JPH03140259A - 高密度印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は高密度印字装置に関する。

（従来の技ｖ＃） 転写紙に塗布されている熱溶融性のインクを。

サーマルヘッドを用いて転写紙に転写させて印字を行う
ようにした熱転写型の印字装置は従来から各種の電子機
器におけるハードコピー出力用の印字装置として実用さ
れている。

第７図は熱転写型の印字装置の一般的な構成を示す一部
の側面図であって１図において１はプラテンローラ、２
はプラテンローラ１の回転駆動軸、３は記録紙、４は熱
溶融性のインク４ａが塗布されている転写紙、５はサー
マルヘッドである。

多数の単位の記録素子が主走査方向に配列されているサ
ーマルヘッド５とプラテンローラ１との間に、記録紙３
と転写紙４とを重ね合わせた状態で位置させ、サーマル
ヘッド５における主走査方向に配列されている単位の記
録素子に、順次に印字用の加熱電力を供給するとともに
、図示されていない駆動モータによって回転駆動軸２を
図中の矢印Ｒの方向に駆動回転させると、重ね合わされ
ている状態の記録紙３と転写紙４とが副走査方向に移動
されながら記録紙３にはサーマルヘッド５によって印字
が行われる。

第８図の（ａ）及び第９図の（ａ）は、それぞれサーマ
ルヘッド５における主走査方向に配列されている単位の
記録素子の構成例を示しており、また。

第８図の（ｂ）及び第９図の（ｂ）は、第８図の（、）
及び第９図の（ａ）にそれぞれ示されている単位の記録
素子によって転写紙４の熱溶融性のインク４ａが記録紙
３に転写された状態を示している図である。

サーマルヘッド５における単位の記録素子を示している
第８図の（ａ）及び第９図の（ａ）において６．７は電
極、８は発熱抵抗体である。第８図の（ａ）に示されて
いる単位の記録素子と、第９図の（ａ）に示されている
単位の記録素子とは、電極６゜７１１ｊ１１に設けられ
ている発熱抵抗体８の構成形態を異にしている。

すなわち、第８図の（ａ）に示されている単位の記録素
子における電極６．７間に設けられている発熱抵抗体８
は、それの全体が１つの発熱部となされるように構成さ
れているが、第９図の（ａ）に示されている単位の記録
素子における電極６，７間に設けられている発熱抵抗体
８は、それの主走査方向における中間の部分に発熱をし
ない部分９が設けられていて前記した発熱をしない部分
９の両側にそれぞれ別個の発熱部が構成されているよう
なものとなされている。

それで、第８図の（ａ）に示されている単位の記録素子
では、それの９！熱抵抗体８が加熱されることによって
転写紙４の熱溶融性のインク４ａが第８図の（ｂ）に示
されるような転写パターンで記録紙３に転写され、また
、第９＠の（ａ）に示されている単位の記録素子では、
それの発熱抵抗体８が加熱されることによって転写紙４
の熱溶融性のインク４ａが第９図の（ｂ）に示されるよ
うな転写パターンで記録紙３に転写される。前記した転
写紙４の熱溶融性のインク４ａによる転写パターンの大
きさ（丸の大きさ）は、発熱抵抗体８に供給される加熱
用電力の増大と対応して大きくなるのであり、第８図の
（ａ）に示されている単位の記録素子による最大の転写
パターンは第８図の（ｂ）に示されているＤＩＸＱＩの
大きさとなり、また第９図の（ａ）に示されている単位
の記録素子による最大の転写パターンは第９図の（ｂ）
に示されているＤ２×Ω２の大きさとなる。

なお、第９図の（ａ）に例示されているような発熱抵抗
体を用いて構成された単位の記録素子からなるサーマル
ヘッドについては特開昭６０−９４３６０号公報に詳細
に記載されているから、前記公報の記載を参照されると
よい。

（発明が解決しようとする課題） 前記した第９図の（ａ）に例示されているように複数の
発熱部が構成されるような発熱抵抗体を用いて構成され
た単位の記録素子からなるサーマルヘッドによれば、主
走査方向における解像度の向上と、低濃度時における画
像のＳ／Ｎの向上とを容易に達成できたが、ハードコピ
ーとして従来よりも遥かに高解像度で、かつ、低濃度に
おける画像のＳ／Ｎの良好な画像を得ることが要求され
た場合には、それに応えることが鑑かしかった。

