JP3195095B2 - 2ポンプ式の負荷感応形回路 - Google Patents

2ポンプ式の負荷感応形回路

Info

Publication number
JP3195095B2
JP3195095B2 JP35999092A JP35999092A JP3195095B2 JP 3195095 B2 JP3195095 B2 JP 3195095B2 JP 35999092 A JP35999092 A JP 35999092A JP 35999092 A JP35999092 A JP 35999092A JP 3195095 B2 JP3195095 B2 JP 3195095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pump
valve
discharge
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35999092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06200905A (ja
Inventor
久人 内藤
真 山村
義健 米窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP35999092A priority Critical patent/JP3195095B2/ja
Publication of JPH06200905A publication Critical patent/JPH06200905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195095B2 publication Critical patent/JP3195095B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】2つのアクチュエータに対して、
それぞれ1つずつの可変吐出量ポンプを対応させた負荷
感応形回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルなどの建設機械に用いら
れ、負荷感応機能を備えた油圧回路のひとつとして、図
2に示すような2ポンプ式のものが従来から知られてい
る。この2ポンプ式の油圧回路は、基本的に、1つのア
クチュエータに対して1つのポンプが対応しているが、
一方のポンプの供給流量が、対応するアクチュエータの
要求流量より少ない場合、他方のポンプが、不足分の圧
油を供給するようになっている。以下にこの回路の構成
を示す。
【0003】第1可変吐出量ポンプP1 は、切換弁1と
接続しているとともに、通路2を介して第2可変吐出量
ポンプP2 と連通している。この通路2上には合流弁3
が設けてある。この合流弁3は、連通位置3aとブロッ
ク位置3bとの2つの切換え位置を持っているが、それ
を切換えたときは、常に、連通位置3aか、ブロック位
置3bかのいずれかの切換え位置となるようになってい
る。
【0004】また、上記切換弁1は、その一方の側に第
1流入ポート4、中継ポート5、第2流入ポート6、タ
ンクポート7を形成している。また、他方の側には、第
1アクチュエータポート8、第2アクチュエータポート
9、負荷圧検出ポート10を形成している。
【0005】上記第1アクチュエータポート8は、第1
シリンダ11のボトム側室11aに連通させ、第2アク
チュエータポート9はロッド側室11bに連通させてい
る。そして、負荷検出ポート10は、第1パイロット通
路12により、第1可変吐出量ポンプP1 の傾転角を制
御する第1レギュレータ13に接続されている。この第
1パイロット通路12により第1可変吐出量ポンプP1
は、負荷圧より所定の高さだけ高い吐出圧で圧油を吐出
する。
【0006】また、上記第1流入ポート4は、第1可変
吐出量ポンプP1 に連通させ、中継ポート5は、第1圧
力補償弁14の流入側に連通させている。さらに、上記
第2流入ポート6は第1圧力補償弁14の流出側に連通
させている。上記のようにした切換弁1は、図示の中立
位置にあるとき、タンクポート7と負荷検出ポート10
とだけが連通し、それ以外の各ポートは閉じる。
【0007】上記切換弁1を左右いずれかに切換える
と、第1流入ポート4と中継ポート5とが連通するが、
その通路過程には、絞り15が形成されるようにしてい
る。この絞り15は、切換弁1の切換え量に比例して、
その開度を大きくしていくものである。また、この切換
え位置では、いずれか一方のアクチュエータポートが第
2流入ポート6に連通し、いずれか他方のアクチュエー
タポートがタンクポート7に連通する。そして、切換弁
1が、上記切換え位置にあるとき、負荷検出ポート10
は、常に、第2流入ポート6に連通するようにしてい
る。
【0008】また、上記第1パイロット通路12は、合
流弁3の連通位置3a側端面に設けたパイロット室16
にも接続しているとともに、このパイロット室16側に
は、スプリング17が設けてある。また、他方のパイロ
