JPH05236569A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JPH05236569A JPH05236569A JP4033510A JP3351092A JPH05236569A JP H05236569 A JPH05236569 A JP H05236569A JP 4033510 A JP4033510 A JP 4033510A JP 3351092 A JP3351092 A JP 3351092A JP H05236569 A JPH05236569 A JP H05236569A
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- Japan
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- communication
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- slave station
- station
- slave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】交信中に通信異常が発生しても交信相手のアド
レスを予備アドレスに切り換えて交信を継続することが
できる通信装置を提供する。 【構成】信号伝送路3を介して接続される複数の通信手
段1A〜1D・・に予備アドレス設定部5A〜5D・・
と、通常のアドレス設定部1A〜1D・・から予備アド
レス設定部5A〜5D・・に切り換える切換部6A〜6
D・・と、異常検出手段4で通信異常が検出されると交
信相手の通信手段(2A〜2D・・)に設けられた切換
部(6A〜6D・・)に予備アドレスへの切り換えを指
令する切換指令部7A〜7D・・とを設け、通信異常時
は交信相手のアドレスを予備アドレスへ切り換えて交信
を継続する。
レスを予備アドレスに切り換えて交信を継続することが
できる通信装置を提供する。 【構成】信号伝送路3を介して接続される複数の通信手
段1A〜1D・・に予備アドレス設定部5A〜5D・・
と、通常のアドレス設定部1A〜1D・・から予備アド
レス設定部5A〜5D・・に切り換える切換部6A〜6
D・・と、異常検出手段4で通信異常が検出されると交
信相手の通信手段(2A〜2D・・)に設けられた切換
部(6A〜6D・・)に予備アドレスへの切り換えを指
令する切換指令部7A〜7D・・とを設け、通信異常時
は交信相手のアドレスを予備アドレスへ切り換えて交信
を継続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の操作部の操作信
号を少ない接続線を介して伝送し、該当する端末装置を
駆動させることができる通信装置に関する。
号を少ない接続線を介して伝送し、該当する端末装置を
駆動させることができる通信装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】親局と車両の各所に配置され
た複数の子局との間で多重伝送線を介して交信を行なう
通信装置が知られている(例えば、特開平3−1364
96号公報参照)。この種の装置では、各子局にそれぞ
れ固有のアドレスを設定し、これらのアドレスにより子
局を特定して交信を行なっている。しかしながら、上述
した通信装置では、ある子局の通信装置に故障が発生し
たりノイズが混入すると、その子局がアドレスデータを
読み違えて自局が交信相手に指定されていると誤判断
し、親局とある特定の子局との交信中に故障した子局が
交信に割り込んで混信状態になるという問題がある。
た複数の子局との間で多重伝送線を介して交信を行なう
通信装置が知られている(例えば、特開平3−1364
96号公報参照)。この種の装置では、各子局にそれぞ
れ固有のアドレスを設定し、これらのアドレスにより子
局を特定して交信を行なっている。しかしながら、上述
した通信装置では、ある子局の通信装置に故障が発生し
たりノイズが混入すると、その子局がアドレスデータを
読み違えて自局が交信相手に指定されていると誤判断
し、親局とある特定の子局との交信中に故障した子局が
交信に割り込んで混信状態になるという問題がある。
【0003】本発明の目的は、交信中に通信異常が発生
しても交信相手のアドレスを予備アドレスに切り換えて
交信を継続することができる通信装置を提供することに
ある。
しても交信相手のアドレスを予備アドレスに切り換えて
交信を継続することができる通信装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、固有の
アドレスを設定するアドレス設定部1A〜1D・・を有
し、端末装置の動作に関する情報を送受信する複数の通
信手段2A〜2D・・と、これらの通信手段2A〜2D
・・を接続する信号伝送路3とを備え、各通信手段2A
〜2D・・に設定されたアドレスにより交信相手を選択
して交信を行なう通信装置に適用される。そして、通信
異常を検出する異常検出手段4を備えるとともに、各通
信手段2A〜2D・・に、前記アドレスと異なる予備ア
ドレスを設定する予備アドレス設定部5A〜5D・・
と、アドレス設定部1A〜1D・・から予備アドレス設
定部5A〜5D・・へ切り換える切換部6A〜6D・・
と、異常検出手段4で通信異常が検出されると交信相手
の通信手段(2A〜2D・・)に設けられた切換部(6
A〜6D・・)に予備アドレスへの切り換えを指令する
切換指令部7A〜7D・・とを設ける。
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、固有の
アドレスを設定するアドレス設定部1A〜1D・・を有
し、端末装置の動作に関する情報を送受信する複数の通
信手段2A〜2D・・と、これらの通信手段2A〜2D
・・を接続する信号伝送路3とを備え、各通信手段2A
〜2D・・に設定されたアドレスにより交信相手を選択
して交信を行なう通信装置に適用される。そして、通信
異常を検出する異常検出手段4を備えるとともに、各通
信手段2A〜2D・・に、前記アドレスと異なる予備ア
ドレスを設定する予備アドレス設定部5A〜5D・・
と、アドレス設定部1A〜1D・・から予備アドレス設
定部5A〜5D・・へ切り換える切換部6A〜6D・・
と、異常検出手段4で通信異常が検出されると交信相手
の通信手段(2A〜2D・・)に設けられた切換部(6
A〜6D・・)に予備アドレスへの切り換えを指令する
切換指令部7A〜7D・・とを設ける。
【0005】
【作用】異常検出手段4により通信異常が検出される
と、切換指令部7A〜7D・・により交信相手の通信手
段(2A〜2D・・)に設けられた切換部(6A〜6D
・・)に予備アドレスへの切り換えが指令され、その切
換部(6A〜6D・・)によってアドレス設定部(1A
〜1D・・)から予備アドレス設定部(5A〜5D・
・)へ切り換えられる。つまり、交信相手の通信手段
(2A〜2D・・)のアドレスが予備アドレスに切り換
えられ、それ以後は予備アドレスによってその交信相手
との交信が継続される。
と、切換指令部7A〜7D・・により交信相手の通信手
段(2A〜2D・・)に設けられた切換部(6A〜6D
・・)に予備アドレスへの切り換えが指令され、その切
換部(6A〜6D・・)によってアドレス設定部(1A
〜1D・・)から予備アドレス設定部(5A〜5D・
・)へ切り換えられる。つまり、交信相手の通信手段
(2A〜2D・・)のアドレスが予備アドレスに切り換
