JPH03139093A - 車両用通信装置 - Google Patents

車両用通信装置

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JPH03139093A
JPH03139093A JP1274797A JP27479789A JPH03139093A JP H03139093 A JPH03139093 A JP H03139093A JP 1274797 A JP1274797 A JP 1274797A JP 27479789 A JP27479789 A JP 27479789A JP H03139093 A JPH03139093 A JP H03139093A
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JP
Japan
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driving
communication
slave station
information
terminal equipment
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JP1274797A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakagami
敦 坂上
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は車両用通信装置に関し、特にフェールセーフ機
能を備えた車両用通信装置に関するものである。
(従来の技術) 近年においては車両内でのエレクトロニクス化が推し進
められている。これらのエレクトロニクス化の進展に伴
ない、複数の端末装置とこれを動作させるための各操作
部との間の接続線即ちワイヤハーネスが増大し、このワ
イヤーハーネスの増大により全体の重量が増加するとと
もに装置の信頼性が低下するという問題が生じた。
そこで近年においては、多数の操作部の操作に係る情報
を少ない接続線により伝送することのできる所謂多重通
信システムが種々開発されている。
このような従来の多重通信システムにおいては、複数の
端末装置と対応して設けられた各操作部の操作に係る情
報を送信するための送信手段と、この送信手段から送信
された操作に係る情報を受信して該当する端末装置を駆
動するための駆動手段とを有している。また、従来の多
重通信システムにおいては、操作部の操作に係る情報を
送信する際にパリティ−ビットを付加して所謂パリティ
チエツクを実行することにより通信の信頼性を向上させ
るようにしている。
このような操作部の操作にかかる情報を送信する際、若
しくは受信する際に、例えば接続線が断線しまたは電磁
波ノイズ等により情報が変化した場合には前記パリティ
チエツク等を行うことにより、所謂通信エラーを検出す
るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来装置においては、例えば車
両の走行中において通信エラーが生じた場合には、通信
エラーが発生する直前のデータをそのまま保持するよう
にしており、操作部を操作したとしても所望する端末装
置を動作させることができないという問題点があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、車両の走行
中において通信エラーを生じた場合においても端末装置
を適切に駆動できるようにした車両用通信装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明が提供する手段は、第
1図に示すように複数の端末装置2と対応して設けられ
た各操作部の操作に係る情報を送信する送信手段1と、
前記送信手段1から送信された操作に係る情報を受信し
、該当する端末装置2を駆動する駆動手段3と、前記操
作に係る情報の送信又は受信に関する非定常を検出する
検出手段4と、前記検出手段4が送信又は受信に関する
非定常を検出したときには、前記複数の端末装置の駆動
を停止すると共に当該複数の端末装置のうち所定の端末
装置を選択的に駆動する駆動制御手段5と前記駆動制御
手段5によって駆動される端末装置の当該駆動を停止し
得る停止手段6とを有して構成した。
(作用) 送信手段1が複数の端末装置と対応して設けられた各操
作部の操作に係る情報を送信すると、駆動手段3が送信
手段1から送信された操作に係る情報を受信し該当する
端末装置2を駆動する。
また操作に係る情報の送信または受信に関する非定常を
検出するための検出手段4を有しており、この検出手段
4が送信また受信に関する非定常を検出した時には、駆
動制御手段5が端末装置2の駆動を停止すると共に当該
複数の端末装置のうち所定の端末装置、例えばヘッドラ
ンプ等の端末装置を選択的に駆動する。
また強制駆動手段5によって駆動された前記ヘッドラン
プ等の端末装置を停止し得る停止手段6を有しており、
例えば車両の運転が終了したときに停止手段6によって
ヘッドランプを消灯することによりバッテリー電源の浪
