JP3890312B2 - 切換弁およびこの切換弁を用いた油圧制御装置 - Google Patents

切換弁およびこの切換弁を用いた油圧制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スプールタイプの切換弁およびこの切換弁を用いた油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、スプールタイプの切換弁は、ボディ1にスプール孔2を形成するとともに、そのスプール孔2にスプール3を摺動自在に組み込んでいる。また、上記ボディ1には、スプール孔2に連通するポンプポート4と供給ポート5とを形成し、ポンプポート4にポンプPを接続し、供給ポート5に図示していないアクチュエータを接続するようにしている。
一方、上記スプールには、第1環状溝6と第2環状溝7とを形成し、これら両環状溝6,7の間をランド部8としている。そして、このランド部8には、一端を第1環状溝6に連通するノッチ9を形成している。
【0003】
上記のようにした切換弁は、図示する状態において、ポンプポート4と供給ポート5との連通をランド部8によって遮断しているために、ポンプPの吐出油は、アクチュエータに供給されない。
上記の状態からスプール3を図中右方向に移動すると、ノッチ9を介してポンプポート4と供給ポート5とが連通する。したがって、ポンプPの吐出油が、ポンプポート4→第1環状溝6→ノッチ9→供給ポート5を介して図示していないアクチュエータに供給されることになる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−062901号公報(図2,図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなスプールタイプの切換弁というのは、アクチュエータに供給する流量を増やそうとした場合、ノッチ9の前後の圧力差を大きくするか、あるいは流通面積を大きくするかのどちらかである。ただし、いわゆるロードセンシング制御によって、ノッチ9の前後の圧力差が一定に保たれている場合には、流通面積を大きくするしか供給流量を増やすことができない。流通面積の最大値は、スプール3の直径と環状溝6の直径とによって決まるが、上記従来例では、供給流量を増やすためには、スプール3の直径を太くするか、あるいは第1環状溝6を細くするしかなく、スプール3の直径を太くすると、バルブ全体も大型化するという問題があり、また、第1環状溝6を細くすると、スプールの強度が低下するので、それにも限界があった。
この発明の目的は、スプールの直径を太くしたり環状溝を細くしなくても、最大供給流量を増やすことのできる切換弁を提供することと、この切換弁を用いた油圧制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ボディに形成したスプール孔と、このスプール孔に摺動自在に組み込んだスプールと、ボディに形成するとともに上記スプール孔に連通するポンプポートと、このポンプポートの両側に形成した第1供給ポート及び第2供給ポートと、上記スプールに形成した第1環状溝と、この第1環状溝の両側に形成した第2環状溝及び第3環状溝と、上記第1環状溝と第2環状溝との間に設けた第1ランド部と、上記第1環状溝と第3環状溝との間に設けた第2ランド部とを備え、上記第1ランド部には、一端を第2環状溝に連通させた第1ノッチを設け、上記第2ランド部には、一端を第1環状溝に連通させた第2ノッチを設け、スプールが中立位置から上記第2供給ポート側に移動したときに、上記第1ノッチを介してポンプポートと第1供給ポートとが連通し、かつ、上記第2ノッチを介してポンプポートと第2供給ポートとが連通する構成にしたことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、ボディに形成したスプール孔と、このスプール孔に摺動自在に組み込んだスプールと、ボディに形成するとともに上記スプール孔に連通する供給ポートと、この供給ポートの両側に形成した第1ポンプポート及び第2ポンプポートと、上記スプールに形成した第1環状溝と、この第1環状溝の両側に形成した第2環状溝及び第3環状溝と、上記第1環状溝と第2環状溝との間に設けた第1ランド部と、上記第1環状溝と第3環状溝との間に設けた第2ランド部とを備え、上記第1ランド部には、一端を第2環状溝に連通させた第1ノッチを設け、上記第2ランド部には、一端を第1環状溝に連通させた第2ノッチを設け、スプールが中立位置から上記第2ポンプポート側に移動したときに、上記第1ノッチを介して第1ポンプポートと供給ポートとが連通し、かつ、上記第2ノッチを介して第2ポンプポートと供給ポートとが連通する構成にしたことを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、複数のアクチュエータに圧油を供給するポンプと、各アクチュエータに供給する流量をそれぞれ制御する切換弁と、各切換弁と各アクチュエータとの間に設けた圧力補償弁と、複数のアクチュエータの負荷圧のうち、最高負荷圧を選択する最高負荷圧選択手段とを備え、上記圧力補償弁は、最高負荷圧に基づいて、各切換弁の下流側の圧力を等しく保つ一方、上記ポンプは、上記最高負荷圧に基づいて、その吐出圧を制御する油圧制御装置において、上記切換弁に、第1または第2の発明における切換弁を用いたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示す第1実施形態は、ボディ10にスプール孔11を形成するとともに、このスプール孔11に、スプール12を摺動自在に組み込んでいる。
