JPH03140331A - 外装部品 - Google Patents

外装部品

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Publication number
JPH03140331A
JPH03140331A JP27728589A JP27728589A JPH03140331A JP H03140331 A JPH03140331 A JP H03140331A JP 27728589 A JP27728589 A JP 27728589A JP 27728589 A JP27728589 A JP 27728589A JP H03140331 A JPH03140331 A JP H03140331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
parts
weight
resin composition
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27728589A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kuramoto
倉本 毅
Toshio Yui
由井 敏雄
Youichi Yumikata
弓家田 洋一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd filed Critical Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
Priority to JP27728589A priority Critical patent/JPH03140331A/ja
Publication of JPH03140331A publication Critical patent/JPH03140331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐候性、耐熱性、耐油性、低温柔軟性などの
優れた特性を兼ね備えた車両、建物等の外装部品に関す
る。なお本発明における外装部品は、モール、ガスケッ
ト、ウェザ−ストリップ、ガラスラン、水切などを包含
する概念で用いられる。
〔従来の技術〕
ウィンドシールドモールドの如く自動車の窓ガラス周辺
の部材としてポリ塩化ビニル樹脂が多用されている。こ
の用途においてはこすれ音、きしみ音などが発生するこ
とが問題視されており、この解決策としてこすれ合う部
分に潤滑剤を塗布したり、潤滑剤を配合したりする方法
が提案されているが(例えば特開昭63−175030
号公報)、未だ充分な効果を達成しているとは言えない
、この代替品としては単純にきしみ音発生を防止できれ
ば足りるというものではなく、外装品として使用すると
ころから、優れた外観、耐候性を満足することは勿論の
こと、広い温度範囲にわたり柔軟性を保つことにより、
シール材としての機能を保持し、また組立作業も容易に
行いうることが望まれていた。さらに長期にわたってシ
ール材としての機能を保障するためには、優れた耐クリ
ープ特性が要求されていた。しかるに従来、このような
緒特性を有する外装品は知られていなかった。
〔発明の概要〕
本発明者らは、上述した用途における従来の各種材料の
欠点を認識した上で、これに代る優れた特性を有する材
料を求めて探索を行った結果、後述する特定の配合物を
使用するときにその目的が達成できること、またこのよ
うな配合物が他の車両用外装部品や住宅・ビルディング
などの建築用ガスケットなどにも有用であることを見出
すに至り、本発明に到達した。すなわち本発明は、塩化
ビニル系重合体及び塩素化゛ポリオレフィン系エラスト
マーからなる群より選ばれる塩素含有重合体(A)及び
ポリエステルエラストマー及びエチレン・アルキルアク
リレート・−酸化炭素共重合体からなる群より選ばれる
軟質重合体(B)とからなる樹脂組成物を用いることを
特徴とする車両、建物等の外装部品である。
本発明においては、(A)成分として塩化ビニル系重合
体、塩素化ポリオレフィン系エラストマーあるいは両者
の混合物が用いられる。ここに塩化ビニル系重合体は、
塩化ビニルの単独重合体あるいは塩化ビニルとこれと共
重合しうる他のコモノマーとの共重合体である。該共重
合体におけるコモノマーとしては、エチレン、プロピレ
ン、スチレンなどの不飽和炭化水素類、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニルのようなビニルエステル類、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、マ
レイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸のエステル
、ビニルメチルエーテルのようなビニルエーテル類、ア
クリロニトリルのような不飽和ニトリル類、塩化ビニリ
デンなどを例示することができる。これらは例えば30
重量%以下、好ましくは20重量%以下の割合で共重合
されていてもよい。
また塩素化ポリオレフィン系エラストマーとしては、塩
素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレンなど
を利用できる。塩素化ポリエチレンは、例えば塩素を3
0〜45重量%の割合で含有し、クロロスルホン化ポリ
エチレンは、例えば塩素を25〜45重量%、硫黄分を
0.5〜1.3重量%の割合で含有するものを使用する
ことができる。
本発明においては、上記(A)成分に、ポリエステルエ
ラストマー、エチレン・アルキルアクリレート・−酸化
炭素共重合体あるいはこれらの混合物である軟質重合体
(B)が配合される。
ポリエステルエラストマーは、ジカルボン酸と、短鎖グ
リコールと分子量が400〜6000のポリオキシアル
キレングリコールとから導かれるポリエステルエーテル
であって、ジカルボン酸と短鎖グリコールとから誘導さ
れる短鎖エステル単位が15〜95重量%、ジカルボン
酸とポリオキシアルキレングリコールから導かれる長鎖
エステル単位が5〜85重量%の如き量て存在する。
上記ジカルボン酸の代表例は、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、セバシン酸、アジピン酸などであるが、他の芳香
族、脂環族又は脂肪族のジカルボン酸であってもよい、
短鎖グリコールとしては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、シクロヘキ
サンジメタツール、ヘキサメチレングリコールなどを例
示できる。さらにポリオキシアルキレングリコールとし
ては、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコー
ル、ポリオキシエチレンオキシプロピレングリコールな
どを例示できる。これら各構成成分は、勿論2種以上使
用されていてもよい。
本発明で用いられるエチレン・アルキルアクリレート・
−酸化炭素共重合体は、エチレン、アクリルアクリレー
ト及び−酸化炭素を、例えば、反応温度150〜250
°C5反応圧力500〜3000 kg/c−の如き条
件でランダム共重合することによって得ることができる
。上記アルキルアクリレートとしては、アクリル酸エス
テルのみならずメタクリル酸エステルを包含する概念で
用いられており、具体的には(メタ)アクリル酸メチル
、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ酸イソブ
