JP4391930B2 - ロードセンシング回路 - Google Patents

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この発明は、アンロード機能を備えたロードセンシング回路に関する。
この種のものとして特許文献1に記載されたロードセンシング回路が従来から知られている。この従来のロードセンシング回路は、圧力補償弁の上流側に切換弁を設けるとともに、この切換弁を中立位置に復帰させない限り、アクチュエータを停止させることができない構造になっている。
特開平5−172108号公報
したがって、上記のようにした従来のロードセンシング回路では、切換弁がすチックして中立位置に復帰させることができなかったり、あるいは切換弁を不用意に切り換えてしまったりしたときには、アクチュエータが作動し続けることになる。言い換えると、従来のロードセンシング回路では、アクチュエータを停止させたい、あるいは停止させておきたいにもかかわらず、それが作動してしまうという問題がった。
この発明の目的は、アンロード弁を操作することによって、アクチュエータが不用意に作動しないようにしたロードセンシング回路を提供することである。
第1の発明は、可変吐出ポンプと、この可変吐出ポンプの吐出圧を一方の室に導くレギュレータと、上記可変吐出ポンプにパラレルに接続した複数の切換弁と、この切換弁の下流側に設けた分流弁と、この分流弁の下流側に設けたアクチュエータとを備え、上記分流弁の一方のパイロット室には切換弁の下流側の圧力を導き、他方のパイロット室には各アクチュエータの最高圧を選択する最高圧選択ラインの圧力を導くとともに、スプリングのバネ力を作用させてなり、分流弁は切換弁の開度の前後差圧を、上記スプリングのバネ力相当分に維持する構成にしたロードセンシング回路を前提にする。
上記の回路を前提にしつつ、第1の発明は、上記最高圧選択ラインをレギュレータの他方の室に導く作動位置と、切換弁の上流側の圧力を最高圧選択ラインに導くアンロード位置とに切り換え可能にしたアンロード弁を備えるとともに、このアンロード弁がアンロード位置にあるとき、最高圧選択ラインの高圧の作用でレギュレータを作動させて可変吐出ポンプの傾転角を制御してポンプ吐出量を最小に制御し、かつ、分流弁の両パイロット室を同圧にして分流弁を全閉位置に保つ構成にした点に特徴を有する。
第1の発明によれば、アンロード弁をアンロード位置に保っておく限り、分流弁が全閉位置を保つので、可変吐出ポンプ側の圧力流体が、アクチュエータ側に不用意に供給されてしまう危険がない。
図1に示した第1の実施形態は、レギュレータ1を備えた可変吐出ポンプPに複数の切換弁2,3をパラレルに接続している。この切換弁2,3の下流側にはアクチュエータ4,5を接続しているが、これら切換弁2,3とアクチュエータ4,5との間には分流弁6,7を接続している。この分流弁6,7は、その一方のパイロット室6a,7aを切換弁2,3の下流側に接続し、他方のパイロット室6b,7bを最高圧選択ライン8に接続するとともに、この他方のパイロット室6b,7bにはスプリング9、10のバネ力を作用させている。なお、この最高圧選択ライン8は、複数のアクチュエータ4,5間で選択された最高負荷圧が導かれるものである。
上記のようにした分流弁6,7は、切換弁2,3の開度で決まるアクチュエータ4,5の要求流量が、負荷圧の変動にかかわらず、常に一定になるように制御する。すなわち、上記切換弁2,3の前後の差圧が、スプリング9のバネ力相当分になるように制御するものである。ただし、両パイロット室6a,7aおよび6b,7bの圧力が同じになったとき、スプリング9,10のバネ力で分流弁6,7は図示の位置を保ち、可変吐出ポンプPとアクチュエータ4,5との連通を遮断する。なお、図中符号11,12は、切換弁2,3から最高圧選択ライン8への流通のみを許容するチェック弁である。