えられ、それ以後は予備アドレスによってその交信相手
との交信が継続される。
【0006】
【実施例】−第1の実施例− 図2,3は一実施例の全体構成を示す。車両の運転席の
近傍に配置された親局10には、多重伝送線LLを介し
て車両の各所に配置された複数の子局100,200,
300,400,500,550,600,700,8
00,900が接続される。親局10は通信部11およ
び論理部12を備えており、通信部11は複数の子局と
交信を行ない、論理部12は子局との交信で得られた操
作部の操作に関わる情報に基づいて対応する端末装置の
制御を行なう。
近傍に配置された親局10には、多重伝送線LLを介し
て車両の各所に配置された複数の子局100,200,
300,400,500,550,600,700,8
00,900が接続される。親局10は通信部11およ
び論理部12を備えており、通信部11は複数の子局と
交信を行ない、論理部12は子局との交信で得られた操
作部の操作に関わる情報に基づいて対応する端末装置の
制御を行なう。
【0007】車両の運転席の近くには子局100が設置
される。この子局100は、親局10との間で交信を行
なうための通信部101と、その通信部101へ接続さ
れる複数の操作部とを備えている。これらの操作部に
は、メーター照明用ランプなどを点消灯するためのスモ
ールランプスイッチ102、ヘッドランプを点消灯する
ためのヘッドランプスイッチ103、ターンシグナルラ
ンプを点消灯するためのターンシグナルスイッチ10
4、ハザードランプを点消灯するハザードスイッチ10
5、ホーンスイッチ106などがある。また、車両の運
転席の近くには子局200が設置され、この子局200
は、親局10との間で交信を行なうための通信部201
と、その通信部201へ接続される複数の操作部とを備
えている。これらの操作部には、助手席のウインドウを
開閉するためのスイッチ205、後席右側のウインドウ
を開閉するためのスイッチ206、後席左側のウインド
ウを開閉するためのスイッチ207、ドアロック用スイ
ッチ208などがある。
される。この子局100は、親局10との間で交信を行
なうための通信部101と、その通信部101へ接続さ
れる複数の操作部とを備えている。これらの操作部に
は、メーター照明用ランプなどを点消灯するためのスモ
ールランプスイッチ102、ヘッドランプを点消灯する
ためのヘッドランプスイッチ103、ターンシグナルラ
ンプを点消灯するためのターンシグナルスイッチ10
4、ハザードランプを点消灯するハザードスイッチ10
5、ホーンスイッチ106などがある。また、車両の運
転席の近くには子局200が設置され、この子局200
は、親局10との間で交信を行なうための通信部201
と、その通信部201へ接続される複数の操作部とを備
えている。これらの操作部には、助手席のウインドウを
開閉するためのスイッチ205、後席右側のウインドウ
を開閉するためのスイッチ206、後席左側のウインド
ウを開閉するためのスイッチ207、ドアロック用スイ
ッチ208などがある。
【0008】車両の前方左側には子局300が設置され
る。この子局300は、親局10との間で交信を行なう
ための通信部301と、車両の前方左側に設けられ通信
部301へ接続される複数の端末装置とを備えている。
これらの端末装置には、スモールランプ302、ヘッド
ランプ303、ターンシグナルランプ304、ホーン3
05などがある。また、車両の前方右側には子局400
が設置され、この子局400は、親局10との間で交信
を行なうための通信部401と、車両の前方右側に設け
られ通信部401へ接続される複数の端末装置とを備え
ている。これらの端末装置には、スモールランプ40
2、ヘッドランプ403、ターンシグナルランプ40
4、ホーン405などがある。
る。この子局300は、親局10との間で交信を行なう
ための通信部301と、車両の前方左側に設けられ通信
部301へ接続される複数の端末装置とを備えている。
これらの端末装置には、スモールランプ302、ヘッド
ランプ303、ターンシグナルランプ304、ホーン3
05などがある。また、車両の前方右側には子局400
が設置され、この子局400は、親局10との間で交信
を行なうための通信部401と、車両の前方右側に設け
られ通信部401へ接続される複数の端末装置とを備え
ている。これらの端末装置には、スモールランプ40
2、ヘッドランプ403、ターンシグナルランプ40
4、ホーン405などがある。
【0009】車両の助手席側ドアには子局500が設置
される。この子局500は、親局10との間で交信を行
なうための通信部501と、助手席ドアに設けられ通信
部501に接続される複数の端末装置およびそれらに対
応した操作部とを備えている。これらの端末装置および
操作部には、パワーウインドウモータ502、ドアロッ
ク用モータ503、パワーウインドウを開閉するための
スイッチ504などがある。また、運転席側ドアには子
局550が設置され、この子局550は、親局10との
間で交信を行なうための通信部551と、運転席ドアに
設けられ通信部551に接続される複数の端末装置およ
びそれらに対応した操作部とを備えている。これらの端
末装置および操作部には、パワーウインドウモータ55
2、ドアロック用モータ553、パワーウインドウ開閉
スイッチ554などがある。
される。この子局500は、親局10との間で交信を行
なうための通信部501と、助手席ドアに設けられ通信
部501に接続される複数の端末装置およびそれらに対
応した操作部とを備えている。これらの端末装置および
操作部には、パワーウインドウモータ502、ドアロッ
ク用モータ503、パワーウインドウを開閉するための
スイッチ504などがある。また、運転席側ドアには子
局550が設置され、この子局550は、親局10との
間で交信を行なうための通信部551と、運転席ドアに
設けられ通信部551に接続される複数の端末装置およ
びそれらに対応した操作部とを備えている。これらの端
末装置および操作部には、パワーウインドウモータ55
2、ドアロック用モータ553、パワーウインドウ開閉
スイッチ554などがある。
【0010】車両の後席左側のドアには子局600が設
置される。この子局600は、親局10との間で交信を
行なうための通信部601と、後席左側ドアに設けられ
通信部601に接続される複数の端末装置およびそれら
に対応した操作部とを備えている。これらの端末装置お
よび操作部には、パワーウインドウモータ602、ドア
ロック用モータ603、パワーウインドウ開閉スイッチ
604などがある。また、後席右側のドアには子局70
0が設置され、この子局700は、親局10との間で交
信を行なうための通信部701と、後席右側ドアに設け
られ通信部701に接続される複数の端末装置およびそ
れらに対応した操作部とを備えている。これらの端末装
置および操作部には、パワーウインドウモータ702、
ドアロック用モータ703、パワーウインドウ開閉スイ
ッチ704などがある。
置される。この子局600は、親局10との間で交信を
行なうための通信部601と、後席左側ドアに設けられ
通信部601に接続される複数の端末装置およびそれら
に対応した操作部とを備えている。これらの端末装置お
よび操作部には、パワーウインドウモータ602、ドア
ロック用モータ603、パワーウインドウ開閉スイッチ
604などがある。また、後席右側のドアには子局70
0が設置され、この子局700は、親局10との間で交
信を行なうための通信部701と、後席右側ドアに設け
られ通信部701に接続される複数の端末装置およびそ
