と、リザーバRに接
続する流出路P2と、アクチユエータAの各室A
1,A2にそれぞれ接続する第1及び第2負荷路
P3,P4と、電磁パイロツト弁118にそれぞ
れ接続する第1及び第2パイロツト路P5,P6
を有している。
この絞り切換弁V10においては、ポペツト1
13,114の移動量がストツパ113a,11
4a(外部からの操作によつて位置を調整可能で
ある)によつて規制されるようになつており、中
立位置において流入路P1,流入路P2及び両負
荷路P3,P4がぞれぞれ遮断され、また電磁パ
イロツト弁118のI位置への作動(第2パイロ
ツト路P6を排出路P14に接続して第1パイロ
ツト路P5内のパイロツト圧を高める作動)によ
りポペツト111,113が図示上方へ押動され
たとき、流入路P1が第1負荷路P3にかつ流出
路P2が第2負荷路P4に接続されるとともに流
入路P1と第1負荷路P3を接続する流路Paが
絞られ、一方電磁パイロツト弁118の位置へ
の作動(第1パイロツト路P5を排出路P14に
接続して第2パイロツト路P6内のパイロツト圧
を高める作動)によりポペツト112,114が
図示上方へ押動されたとき、流入路P1が第2負
荷路P4にかつ流出路P1が第2負荷路P3に接
続されるとともに流出路P2と第1負荷路P3を
接続する流路Pbが絞られる。
13,114の移動量がストツパ113a,11
4a(外部からの操作によつて位置を調整可能で
ある)によつて規制されるようになつており、中
立位置において流入路P1,流入路P2及び両負
荷路P3,P4がぞれぞれ遮断され、また電磁パ
イロツト弁118のI位置への作動(第2パイロ
ツト路P6を排出路P14に接続して第1パイロ
ツト路P5内のパイロツト圧を高める作動)によ
りポペツト111,113が図示上方へ押動され
たとき、流入路P1が第1負荷路P3にかつ流出
路P2が第2負荷路P4に接続されるとともに流
入路P1と第1負荷路P3を接続する流路Paが
絞られ、一方電磁パイロツト弁118の位置へ
の作動(第1パイロツト路P5を排出路P14に
接続して第2パイロツト路P6内のパイロツト圧
を高める作動)によりポペツト112,114が
図示上方へ押動されたとき、流入路P1が第2負
荷路P4にかつ流出路P1が第2負荷路P3に接
続されるとともに流出路P2と第1負荷路P3を
接続する流路Pbが絞られる。
その他の構成は上記した第1実施例の構成と同
じてあるため、同一符号を付してその説明は省略
する。また、本実施例の作用は上記第1実施例の
作用と実質的に同じであるため、その説明は省略
する。
じてあるため、同一符号を付してその説明は省略
する。また、本実施例の作用は上記第1実施例の
作用と実質的に同じであるため、その説明は省略
する。
なお、上記実施例においては、パイロツト弁と
して、4ポート3位置電磁パイロツト弁118を
採用したが、同パイロツト弁として手動の4ポー
ト3位置パイロツト弁を採用することも可能であ
る。また、同パイロツト弁として一体の4ポート
2位置電磁パイロツト弁を採用して、一方の電磁
パイロツト弁により両ポペツト111,112の
作動をそれぞれ制御し、かつ他方の電磁パイロツ
ト弁により両ポペツト113,114の作動をそ
れぞれ制御するようにして、本発明を実施するこ
とも可能である。この場合には絞り切換弁V10
を4ポート4位置切換弁として機能させることも
可能である。
して、4ポート3位置電磁パイロツト弁118を
採用したが、同パイロツト弁として手動の4ポー
ト3位置パイロツト弁を採用することも可能であ
る。また、同パイロツト弁として一体の4ポート
2位置電磁パイロツト弁を採用して、一方の電磁
パイロツト弁により両ポペツト111,112の
作動をそれぞれ制御し、かつ他方の電磁パイロツ
ト弁により両ポペツト113,114の作動をそ
れぞれ制御するようにして、本発明を実施するこ
とも可能である。この場合には絞り切換弁V10
を4ポート4位置切換弁として機能させることも
可能である。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示して
いて、第1図は本発明による流体制御装置を含む
メータイン・メータアウト流量制御回路を示す
図、第2図は第1図に示した可変絞り切換弁の部
分拡大断面図、第3図は第1図に示したパイロツ
ト切換弁の部分拡大断面図、第4図は第1図に示
した圧力補償弁の拡大断面図である。また第5図
は本発明の第2実施例を示すメータイン・メータ
アウト流量制御回路図であり、第6図は従来例を
示すメータイン・メータアウト流量制御回路図で
ある。 符号の説明、V……流体制御装置、V1,V1
0……絞り切換弁、V2……パイロツト切換弁、
V3……圧力補償弁、P1……流入路、P2……
流出路、P3……第1負荷路、P4……第2負荷
路、P5,P6……第1,第2パイロツト路、P
7……第1分岐路、P8……第2分岐路、P9…
…第3分岐路、P10……第1導入路、P11…
…第2導入路、P12,P13……第1,第2パ
イロツト分岐路、15,16,118……パイロ
ツト弁、30……圧力補償ピストン、31……ば
ね。
いて、第1図は本発明による流体制御装置を含む
メータイン・メータアウト流量制御回路を示す
図、第2図は第1図に示した可変絞り切換弁の部
分拡大断面図、第3図は第1図に示したパイロツ
ト切換弁の部分拡大断面図、第4図は第1図に示
した圧力補償弁の拡大断面図である。また第5図
