JPH04258513A - 油圧制御回路 - Google Patents

油圧制御回路

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JPH04258513A
JPH04258513A JP3814591A JP3814591A JPH04258513A JP H04258513 A JPH04258513 A JP H04258513A JP 3814591 A JP3814591 A JP 3814591A JP 3814591 A JP3814591 A JP 3814591A JP H04258513 A JPH04258513 A JP H04258513A
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Kazumi Ooshima
大嶋一監
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、フォークリフ
ト等の車両に適用される油圧制御回路に係り、特に、常
に安定したパイロット圧を提供できるようなものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧制御回路は、例えば、図2に
示すような構成になっている。まず、ポンプPがあり、
このポンプPには優先弁PVが接続されている。上記優
先弁PVの制御流ポート101は第1回路系統S1に接
続されている。この第1回路系統S1はパワーステアリ
ング用のシリンダを制御するものである。又、優先弁P
Vの余剰流ポート103は第2回路系統S2に接続され
ている。この第2回路系統S2は作業機系のアクチュエ
ータを制御するものである。そして、優先弁PVは、制
御流ポート101側に一定流量の圧油を優先的に分流さ
せ、その制御流量以上の余剰流量を第2回路系統S2に
供給する。
【0003】上記第2回路系統S2には、上流側より、
リフトシリンダを制御する第1制御弁V1、チルトシリ
ンダを制御する第2制御弁V2、アタッチメントシリン
ダを制御する第3制御弁V3が設けられている。上記第
1〜第3制御弁V1〜V3は、そのスプール部105、
107、109の両端をパイロット室111、113、
115に臨ませているとともに、上記パイロット室11
1、113、115は減圧弁117を介してポンプPに
連通されている。よって、パイロット室111、113
、115に作用するパイロット圧の最高値は、上記減圧
弁117によって制御される。又、個々のパイロット室
111、113、115の圧力は、比例ソレノイド11
9、121、123によって制御される。
【0004】上記第1〜第3制御弁V1〜V3を中立位
置に保持した場合には(図に示す状態)、中立ポート1
25、127、129が開き、余剰流ポート103を介
して供給された作動油は中立流路131を介してタンク
Tに戻る。又、第3制御弁V3の下流側には背圧弁13
3が介挿されている。これは、中立流路131に作動油
が流通する場合に、中立流路131に所定の圧力を発生
させるためである。上記第1制御弁V1は下降位置(図
中左側に位置する切換位置)に切換えたときにも、中立
ポート125は開いたままであり、アクチュエータに連
通する側のポートはタンクTに連通したままである。つ
まり、この下降位置においては、リフトシリンダを自重
で降下させるようにしている。
【0005】第1〜第3制御弁V1〜V3の流入ポート
は、パラレルフィーダ135を介して連通されており、
何れの制御弁V1〜V3を切換えても、作動油がパラレ
ルフィーダ135を介してアクチュエータに供給される
。上記パラレルフィーダ135にはアンロード弁137
が接続されている。アンロード弁137の圧力室139
は、ソレノイドバルブ141を介して中立流路131に
連通されている。
【0006】このソレノイドバルブ141はノーマル状
態で開弁している。そして、第1〜第3制御弁V1〜V
3の比例ソレノイド119、121、123を励磁する
と、ソレノイドバルブ141も励磁されて閉弁する。つ
まり、第1〜第3制御弁V1〜V3を中立位置以外の位
置に切換えたとき、ソレノイドバルブ141が閉位置に
切換わる。上記ソレノイドバルブ141が開弁している
ときには、アンロード弁137の圧力室139がタンク
Tに連通されるので、アンロード弁137は開弁する。 そして、パラレルフィーダ135の圧油をタンクTに戻
す。
【0007】以上の構成を基にその作用を説明する。ポ
ンプPの吐出流量が一定流量以上になると、その余剰流
量は第2回路系統S2に供給される。そのとき、各制御
弁V1〜V3が図に示すような中立位置にあれば、作動
油は中立流路131、背圧弁133を介してタンクTに
戻される。このように、作動油が背圧弁133を経由す
ることにより背圧が発生し、この背圧がパイロット圧と
して各制御弁V1〜V3に作用する。よって、そのよう
な背圧が作用した状態で、第1〜第3制御弁V1〜V3
の何れかの比例ソレノイドを操作すると、その操作量に
応じたパイロット圧がそれぞれのパイロット室に作用し
て各制御弁V1〜V3を切換える。
【0008】ところで、上記背圧弁133がない場合に
は、次のような問題が生じてしまう。例えば、リフトシ
リンダを下降させるべく第1制御弁V1をフルストロー
クさせようとしても、それに必要なパイロット圧が発生
しない場合がある。つまり、リフトシリンダを自重によ
って降下させるときには、第1制御弁V1を図中左側に
切換えるが、その左側の切換位置においては、中立ポー
ト125が開放されたままになっていて、作動油が中立
流路131を介してタンクTに戻るようになっている。 よって、第1制御弁V1を切換えるために比例ソレノイ
ド119を励磁しても、ポンプPの圧力が十分に立たず
にパイロット圧が不足してしまい、第1制御弁V1がフ
ルストロークできなくなってしまう。そして、第1制御
弁V1がフルストロークできない場合には、リフトシリ
ンダの下降速度が遅くなってしまう。そこで、既に述べ
た背圧弁133を介挿したものである。
【0009】各制御弁V1〜V3の比例ソレノイド11
9〜123を操作した場合には、ソレノイドバルブ14
1も同時に励磁され、図示する開弁位置から閉弁位置に
切換わる。よって、アンロード弁137も閉弁状態とな
る。
【0010】又、各アクチュエータを作動させていると
きに非常事態が発生したら、アクチュエータを制御して
いる制御弁の比例ソレノイドを消磁させる。これによっ
て、ソレノイドバルブ141も消磁される。それによっ
て、ソレノイドバルブ141が開弁位置に切換わり、ア
ンロード弁137の圧力室139をタンクTに連通させ
る。圧力室139がタンク圧になればアンロード弁13
7が開弁し、余剰流ポート103からの作動油をパラレ
ルフィーダ135及びアンロード弁137を介してタン
クTに戻す。よって、アクチュエータには作動油が供給
されず、アクチュエータの作動は停止する。
【0011】尚、アンロード弁137は、第1〜第3制
御弁V1〜V3を中立位置にしているときに、第2回路
系統S2に流入した作動油をタンクTに戻して、第2回
路系統S2の油温の上昇を防止する機能をも備えている
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と、各制御弁V1〜V3を切換えた場合に、十分なパイ
ロット圧が発生しないことがあるという問題があった。 例えば、ポンプPの吐出流量が少ない状態で、チルトシ
リンダを前傾させるべく第2制御弁V2を切換えると、
フォークの負荷の作用によって、中立流路131及びパ
ラレルフィーダ135のそれぞれに負圧が発生する。そ
のため、パイロット圧が十分に発生せず、第2制御弁V
2がフルストロークできなくなってしまうという問題が
あった。
【0013】又、比例ソレノイドを急激に操作して停止
させると、その瞬間は背圧弁133により発生する背圧
によってアクチュエータが少し動く。ところが、中立ポ
ート125、127、129が十分に閉じていないと、
圧油の殆どが中立流路131を介してタンクTに戻され
てしまうので、アクチュエータが途中から作動しなくな
ってしまうという問題もあった。
【0014】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、常に安定したパイロッ
ト圧を発生させることが可能な油圧制御回路を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による油圧制御回路は、ポンプに優先弁を接続
し、この優先弁の制御流ポート側に第1回路系統を接続
し、余剰流ポート側に第2回路系統を接続し、上記第2
回路系統にはアクチュエータを制御する制御弁を複数接
続し、これら制御弁のパイロット室にはポンプの吐出圧
を作用させるとともに、この圧力を比例ソレノイドによ
って制御し、上記制御弁が中立位置にあるとき、余剰流
ポートから供給された作動油が中立流路を介してタンク
に戻るように構成した油圧制御回路において、上記優先
弁の制御流ポートと第1回路系統との間にソレノイドバ
ルブを配置し、このソレノイドバルブにオリフィスを備
えた切換弁を並列配置し、上記余剰流ポートとタンクと
の間にアンロードバルブを配置し、上記制御弁の比例ソ
レノイドが非励磁のときには上記ソレノイドバルブを非
励磁としてこれを開弁させ、制御流ポートからの作動油
を少なくともソレノイドバルブを介して第1回路系統に
供給し、上記制御弁の比例ソレノイドが励磁されたとき
には上記ソレノイドバルブを励磁させてこれを閉弁し、
制御流ポートからの作動油を上記切換弁のオリフィスを
介して第1回路系統に供給するとともに、上記ソレノイ
ドバルブが非励磁のときには上記切換弁の作用によって
上記アンロードバルブを開弁させて余剰流量ポートから
の余剰流量をアンロードさせ、上記ソレノイドバルブが
励磁されたときには上記切換弁の作用によってアンロー
ドバルブを閉弁させるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0016】
【作用】まず、制御弁の比例ソレノイドが非励磁のとき
にはソレノイドバルブを非励磁としてこれを開弁させる
。そのときには、制御流ポートからの作動油は少なくと
もソレノイドバルブを介して第1回路系統に供給される
。ここに少なくともとしたのは、ソレノイドバルブが非
励磁のときに、切換弁を閉弁させる場合とオリフィスを
介しての作動油の流通を許容する場合の二通りが考えら
れるからである。これに対して、制御弁の比例ソレノイ
ドが励磁されたときには、ソレノイドバルブを励磁させ
てこれを閉弁させる。そのときには、制御流ポートから
の作動油は切換弁のオリフィスを介して第1回路系統に
供給される。つまり、制御弁の比例ソレノイドが励磁さ
れたときには、切換弁のオリフィスを介して第1回路系
統に作動油が供給され、その際、オリフィスの作用によ
って差圧が発生し、この差圧によって制御弁のパイロッ
ト室に所定のパイロット圧が供給される。又、上記ソレ
ノイドバルブが非励磁のときには上記切換弁の作用によ
って上記アンロードバルブを開弁させ、余剰流量ポート
からの余剰流量をアンロードさせる。そして、上記ソレ
ノイドバルブが励磁されたときには上記切換弁の作用に
よってアンロードバルブを閉弁させる。
【0017】
【実施例】以下図1を参照して本発明の一実施例を説明
する。まず、ポンプPがあり、このポンプPには優先弁
PVが接続されている。上記優先弁PVの制御流ポート
1は第1回路系統S1に接続されている。この第1回路
系統S1はパワーステアリング用のシリンダを制御する
ものである。又、優先弁PVの余剰流ポート3は第2回
路系統S2に接続されている。この第2回路系統S2は
作業機系のアクチュエータを制御するものである。そし
て、優先弁PVは、制御流ポート1側に一定流量の圧油
を優先的に分流させ、その制御流量以上の余剰流量を第
2回路系統S2に供給する。
【0018】上記第2回路系統S2には、上流側より、
第1制御弁V1、第2制御弁V2が設けられている。上
記第1、第2制御弁V1、V2は、そのスプール部5、
7の両端をパイロット室9、11に臨ませているととも
に、上記パイロット室9、11は減圧弁13を介してポ
ンプPに連通されている。よって、パイロット室9、1
1に作用するパイロット圧の最高値は、減圧弁13によ
って制御される。又、個々のパイロット室9、11の圧
力は、比例ソレノイド14、15によって制御される。
【0019】上記第1、第2制御弁V1、V2を中立位
置に保持した場合には(図に示す状態)、中立ポート1
7、19が開き、余剰流ポート3を介して供給された圧
油は中立流路21を介してタンクTに戻る。又、第1、
第2制御弁V1、V2の流入ポートは、パラレルフィー
ダ23を介して連通されており、何れの制御弁V1、V
2を切換えても、圧油がパラレルフィーダ23を介して
アクチュエータに供給される。
【0020】優先弁PVの制御流ポート1と第1回路系
統S1との間にはソレノイドバルブとしてのアンロード
用ソレノイドバルブ25が介挿されている。このアンロ
ード用ソレノイドバルブ25は、開位置25a と閉位
置25b とを備えており、ソレノイド27が非励磁の
ときにはコイルスプリング29によって開位置25a 
に切換わっている。それに対して、ソレノイド27が励
磁されると閉位置25b に切換わる。又、上記ソレノ
イド27の励磁・非励磁は、第1及び第2制御弁V1、
V2の比例ソレノイド14、15の励磁・比例時に同期
するようになっている。
【0021】上記アンロード用ソレノイドバルブ25に
は、切換弁としてのアンロード用パイロット圧切換弁3
1が並列接続されている。又、このアンロード用パイロ
ット圧切換弁31の一次側にはオリフィス33が介挿さ
れている。さらに、優先弁PVの余剰流ポート3とタン
クTとの間には、アンロードバルブ35が介挿されてい
る。
【0022】上記アンロード用パイロット圧切換弁31