れらに対応した操作部とを備えている。これらの端末装
置および操作部には、パワーウインドウモータ702、
ドアロック用モータ703、パワーウインドウ開閉スイ
ッチ704などがある。
【0011】車両の後方左側には子局800が設置され
る。この子局800は、親局10との間で交信を行なう
ための通信部801と、車両の後方左側へ設けられ通信
部801に接続される複数の端末装置とを備えている。
これらの端末装置には、テールランプ802、ターンシ
グナルランプ803、ライセンスランプ804などがあ
る。また、車両の後方右側には子局900が設置され、
この子局900は、親局10との間で交信を行なうため
の通信部901と、車両の後方右側へ設けられ通信部9
01に接続される複数の端末装置とを備えている。これ
らの端末装置には、テールランプ902、ターンシグナ
ルランプ903、ライセンスランプ904などがある。
る。この子局800は、親局10との間で交信を行なう
ための通信部801と、車両の後方左側へ設けられ通信
部801に接続される複数の端末装置とを備えている。
これらの端末装置には、テールランプ802、ターンシ
グナルランプ803、ライセンスランプ804などがあ
る。また、車両の後方右側には子局900が設置され、
この子局900は、親局10との間で交信を行なうため
の通信部901と、車両の後方右側へ設けられ通信部9
01に接続される複数の端末装置とを備えている。これ
らの端末装置には、テールランプ902、ターンシグナ
ルランプ903、ライセンスランプ904などがある。
【0012】図4は、親局10と各子局との間の交信に
用いられる通信データのフォーマットを示す。子局10
0,200,・・,900には図5に示すようにそれぞ
れ固有のアドレスが設定されており、図4(a)はアド
レス(i−2)〜i〜(i+2)の子局に対するデータ
フォーマットを示し、図4(b)は各データフォーマッ
トの構成を示し、図4(c)は通信データ例を示す。親
局10は、交信相手の子局のアドレスを指定して通信デ
ータDFaを生成し、多重伝送線LLを介して全子局へ
送信する。各子局は、親局10から送信される通信デー
タDFaを受信し、アドレスADSが予め設定された自
身のアドレスと一致するか否かを判断し、一致すれば多
重伝送線LLを介して通信データDFbを親局10へ送
信する。
用いられる通信データのフォーマットを示す。子局10
0,200,・・,900には図5に示すようにそれぞ
れ固有のアドレスが設定されており、図4(a)はアド
レス(i−2)〜i〜(i+2)の子局に対するデータ
フォーマットを示し、図4(b)は各データフォーマッ
トの構成を示し、図4(c)は通信データ例を示す。親
局10は、交信相手の子局のアドレスを指定して通信デ
ータDFaを生成し、多重伝送線LLを介して全子局へ
送信する。各子局は、親局10から送信される通信デー
タDFaを受信し、アドレスADSが予め設定された自
身のアドレスと一致するか否かを判断し、一致すれば多
重伝送線LLを介して通信データDFbを親局10へ送
信する。
【0013】図4(b)に示すように、親局10から子
局への通信データDFaは、データの始りを示す2ビッ
トのヘッダ信号HDと、6ビットのアドレス情報ADS
(a0〜a5)と、子局の作動を停止させるための1ビ
ットのスリープビットSLPと、1ビットのパリティー
ビットAPと、16ビットの駆動情報Rx(r0〜r1
5)と、1ビットのパリティービットPrとから構成さ
れる。また子局から親局10への通信データDFbは、
16ビットの操作情報Tx(t0〜t15)と、1ビッ
トのパリティービットPtと、1ビットのエラービット
CEとから構成される。なお、親局10から子局へ送信
される通信データDFaと子局から親局10へ送信され
る通信データDFbとの間には、通信回線の切り換えを
行なうための切り換え時間Sが設定されており、この切
り換え時間中は交信ができない。また図4(c)に示す
ように、各種情報を形成する単位ビットはパルス幅変調
方式により生成され、各単位ビットのビットタイムTb
は例えば70μ秒に設定される。さらに、データフォー
マットDFのデータタイムTfは例えば3.5m秒に設
定される。
局への通信データDFaは、データの始りを示す2ビッ
トのヘッダ信号HDと、6ビットのアドレス情報ADS
(a0〜a5)と、子局の作動を停止させるための1ビ
ットのスリープビットSLPと、1ビットのパリティー
ビットAPと、16ビットの駆動情報Rx(r0〜r1
5)と、1ビットのパリティービットPrとから構成さ
れる。また子局から親局10への通信データDFbは、
16ビットの操作情報Tx(t0〜t15)と、1ビッ
トのパリティービットPtと、1ビットのエラービット
CEとから構成される。なお、親局10から子局へ送信
される通信データDFaと子局から親局10へ送信され
る通信データDFbとの間には、通信回線の切り換えを
行なうための切り換え時間Sが設定されており、この切
り換え時間中は交信ができない。また図4(c)に示す
ように、各種情報を形成する単位ビットはパルス幅変調
方式により生成され、各単位ビットのビットタイムTb
は例えば70μ秒に設定される。さらに、データフォー
マットDFのデータタイムTfは例えば3.5m秒に設
定される。
【0014】次に、例えば子局100のスモールランプ
スイッチ102を点灯操作した場合を例に上げて基本的
な交信動作を説明する。まず親局10は、操作に係わる
情報を収集するためにヘッダ信号HD,子局100のア
ドレス情報ADS「000001」,スリープビットS
LP,パリティービットAP,駆動情報Rx,パリティ
ービットPrから成る通信データDFaを多重伝送線L
Lを介して各子局へ送信する。このとき、駆動情報Rx
の各ビットr0〜r15は論理値「0」に設定され、パ
リティービットPrは論理値「1」に設定される。次に
この通信データを受信した子局100は、アドレス情報
ADSと自身のアドレスとを比較して親局10からの通
信データDFaが自局宛のデータであると判断し、切り
換え時間Sが経過した後に操作情報Tx,パリティービ
ットPt,エラービットCEから成る通信データDFb
を多重伝送線LLを介して親局10へ送信する。このと
き、スモールランプスイッチ102の操作に係わる情報
がデータビットt0と対応している場合には、このデー
タビットt0が点灯操作を示す論理値「0」に設定さ
れ、他のデータビットt1〜t15が論理値「1」に設
定される。また、パリティービットPtおよびエラービ
ットCEはそれぞれ論理値「0」に設定される。
スイッチ102を点灯操作した場合を例に上げて基本的
な交信動作を説明する。まず親局10は、操作に係わる
情報を収集するためにヘッダ信号HD,子局100のア
ドレス情報ADS「000001」,スリープビットS
LP,パリティービットAP,駆動情報Rx,パリティ
ービットPrから成る通信データDFaを多重伝送線L
Lを介して各子局へ送信する。このとき、駆動情報Rx
の各ビットr0〜r15は論理値「0」に設定され、パ
リティービットPrは論理値「1」に設定される。次に
この通信データを受信した子局100は、アドレス情報
ADSと自身のアドレスとを比較して親局10からの通
信データDFaが自局宛のデータであると判断し、切り
換え時間Sが経過した後に操作情報Tx,パリティービ
ットPt,エラービットCEから成る通信データDFb
を多重伝送線LLを介して親局10へ送信する。このと
き、スモールランプスイッチ102の操作に係わる情報