ット室24は、可変吐出量ポンプP1 の吐出側に接続し
ている。このように、合流弁3の一方のパイロット室1
6には、第1シリンダ11の負荷圧を作用させるととも
に、パイロット室16側にスプリング17のバネ力を作
用させ、他方のパイロット室24には、第1可変吐出量
ポンプP1 の吐出圧を作用させている。ただし、通常
は、第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧と第1シリンダ
11の負荷圧との差圧が、スプリング17のバネ力より
大きくなるように設定されているので、合流弁3は、ブ
ロック位置3bに切換わっている。そして、何らかの条
件で第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧と第1シリンダ
11の負荷圧との差圧が、スプリング17のバネ力より
小さくなったときに、合流弁3は連通位置3aに切換わ
るようになっている。
【0009】また、第2可変吐出量ポンプP2 は、第1
可変吐出量ポンプP1 と同様に、切換弁18、第2シリ
ンダ19、第2圧力補償弁20、第2レギュレータ21
に接続している。そして、切換弁18の負荷検出ポート
22に接続した第2パイロット通路23も、第2可変吐
出量ポンプP2 の第2レギュレータ21に接続してい
る。また、この第2パイロット通路23は、第3パイロ
ット通路25により第1パイロット通路12と接続され
ている。そして、この第3パイロット通路25上には、
前記した合流弁3が設けてあり、この合流弁3が連通位
置3aに戻ったとき、両パイロット通路12、23は連
通する。したがって、この合流弁3は、その切換え位置
によって、両ポンプP1 、P2と、第1、第2パイロッ
ト通路とを連通したり、遮断したりする。
【0010】なお、第2切換弁18、第2圧力補償弁2
0のそれぞれは、第1切換弁1、第1圧力補償弁14
と、構成を同じにしている。したがって、それらの個々
の構成要素については、同一符号を用いる。また、両可
変吐出量ポンプP1 、P2 の傾転角を制御する第1、第
2レギュレータ13、21は、一般的に、ポンプに対し
て、馬力一定制御をしている。つまり、ポンプが出力す
る馬力は一定であり、馬力は、ポンプの吐出圧と吐出量
との積で決まる。したがって、吐出圧か吐出量かのいず
れか一方が上昇すれば、他方を減少させることになる。
【0011】合流弁3が上記のように連通位置3aに切
換わると、両可変吐出量ポンプP1、P2が連通するとと
もに、第1、第2パイロット通路12、23が、第3パ
イロット通路25によって連通される。当然のこととし
て、第1、第2シリンダ11、19の高圧側の負荷圧
が、両レギュレータ13、21方向への流れのみを許容
するチェック弁26、27で選択され、第1、第2レギ
ュレータ13、21に導かれることになる。したがっ
て、両可変吐出量ポンプP1、P2は、選択された負荷圧
に応じた圧力で吐出することになる。
【0012】このような構成において、いま、切換弁1
を図示の状態から右側位置に切り換えると、第1流入ポ
ート4と中継ポート5とが連通するとともに、その切換
え量に応じて、絞り15の開度が決まる。また、切換弁
1が上記のように右側位置に切換わると、第2流入ポー
ト6が、第1アクチュエータポート8を介して第1シリ
ンダ11のボトム側室11aに連通し、タンクポート7
が、第2アクチュエータポート9を介してロッド側室1
1bに連通する。したがって、第1可変吐出量ポンプP
1 の高圧油は、第1流入ポート4→絞り15→中継ポー
ト5→第1圧力補償弁14→第2流入ポート6→第1ア
クチュエータポート8を経由してボトム側室11aに供
給される。また、ロッド側室11bからの戻り油は、第
2アクチュエータポート9およびタンクポート7を介し
てタンクTに戻される。
【0013】これによって第1シリンダ11が伸長し、
図示しない負荷を持ち上げることになる。 このときの
負荷圧は、負荷検出ポート10から第1パイロット通路
12を介して第1レギュレータ13に作用するが、この
第1レギュレータ13は、前述したように、第1可変吐
出量ポンプP1の傾転角を制御して、その吐出圧を負荷
圧より所定の圧力だけ高く維持する。また、第1圧力補
償弁14は、その一方のパイロット室28を中継ポート
5に連通させ、他方のパイロット室29を、第1パイロ
ット通路12に接続している。しかも、この他方のパイ
ロット室29側には、スプリング30のバネ力を作用さ
せている。したがって、この第1圧力補償弁14は、そ
の一方のパイロット室28に、第1シリンダ11の負荷
圧を作用させるとともに、他方のパイロット室29側に
スプリング30のバネ力を作用させている。さらに、上
記一方のパイロット室28には、切換弁1の絞り15
下流の圧力を作用させている。
【0014】このような第1圧力補償弁14は、その上
流側の圧力と、その下流側の圧力との差圧を、スプリン
グ30のバネ力に相当する圧力に維持する。したがっ
て、第1レギュレータ13の作用で、第1可変吐出量ポ
