JP4895595B2 - フォークリフト用制御回路 - Google Patents

フォークリフト用制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4895595B2
JP4895595B2 JP2005355424A JP2005355424A JP4895595B2 JP 4895595 B2 JP4895595 B2 JP 4895595B2 JP 2005355424 A JP2005355424 A JP 2005355424A JP 2005355424 A JP2005355424 A JP 2005355424A JP 4895595 B2 JP4895595 B2 JP 4895595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
flow rate
control
passage
throttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005355424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007153610A (ja
Inventor
一監 大嶋
健一 西海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2005355424A priority Critical patent/JP4895595B2/ja
Publication of JP2007153610A publication Critical patent/JP2007153610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4895595B2 publication Critical patent/JP4895595B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

この発明は、少なくとも、3つのシリンダを備えたフォークリフト用制御回路に関する。
フォークリフトには、リフトシリンダのほか、チルトシリンダ、アタッチメント用アクチュエータを備えているが、これらのうち、チルトシリンダやアタッチメント用アクチュエータの容量が、リフトシリンダの容量と比べて、半分あるいはそれ以下というのが一般的である。それにもかかわらず、チルト用制御弁や、アタッチメント用制御弁など、全ての制御弁として、リフト用制御弁と同じ大きさのものを用いたのでは、装置が大型化してしまう。
そこで、装置を小型化するために、リフトシリンダ以外の、容量の小さなアクチュエータ用の制御弁を、スプール径の小さな制御弁にして、装置全体を小型化することが考えられる。
しかし、フォークリフト用制御回路として、従来から知られている特許文献1に記載された制御回路は、上流側のリフト用制御弁を中立位置に保ってリフトシリンダを作動させない状態で、下流側のチルト用制御弁あるいはチルト用制御弁の下流側に設けたアタッチメント用制御弁を切り換えて、チルトシリンダあるいはアタッチメント用アクチュエータを作動させると、ポンプ吐出量の全量が上記チルト用制御弁あるいはアタッチメント用制御弁に供給される構成である。
つまり、スプール径の小さな制御弁にも、リフト用制御弁と同じ大流量が供給されることになる。スプール径の小さな制御弁においては、各開口面積も小さくならざるを得ないため、大流量を流すと開口部近傍に流体力が発生し、例えば、チルトシリンダの制御状態から中立へ戻す場合に、中立通路が開口しにくくなるなど、バルブ制御に悪影響を及ぼすことがある。このような問題を解決するために、小スプールの制御弁に対しては、リフト用制御弁に供給するよりも少流量を供給できるようにした、図2に示す制御回路を、本出願人が既に出願している(特許文献2参照)。この制御回路について、以下に説明する。
この制御回路は、図2に示すように、定吐出量形ポンプPにポンプ通路1を接続するとともに、このポンプ通路1は優先弁2の流入ポート3に連通させている。このようにした優先弁2は、その制御流ポート4をステアリング系回路5に接続し、余剰流ポート6を作業機系回路7に接続している。
そして、上記優先弁2はステアリング系回路5に制御流量Q1を優先的に供給し、この制御流量Q1以上の余剰流量Q2を作業機系回路7に供給するが、上記制御流量Q1は制御オリフィス8とスプリング9とによって決められる。すなわち、上記優先弁2は、その一方のパイロット室2aに制御オリフィス8の上流側の圧力を導き、他方のパイロット室2bに制御オリフィス8の下流側の圧力を導く構成にするとともに、上記他方のパイロット室2bにスプリング9を設けている。
このようにした優先弁2は、制御オリフィス8前後の差圧が、スプリング9のバネ力に等しくなるように作動する。言い換えると、制御オリフィス8前後の差圧を一定に保って、ステアリング系回路5に供給される制御流量Q1を常に一定に保つようにしている。そして、上記制御流量Q1以上の余剰流量Q2が流入ポート3に流入したときには、その余剰流量Q2を余剰流ポート6から流出するものである。なお、図中符号10はダンパーオリフィスである。
さらに、優先弁2の余剰流ポート6に接続した作業機系回路7の供給通路11は、中立流路12とパラレル通路13とに分岐されている。このようにした作業機系回路7の最上流には、リフトシリンダ14を制御するリフト用制御弁15を接続し、このリフト用制御弁15の下流側に、チルトシリンダ16を制御するチルト用制御弁17を接続し、さらに、このチルト用制御弁17の下流側に、図示していないアタッチメント用アクチュエータを制御するアタッチメント用制御弁18を接続している。
そして、上記各制御弁15,17,18のそれぞれは、それらが図示の中立位置にあるとき、余剰流ポート6から流出した作動流体を、中立流路12を介してタンクTに還流させる。