がデータビットt0と対応している場合には、このデー
タビットt0が点灯操作を示す論理値「0」に設定さ
れ、他のデータビットt1〜t15が論理値「1」に設
定される。また、パリティービットPtおよびエラービ
ットCEはそれぞれ論理値「0」に設定される。
【0015】子局100から情報DFbを受信した親局
10は操作情報Txを解読し、ビットt0が論理値
「0」であるからスモールランプスイッチ102が点灯
操作されたことを認識し、対応する端末装置、すなわち
子局300のスモールランプ302,子局400のスモ
ールランプ402,子局800のテールランプ802お
よびライセンスランプ804,子局900のテールラン
プ902およびライセンスランプ904をそれぞれ点灯
させるべく次の処理を行なう。まず親局10は、子局3
00のスモールランプ302を点灯させる駆動情報Rx
を含んだ通信データDFaを送信する。例えば、スモー
ルランプ302に駆動情報Rxのビットr0が割当てら
れている場合、このビットr0を論理値「0」に設定
し、他のビットr1〜r15をすべて論理値「1」に設
定する。親局10からの通信データDFaを受信した子
局300は通信データDFaに含まれる駆動情報Rxを
解読し、ビットr0が論理値「0」であることを検出す
るとスモールランプ302の点灯指令であると判断し、
スモールランプ302を点灯させる。続いて切り換え時
間Sが経過した後、子局300は通信データDFbを親
局10へ送信する。このとき、子局300は操作部を有
していないので、データビットt0,t1,t2,・
・,t15を論理値「1」に設定する。
10は操作情報Txを解読し、ビットt0が論理値
「0」であるからスモールランプスイッチ102が点灯
操作されたことを認識し、対応する端末装置、すなわち
子局300のスモールランプ302,子局400のスモ
ールランプ402,子局800のテールランプ802お
よびライセンスランプ804,子局900のテールラン
プ902およびライセンスランプ904をそれぞれ点灯
させるべく次の処理を行なう。まず親局10は、子局3
00のスモールランプ302を点灯させる駆動情報Rx
を含んだ通信データDFaを送信する。例えば、スモー
ルランプ302に駆動情報Rxのビットr0が割当てら
れている場合、このビットr0を論理値「0」に設定
し、他のビットr1〜r15をすべて論理値「1」に設
定する。親局10からの通信データDFaを受信した子
局300は通信データDFaに含まれる駆動情報Rxを
解読し、ビットr0が論理値「0」であることを検出す
るとスモールランプ302の点灯指令であると判断し、
スモールランプ302を点灯させる。続いて切り換え時
間Sが経過した後、子局300は通信データDFbを親
局10へ送信する。このとき、子局300は操作部を有
していないので、データビットt0,t1,t2,・
・,t15を論理値「1」に設定する。
【0016】以下同様に、親局10は子局400に対し
てスモールランプ402を点灯させる旨の情報DFaを
送信することにより、スモールランプ402を点灯させ
る。また同様に、親局10は子局800に対してテール
ランプ802およびライセンスランプ804を点灯させ
る旨の情報DFaを送信するとともに、子局900に対
してテールランプ902およびライセンスランプ904
を点灯させる旨の情報DFaを送信することにより、テ
ールランプ802,ライセンスランプ804,テールラ
ンプ902およびライセンスランプ904をそれぞれ点
灯させる。
てスモールランプ402を点灯させる旨の情報DFaを
送信することにより、スモールランプ402を点灯させ
る。また同様に、親局10は子局800に対してテール
ランプ802およびライセンスランプ804を点灯させ
る旨の情報DFaを送信するとともに、子局900に対
してテールランプ902およびライセンスランプ904
を点灯させる旨の情報DFaを送信することにより、テ
ールランプ802,ライセンスランプ804,テールラ
ンプ902およびライセンスランプ904をそれぞれ点
灯させる。
【0017】次に、本実施例のアドレス切り換え動作に
ついて説明する。上述した子局100〜900の内、例
えば子局100にはヘッドランプスイッチ103が接続
されており、また子局300にはヘッドランプ303、
子局400にはヘッドランプ403がそれぞれ接続され
ている。これらの子局100,300,400は車両の
夜間などにおける安全運行上特に重要な子局である。従
って、通信異常が発生しても親局10とこれらの子局1
00,300,400との交信機能は維持されなければ
ならない。そこで、図5に示すように子局100に通常
アドレス「000001」と予備アドレス「00101
1」とを設定し、常時は通常アドレスを使用して親局1
0との交信を行ない、通信異常が発生すると予備アドレ
スへ切り換えて交信を継続する。
ついて説明する。上述した子局100〜900の内、例
えば子局100にはヘッドランプスイッチ103が接続
されており、また子局300にはヘッドランプ303、
子局400にはヘッドランプ403がそれぞれ接続され
ている。これらの子局100,300,400は車両の
夜間などにおける安全運行上特に重要な子局である。従
って、通信異常が発生しても親局10とこれらの子局1
00,300,400との交信機能は維持されなければ
ならない。そこで、図5に示すように子局100に通常
アドレス「000001」と予備アドレス「00101
1」とを設定し、常時は通常アドレスを使用して親局1
0との交信を行ない、通信異常が発生すると予備アドレ
スへ切り換えて交信を継続する。
【0018】図6はアドレス切り換え機能を付加した子
局100の詳細な構成を示す。子局100の通信部10
1には、アドレス設定信号線107を介してアドレス切
換部108が接続され、さらにこのアドレス切換部10
8には、通常アドレス「000001」が設定された通
常アドレス設定部109と、予備アドレス「00101
1」が設定された予備アドレス設定部110とが接続さ
れる。2つのアドレス設定部109,110は、通信部
101からアドレス切換信号線111を介してアドレス
切り換え指令が出されるとアドレス切換部108により
切り換えられる。
局100の詳細な構成を示す。子局100の通信部10
1には、アドレス設定信号線107を介してアドレス切
換部108が接続され、さらにこのアドレス切換部10
8には、通常アドレス「000001」が設定された通
常アドレス設定部109と、予備アドレス「00101
1」が設定された予備アドレス設定部110とが接続さ
れる。2つのアドレス設定部109,110は、通信部
101からアドレス切換信号線111を介してアドレス
切り換え指令が出されるとアドレス切換部108により
切り換えられる。
【0019】今、子局200において電源電圧の変動、
通信部201に発生した故障あるいはノイズの混入など
により、多重伝送線LL上のデータを正常に送受信でき
なくなったとすると、子局200は、親局10が子局1
00宛に送信しているアドレス「000001」を有す
る通信データDFaをアドレス「000010」を有す
る自分宛の通信データDFaと誤判定して受信してしま
う。そして、通信データDFaの中の駆動情報Rx(r
0〜r15)を取り込んだ後、自身の通信部201に接
続されている各スイッチ205〜208の状態に基づい
て操作情報Tx(t0〜t15)の各ビットを設定し、
通信データDFbを形成して送信する。このとき同時
に、子局100は、親局10から送信されたアドレス