ンプP1 の吐出圧が、負荷圧よりも一定の圧力だけ高く
なるように制御されるとともに、第1圧力補償弁14の
作用で、その前後の差圧も一定に保たれることになる。
このように負荷圧の変動にかかわりなく、絞り15前後
の差圧が一定に保たれるので、第1シリンダ11への供
給流量は、絞り15の開度、すなわち切換弁1の切換え
量に応じて決まることになる。なお、第1シリンダ11
を収縮させる場合は、切換弁1を左側に切換えればよ
い。
【0015】また、合流弁3が、ブロック位置3bにあ
る通常運転時にあるとき、例えば、第1シリンダ11の
スピードを上げるために、切換弁1を急激に切換えて、
絞り15を大きく開口させたときなどは、切換弁1の開
口に対して、第1シリンダ11への流入量が瞬間的に少
なくなる。つまり、一時的に第1可変吐出量ポンプP1
からの供給流量が、バルブ要求流量に追いつかなくな
る。このため、第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧力が
一時的に低下してしまうので、切換弁1の絞り15前後
の差圧が小さくなる。この絞り15前後の差圧が小さく
なれば、第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧と負荷圧と
の差圧が小さくなる。この差圧が、合流弁3のスプリン
グ17のバネ力より小さくなると、合流弁3は、スプリ
ング17のバネ力で連通位置3aに戻される。
【0016】合流弁3が連通位置3aに戻ると、第1、
第2可変吐出量ポンプP1 、P2 および第1、第2パイ
ロット通路12、23が、合流弁3を介して連通する。
このとき、両レギュレータ13、21には、第1、第2
シリンダ11、19のうちの高圧側の負荷圧が選択され
て作用する。これにより、両可変吐出量ポンプP1 、P
2 は、高圧側の負荷圧に応じた圧力で圧油を吐出する。
両可変吐出量ポンプP1 、P2 は、合流弁3により、す
でに連通しているので、これら両ポンプP1 、P2 の圧
油は、切換弁1に供給される。これによって、切換弁1
のバルブ要求流量を満たすことになる。
【0017】このように、切換弁1のバルブ要求流量が
不足した場合、合流弁3を連通位置3aに戻し、第1、
第2可変吐出量ポンプP1 、P2 を同圧で吐出させる。
これにより、切換弁1のバルブ要求流量の不足を、第2
可変吐出量ポンプP2 の流量で満たすようにしている。
また、このように、切換弁1のバルブ要求流量が満たさ
れると、切換弁1の絞り15前後の差圧が通常に保たれ
るので、第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧と、第1シ
リンダ11の負荷圧との差圧が、通常の差圧を保つこと
になる。このように第1シリンダ11の負荷圧と第1可
変吐出量ポンプP1 の吐出圧との差圧が通常に戻ると、
その差圧はスプリング17の力より大きくなるので、合
流弁3はブロック位置3bに切換わり、両可変吐出量ポ
ンプP1 、P2 間の連通および、第1、第2パイロット
通路の連通が遮断されて、通常の運転状態に戻る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回路
には、以下のような問題があった。 第1に、第1シリ
ンダ11の負荷圧が、第2シリンダ19負荷圧より低
いときに、上記のように、切換弁1を急激に操作した場
合、合流弁3が連通位置3aに戻り、両可変吐出量ポン
1、P2とが連通するとともに、第1、第2パイロッ
ト通路12、23が連通する。これにより、両レギュレ
ータ13、21に、チェック弁26、27で選択され
た、第2シリンダ19の高圧の負荷が作用するので、両
可変吐出量ポンプ1、P2は、第2シリンダ19の負荷
圧に応じた圧力で吐出する。
【0019】このため、負荷圧の小さい第1シリンダ1
1側に、第1圧力補償弁14を設けていれば、この第1
圧力補償弁14には、必要以上の吐出圧が作用する。こ
の必要以上の圧力分のエネルギーは、第1圧力補償弁1
4を通過する過程で、熱として放出されるので、エネル
ギー損失が発生するという問題があった。
【0020】第2に、両可変吐出量ポンプポンプP1
2 が、それぞれ第1、第2シリンダ11、19を作動
させている場合、何らかの理由で、第1シリンダ11の
負荷圧が回路の最高設定圧であるリリーフ圧に上昇して
しまったとき、以下のような問題があった。すなわち、
第1シリンダ11が、リリーフ圧まで上昇すれば、第1
可変吐出量ポンプP1 もそれに応じて吐出圧を上げる。
しかし、馬力一定制御のもとでは、第1可変吐出量ポン
プP1 の吐出圧が上昇すれば、吐出流量は減少する。こ
れにより、切換弁1の絞り15前後の差圧が小さくな
り、絞り15の開度によっては、十分な差圧を維持でき
なくなるので、合流弁3が切換え位置3aに戻ってしま
うことがある。
【0021】これにより、低い吐出圧を維持していた、
第2可変吐出量ポンプP2 が、第1シリンダ11のリリ
ーフ圧に応じた圧力で吐出してしまう。つまり、第2可