また、上記最高圧選択ライン8は、アンロード弁13に接続しているが、このアンロード弁13には、の第1ポート13a、第2ポート13bおよび第3ポート13cを設けている。そして、上記最高選択ライン8は上記第1ポート13aに接続したものである。また、上記第2ポート13bはレギュレータ1の一方の室とタンクTとにパラレルに接続するとともに、上記第2ポート13bとレギュレータ1に連通する連通過程と、同じくタンクTに連通する連通過程とそれぞれにオリフィス14,15を設けている。また、上記第3ポート13cは、上記切換弁2,3の上流側に接続し、可変吐出ポンプPに直接連通させている。
なお、上記レギュレータ1の他方の室は、上記切換弁2,3の上流側に連通させている。
上記のようにしたアンロード弁13が非励磁状態にあるとき、図面右側位置を保ち、第1ポート13aと第3ポート13cとが連通するとともに、第1ポート13cが最高圧選択ライン8に連通し、第2ポート13bが閉じられ、第3ポート13cが切換弁2,3の上流側に連通する。したがって、アンロード弁13が図示の右側位置にあるときには、可変吐出ポンプPが最高圧選択ライン8と連通することになる。
また、アンロード弁13が励磁状態にあって、それが図面左側位置に切り換われば、第1,2ポート13a,13bが連通するとともに、第1ポート13aが最高圧選択ライン8に連通し、第2ポート13bがレギュレータ1の一方の室およびタンクTに連通する。なお、このレギュレータの他方の室は、可変吐出ポンプPの吐出圧が導かれるようにしている。このようにしてレギュレータ1の一方の室に最高圧選択ライン8からの当該回路の最高圧が導かれると、レギュレータ1は、可変吐出ポンプPの吐出圧が、上記最高圧よりも設定圧分だけ高くなるように可変吐出ポンプPを制御する。
次に、この第1の実施形態の作用を説明する。
アクチュエータ4,5を通常に作動させるときには、アンロード弁13を励磁状態に保って、第1ポート13aと第2ポート13bとを連通させた状態に保つ。この状態で可変吐出ポンプPを駆動すると、ポンプから吐出された作動油は、切換弁2,3を経由して、まず分流弁6,7の一方のパイロット室6a,7aに流入する。したがって、分流弁6,7は、瞬間的に図面右側位置である全開位置に切り換わってアクチュエータ4,5に作動流体を供給する。
アクチュエータ4,5に圧力流体が供給されると、最高圧選択ライン8にもそのときの負荷に応じた最高圧が発生し、その圧力がレギュレータ1の一方の室と、分流弁6,7の他方のパイロット室6b,7bとに導かれる。
したがって、可変吐出ポンプPは、前記したように上記最高圧よりも設定圧分だけ高い作動流体を吐出する。また、分流弁6,7は、前記したように切換弁2,3の開度で決まるアクチュエータ4,5の要求流量が、負荷圧の変動にかかわらず、常に一定になるように制御する。
上記の状態からアンロード弁13を非励磁状態にして図面右側位置であるアンロード位置に切り換えると、アンロード弁13の第2ポート13bが閉じられるので、レギュレータ1の一方の室はタンク圧に保たれる。したがって、可変吐出ポンプPの吐出量は最少に保たれる。しかも、この状態では、第1ポート13aと第3ポート13cとが連通するので、最高圧選択ライン8が、上記第1,3ポート13a,13cを介して切換弁2,3の上流側、すなわち可変吐出ポンプPに直接連通する。
したがって、分流弁6,7の両パイロット室6a,7aと6b,7bとが同圧になる。両パイロット室6a,7aと6b,7bとが同圧になると、分流弁6,7はそのスプリング9,10の作用で図示の閉位置に切り換わり、アクチュエータ4,5への流体の供給が阻止され、アンロード状態になる。
また、アンロード弁13を励磁状態にして図面左側位置である通常運転位置に切り換えると、第1ポート13aと第2ポート13bとが連通して最高圧選択ライン8の最高圧がレギュレータ1に導かれるとともに、第3ポート13cが閉じられ、可変吐出ポンプPと最高圧選択ライン8との連通が遮断される。したがって、レギュレータ1は可変吐出ポンプPの吐出圧が最高圧選択ライン8の最高圧よりも設定圧分だけ高い圧力を吐出するように、可変吐出ポンプPを制御する。また、この状態では、アクチュエータ4,5への供給流量が、負荷圧の変動にかかわらず一定になるように、分流弁6,7が機能する。
