JPH0313971Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313971Y2
JPH0313971Y2 JP1987033171U JP3317187U JPH0313971Y2 JP H0313971 Y2 JPH0313971 Y2 JP H0313971Y2 JP 1987033171 U JP1987033171 U JP 1987033171U JP 3317187 U JP3317187 U JP 3317187U JP H0313971 Y2 JPH0313971 Y2 JP H0313971Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal fitting
knob
movable terminal
signal cord
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987033171U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63141565U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987033171U priority Critical patent/JPH0313971Y2/ja
Publication of JPS63141565U publication Critical patent/JPS63141565U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0313971Y2 publication Critical patent/JPH0313971Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スピーカコード等の信号コードを接
続する接続端子に係り、特に、固定端子金具と可
動端子金具とによつて信号コードを挟持する形式
の接続端子に関するものである。
(従来の技術) 従来よりスピーカコード接続端子構造として、
第6図に示すように、モールド成形による絶縁性
端子ベース20に固定配置された固定端子金具2
1とツマミ軸24に介装した可動端子金具22と
の間に信号コードCを挿入し、ツマミ23によつ
て上記ツマミ軸24を固定端子金具21にネジ込
むことにより、両端子金具間で信号コードCを挟
持するようにしたものがある。なお、図中、25
は上記絶縁性端子ベース20から突成された可動
端子金具回転防止壁である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記した従来の接続端子にあつては、
単にツマミ23を回転させることによつてツマミ
軸24に螺合させた可動端子金具22を進行させ
て挟持する形式であるため、信号コードCを単に
ネジによる締付力だけで保持することとなり、コ
ードを動かした場合や経年によつて弛緩する欠点
がある。
一般に信号コードCには大電流が流れるから弛
緩や酸化によつて抵抗が大きくなると3次歪の原
因となる。また、可動端子金具によつて締付け過
ぎた場合には端子金具自体が損壊したりするおそ
れもある。
本考案の目的は上記した従来の欠点を解消し、
スピーカコード等の信号コードを所定の挟持力で
挟持接続することができて、弛緩や締め付け過ぎ
等のおそれはなく、しかもその締め付け程度を確
認することができるようにした信号コード接続端
子を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る信号コード接続端子は、固定端子
金具とツマミ軸に介装した可動端子金具との間に
信号コードを配置して上記ツマミ軸を固定端子金
具にネジ込むことにより、両端子金具間で信号コ
ードを挟持するように構成した信号コード接続端
子において、上記可動端子金具をツマミ軸に遊挿
すると共に信号コードに対してバネ手段で圧接す
るように構成し、可動端子金具には切起こしによ
つて対向的な板バネ片を方向を異ならせて形成す
ると共にその先端部に係合突起を設け、一方、ツ
マミの下端面には上記係合突起が嵌合するクリツ
ク用凹部を形成して、ツマミの回動に伴つて上記
係合突起をクリツク用凹部にクリツク的に係合さ
せることにより、信号コードへの可動端子金具の
圧接状態を確認できるように構成したものであ
る。
上記バネ手段としては、ツマミ下端面と可動端
子金具との間にコイルバネを介装したり、可動端
子金具自体を板バネ状に成形してもよい。
(作用) 固定端子金具とツマミ軸に遊挿した可動端子金
具との間に信号コードを挿入してツマミを回転す
ると、ツマミ下端面によつてバネ手段を介して可
動端子金具が進行し、やがて信号コードを固定端
子金具に圧接して挟持する。信号コードはバネ力
で挟持保持されるからみだりに弛緩することはな
く、接触抵抗による悪影響は生じない。
また、この場合、ツマミを回動して行くと可動
端子金具に形成した対向的な板バネ片の先端の係
合突起がツマミの下面に形成したクリツク用凹部
内にクリツク的に係合し、そのクリツク音によつ
て上記可動端子金具による信号コードへの締め付
け程度を確認することができ、みだりに締め付け
過ぎたりするおそれはない。
(実施例) 以下、本考案に係る信号コード接続端子の実施
例を第1図乃至第5図に基づいて説明するが、第
1図は側面図、第2図はツマミの底面図、第3図
は可動端子金具の斜視図、第4図は接続端子の他
の構成例を示す側面図、第5図は第4図の例で使
用される可動端子金具の斜視図である。
図中、1は固定端子金具であつて、モールド成
形された絶縁性端子ベース20に固定されてお
り、絶縁性端子ベース20には可動端子金具回転
防止壁25が突成されていること等は従来のもの
と同様である。2は軸孔2aにツマミ3のネジ軸
4が遊挿される可動端子金具であつて、ツマミ3
を回転させることによつて該ツマミ3の下端面3
aでバネ手段5を介して可動端子金具2を進行さ
せ、該可動端子金具2と上記固定端子金具1との
間に挿入されたスピーカコード等の信号コードC
を挟持するものであるが、第1図の例では上記バ
ネ手段5としてツマミ3の下端面3aと可動端子
金具2との間にコイルスプリング6を介装したも
のである。
また、ツマミ3を回転して所定のバネ力で信号
コードCが挟持された状態を確認できるようにす
るためにクリツク手段7が設けられているが、第
1図乃至第3図の例では、可動端子金具2に切起
しによつて対向的な板バネ片8を方向を異ならせ
て形成すると共にその先端部に係合突部9が設け
られている。一方、上記ツマミ3の下端面3aに
は上記係合突部9が嵌合するクリツク用凹部10
を形成したものである。従つて、上記コイルスプ
リング6が圧縮されて所定の圧接力が生じると上
記係合突部9がツマミ下端面に接触し、やがて係
合突部9がクリツク用凹部10内に嵌合してクリ
ツク音が発せられ、これによつてその圧接挟持力
の強弱を知ることができる。なお、ツマミの下端
面3aにはツマミ3を緩める方向に回転させた際
に上記クリツク用凹部10から係合突部9が簡単
に離脱するようにしたテーパー溝11が形成され
ている。
第4図はバネ手段として板バネからなる可動端
子金具2自体をU字型に形成したものであり、上
片12aと下片12bに貫通する軸孔2aにツマ
ミ軸4を貫挿したものである。クリツク手段7と
しては下片12bに第2図と同様の板バネ片8及
び係合突部9が形成され、上片12aには該板バ
ネ片8が上方向に突出できるような切欠部13が
形成されている。なお、ツマミ下端面3aには第
2図の例と同様のクリツク用凹部10及びテーパ
ー溝11が形成されている。
(考案の効果) 本考案に係る信号コード接続端子によれば、固
定端子金具とツマミ軸に遊挿した可動端子金具と
の間に信号コードを挿入してツマミを回転すると
バネ手段を介して可動端子金具が進行し、信号コ
ードを固定端子金具に圧接接続することができ、
しかも信号コードはバネ力で挟持保持されるから
みだりに弛緩することはなく、接触抵抗による悪
影響は生じない。
また、ツマミを回動して行くと可動端子金具に
形成した対向的な板バネ片の先端の係合突起がツ
マミの下面に形成したクリツク用凹部内にクリツ
ク的に係合し、そのクリツク音によつて上記可動
端子金具による信号コードへの締め付け程度を確
認することができるから、みだりに締め付け過ぎ
たりするおそれはない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る信号コード接
続端子の実施例を示し、第1図は側面図、第2図
はツマミの底面図、第3図は可動端子金具の斜視
図、第4図は接続端子の他の構成例を示す側面
図、第5図は第4図の例で使用される可動端子金
具の斜視図である。第6図は従来のスピーカコー
ド接続端子を示す側面図である。 1:固定端子金具、2:可動端子金具、3:ツ
マミ、4:ツマミ軸、5:バネ手段、6:コイル
スプリング、7:クリツク手段、8:板バネ片、
9:係合突起、10:クリツク用凹部、11:テ
ーパー溝、C:信号コード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定端子金具とツマミ軸に介装した可動端子金
    具との間に信号コードを配置してツマミ軸を固定
    端子金具にネジ込むことにより、両端子金具間で
    信号コードを挟持するように構成した信号コード
    接続端子において、 上記可動端子金具はツマミ軸に遊挿されると共
    に信号コードに対してバネ手段で圧接するように
    構成され、可動端子金具には切起こしによつて対
    向的な板バネ片が方向を異ならせて形成されると
    共にその先端部に係合突起が設けられており、ツ
    マミの下端面には上記係合突起が嵌合するクリツ
    ク用凹部が形成されていて、ツマミの回動に伴つ
    て上記係合突起をクリツク用凹部にクリツク的に
    係合させることにより、信号コードへの可動端子
    金具の圧接状態を確認できるように構成されてい
    ることを特徴とする信号コード接続端子。
JP1987033171U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0313971Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033171U JPH0313971Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033171U JPH0313971Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141565U JPS63141565U (ja) 1988-09-19
JPH0313971Y2 true JPH0313971Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30840531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987033171U Expired JPH0313971Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313971Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524540U (ja) * 1975-06-24 1977-01-13
JPS5233581U (ja) * 1975-08-30 1977-03-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524540U (ja) * 1975-06-24 1977-01-13
JPS5233581U (ja) * 1975-08-30 1977-03-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63141565U (ja) 1988-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5942548Y2 (ja) 電線クランプ
JPH0313971Y2 (ja)
JP2001102035A (ja) バッテリの端子接続構造
JPS5836176Y2 (ja) 取付枠
JP2524707Y2 (ja) 端子接続装置
JPH0142940Y2 (ja)
JPH029502Y2 (ja)
JPS608373Y2 (ja) リ−ド線接続具
JPS6244406Y2 (ja)
JP2582552Y2 (ja) メッセンジャワイヤ固定具
JPH0129727Y2 (ja)
JPS5810321Y2 (ja) 回転型可変抵抗器
JPS6210934Y2 (ja)
JPH028882U (ja)
JPS6166378A (ja) 接続端子装置
JPS6013177Y2 (ja) 導線接続装置
JPH0242069Y2 (ja)
JPH0447912Y2 (ja)
KR200181861Y1 (ko) 마이크로폰
JPS6323889Y2 (ja)
JPS603503Y2 (ja) 端子装置
JPH0228614Y2 (ja)
JPS6224575A (ja) 端子台
JPS5832418Y2 (ja) 埋込配線器具
JPH0430783Y2 (ja)