変吐出量ポンプP2 は、必要以上の圧力で吐出してしま
う。この場合も、第2シリンダ19側に、第2圧力補償
弁20を設けていれば、前記した第1圧力補償弁14同
様のエネルギーロスが発生するという問題があった。さ
らに、上記のような状態において、第2可変吐出量ポン
プP2 の吐出圧が上昇すれば、馬力一定制御により、第
2可変吐出量ポンプP2 の吐出流量が低下する。これに
より、第2シリンダ19の速度が遅くなることもあると
いう問題もあった。
【0022】第3に、合流弁3は、ブロック位置3bか
連通位置3aかのいずれかの位置を保つという特性を持
っているので、第1シリンダ11の負荷圧が、第2シリ
ンダ19の負荷圧より高い場合に、第1シリンダ11の
スピードを上げるために、切換弁1の絞り15の開度を
急激に大きくさせて、合流弁3を、切換え位置3aに戻
すと、両可変吐出量ポンプP1 、P2 が連通した瞬間
に、吐出圧の高い第1可変吐出量ポンプP1 から、吐出
圧の低い第2可変吐出量ポンプP2 へ、圧油が一時的に
逆流してしまう。このように、第1可変吐出量ポンプP
1 から、第2可変吐出量ポンプP2 に圧油が逆流してし
まうと、バルブ要求流量の少ない、切換弁1に一時的に
圧油を供給できないという問題があった。この発明の目
的は、上記のような問題を解決した2ポンプ式負荷感応
形回路を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明では、第1、第2アクチュエータと、これ
らアクチュエータへのそれぞれの圧油の供給方向を制御
するとともに、切換え量に応じて絞りの開度を制御する
切換弁と、これら切換弁の上流側にあって、第1アクチ
ュエータに圧油を供給する第1可変吐出量ポンプと、第
2アクチュエータに圧油を供給する第2可変吐出量ポン
プと、これら第1、第2可変吐出量ポンプの各々に対し
て、入力した圧力信号よりも所定の高さの圧力で可変吐
出量ポンプを吐出させる第1、第2レギュレータと、こ
れら第1、第2レギュレータのそれぞれと接続し、上記
第1、第2アクチュエータの負荷圧を圧力信号として導
く第1、第2パイロット通路と、これら第1、第2パイ
ロット通路を連通する第3パイロット通路と、上記第
1、第2可変吐出量ポンプを連通する通路と、この通路
および第3パイロット通路上にあって、一方のパイロッ
ト室にスプリングのバネ力を作用させるとともに第1シ
リンダの負荷圧を作用させ、他方のパイロット室に第1
可変吐出量ポンプの吐出圧を作用させて、両ポンプ間の
連通と遮断とを制御するとともに、上記第1、第2パイ
ロット通路の連通と遮断とを制御する合流弁とを備えた
2ポンプ式の負荷感応形回路を前提としている。
【0024】そして、この前提をもとにしつつ、上記合
流弁を比例開口式とするとともに、第1パイロット通路
と第2パイロット通路との圧力信号のうちいずれか高圧
側の圧力信号を選択し、この選択した圧力信号を第2レ
ギュレータに導くシャトル弁を上記第3パイロット通路
上に設ける一方、上記両ポンプを連通する通路上にあっ
て、第2可変吐出量ポンプと合流弁との間に、絞り位置
とブロック位置とを備え、第1可変吐出量ポンプの吐出
圧が第2可変吐出量ポンプの吐出圧より高いときにブロ
ック位置に切換わって両ポンプ間の連通を遮断し、第2
可変吐出量ポンプの吐出圧が第1可変吐出量ポンプの吐
出圧より高いとき絞り位置に切換わって両ポンプ間を連
通するとともに、その連通時に、第2可変吐出量ポンプ
側からの流れに絞り抵抗を付与するシャットオフ弁を設
け、さらに、上記合流弁には、第1アクチュエータの負
荷圧が、回路の最高設定圧であるリリーフ圧に達したと
き、上記両ポンプを連通する通路および第1、第2パイ
ロット通路との連通を強制的に遮断するシリンダを設け
た構成としている。
【0025】
【作用】第3パイロット通路上に、第1シリンダと第2
シリンダとのいずれか高圧側の負荷圧を選択するシャト
ル弁を設けたので、合流弁が連通状態にあるとき、第2
アクチュエータの負荷圧が高いときは、その高い負荷圧
がシャトル弁で選択されて、第2レギュレータに作用
し、第1レギュレータに作用しない。 したがって、第
2可変吐出量ポンプは、第2アクチュエータの負荷圧に
応じて吐出し、第1可変吐出量ポンプは、第1アクチュ
エータの負荷圧に応じて吐出する。また、第1アクチュ
エータの負荷圧が高いときは、その負荷圧が、第2レギ
ュレータに作用するとともに、第1レギュレータにも作
用する。したがって、第1、第2可変吐出量ポンプ
1、P2とも、第1アクチュエータの負荷圧に応じた圧
力で吐出する。
【0026】また、合流弁に設けたシリンダは、第1ア
クチュエータの負荷圧が、回路の最高設定圧であるリリ
ーフ圧に達すると作動する。そして、このシリンダの作
動により、合流弁は、両可変吐出量ポンプおよび第1、
第2パイロット通路の連通を強制的に遮断するので、回
路の最高設定圧のリリーフ圧である第1アクチュエータ
の負荷圧が、第2レギュレータに作用することがない。
したがって、第2可変吐出量ポンプが、第1アクチュエ