（課順を解決するための手段） 本発明は主走査方向に配列されている発熱部の数が主走
査方向における発熱抵抗体の数の整数倍となるような構
成のサーマルヘッドにおける隣接する発熱部の主走査方
向での間隔をＰｘとしたときに、副走査方向での印字間
隔ｐｙを前記した間隔Ｐｘ付近の値となるようにして副
走査が行われるようにしたことを特徴とする高密度印字
装置を提供する。

（作用） 主走査方向に配列されている発熱部の数が主走査方向に
おける発熱抵抗体の数の整数倍となるような構成のサー
マルヘッドにおける隣接する発熱部の主走査方向での間
隔Ｐｘに対して、副走査方向での印字間隔ｐｙが前記し
た間隔Ｐｘ付近の値となるようにして副走査が行われる
ようにする。

それにより、副走査方向における解像度が向上するとと
もに、低濃度における画像のＳ／Ｎを向上させることが
できる。

（実施例） 以下、添付図面を参照して本発明の高密度印字装置の具
体的な内容を添付図面を参照して詳細に説明する。第１
図は本発明の高密度印字装置の構成原理及び動作原理を
説明するための平面図、第２図は本発明の高密度印字装
置の概略構成を示すブロック図、第３図は一部の構成部
分のブロック図、第４図はロータリエンコーダの一部の
正面図。

第５図及び第６図は説明用のタイムチャートである。

第１図においてＩ（はサーマルヘッドであり、このサー
マルヘッドＨは単位の記録素子Ｒ１，Ｒ２・・・が主走
査方向に整列された状態のものとして構成されている。

第１図中に示されているサーマルヘッドｌ（は、それを
構成している各単位の記録素子Ｒ１，Ｒ２・・・が、既
述した第９図の（、）に例示されているように、［極６
，７間に設けられている発熱抵抗体８は、それの主走査
方向における中間の部分に発熱をしない部分９が設けら
れているような構成のもの、すなわち、主走査方向に配
列されている発熱部の数が主走査方向における発熱抵抗
体の数の２倍となるような構成のサーマルヘッドＩ（で
あるとされている。

第１図においてＰｘは隣接する発熱部の主走査方向での
間隔を示しており、また、Ｐｙは副走査方向での印字間
隔を示している０本発明においては前記した副走査方向
での印字間隔ｐｙが、サーマルヘッドＨにおける発熱部
の主走査方向での間隔Ｐｘに近い値とされたことにより
、従来の印字装置に比べて副走査方向における解像度が
向上するとともに、低濃度における画像のＳ／Ｎを向上
させることができる。

すなわち、従来の印字装置における副走査方向での印字
間隔ｐｙは、サーマルヘッドＨを構成している各単位の
記録素子Ｒ１，Ｒ２・・・における相互の間隔（第１図
示の例では発熱部の主走査方向での間隔Ｐｘの２倍）に
なされていたのに比べて。

副走査方向の解像度が向上されるとともに、低濃度にお
ける画像のＳ／Ｎが向上されうるのである。

第２図は本発明の高密度印字装置の概略構成を示すブロ
ック図であり、この第２図において１０は直流モータで
あって、この直流モータ１０の回転軸は第７図中に示さ
れているプラテンローラ１の回転軸２に接続されている
とともに、前記の回転軸２にはロータリーエンコーダの
回転円板りも固着されている。

前記したロータリーエンコーダの回転円板りには、それ
の全周にわたって間隔ｐｙ毎に透孔ａ。

ａ・・・が穿設されており、また、前記した透孔ａ。

ａ・・・の回転軌跡と対応し、かつ、ロータリーエンコ
ーダの回転円板りの両側に対向する状態で発光素子１１
と受光素子１２とが設けられている。

それで、前記した直流モータ１０が回転してロータリー
エンコーダの回転円板りが回転すると。

透孔ａ毎にパルスが発生されてバッファ増幅器で増幅さ
れて位相比較回路１４に与えられる。

前記の位相比較回路１４では、基準周波数発振回路１５
からの信号ｅｎをｌ／Ｎカウンタ１６で分周した信号ａ
ｓと位相比較を行って位相誤差信号Ｅｃを発生し、この
位相誤差信号Ｅｃによって電圧可変直流電源装置１５の
出力電圧ＥＯを変化させて、直流モータ１０の回転を制
御する０図中のメモリ回路１７．読出しクロック発生回
路１８、読出しスタート信号発生回路１９などの構成動
作などの詳細は特開昭６０−２０６３６２号公報中に記
述されているので必要があれば前記の公報を参照される
とよい、第５図及び第６図は第２図中に示されている各
信号のタイミングチャートである。第３図はシフトレジ
スタ２０、ラッチ回路２１、駆動用トランジスタ２２，
２３，２４・・・などによって構成されたサーマルヘッ
ドＨの駆動回路の一例構成であり、この第３図示の回路
配置の具体的な構成の詳細についても、特開昭６０−２
０６３６２号公報中に記述されているので必要があれば
前記の公報を参照されるとよい。

（発明の効果） 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
の高密度印字装置は、主走査方向に配列されている発熱
部の数が主走査方向における発熱抵抗体の数の整数倍と
なるような構成のサーマルヘッドにおける隣接する発熱
部の主走査方向での間隔Ｐｘに対して、副走査方向での
印字間隔ｐｙが前記した間隔Ｐｘ付近の値となるように
して副走査が行われるようにしたものであるから１本発
明によれば副走査方向における解像度が向上するととも
に、印字ドツトが小さく視覚的に変動が見え難くなり平
均化されるために低濃度における画像のＳ／Ｎを向上さ
せることができ、また印字ドツトのバランスが良く、さ
らに、ロータリーエンコーダの回転円板を交換するだけ
で簡単に副走査方向のピッチの変更が可能であり、さら
にまた。

副走査方向のドツトが小さなために蓄熱が減少して画像
のぼけを小さくできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の高密度印字装置の構成原理及び動作原
理を説明するための平面図、第２図は本発明の高密度印
字装置の概ｗ８４！！成を示すブロック図、第３図は一
部の構成部分のブロック図、第４図はロータリエンコー
ダの一部の正面図、第５図及び第６図は説明用のタイム
チャート、第７図は熱転写型の印字装置の一般的な構成
を示す一部の側面図、第８図の（ａ）及び第９図の（ａ
）は、それぞれサーマルヘッド５における主走査方向に
配列されている単位の記録素子の構成例の平面図、第８
図の（ｂ）及び第９図の（ｂ）は、第８図の（ａ）及び
第９図の（ａ）にそれぞれ示されている単位の記録素子
によって転写紙４の熱溶融性のインク４ａが記録紙３に
転写された状態を示している平面図図である。 １・・・プラテンローラ、２・・・プラテンローラ１の
回転駆動軸、３・・・記録紙、４・・・熱溶融性のイン
ク４ａが塗布されている転写紙、５・・・サーマルヘッ
ド、１０・・・直流モータ、Ｄ・・・ロータリーエンコ
ーダの回転円板、ａ・・・透孔、１１・・・発光素子、
１２・・・受光素子、１４・・・位相比較回路、１５・
・・基準周波数発振回路、１６・・・１／Ｎカウンタ、
】−７・・・メモリ回路、１８・・・読出しクロック発
生回路、１９・・・読出しスタート信号発生回路、２０
・・・シフトレジスタ、２１・・・ラッチ回路、２２，
２３．２４・・・駆動用トランジスタ、Ｈ・・・サーマ
ルヘッド、Ｒ１゜Ｒ２・・・単位の記録素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主走査方向に配列されている発熱部の数が主走査方向に
   おける発熱抵抗体の数の整数倍となるような構成のサー
   マルヘッドにおける隣接する発熱部の主走査方向での間
   隔をＰｘとしたときに、副走査方向での印字間隔Ｐｙを
   前記した間隔Ｐｘ付近の値となるようにして副走査が行
   われるようにしたことを特徴とする高密度印字装置