また、上記ボディ10には、スプール孔11に連通するポンプポート13を形成するとともに、このポンプポート13の両側に、第1供給ポート14及び第2供給ポート15を形成している。そして、上記ポンプポート13にポンプPを接続し、上記第1,第2供給ポート14、15に図示していないアクチュエータを接続している。
【0010】
一方、上記スプール12には、第1環状溝16を形成するとともに、この第1環状溝16の両側に、第2環状溝17及び第3環状溝18を形成している。そして、上記第1環状溝16と第2環状溝17との間に第1ランド部19を設け、上記第1環状溝16と第3環状溝との間に第2ランド部20を設けている。
上記第1ランド部10には、一端を第2環状溝17に連通させた第1ノッチ21を設け、上記第2ランド部20には、一端を第1環状溝16に連通させた第2ノッチ22を設けている。
【0011】
上記のようにした切換弁は、図示する状態において、ポンプポート13と第1,第2供給ポート14,15との連通を第1、第2ランド部19,20によって遮断しているために、ポンプPの吐出油は、アクチュエータに供給されない。
上記の状態からスプール3を図中右方向に移動すると、第1ノッチ21を介してポンプポート13と第1供給ポート14とが連通し、かつ、第2ノッチ22を介してポンプポート13と第2供給ポート15とが連通する。
【0012】
したがって、ポンプPの吐出油は、ポンプポート13→第1環状溝16→第1ノッチ21→第1供給ポート14というルートと、ポンプポート13→第1環状溝16→第2ノッチ22→第2供給ポート15というルートとを介してアクチュエータに供給される。
つまり、この第1実施形態によれば、スプール12の直径を大きくしなくても、従来の2倍の流通面積を確保することができる。このようにして流通面積を大きくすれば、それだけ大流量をアクチュエータに供給することができる。
【0013】
図2に示す第2実施形態は、ボディ10に、スプール孔11に連通する第1ポンプポート23と第2ポンプポート24とを形成するとともに、これら第1,第2ポンプポート23、24の間に、供給ポート25を形成している。そして、上記第1,第2ポンプポート23,24にポンプPを接続し、上記供給ポート25に図示していないアクチュエータを接続している。
なお、スプール12の構成については上記第1実施形態と全く同じである。
【0014】
この第2実施形態によれば、図示する状態において、第1,第2ポンプポート23,24と供給ポート25との連通を第1、第2ランド部19,20によって遮断しているために、ポンプPの吐出油は、アクチュエータに供給されない。
上記の状態からスプール3を図中右方向に移動すると、第1ノッチ21を介して第1ポンプポート23と供給ポート25とが連通し、かつ、第2ノッチ22を介して第2ポンプポート24と供給ポート25とが連通する。
【0015】
したがって、ポンプPの吐出油は、第1ポンプポート23→第2環状溝17→第1ノッチ21→供給ポート25というルートと、第2ポンプポート24→第3環状溝18→第2ノッチ22→供給ポート25というルートとを介してアクチュエータに供給される。
つまり、この第2実施形態によれば、スプール12の直径を大きくしなくても、従来の2倍の流通面積を確保することができる。このようにして流通面積を大きくすれば、それだけ大流量をアクチュエータに供給することができる。
【0016】
図3は、ロードセンシング制御を行う油圧制御装置の回路図を示したものである。
この装置は、1台のポンプPで複数のアクチュエータに圧油を供給するものであるが、ここでは複数のアクチュエータとして、2台のアクチュエータA,Bを用いている。そして、これらアクチュエータA,Bに圧油を供給するために、ポンプPの吐出路30を供給路31と供給路32とに分岐するとともに、一方の供給路31に切換弁33を設け、他方の供給路32に切換弁34を設けている。
【0017】
上記切換弁33,34と各アクチュエータA,Bとを接続する供給路31,32には、圧力補償弁35,36を設けている。そして、これら圧力補償弁35,36の第1パイロット室35a,36aには、両アクチュエータA,Bの負荷圧のうち、最も高い負荷圧を第1パイロット通路37,38を介して導いている。また、この圧力補償弁35,36の第1パイロット室35a,36a側には、バネ力を等しくしたスプリング39,40を設けている。
【0018】