ータの負荷圧に応じた圧力で吐出することがない。
【0027】また、合流弁を比例開口としているので、
例えば、第1アクチュエータの負荷圧が、第2アクチュ
エータの負荷圧より低いときに、両可変吐出量ポンプを
連通させても、切換え過程に絞り抵抗が付与される。絞
り抵抗が付与されるので、第2可変吐出量ポンプの吐出
圧が、低下することがない。したがって、第2可変吐出
量ポンプは、第2アクチュエータへの負荷圧に対抗する
吐出圧を維持することができる。
【0028】さらに、両可変吐出量ポンプを連通する通
路上であって、第2可変吐出量ポンプと合流弁との間
に、シャットオフ弁を設けているが、このシャットオフ
弁は、絞り位置とブロック位置とを備えている。そし
て、第1可変吐出量ポンプの吐出圧が第2可変吐出量ポ
ンプの吐出圧より高いときにブロック位置に切換わって
両ポンプ間の連通を遮断し、第1可変吐出量ポンプから
第2可変吐出量ポンプへの圧油の逆流を防止する。ま
た、第2可変吐出量ポンプの吐出圧が第1可変吐出量ポ
ンプの吐出圧より高いときは、絞り位置に切換わって両
ポンプ間を連通する。
【0029】さらに、その連通時には、第2可変吐出量
ポンプ側からの流れに絞り抵抗を付与するようにしてい
る。したがって、この連通時におけるシャットオフ弁前
後の差圧は、常に、第2可変吐出量ポンプ側の圧力が高
くなっているので、連通状態を保持することができる。
【0030】
【実施例】図1に示した実施例は、従来の合流弁3を比
例開口式の合流弁31としている。この合流弁31のブ
ロック位置31b側には、シリンダ32を設けている。
このシリンダ32は、そのロッド33を合流弁31のパ
イロット室24側に当接させている。さらに、このシリ
ンダ32は、そのボトム側室32aを、第1パイロット
通路12に接続するとともに、ロッド側室32b内にス
プリング34を設けている。このスプリング34は、第
1シリンダ11の回路の最高設定圧であるリリーフ圧よ
り、わずかに弱いバネ力となっている。したがって、こ
のシリンダ32は、第1シリンダ11の負荷圧が、回路
の最高設定圧であるリリーフ圧に達したときのみ動作
し、合流弁31を強制的にブロック位置31bに切換え
る。これにより、両可変吐出量ポンプP1 、P2 および
第1、第2パイロット通路12、23の連通を遮断する
ようにしている。
【0031】また、第1、第2パイロット通路12、2
3を接続している第3パイロット通路25上には、シャ
トル弁35が設けてある。このシャトル弁35は、第1
シリンダ11と第2シリンダ19とのいずれか高圧側の
負荷圧を選択する。この場合、第2シリンダ19の負荷
圧が選択されると、その負荷圧は、第2レギュレータ2
1に作用し、第1レギュレータ13には作用しない。ま
た、第1シリンダ11の負荷圧が選択されると、その負
荷圧は、第1、第2レギュレータ13、21の両方に作
用するようになっている。
【0032】したがって、第2シリンダ19の負荷圧が
高圧側として選択されると、第1可変吐出量ポンプP1
は、第1シリンダ11の負荷圧に応じた圧力で吐出し、
第2可変吐出量ポンプP2 は、第2シリンダ19の負荷
圧に応じた圧力で吐出する。また、第1シリンダ11の
負荷圧が高圧側として選択されると、第1、第2可変吐
出量ポンプP1 、P2 両方が、第1シリンダ11の負荷
圧に応じた圧力で吐出することになる。
【0033】さらに、両可変吐出量ポンプP1 、P2
連通する通路2上であって、第2可変吐出量ポンプP2
と合流弁31との間には、シャットオフ弁36を設けて
いる。このシャットオフ弁36は、絞り位置36aとブ
ロック位置36bとの2つの切換え位置を持っている。
そして、絞り位置36a内には、絞り40を設けてい
る。また、このシャットオフ弁36は、その一方のパイ
ロット室37に第2可変吐出量ポンプP2 の吐出圧を導
き、他方のパイロット室38に第1可変吐出量ポンプP
1 の吐出圧を導いている。さらに、パイロット室38側
には、スプリング39を設けている。
【0034】したがって、両可変吐出量ポンプP1 、P
2 の吐出圧が等しいとき、あるいはは第1可変吐出量ポ
ンプP1 の吐出圧が高いとき、シャットオフ弁36は、
図示のブロック位置36bを保ち、両ポンプP1 、P2
間の連通を遮断している。しかし、第2可変吐出量ポン
プP2 の吐出圧が、第1可変吐出量ポンプP1 の吐出圧
より高いときは、絞り位置36aに切り換わり、両可変
吐出量ポンプP1 、P2 を連通するようにしている。し
かも、この絞り位置36aには、絞り40が設けてある
ので、常に第2可変吐出量ポンプP2 側の流れに、絞り
40による抵抗を付与している。なお、上記以外の構成
は、図2に示した従来の回路とぼぼ同じなので、その詳
細な説明を省略するとともに、以下には、従来と同一の
構成要素については同一符合を付して説明する。
【0035】次に、この実施例の作用を説明する。い
ま、第1シリンダ11の負荷圧が、第2シリンダ19の
負荷圧より低いときに、前述した従来例のように、切換
弁1を急激に操作して、合流弁3を連通位置3aに戻