上記のようにした中立流路12であって、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17との間、すなわち、チルト用制御弁17の上流側に第1制御絞り19を設けている。そして、この第1制御絞り19の上流側であってリフト用制御弁15の下流側における中立流路12に、ブリードオフ通路aを接続し、このブリードオフ通路aに第1流量制御弁20を設けている。
上記第1流量制御弁20は、その一方のパイロット室20aを上記第1制御絞り19の上流側に接続し、他方のパイロット室20bを第1制御絞り19の下流側に接続するとともに、他方のパイロット室20bには、スプリング21を設けている。このようにした第1流量制御弁20は、それが開くことによって、上記中立流路12を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
上記のようにした第1流量制御弁20は、第1制御絞り19の開口径で決まる制御流量を一定に保ち、その制御流量以上の流量を、タンクTに還流させるものである。すなわち、第1制御絞り19に制御流量以上の流量が流れようとすると、それにともなって第1制御絞り19前後の差圧が大きくなる。そのために、第1流量制御弁20における一方のパイロット室20aの圧力が、他方のパイロット室20bの圧力よりも高くなるので、第1流量制御弁20は、スプリング21のバネ力に抗して開弁し、第1制御絞り19を流れる流量を、常に、設定流量以下に保つようにしている。
なお、第1制御絞り19を通過できる最大流量は、第1制御絞り19の開口径と、第1流量制御弁20のパイロット室20a,20bの受圧面積と、スプリング21のバネ力とを任意に設定することで、調整することができる。
そして、上記第1制御絞り19は、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18が中立時に、これらの制御弁17,18へ流す流量を制御するものである。
さらに、リフト用制御弁15に通じる分岐通路23よりも下流側における前記パラレル通路13には、第2制御絞り24を設けるとともに、上記供給通路11に接続したブリードオフ通路bに第2流量制御弁25を設けている。この第2流量制御弁25は、その一方のパイロット室25aを上記第2制御絞り24の上流側に接続し、他方のパイロット室25bを第2制御絞り24の下流側に接続している。しかも、この他方のパイロット室25bには、スプリング26を設けている。このようにした第2流量制御弁25は、それが開くことによって、上記供給通路11を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
そして、第2流量制御弁25のスプリング26のバネ力を、上記第1流量制御弁20のスプリング21のバネ力よりも弱く設定している。つまり、第2流量制御弁の方が低い圧力で開くようにしている。そのため、第1流量制御弁20のパイロット室20aと、第2流量制御弁25のパイロット室25aとに同圧が作用した場合には、第2流量制御弁25の方が開くことになる。
さらに、第2流量制御弁25の上流側にパイロット通路27を接続している。このパイロット通路27は、前記した各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあるとき、各制御弁15,17,18に設けられた通路を介してタンクTに連通する。しかも、上記各制御弁15,17,18が中立位置以外の位置に少しでも切り換えられると、このパイロット通路27とタンクTとの連通が、即座に遮断される構成にしている。
また、リフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27に第1オリフィス28を設け、この第1オリフィス28の下流側を、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通している。言い換えると、他方のパイロット室25bは、第1オリフィス28の下流側において、パイロット通路27に連通している。さらに、この他方のパイロット室25bには上記第2制御絞り24の下流側に連通するパイロット分岐路29を接続し、このパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けている。従って、この他方のパイロット室25bは、上記のようにパイロット通路27にも連通するし、第2制御絞り24の下流側におけるパラレル通路13にも連通することになる。
そして、このパイロット通路27であって、リフト用制御弁15の上流側に第1オリフィス28を設けている。また、上記第2制御絞り24の下流側と、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bとを連通させるパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けるとともに、上記第1オリフィス28の下流側でリフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27を、第2オリフィス30の下流側におけるパイロット分岐路29に接続している。
なお、図中符号31はポンプ通路1に接続したメインリリーフ弁、32はステアリング系回路5の圧力を制御するリリーフ弁である。
次に、この制御回路の作用を説明する。
今、定吐出量形ポンプPが回転してポンプ通路1に作動流体が供給されると、優先弁2が機能して、一定の制御流量Q1を、常に、ステアリング系回路5に供給し、その制御流量Q1以上の余剰流量Q2を作業機系回路7に分流させる。