「000001」を有する通信データDFaを自分宛の
通信データと判定して受信し、駆動情報Rxを取り込ん
だ後、自身の通信部101に接続されている各スイッチ
102〜106の状態に基づいて操作情報Txの各ビッ
トを設定し、通信データDFbを形成して送信する。
通信部201に発生した故障あるいはノイズの混入など
により、多重伝送線LL上のデータを正常に送受信でき
なくなったとすると、子局200は、親局10が子局1
00宛に送信しているアドレス「000001」を有す
る通信データDFaをアドレス「000010」を有す
る自分宛の通信データDFaと誤判定して受信してしま
う。そして、通信データDFaの中の駆動情報Rx(r
0〜r15)を取り込んだ後、自身の通信部201に接
続されている各スイッチ205〜208の状態に基づい
て操作情報Tx(t0〜t15)の各ビットを設定し、
通信データDFbを形成して送信する。このとき同時
に、子局100は、親局10から送信されたアドレス
「000001」を有する通信データDFaを自分宛の
通信データと判定して受信し、駆動情報Rxを取り込ん
だ後、自身の通信部101に接続されている各スイッチ
102〜106の状態に基づいて操作情報Txの各ビッ
トを設定し、通信データDFbを形成して送信する。
【0020】子局100と子局200とに接続されてい
るスイッチなどの状態が操作情報Tx(t0〜t15)
の各ビットごとに一致していれば、両子局100,20
0の通信データDFbは最後まで送信される。しかし、
そのような偶然性は通常起こり得ないものと考えられ、
両子局100,200の操作情報Txを送信中にビット
t0〜t15のどこかで一方が「1」で他方が「0」と
なるデータの衝突が発生する。子局100,200の通
信部101,201は自己の送信要求データと多重伝送
線LL上のデータとを常時比較して確認しており、両者
に不一致が検出されると各子局100,200は通信デ
ータDFbの送信を中止する。親局10は、この状態を
検出して子局100との交信中に他の子局のいずれかが
同時に交信を行なったことを認識する。そこで、親局1
0は子局100に対して通常アドレスから予備アドレス
への切り換えを指令し、他の子局と混信しない予備アド
レスを用いて子局100との交信を継続するための処理
を行なう。
るスイッチなどの状態が操作情報Tx(t0〜t15)
の各ビットごとに一致していれば、両子局100,20
0の通信データDFbは最後まで送信される。しかし、
そのような偶然性は通常起こり得ないものと考えられ、
両子局100,200の操作情報Txを送信中にビット
t0〜t15のどこかで一方が「1」で他方が「0」と
なるデータの衝突が発生する。子局100,200の通
信部101,201は自己の送信要求データと多重伝送
線LL上のデータとを常時比較して確認しており、両者
に不一致が検出されると各子局100,200は通信デ
ータDFbの送信を中止する。親局10は、この状態を
検出して子局100との交信中に他の子局のいずれかが
同時に交信を行なったことを認識する。そこで、親局1
0は子局100に対して通常アドレスから予備アドレス
への切り換えを指令し、他の子局と混信しない予備アド
レスを用いて子局100との交信を継続するための処理
を行なう。
【0021】子局100に対するアドレスの切り換え指
令は次のようにして行なう。例えば、親局10から子局
100へ送信される通信データDFaの駆動情報Rx
(r0〜r15)の中のr15ビットをアドレス指定ビ
ットとし、r15が「0」であれば通常アドレスによる
交信を指令し、r15が「1」であれば予備アドレスに
よる交信を指令する。この通信データDFaを受信した
子局100では、通信部101からアドレス切換信号線
111を介してアドレス切換部108へ切り換え信号が
出力され、アドレス切換部108は通常アドレス設定部
109から予備アドレス設定部110へ切り換える。つ
まり、子局100のアドレスは通常アドレス「0000
01」から予備アドレス「001011」へ切り換えら
れる。なお、このとき子局200も子局100に対する
アドレス切り換え信号を受信するが、子局200は予備
アドレスに切り換える手段がないので通常アドレスのま
まである。親局10はこれ以後、予備アドレス「001
011」を用いて子局100との交信を行なう。しか
し、子局100の予備アドレス「001011」は子局
200の通常アドレス「000010」と比較して、a
0ビットとa3ビットが同時に変化しない限り一致する
ことはない。このような2ビットが同時に変化する故障
は極めて発生確率が低く、通常は考慮しなくてもよいと
考えられる。図5に示す各子局の予備アドレスは2また
は3ビットが同時に変化しても切り換え前後のアドレス
が一致しないようなアドレスを選択したものであり、こ
のような予備アドレスへ切り換えることにより、上述し
たような子局100と子局200との混信が再発するこ
とはなく、親局10と子局100との正常な交信が継続
できる。
令は次のようにして行なう。例えば、親局10から子局
100へ送信される通信データDFaの駆動情報Rx
(r0〜r15)の中のr15ビットをアドレス指定ビ
ットとし、r15が「0」であれば通常アドレスによる
交信を指令し、r15が「1」であれば予備アドレスに
よる交信を指令する。この通信データDFaを受信した
子局100では、通信部101からアドレス切換信号線
111を介してアドレス切換部108へ切り換え信号が
出力され、アドレス切換部108は通常アドレス設定部
109から予備アドレス設定部110へ切り換える。つ
まり、子局100のアドレスは通常アドレス「0000
01」から予備アドレス「001011」へ切り換えら
れる。なお、このとき子局200も子局100に対する
アドレス切り換え信号を受信するが、子局200は予備
アドレスに切り換える手段がないので通常アドレスのま
まである。親局10はこれ以後、予備アドレス「001
011」を用いて子局100との交信を行なう。しか
し、子局100の予備アドレス「001011」は子局
200の通常アドレス「000010」と比較して、a
0ビットとa3ビットが同時に変化しない限り一致する
ことはない。このような2ビットが同時に変化する故障
は極めて発生確率が低く、通常は考慮しなくてもよいと
考えられる。図5に示す各子局の予備アドレスは2また
は3ビットが同時に変化しても切り換え前後のアドレス
が一致しないようなアドレスを選択したものであり、こ
のような予備アドレスへ切り換えることにより、上述し
たような子局100と子局200との混信が再発するこ
とはなく、親局10と子局100との正常な交信が継続
できる。
【0022】ヘッドランプ303,403がそれぞれ接
続される子局300,400も図5に示す予備アドレス
が設定され、それぞれアドレス切換機能を備えている
が、上記子局100の場合と同様であり図示および説明
を省略する。
続される子局300,400も図5に示す予備アドレス
が設定され、それぞれアドレス切換機能を備えている
が、上記子局100の場合と同様であり図示および説明
を省略する。
【0023】−第2の実施例− 上記第1の実施例では、一部の子局100,300,4
00に対して予備アドレスを設定し、他の子局と混信が
発生したときはこの予備アドレスへ切り換えるアドレス
切換機能を設けたが、すべての子局に対して図5に示す
ような予備アドレスを設定するとともにアドレス切換機
能を設けるようにした第2の実施例を説明する。親局1
0にも図5の各子局の通常アドレスと予備アドレスが記
