JP3128011B2 - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置

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JP3128011B2
JP3128011B2 JP03278807A JP27880791A JP3128011B2 JP 3128011 B2 JP3128011 B2 JP 3128011B2 JP 03278807 A JP03278807 A JP 03278807A JP 27880791 A JP27880791 A JP 27880791A JP 3128011 B2 JP3128011 B2 JP 3128011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号発生装置に関し、例
えばビデオテープレコーダ(VTR)における回転ドラ
ムの磁気ヘツドの回転位置を検出するようになされたパ
ルス信号及び回転ドラムの回転速度に応じて変化する周
波数信号を発生するモータの信号発生装置に適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば磁気テープ幅が8[mm]でな
る小型VTRにおいては、回転ドラムの磁気ヘツド位置
を検出する位置検出装置として発電型のプリントパター
ンを用いたものが考えられている。
【0003】すなわち図6に示すように、VTRの回転
ドラム2は磁気ヘツド3A、3Bを搭載した回転部5及
び固定部6を有し、回転部5にはその回転方向に沿つて
S極及びN極が順次形成されたパルス発生用のマグネツ
ト基板が一体に設けられ、固定部6には上記マグネツト
基板のマグネツトに対向する位置にパルス発生用のPG
プリントパターンが導電箔を用いたプリント基板として
一体に設けられている。
【0004】ここで図7(A)に示すように、PGプリ
ントパターン11及びパルス発生用マグネツト(以下こ
れをPGマグネツトと呼ぶ)12の位置関係は、PGマ
グネツト12のS極及びN極の前面において当該PGマ
グネツト12を横切ると共にそれぞれ 180°異なる方向
に交互に電流が通電するように、PGプリントパターン
11が設けられている。
【0005】従つてPGマグネツト12が回転ドラムの
回転に応じて回転することにより、図7(B)に示すよ
うな電圧波形をPG出力信号SPG1として得る。
【0006】また当該図7に示す方法の他に図8(A)
に示すように、PGマグネツト12の前面において渦巻
状に電流が通電するように、PGプリントパターン13
が設けられている。
【0007】従つてPGマグネツト12が回転ドラムの
回転に応じて回転することにより、図8(B)に示すよ
うな電圧波形をPG出力信号SPG2として得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが図7及び図8
に示す方法においては、PG出力信号SPG1、SPG
2は全体として大きくなるがPGパルス部(プラス側の
出力)の幅もこれに応じて広くなつてしまう。
【0009】従つてこの問題点を解決するためにPGマ
グネツト12の幅を狭くする必要があるが、この場合小
型VTRにおいてはマグネツトの持つ磁気エネルギが小
さくなり、その分PG出力が小さくなる問題があつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、PGパルスの幅が広くなることなくPG出力信号の
レベルを大きくしようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、導電性部材でなる周波数発生用の
プリントパターン25及び当該プリントパターン25に
対して磁界を供給し相対的に駆動される周波数発生用マ
グネツト21によつて所定の周波数信号SFGを出力す
る周波数信号発生手段と、導電性部材でなるパルス発生
用のプリントパターン26及び当該プリントパターン2
6に対して磁界を供給し相対的に駆動されるパルス発生
用マグネツト22によつて所定のパルス信号SPG3を
出力するパルス信号発生手段とを有するモータの信号発
生装置において、円周上に等ピツチで配列された周波数
発生用マグネツト21と、周波数発生用マグネツト21
の外周側において周波数発生用マグネツト21と一体形
成されかつ当該周波数発生用マグネツト21と同等の角
度幅で形成されたパルス発生用マグネツト22と、パル
ス発生用マグネツト22の1極分の幅以下の大きさでな
り周波数発生用のプリントパターン25と別体で形成さ
れると共に周波数発生用マグネツト21の対向領域外に
配置されたパルス発生用のプリントパターン26とを設
けるようにした。
【0012】
【作用】周波数信号SFGのパルス幅と略同じ幅又はそ
れ以下の幅Wでなるパルス発生用マグネツト22を用い
ると共に、当該パルス発生用マグネツト22の1極分の
幅内でパルス発生用のプリントパターン26を形成した
ことにより、パルス信号SPG3のパルス幅を広げるこ
となく当該パルス信号SPG3を一段と高出力化するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図6との対応部分に同一符号を付して示す
図1において回転ドラム2の回転部5に固定されたマグ
ネツト基板20はその回転方向に沿つてFGマグネツト
21(周波数発生用マグネツト)のS極及びN極が交互
に順次形成され、さらにその一部にPGマグネツト22
が設けられている。
【0015】また固定部6に固定されたプリント基板2
4にはFGマグネツト21に対向する位置に周波数発生
用のFGプリントパターン25が形成され、さらにPG
マグネツト22に対向する位置にパルス発生用のPGプ
リントパターン26が渦巻状に形成されている。
【0016】従つて回転ドラム2の回転部5が回転した
際にこれと一体にマグネツト基板20が回転することに
より、FGプリントパターン25の出力端子25A及び
PGプリントパターン26の出力端子26Aからそれぞ
れ回転部5の回転数に応じた周波数信号(これをFG出
力信号と呼ぶ)及びパルス信号(これをPG出力信号と
呼ぶ)を得るようになされている。
【0017】ここで図2に示すように、PGマグネツト
22(図2(B))のS極及びN極のそれぞれの大きさ
はFGプリントパターンの出力端子25A(図1)から
得られるFG出力信号SFG(図2(A))の幅(すな
わちFGマグネツトのS極及びN極のそれぞれの幅)と
同じ幅でなり、さらにPGプリントパターン26は当該
PGマグネツト22の一極分の大きさに収まるように形
成されている。
【0018】従つてFGマグネツト21の一部にPGマ
グネツト22を連接して形成した構成によつてPG出力
信号を取り出すことができ、PGマグネツト22及びF
Gマグネツト21を一体に形成する分、これを大型化す
ることができる。
【0019】この結果当該PGマグネツト22の磁界を
一段と強くすることができると共に、その両端にはそれ
ぞれFGマグネツト21による反転磁極が設けられてい
ることにより、当該反転磁極によつてPG出力信号SP
G3のPGパルス波形P1はその両端側で負側に励起さ
れ、これにより当該PGパルス波形P1はその幅が従来
に比して大きくなることなく、その出力だけをより大き
くすることができる。
【0020】ここで図3は、例えばPGプリントパター
ン26を2回巻によつて形成した場合のPG出力信号波
形の一例を示すもので、PGマグネツト22のS極及び
N極のそれぞれの大きさW(幅)と同じ幅寸法内に当該
PGプリントパターン26が形成されている。
【0021】このPGプリントパターン26の各導体部
分26A、26B、26C及び26Dに発生する電圧波
形は、図3(B)、図3(C)、図3(D)及び図3
(E)に示すようになり、当該PGプリントパターン2
6によつて検出されるPG出力信号SPG3はこれら各
導体部分26A〜26Dに発生する電圧波形を合成する
ことにより、図3(F)に示す波形となる。
【0022】この電圧波形SPG3のパルス波形部P1
は従来のPG出力信号波形に比して、そのパルス幅が大
きくなることなく出力レベルだけが大きくなる。
【0023】この結果例えばテープ幅が8〔mm〕でなる
小型VTRにおいて良好なパルス波形でなりかつ高出力
なPG出力信号SPG3を得ることができる。
【0024】ここで図4は本発明によるPG出力信号波
形SPG3の実測波形をFG出力信号波形SFGと共に
示した図であり、実用上十分な出力でPGパルスP1を
得ることができた。
【0025】以上の構成によれば、FGパルス幅と同じ
幅でなるPGマグネツト22を用いると共に、当該PG
マグネツト22の幅内でPGプリントパターン26を形
成するようにしたことにより、PGマグネツト22をF
Gマグネツト21の一部に連接して形成することがで
き、これによりPG出力信号SPG3の波形をそのパル
ス部P1の幅を広げることなく一段と高出力化すること
ができる。
【0026】なお上述の実施例においては、FG出力信
号を得る方法としてFGマグネツト21を用いた場合に
ついて述べたが、FGマグネツト21に代えて、例えば
モータの駆動用マグネツトを用いる等、他の種々の手段
を適用することができる。
【0027】また上述の実施例においては、回転ドラム
に設けられた磁気ヘツドの位置を検出する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図5に示すよ
うに、位置パルス発生用のプリントパターン31が所定
方向に向かつて矩形形状に形成され、さらに当該位置パ
ルス発生用のプリントパターン31の一端側にリセツト
パルス発生用のプリントパターン32が設けられている
ような場合においても本発明を適用することができる。
【0028】また上述の実施例においては、図4のPG
出力信号波形SPG3において示すようにPGパルス幅
をFG出力信号波形の1/2 波長分とした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、部品精度、組立て精度
及び回路マージンを改善することにより、さらに出力を
上げFG出力信号波形SFGの1波長分に近づけること
ができる。
【0029】また上述の実施例においては、PGプリン
トパターン26として2回巻構造のものを用いた場合
(図3)について述べたが、本発明はこれに限らず、要
は当該PGプリントパターン26をPGマグネツト22
の1極分の幅内で構成するようにすれば、種々の巻数で
なるPGプリントパターンを用いることができる。
【0030】さらに上述の実施例においては、本発明を
テープ幅が8〔mm〕でなる小型VTRの回転ヘツド検出
用として用いた場合について述べたが、本発明はこれ限
らず、デイジタルオーデイオテープレコーダ(DA
T)、電子スチルカメラ等の回転ヘツド検出装置等に広
く適用することができる。
【0031】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、円周上に
等ピツチで配列された周波数発生用マグネツトの外周側
において周波数マグネツトと一体形成されかつ当該周波
数マグネツトと同等の角度幅で形成されたパルス発生用
マグネツトを用いると共に、当該パルス発生用マグネツ
トの1極分の幅内で周波数発生用のプリントパターンと
は別体かつ周波数発生用マグネツトの対向領域外に配置
されたパルス発生用のプリントパターンを用いることに
より、パルス信号のパルス幅を広げることなく当該パル
ス信号を一段と高出力化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置検出装置を用いた回転ドラム
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】PGマグネツト及びPGプリントパターンの関
係を示す略線図である。
【図3】PG出力信号の生成を示す信号波形図である。
【図4】FG出力信号及びPG出力信号を示す信号波形
図である。
【図5】本発明をエンコーダのリセツトパルス発生用に
用いた場合を示す斜視図である。
【図6】回転ドラムの構成を示す斜視図である。
【図7】従来のPGマグネツト及びPGプリントパター
ンを関係を示す略線図である。
【図8】従来のPGマグネツト及びPGプリントパター
ンを関係を示す略線図である。
【符号の説明】
2……回転ドラム、5……回転部、6……固定部、1
1、13、26……PGプリントパターン、12、22
……PGマグネツト、21……FGマグネツト、25…
…FGプリントパターン、SPG1、SPG2、SPG
3……PG出力信号、SFG……FG出力信号、P1…
…パルス波形部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性部材でなる周波数発生用のプリント
    パターン及び当該プリントパターンに対して磁界を供給
    し相対的に駆動される周波数発生用マグネツトによつて
    所定の周波数信号を出力する周波数信号発生手段と、導
    電性部材でなるパルス発生用のプリントパターン及び当
    該プリントパターンに対して磁界を供給し相対的に駆動
    されるパルス発生用マグネツトによつて所定のパルス信
    号を出力するパルス信号発生手段とを有するモータの信
    号発生装置において、 円周上に等ピツチで配列された上記周波数発生用マグネ
    ツトと、 上記周波数発生用マグネツトの外周側において上記周波
    発生用マグネツトと一体形成されかつ当該周波数発生
    マグネツトと同等の角度幅で形成された上記パルス発
    生用マグネツトと、 上記パルス発生用マグネツトの1極分の幅以下の大きさ
    でなり上記周波数発生用のプリントパターンと別体で形
    成されると共に上記周波数発生用マグネツトの対向領域
    外に配置された上記パルス発生用のプリントパターンと
    を具えることを特徴とする信号発生装置。
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