上記のように優先弁2から作業機系回路7に分流された作動流体は、供給通路11に供給されるが、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、この作動流体は、中立流路12を流れ、第1制御絞り19を介してタンクTに導かれる。一方、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、前記したようにパイロット通路27がタンクTに連通するので、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bには、第1オリフィス28の下流側の圧力すなわちタンク圧が作用することになる。従って、第2流量制御弁25における他方のパイロット室25b側の作用力はスプリング26のバネ力だけで決まり、他方のパイロット室25bにパイロット圧が作用しているときよりも、その設定圧が低くなる。従って、このときには、第2流量制御弁25が、第1制御絞り19の圧力損失分の圧力で開弁するアンロード弁として機能することになる。
また、リフト用制御弁15を、上げポジションである図面右方向へわずかに切り換えるインチング制御をするときには、上記中立流路12と分岐通路23との両方に作動流体が流れることになる。ただし、上記のようにリフト用制御弁15をわずかとはいえ、それを切り換えれば、リフト用制御弁15でパイロット通路27が閉じられるので、上記他方のパイロット室25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用する。従って、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなる。このように両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなれば、第2流量制御弁25はスプリング26のバネ力の作用で開弁しなくなり、アンロード弁として機能しなくなる。そして、このときのリフトシリンダ14の最高圧は、第1リリーフ弁31の設定圧ということになる。
また、上記のようにリフト用制御弁15のインチング制御時には、中立流路12に制御流量以上の流量が流れることもある。このような場合には、前記したように第1制御絞り19前後の差圧が大きくなるので、第1流量制御弁20が開弁して、制御流量を超えた流量をタンクTに戻す。従って、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18には、常に、上記第1制御絞り19を通過した制御流量以下の流量しか流れない。
さらに、リフト用制御弁15を、図面左側位置である下げのポジションに切り換えると、リフトシリンダ14がタンクTに連通して自重で下降する。このときには、供給通路11が中立流路12に連通した状態を保つとともに、パイロット通路27もタンクTに連通した状態を保つので、すべての制御弁15,17,18を中立位置に保っている場合と同様に、第2流量制御弁25はアンロード弁として機能する。
また、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のそれぞれを中立位置に保持し、リフト用制御弁15を図面右側位置である上げポジションに切り換えれば、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断され、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用することになる。従って、第2流量制御弁25は、前記したと同様に、スプリング26のバネ力によって閉弁状態を保つとともに、第1リリーフ弁31がリフトシリンダ14の最高圧を制御することになる。
上記のようにリフトシリンダ14の上昇時にインチング制御をした場合には、供給通路11に供給された作動流体が中立流路12に流れ、第1制御絞り19を通過する。このように第1制御絞り19に作動流体が流れれば、第1流量制御弁20が、前記したようにリフトシリンダ14の負荷圧の変動にかかわらず第1制御絞り19前後の差圧を一定に保つための制御機能を発揮する。従って、第1流量制御弁20は、前記した設定流量以上の流量をタンクTに還流させる。言い換えると、第1制御絞り19の下流側には、上記設定流量以下の流量しか流さないので、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のそれぞれは、上記設定流量を最大流量とした容量に対応できれば足りることになる。
一方、リフト用制御弁15を中立位置に保って、チルト用制御弁17とアタッチメント用制御弁18との双方、あるいはいずれか一方を、中立位置から切り換え位置に切り換えれば、それら制御弁17あるいは18によって、パイロット通路27が閉じられ、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断される。従って、供給通路11に供給された作動流体は、第2制御絞り24を経由して、上記チルト用制御弁17あるいはアタッチメント用制御弁18に供給される。
なお、このときには、パイロット通路27が閉じられることは、前記したとおりである。
上記のように、パイロット通路27が遮断され、第2制御絞り24に流れが生じた状態では、第2流量制御弁25の一方のパイロット室25aには、上記第2制御絞り24の上流側の圧力が作用する。
また、この状態では、ブリードオフ通路bから第2制御絞り24の下流側へつながるパイロット分岐路29に流れが発生するため、このパイロット通路における第2オリフィス30の上流側圧力が、第2制御絞り24の下流側圧力よりも高くなる。その高い圧力が、他方のパイロット室25bに作用する。つまり、パラレル通路13へ作動流体を供給する際には、第2流量制御弁25の設定圧が、スプリング26のバネ力のみの場合よりも高くなる。この高い設定圧に基づいて第2流量制御弁25は、ブリードオフ弁として機能し、第2制御絞り24を介して必要流量をチルト用制御弁17やアタッチメント用制御弁18へ供給することができる。
そして、上記第2制御絞り24前後の差圧の大きさによって、この第2制御絞り24を通過する流量が決められるが、第2制御絞り24を通過できる最大流量は、前記第1流量制御弁20と同様に、第2制御絞り24の開口径と、第2流量制御弁25のパイロット室25a,25bの受圧面積と、スプリング26のバネ力とを調整することによって、あらかじめ設定することができる。