憶されている。なお、この第2の実施例は図2,3に示
す第1の実施例と同様な構成を有し、さらにすべての子
局100〜900に図6に示すアドレス切換部,通常ア
ドレス設定部,予備アドレス設定部,アドレス切換信号
線およびアドレス設定信号線を設けるものとする。
00に対して予備アドレスを設定し、他の子局と混信が
発生したときはこの予備アドレスへ切り換えるアドレス
切換機能を設けたが、すべての子局に対して図5に示す
ような予備アドレスを設定するとともにアドレス切換機
能を設けるようにした第2の実施例を説明する。親局1
0にも図5の各子局の通常アドレスと予備アドレスが記
憶されている。なお、この第2の実施例は図2,3に示
す第1の実施例と同様な構成を有し、さらにすべての子
局100〜900に図6に示すアドレス切換部,通常ア
ドレス設定部,予備アドレス設定部,アドレス切換信号
線およびアドレス設定信号線を設けるものとする。
【0024】図7は、すべての子局に予備アドレスを設
定し、アドレス切換機能を設けた場合の親局10の論理
部12によるアドレス切換動作を示す。まずステップS
1において子局N(ここで、Nは子局番号で100,2
00,・・,900)へ通常アドレスで通信データを送
信し、続くステップS2で上述したような混信による通
信異常が発生したか否かを判別する。通信異常が発生し
ていればステップS3へ進み、そうでなければステップ
S4へ進む。通信異常がないときは、ステップS4で次
に交信する子局を所定の順序に従って(N+1)に設定
し、ステップS1へ戻る。一方、通信異常が検出された
ときはステップS3において、上述したように通常アド
レスで子局Nに予備アドレスへの切り換えを要求する。
次にステップS5で、子局Nのアドレスを通常アドレス
から予備アドレスへ切り換えた後、ステップS6で、こ
の予備アドレスを用いて子局Nへ通信データを送信す
る。その後、ステップS4へ進んで次の子局(N+1)
に設定し、ステップS1へ戻る。
定し、アドレス切換機能を設けた場合の親局10の論理
部12によるアドレス切換動作を示す。まずステップS
1において子局N(ここで、Nは子局番号で100,2
00,・・,900)へ通常アドレスで通信データを送
信し、続くステップS2で上述したような混信による通
信異常が発生したか否かを判別する。通信異常が発生し
ていればステップS3へ進み、そうでなければステップ
S4へ進む。通信異常がないときは、ステップS4で次
に交信する子局を所定の順序に従って(N+1)に設定
し、ステップS1へ戻る。一方、通信異常が検出された
ときはステップS3において、上述したように通常アド
レスで子局Nに予備アドレスへの切り換えを要求する。
次にステップS5で、子局Nのアドレスを通常アドレス
から予備アドレスへ切り換えた後、ステップS6で、こ
の予備アドレスを用いて子局Nへ通信データを送信す
る。その後、ステップS4へ進んで次の子局(N+1)
に設定し、ステップS1へ戻る。
【0025】今、ステップS1で子局100と交信して
いるとき、子局200において電源電圧の変動、通信部
201に発生した故障あるいはノイズの混入などによ
り、多重伝送線LL上のデータを正常に送受信できなく
なったとすると、子局200は、親局10が子局100
宛に送信しているアドレス「000001」を有する通
信データDFaをアドレス「000010」を有する自
分宛の通信データDFaと誤判定して受信してしまう。
そして、通信データDFaの中の駆動情報Rx(r0〜
r15)を取り込んだ後、自身の通信部201に接続さ
れている各スイッチ205〜208の状態に基づいて操
作情報Tx(t0〜t15)の各ビットを設定し、通信
データDFbを形成して送信する。このとき同時に、子
局100は、親局10から送信されたアドレス「000
001」を有する通信データDFaを自分宛の通信デー
タと判定して受信し、駆動情報Rxを取り込んだ後、自
身の通信部101に接続されている各スイッチ102〜
106の状態に基づいて操作情報Txの各ビットを設定
し、通信データDFbを形成して送信する。
いるとき、子局200において電源電圧の変動、通信部
201に発生した故障あるいはノイズの混入などによ
り、多重伝送線LL上のデータを正常に送受信できなく
なったとすると、子局200は、親局10が子局100
宛に送信しているアドレス「000001」を有する通
信データDFaをアドレス「000010」を有する自
分宛の通信データDFaと誤判定して受信してしまう。
そして、通信データDFaの中の駆動情報Rx(r0〜
r15)を取り込んだ後、自身の通信部201に接続さ
れている各スイッチ205〜208の状態に基づいて操
作情報Tx(t0〜t15)の各ビットを設定し、通信
データDFbを形成して送信する。このとき同時に、子
局100は、親局10から送信されたアドレス「000
001」を有する通信データDFaを自分宛の通信デー
タと判定して受信し、駆動情報Rxを取り込んだ後、自
身の通信部101に接続されている各スイッチ102〜
106の状態に基づいて操作情報Txの各ビットを設定
し、通信データDFbを形成して送信する。
【0026】子局100と子局200とに接続されてい
るスイッチなどの状態が操作情報Tx(t0〜t15)
の各ビットごとに一致していれば、両子局100,20
0の通信データDFbは最後まで送信される。しかし、
上述したようにそのような偶然性は通常起こり得ないも
のと考えられ、両子局100,200の操作情報Txを
送信中にビットt0〜t15のどこかで一方が「1」で
他方が「0」となるデータの衝突が発生する。子局10
0,200の通信部101,201は自己の送信要求デ
ータと多重伝送線LL上のデータとを常時比較して確認
しており、両者に不一致が検出されると各子局100,
200は通信データDFbの送信を中止する。ステップ
S2において、親局10はこの状態を検出して子局10
0との交信中に他の子局のいずれかが同時に交信を行な
ったことを認識する。そこで、親局10はステップS3
で子局100に対して通常アドレスから予備アドレスへ
の切り換えを指令し、他の子局と混信しない予備アドレ
スを用いて子局100との交信を継続するための処理を
行なう。
るスイッチなどの状態が操作情報Tx(t0〜t15)
の各ビットごとに一致していれば、両子局100,20
0の通信データDFbは最後まで送信される。しかし、
上述したようにそのような偶然性は通常起こり得ないも
のと考えられ、両子局100,200の操作情報Txを
送信中にビットt0〜t15のどこかで一方が「1」で
他方が「0」となるデータの衝突が発生する。子局10
0,200の通信部101,201は自己の送信要求デ
ータと多重伝送線LL上のデータとを常時比較して確認
しており、両者に不一致が検出されると各子局100,
200は通信データDFbの送信を中止する。ステップ
S2において、親局10はこの状態を検出して子局10
0との交信中に他の子局のいずれかが同時に交信を行な
ったことを認識する。そこで、親局10はステップS3
で子局100に対して通常アドレスから予備アドレスへ
の切り換えを指令し、他の子局と混信しない予備アドレ
スを用いて子局100との交信を継続するための処理を
行なう。
【0027】ステップS3における子局100に対する
アドレスの切り換え指令は次のようにして行なう。上述
したように、例えば、親局10から各子局へ送信される
通信データDFaの駆動情報Rx(r0〜r15)の中
のr15ビットをアドレス指定ビットとし、r15が
「0」であれば通常アドレスによる交信を指令し、r1
5が「1」であれば予備アドレスによる交信を指令す
る。この通信データDFaを受信した子局100では、
ステップS5で通信部101からアドレス切換信号線1
11を介してアドレス切換部108へ切り換え信号が出
力され、アドレス切換部108は通常アドレス設定部1
09から予備アドレス設定部110へ切り換える。つま
り、子局100のアドレスは通常アドレス「00000
1」から予備アドレス「001011」へ切り換えられ
る。親局10はステップS6で子局100との交信する
ときのアドレスを変更するのでこれ以後、予備アドレス
「001011」を用いて子局100との交信を行な
う。なお、このとき子局200も子局100に対するア
ドレス切り換え信号を受信し、子局100に対するアド
レス切り換え指令を自身に対する指令と誤って認識し、
子局200も図5に示す予備アドレス「001100」
に切り換える。
アドレスの切り換え指令は次のようにして行なう。上述
したように、例えば、親局10から各子局へ送信される
通信データDFaの駆動情報Rx(r0〜r15)の中
のr15ビットをアドレス指定ビットとし、r15が
「0」であれば通常アドレスによる交信を指令し、r1
5が「1」であれば予備アドレスによる交信を指令す
る。この通信データDFaを受信した子局100では、
ステップS5で通信部101からアドレス切換信号線1
11を介してアドレス切換部108へ切り換え信号が出
力され、アドレス切換部108は通常アドレス設定部1
09から予備アドレス設定部110へ切り換える。つま
り、子局100のアドレスは通常アドレス「00000
1」から予備アドレス「001011」へ切り換えられ
る。親局10はステップS6で子局100との交信する
ときのアドレスを変更するのでこれ以後、予備アドレス
「001011」を用いて子局100との交信を行な
う。なお、このとき子局200も子局100に対するア
ドレス切り換え信号を受信し、子局100に対するアド
レス切り換え指令を自身に対する指令と誤って認識し、
子局200も図5に示す予備アドレス「001100」
に切り換える。
【0028】次にステップS4において、親局10は次
に交信すべき子局Nを200に設定した後、ステップS
1へ戻る。この時点では親局10はどの子局で故障が起
きているのか認識しておらず、子局200に対して通常
アドレスで交信を行なう。ところが、子局200は、子
局100に対するアドレス切り換え指令を自身に対する
ものとしてすでに予備アドレスへ切り換えてしまってい
るので、親局10の交信要求に対して応答しない。従っ
て、親局10はステップS2において通信異常と判断
し、ステップS3へ進んで子局200へ通常アドレスで
アドレス切り換えを要求する。しかし、この親局10の
要求に対しても、子局200自身がすでに予備アドレス
へ切り換えてしまっているので、子局200は応答せ
ず、続くステップS5をスキップしてステップS6へ進
む。ステップS6において、親局10は子局200に対
するアドレスを予備アドレスへ切り換えて交信を行な
う。子局200のアドレスは予備アドレスに切り換えら
れているので、子局200はこの交信に対して応答す
る。
に交信すべき子局Nを200に設定した後、ステップS
1へ戻る。この時点では親局10はどの子局で故障が起
きているのか認識しておらず、子局200に対して通常
アドレスで交信を行なう。ところが、子局200は、子
局100に対するアドレス切り換え指令を自身に対する
ものとしてすでに予備アドレスへ切り換えてしまってい
るので、親局10の交信要求に対して応答しない。従っ
て、親局10はステップS2において通信異常と判断
し、ステップS3へ進んで子局200へ通常アドレスで
アドレス切り換えを要求する。しかし、この親局10の
要求に対しても、子局200自身がすでに予備アドレス
へ切り換えてしまっているので、子局200は応答せ
ず、続くステップS5をスキップしてステップS6へ進
む。ステップS6において、親局10は子局200に対
するアドレスを予備アドレスへ切り換えて交信を行な
う。子局200のアドレスは予備アドレスに切り換えら
れているので、子局200はこの交信に対して応答す
る。
【0029】子局200との交信に成功した親局10
は、続くステップS4で次に交信する子局Nを300に
設定し、ステップS1へ戻って通常アドレスで子局30
0と交信を行なう。子局300は故障していないので正
常な交信が行なわれる。以下同様に親局10は子局40
0〜900に対して通常アドレスで順次交信を行なう。
なお、上記実施例では子局200で通信異常を発生させ
る故障が起きた場合を例に上げて説明したが、他の子局
で故障が発生した場合も同様に該当する子局のアドレス
を予備アドレスへ切り換えて交信を継続することができ
る。
は、続くステップS4で次に交信する子局Nを300に
設定し、ステップS1へ戻って通常アドレスで子局30
0と交信を行なう。子局300は故障していないので正
常な交信が行なわれる。以下同様に親局10は子局40
0〜900に対して通常アドレスで順次交信を行なう。
なお、上記実施例では子局200で通信異常を発生させ
る故障が起きた場合を例に上げて説明したが、他の子局
で故障が発生した場合も同様に該当する子局のアドレス
を予備アドレスへ切り換えて交信を継続することができ
る。
【0030】上述したように、子局100はヘッドラン
プスイッチ103などが接続されているので重要度の高
い端末の1つである。例えば今、通信異常により子局1
00と他の子局200とが予備アドレスに切り換えられ
たとする。このとき、子局100と同じ子局200との
間に予備アドレスどうしでふたたび通信異常により混信
が発生するおそれがある。そこで、図5に示す子局10
0の予備アドレスは通信異常が二重に発生しないように
決定される。すなわち、図5において、子局100との
交信中に通常アドレス「000001」のa0ビットが
1→0に、a1ビットが0→1になると、子局200の
通常アドレス「000010」と同じになる。しかし、
両子局100,200のアドレスが予備アドレスに切り
換わったときは、子局100の予備アドレス「0010
11」のa0,a1の両ビットが変化して「11」→
「00」になっても、子局200の予備アドレス「00
1100」と一致しない。つまり、予備アドレスどうし
で両子局100,200が通常アドレスで混信したのと
同じ原因の通信異常により混信することはない。同様
に、子局100と他の子局300〜900との間でも、
予備アドレスどうしで混信しないように予備アドレスが
決定されている。従って、通信異常が発生しても子局1
00と親局10との交信機能はより確実に維持される。
プスイッチ103などが接続されているので重要度の高
い端末の1つである。例えば今、通信異常により子局1
00と他の子局200とが予備アドレスに切り換えられ
たとする。このとき、子局100と同じ子局200との
間に予備アドレスどうしでふたたび通信異常により混信
が発生するおそれがある。そこで、図5に示す子局10
0の予備アドレスは通信異常が二重に発生しないように
決定される。すなわち、図5において、子局100との
交信中に通常アドレス「000001」のa0ビットが
1→0に、a1ビットが0→1になると、子局200の
通常アドレス「000010」と同じになる。しかし、
両子局100,200のアドレスが予備アドレスに切り
換わったときは、子局100の予備アドレス「0010
11」のa0,a1の両ビットが変化して「11」→