一方、圧力補償弁35,36の第2パイロット室35b,36bには、それぞれ第2パイロット通路41,42を介して各切換弁35,36の下流側の圧力を導いている。そのため、各圧力補償弁35,36は、その上流側の圧力、すなわち各切換弁33,34の下流側の圧力を、最高負荷圧にスプリング39,40のバネ力相当分の圧力を加算した値に維持するようにその開度を保つ。
【0019】
なお、上記両アクチュエータA,Bの最高負荷圧は、シャトル弁46によって選択するようにしている。そして、このシャトル弁46によって選択した最高負荷圧を、パイロット通路45から上記第1パイロット通路37,38を介して各圧力補償弁35,36の第1パイロット室35a,36aに導いている。
また、上記シャトル弁46によって選択した最高負荷圧は、パイロット通路45,43を介してレギュレータ44にも導いている。そして、このレギュレータ44は、最高負荷圧に一定の圧力を加算した吐出圧を維持するように、ポンプPの吐出流量を制御する。
【0020】
上記ポンプPから吐出された圧油は、吐出路30を介して両供給路31,32に導かれる。供給路31に導いた圧油は、切換弁33→圧力補償弁35を介してアクチュエータAに供給され、供給路32に導いた圧油は、切換弁34→圧力補償弁36を介してアクチュエータBに供給される。そして、このとき、各圧力補償弁35,36の第1パイロット室35a、36aには、最高負荷圧が作用しているので、各圧力補償弁35,36の上流側の圧力、すなわち各切換弁33,34の下流側の圧力は、最高負荷圧にスプリング39,40のバネ力相当分の圧力を加算した値に制御される。
【0021】
一方、各切換弁33,34の上流側の圧力は、ポンプPによって最高負荷圧に一定圧力を加算した値に制御されている。そのため、各切換弁33,34の上流・下流の圧力差、すなわち、各切換弁33,34前後の圧力差は等しくなる。
したがって、各切換弁33,34を同時に操作したときに、それぞれの開度に応じた割合の流量が、各アクチュエータA,Bに供給される。つまり、両アクチュエータA,Bの負荷圧にばらつきがあったとしても、負荷の小さいアクチュエータ側に多くの圧油が供給されて、負荷の大きいアクチュエータに圧油が供給されにくくなるといった不都合は生じない。
【0022】
図4は、上記切換弁33及び圧力補償弁35の具体的な構造を示したものである。なお、この図4において、図1に示した構成と実質的に同じ部分については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ボディ10には、スプール孔11を形成するとともに、このスプール孔11にスプール12を摺動自在に組み込んでいる。
また、ボディ10には、ポンプに接続するポンプポート13を形成するとともに、このポンプポート13の両側に、第1供給ポート14,第2供給ポート15を形成している。そして、これら第1,第2供給ポート14,15を、連絡通路50を介して組み付け孔51に連通させている。
【0023】
上記組み付け孔51には、弁部材52を摺動自在に組み込んでいる。この弁部材52は、組み付け孔51に組み込んだスプリング39の弾性力によって図示する状態を保ち、この状態において、連絡通路50とブリッジ通路53との連通を遮断している。
また、上記スプリング39を組み込んだスペースを第1パイロット室35aとするとともに、この第1パイロット室35aに最高負荷圧を導くようにしている。そして、組み付け孔51と弁部材52の先端との間のスペースを、第2パイロット室35bとし、この第2パイロット室35bにポンプPの吐出圧を導くようにしている。
なお、図中符号54はタンクポートであり、符号55,56はそれぞれアクチュエータポートである。また、図中符号57、58はノッチである。
【0024】
図示する状態からスプール12を図中右方向に移動すると、第1ノッチ21を介してポンプポート13と第1供給ポート14とが連通し、かつ、第2ノッチ22を介してポンプポート13と第2供給ポート15とが連通する。
したがって、ポンプPの吐出油は、ポンプポート13→第1環状溝16→第1ノッチ21→第1供給ポート14→連絡通路50というルートと、ポンプポート13→第1環状溝16→第2ノッチ22→第2供給ポート15→連絡通路50というルートとを介して組み付け孔51に導かれる。そして、この組み付け孔51に導かれた圧油は、弁部材52に形成した通路60→ブリッジ通路53→環状凹部61→アクチュエータポート55を介してアクチュエータに供給される。
【0025】
一方、図示する状態からスプール12を図中左方向に移動すると、ノッチ57を介してポンプポート13と第1供給ポート14とが連通し、かつ、ノッチ58を介してポンプポート13と第2供給ポート15とが連通する。そのため、この場合においても、2つのルートを経てアクチュエータに圧油が供給される。このように2つのルートを介して圧油をアクチュエータに供給することができるので、スプールの直径を大きくしなくても、大流量を供給することが可能となる。
【0026】