従って、第2制御絞り24に上記最大流量以上の流量が流れようとすると、第2流量制御弁25は、第1流量制御弁20と同様に機能して、第2制御絞り24の下流側には、上記最大流量である設定流量以下の流量のみが流れるようにしている。
上記のようにして第2流量制御弁25が機能すれば、チルトシリンダ16あるいはアタッチメント用アクチュエータの負荷圧の変化に影響されずに常に設定流量以下の流量を供給することになる。従って、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のいずれも、上記設定流量を最大流量とした容量に対応できれば足りることになる。
このように、上記図2に示す制御回路では、第1制御絞り19と第1流量制御弁20とによって、中立流路12であって第1制御絞り19の下流側への流量を制限している。そのため、リフト用制御弁15に比べて、容量の小さな制御弁17、18には、中立流路12から供給される流量を少なくすることができる。
また、チルト用制御弁17や、アタッチメント用制御弁18を、動作位置に切り換えたときには、各制御弁における必要最大流量を、第1制御オリフィス24と第2流量制御弁25とによって、パラレル通路13へ供給するようにし、必要最大流量を超える流量を供給しないようにしている。その結果、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のスプール径を、流体力の影響を気にしないで小さくできるというものである。
特開平8−91793号公報 特願2005−127330号に関る明細書
図2に示す制御回路では、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18へ、パラレル通路13を介して作動流体を供給するようにし、このパラレル通路13へ供給する最大流量を第2制御絞り24と第2流量制御弁25とによって制御している。つまり、チルト用制御弁17とアタッチメント用制御弁18への最大供給流量は同一である。
しかし、実際には、チルトシリンダとアタッチメント用アクチュータとの必要流量が同じとは限らない。必要流量が異なる場合には、大きい方の必要流量に合わせて、上記最大流量の設定値を決めることになる。そのため、必要以上の流量を供給することになって、エネルギーロスが発生したり、さらなる小型化を阻むことになったりすることもある。
この発明の目的は、リフトシリンダなどの上流側のアクチュエータより下流側に設けた2種のアクチュエータ用制御弁に対して供給する作動流体の最大流量の設定値を、個別に設定できるフォークリフト用制御回路を提供することである。
この発明は、定吐出量形ポンプと、この定吐出量形ポンプに接続した供給通路と、この供給通路に接続した作業機系回路とを備え、この作業機系回路には、上記定吐出量形ポンプを基準にして最上流側に設けた第1アクチュエータ用制御弁と、この第1アクチュエータ用制御弁にパラレル通路を介してパラレルに接続した第2アクチュエータ用制御弁と、他のアクチュエータ用制御弁が中立位置の時に、中立流路を介して上記第1アクチュエータ用制御弁とタンデムに接続する最下流の第3アクチュエータ用制御弁と、上記パラレル通路から分岐して第1アクチュエータ用制御弁を介して第1アクチュエータへ連通する分岐路と、上記第1アクチュエータ用制御弁と第2アクチュエータ用制御弁との間における上記中立流路に設けた第1制御絞りと、この第1制御絞り前後の差圧を一定に保って第1設定流量を超えた分の流量をタンクに戻す第1流量制御弁と、上記パラレル通路であって、第1アクチュエータ用制御弁に通じる分岐通路よりも下流側に設けた第2制御絞りと、この第2制御絞り前後の差圧を一定に保って第2設定流量を超えた分の流量をタンクに戻す第2流量制御弁とを備えている。
そして、上記第1制御絞り下流側の中立通路には、上記第1設定流量以内の流量のみを供給し、上記第2制御絞り下流側のパラレル通路には、上記第2設定流量以内の流量のみを供給する構成にし、上記第1制御絞りを通過する第1設定流量を、第3アクチュエータ用制御弁の最大必要流量とし、上記第2制御絞りを通過する第2設定流量を、第2アクチュエータ用制御弁の最大必要流量とした点に特徴を有する。
なお、上記第2アクチュエータ用制御弁は、上記パラレル通路に接続するとともに、第3アクチュエータ用制御弁よりも上流側に設ければ、複数でもかまわない。
この発明によれば、定吐出量形ポンプに対して最上流に位置する第1アクチュエータ用制御弁の下流側に位置する第2、第3アクチュエータ用制御弁に供給する最大流量の設定値を、第1アクチュエータ用制御弁に供給する流量よりも小さく、しかも、個別に設定することができるようになる。
第2、第3アクチュエータ用制御弁への設定流量を、個々の制御弁の必要量に設定し、余分の流量を供給しないようにすれば、第2、第3アクチュエータ用制御弁のスプール径を、必要容量に応じて小さくしても流体力の発生による悪影響が起こらない。従って、装置が、必要以上に大型化することがない。
図1に、この発明の一実施形態を示す。
図1のフォークリフト用制御回路は、図2に示す従来の制御回路の、パラレル通路13を、チルト用制御弁17のみに接続し、アタッチメント用制御弁18には、パラレル通路13を接続しないで、その代わりに分岐路33を介して中立通路12を接続している。この分岐路33は、アタッチメント用制御弁18が、図示の中立位置から切り換わったときに、図示していないアタッチメント用アクチュエータに連通する通路である。
その他の構成要素は、図2に示す従来の制御回路と同様であり、これら、同様の構成要素には、図2で用いたものと同じ符号を用いている。