し、両可変吐出量ポンプP1 、P2 および第1、第2パ
イロット通路12、23を連通させて、切換弁1のバル
ブ要求流量の不足を補うとき、第2シリンダ19の高圧
側の負荷圧は、シャトル弁35で選択され、第2レギュ
レータ21には作用するが、第1レギュレータ13には
作用しない。したがって、第1レギュレータ13には、
第1シリンダ11の負荷圧が作用するので、結局、第2
可変吐出量ポンプP2 は、第2シリンダ19の負荷圧に
応じた圧力で吐出し、第1可変吐出量ポンプP1 は、第
1シリンダ11の負荷圧に応じた圧力で吐出する。
【0036】したがって、第1可変吐出量ポンプP1
に、第1圧力補償弁14があっても、この第1圧力補償
弁14には、第1シリンダ11の負荷圧に応じた吐出圧
が作用するので、エネルギー損失することがない。
【0037】また、両可変吐出量ポンプP1 、P2 が、
それぞれ第1、第2シリンダ11、19を作動させてい
る場合、第1シリンダ11の負荷圧が、回路の最高設定
圧であるリリーフ圧に上昇するとともに、第2シリンダ
19が、第1シリンダ11の負荷圧より低い負荷圧で作
動している場合、合流弁31に設けたシリンダ32が動
作して、合流弁31を強制的に、ブロック位置31bに
切換える。これにより、両可変吐出量ポンプP1 、P2
および第1、第2パイロット通路12、23の連通が遮
断されるので、吐出圧の低い第2可変吐出量ポンプP2
が、第1シリンダ11のリリーフ圧に応じた圧力で吐出
することがない。これにより、上記のように第1シリン
ダ側に第2圧力補償弁20があっても、エネルギー損失
が発生することがない。さらに、吐出圧の低い第2可変
吐出量ポンプP2 が、第1シリンダ11のリリーフ圧に
応じた圧力で吐出することがないので、馬力一定制御に
よる流量減少がない。これにより、供給流量の減少によ
る第2シリンダ19の速度が低下するようなことが。
【0038】また、合流弁31を比例開口としているの
で、第1シリンダ11の負荷圧が、第2シリンダ19の
負荷圧より低いときに、両可変吐出量ポンプP1 、P2
を連通させても、切換え過程に絞り抵抗が付与されるの
で、第2可変吐出量ポンプP2 の吐出圧が低下すること
がない。したがって、第2可変吐出量ポンプP通は、第
2シリンダ19の負荷圧に対抗した吐出圧を維持できる
ので、第2シリンダ19が、降下することがない。
【0039】また、第2可変吐出量ポンプP2 と合流弁
31との間に設けたシャットオフ弁36は、第1可変吐
出量ポンプP2 の吐出圧が第2可変吐出量ポンプの吐出
圧より高いとき、ブロック位置36bに切換わって、両
可変吐出量ポンプP1 、P2間の連通を遮断するように
している。また、第2可変吐出量ポンプP2 と合流弁3
1との間に設けたシャットオフ弁36は、第2可変吐出
量ポンプP2 の吐出圧が第1可変吐出量ポンプの吐出圧
より高いとき、絞り位置36aに切換わって、両可変吐
出量ポンプP1 、P2 間を連通するようにしている。し
たがって、両可変吐出量ポンプP1 、P2 が合流弁31
により連通されていても、第1可変吐出量ポンプP1
吐出圧が、第2可変吐出量ポンプP2 の吐出圧より高け
れば、両可変吐出量ポンプP1 、P2 が連通することが
なく、第1可変吐出量ポンプP1 から第2可変吐出量ポ
ンプP2 へ圧油が逆流することがない。
【0040】さらに、このシャットオフ弁36は、両可
変吐出量ポンプP1 、P2 を連通する絞り位置36a
に、絞り40を設けているので、このシャットオフ弁3
6の第2可変吐出量ポンプP2 側の流れに、常に絞り4
0による抵抗が付与されている。したがって、シャット
オフ弁36が連通状態にあるときは、パイロット通路3
7に作用する圧力が、パイロット通路38に作用する圧
力より、常に高いので、この絞り位置36aを維持する
ことができる。このように、絞り位置36aを常に維持
できるので、第2可変吐出量ポンプP2 から第1可変吐
出量ポンプP1 への圧油の供給がスムーズにできる。
【0041】
【効果】両可変吐出量ポンプが合流弁により連通して状
態において、第2アクチュエータの負荷圧が、第1アク
チュエータの負荷圧より高くても、第2アクチュエータ
の負荷圧に応じた圧力で、第1可変吐出量ポンプが吐出
しないので、例えば、第1アクチュエータ側に、第1圧
力補償弁があっても、この第1圧力補償弁に不必要な吐
出圧が供給されない。したがって、この第1圧力補償弁
でのエネルギー損失がない。
【0042】また、両可変吐出量ポンプを連通させて、
第1、第2アクチュエータを作動させているときに、第
1アクチュエータの負荷圧が、回路の最高設定圧である
リリーフ圧に達しても、合流弁に設けたシリンダによ
り、両ポンプの連通および第1、第2パイロット通路の
連通が、強制的に遮断される。これにより、第1アクチ
ュエータのリリーフ圧が、第2レギュレータに作用する
ことがない。したがって、第2可変吐出量ポンプの吐出
圧が、第1アクチュエータのリリーフ圧に応じて上昇す
ることがないので、例えば、馬力一定制御による第2可
