JP5164883B2 - 油圧制御システム - Google Patents
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Description
この発明の目的は、ステアリング操作をしていない状態で、作業機系のアクチュエータも使用をしていないときには、流量制御弁にアンロード機能を発揮させて、メインポンプからの作動油をアンロードし、エネルギー損失を小さくした油圧制御システムを提供することである。
また、上記のように流量制御弁がアンロード機能を有するので、アンロード弁を特別に設ける必要がなく、その分、全体のコストダウンを図ることができる。
なお、この実施形態におけるサブポンプSPは、図示していないブレーキシステム等に圧油を供給するためのものである。
上記ステアリング系回路Sは、ステアリングホイール6の回転速度に比例して油量を制御するメータリングユニット7と、ロータリーバルブ8とからなるとともに、このロータリーバルブ8に制御オリフィス9を備えている。
なお、流量制御弁CVの上記制御流ポート3は、流路rを介して上記ロータリーバルブ8のポート8aに連通している。そして、このポート8aは、ステアリングを操作していない状態では閉じる構成にしている。
パイロット室11に圧力が作用すると、上記したようにスプリング12が自由長を維持しているので、流量制御弁CVは、第3位置(c)に切り換わり、メインポンプMPの吐出量のほぼ全量がアンロードポート5からアンロードされることになる。
なお、流量制御弁CVが上記第3位置(c)にあるとき、アンロードポート5は全開状態を保つが、制御流ポート3はわずかに開口して、他方のパイロット室11の圧力を保つようにしている。
そして、これら切換制御弁16,18,19は、図示の中立位置にあるとき、余剰流ポート4から作業機系回路Wに接続した作業機系流路20をタンクTに導く構成にしている。
そして、上記センサー25が、ステアリング操作信号である電気信号を出力したときには、上記ソレノイド23を励磁させる。また、圧電変換器26は、パイロット流路21から分岐した分岐路21aの圧力を検出するもので、この圧電変換器26がパイロット流路21の圧力を検出したときにも、電気信号を出力してソレノイド23を励磁させる。
また、符号28はダンパオリフィス、29は他方のパイロット室11から圧力を抜くときに機能するチェック弁、30はリリーフ弁である。
オペレータが運転席に着座していれば、ソレノイド33が励磁して分岐路21aとタンクTとの連通を遮断するので、上記各アクチュエータは作動が可能になる。
今、オペレータが運転席に着座していなければ、安全弁31が図示のノーマル位置にあって、分岐路21aをタンクTに連通させるので、絞り27の下流側の圧力がタンク圧になる。絞り27の下流側の圧力がタンク圧になれば、圧電変換器26が動作しないので、この圧電変換器26からの信号でソレノイド23が動作することはない。
したがって、オペレータが運転席に着座せずに安全弁31がノーマル位置を保っているかぎり、切換弁22が切り換えられることはない。
また、オペレータが運転席に着座せずにステアリングホイール6を操作した場合には、ステアリング操作が通常通り可能なので、安全性が保たれることになる。
したがって、前記したようにメインポンプMPの吐出油のほぼ全量がアンロードポート5からアンロードされることになる。
このようにアンロード機能を停止された流量制御弁CVは、第1位置(a)と第2位置(b)との間でバランスし、制御流ポート3から一定の制御流量をステアリング系回路Sに供給し、余剰流ポート4から余剰流量を作業機系回路Wに供給する。
上記コントローラCは、切換制御弁16,18,19に設けたリミットスイッチ34〜36のそれぞれに接続している。これらリミットスイッチ34〜36は、切換制御弁16,18,19を中立位置に保っているときには、オフの状態を保ち、切換制御弁16,18,19を上記中立位置から切換位置に切換動作したときそれに関連してオンになるものである。
なお、リフトシリンダ15を制御する切換制御弁16は、リフトシリンダ15を下降させるために図面左側位置に切り換えたときには、リミットスイッチ34はオフの状態を保つようにしている。
切換弁22がノーマル位置を保持しているときに流量制御弁CVがアンロード機能を発揮することは、第1実施形態と同じである。
そして、上記パイロット室37は、高圧選択弁38を介して、流量制御弁CVのパイロット室10と同様に制御オリフィス9の下流側に接続している。したがって、ステアリングホイール6を操作して負荷圧力が発生すれば、その圧力がステアリング操作信号として上記パイロット室10および37に作用する。このようにパイロット室37に圧力が作用すれば、切換弁22がノーマル位置から切換位置に切り換わることになる。
さらに、上記高圧選択弁38は、絞り27の下流側における分岐路21aに接続しているが、その他の構成は、第1実施形態と同様である。
SP サブポンプ
CV 流量制御弁
1 メイン流路
2 流入ポート
3 制御流ポート
4 余剰流ポート
S ステアリング系回路
W 作業機系回路
9 制御オリフィス
10,11 パイロット室
12 スプリング
14 制御ピストン
16 切換制御弁
18 切換制御弁
19 切換制御弁
21 パイロット流路
22 切換弁
Claims (1)
- メインポンプと、流入ポートをメインポンプに接続した流量制御弁と、この流量制御弁の制御流ポートに接続したステアリング系回路と、上記流量制御弁の余剰流ポートに接続した作業機系回路とを備え、かつ、上記流量制御弁には一対のパイロット室を設け、一方のパイロット室には、上記ステアリング系回路あるいは制御流ポートとステアリング系回路との連通過程に設けた制御オリフィスの下流側の圧力を導き、他方のパイロット室には、上記制御オリフィスの上流側の圧力を導き、しかも、上記一方のパイロット室にはスプリングを設けるとともに、当該流量制御弁は、上記制御オリフィス前後の差圧が上記スプリングのばね力に等しくなるように制御して、一定の制御流量をステアリング系回路に優先的に導き、余剰流量を作業機系回路に導く構成にした油圧制御システムにおいて、サブポンプと、上記流量制御弁のスプリングのばね力を制御する制御ピストンと、制御ピストンとサブポンプとを接続するパイロット流路と、このパイロット流路に設けるとともにステアリング系回路のステアリング操作信号あるいは作業機系回路の操作信号のいずれか一方の操作信号に応じて切り換わる切換弁とを備えるとともに、上記流量制御弁は、上記流入ポートと制御流ポートとを連通する第1位置と、流入ポートと余剰流ポートとを連通する第2位置と、流入ポートをアンロードポートに連通させる第3位置を有し、上記切換弁がノーマル位置にあるとき、上記制御ピストンに作用する圧力をタンク圧にするとともにスプリングのばね力を最少にして流量制御弁を第3位置に保つ一方、上記ステアリング操作信号あるいは作業機系回路の操作信号のいずれか一方の操作信号に応じて切換弁が切り換わったとき、上記サブポンプの圧力を流量制御弁の上記制御ピストンに作用させるとともにスプリングのばね力を大きくして、流量制御弁を第1位置と第2位置との間でバランスさせ、制御流ポートからの一定の制御流量をステアリング系回路に導く一方、余剰流ポートからの余剰流量を作業機系回路に導く構成にした油圧制御システム。
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