すなわち、この制御回路は、図1に示すように、定吐出量形ポンプPにポンプ通路1を接続するとともに、このポンプ通路1は優先弁2の流入ポート3に連通させている。このようにした優先弁2は、その制御流ポート4をステアリング系回路5に接続し、余剰流ポート6を作業機系回路7に接続している。なお、上記優先弁2の作用は、上記従来例と同じなので、ここではその説明は省略する。
そして、優先弁2の余剰流ポート6に接続した作業機系回路7の供給通路11は、中立流路12とパラレル通路13とに分岐されている。このようにした作業機系回路7の最上流には、リフトシリンダ14を制御するリフト用制御弁15を接続し、このリフト用制御弁15の下流側に、チルトシリンダ16を制御するチルト用制御弁17を接続し、さらに、このチルト用制御弁17の下流側に、アタッチメント用制御弁18を接続している。
そして、上記各制御弁15,17,18のそれぞれは、それらが図示の中立位置にあるとき、余剰流ポート6から流出した作動流体を、中立流路12を介してタンクTに還流させる。
なお、この実施形態においては、リフトシリンダ15が、この発明の第1アクチュエータ用制御弁であり、チルト用制御弁17が、この発明の第2アクチュエータ用制御弁である。また、アタッチメント用制御弁18が、この発明の第3アクチュエータ用制御弁である。
上記のようにした中立流路12であって、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17との間に、言い換えると、チルト用制御弁17の上流側に第1制御絞り19を設け、この第1制御絞り19の上流側であってリフト用制御弁15の下流側における中立流路12に、ブリードオフ通路aを接続し、このブリードオフ通路aに第1流量制御弁20を設けている。
上記第1流量制御弁20は、その一方のパイロット室20aを上記第1制御絞り19の上流側に接続し、他方のパイロット室20bを第1制御絞り19の下流側に接続するとともに、他方のパイロット室20bには、スプリング21を設けている。このようにした第1流量制御弁20は、それが開くことによって、上記中立流路12を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
上記のようにした第1流量制御弁20は、第1制御絞り19の開口径で決まる制御流量を一定に保ち、その制御流量以上の流量を、タンクTに還流させるものである。すなわち、第1制御絞り19に制御流量以上の流量が流れようとすると、それにともなって第1制御絞り19前後の差圧が大きくなる。そのために、第1流量制御弁20における一方のパイロット室20aの圧力が、他方のパイロット室20bの圧力よりも高くなるので、第1流量制御弁20は、スプリング21のバネ力に抗して開弁し、第1制御絞り19を流れる流量を、常に、設定流量以下に保つ。
そして、この第1制御絞り19を通過した流量は、上記チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18が中立時には、その全量がタンク通路22からタンクへ流れるが、チルト用制御弁17が中立位置であって、アタッチメント用制御弁18が、中立位置以外の位置に切り換わったときには、アタッチメントアクチュエータへ供給される流量である。
そのため、この第1制御絞り19を通過可能な流量として、アタッチメント用制御弁18が、切り換わったときに必要な流量を設定流量とし、これが、この発明の第1設定流量である。
なお、第1制御絞り19を通過できる最大流量は、第1制御絞り19の開口径と、第1流量制御弁20のパイロット室20a,20bの受圧面積と、スプリング21のバネ力とを任意に設定することで、調整することができる。
さらに、リフト用制御弁15に通じる分岐通路23よりも下流側における前記パラレル通路13には、第2制御絞り24を設けるとともに、上記供給通路11に接続したブリードオフ通路bに第2流量制御弁25を設けている。この第2流量制御弁25は、その一方のパイロット室25aを上記第2制御絞り24の上流側に接続し、他方のパイロット室25bを第2制御絞り24の下流側に接続している。しかも、この他方のパイロット室25bには、スプリング26を設けている。このようにした第2流量制御弁25は、それが開くことによって、上記供給通路11を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
そして、第2流量制御弁25のスプリング26のバネ力を、上記第1流量制御弁20のスプリング21のバネ力よりも弱く設定している。つまり、第2流量制御弁の方が低い圧力で開くようにしている。そのため、第1流量制御弁20のパイロット室20aと、第2流量制御弁25のパイロット室25aとに同圧が作用した場合には、第2流量制御弁25の方が開くことになる。
さらに、第2流量制御弁25の上流側にパイロット通路27を接続している。このパイロット通路27は、前記した各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあるとき、各制御弁15,17,18に設けられた通路を介してタンクTに連通する。しかも、上記各制御弁15,17,18が中立位置以外の位置に少しでも切り換えられると、このパイロット通路27は、即座に、タンクTとの連通が遮断される構成にしている。
また、リフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27に第1オリフィス28を設け、この第1オリフィス28の下流側を、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通している。言い換えると、他方のパイロット室25bは、第1オリフィス28の下流側において、パイロット通路27に連通している。さらに、この他方のパイロット室25bには、上記第2制御絞り24の下流側に連通するパイロット分岐路29を接続し、このパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けている。従って、この他方のパイロット室25bは、上記のようにパイロット通路27にも連通するし、第2制御絞り24の下流側におけるパラレル通路13にも連通することになる。
