JP3981671B2 - 油圧制御装置 - Google Patents
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Description
また、これら圧力補償弁6,7の第1パイロット室6a,7a側には、バネ力を等しくしたスプリング16,17を設けている。
また、上記シャトル弁8によって選択した最高負荷圧は、パイロット通路14を介してレギュレータ15にも導いている。そして、このレギュレータ15は、最高負荷圧に予め設定した圧力を加算した吐出圧を維持するように、ポンプPの吐出流量を制御する。
したがって、各切換弁4,5を同時に操作したときに、それぞれの開度に応じた割合の流量が、ブームシリンダAおよび旋回モータBに供給される。つまり、ブームシリンダAの負荷圧と旋回モータBの負荷圧とにばらつきがあったとしても、負荷の小さいアクチュエータ側に多くの作動油が供給されて、負荷の大きいアクチュエータに作動油が供給されにくくなるといった不都合は生じない。
しかし、上記持ち上げ旋回作業時には、機体の旋回速度に対してバケットの上昇が追いつかず、場合によっては、バケットが他の機器などにぶつかってしまうようなことがあった。
この従来の装置は、圧力補償弁7に設けたスプリング17のバネ力を、圧力補償弁6に設けたスプリング16のバネ力よりも強くすることで、両圧力補償弁6,7のスプリング16,17のバネ力に差を持たせている。このようにスプリング16,17のバネ力に差を持たせると、圧力補償弁7の上流側の圧力が、圧力補償弁6の上流側の圧力よりもバネ力に相当する圧力の差分だけ高くなるので、切換弁5の前後に生じる圧力差が、切換弁4の前後に生じる圧力差よりも小さくなる。
そして、上記付勢手段は、圧力補償弁の開度を大きくする方向の付勢力を有する一方、上記ポンプは、上記最高負荷圧に応じた吐出圧を出力する構成にしたことを特徴とする。
なお、上記圧力補償弁6,7以外の構成については、上述の従来例と同じなので、以下では、圧力補償弁6,7を中心に説明し、従来と同じ構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
また、圧力補償弁7は、スプリングが設けられていないので、その上流側の圧力すなわち切換弁5の下流側の圧力を、第1パイロット室7aに導かれた最高負荷圧(pb1)に維持する。
また、圧力補償弁7は、スプリングが設けられていないので、その上流側の圧力すなわち切換弁5の下流側の圧力を、第1パイロット室7aに導かれた最高負荷圧(pa1)に維持する。
なお、上記圧力補償弁6,7以外の構成については、上記第1実施形態と同じなので、以下では、圧力補償弁6,7を中心に説明し、第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
これらスプリング16,17は、いずれも圧力補償弁6,7の開度を大きくする方向のバネ力F1,F2を有している。
また、圧力補償弁7は、その上流側の圧力すなわち切換弁5の下流側の圧力を、最高負荷圧(pa1)からスプリング17のバネ力F2相当分の圧力(pf2)を引いた圧力(pa1−pf2)に維持する。
さらに、圧力補償弁に設けるスプリングは、それぞれ独立して設定することができるので、それぞれのスプリング間でバランスを取る必要がなくなり、チューニングがやりやすくなる。
そして、ポンプPは上記最高負荷圧(pb1)に圧力(p2)を加えた圧力(pb1+p2)を吐出しようとするが、最高負荷圧(pb1)は非常に大きいので、ポンプPの定格吐出圧力を越えてしまう。したがって、ポンプPは、吐出圧(pb1+p2)を確保できなくなる、いわゆるサチュレーション状態になってしまう。
一方、切換弁4の下流側の圧力は、(pb1−pf1)となり、切換弁5の下流側の圧力は(pb1)となる。したがって、切換弁4の前後の圧力差は(p2−p3+pf1)となり、切換弁5の前後の圧力差は(p2−p3)となる。
つまり、ポンプPの吐出圧の不足分が、ポンプPによって最高負荷圧に加算される圧力とスプリングのバネ力との差以上になると、旋回モータBすなわち負荷の大きいアクチュエータに作動油が供給されないという問題が発生してしまう。
つまり、上記第2実施形態によれば、ポンプPの吐出圧の不足分(p3)が、最高負荷圧に加算される圧力(p2)を越えなければ、作動油を旋回モータBに供給することができる。したがって、圧力補償弁に設けるスプリングのバネ力の設定値を、従来よりも広くすることができる。
また、ポンプPは、負荷圧に所定の圧力を加算して吐出する回路構成であれば、可変型でも固定型でもよい。
また、ボディ20には、ポンプに接続するポンプポート23a,23bを形成するとともに、これらポンプポート23a,23b間に供給ポート24を形成している。そして、この供給ポート24に連通する組み付け孔25を形成し、この組み付け孔25に弁部材26を摺動自在に組み込んでいる。
また、上記弁部材26と閉塞部材27との間を第1パイロット室6aとするとともに、この第1パイロット室6aに最高負荷圧を導くようにしている。そして、スプリング16を組み込んだスペースを、第2パイロット室6bとしている。
なお、図中符号30はタンクポートであり、符号31,32はそれぞれアクチュエータポートである。また、図中符号33、34はノッチであり、符号35,36は環状溝である。
B 旋回モータ
P ポンプ
4 切換弁
5 切換弁
6 圧力補償弁
7 圧力補償弁
6a,7a 第1パイロット室
6b、7b 第2パイロット室
8 この発明の最高負荷圧選択手段を構成するシャトル弁
9,10 第1パイロット通路
12,13 第2パイロット通路
16,17 この発明の付勢手段に相当するスプリング
Claims (1)
- 複数のアクチュエータと、これらアクチュエータに圧油を供給するポンプと、各アクチュエータに供給する流量をそれぞれ制御する切換弁と、各切換弁と各アクチュエータとの間に設けた圧力補償弁と、複数のアクチュエータの負荷圧のうち、最高負荷圧を選択する最高負荷圧選択手段と、この最高負荷圧選択手段によって選択した最高負荷圧を各圧力補償弁の第1パイロット室に導く第1パイロット通路と、各圧力補償弁の第2パイロット室に各切換弁の下流側の圧力を導く第2パイロット通路と、一以上の圧力補償弁の第2パイロット室側に設けた付勢手段とを備え、上記付勢手段は、圧力補償弁の開度を大きくする方向の付勢力を有する一方、上記ポンプは、上記最高負荷圧に応じた吐出圧を出力する構成にした油圧制御装置。
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