は、切換位置31a と31b とを備えていて、一次
側及び二次側よりそれぞれ作用するパイロット圧とコイ
ルスプリング37との力関係により適宜切換わる。そし
て、切換位置31a に切換わった場合には、優先弁P
Vより供給される制御流量の流通が許容され第1回路系
統S1に供給される。その際、切換位置31a に設け
られたオリフィス39による絞り効果が発揮され、既に
述べたオリフィス33による絞り機能をも作用して背圧
が生じる。又、アンロードバルブ35のタンク室41と
タンクTとが遮断されるので、アンロードバルブ35は
閉弁する。
【0023】これに対して、アンロード用パイロット圧
切換弁31が切換位置31b に切換わった場合には閉
弁されるとともに、アンロードバルブ35のタンク室4
1とタンクTとが連通される。それによって、アンロー
ドバルブ35は開弁する。尚、図中符号43、45はリ
リーフ弁であるとともに、符号47は逆止弁である。又
、上記説明によると、アンロード用パイロット圧切換弁
31が切換位置31b に切換わったときには閉弁され
るとなっているが、別の実施例としてこれを引き続き開
弁させる構成も考えられる。すなわち、常に、アンロー
ド用パイロット圧切換弁31のオリフィス33を介して
、第1回路系統S1に作動油が供給される構成である。
【0024】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、外部電気信号が入力されておらず、第1及び第2制
御弁V1、V2の比例ソレノイド15,17が非励磁状
態にある場合から説明する。ポンプPより流入した作動
油は、優先弁PVにより分流されて、その内余剰流量は
余剰流ポート3を介して第1回路系統S1に供給される
。一方、優先流量は制御流ポート1を介して、アンロー
ド用ソレノイドバルブ25及びアンロード用パイロット
圧切換弁31の両方に並列に供給される。その際、アン
ロード用パイロット圧切換弁31は切換位置31b に
切換わっていて閉弁しているので、制御流はアンロード
ソレノイドバルブ25を介して第1回路系統S1に供給
される。
【0025】又、アンロード用パイロット圧切換弁31
が切換位置31b に切換わっているので、アンロード
バルブ35のタンク室41がタンクT側に連通され、よ
って、アンロードバルブ35は開弁する。よって、余剰
流量は、中立ポート17、19を介してタンクTに戻る
とともに、このアンロードバルブ35を介してもタンク
Tに戻る。
【0026】次に、外部電気信号の入力によって第1又
は第2制御弁V1、V2の比例ソレノイド15、17が
励磁された場合について説明する。上記比例ソレノイド
15、17の励磁によって、アンロード用ソレノイドバ
ルブ25のソレノイド27が同時に励磁され、アンロー
ド用ソレノイドバルブ25は閉位置25b に切換わる
。よって、優先流量はアンロード用パイロット圧切換弁
31側にのみ流通し、それによって、アンロード用パイ
ロット圧切換弁31の図中左側のパイロット圧が上昇し
て、切換位置31a に切換わる。したがって、作動油
はオリフィス33、39を介して第1回路系統S1方向
に流通する。
【0027】一方、上記アンロード用パイロット圧切換
弁31の切換動作によって、アンロードバルブ35の圧
力室41とタンクTとが遮断されるので、アンロードバ
ルブ35は閉弁する。又、そのとき、ポンプP側の圧力
(P1 )は、(ステアリング圧力)と、(オリフィス
33と39による圧力差)と、(優先弁PVの制御圧力
)とを加算したものとなる。
【0028】次に、上記のような状態における第1及び
第2制御弁V1、V2へのパイロット圧について説明す
る。 既に述べたように、制御流量はオリフィス33とアンロ
ード用パイロット圧切換弁31のオリフィス39を介し
て、第1回路系統S1側に供給される。その際、上記二
つのオリフィス33、39の作用によって十分な差圧が
発生し、それによって、必要なパイロット圧を確実に提
供することができる。
【0029】次に、非常時の作用について説明する。ア
ンロードバルブ35はアンロード用ソレノイドバルブ2
5の切換動作によって動作するものであり、第1及び第
2制御弁V1、V2の比例ソレノイド14、15が非励
磁の時にアンロード状態となる。よって、仮に、第1及
び第2制御弁V1、V2のスプール部5、7がスティッ
クするような事態が発生して中立状態が遮断されるよう
なことになっても、第1及び第2制御弁V1、V2の比
例ソレノイド14、15を非励磁ととすことにより、ア
ンロード状態となり、ポンプP側の圧力の異常な上昇を
防止することができる。尚、アンロードバルブ35は、
余剰流量のみをアンロードするものであり、よって、第
1回路系統S2への制御流量は確保される。
【0030】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、第1及び第2制御弁V1、V
2へのパイロット圧を常に安定した状態で提供すること
ができる。つまり、第1及び第2制御弁V1、V2が中
立状態にある場合に十分なパイロット圧が提供されるこ
とはもとより、第1及び第2制御弁V1、V2の比例ソ
レノイド14、15が励磁された場合には、制御流量は
オリフィス33、39を介して第1回路系統S1に流通
し、その際大きな差圧が生じてそれがパイット圧として
供給されるからである。
【0031】又、第1制御弁V1、第2制御弁V2のス
プール5、7がスティックしたような非常時にも、第1
制御弁V1、第2制御弁V2の比例ソレノイド14、1
5を非励磁とすることにより、アンロードバルブ35を
開弁させて、余剰流量側の作動油をアンロードさせるこ
とができるので、油温の上昇を防止することができる等
安全性を向上させることができる。
【0032】尚、既に述べたように、アンロード用パイ
ロット圧切換弁31において、アンロード用ソレノイド
バルブ25が励磁された場合にも、引き続いてオリフィ
ス39を介しての作動油の流通を許容する場合も考えら
れ、その場合には、アンロード用ソレノイドバルブ25
の非励磁・励磁を問わず、オリフィス33、39による
背圧ひいてはパイロット圧の発生作用がある。
【0033】
【発明の効果】以上本発明による油圧制御回路によると
、制御弁の比例ソレノイドを励磁させたような場合にも
、必要なパイロット圧を提供することができ、常に安定
したパイロット圧を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す油圧制御回路の回路図
である。
【図2】従来の油圧制御回路の回路図である。
【符号の説明】
1  制御流ポート 3  余剰流ポート 9  パイロット室 11  パイロット室 14  比例ソレノイド 15  比例ソレノイド 21  中立流路 25  アンロード用ソレノイドバルブ(ソレノイドバ
ルブ) 31  アンロード用パイロット圧切換弁(切換弁)P
  ポンプ PV  優先弁 S1  第1回路系統 S2  第2回路系統 T  タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポンプに優先弁を接続し、この優先弁
    の制御流ポート側に第1回路系統を接続し、余剰流ポー
    ト側に第2回路系統を接続し、上記第2回路系統にはア
    クチュエータを制御する制御弁を複数接続し、これら制
    御弁のパイロット室にはポンプの吐出圧を作用させると
    ともに、この圧力を比例ソレノイドによって制御し、上
    記制御弁が中立位置にあるとき、余剰流ポートから供給
    された作動油が中立流路を介してタンクに戻るように構
    成した油圧制御回路において、上記優先弁の制御流ポー
    トと第1回路系統との間にソレノイドバルブを配置し、
    このソレノイドバルブにオリフィスを備えた切換弁を並
    列配置し、上記余剰流ポートとタンクとの間にアンロー
    ドバルブを配置し、上記制御弁の比例ソレノイドが非励
    磁のときには上記ソレノイドバルブを非励磁としてこれ
    を開弁させ、制御流ポートからの作動油を少なくともソ
    レノイドバルブを介して第1回路系統に供給し、上記制
    御弁の比例ソレノイドが励磁されたときには上記ソレノ
    イドバルブを励磁させてこれを閉弁し、制御流ポートか
    らの作動油を上記切換弁のオリフィスを介して第1回路
    系統に供給するとともに、上記ソレノイドバルブが非励
    磁のときには上記切換弁の作用によって上記アンロード
    バルブを開弁させて余剰流量ポートからの余剰流量をア
    ンロードさせ、上記ソレノイドバルブが励磁されたとき
    には上記切換弁の作用によってアンロードバルブを閉弁
    させるようにしたことを特徴とする油圧制御回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009133490A (ja) * 2009-01-23 2009-06-18 Shimadzu Corp 多連バルブ装置
CN104033437A (zh) * 2014-05-26 2014-09-10 浙江大学 一种有源比例泄压阀

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