は本発明の第2実施例を示すメータイン・メータ
アウト流量制御回路図であり、第6図は従来例を
示すメータイン・メータアウト流量制御回路図で
ある。 符号の説明、V……流体制御装置、V1,V1
0……絞り切換弁、V2……パイロツト切換弁、
V3……圧力補償弁、P1……流入路、P2……
流出路、P3……第1負荷路、P4……第2負荷
路、P5,P6……第1,第2パイロツト路、P
7……第1分岐路、P8……第2分岐路、P9…
…第3分岐路、P10……第1導入路、P11…
…第2導入路、P12,P13……第1,第2パ
イロツト分岐路、15,16,118……パイロ
ツト弁、30……圧力補償ピストン、31……ば
ね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給源に接続する流入路とリザーバに接続す
る流出路及びアクチユエータに接続する第1と第
2の負荷路を有するとともにパイロツト弁に接続
する第1と第2パイロツト路を有して、前記パイ
ロツト弁の作動により前記第1パイロツト路内の
パイロツト圧が前記第2パイロツト路内のパイロ
ツト圧より高くなつて作動したとき前記流入路を
第1負荷路にかつ前記流出路を第2負荷路に接続
するとともに前記流入路と第1負荷路を接続する
流路を絞り、一方前記パイロツト弁の作動により
前記第2パイロツト路内のパイロツト圧が前記第
1パイロツト路内のパイロツト圧より高くなつて
作動したとき前記流入路を第2負荷路にかつ前記
流出路を第1負荷路に接続するとともに前記流出
路と第1負荷路を接続する流路を絞る絞り切換弁
と、 前記流入路から分岐した第1分岐路と前記流出
路から分岐した第2分岐路と前記第1負荷路から
分岐した第3分岐路及び第1と第2の導入路を有
するとともに前記第1と第2パイロツト路からそ
れぞれ分岐した第1と第2分岐パイロツト路を有
して、中立位置において前記第1分岐路を第1導
入路にかつ前記第2分岐路を第2導入路に接続す
るとともに前記第3分岐路を閉じ、また前記第1
分岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト
圧により作動したとき前記第1分岐路を第1導入
路にかつ前記第3分岐路を第2導入路に接続する
とともに前記第2分岐路を閉じ、一方前記第2分
岐パイロツト路を通して付与されるパイロツト圧
により作動したとき前記第2分岐路を第2導入路
にかつ前記第3分岐路を第1導入路に接続すると
ともに前記第1分岐路を閉じるパイロツト切換弁
と、 前記第1負荷路中に介装されて一側に前記第1
導入路を通して付与される流体圧を受けかつ他側
にばねの力と前記第2導入路を通して付与される
流体圧を受ける圧力補償ピストンを有して前記両
切換弁の作動時において前記絞り切換弁の絞り前
後に生じる差圧を一定に補償する圧力補償弁とを
備えてなる流体制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23700985A JPS6298004A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 流体制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23700985A JPS6298004A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 流体制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6298004A JPS6298004A (ja) | 1987-05-07 |
JPH0314083B2 true JPH0314083B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=17009030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23700985A Granted JPS6298004A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 流体制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6298004A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2630777B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1997-07-16 | カヤバ工業株式会社 | 車両用制御回路 |
DE19749639A1 (de) * | 1997-11-10 | 1999-05-12 | Mannesmann Rexroth Ag | Hydraulische Schaltung |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP23700985A patent/JPS6298004A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6298004A (ja) | 1987-05-07 |
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