変吐出量ポンプの供給流量の減少がなく、この供給流量
減少による第2アクチュエータの速度が遅くなることも
ない。
【0043】さらに、第2可変吐出量ポンプの吐出圧
が、第1アクチュエータのリリーフ圧まで上昇しないの
で、第2アクチュエータ側に第2圧力補償弁があって
も、この第2圧力補償弁での動力損失がない。また、合
流弁を比例開口式にしたことにより、第2可変吐出量ポ
ンプからの吐出圧を維持しながら、第1可変吐出量ポン
プに圧油を供給できる。このため、第2可変吐出量ポン
プP2 の吐出圧低下による第2アクチュエータの降下が
ない。
【0044】さらに、第1可変吐出量ポンプの吐出圧
が、第2可変吐出量ポンプの吐出圧より高いときは、合
流弁が連通していても、シャットオフ弁により逆流が防
止される。くわえて、シャットオフ弁により、第1可変
吐出量ポンプから、第2可変吐出量ポンプ側の流れに絞
り抵抗を付与するので、常に、第2可変吐出量ポンプ側
の吐出を高く維持できる。これにより、シャットオフ弁
が連通状態になれば、その状態を維持することができる
ので、第2可変吐出量ポンプから第1可変吐出量ポンプ
への圧油の供給がスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示した回路図である。
【図2】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1、18 切換弁 2 通路 11、19 第1、第2シリンダ 12、23、25 第1〜第3パイロット通路 13、21 第1、第2レギュレータ 14、20 第1、第2圧力補償弁 31 合流弁 32 シリンダ 35 シャトル弁 36 シャットオフ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−116965(JP,A) 特開 平3−260401(JP,A) 特開 平3−84204(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 F15B 11/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2アクチュエータと、これらア
    クチュエータへのそれぞれの圧油の供給方向を制御する
    とともに、切換え量に応じて絞りの開度を制御する切換
    弁と、これら切換弁の上流側にあって、第1アクチュエ
    ータに圧油を供給する第1可変吐出量ポンプと、第2ア
    クチュエータに圧油を供給する第2可変吐出量ポンプ
    と、これら第1、第2可変吐出量ポンプの各々に対し
    て、入力した圧力信号よりも所定の高さの圧力で可変吐
    出量ポンプを吐出させる第1、第2レギュレータと、こ
    れら第1、第2レギュレータのそれぞれと接続し、上記
    第1、第2アクチュエータの負荷圧を圧力信号として導
    く第1、第2パイロット通路と、これら第1、第2パイ
    ロット通路を連通する第3パイロット通路と、上記第
    1、第2可変吐出量ポンプを連通する通路と、この通路
    および第3パイロット通路上にあって、一方のパイロッ
    ト室にスプリングのバネ力を作用させるとともに第1シ
    リンダの負荷圧を作用させ、他方のパイロット室に第1
    可変吐出量ポンプの吐出圧を作用させて、両ポンプ間の
    連通と遮断とを制御するとともに、上記第1、第2パイ
    ロット通路の連通と遮断とを制御する合流弁とを備えた
    2ポンプ式の負荷感応形回路において、上記合流弁を比
    例開口式とするとともに、第1パイロット通路と第2パ
    イロット通路との圧力信号のうちいずれか高圧側の圧力
    信号を選択し、この選択した圧力信号を第2レギュレー
    タに導くシャトル弁を上記第3パイロット通路上に設け
    る一方、上記両ポンプを連通する通路上にあって、第2
    可変吐出量ポンプと合流弁との間に、絞り位置とブロッ
    ク位置とを備え、第1可変吐出量ポンプの吐出圧が第2
    可変吐出量ポンプの吐出圧より高いときにブロック位置
    に切換わって両ポンプ間の連通を遮断し、第2可変吐出
    量ポンプの吐出圧が第1可変吐出量ポンプの吐出圧より
    高いとき絞り位置に切換わって両ポンプ間を連通すると
    ともに、その連通時に、第2可変吐出量ポンプ側からの
    流れに絞り抵抗を付与するシャットオフ弁を設け、さら
    に、上記合流弁には、第1アクチュエータの負荷圧が、
    回路の最高設定圧であるリリーフ圧に達したとき、上記
    両ポンプを連通する通路および第1、第2パイロット通
    路との連通を強制的に遮断するシリンダを設けた構成と
    した2ポンプ式の負荷感応形回路。