上記のようにした第1の実施形態では、そのアンロード弁13が最高圧選択ライン8の流れを制御するだけで足りるので、アンロード弁13は小型なバルブで足りることになる。また、アンロード状態で分流弁6.7が全閉位置を保つので、アクチュエータ4,5が不用意に動いてしまうという問題も発生しない。
また、アンロード弁をアンロード位置に保っている限り、分流弁6,7が閉位置を保つので、アクチュエータg4,5が不用意に作動するような問題が発生しない。
図2に示した第2の実施形態は、切換弁2,3の上流側とアンロード弁13の第2ポート13bを結ぶラインにスタンバイ流量アンロード弁16を設けたもので、その他の構成は第1の実施形態と同様である。このスタンバイ流量アンロード弁16は、その一方のパイロット室16aを切換弁2,3の上流側すなわち可変吐出ポンプPに連通し、他方のパイロット室16bを、タンクTと、アンロード弁13の第2ポート13bとに連通している。
そして、メインのアンロード弁13を図示のアンロード位置に保つと、可変吐出ポンプPが最高圧選択ライン8に連通するとともに、そのポンプ吐出圧はスタンバイ流量アンロード弁16の一方のパイロット室16aに作用する。また、メインのアンロード弁13の第2ポート13bが閉じられるので、スタンバイ流量アンロード弁16の他方のパイロット室16bはタンクTのみに連通する。したがって、スタンバイ流量アンロード弁16は、スプリング17に抗して図面右側位置であるアンロード位置に切り換わり、可変吐出ポンプPの吐出流体をタンクTにアンロードさせる。したがって、スタンバイ流量もタンクTに還流させることができ、エネルギーロスを少なくできる。
また、メインのアンロード弁13を通常運転位置に保つと、このアンロード弁13の第2ポート13bが第1ポート13aを介して最高圧選択ライン8に連通するので、スタンバイ流量アンロード弁16の他方のパイロット室16bには、最高圧選択ライン8の圧力が導かれる。このとき、スタンバイ流量アンロード弁16の一方のパイロット室16aにはポンプ吐出圧が導かれているが、他方のパイロット室16bには前記したスプリング17のバネ力が加算されるので、スタンバイ流量アンロード弁16は図面左側位置である閉位置を保つ。したがって、可変吐出ポンプPの吐出流体はタンクTに戻されることなく、アクチュエータ4,5に供給される通常運転状態になる。
第1の実施形態の回路図である。 第2の実施形態の回路図である。
符号の説明
1 レギュレータ
P 可変吐出ポンプ
2,3 切換弁
5,6 分流弁
6a,7a 一方のパイロット室
6b,7b 他方のパイロット室
8 最高圧選択ライン
9,10 スプリング
13 アンロード弁
16 スタンバイ流量アンロード弁

Claims (2)

  1. 可変吐出ポンプと、この可変吐出ポンプの吐出圧を一方の室に導くレギュレータと、上記可変吐出ポンプにパラレルに接続した複数の切換弁と、この切換弁の下流側に設けた分流弁と、この分流弁の下流側に設けたアクチュエータとを備え、上記分流弁の一方のパイロット室には切換弁の下流側の圧力を導き、他方のパイロット室には各アクチュエータの最高圧を選択する最高圧選択ラインの圧力を導くとともに、スプリングのバネ力を作用させてなり、分流弁は切換弁の開度の前後差圧を、上記スプリングのバネ力相当分に維持する構成にしたロードセンシング回路において、上記最高圧選択ラインをレギュレータの他方の室に導く作動位置と、切換弁の上流側の圧力を最高圧選択ラインに導くアンロード位置とに切り換え可能にしたアンロード弁を備えるとともに、このアンロード弁がアンロード位置にあるとき、最高圧選択ラインの高圧の作用でレギュレータを作動させてポンプ吐出量を最小に制御し、かつ、分流弁の両パイロット室を同圧にして分流弁を全閉位置に保つ構成にしたロードセンシング回路。
  2. アンロード弁がアンロード位置にあるとき、そのアンロード位置におけるアンロード弁と切換弁の上流側とを連通する通路にタンクに連通するスタンバイ流量をアンロードするスタンバイ流量アンロード弁を設けた請求項1記載のロードセンシング回路。
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