そして、このパイロット通路27であって、リフト用制御弁15の上流側に第1オリフィス28を設けている。また、上記第2制御絞り24の下流側と、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bとを連通させるパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けるとともに、上記第1オリフィス28の下流側でリフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27を、第2オリフィス30の下流側におけるパイロット分岐路29に接続している。
なお、図中符号31はポンプ通路1に接続したメインリリーフ弁、32はステアリング系回路5の圧力を制御するリリーフ弁である。
次に、この制御回路の作用を説明する。
今、定吐出量形ポンプPが回転してポンプ通路1に作動流体が供給されると、優先弁2が機能して、一定の制御流量Q1を、常に、ステアリング系回路5に供給し、その制御流量Q1以上の余剰流量Q2を作業機系回路7に分流させる。
上記のように優先弁2から作業機系回路7に分流された作動流体は、供給通路11に供給されるが、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、この作動流体は、中立流路12を流れ、第1制御絞り19を介してタンクTに導かれる。一方、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、前記したようにパイロット通路27がタンクTに連通するので、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bには、第1オリフィス28の下流側の圧力すなわちタンク圧が作用することになる。従って、第2流量制御弁25における他方のパイロット室25b側の作用力はスプリング26のバネ力だけで決まり、他方のパイロット室25bにパイロット圧が作用しているときよりも、その設定圧が低くなる。従って、このときには、第2流量制御弁25が、第1制御絞り19の圧力損失分の圧力で開弁するアンロード弁として機能することになる。
また、リフト用制御弁15を、上げポジションである図面右方向へわずかに切り換えるインチング制御をするときには、上記中立流路12と分岐通路23との両方に作動流体が流れることになる。ただし、上記のようにリフト用制御弁15をわずかとはいえ、それを切り換えれば、リフト用制御弁15でパイロット通路27が閉じられるので、上記他方のパイロット室25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用する。従って、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなる。このように両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなれば、第2流量制御弁25はスプリング26のバネ力の作用で開弁しなくなり、アンロード弁として機能しなくなる。そして、このときのリフトシリンダ14の最高圧は、メインリリーフ弁31の設定圧ということになる。
また、上記のようにリフト用制御弁15のインチング制御時には、中立流路12に制御流量以上の流量が流れることもある。このような場合には、前記したように第1制御絞り19前後の差圧が大きくなるので、第1流量制御弁20が開弁して、制御流量を超えた流量をタンクTに戻す。従って、第1制御絞り19には、常に上記第1設定流量以下の流量しか流れない。
さらに、リフト用制御弁15を、図面左側位置である下げのポジションに切り換えると、リフトシリンダ14がタンクTに連通して自重で下降する。このときには、供給通路11が中立流路12に連通した状態を保つとともに、パイロット通路27もタンクTに連通した状態を保つので、すべての制御弁15,17,18を中立位置に保っている場合と同様に、第2流量制御弁25はアンロード弁として機能する。
また、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のそれぞれを中立位置に保持し、リフト用制御弁15を図面右側位置である上げポジションに切り換えれば、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断され、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用することになる。従って、第2流量制御弁25は、前記したと同様に、スプリング26のバネ力によって閉弁状態を保つとともに、第1リリーフ弁31がリフトシリンダ14の最高圧を制御することになる。
上記のようにリフトシリンダ14の上昇時にインチング制御をした場合には、供給通路11に供給された作動流体が中立流路12に流れ、第1制御絞り19を通過する。このように第1制御絞り19に作動流体が流れれば、第1流量制御弁20が、前記したようにリフトシリンダ14の負荷圧の変動にかかわらず第1制御絞り19前後の差圧を一定に保つための制御機能を発揮する。従って、第1流量制御弁20は、前記した第1設定流量を超えた分の流量をタンクTに還流させる。言い換えると、第1制御絞り19の下流側には、上記第1設定流量以下の流量しか流さないので、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のそれぞれは、上記設定流量を最大流量とした容量に対応できる大きさであれば、流体力の影響を心配する必要もない。