「00」になっても、子局200の予備アドレス「00
1100」と一致しない。つまり、予備アドレスどうし
で両子局100,200が通常アドレスで混信したのと
同じ原因の通信異常により混信することはない。同様
に、子局100と他の子局300〜900との間でも、
予備アドレスどうしで混信しないように予備アドレスが
決定されている。従って、通信異常が発生しても子局1
00と親局10との交信機能はより確実に維持される。
【0031】このように、各子局に通常アドレスと予備
アドレスとを設定して両者を切り換えるようにし、通信
異常が検出されると交信相手の子局のアドレスを予備ア
ドレスへ切り換えて予備アドレスで交信を行なうように
したので、通信異常が発生しても交信を継続することが
できる。
アドレスとを設定して両者を切り換えるようにし、通信
異常が検出されると交信相手の子局のアドレスを予備ア
ドレスへ切り換えて予備アドレスで交信を行なうように
したので、通信異常が発生しても交信を継続することが
できる。
【0032】上記実施例では、親局を中心にして各子局
と交信を行なう例を示したが、各子局どうしで交信する
場合にも本発明を応用することができる。また、通信デ
ータのフォーマット、アドレス番号は上記実施例に限定
されない。
と交信を行なう例を示したが、各子局どうしで交信する
場合にも本発明を応用することができる。また、通信デ
ータのフォーマット、アドレス番号は上記実施例に限定
されない。
【0033】以上の実施例の構成において、通信部1
1,101,201,301,401,501,55
1,601,701,801,901が通信手段および
切換指令部を、通常アドレス設定部109がアドレス設
定部を、予備アドレス設定部110が予備アドレス設定
部を、アドレス切換部108が切換部を、多重伝送線L
Lが信号伝送路をそれぞれ構成する。
1,101,201,301,401,501,55
1,601,701,801,901が通信手段および
切換指令部を、通常アドレス設定部109がアドレス設
定部を、予備アドレス設定部110が予備アドレス設定
部を、アドレス切換部108が切換部を、多重伝送線L
Lが信号伝送路をそれぞれ構成する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の通信手段のそれぞれに通常のアドレスと異なる予備
アドレスを設定して切り換えるようにし、通信異常が検
出されると交信相手の通信手段のアドレスを予備アドレ
スに切り換え、予備アドレスで交信を行なうようにした
ので、通信異常が発生しても交信を継続することができ
る。
数の通信手段のそれぞれに通常のアドレスと異なる予備
アドレスを設定して切り換えるようにし、通信異常が検
出されると交信相手の通信手段のアドレスを予備アドレ
スに切り換え、予備アドレスで交信を行なうようにした
ので、通信異常が発生しても交信を継続することができ
る。
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例の全体構成を示す図。
【図3】一実施例の全体構成を示す図。
【図4】通信データのフォーマット例を示す図。
【図5】各子局の通常アドレスと予備アドレスの設定例
を示す図。
を示す図。
【図6】アドレス切り換え機能を付加した子局の構成を
示す図。
示す図。
【図7】すべての子局に予備アドレスを設定し、アドレ
ス切り換え機能を設けた場合のアドレス切換動作を示す
フローチャート。
ス切り換え機能を設けた場合のアドレス切換動作を示す
フローチャート。
1A〜1D アドレス設定部 2A〜2D 通信手段 3 信号伝送路 4 異常検出手段 5A〜5D 予備アドレス設定部 6A〜6D 切換部 7A〜7D 切換指令部 10 親局 11,101,201,301,401,501,55
1,601,701,801,901 通信部 12 論理部 100,200,300,400,500,550,6
00,700,800,900 子局 103 ヘッドランプスイッチ 107 アドレス設定信号線 108 アドレス切換部 109 通常アドレス設定部 110 予備アドレス設定部 111 アドレス切換信号線 303,403 ヘッドランプ LL 多重伝送線
1,601,701,801,901 通信部 12 論理部 100,200,300,400,500,550,6
00,700,800,900 子局 103 ヘッドランプスイッチ 107 アドレス設定信号線 108 アドレス切換部 109 通常アドレス設定部 110 予備アドレス設定部 111 アドレス切換信号線 303,403 ヘッドランプ LL 多重伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 功 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】固有のアドレスを設定するアドレス設定部
を有し、端末装置の動作に関する情報を送受信する複数
の通信手段と、 これらの通信手段を接続する信号伝送路とを備え、 前記各通信手段に設定されたアドレスにより交信相手を
選択して交信を行なう通信装置において、 通信異常を検出する異常検出手段を備えるとともに、 前記各通信手段に、前記アドレスと異なる予備アドレス
を設定する予備アドレス設定部と、前記アドレス設定部
から前記予備アドレス設定部へ切り換える切換部と、前
記異常検出手段で通信異常が検出されると交信相手の通
信手段に設けられた切換部に予備アドレスへの切り換え
を指令する切換指令部とを設けたことを特徴とする通信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033510A JPH05236569A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033510A JPH05236569A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236569A true JPH05236569A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12388545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4033510A Pending JPH05236569A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05236569A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047889A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Brother Ind Ltd | カラオケシステム、カラオケ装置、リモコン端末 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4033510A patent/JPH05236569A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047889A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Brother Ind Ltd | カラオケシステム、カラオケ装置、リモコン端末 |
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