費を防止することができる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説明
する。
まず第2図を参照して本発明に係る車両用通信装置の全
体的な構成を説明する。
親局10には多重伝送線LLを介して複数の子局100
,200,300,400.・・・、900のそれぞれ
が接続されている。
親局10は複数の子局に対してポーリングを行うことに
より各子局と通信を行うための通信部11と、多重伝送
線LLを介して収集した操作部の操作に係る情報に基い
て対応する端末装置の制御を行うための論理部12とで
構成されている。
子局100は親局10との間で通信を行うための通信部
101と、複数の操作部とで構成されている。複数の操
作部を具体的に説明すると、メータの照明用のランプな
どを点灯しまたは消灯させるためのスモールランプスイ
ッチ102と、ヘッドランプを消灯しまたは点灯させる
ためのヘッドランプスイッチ103と、ターンシグナル
スイッチ104と、ハザードスイッチ105と、ホーン
スイッチ106のそれぞれが通信部101へ接続されて
いる。
子局200は親局10との間で通信を行うための通信部
201と、複数の端末装置と、複数の操件部とから構成
されている。具体的に説明すると、パワーウィンドモー
タ202とドアロックモータ203との2つの端末装置
が通信部201へ接続されている。また複数の操作部と
して運転席のウィンドガラスを駆動するためのスイッチ
204と、助手席側のウィンドガラスを駆動させるため
のスイッチ205と、後席右側のウィンドガラスを駆動
するためのスイッ206と、後席左側のウィンドガラス
を駆動するためのスイッチ207と、ドアロック用のス
イッチ208とのそれぞれが通信部201へ接続されて
いる。
子局300は親局10との間で通信を行うための通信部
301と、複数の端末装置とから構成されている。即ち
車両の前方左側へ設けられるスモールランプ302と、
ヘッドランプ303と、ターンシグナルランプ304と
、ホーン305のそれぞれが通信部301へ接続されて
いる。
子局400は親局10との間で通信を行うための通信部
401と、車両の前方右側へ設けられる複数の端末装置
とから構成されている。即ちスモールランプ402と、
ヘッドランプ403と、ターンシグナルランプ404と
、ホーン405のそれぞれが通信部401へ接続されて
いる。
子局500は親局10との間で通信を行うための通信部
501と、助手席側に設けられる複数の端末装置と、こ
れと対応する操作部とから構成されている。即ちパワー
ウィンドモーター502と、ドアロック用のモータ50
3とが通信部501へ接続されると共に、パワーウィン
ドモータ502を駆動するためのスイッチ504が通信
部501へ接続されている。
子局600は親局10との間で通信を行うための通信部
601と、後席左側に設けられた複数の端末装置とこれ
と対応する操作部とから構成されている。即ちパワーウ
ィンドモータ602と、ドアロック用のモータ603と
が通信部601へ接続されている。またパワーウィンド
モータ602を駆動するためのスイッチ604が通信部
601へ接続されている。
子局700は親局10との間で通信を行うための通信部
701と、後席右側に設けられた複数の端末装置と、こ
れと対応する操作部とで構成されている。具体的に説明
するとパワーウィンドモータ702と、ドアロック用の
モータ703のそれぞが通信部701へ接続されている
。またパワーウィンドモータ702を駆動するためのス
イッチ704が通信部701へ接続されている。
子局800は親局10との間で通信を行うための通信部
801と、車両の後方左側へ設けられた複数の端末装置
とから構成されている。即ちテールランプ802とター
ンシグナルランプ803と、ライセンスランプ804の
それぞれが通信部801へ接続されている。
子局900は親局10との間で通信を行うための通信部
901と、車両の後方右側へ設けられた複数の端末装置
とから構成されている。即ちテールランプ902と、タ
ーンシグナルランプ903と、ライセンスランプ904
のそれぞれが通信部901へ接続されている。
次に第3図を参照して第2図に示した車両用通信装置の
基本的な動作において用いられるデータフォーマットを
説明する。
複数の子局100,200,300.・・・ 9゜Oに
は予め固有のアドレスが設定されており、このアドレス
を特定することにより子局が特定されるようになってい
る。すなわち、各子局は親局10から送信されるアドレ
ス情報を監視しており、自己のアドレスと一致したとき
には後述する情報DFbを親局10へ返送する。第3図
(C)に示すようにアドレスi−2,i−1,L、i+
1゜l+2.・・・のそれぞれの子局に対してデータフ
ォーマットDFが設定されている。これらのそれぞれの
データフォーマットDFは親局1oから対応する子局へ
送信されるための情報DFaと、子局から親局10へ送
信される情報DFbとから形成されている。
次にアドレスlの子局に対するデータフォーマットDF
を代表して説明すると、第3図(B)に示すように情報
DFJLはデータの始まりを示す2ビツトのヘッダ信号
HDと、6ビツトのアドレスビットao、al、a2.
・・・、a5から成るアドレス情報ADSと、子局を停
止させるために用いられるスリーブビットSLPと、1
ビツトのパリティビットAPと、16ビツトのデータビ
ットrOT  r 1 *  r 2 +・・・、「1
5から成る駆動情報RXと、1ビツトのパリティビット
P「とから構成されている。また情報DFbは16ビツ
トのデータビットto、tl、t2. ・・・ t15
から成る操作情報Txと、1ビツトのパリティビットp
tと、1ビツトのエラービットCEとで構成されている
。また情報DFaと情報DFbとの間には通信回路の切
換えを行うための切換え時間Sが設定されており、この
切換え時間Sでは通信がなされない。
また各種情報を形成する単位ビットは第3図(A)で示
すようにパルス幅変調方式により生成され、それぞれの
単位ビットのビットタイムTbは例えば70μ秒に設定
される。またそれぞれのデータフォーマットDFのデー
タタイムTfは例えば3.5m/秒に設定される。
次に基本的な動作、例えば子局100のスモールランプ
スイッチ102をオン操作した場合の動作を説明する。
まず親局lOは操作に係る情報を要求するため、ヘッダ
信号HDと子局100のアドレス情報ADSと、スリー
ブビットSLPとパリティビットAPと、駆動情報Rx
と、パリティビットPrとで成る情報DFaを子局10
0へ送信する。このとき駆動情報Rxを形成するそれぞ
れのデータビットro、rl、r2.・・・、「15は
論理値「0」に設定されるとともに、パリティビットP
rは論理値「1」に設定される。
次に子局100は切換え時間Sが経過した後操作情報T
xと、パリティビットptと、エラービットCEとで成
る情報DFbを親局10へ送信する。このときスモール
ランプスイッチ102の操作に係る情報がデータビット
toと対応している場合には、このデータビットtoを
論理値「0」に設定すると共に、他のデータビットtl
、t2゜t3.・・・、t15を論理値「1」に設定す
る。またパリティビットpt及びエラービットCEはそ
れぞれ論理値「0」に設定される。
次に親局10では子局100からの情報DFbを受信す
ると、操作情報Txを解読し、データビットtoが論理
値「0」であることがらスモールランプ102がオン操
作されたことを判断する。
これにより親局10は対応する端末装置即ち子局300
のスモールランプ302と、子局400のスモールラン
プ402と、子局800のテールランプ802、ライセ
ンスランプ804と、子局900のテールランプ902
、ライセンスランプ904とをそれぞれ点灯させるべき
ことを判断する。
親局10は子局300に対してテールランプ302を点
灯させる旨の駆動情報Rxを含む情報DFaを送信する
。このとき例えばスモールランプ302と対応してデー
タビットrOが割当てられていてる場合には、このデー
タビットrOを論理値「0」に設定すると共に、他のデ
ータビット「IT  r2.・・・、r15を論理値「
1」に設定する。
子局300では親局10からの情報DFaを受信すると
、駆動情報Rxを解読し、データビット「0だけが論理
値「0」であることを検出すると、スモールランプ30
2の点灯指令であることを判断する。これにより子局3
00はスモールランプ302を点灯させる。続いて子局
300は親局10からの情報DFaを受信した後に切換
え時1fJsが経過すると、情報DFbを親局10へ送
信する。
このとき子局300は操作部を有していないのでデータ
ビットto、tl、t2.・・・、t15を論理値「1
」に設定する。
以下同様に親局10は子局400に対してスモールラン
プ402を点灯させる旨の情報DFaを送信することに
よりスモールランプ402を点灯させる。
また同様に親局10は子局800に対してテールランプ
802及びライセンスランプ804を点灯させる旨の情
報DFaを送信すると共に、子局900に対してテール
ランプ902及びライセンスランプ904を点灯させる
旨の情報DFaを送信することにより、テールランプ8
02、ライセンスランプ804、テールランプ902及
びライセンスランプ904をそれぞれ点灯させる。
次に後席左側のウィンドガラスを下げるためにスイッチ
207が操作された場合の動作を説明する。
まず親局10は子局200へ対して操作に係る情報を要
求するため全てのデータビットro、r1、r2.・・
・、「15が論理値「0」で成る駆動情報Rxを含む情
報DFaを送信する。
これにより子局200は情報DFaを受信した後に切換
え時間Sが経過すると、スイッチ207が操作された旨
の操作情報Txを含む情報DFbを親局10へ送信する
。このときスイッチ207の操作に関する情報がデータ
ビットt7と対応して割当てられている場合には、この
データビットt7だけが論理値「0」に設定されると共
に他のデータビットが論理値「1」に設定される。
親局10では子局200からの情報DFbを受信すると
、操作情報Txを解読し、データビットt7が論理値「
0」であることを検出すると、スイッチ207が操作さ
れたことを判断する。これにより親局10は後席左側の
ウィンドガラスを下げる旨の駆動情報Rxを含む情報D
Faを子局600へ送信する。このとき後席左側のウィ
ンドガラスを下げるための駆動情報がデータビットr1
と対応して割当てられている場合には、このブタ−ビッ
トr1を論理値「1」に設定すると共に他のデータビッ
トを「0」に設定する。
子局600は親局10からの情報DFaを受信すると、
駆動情報Rxを解読し、データビットr1が論理値「0
」であることを検出すると、パワーウィンドモータ60
2を駆動して後席左側のウィンドガラスを下降させる。
次に子局600は親局10からの情報DFaを受信した
後に切換え時間Sを経過すると、すべてのデータビット
が論理値「1」で成る操作情報Txを含む情報DFbを
親局10へ送信する。
以上の如く親局10は子局を順次ポーリングすることに
より各子局からの情報を収集し、この収集した情報に応
じて該当する端末装置を有する子局へ駆動情報を送信す
ることにより、当該端末装置を駆動する。
次に第4図を参照して通信部401の内部構成を説明す
る。
通信部401は受信部410と、インバータ回路411
と、オア回路412,414と、アンド回路413,4
15と、駆動部420とから構成されている。受信部4
10はエラ一端子ERR及び出力端子01,02,03
,04を有している。
また受信部410の入力端子は多重伝送線LLを介して
親局及び複数の子局100,200.・・・900のそ
れぞれと接続されている。また駆動部420は入力端子
A1.A2.A3.A4及び出力端子Bl、B2.B3
.B4を有している。この出力端子B1はスモールラン
プ402と接続されている。また出力端子B3はヘッド
ランプ403と接続されている。また出力端子B4はホ
ーン405と接続されている。
次に第5図を参照して第4図に示した実施例の作用を説
明する。
まず受信部410のエラ一端子ERRが論理値「0」で
ある場合の定常な時の動作を説明する。
子局100において例えばスモールランプスイッチ10
2、ヘッドランプスイッチ103及びホーンスイッチ1
06がオン操作されると、通信部101の対応する入力
端子11,13.14にはそれぞれ論理値「0」が与え
られる。
次に親局10が子局100をポーリングすることにより
子局100の操作情報が収集されと、親局lOはスモー
ルランプスイッチ102、ヘッドランプ103及びホー
ンスイッチ106が操作されたことを判断する。これに
より親局1oは子局300.400.800及び900
を順次ポーリングして対応する端末装置即ちスモールラ
ンプ302、ヘッドランプ303、ホーン305と、ス
モールランプ402、ヘッドランプ4o3、ホーン40
5、テールランプ802、ライセンスランプ804と、
テールランプ9o2、ライセンスランプ904とをそれ
ぞれ駆動する旨の駆動情報を順次送信する。これにより
前述した各端末装置が駆動される。
次に多重伝送線LLが断線し、または電磁波ノイズ等に
よりデータビットが変化して通信エラーを生じた場合の
動作を説明する。
例えば親局10と子局400との間で通信エラーが生じ
た場合には、受信部410がパリティチエツクを実行し
ており、例えばパリティビットが奇数パリティでない時
は通信エラーが生じたことを判断してエラ一端子ERR
から論理値「1」を出力する。
これによりオア回路412を介して駆動部420の入力
端子A1へ論理値「1」が与えられると同時にオア回路
414を介して入力端子A3へ論理値「1」が与えられ
る。従って駆動部420の出力端子B1及びB3から共
に論理値「1」が出力されてスモールランプ402及び
ヘッドランプ403を強制的に点灯させる。またインバ
ータ回路411から論理値「0」が出力されるのでアン
ド回路415を介してホーン405をオフする。
なお第4図に示す通信部401の内部構成は子局300
の通信部301と同様であり、通信エラーが生じた場合
にはスモールランプ302及びヘッドランプ303が強
制的に点灯される。
また第4図に示した通信部401の内部構成は通信部8
01および901においても同様であり、前述した如く
通信エラーが生じた場合にはテールランプ802.90
2及びライセンスランプ804.904及びライセンス
ランプ804,904が強制的に点灯される。
次に第6図及び第7図を参照して本発明に係る他の実施
例を説明する。
第6図及び第7図に示す実施例は電源制御部150を設
けて通信エラーの発生時におけるバッテリーの消費電流
の低減を図るようにしたことを特徴とする。
具体的に説明すると、バッテリーBからの電源がヒユー
ズFS及び電源線LPAを介して子局100と接続され
ている。またこの電源線LPAは親局10、子局200
.500,600及び7゜Oのそれぞれと接続されてい
る。またバッテリーからの電源がヒユーズFS、ヒユー
ズボックス等に設けられるスイッチSW及び受信部電源
線LPBを介して通信部401と接続されている。また
この受信電源線LPDは通信部301,801及び90
1のそれぞれと接続されている。従って常閉接点である
スイチSWを介してバッテリーからの電源が通信部30
1,401,801及び901のそれぞれに供給される
ようになっている。
通信部401は受信部410と、インバータ回路416
と、オア回路417と、アンド回路418と、駆動部4
20とから構成されている。
以上のごとく構成することにより、通信エラーが発生し
た時には緊急度の高い端末装置、すなわちヘッドランプ
303,403.スモールランプ302.402.テー
ルランプ802,902゜ライセンスランプ804,9
04が強制的に点灯されるが、このような強制的な点灯
状態が継続して保持される場合であっても、例えば車両
の運転が終了した時に運転者がスイッチSWをオフ操作
することにより子局300,400,800.900の
各通信部301,401,801,901に対する電源
供給が遮断されるので、強制的に点灯された各端末装置
を消灯させる。これによりバッテリーの電源消費を低減
することができる。
次にtIN8図、第9図、第10図及び第11図を参照
して本発明に係る他の実施例を説明する。
本実施例は通信エラーが発生し、緊急度の高い端末装置
例えばヘッドランプやスモールランプ等を強制的に点灯
した状態においてキースイッチをオフ操作したときには
、この強制的に点灯したヘッドランプ及びスモールラン
プを消灯させることによりバッテリーの電源消費を低減
させるようにしたことを特徴とする。
具体的に説明すると第9図に示すようにバッテリーBE
がヒユーズFS及び受信部電源線LPを介して親局10
、子局100.200,300゜・・・、900のそれ
ぞそれと接続されている。また子局100の通信部10
1から引出された電源制御線LCが子局300.400
.800及び9゜Oのそれぞれの通信部301,401
,801゜901のそれぞれと接続されている。
具体的に説明すると第8図に示すように受信部電源線L
Pが子局100の通信部101と接続されると共に子局
400のアンド回路421の一方の入力端子へ接続され
ている。また通信部101から引出された電源制御線L
Cがアンド回路421の他方の入出力端子と接続されて
いる。このアンド回路421の出力端子は受信部410
及び駆動部420と接続されている。また通信部101
にはエンジン始動用のキースイッチ108が接続されて
おり、キースイッチ108がオン操作されたときには論
理値「1」を電源制御線LCへ出力する。従ってキース
イッチ108がオン操作されたときにはアンド回路42
1を介して受信部410及び駆動部420へ電源が供給
されるようになっている。
車両の走行時において通信エラーが発生した場合には前
述した如く受信部410のエラ一端子ERRから論理値
「1」が出力されるので、駆動部420を介してヘッド
ランプ403を強制的に点灯させる。
このような通信エラーが発生した状態で車両の運転を終
了してキースイッチ108をオフ操作すると、通信部1
01は論理値「0」を電源制御線LCへ出力する。これ
によりアンド回路421が論理値「0」を出力するので
受信部410及び駆動部420に対する電源供給が停止
される。これによりヘッドランプ403が消灯する。
なお第8図に示した通信部401の内部構成は通信部3
01,801及び901においても同様である。従って
通信エラーの発生によりスモールランプ302、ヘッド
ランプ303、テールランプ802,902、ライセン
スランプ804,904が点灯している状態においてキ
ースイッチ108がオフ操作された場合にはこれらの端
末装置に対する電源供給が停止されるのでバッテリーの
電源消費を低減することができる。
次に第10図を参照して子局300の他の実施例を説明
する。
受信部電源線LPがアンド回路321の一方の入力端子
へ接続されると共に、電源制御線LCがアンド回路32
1の他方の入力端子と接続されている。またこのアンド
回路321の出力端子は通信回路301aと接続されて
いる。
通信回路301aはアドレス情報を監視するとともに、
データビットの変調または復調を行うための変復調部3
10と、操作部の操作状態を検出するためのスイッチ検
出部311と、端末装置を駆動するための負荷駆動部3
12と、受信した情報のパリティチエツクを実行するこ
とにより通信エラーを検出するための異常検出部313
とから構成されている。異常検出部313が通信エラー
を検出したときには論理値論理値「1」の検出信号を変
復調部310、オア回路306,307へ出力する。こ
れにより異常検出部313はオア回路306を介してス
モールランプ302を点灯させると同時に、オア回路3
07を介してヘッドランプ303を強制的に点灯させる
また、変復調部310は異常検出部313から論理値論
理値「1」の検出信号を入力すると、負荷駆動部312
へ停止信号を出力する。これにより負荷駆動部312は
論理値論理値「0」の停止信号をオア回路306,30
7.ターンシグナルランプ304及びホーン305へ出
力する。従って、ターンシグナルランプ304とホーン
305がオフ状態に保持される。また、スモールランプ
302及びヘッドランプ303は前述した異常検出部3
13からの論理値論理値「1」の検出信号により点灯状
態に保持される。
このような状態でキースイッチ108がオフ操作される
と、前述した如く信号論理値rOJが電源制御線LCを
介してアンド回路321の入力端子5与えられる。これ
により通信回路301aに対する電源供給が停止し、ス
モールランプ302及びヘッドランプ303が消灯する
なお第10図に示した子局の300の内部構成は子局4
00においても同様である。
次に第11図を参照して子局800の他の実施例の内部
構成を説明する。受信部電源線LPがアンド回路821
の一方の入力端子へ接続されると共に、電源制御線LC
がアンド回路821の他方の入力端子へ接続されている
。このアンド回路821の出力端子は通信回路801a
と接続されている。
通信回路801aはアドレス情報を監視するとともに、
データビットを変調し、若しくは復調するための変復調
部810と、操作部の操作状態を検出するためのスイッ
チ検出部811と、端末装置を駆動するための負荷駆動
部812と、入力した情報のパリティチエツクを実行す
ることにより通信エラーを検出するための異常検出部8
13とから構成されている。
異常検出部813が通信エラーを検出したときには論理
値論理値「1」の検出信号を変復調部810、オア回路
806,807へ出力する。これにより異常検出部81
3はオア回路806を介゛してテールランプ802を強
制的に点灯させると同時に、オア回路807を介してラ
イセンスランプ804を強制的に点灯させる。
また、変復調部810は異常検出部813から論理値論
理値「1」の検出信号を人力すると、負荷駆動部812
へ停止信号を出力する。これにより負荷駆動部812は
権利値論理値「0」の停止信号をオア回路806,80
7、ターンシグナルランプ803へ出力する。従って、
ターンシグナルランプ803が消灯状態に保持される。
また、テールランプ802及びライセンスランプ804
は前述した異常検出部813からの論理値「1」の検出
信号により点灯状態に保持される。
このような状態において車両の運転を終了し、キースイ
ッチ108をオフ操作したときには、論理値「0」が電
源制御線LCを介してアンド回路821の入力端子へ与
えられる。これにより通信回路801aに対する電源供
給が停止してテールランプ802及びライセンスランプ
804が消灯する。 なお第11図に示した子局800
の内部構成は子局900の内部構成と同一である。
以上の如くキースイッチ108の操作状態を監視してキ
ースイッチ108がオフ操作されたときには強制的に点
灯したヘッドランプ及びスモールランプを消灯させるよ
うに構成したので、バッテリーの電源消費を低減させる
ことができる。
[発明の効果] 以上説明してたきように、本発明によれば、送信又は受
信に関する非定常を検出したときには、所定の端末装置
を選択的に駆動すると共に、この駆動される端末装置の
駆動を停止し得る停止手段を設けるようにしたことから
、通信エラーが発生した場合においても確実に必要とさ
れる端末装置を駆動し、停止することができ、バッテリ
ーの電源消費をできる限り低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図は本発明に係る車両用
通信装置の全体構成を示したブロック図、第3図は親局
が子局をポーリングする際に設定されるデータフォーマ
ットの一例を示した説明図、第4図は子局100と子局
400とを示したブロック図、第5図は第4図の各部の
論理値を示した説明図、第6図は本発明の他の実施例に
係る子局100.400とその周辺装置を示したブロッ
ク図、第7図は本発明に係る他の実施例の全体構成を示
したブロック図、第8図は本発明のその他の実施例に係
る子局100,400とその周辺装置を示したブロック
図、第9図は本発明に係るその他の実施例の全体構成を
示したブロック図、第10図は第9図の子局300の内
部構成を示したブロック図、第11図は第9図の子局8
00の内部構成を示したブロック図である。 1・・・送信手段 2・・・端末装置 3・・・駆動手段 4・・・検出手段 5・・・強制駆動手段 7・・・第1の停止手段 9・・・第2の停止手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の端末装置と対応して設けられた各操作部の操作に
    係る情報を送信する送信手段と、前記送信手段から送信
    された操作に係る情報を受信し、該当する端末装置を駆
    動する駆動手段と、前記操作に係る情報の送信又は受信
    に関する非定常を検出する検出手段と、 前記検出手段が送信又は受信に関する非定常を検出した
    ときには、前記複数の端末装置の駆動を停止すると共に
    当該複数の端末装置のうち所定の端末装置を選択的に駆
    動する駆動制御手段と、前記駆動制御手段によって駆動
    される端末装置の当該駆動を停止し得る停止手段と、 を有することを特徴とする車両用通信装置。
JP1274797A 1989-10-24 1989-10-24 車両用通信装置 Pending JPH03139093A (ja)

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JP1274797A JPH03139093A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 車両用通信装置
EP19900120405 EP0424907A3 (en) 1989-10-24 1990-10-24 System and method for communicating data between master and slave stations utilizing time division multiplex mode with failsafe provision applicable to automotive vehicles

Applications Claiming Priority (1)

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