JP4090429B2 - 油圧制御回路 - Google Patents

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この発明は、ロードセンシング制御機構を備えた油圧制御回路であって、建設機械等に利用可能なものである。
この種の油圧制御回路として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
この従来から知られている油圧制御回路の概略を示したのが、図7である。この図7からも明らかなように、可変吐出量ポンプ51にロードセンシング切り換え機構である第1、第2ロードセンシング制御切換弁52,58を接続するとともに、第1ロードセンシング制御切換弁52の下流側に、ロードセンシングを必要としない一方の回路系統53と、ロードセンシングを必要とする他方の回路系統55とを接続している。また、上記可変吐出量ポンプ51は、ロードセンシングおよび馬力一定制御機構56に連係している。したがって、この可変吐出量ポンプ51は、馬力一定制御の範囲内で、ロードセンシング制御がされるようにしている。
そして、上記第1、第2ロードセンシング制御切換弁52,58が図示の位置にあるとき、可変吐出量ポンプ51から吐出した流量は、その全量がロードセンシングを必要としない一方の回路系統53側に供給される。また、第1、第2ロードセンシング制御切換弁52,58が図示のノーマル位置から図面左側位置に切り換わると、可変吐出量ポンプ51の吐出量全量がロードセンシングを必要とする他方の回路系統55側に供給されることになる。
なお、上記のようにロードセンシングを必要としない一方の回路系統53には、センターオープンタイプの制御弁54を接続するとともに、この制御弁54には慣性負荷の大きなアクチュエータ57、例えば、建設車両でいえば旋回モータや走行モータ等を接続している。上記のような慣性負荷の大きいアクチュエータ57は、緩やかに加減速させることを求められることが多い。このようなとき、ロードセンシング制御をカットし、可変吐出量ポンプ51を最大吐出量状態とするが、そのために上記第1、第2ロードセンシング制御切換弁52,58が必要になる。
特開2001−355257号公報
上記のように、第1ロードセンシング制御切換弁52を両回路系統53,55の上流側に設け、第2ロードセンシング制御切換弁58をポンプ吐出信号油路59と最高負荷圧信号油路60の間に設けると、回路が複雑になり、配管の工数や本数も増えコストがかかりすぎるという問題があった。
また、ロードセンシング制御する切換弁が2つあるので、構成が複雑になるという問題もあった。
さらに、第1ロードセンシング制御切換弁52を両回路系統53,55の上流側に設け、第2ロードセンシング制御切換弁58をポンプ吐出信号油路59と最高負荷圧信号油路60の間に設けると、例えば、センターオープンタイプの制御弁を作動する場合に、ポンプ吐出量が常に最大となる。したがって、センターオープンタイプの制御弁で要求している流量以外の余剰流量はタンクに還流していることになり、エネルギーロスが発生するという問題もあった。
この発明の目的は、ロードセンシング切り換え機構を簡素化し、センターオープンタイプの制御弁を制御するときのエネルギーロスを低減することができる油圧制御回路を提供することである。
この発明は、ロードセンシングを必要としない一方の回路系統に設けたセンターオープンタイプの制御弁に可変吐出量ポンプを接続するとともに、ロードセンシングを必要とする他方の回路系統に制御弁を設け、上記一方の回路系統における制御弁のセンターオープンポート下流と、他方の回路系統における制御弁のインポートとを接続通路を介して接続する一方、上記ロードセンシングを必要とする他方の回路系統の制御弁には圧力補償弁を接続してなり、かつ、上記可変吐出量ポンプにはロードセンシング制御機構を備え、このロードセンシング制御機構は他方の回路系統の制御弁に接続したアクチュエータの最高負荷圧を検出して可変吐出量ポンプの吐出量を制御する油圧制御回路を前提とする。
上記の油圧制御回路を前提にしつつ、第1の発明は、上記接続通路の圧力を可変吐出量ポンプのロードセンシング制御機構に導くとともに、上記一方の回路系統の制御弁は、中立位置にあるとき接続通路とタンクとを連通するタンク通路を遮断し、当該制御弁を切換位置に切り換えたとき上記接続通路と上記タンク通路とを連通させることを特徴とする。
第2の発明は、一方の回路系統における制御弁を切換位置に切り換えて接続通路とタンク通路とを連通する連通過程に絞りを設けた点に特徴を有する。
第3の発明は、一方の回路系統における制御弁であって、当該制御弁の切換位置において上記接続通路とタンク通路とを連通する内部通路に絞りを設けた点に特徴を有する。
第1の発明によれば、一方の回路系統の制御弁を中立位置から切換位置に切り換えたとき、当該制御弁を介して接続通路をタンクに導くので、回路構成を簡素化することができる。また、回路構成を簡素化することによって、配管の工数や本数を減らすことができるので、その分コストを抑えることができる。
第2の発明によれば、一方の回路系統における制御弁を切換位置に切り換えて、接続通路をタンク通路に開放する通路過程に絞りを設けたので、この絞りを通過する流量に応じた圧力が絞りの上流側に生じることになる。したがって、一方の回路系統の制御弁を中立位置から切換位置に切り換えたとき、切換途中においてタンクへ還流される余剰流量に応じて、絞りの上流側に生じた圧力がロードセンシング制御機構に導かれる。このため、可変吐出量ポンプの吐出量は最大とはならず、余剰流量を最小限に低減して、絞りの上流側圧力が一定の最小圧となるように制御されるので、エネルギーロスを少なくするとことができる。
つまり、上記可変吐出量ポンプは、上記絞り上流と制御弁との間の圧力が高いとき、すなわち制御弁の切換量が少ないときには吐出量を減少し、低いとき、すなわち制御弁の切換量が大きいときには吐出量を増大するので、エネルギーロスを少なくすることができる。
そして、第3の発明によれば、一方の回路系統における制御弁の切換位置であって、タンク通路と連通する内部通路に絞りを設けたので、上記第2の発明と同様の効果を得ることができる。
図1は、この種の油圧制御回路の参考例を示す回路図である。図1に示すように、この回路は、可変吐出量ポンプPと、この可変吐出量ポンプPとポンプ通路1を介して接続したロードセンシングを必要としない一方の回路系統である第1回路Xと、この第1回路Xと接続通路Sを介して接続した他方の回路系統であるロードセンシング制御を必要とする第2回路Yとから構成している。
上記第1回路Xには、センターオープンタイプの第1制御弁2を設けるとともに、この第1制御弁2には、アクチュエータである旋回モータMを接続している。この旋回モータMには、上記第1制御弁2が図示の中立位置から切換位置に切り換わると、上記可変吐出量ポンプPからの作動油が供給される。
そして、上記第1制御弁2にはセンターオープンポート3を設け、このセンターオープンポート3のインポート3aと上記ポンプ通路1とを接続し、アウトポート3bと上記接続通路Sとを接続している。
なお、上記接続通路Sには、第1回路Xから第2回路Yへの流通のみを許容するチェック弁4を設けている。
また、上記第2回路Yには、第2制御弁5と第3制御弁6とを設けるとともに、これら第2制御弁5および第3制御弁6には、それぞれアクチュエータであるアームシリンダAおよびブームシリンダBを接続している。そして、上記第2制御弁5と第3制御弁6とを連絡通路7を介して接続している。これら第2制御弁5および第3制御弁6が図示の中立位置から切換位置に切り換わると、上記アームシリンダAおよびブームシリンダBには、上記可変吐出量ポンプPから接続通路Sを通ってきた作動油が供給される。
上記第2制御弁5にはポート8を設け、このポート8のインポート8aと上記接続通路Sとを接続し、アウトポート8bと上記連絡通路7とを接続している。また、上記第2制御弁5には、その切換量に応じて開度が制御される可変オリフィス9を設けている。
そして、上記第3制御弁6にはポート10を設け、このポート10のインポート10aと上記連絡通路7とを接続し、アウトポート10bと連絡通路11とを接続している。また、上記第3制御弁6には、その切換量に応じて開度が制御される可変オリフィス12を設けている。
さらに、上記可変オリフィス9,12には、上記第2、第3制御弁5,6の外部に設けた圧力補償弁13,14を接続している。言い換えると、圧力補償弁13,14は、可変オリフィス9,12の下流側に設けている。これら圧力補償弁13,14を通過した作動油は、再び第2、第3制御弁5,6に導かれ、そこから上記アームシリンダAやブームシリンダBに導かれる。
上記圧力補償弁13,14は、その一端に第1パイロット室13a,14aおよびスプリング15,16を設けるとともに、他端に第2パイロット室13b,14bを設けている。そして、上記第1パイロット室13a,14aには、第2回路Yに接続しているアクチュエータの最高負荷圧をパイロット圧として導くようにしている。
また、上記圧力補償弁13,14の下流側には負荷圧検出通路17,18を接続するとともに、これら両負荷圧検出通路17,18は、シャトル弁19に接続している。このシャトル弁19は、負荷圧検出通路17,18のうちの高い方の圧力を選択して、パイロット通路20に導く。そして、このパイロット通路20は、上記圧力補償弁13,14の第1パイロット室13a,14aに接続している。したがって、上記第1パイロット室13a,14aには、第2回路Yに接続しているアクチュエータの負荷圧のうち最高負荷圧が導かれることになる。さらに、上記圧力補償弁13,14の第2パイロット室13b,14bには、上記可変オリフィス9,12と圧力補償弁13,14との間の圧力が導かれるようにしている。
上記のようにした圧力補償弁13,14は、第1パイロット室13a,14aの圧力作用およびスプリング15,16のバネ力の作用と、第2パイロット室13b,14bの圧力作用とがバランスするポジションを維持する。そして、そのバランス位置において、圧力補償弁13,14の上流側の圧力である第2パイロット室13b,14bの圧力が、第1パイロット室13a,14aに、スプリング15,16のバネ力で設定された圧力を加えた圧力になるように圧力補償弁13,14の開度が制御される。
なお、図中符号Fは、ブリードオフ弁である。
そして、上記可変吐出量ポンプPは、その斜板21に馬力一定制御機構とロードセンシング回路である第2回路Yを制御するロードセンシング制御機構とを備えている。
上記ロードセンシング制御機構は、傾転シリンダ22とレギュレータ23とで構成される。このレギュレータ23には、その一端に第1圧力室23aとスプリング24とを設けるとともに、他端に第2圧力室23bを設けている。上記第1圧力室23aには、上記パイロット通路20を接続し、第2回路Yに接続しているアクチュエータの負荷圧のうち最高負荷圧が導かれるようにしている。また、第2圧力室23bには、第1回路Xにおける第1制御弁2の下流側の負荷圧がパイロット通路Qを介して導かれるようにしている。
上記のようにしたレギュレータ23は、傾転シリンダ22の力とスプリング25のバネ力とがバランスする位置で斜板21の傾転角を保つ。したがって、ロードセンシング制御機構は、可変吐出量ポンプPがレギュレータ23に導かれた負荷圧よりもスプリング24のバネ力に相当する圧力分だけ高い吐出圧を維持するように、可変吐出量ポンプPの傾転角を制御する。
また、馬力一定制御機構は、馬力制御シリンダ26と上記したスプリング25とで構成される。したがって、スプリング25は、ロードセンシング制御機構と馬力一定制御機構とに共通する構成要素となる。
上記馬力一定制御機構は、「ポンプ吐出量×ポンプ吐出圧=一定」になるように制御する。したがって、負荷圧が高くなれば、可変吐出量ポンプPの吐出量を少なくし、反対に、負荷圧が低くなればその吐出量を増やす方向に制御する。
なお、図中符号Rはリリーフ弁である。
さらに、この油圧制御回路には、ロードセンシング切り換え機構を設けている。なお、この参考例においてロードセンシング切り換え機構は、上記接続通路SとタンクTとを連通するタンク通路27に接続したロードセンシング制御切換弁28からなるものである。
上記ロードセンシング制御切換弁28は、その一端にパイロット室28aを設けるとともに、他端にスプリング29を設けている。このロードセンシング制御切換弁28は、上記第1制御弁2を図示の中立位置から切換位置に切り換えたとき、パイロット室28aに外部からパイロット圧が導かれ、スプリング29のバネ力に抗して図示の遮断位置から連通位置に切り換わる。
上記構成にした油圧制御回路において、第1回路Xの第1制御弁2を図示の中立位置から切換位置に切り換えると、上記ロードセンシング制御切換弁28は図示の遮断位置から連通位置に切り換わる。
このとき、第1制御弁2の切換量に応じて、可変吐出量ポンプPの吐出量のうち、旋回モータMに供給される流量と、タンクTに環流させるべき流量とに振り分けられる。そして、タンクTに環流させるべき流量は、ロードセンシング制御切換弁28を通過してタンクTに戻されることになる。したがって、旋回モータMに供給される流量は、可変吐出量ポンプPの全吐出量から、タンクTに環流させた流量を差し引いた流量ということになる。
上記の構成においては、タンクTに環流させるべき流量は、その全量がロードセンシング制御切換弁28を介してタンクTに戻される。また、このとき、レギュレータ23の第2圧力室23bには、ロードセンシング制御切換弁28がタンクTに連通した状態で第1回路Xの下流側の圧力が導かれる。したがって、レギュレータ23は傾転シリンダ22がタンクTに連通した状態となるので、可変吐出量ポンプPは、最大の流量を吐出するように制御される。
上記参考例によれば、第1回路Xと第2回路Yとを接続する接続通路SをタンクTに導くタンク通路Tにロードセンシング制御切換弁28を設けたので、ロードセンシング制御切換弁28は1つ設けるだけで足りる。したがって、回路構成を簡素化することができる。また、回路構成を簡素化することによって、配管の工数や本数を減らすことができるので、その分コストを抑えることができる。
また、タンク通路27に設けたロードセンシング制御切換弁28は、第1回路Xの第1制御弁2が中立位置にあるとき閉弁し、第1制御弁2を切換位置に切り換えたとき開弁する構成にしたので、第1回路Xに複数の制御弁を設けたとしても、使用頻度の少ない第1回路Xを使用するときだけ上記ロードセンシング制御切換弁28を切り換えればよい。したがって、作動効率を向上させることができる。
図2に示した別の参考例は、タンク通路27に絞り30を設けた点が上記第1実施形態と異なっている。
図2に示すように、上記タンク通路27に絞り30を設けたことによって、この絞り30を通過する流量に応じた圧力が絞り30の上流側に生じることになる。したがって、第1回路Xの第1制御弁2を中立位置から切換位置に切り換えたとき、切換途中においてタンクTへ還流される余剰流量に応じて、絞り30の上流側に生じた圧力が可変吐出量ポンプPのレギュレータ23に導かれて、可変吐出量ポンプPの吐出量を制御する。このため、可変吐出量ポンプPの吐出量は最大とはならず、余剰流量を最小限に低減して、絞り30の上流側圧力が一定の最小圧となるように制御される。すなわち、第1回路Xが必要とするだけの流量を吐出するので、エネルギーロスを少なくすることができる。
つまり、上記可変吐出量ポンプPは、上記絞り30上流と第1制御弁2との間の圧力が高いとき、すなわち第1制御弁2の切換量が少ないときには吐出量を減少し、低いとき、すなわち第1制御弁2の切換量が大きいときには吐出量を増大するので、エネルギーロスを少なくすることができる。
なお、上記参考例では、絞り30を、タンク通路27に設けたロードセンシング制御切換弁28の上流側に設けているが、タンク通路27上であれば、上記ロードセンシング制御切換弁28の下流側に設けてもかまわない。
また、図3に示す参考例のように、上記絞り30は、ロードセンシング制御切換弁28に設けてもかまわない。
図4に示した第実施形態は、第1回路Xに設けた第1制御弁2にタンクポート31を設け、このタンクポート31に上記タンク通路27を接続した点が、図1の参考例と異なっている
図4に示すように、第1制御弁2にタンクポート31を設けることによって、この第1制御弁2が図示の中立位置から切換位置に切り換わったときに、タンクポート31がタンクTと連通する。そして、可変吐出量ポンプPからの吐出量のうち、タンクTに還流させるべき流量がタンク通路27を介してタンクTに還流する。したがって、この第実施形態によれば、上記図1に示す参考例と同様の効果を得ることができる。
さらに、この第1実施形態によれば、上記参考例におけるロードセンシング切り換え機構が有する機能を第1制御弁2にもたせたので、上記参考例よりも、回路の構成を単純化することができる。
図5に示した第実施形態は、上記第実施形態のタンク通路27に絞り32を設けている点が、第実施形態と異なっている。
図5に示すように、タンク通路27に絞り32を設けることによって、この絞り32を通過する流量に応じた圧力が絞り32の上流側に生じることになる。したがって、第1回路Xの第1制御弁2を中立位置から切換位置に切り換えたとき、切換途中においてタンクTへ還流される余剰流量に応じて、絞り32の上流側に生じた圧力が可変吐出量ポンプPのレギュレータ23に導かれて、可変吐出量ポンプPの吐出量を制御する。このため、可変吐出量ポンプPの吐出量は最大とはならず、余剰流量を最小限に低減して、絞り32の上流側圧力が一定の最小圧となるように制御される。すなわち、第1回路Xが必要とするだけの流量を吐出するので、エネルギーロスを少なくすることができる。
つまり、上記可変吐出量ポンプPは、上記絞り32上流と第1制御弁2との間の圧力が高いとき、すなわち第1制御弁2の切換量が少ないときには吐出量を減少し、低いとき、すなわち第1制御弁2の切換量が大きいときには吐出量を増大するので、エネルギーロスを少なくすることができる。
なお、この第2実施形態でも、絞り32を、タンク通路27上であって、第1制御弁2の上流側に設けているが、タンク通路27上であれば、上記第1制御弁2の下流側に設けてもかまわない。
また、図6に示す第3実施形態のように、第1制御弁2の切換位置であって、タンク通路27と連通する内部通路33に絞り32を設けてもかまわない。
本発明に係る油圧制御回路の参考例を示す回路図である。 他の参考例を示す回路図である。 他の参考例を示す回路図である。 実施形態を示す回路図である。 実施形態を示す回路図である。 実施形態を示す回路図である。 従来例を示す回路図である。
符号の説明
P 可変吐出量ポンプ
X 第1回路
Y 第2回路
S 接続通路
2 第1制御弁
3 センターオープンポート
5 第2制御弁
6 第3制御弁
A アームシリンダ
B ブームシリンダ
8a インポート
13,14 圧力補償弁
22 傾転シリンダ
23 レギュレータ
25 スプリング
26 馬力制御シリンダ
27 タンク通路
T タンク
28 ロードセンシング制御切換弁
30 絞り
31 タンクポート
32 絞り
33 内部通路

Claims (3)

  1. ロードセンシングを必要としない一方の回路系統に設けたセンターオープンタイプの制御弁に可変吐出量ポンプを接続するとともに、ロードセンシングを必要とする他方の回路系統に制御弁を設け、上記一方の回路系統における制御弁のセンターオープンポート下流と、他方の回路系統における制御弁のインポートとを接続通路を介して接続する一方、上記ロードセンシングを必要とする他方の回路系統の制御弁には圧力補償弁を接続してなり、かつ、上記可変吐出量ポンプにはロードセンシング制御機構を備え、このロードセンシング制御機構は他方の回路系統の制御弁に接続したアクチュエータの最高負荷圧を検出して可変吐出量ポンプの吐出量を制御する油圧制御回路において、上記接続通路の圧力を可変吐出量ポンプのロードセンシング制御機構に導くとともに、上記一方の回路系統の制御弁は、中立位置にあるとき接続通路とタンクとを連通するタンク通路を遮断し、当該制御弁を切換位置に切り換えたとき上記接続通路と上記タンク通路とを連通させる構成にした油圧制御回路。
  2. 一方の回路系統における制御弁を切換位置に切り換えて接続通路とタンク通路とを連通する連通過程に絞りを設けた請求項1記載の油圧制御回路。
  3. 一方の回路系統における制御弁であって、当該制御弁の切換位置において上記接続通路とタンク通路とを連通する内部通路に絞りを設けた請求項1記載の油圧制御回路。
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