ところで、ノッチ前後の圧力差というのは、ロードセンシング制御によって一定に保たれているが、この圧力差を大きくすることで、供給流量を増やすことも可能である。しかし、この場合には、圧力差を増やした分だけ、エネルギー損失も増加するという問題がある。
これに対して上記実施形態のように、ノッチによって通路面積を増やす構成にすれば、エネルギー損失を増やすことなく、大流量を供給することができる。つまり、この実施形態の切換弁は、ロードセンシング制御を行う油圧制御装置に非常に適している。
【0027】
図5は、図3に示した切換弁33及び圧力補償弁35の具体的な構造を示したものであるが、図2に示した切換弁と実質的に同じ部分については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この図5に示す構成にしても、上記図4に示した装置と同様の作用効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】
第1,第2の発明によれば、スプールが移動したときに、2つのノッチを介してポンプポートと供給ポートとを連通する構成にしたので、スプールの直径を大きくせずに、大流量を供給することができる。
【0029】
第3の発明によれば、切換弁の流通面積を大きくすることができるので、切換弁の前後の圧力差を大きくせずに、大流量を供給することができる。そして、このように切換弁の前後の圧力差を大きくしなくて済むので、そこを通過する際のエネルギー損失の増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の説明図である。
【図2】第2実施形態の説明図である。
【図3】ロードセンシング制御を用いる油圧制御装置の回路図である。
【図4】切換弁と圧力補償弁の断面図である。
【図5】切換弁と圧力補償弁の断面図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
A アクチュエータ
B アクチュエータ
P ポンプ
10 ボディ
11 スプール孔
12 スプール
13 ポンプポート
14 第1供給ポート
15 第2供給ポート
16 第1環状溝
17 第2環状溝
18 第3環状溝
19 第1ランド部
20 第2ランド部
21 第1ノッチ
22 第2ノッチ
25 供給ポート
23 第1ポンプポート
24 第2ポンプポート
33 切換弁
34 切換弁
35 圧力補償弁
36 圧力補償弁
41 この発明の最高負荷圧選択手段を構成するシャトル弁

Claims (3)

  1. ボディに形成したスプール孔と、このスプール孔に摺動自在に組み込んだスプールと、ボディに形成するとともに上記スプール孔に連通するポンプポートと、このポンプポートの両側に形成した第1供給ポート及び第2供給ポートと、上記スプールに形成した第1環状溝と、この第1環状溝の両側に形成した第2環状溝及び第3環状溝と、上記第1環状溝と第2環状溝との間に設けた第1ランド部と、上記第1環状溝と第3環状溝との間に設けた第2ランド部とを備え、上記第1ランド部には、一端を第2環状溝に連通させた第1ノッチを設け、上記第2ランド部には、一端を第1環状溝に連通させた第2ノッチを設け、スプールが中立位置から上記第2供給ポート側に移動したときに、上記第1ノッチを介してポンプポートと第1供給ポートとが連通し、かつ、上記第2ノッチを介してポンプポートと第2供給ポートとが連通する構成にしたことを特徴とする切換弁。
  2. ボディに形成したスプール孔と、このスプール孔に摺動自在に組み込んだスプールと、ボディに形成するとともに上記スプール孔に連通する供給ポートと、この供給ポートの両側に形成した第1ポンプポート及び第2ポンプポートと、上記スプールに形成した第1環状溝と、この第1環状溝の両側に形成した第2環状溝及び第3環状溝と、上記第1環状溝と第2環状溝との間に設けた第1ランド部と、上記第1環状溝と第3環状溝との間に設けた第2ランド部とを備え、上記第1ランド部には、一端を第2環状溝に連通させた第1ノッチを設け、上記第2ランド部には、一端を第1環状溝に連通させた第2ノッチを設け、スプールが中立位置から上記第2ポンプポート側に移動したときに、上記第1ノッチを介して第1ポンプポートと供給ポートとが連通し、かつ、上記第2ノッチを介して第2ポンプポートと供給ポートとが連通する構成にしたことを特徴とする切換弁。
  3. 複数のアクチュエータに圧油を供給するポンプと、各アクチュエータに供給する流量をそれぞれ制御する切換弁と、各切換弁と各アクチュエータとの間に設けた圧力補償弁と、複数のアクチュエータの負荷圧のうち、最高負荷圧を選択する最高負荷圧選択手段とを備え、上記圧力補償弁は、最高負荷圧に基づいて、各切換弁の下流側の圧力を等しく保つ一方、上記ポンプは、上記最高負荷圧に基づいて、その吐出圧を制御する油圧制御装置において、上記切換弁に、請求項1または2記載の切換弁を用いたことを特徴とする油圧制御装置。
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