チル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシルなどを例示できる。これらの中
では、低温柔軟性の点からアクリル酸の1級エステルを
用いるのが好ましい。
前記共重合体中の各成分の重合割合としては、エチレン
が40〜92重量%、好ましくは50〜70重量%、ア
ルキルアクリレートが5〜50重世%、好ましくは20
〜40重量%、−酸化炭素が3〜20重量%、好ましく
は5〜15重量%である。またこの共重合体としては、
190°C12160g荷重におけるメルトフローレー
トが、0.1〜200g710分、とくに1〜100g
/10分程度のものを使用するのが好ましい。
成分(A)及び成分(B)は、それぞれ2種以上用いて
もよい0例えば(A)として塩化ビニル系重合体と塩素
化ポリオレフィン系エラストマーの任意割合の混合物を
用いてもよく、また(B)成分としてポリエステルエラ
ストマーとエチレン・アルキルアクリレート・−酸化炭
素共重合体の任意割合の混合物を用いることができる。
成分(A)と成分(B)の配合比率は、両者の合計量を
100重景部とした場合、(A)成分を15〜90重量
部、好ましくは25〜80重量部に対し、(B)成分を
10〜85重量部、好ましくは20〜75重量部とする
のがよい。
成分(A)及び/又は(B)は部分的に架橋されていて
もよい。このような部分的な架橋は、(A)(B)両成
分の配合の前、配合と同時にあるいは配合の後で行うこ
とができる。とくに成分(B)としてエチレン・アルキ
ルアクリレート・−酸化炭素共重合体を用いる場合には
、耐熱性あるいは弾性を付与するために部分架橋を行う
方が好ましい、架橋の程度としては、例えばゲル化率が
5〜90%の如き量とすることができる0部分的な架橋
は周知の方法で行うことができる0例えば過酸化物を用
いる方法、電子線照射による方法、ジアミンを用いる方
法などが利用できる。
本発明の樹脂組成物には、使用目的に応じ、各種の充填
剤や配合剤を配合することができる。このような添加剤
の例としては、シリカ、タルク、クレイ、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、カーボンブランク、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、耐候安定剤、可塑剤、例えばPVC用に一般
的に用いられているポリエステル系可塑剤、フタル酸系
可塑剤などを例示することができる。これらの充填剤や
配合剤の合計添加量は、(A)(B)両成分の合計量1
00重量部に対し、例えば100重量部以下の量で使用
することができる。
本発明においては、前記したような成分で構成される樹
脂組成物を、自動車、トラックなどの車両及び−fG住
宅やビルディングのような建物の外装部品に用いるもの
である。樹脂組成物としては、部品の種類によっても若
干異なるが、ショアA硬度が50〜95程度となるよう
に調整したものを用いるのが好ましい、外装部品の具体
例としては、ウィンドシールドモールド本体及び/又は
リップ、ウィンドシールドモールドコーナー、バンパー
モール、サイドモール及びその端末、ドアウィンド水切
、グラスランチヤンネル、ウエザーストリップ、その他
モール、ガスケット、水切などの類である。
〔発明の効果〕
本発明の外装部品は、耐候性、耐熱性、耐油性、耐クリ
ープ性など耐久性に優れており、外気温度が変化しても
物性変化が少なく、シール機能が安定しており、また冬
期における組立作業が困難になることはない、特にガラ
ス周辺部品においてはこすれ音、きしみ音などの発生を
阻止できるなど優れた効果を示す、さらに成形加工が容
易である上に、従来から多用されているポリ塩化ビニル
樹脂と共押し出しが可能で層間接着力も優れているので
、ポリ塩化ビニル樹脂と積層した外装部品とすることも
できる。
例えばウィンドシールドモールド本体を、ポリ塩化ビニ
ル樹脂で構成し、リップ部分を本発明品とする積層品あ
るいは住宅用硬質PVC窓枠のガスケットを本発明品と
する積層品は共押し出しによって製造することができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル系重合体及び塩素化ポリオレフィン系
    エラストマーからなる群より選ばれる塩素含有重合体(
    A)及びポリエステルエラストマー及びエチレン・アル
    キルアクリレート・一酸化炭素共重合体からなる群より
    選ばれる軟質重合体(B)とからなる樹脂組成物を用い
    ることを特徴とする車両・建物等の外装部品。
  2. (2)(A)及び/又は(B)が部分的に架橋されてい
    ることを特徴とする請求項(1)記載の外装部品。
JP27728589A 1989-10-26 1989-10-26 外装部品 Pending JPH03140331A (ja)

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JP27728589A JPH03140331A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 外装部品

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JP27728589A JPH03140331A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 外装部品

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JPH03140331A true JPH03140331A (ja) 1991-06-14

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ID=17581402

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JP27728589A Pending JPH03140331A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 外装部品

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JP (1) JPH03140331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100093A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 塩化ビニル系樹脂組成物
US5728772A (en) * 1995-07-26 1998-03-17 Mitsubishi Chemical Mkv Company Thermoplastic elastomer composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100093A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 塩化ビニル系樹脂組成物
US5728772A (en) * 1995-07-26 1998-03-17 Mitsubishi Chemical Mkv Company Thermoplastic elastomer composition

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