一方、上記アタッチメント用制御弁18を切り換えて、アタッチメント用アクチュエータを制御しようとする場合には、作動流体を中立通路12から供給しなければならない。そのため、アタッチメント用アクチュエータを制御する場合には、リフト用制御弁15が、中立位置あるいは、下げポジションであって、チルト用制御弁17が中立位置でなければならない。このとき、中立通路12には、先に説明したように、第1制御絞り19および第1流量制御弁20で制御された第1設定流量以下の流量が供給される。この第1設定流用は、アタッチメント用制御弁18にとって、必要十分な流量であるので、この制御弁18の切換え量に応じて、図示していないアタッチメント用アクチュエータを制御することができる。
このように、上記アタッチメント用制御弁18を中立位置から切り換えると、この制御弁18によって、パイロット通路27が閉じられ、パイロット通路27とタンクTとの連通は遮断される。そのため、第2流量制御弁25のパイロット室25bには、タンク圧ではなく、第1制御絞り19の制御圧が作用する。そして、チルト用制御弁17が中立位置を保っているため、パラレル通路13には、作動流体の流れが発生せず、パイロット分岐路29にも流れが発生しないため、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bには、同圧力が作用し、第2流量制御弁25は、スプリング26のバネ力によって閉じられる。
また、チルト用シリンダ16を制御するために、チルト用制御弁17を中立位置から切り換えれば、制御弁17によって中立通路12が遮断され、供給通路11に供給された作動流体は、第2制御絞り24を経由して、パラレル通路13へ供給され、上記チルト用制御弁17に供給される。
なお、このときには、パイロットロット通路27が閉じられることは、前記したとおりである。
上記のように、パイロット通路27が遮断され、第2制御絞り24に流れが生じた状態では、第2流量制御弁25の一方のパイロット室25aには、上記第2制御絞り24の上流側の圧力が作用する。また、この状態では、ブリードオフ通路bから第2制御絞り24の下流側へのパイロット分岐路29に流れが発生するため、このパイロット分岐路29における第2オリフィス30の上流側圧力は、第2制御絞り24の下流側圧力よりも高くなる。そして、その高い圧力が、他方のパイロット室25bに作用する。つまり、パラレル通路13へ作動流体を供給する際には、第2流量制御弁25の設定圧が、スプリング26のバネ力のみの場合よりも高くなる。この高い設定圧に基づいて第2流量制御弁25は、ブリードオフ弁として機能し、第2制御絞り24を介して必要流量をチルト用制御弁17へ供給することができる。
そして、上記第2制御絞り24前後の差圧の大きさによって、この第2制御絞り24を通過する流量が決められるが、第2制御絞り24を通過できる最大流量は、前記第1流量制御弁20と同様に、第2制御絞り24の開口径と、第2流量制御弁25のパイロット室25a,25bの受圧面積と、スプリング26のバネ力とを調整することによって、あらかじめ設定することができる。
従って、第2制御絞り24に上記最大流量以上の流量が流れようとすると、第2流量制御弁25は、第1流量制御弁20と同様に機能して、第2制御絞り24の下流側には、上記最大流量である設定流量以下の流量のみが流れるようにしている。
上記のようにして第2流量制御弁25が機能すれば、パラレル通路13には、常に、この発明の第2設定流量以下の流量を供給することになる。
このように、上記図2に示す制御回路では、第1制御絞り19と第1流量制御弁20とによって、中立流路12であって第1制御絞り19の下流側への供給流量を制限している。そして、この第1制御絞り19を通過する第1設定流量を、この発明の第3アクチュエータ用制御弁であるアタッチメント用制御弁18の最大必要流量としている。
また、この発明の第2アクチュエータ用制御弁であるチルト用制御弁17を、動作位置に切り換えたときには、制御弁17における必要最大流量を第2設定流量として、第2制御絞り24と第2流量制御弁25とによって、パラレル通路13へ供給するようにしている。
このように、第3アクチュエータ用制御弁である制御弁18に作動流体を供給する中立通路12と、第2アクチュエータ用制御弁である制御弁17に作動流体を供給するパラレル通路13とを設け、それぞれに、第1制御絞り19および第1流量制御弁20からなる流量制御手段と、第2制御絞り24および第2流量制御弁25からなる流量制御手段とを設けている。その結果、上記実施形態の制御回路では、第2アクチュエータ用制御弁と、第3アクチュエータ用制御弁へ供給する最大流量の設定値を個別に設定することができる。
なお、上記実施形態では、第2アクチュエータ用制御弁を1つの場合を説明しているが、中立通路12において、第3アクチュエータ用制御弁よりも上流側であれば、パラレル通路13に、複数の第2アクチュエータ用制御弁を接続してもかまわない。ただし、その場合には、複数の第2アクチュエータ用制御弁に供給される最大制御流量の設定値は同一となる。
この発明の実施形態を示す回路図である。 従来例の回路図である。
符号の説明
P 定吐出量形ポンプ
7 作業機系回路
11 供給通路
12 中立流路
13 パラレル通路
14 リフトシリンダ
15 リフト用制御弁
16 チルトシリンダ
17 チルト用制御弁
18 アタッチメント用制御弁
19 第1制御絞り
20 第1流量制御弁
T タンク
23 分岐通路
24 第2制御絞り
25 第2流量制御弁
27 パイロット通路

Claims (1)

  1. 定吐出量形ポンプと、この定吐出量形ポンプに接続した供給通路と、この供給通路に接続した作業機系回路とを備え、この作業機系回路には、上記定吐出量形ポンプを基準にして最上流側に設けた第1アクチュエータ用制御弁と、この第1アクチュエータ用制御弁にパラレル通路を介してパラレルに接続した第2アクチュエータ用制御弁と、他のアクチュエータ用制御弁が中立位置の時に、中立流路を介して上記第1アクチュエータ用制御弁とタンデムに接続する最下流の第3アクチュエータ用制御弁と、上記パラレル通路から分岐して第1アクチュエータ用制御弁を介して第1アクチュエータへ連通する分岐路と、上記第1アクチュエータ用制御弁と第2アクチュエータ用制御弁との間における上記中立流路に設けた第1制御絞りと、この第1制御絞り前後の差圧を一定に保って第1設定流量を超えた分の流量をタンクに戻す第1流量制御弁と、上記パラレル通路であって、第1アクチュエータ用制御弁に通じる分岐通路よりも下流側に設けた第2制御絞りと、この第2制御絞り前後の差圧を一定に保って第2設定流量を超えた分の流量をタンクに戻す第2流量制御弁とを備え、上記第1制御絞り下流側の中立通路には、上記第1設定流量以内の流量のみを供給し、上記第2制御絞り下流側のパラレル通路には、上記第2設定流量以内の流量のみを供給する構成にし、上記第1制御絞りを通過する第1設定流量を、第3アクチュエータ用制御弁の最大必要流量とし、上記第2制御絞りを通過する第2設定流量を、第2アクチュエータ用制御弁の最大必要流量としたフォークリフト用制御回路。
JP2005355424A 2005-12-08 2005-12-08 フォークリフト用制御回路 Expired - Fee Related JP4895595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355424A JP4895595B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 フォークリフト用制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355424A JP4895595B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 フォークリフト用制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007153610A JP2007153610A (ja) 2007-06-21
JP4895595B2 true JP4895595B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=38238444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005355424A Expired - Fee Related JP4895595B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 フォークリフト用制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4895595B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4907974B2 (ja) * 2005-12-08 2012-04-04 カヤバ工業株式会社 産業機械用制御装置
JP7084726B2 (ja) * 2018-01-12 2022-06-15 Kyb株式会社 流体圧制御装置
CN113307188A (zh) * 2021-05-24 2021-08-27 安徽好运机械有限公司 一种货叉可实现多方位侧移调距的叉车

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3772037B2 (ja) * 1999-03-09 2006-05-10 カヤバ工業株式会社 油圧制御装置
JP2002114498A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Kayaba Ind Co Ltd 油圧制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007153610A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017094454A1 (ja) 圧力補償ユニット
JP4895595B2 (ja) フォークリフト用制御回路
JP2007506048A (ja) 容積均等化をともなう液圧式制御・調整システム
EP1333182A1 (en) Hydraulic controller
JPS595165B2 (ja) 液圧制御装置
JP2004019873A (ja) 油圧制御装置および該油圧制御装置を備えた産業車両
JP4907098B2 (ja) フォークリフト用制御回路
JP4907974B2 (ja) 産業機械用制御装置
JP3708711B2 (ja) 油圧制御装置
JP4778721B2 (ja) フォークリフト用制御回路
JP4859786B2 (ja) 制御装置
JP3703268B2 (ja) 油圧制御装置
JP4859432B2 (ja) フォークリフト用制御回路
JP4703419B2 (ja) 油圧アクチュエータ用制御回路
JP2000309953A (ja) 作業車両用制御装置
JP4271105B2 (ja) 産業機械用制御回路
JP7418278B2 (ja) 油圧制御回路
JP3981671B2 (ja) 油圧制御装置
JP4279745B2 (ja) 産業機械用制御回路
JP4649060B2 (ja) 産業用車両の油圧制御装置
JP2002317801A (ja) 油圧差動装置
JP4601377B2 (ja) 産業機械用ネガティブ制御回路
JP4090429B2 (ja) 油圧制御回路
JP4279734B2 (ja) 産業機械用制御回路
JP4083962B2 (ja) 油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111220

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4895595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees