JPH03139937A - 車両用通信装置 - Google Patents

車両用通信装置

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JPH03139937A
JPH03139937A JP1276005A JP27600589A JPH03139937A JP H03139937 A JPH03139937 A JP H03139937A JP 1276005 A JP1276005 A JP 1276005A JP 27600589 A JP27600589 A JP 27600589A JP H03139937 A JPH03139937 A JP H03139937A
Authority
JP
Japan
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switch
vehicle
slave station
state
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP1276005A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yoshida
清 吉田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は多数の操作部の操作に係る情報を少ない接続線
により伝送して、該当する端末装置を駆動するようにし
た車両用通信装置に関するものである。
(従来の技術) 近年においては車両内でのエレクトロニクス化が推し進
められている。このようなエレクトロニクス化の進展に
伴い、多数の端末装置とこれを動作させるための各操作
部との間の接続線、すなわちワイヤハーネスが増大し、
このワイヤハーネスの増大により全体の重量が増加する
と共に、装置の信頼性が低下するという問題が生じた。
そこで近年においては1、多数の操作部の操作に係る情
報を少ない接続線により伝送することのできる、いわゆ
る多重通信システムが種々開発されている。
このような従来の多重通信システムにおいては、複数の
端末装置と対応して設けられた各操作部の操作に係る情
報を送信するための送信回路と、この送信回路から送信
された操作に係る情報を受信するための受信回路と、こ
の受信回路によって受信された情報の内容に応じて該当
する端末装置を駆動するための駆動回路とを有している
。また、従来の多重通信システムにおいては、操作部の
操作に係る情報を送信する際にパリティピットを付加し
て、いわゆるパリティチエツクを実行するこにより、通
信の信頼性をより向上させるようにしている。
このような操作部の操作に係る情報を送信する際、もし
くは受信する際に、例えば、接続線が断線した場合、又
は電磁波ノイズなどにより情報が変化した場合には前述
したパリティチエツクなどを行うことにより、いわゆる
通信エラーを検出するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来装置においては、例えば
車両の走行中において通信エラーが生じた場合には、通
信エラーが発生する直前のデータをそのまま保持するよ
うにしており、操作部を操作したとしても、所望する端
末装置を動作させることができない場合が生じた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、車両の走行
中において、操作部自体に障害が発生した場合、または
、通信エラーが生じた場合においても、適切なフェール
セーフ機能を付加するようにした車両用通信装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明が提供する手段は、第
1図に示すように複数の端末装置と対応して設けられた
各操作部の操作に係る情報を送信する送信手段1と、前
記送信手段1から送信された操作に係る情報を受信し、
該当する端末装置2を駆動する第1の駆動手段3と、前
記複数の操作部のうち、緊急度の高い操作部の非定常状
態を検出する検出手段4と、前記緊急度の高い操作部が
非定常状態であるききには、当該操作部と対応する端末
装置2を停止させ、又は所定の状態に柵==4i制的に
駆動する第2の駆動手段5とを有して構成した。
(作用) 本発明は、送信手段1が複数の端末装置2と対応して設
けられた各操作部の操作に係る情報を送信すると、第1
の駆動手段3が該当する端末装置2を駆動する。また前
述した複数の操作部のうち、緊急度の高い操作部の非定
常状態を検出するための検出手段4を有しており、緊急
度の高い操作部が非定常状態であるときには、この操作
部と対応する端末装置2を停止させ、又は所定の状態に
強制に駆動する。
これにより車両の走行中において操作部自体に障害を発
生した場合、または通信エラーが牛した場合においても
、対応する端末装置を停止させ、又は所定の状態に駆動
して車両の走行に係るフェールセーフ機能をさらに向上
させることができる(実施例) 以丁、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
まず、第2図を参照して、本発明に係る車両用通信装置
の全体的な構成を説明する。
車両の例えば運転席の近傍に配置された親局10には多
重伝送線LLを介して複数の子局100゜200.30
0,400,500,550,600、・・・・・・、
900のそれぞれが接続されている。
親局10は複数の子局に対してポーリングを行うことに
より、それぞれの子局と通信を行うための通信部11と
、多重伝送線LLを介して収集した操作部の操作に係る
情報に基づいて対応する端末装置の制御を行うための論
理部12(!:で構成されている。この論理部12は複
数の操作部のうち、緊急度の高い操作部の非定常状態を
検出するための検出手段を有している。
車両の運転席の近傍には子局100が配置されている。
この子局100は親局10との間で通信を行うための通
信部10]と、複数の操作部とて構成されている。複数
の操作部を具体的に説明すると、メータの照明用のラン
プなどを点灯し、または消灯させるだめのスモールラン
プスイッチ102と、ヘッドランプを消灯し、または点
灯させるためのヘッドランプスイッチ103と、左折も
しくは右折を表示するためのターンシグナルスイッチ1
04と、駐車中であることを表示するだめのハザードス
イッチ105と、ホーンスイッチ106などの多数のス
イッチ部がそれぞれ通信部101へ接続されている。
車両の運転席の近傍には子局200が配置されている。
この子局200は親局10との間で通信を行うための通
信部201と、複数の操作部とから構成されている。複
数の操作部を具体的に説明すると、助手席側のウィンド
ガラスを駆動するためのスイッチ205と、後席右側の
ウィンドガラスを駆動するためのスイッチ206と、後
席左側のウィンドガラスを駆動するためのスイ・ソチ2
07とドアロック用のスイッチ208などの多数のスイ
ッチ部がそれぞれ通信部201へ接続されている。
車両の前方左側には子局300が設けられている。この
子局300は親局10との間で通信を行うための通信部
301と、複数の端末装置とから構成されている。すな
わち、車両の前方左側へ設けられるスモールランプ30
2と、ヘッドランプ303と、ターンシグナルランプ3
04と、ホーン305のそれぞれが通信部301へ接続
されている。
車両の前方右側には子局400が設けられている。この
子局400は親局10との間で通信を行うための通信部
401と、車両の前方右側へ設けられる複数の端末装置
とから構成されている。すなわち、スモールランプ40
2と、ヘッドランプ403と、ターンシグナルランプ4
04とホーン405のそれぞれが通信部40〕へ接続さ
れている。
車両の助手席側に設けられたドアには、子局500が配
置されている。この子局500は親局】0との間で通信
を行うための通信部50]、と、助手席側のドアに設け
られる複数の端末装置と、これに対応する操作部などか
ら構成されている。すなわち、複数の端末装置として、
パワーウィンドモータ502と、ドアロック用のモータ
503などが通信部501へ接続されると共に、パワー
ウィンドモータ502を駆動するための操作部であるス
イッチ504などが通信部501へ接続されている。
車両の運転席側に設けられたドアには子局550が配置
されている。この子局550は親局10との間で通信を
行うための通信部551と、運転席側のドアに設けられ
る複数の端末装置と、これと対応する操作部とから構成
されている。すなわち、複数の端末装置としてパワーウ
ィンドモータ552と、ドアロック用のモータ553な
どが通信部551へ接続されると共に、パワーウィンド
モータ552を駆動するための操作部であるスツチ55
4などが通信部551へ接続されている。
車両の後席左側へ設けられたドアには子局600が配置
されている。この子局600は親局10との間で通信を
行うための通信部601と、ドアに設けられた複数の端
末装置と、これと対応する操作部とから構成されている
。すなわち複数の端末装置としてパワーウィンドモータ
602とドアロック用のモータ603などが通信部60
1へ接続されている。また、パワーウィンドモータ60
2を駆動するための操作部であるスッチ604などが通
信部601へ接続されている。
車両の後席右側に設けられたドアには子局700が配置
されている。この子局700は親局10との間で通信を
行うための通信部701と、ドアに設けられた複数の端
末装置と、これらの端末装置と対応する操作部とから構
成されている。すなわち、複数の端末装置としてパワー
ウィンドモータ702と、ドアロック用のモータ703
のそれぞれが通信部701へ接続されている。またパワ
ーウィンドモータ702を駆動するための操作部である
スイッチ704が通信部701へ接続されている。
車両の後方左側には子局800が配置されている。この
子局800は親局10との間で通信を行うための通信部
80]−と、車両の後方左側へ配置された複数の端末装
置とから構成されている。すなわちテールランプ802
と、ターンシグナルランプ803と、ライセンスランプ
804のそれぞれが通信部801へ接続されている。
車両の後方右側には子局900が配置されている。この
子局900は親局10との間で通信を行うための通信部
901と、車両の後方右側へ配置された複数の端末装置
とから構成されている。すなわちテールランプ902と
、ターンシグナルランプ903と、ライセンスランプ9
04のぞれぞれが通信部901へ接続されている。
次に第3図を参照して第2図に示した車両用通信装置の
基本的な動作において用いられるデータフォーマットを
説明する。
複数の子局100,200,300,400゜500.
550,600.・・・・・・、900には予め固有の
アドレスが設定されており、このアドレスを特定するこ
とにより対応する子局が呼び出されるようになっている
。すなわち、各子局は親局10から送信されるアドレス
情報を監視しており、自己のアドレスと一致したときに
は呼出I−を受けたことを判断して後で説明する情報D
Fbを親局10へ返送する。
これにより親局10と呼出しを受けた子局との間で通信
を行うようになっている。
第3図(C)に示すように、アドレスi−2、i−1、
i、i+l、i+2、・・・・・・のそれぞれの子局に
対してデータフォーマットDFが設定されている。これ
らのそれぞれのデータフォーマットDFは親局10から
対応する子局へ送信されるための情報DFaと、子局か
ら親局1oへ送信される情報DFbとから形成されてい
る。
次にアドレスiの子局に対するデータフォーマットDF
を代表して説明する。
第3図(Bに示すように、情報DFaはデータの始まり
を示す2ビツトのヘッダ信号HDと、6ビツトのアドレ
スビットaO,a 1.a2. 川・・・a5からなる
アドレス情報ADSと、子局を停止させるために用いら
れる1ビツトのスリーブピッ)SLPと1ビツトのパリ
ティビットAPと、】6ビツトのデータビットrQ、r
]、、r2.・・・・・・r15からなる駆動情報Rx
と、1ビツトのパリティビットP「とから構成されてい
る。また情報DFbは16ビツトのデータビットto、
tl。
12、・−・・・・、t15から成る操作情報Txと1
ビツトのパリティビットptと、1ビツトのエラービッ
トCEとで構成されている。また、情報DFaと情報D
Fbとの間には通信回線の切換えを行うだめの切換え時
間Sが設定されており、この切換え時間Sでは通信がな
されない。
また各種情報を形成する単位ビットは第3図(A)に示
すようにパルス幅変調方式により生成され、それぞれの
単位ビットのビットタイムTbは例えば70μ秒に設定
される。また、それぞれのデータフォーマットDFのデ
ータタイムTfは例えば3.5m秒に設定される。
次に基本的な動作、例えば子局1.00のスモールラン
プスイッチ102をオン操作した場合の動作を説明する
まず、親局10は操作に係るtFt報を収集するためヘ
ッダ信号HDと、子局100のアドレス情報ADSと、
スリーブピッ)−8LPとパリティ−ビットAPと、駆
動情報Rxと、パリティ−ピントP「とでなる情報DF
aを子局100へ送信する。
このとき駆動情報Rxを形成するそれぞれのデータビッ
トrQ、rl、rl+ ・・・・・・、r15は論理値
「0」に設定されるとともに、パリティビットPrは論
理値「1」に設定される。
次に子局100は切換え時間Sが経過した後に操作情報
Txと、パリティビットptと、エラ・−ビットCEと
で成る情報DFbを親局1oへ送信する。このときスモ
ールランプスイッチ102の操作に係る情報がデータピ
ッ+−10と対応1.ている場合には、このデータビッ
トtoを論理値rOJに設定するとともに、他のデータ
ピッ!−t〕、、t2、t3.・・・・・・、t15を
論理値「1」に設定する。またパリティビットptおよ
びエラーピッ1−CEはそれぞれ論理値「0」に設定さ
れる。
次に親局10では子局100からの情報DFbを受信す
ると、操作情報Txを解読し、データビットtoが論理
値「0」であることから、スモールランプスイッチ1−
02がオン操作されたことを判断する。これにより親局
10は対応する端末装置、すなわち子局300のスモー
ルランプ302と、子局400のスモールランプ402
と、子局800のテールランプ802、ライセンスラン
プ804と、子局900のテールランプ902、ライセ
ンスランプ904とをそれぞ点灯させるべきことを判断
する。
親局10は子局300に対してスモールランプ302を
点灯させる旨の駆動情報Rxを含む情報DFaを送信す
る。
このとき例えばスモールランプ302と対応してデータ
ビットroが割当てられている場合には、このデータビ
ットrOを論理値rOJに設定すると共に、他のデータ
ビットrl、r2. ・・・・・・、r15を論理値「
1」に設定する。
子局300では親局10からの情報DFaを受信すると
、駆動情報Rxを解読し、データビットrOだけが論理
値「0」であることを検出すると、スモールランプ30
2の点灯指令であることを判断する。これにより子局3
00はスモールランプ302を点灯させる。続いて子局
300は親局10からの情報DFaを受信した後に切換
え時間Sが経過すると、情報DFbを親局10へ送信す
る。
このとき子局300は操作部を有していないので、デー
タビットtO,tl、t2、・・・・・・、t15を論
理値「1」に設定する。
以下同様に親局10は子局400に対してスモールラン
プ402を点灯させる旨の情報DFaを送信することに
より、スモールランプ402を点灯させる。
また、同様に親局】0は子局800に対してチー/レラ
ンブ802およびライヤニ/スランプ804を点灯させ
る旨の情報DFaを送信すると共に、子局900に対し
てテールランプ902およびライセンスランプ904を
点灯させる旨の情報DFaを送信することにより、テー
ルランプ802、ライセンスランプ804、テールラン
プ902およびライセンスランプ904をそれぞれ点灯
させる。
次に第4図を参照して親局10と、この親局10へ接続
される子局200および500を説明する。
通信部201には複数の操作部が接続されている。すな
わち、助手席側のウィンドガラスを上昇させるためのス
イッチ205Aが通信部201の入力端子11へ接続さ
れている。また助手席側のウィンドガラスを下降させる
ためのスッチ205Bが通信部201の入力端子I2へ
接続されている。このスイッチ205Aと205Bとで
スイッチ205を形成している。また車両の両サイドに
設けられたドアミラーを倒した状態から引起すためのス
イッチ209Aが入力端子13へ接続されるとともに、
このドアミラーを倒して収納するためのスッチ209B
が入力端子I4へ接続されている。これらのそれぞれの
スイッチ205A、205B、209Aおよび209B
の他方の接点には所定の電圧Vccが与えられており、
それぞれのスイッチがオン操作されると対応する入力端
子へ論理値「1」を人力する。例えば第5図に示すよう
にスイッチ205Aがオン操作されると、論理値「1」
が入力端子11へ人力される。また通信部201はこれ
らの入力端子I】、I2、・・・・・・I4へ入力した
操作部の操作に係る情報を多重伝送線LLを介して親局
10へ伝送する。
親局10は操作部の非定常状態を検出するための検出手
段を有している。すなわち親局10は通信部201から
送信される操作部の操作に係る情報を受信すると、この
受信した情報に基づいて各操作部の操作状態を判断し、
例えば操作部が継続して所定時間、例えば5分以上オン
操作された状態と同等な状態である場合には非定常状態
であることを検出する。このように親局10が操作部の
非定常状態を検出すると、第5図に示すように対応する
端末装置を停止させ、または安全側へ強制的に駆動する
ための制御出力を子局500へ伝送する。具体的に説明
すると、スイッチ205Aまたはスイッチ205Bの操
作状態が非定常であることを検出すると、第5図に示す
ように論理値「0」の制御出力を子局500へ送信する
。これにより助手席側に設けられたウィンドガラスの上
昇または下降を停止させる。またスイッチ209Aのオ
ン操作に係る操作状態が非定常であることを検出した場
合には、第5図に示すように、論理値「1」の制御出力
を子局500へ伝送する。これにより車両の両サイドに
設けられた一対のドアミラーが引起された状態に保持さ
れる。またスイッチ209Bの操作状態が非定常である
ことを検出した場合には、第5図に示すように、論理値
「0」の制御出力を子局500へ伝送する。これにより
車両の両サイドに設けられた一対のドアミラーを倒した
状態に保持する。また第5図に示すようにヘッドランプ
スイッチ103のオン操作に係る操作状態が非定常であ
ることを検出すると、論理値「1」の制御出力を対応す
る子局へ伝送する。これによりヘッドランプを強制的に
点灯状聾に保持するようになっている。
再び第4図を参照するに、受信部510と駆動部520
とで通信部501を形成している。受信部510は出力
端子01,02,03および04を有すると共に、駆動
部520は入力端子Al。
A2  A3およびA4を有しており、それぞれ対応す
る出力端子01〜04と入力端子A1−八4とが接続さ
れている。
また駆動部520は出力端子Bl、B2.B3およびB
4を有している。この出力端子Bl、B2との間には助
手席側に設けたウィンドガラスを下降させもしくは上昇
させるためのパワーウィンドモータ502が接続されて
いる。また出力端子B3と84との間には車両の両サイ
ドに設けられタ一対のドアミラーを開閉するためのモー
タ5゜5が接続されている。
次に第6図を参照して、スイッチ205Aの操作状態が
非定常状態である場合の作用を説明する。
まず第6図に示すようにスイッチ操作がなされない場合
にはステップSlからステップs3へ進む。ステップS
3では論理値rOJの制御出力、すなわちデータビット
が論理値rOJで成る駆動情報を伝送する。続いてステ
ップ$3からステップ813へ進む。
第7図に示すように時刻TOからT1までの間、スイッ
チ205Aがオン操作されたとすると、ステップS1か
らステップS5へ進み、論理値「]」の制御出力、すな
わちスイッチ205Aと対応するデータビットが論理値
「1」でなる駆動情報を子局500へ伝送する。
ここで第7図に示す如く、スイッチ205Aを時刻TO
から時刻T1までの間だけオン操作したにもかかわらず
、第7図(B)に示すようにスイッチ205Aの戻りが
不良であるため、時間Taの間だけ論理値「1」のスイ
ッチ出力が通信部201の入力端子11へ入力すると、
ステップS7ではこのスイッチ出力の継続する時間Ta
をカウントする。
続いてステップS9では予め設定した基準時間T s 
I と前述した時間Taとを比較し、時間Taが基準時
間T s 1を上回る場合にはステップS11へ進み、
論理値「0」の制御出力を子局500へ伝送する。
すなわち、第7図(D)に示すようにスイッチ205 
A−7i(オン操作されると、論理値「1」の制御出力
が伝送されるが、基準時間T S +を経過した時刻T
3において強制的に論理値「0」の制御出力を伝送する
ようになっている。これにより助手席側に設けられたウ
ィンドガラスの駆動を停止する。
次に第7図(C)に示すように時間Ta内であってかつ
基準時間T s Hを経過した時刻T5からT6までの
間だけスイッチ205Bがオン操作されたとすると、論
理値「1」のスイッチ出力が通信部201の入力端子I
2へ与えられる。このようにウィンドガラスを上昇させ
るためのスイッチ205Aのオン操作に係る操作状態が
非定常であることを検出された状態において、ウィンド
ガラスを下降させるためのスイッチ205Bがiflれ
た場合には、第7図(E)に示すようにウィンドガラス
を下降させるための論理値「1」でなる制御出力が子局
500へ伝送される。これによりウィンドガラスを上昇
させるためのスッチ205Aの操作状態が非定常な状態
である場合においてもこのウィンドガラスを下降させる
ことができる。
前述したと同様に通信部101へ接続されたへラドラン
プスイッチI C13の操作状態が非定常である場合、
例えばヘッドランプスイッチ103がオン操作された状
態で非定常な状態であることを検出した場合には、第5
図に示すように論理値「1」の制御出力を対応する子局
300,400へ送出することにより、ヘッドランプ3
03.403を強制的に点灯状態に保持させるようにな
っている。
次に第8図を参照して、通信エラーが発生した場合の動
作を説明する。
ここで第8図(A)に示すように時刻Tllにおいてス
イッチ205Aがオン操作されると、第6図のステップ
S1からステップS5へ進み、論理値「1」の制御出力
、すなわちスイッチ205Aと対応するデータビットが
論理値「1」で成る駆動情報を子局500へ伝送する。
続いてステップS7ではスイッチ205Aのスイッチ出
力の継続する時間Taをカウントしており、このカウン
トした時間Taが基準時間Ts1を下回る場合には、ス
テップS9を介してステップ13へ進む。
第8図に示す時刻T13において多重伝送線LLが断線
した場合、または電磁波ノイズ等により伝送されるデー
タビットが変化した場合には、前述(7たエラービット
CEが論理値「1」に設定される。親局]0ではこの論
理値「1」のエラーピットCEを検出すると、通信エラ
ーが発生]またことを判断して第6図に示すステップ3
13がらステップSlFへ進む。ステップSllでは第
8図(B)に示す如く論理値「0」の制御出力を子局5
00へ伝送する。これにより助手席側に設けられたウィ
ンドガラスの駆動が停止される。
次に第9図を参照して本発明に係る他の実施例を説明す
る。
第9図は親局10と、この親局10へ接続される子局1
00,550.300を示したものである。
子局100の通信部101には複数の操作部が接続され
ている。すなわちキースイッチ111、ドアスイッチ1
12、パーキングスイッチ113、インヒビタースイッ
チ114、プレーキスインチ115およびヘッドランプ
スイッチ103がそれぞれが入力端子II、12,13
.I4.l5I6へ接続されている。
また親局10には車速センサ14が接続されている。こ
の車速センサ14は車両の走行速度が所定速度例えば2
0 k m / H以上であることを検出するセンサな
どから構成されている。
受信部560と駆動部570とで通信部551゜を形成
している。受信部560は出力端子01゜02.03,
04を有すると共に、駆動部570は入力端子AI、A
2.A3.A4を有しており、これらの入力端子A]〜
A4と対応する出力端子01〜04が相互に接続されて
いる。また駆動部570は出力端子B]5.B2.B3
.B4を有している。出力端子B1は車室内を照明する
ためのルームランプ561と接続されている。また出力
端子B2は運転席近傍を局部的に照明するためのスポッ
トランプ562と接続されている。また、出力端子B3
はドアに設けられたステ・ツブランプ563と接続され
ている。また出力端子B4はトランクルームを照明する
ためのトランクルームランプ564と接続されている。
受信部310と、この受信部310へ接続された駆動部
320とで通信部301を形成している。
また駆動部320には車両の前方左側へ配置されたヘッ
ドランプ303が接続されている。
ここで親局10は通信部101から伝送される種々の操
作部の操作にかかる情報および車速センサ14からの情
報に基づいて無人状態であるかどうかを判定するための
判定手段を有している。具体的に説明すると、第10図
に示すように、キースイッチ111、ドアスイッチ11
2、インヒビタースイッチ114およびブレーキスイッ
チ115のそれぞれがオフ状態であり、かっ車速センサ
ー]4からの情報が車速0である場合には無人状態であ
ることを判定する。
次に第11図を参照して動作を説明する。
第11図(F)に示すように時刻T21においてヘッド
ランプスイッチ103がオン操作されると親局10から
の制御出力に基づいて第11図(G)に示すごとくヘッ
ドランプ303および403が点灯される。
次に第11図(D)に示すように時刻T23においてイ
ンヒビタースイッチ]、14がオフ操作された後に車両
を停止させるためにブレーキ操作を行う。これにより第
11図(E)に示すようにブレーキスイッチ115が時
刻T25から727までオンされる。また第11図(B
)に示すように時刻T26においてキースイッチ111
がオフ操作された後に運転者がドアを開放して車両の外
に退出する。これにより第11図(C)に示すように時
刻T29においてドアスイッチ112がオンした後に時
刻T31においてドアスイッチ112がオフする。
以上の如く車速センサー14からの情報が車速20 k
 m / H以下であり、かつキースイッチ111、ド
アスイッチ112、インヒビタースイッチ114および
ブレーキスイッチ1−15がそれぞれオフ状態である時
刻T31において無人状態であることを判断する。
第6図に示すステップS15において無人状態であるこ
とを判定すると。、ステップS17へ進み、ヘッドラン
プスイッチ103がオン状態であるかどうかを判断する
。車両内が無人状態であるにもかかわらず、ヘッドラン
プスイッチ103がオン状態である場合にはステップS
17からステップS19へ進む。ステップS19では第
11図(G)に示すように無人状態であることを判定I
7た時刻T31から所定の基準時間T s 2を経過(
1、た時刻73Bにおいてヘッドランプスイッチ]−0
3と対応するデータビットを論理値「0」に設定した論
理値「0」の強制出力を子局300,400へ伝送する
。これにより子局300および400へ配置されたヘッ
ドランプ303および403を消灯する。
なお、第11図に示した実施例では、親局10が無人状
態であることを判定したときには、消し忘れと判断した
ヘッドランプを消灯するように構成l−なか、本発明は
これに限定されることなく消し忘れと判断した適宜の端
末装置、例えばルームランプ561、スポットランプ5
62、ステ・ツブランプ563またはトランクルームラ
ンプ564を強制的に消灯させるように構成することが
できる。
以上の如く無人状態であることを判定した場合において
、ヘッドランプなどの適宜の端末装置の点灯状態が継続
している場合には、消し忘れと判断してこれらの端末装
置を強制的に消灯させるように構成したのでバッテリー
の電源消費を大幅に低減させることができる。
[発明の効果コ 以上説明してきたように本発明によれば、緊急度の高い
操作部が非定常状態であるときには、この操作部と対応
する端末装置を停止させ、または所定状態に強制的に駆
動するように構成したので、車両の走行中において操作
部に障害が発生した場合においても、これらの操作部と
対応する端末装置を適切な状態に制御することができ、
)J、−ルセーフ機能の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図は本発明に係る車両用
通信装置の全体構成′を示したブロック図、第3図は親
局が子局をポーリングする際に設定されるデータフォー
マットの一例を示した説明図、第4図は親局10と子局
200,500を示17たブロック図、第5図は第4図
に示した複数の操作部の各操作状態における論理値を示
した説明図、第6図は本発明に係る実施例の制御処理を
示1.. t::。 フローチャート、第7図および第8図は第4図に示した
実施例の動作を示I−た説明図、第9図は親局10と、
子局100,550,300を示したブロック図、第1
0図は第9図に示した複数の操作部の操作状態に基づい
て無人状態を判定するための条件および制御処理を示し
た説明図、第11図は第9図に示した実施例の動作を示
した説明図である。 1・・・送信手段 2・・・端末装置 3・・・第1の駆動手段 4・・・検出手段 5・・・第2の駆動手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の端末装置と対応して設けられた各操作部の操作に
    係る情報を送信する送信手段と、前記送信手段から送信
    された操作に係る情報を受信し、該当する端末装置を駆
    動する第1の駆動手段と、 前記複数の操作部のうち、緊急度の高い操作部の非定常
    状態を検出する検出手段と、 前記緊急度の高い操作部が非定常状態であるときには、
    当該操作部と対応する端末装置を停止させ、又は所定の
    状態に強制的に駆動する第2の駆動手段と、 を有することを特性とする車両用通信装置。
JP1276005A 1989-10-24 1989-10-25 車両用通信装置 Pending JPH03139937A (ja)

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JP1276005A JPH03139937A (ja) 1989-10-25 1989-10-25 車両用通信装置
EP19900120405 EP0424907A3 (en) 1989-10-24 1990-10-24 System and method for communicating data between master and slave stations utilizing time division multiplex mode with failsafe provision applicable to automotive vehicles

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