JP35999092A 1992-12-28 1992-12-28 2ポンプ式の負荷感応形回路 Expired - Fee Related JP3195095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35999092A JP3195095B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 2ポンプ式の負荷感応形回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35999092A JP3195095B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 2ポンプ式の負荷感応形回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06200905A JPH06200905A (ja) 1994-07-19
JP3195095B2 true JP3195095B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=18467331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35999092A Expired - Fee Related JP3195095B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 2ポンプ式の負荷感応形回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195095B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343433B (zh) * 2014-10-31 2017-11-24 山河智能装备股份有限公司 凿岩钻机回转推进全液压自适应耦合控制回路及控制方法
CN114233601B (zh) * 2021-12-17 2023-06-13 中国船舶重工集团公司第七一五研究所 一种应用多泵组冗余控制策略的节能液压系统
CN217708618U (zh) * 2022-06-29 2022-11-01 三一汽车起重机械有限公司 液压动力系统及作业机械

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06200905A (ja) 1994-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3124094B2 (ja) 複数アクチュエータの制御装置
US6644025B1 (en) Control arrangement for at least two hydraulic consumers and pressure differential valve for said control arrangement
US6209321B1 (en) Hydraulic controller for a working machine
US5146747A (en) Valve apparatus and hydraulic circuit system
GB2406618A (en) Pump unloading arrangement
JPH06123302A (ja) 建設機械の油圧制御装置
EP0607108B1 (en) A method for controlling a hydraulic motor and a hydraulic valve therefor
JP3552735B2 (ja) 建設機械の油圧回路
US20100043418A1 (en) Hydraulic system and method for control
JP3195095B2 (ja) 2ポンプ式の負荷感応形回路
JPH06123301A (ja) 建設機械の油圧制御装置
US5291821A (en) Hydraulic circuit for swivel working machine
EP0684388B1 (en) Load-sensing active hydraulic control device
JP3447094B2 (ja) ロードセンシング回路
KR950002378B1 (ko) 작업장치 작동부의 압력보상용 유량제어 장치
JP3772037B2 (ja) 油圧制御装置
JP2927308B2 (ja) 油圧制御回路
JP3281427B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP3281426B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JPS6234961B2 (ja)
JP2652791B2 (ja) 流量制御装置
JPH03204375A (ja) 産業車両の油圧装置
JPH06117403A (ja) 建設機械の油圧回路
KR20190105800A (ko) 피크압력 저감용 유압 시스템
JPH11316611A (ja) 圧力補償弁

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees