JPH03137162A - 高度流動性ポリ硫化アリーレン成形組成物 - Google Patents

高度流動性ポリ硫化アリーレン成形組成物

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JPH03137162A
JPH03137162A JP2115337A JP11533790A JPH03137162A JP H03137162 A JPH03137162 A JP H03137162A JP 2115337 A JP2115337 A JP 2115337A JP 11533790 A JP11533790 A JP 11533790A JP H03137162 A JPH03137162 A JP H03137162A
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formula
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chemical formulas
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Hans-Detlef Heinz
ハンス―デトレフ・ハインツ
Harald Pielartzik
ハラルト・ピーラルツイク
Klaus Reinking
クラウス・ラインキング
Rolf-Volker Meyer
ロルフ―フオルカー・マイヤー
Siegfried Korte
ジークフリート・コルテ
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低分子量の液晶性エステル(アミド)を含有
する新規な、高度に流動性のポリ硫化アリーレン(PA
S)成形用組成物に、好ましくはポリ硫化フェニレン(
P P S)成形用組成物に関するものである。
硫化アリーレン重合体は、不活性であり、かつ高温に対
して抵抗性を有するのみでなく、高い比率のガラス繊維
および/または他の材料を充填し得る熱可塑物として、
電気工業および他の工業分野で重要性が増加している。
これらの重合体、特にポリ硫化p −7二二しン(P 
P S)は、より容易に加工し得る材料として、特にこ
れまで硬化性可塑物(duroplast)の領域であ
った分野において、使用量が増加している。
射出成形に適した、任意にガラス繊維および/または鉱
物質充填剤を高濃度で含有するポリ硫化アリーレン成形
用組成物は、一般に、その熔融状態における低粘性を特
色としている。
したがって、これらの材料は一般に、なんらの困難もな
しに射出成形される。
しかし、鋳型内の熔融物の流路が極めて長いならば、薄
壁成形品の製造において困難が生じ得る。
特に、材料中の張力を避けるためにガラス繊維の好まし
い配向が得られるようにゲートを配置した場合メここの
ことが言える。この種の成形品の製造においては、熔融
物の粘性が低いにも拘わらず、鋳型を完全に充填するこ
とは困難であろう。これは、PPS 熔融物が冷却され
ると極めて急速に固化するためであろう。
このことの指標の一つは、たとえばPPS の結晶化温
度、すなわち重合体熔融物を冷却した場合に結晶化が始
まる温度が高いことである。DSC測定は、この結晶化
温度が約230ないし250℃であることを示している
したがって、熔融物の流路が長ければ、熔融物は鋳型に
充填する工程で既に十分冷却され、粘性の増加を伴って
固化を受けるであろう。このため、鋳をの完全な充填は
困難になるであろう。鋳型が完全に充填される前に熔融
物の固化が始まるならば、通常は、得られる鋳型成形生
成物の機械的強度は損なわれ、成形用組成物が強化剤ま
たは充填剤を含有しているならば、生成物はゲートから
ある距離において表面欠陥を示す。
したがって、完全な充填を保証するために、鋳型は迅速
lこ充jスされなければならない。多くの場合、このこ
とは、熔融粘性が十分に低いときにのみ可能である。
したがって、任意に繊維を用いて、または鉱物質充填剤
を充填することにより強化したポリ硫化アリーレン成形
用組成物を加工するには、好ましくは重合体の高い結晶
化度に負の影響を与えることなく、顕著に低い粘性を得
るのが有利であろう。
しかし、硫化アリーレン重合体の分子量を低下させるこ
とにより熔融粘性を低下させる可能性は、ポリ硫化アリ
ーレンの分子量があまりに低い場合にはポリ硫化アリー
レン成形用組成物の機械的強度特性が劇的に減少すると
いう事実により制限される。
驚くべきことには、選択した低分子量の液晶性エステル
および/またはエステルアミドを添加することにより、
重合体の結晶化度に不利益な影響を与えることなく、か
つ、ポリ硫化アリーレンの分子量を減少させることなく
、ポリ硫化アリーレンの熔融粘性をか顕著に減少させ得
ることがここに見いだされたのである。
したがって本発明は、 A)  70−99.9重量%のポリ硫化アリーレン、
好ましくはポリ硫化 p−フェニレン、B)0.1−3
0重量%の1種または2種以上の式(I): 式中、 Arは単核であっても多核であってもよく、多核基の場
合には化学結合により連結していても融合した基であっ
てもよい、6−20個の炭素原子を有する芳香族基を表
し、 R1およびR1は相互に独立に H1塩素、O−C,−
C,−アルキル、O−Cs  Cs−シクロアルキル、
OCm−Cz−アリール、C,−C4−アルキル、C,
−C,−シクロアルキル、CIC14−アリール、フッ
素化C1−C,−アルキル、フッ素化Cs  Cs−シ
クロアルキル、またはフッ素化C@Cl4−アリールで
あって、フッ素化したアルキル、シクロアルキルもしく
はアリールは、少な(とも1個の、多い場合には全ての
水素原子がフッ素原子により置き換えられているものを
表すか、または式 (I)/a)ないしく1)/Q)(
数(I,a) −(I,Q)は基を示す順序を表してい
る) (これらの各式において、 X も R1およびR2と同様に Hないしフッ素化C
aC+a−アリールの意味を有する)の一つに相当する
基を表し、 MlおよびM2は同一であっても異なっていてもよく、
式1.1)ないしx、11):0        0 −N−N−−CH−N−−CH−CH−↓ ○ 0 は1.2.3または4を表し、 p はOまたは1を表すが、 p がOである場合には、 R’tには(Ia)、(Ib)、(Ic )または(I
d)のみが可能である に相当する一般的構造型の低分子量液晶性エステルおよ
び/またはエステルアミド、 ならびに/または 構造単位が不規則に分布している式(II)  :−N
−N−および−N−C)!− ↓ (ここでも式(I,1) −(r、11)はその順に示
しである) に相当する二方向に結合している基を表しmは0、■ま
たは2を表し、 n はIまたは2を表し、 (!り 式中、 R3はC+−Cff。−アルキル基、好ましくはメチル
基、または置換されていることもある、好ましくは一置
換もしくは二置換されているC、−C2゜−アリール基
、好ましくは7エ二ル基を表し くR”−Cは常に末端基である)、 鳳 Ar“は6ないし24個の炭素原子を有する、(R3の
場合と同様の置換基により)置換されていることもある
二価の、単核または多核の、多核基の場合には直接に結
合していても融合していてもよい芳香族基を表し、 Ar’は6ないし30個の炭素原子を含有する、置換さ
れていることもある二価の、単核または多核の、多核基
の場合にはその連結の形状が異なっていてもよい芳香族
基を表し、R4およびR2はCaH2+wを表す (ここで、 mは0ないし40(R’)または3ないし40(R’)
である)か、 または、 置換されていることもある二価の単核または多核の、基
が多核用ある場合には化学結合により連結していても融
合基として結合していてもよい、6ないし24個の炭素
原子を有する芳香族基を表し、 Y′は0、CまたはNHを表すが、末端基−〇−R’に
連結している場合には Y′はOまたはNHを表し、 b は0ないし10.好ましくはOないし8、特に0な
いし4であり、 Cは工ないし9、好ましくは1ないし7、特にlないし
4であり、 d はOないし9、好ましくはOないし7、特にOない
し3であり、 e はOないし3、好ましくはOないし2であり、 量 末端基はR3−Cの型の構造要素により形成される に相当する構造型の液晶性エステルおよび/またはエス
テルアミドオリゴマー ならびに、 C) 任意に、成分A)およびB)の重量の合計を基準
にしてo、ooiないし約300重量%の他の添加剤よ
りなることを特徴とする新規な、高度に流動性のポリ硫
化アリーレン成形用組成物に関するものである。
本発明はまた、本発明記載の硫化アリーレン重合体成形
用組成物の製造方法に関するものでもある。
本発明はさらに、本発明記載の成形用組成物の、たとえ
ば射出成形の方法による成形品製造、たとえば押出しに
よるフィルムの製造、および、たとえば熔融紡糸と任意
にその後の加工とによる繊維、フィラメント、単繊維(
monofilament fibre)および織物の
製造用の、ならびに他の物品、たとえば複合材料の製造
用の使用に関するものでもある。
本発明記載の成形用jIlIy、物より製造した成形品
、フィルム、繊維、複合材料等も、本発明の主題である
式(I)に相当する化合物: 特Iこ好ましい式(I)に対応する基A rsならびに
式(I1)に対応する基Ar’およびAr’は、基(A
rl)ないしく A r4)である:((Arl) −
(Ar4)はこの順に示しである)。
以下のものは好ましい基R1およびR2である: H,CH,、OCR,、シクロヘキシル、フェニル、C
F、、0CF3.7ツ素化シクロヘキシルおよびフッ素
化フェニル(そのいずれにおいても、相当するフッ素化
されていない基の水素原子の少なくとも1個が、多い場
合には全てがフッ素により置換されている)。
好ましい基−M−は式(I,1)、(I,2)、(I,
5)、(I,8)、(I,9)および(+、11)に相
当するものである。
以下のものは好ましい指数m%n、o、p およびq 
の組合わせである: m=0、n  = L o  = 1、p=0;m−0
、n  = L o  −1、p −1;m−0、n−
2、o−1、p−1; m 翼 n”o  其 p 雪1; m = 11n  = L o  = 2、p−1;m
 = O,n  −2、o−1、p−0;m−1、n−
=−2、O−1,p−1およびm = 1、n  = 
1%o  −3、p−1゜式(I)に相当する化合物は
、熔融の過程において液晶相を通過することを特色とし
ている(液晶性化合物および液晶相の情報に関しては、
たとえば化学出版社(Verlag Chemie、 
Weinhaim −New York) 1978年
刊行のデムス(D、 Demus) 。
リヒター(L、 Richter) 、液晶の構造(T
extureor Liquid Crystals)
 、または化学出版社(Verlag Chemie、
 Weinheim −Deerfield) 198
0年刊行のケルカー(H,Kelker) 、 ハッツ
(R,Hatz) 。
液晶ハンドブック(Handbook of Liqu
id CrystaIs)を参照されたい。
式(I)に相当する好ましい化合物は、3ないし25個
の芳香族部分構造を含有するものであり、基Arは、単
核であるか多核であるかには無関係に、部分構造として
選択されている。式(I)の特に好ましい化合物は4な
いし15個の芳香族部分構造を含有するものであり、基
Arはここでも、単核であるか多核であるかには無関係
に、部分構造として選択されている。式(I)の特に好
ましい化合物は、4ないし10個の上に定義した意味で
の芳香族部分構造を有する。
以下の4種のグループの化合物(+、A)ないしく+、
D)は、式(I)に相当する化合物の例として挙げられ
るものである: (I,A)  m = Oln  −L o  = 1
および0 である、 個の芳香族部分構造を有する (I.B) ここでも 0、 l、 式(I) %式% を有する式(I) の液晶性化合物 式(I,A) No。
1 l 2 No。
1 1 1 X’−H X’−H Hs Hs CH3 0CH。
CF3 CF。
I I (+、C) である、 5個の芳香族部分構造を有する式(I)(+、D) ここでも である、 個の芳香族部分構造を有する式(り の液晶性化合物 式(I)の化合物を0.1ないし30重量%の、好まし
くは1ないし20重量%の、最も好ましくは2ないし1
5重量%の量で硫化アリーレン重合体に添加する。
式(I1)に相当する化合物: 式(I+)に対応する好ましい基R3は1ないし30個
の、最も好ましくは1ないし22個の炭素原子を存する
アルキル基、たとえばCH3、C2H,、C,H,、C
,H,、Cs Hl11Cg )(r s、C+ s 
H3いC、、H,3、C、、H、、、C11H3y、C
,、H,、およびCod(4%であり、基CH,が特に
好ましく、また、式(!rD 、(Illa )および
(IV) : 式中、 xは水素、ハロケン、NO2、C,−C,−フルキル、
C,−C,−シクロアルキル、C6Cl4−アリール、
O−C,−C,−アルキル、0−C,−C,−シクロア
ルキル、フッ素化C,−C4−アルキル、フッ素化C、
−C、−シクロアルキルおよびフッ素化Cl−Cl4ア
リールを表す(“フッ素化“の語は既に上に定義した意
味を有する)。
に相当する芳香族基も好ましい。
式(V)および(Vl)に相当する芳香族基が基R3と
して特に好ましい: 式中、 Rは水素、ハロゲンたとえばフッ素、または塩素、C,
−C,−アルキル、CS+ C、−シクロアルキル、O
−Cr −C4−7/l/1−/l/、0CzCh−シ
クロアルキル、7ツ素化C1−C,−アルキルまたは7
ツ素化 C、−CS−シクロアルキルを表す(“フッ素
化“の語は上に定義した意味を有する)。
式中のRが水素である式(V)および(Vl)の芳香族
基が特に好ましい。
基R3−Cを誘導する好ましいモノカルボン置 酸には、とりわけ、安息香酸、4−メチル安息香酸、4
−メトキシ安息香酸および4−ビフェニルカルボン酸が
含まれる。これらの中で特に好ましいものは、とりわけ
、安息香酸、4−メチル安息香酸および4−ビフェニル
カルボン酸である。
式(I1)中の二価の芳香族基(Arつには、以下の式
: (I) ( この各式において、 R′ないしR9はC−□04−アルキル(好ましくはメ
チルまたはエチル)、C,−C,−アルコキシ(好まし
くはメトキシまたはエトキシ)、C5−C,。−アリー
ルもしくはアリールオキシ(好ましくはフェニル、フェ
ニルオキシ、ナフチル、ナフチルオキシ、ビフェニル、
ビフェニルオキシ、トリルもしくはトリルオキシ)、c
y−c、、−アルキルアリール(好ましくはベンジル)
、ハロゲン(好マしくは塩素もしくは臭素)または水素
を表し、核とヒドロキシル基との間の原子価と、核とカ
ルボキシル基との間の原子価とは45ないし180’の
角度を形成する に相当する芳番族ヒドロキシカルボン酸のベースとなる
基が可能である。
以下のものは、好ましい芳香族ヒドロキシカルボン酸で
ある:4−ヒドロキシー3−メチル安息香酸、4−ヒド
ロキシ−3−メトキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安息香
酸、3−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2
−ナフトン酸。4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキ
シ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−す7トン酸が特
に好ましい。
上記の芳香族ヒドロキシカルボン酸は好ましくは、カル
ボキシル基に対して対称的(I,4−7エニレンもしく
は2.6−ナフチレン、または4,4′−ジフェニル位
)に配置したOH基を有する。
式(If)に対応する二価の芳香族基(A r’)には
、式(IX) : HO−Z−OH(IX) 式中、 2 は6ないし30個の炭素原子を有する二価の、単核
または多核の芳香族基を表し、Zの構造は2個のOH基
がそれぞれ直接に芳香族系の炭素原子に結合しているよ
うなものであり、2個の原子価は45ないし180’の
角度を形成している に相当するジフェノールのベースとなる基が可能である
上記の芳香族基は1ないし4個のC,−C。
アルキル、C,−C,−アルコキシ、フェニル、フェノ
キシ、ベンジルまたはハロゲン基(好ましくは塩素また
は臭素)により置換されていてもよく、m/p−7エ=
レン、2,6−または1.5−す7チレンおよび4.4
゛−ジフェニレン基のみならず、酸素、硫黄、カルボニ
ル、スルホニルもしくはアゾメチン、C+C+sの、好
ましくはC,−C4のアルキレンもしくはアルキリデン
、(アルキル置換)シクロヘキシレンもしくはシクロへ
キシリデン、または−〇(CH,)、0− (ここで 
n は2ないし4である)により結合しているフェニレ
ン基を含有していてもよい。
以下のものは、好ましいジフェノールの例である:ハイ
ドロキノン、 4.4’−ジヒドロキシジフェニル、4
.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4’−
ジヒドロキシジフェニルエタン、4.4’−ジヒドロキ
シジフェノキシエタン、 3.5’−ジヒドロキシジフ
ェニル、 3.5’−ジヒドロキシジフェニルエーテル
、1,5−ジヒドロキシナフタレン、2.6−ジヒドロ
キシナフタレン、1.4−ジヒドロキシナフタレン、メ
チルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、エチル
ハイドロキノン。2.2’−ジメチル−4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニル、3.3’、5゜5′−テトラメチ
ル−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、1.2− (
2−クロロ−4−ヒドロキシフェノキシ)−エタン、4
−メトキシ−2,6−ジヒドロキシナフタレン、レゾル
シノール、3.4’−ジヒドロキシジフェニル、1.6
−ジヒドロキシナフタレン、l。
7−ジヒドロキシナフタレン、2.7−ジヒドロキシナ
フタレン、4−クロロレゾルシノール、4−7エニルレ
ゾルシノール、4−エトキシレゾルシノール、2.5−
ジクロロ−1,6−ジヒドロキシナフタレンおよび4−
メトキシ−2,7−ジヒドロキシナフタレン。
ハイドロキノンおよび4.4′−ジヒドロキシジフェニ
ルが特に好ましいジフェノールである。
式(I+)の二価の基(R4)には、式(X):HOO
C−R’−COOH(X) 式中、 R4はC,H!。
(ここで、 mは0ないし40、好ましくは0ないし20または30
ないし38を表す) を表す に相当するジカルボン酸のベースとなる基、または好ま
しくは、6ないし24 Hの、好ましくは6ないし16
個の炭素原子を有し、2個の原子価が45ないし180
@の角度を包含する二価の芳香族基が可能である。この
二価の芳香族基は、■ないし4個のC,−C4−アルキ
ル、C,−C,−アルコキシ、フェニル、フェノキシも
しくはベンジル基により、またはハロゲン(好ましくは
塩素または臭素)により置換されていてもよく、1.4
− フェニレン基および1.5−または2,6−ナフチ
レン基、ならびに4,4′−または3.5′−ジフェニ
レン基のみならず、酸素、硫黄、カルボニル、スルホニ
ル、C+  C4のアルキレンもしくはアルキリデン、
シクロヘキシレンもしくはシクロへキシリデン、または
−〇 (CHz)−0(ここで n は1ないし 4 
である)により(好ましくは対称(“バラ位置)置換で
)結合しているフェニレン基を含有していてもよい。
以下の脂肪族ジカルボン酸が好ましい:シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、トリメ
チルアジピン酸、セバシン酸、ドデカン二酸および二量
体脂肪酸。
シュウ酸、アジピン酸、セバシン酸および二量体脂肪酸
を使用するのが特に好ましい。
好ましい芳香族ジカルボン酸には、その基が以下の二価
の基をベースとするものが含まれる:その2個の結合が
同軸的l二進の方向に延びる1、4−7エニレン、l、
4−ナフチレンまたは4.c−ビフェニレン、その逆方
向に延びる21’[の結合が相互に平行関係にある 1
.5−ナフチレン基、2.6−ナフチレン基および3,
5′−ビフェニレン基、ならびにその2個の結合が隣接
原子に位置せず、同軸的にも平行にも逆の方向には延び
ていない1゜3−7エニレン基、l、3−1l、6−1
1.7− もしくハ2,7−ナフチレン基または3,4
′−ビフェニレン基。
以下のものは好ましい芳香族ジカルボン酸である:l、
4−ナフタレンジカルボン酸、l、5−す7タレンジカ
ルポン酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニ
ル−4,4’−ジカルボン酸、ビフェニル−3,3/−
ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフェニルエーテル−4,4′−ジカルボン酸
、メチルテレフタル酸、メトキシテレフタル酸、クロロ
テレフタル酸、4−クロロナフタレン−2,7−ジカル
ボン酸、2,6−および2.7−す7タレンジカルボン
酸、ビフェニル−3゜4′−ジカルボン酸、4−メチル
イソフタルメチルイソフタル酸、ジフェニルエーテル−
4.4’−ジクロロ−3.3′−ジカルボン酸ならびに
イソ−およびテレフタル酸。
イソ−およびテレフタル酸が特に好ましい。
使用するジカルボン酸は排他的に脂肪族のものであって
も、芳香族のものであっても、または二者の混合物であ
ってもよい。芳香族ジカルボン酸を少なくとも部分的に
使用するのが好ましく、最も好ましくは、芳香族ジカル
ボン酸のみを使用する。
式(I+)の二価の基(R′)には、式(XI) :H
2N−R’−Y (XI) 式中、 ReはC 、H !。
(ここで、 mは3ないし40、好ましくは6ないし12を表す) および5ないし20個の、好ましくは5ないし15個の
炭素原子(5もしくは6個の環炭素原子)を有する環状
脂肪族基を表し、YはOH%COOH もしくはNH,
を表すか、 または、 R5が6ないし24個の炭素原子を、好ましくは6ない
し16個の炭素原子を有する二価の芳香族基を表す に相当するアミノ化合物のベースとなる基が可能であり
、その2個の厘予価は45ないし180’の角度を形成
する。この二価の芳香族基は、1ないし4個のC r 
− C 4−アルキル、C,−C,−アルコキシ、フェ
ニル、フェノキシもしくはベンジル基により、またはハ
ロゲン(好ましくは塩素または臭素)により置換されて
いてもよく、フェニレン基、ナフチレン基およびビフェ
ニレン基、ならびに酸素、硫黄、カルボニル、スルホニ
ル、C,−C,のアルキレンもしくはアルキリデン、シ
クロヘキシレンもしくはシクロへキシリデン、または−
o(cHx)、o− (ここでn は1ないし4である
)により結合しているフェニレン基により置換されてい
てもよい。
脂肪族アミノカルボン酸に替えて、対応するラクタムを
使用することもできる。たとえば ε−アミノカプロン
酸に替えてカプロラクタムを使用することができる。
以下のものは、好ましい(環状)脂肪族アミノカルボン
酸である:ε−アミノカプロン酸およびカプロラクタム
、ω−アミノウンデカン酸、ω−アミノドデカン酸およ
びラウリルラクタム、ならびに4−アミノシクロヘキシ
ルカルボンアミノ安息香酸および6−アミノル2−ナフ
トン酸が好ましい芳香族アミノカルボン酸である。ε−
アミノカプロン酸またはカプロラクタム、4−アミノ安
息香酸および6−アミノ−2−ナフトン酸が特に好まし
い。
以下のものは好ましいアミノフェノールの例である:3
−アミノフェノール、4−アミノフェノール、3−アミ
ノ−2−メチルフェノール、3−アミノ−4−メチルフ
ェノール、5−アミノ−1−す7トール、6−アミノ−
l−ナフトール、5−アミノ−2−ナフトール、7−ア
ミノ−2−ナフトール、8−アミノ−2−ナフトール、
6−アミノ−2−す7トールおよび4′−アミノ−l−
ヒドロキシビフェニル。4−アミノフェノール、3−ア
ミノフェノールおよび4′−アミノ−l−ヒドロキシビ
フェニルが特に好ましい。
式(II)に相当する好ましいオリゴマーは、平均とし
て3ないし25個の、好ましくは4ないし201′lI
ilの芳香族部分構造を含有し、その芳香族部分構造が
式(I)において定義した意味を有するものである。
上記の式(I)のエステルの製造は、たとえば未公開の
西ドイツ特許出願P 3 824 365.2に与えら
れた示唆に従って、すなわち、対応するフェノール性化
合物またはそのアルカリ金属塩と芳香族カルボン酸の適
当な反応性誘導体との、公知のエステル化法による反応
で実施することができる。
式(II)に相当する上記の化合物は、熱互変性(th
ermotropic) L C 重合体の製造(直接
エステル化法(E P−A 00 8F3 546) 
)にも使用される公知の無溶媒エステル交換法、酢酸エ
ステル法(E P−A Of 02 719および13
4 204)ならびにカルボン酸フェニルエステルとジ
フェノールトノ無溶媒エステル交換(ジフェニルエステ
ル法( E P −A 072 540, 070 5
39、024 499および45 499、D E−O
 S 20 25 971ならびに EP070 53
9および132 637) ”)により製造する。
式(II)に相当する化合物は、本件出願人自身の未だ
公開されていない西ドイツ特許用@P3 83J 12
1.6に記載されている。
式(Iりの化合物は最も好ましくは酢酸エステル法およ
び/またはジフェニルエステル法により製造する。これ
らの化合物は4000 g1モル以内の、好ましくは2
500 g1モル以内の平均分子量(数平均)を有する
、上記の構造単位と分子量との双方が不規則に分布して
いてもよい、また、液晶性を有するオリゴマー混合物で
ある。これらは添加剤として、(I)に与えた量でポリ
硫化アリーレンに導入する。脂肪族単位を含有しない式
(Iりの液晶性オリゴマー化合物が好ましい。
本件液晶性添加剤(I)および/または(II)は単独
にでも、いかなる混合物としてでも使用することができ
る。これらは好ましくは1ないし20重量%の、最も好
ましくは2ないし15重量%の量で使用する。
本発明記載のポリ硫化アリーレン成形用組成物の製造は
、好ましくは無溶媒で実施する。熱可塑物の加工に通常
使用される全ての混合法、たとえば混練( knead
 ing)または押出しが、本発明記載の硫化アリーレ
ン重合体の製造に適している。
本発明記載のポリ硫化アリーレン成形用組成物はまた、
添加剤C)、たとえば強化性物質(たとえばガラス繊維
または鉱物質充填剤)、UV安定剤、最北防止剤、可塑
剤、流動化剤、造核剤、重合体合金の混合相手(pol
ymaric alloying partner)、
(たとえば衝撃強度改良剤)、耐炎剤および他の添加剤
を、硫化アリーレン重合体と本発明に従って使用する添
加剤B)との重量の合計を基準にして0.001ないし
約300重量%の量で含有していてもよい。
本件改質ポリ硫化アリーレン成形用組成物は、その高い
結晶化度と組み合わせられた低い熔融粘性を特色として
いる。本件組成物は公知の方法で、たとえば成形品、フ
ィルムおよび他の製品の製造用に加工することができる
本発明に従って改質した硫化アリーレン重合体はまた、
たとえば繊維、単繊維およびフィラメントの製造Iこ有
利に使用することができる。本発明に従って使用する液
晶性添加剤の硫化アリーレン重合体への添加はまた、熔
融紡糸に特に有利である。この目的には、個ffl+に
混和した材料を使用することもでき、これに替えて、紡
糸工程中に、紡糸ダイの前のいかなる点においても、各
添加剤を硫化アリーレン重合体に、たとえば熔融前の粒
状体に、または熔融物に添加することもできる。工程の
信頼性を増加させるためには、一定の温度において紡糸
装置中の、特に紡糸ダイの領域における圧力の上昇を減
少させることがしばしば望ましい。これは、本発明に従
って改質した硫化アリーレン重合体を使用すれば可能で
ある。
本発明記載の硫化アリーレン重合体を使用すれば、これ
に替えて、多くの場合に既に限界的なレベルに達してい
る紡糸温度を熔融粘性に変化を与えることなく低下させ
ることができ、したがって圧力の上昇を抑制することが
できる。これにより分解反応、ならびに、品質および加
工性に不利益な影響を与える副反応を抑制することが可
能である。また、温度の低下により、たとえばPPSを
紡糸する際に、紡糸ダイの外側領域における(たとえば
ダイの開口部における)低分子量成分の沈積を減少させ
ることが可能になる。結果として、紡糸した材料中の粘
着しあうフィラメントの数が減少し、単繊維および繊維
中の太い領域対細い領域の比率(ratio of t
hick/1hin areas)が低下したものが得
られる。
本発明記載の硫化アリーレン重合体はまた、繊維製造の
次の段階、たとえば延伸(stretching)、巻
@ (crimping)および固定(f ixing
)における加工の信頼性を増加させる。このことは特に
、糸を延伸した場合のけば(fluff)形成の減少に
現れる。このことは、ひいては全体としての後処理速度
の増加を可能にする。
本発明記載のポリ硫化アリーレン成形用組成物より得ら
れる紡糸した繊維はまた、より均一な密閉した(clo
sed)表面構造を特色としている。このことは、単繊
維および無@ (endless) yイラメントヤー
ンに特に適している。
これと異なる指示のない限り、熔融粘性はコントラヴイ
ス(Contravis) RM 300板−円錐(p
laie−cone)粘度計を用いて測定し、DSC測
定はパーキン・エル? −(Parkin−Elmer
) D S C系7装置を用いて行った。
DSC測定により決定した冷却時の結晶化エンタルピー
(ΔHE)を、結晶化度の相対的尺度として使用した。
実施例 実施例 l(本発明記載のものではない)本発明に従っ
て使用する式(I)に相当する低分子量液晶性エステル
の、P 3824365.2に従う製造例 第1段階; 4−ヒドロキシ安息香酸4−ヒドロキシフ
ェニル p−ヒドロキシ安息香91138.1gとハイドロキノ
ン110.1 gとを、ホウ酸2gおよびi酸2.5g
とともに、900 raQのキシレン中Iこけん濁させ
、もはや水が分離しなくなるまで還流下で加熱する。生
成物を吸引濾過し、乾燥し、着炭酸水素ナトリウム溶液
で洗浄し、再度乾燥し、5001I!12のアセトンに
溶解させる。この溶液から溶解しない物質を熱時に濾別
し、生成物を水から沈澱させ、吸引濾過し、乾燥する。
収量:182g 融点:  245−247℃。
第2段階:4−(4−メチルベンゾイルオキシ)−安息
香II 4− (4−メチルベンゾイルオキシ)−フェ
ニルエステル 4−ヒドロキシ安息8M4−ヒドロキシフェニル345
.3 gとピリジン249gとを3000 mQの塩化
メチレンにけん濁させ、このけん濁液に4−メチル安息
香酸塩化物460gを、0°Cで3時間かけて添加する
。ついで、この反応混合物を室温で14時間撹拌する。
真空中で溶媒を蒸留除去し、残留物を1.4 Qの5%
塩酸とともに撹拌する。
不溶性の生成物を吸引濾過し、中性になるまで水で洗浄
し、乾燥する。
収量:643g(理論量の85%)。
190−350℃の範囲の偏光顕微鏡下で、液晶相を検
出することができる。
実施例 2 320℃において37  38Pasの熔融粘性と10
0 s”−’の剪断勾配とを有する PPS 粒状体5
0 gを丸底フラスコ中で、1.5 gの4−(4−メ
チルベンゾイルオキシ)−安息香酸4−(4−メチルベ
ンゾイルオキシ)−フェニルエステル(LCエステル第
6号)と窒素下で混合(約3重量%の混合物中添加剤含
有量に相当)し、この混合物を320℃に加熱し、撹拌
により均質化した。
重合体が融解したのち、この混合物を全体で30分撹拌
した。ついで、加熱浴を取り外し、混合物を室温に冷却
し、試料を切削(chop) した。
DSC試験および熔融粘性測定の結果は表1に与えであ
る。
実施例 3 P550gと実施例1に記載したものと同一の液晶性添
加剤5.5g(−10重量%)との混合物を実施例1に
記載した方法で製造した。
DSC試験および熔融粘性測定の結果は表1に示しであ
る。
表  1 添加剤の量  SV*’    AH工実施例 (重量
%)   (P A S )   (J /g)2  
   3     28   44.13    10
     17   45.5PPS    −37−
3844,4 木)320℃、100 s−’における熔融粘性。
実施例4および5 5重量%の、および10重量%の4−ベンゾイルオキシ
安息香酸4−(4−ベンゾイルオキシ)−フェニルエス
テル(LCエステル15 号) ヲ用いて、実施例2の
記載と同様にして PPS  を改質した。熔融粘性値
は表2に示しである。
表  2 添加剤%    SV (PAS) 実施例  (重量%)    (320℃、 100 
s−’)5 3 5       10 O PPS 4 実施例6および比較例1 これらの実施例および比較例は、本発明に従って使用す
る添加剤の、ポリ硫化アリーレン繊維の製造に対する有
利な効果を示すものである。
140 Pas (320℃/毎秒10りの熔融粘性を
有するポリ硫化アリーレンを押出し紡糸装置中で熔融し
、紡糸して多フィラメント糸を形成させる。ついで、こ
の紡糸した材料を2段階後処理工程にかける(比較例1
)。
同一の粒状体から5%の4−ベンゾイルオキシ安息香酸
4〜(4−ベンゾイルオキシ)−7エ二ルエステル(L
Cエステル第5号)と混和して製造した PPS を、
同様の工程で紡糸した。
紡糸条件および後処理条件、ならびに得られたフィラメ
ントヤーンの機械的性質および熱的性質は、表3に概括
しである。
表  3 紡糸条件 融点(0C) 押出し構出口 ダイブロック 圧力上昇(バール) 押出し機 紡糸ポンプ ダイ(開口数/直径 xチャンネル長) スクリーンフィルター (メッシュ幅Xnm) 引出し速度(m/分) 紡糸張力 実施例6 31 14 0 3 3010.2 ×0.4 2 50 17.7 比較例1 30 15 0 0 3010.2 ×0.4 2 50 18.3 後処理条件 段階1:(前延伸) 延伸温度(°c)      88     88延伸
度       1 : 3.64  1 : 3.6
4段階2:(後延伸+固定) 延伸1度(’0)      160    160延
伸度       1:1゜3  1:1.3全延伸度
      1 : 4.73  1 : 4.73固
定温度(℃) (加熱ガレット)    190     203繊維
データ (フィラメントヤーン) タイター(60〜フイラメント) (d tex)         235    23
7強度(HzK −最大引張り力) (cN /dtex)        4−52   
 3.9伸長(H2KD  = 最大引張り力に おける伸長(%’)     16.3    15.
1E−モデュラス(cN/dtex)  57.0  
  47.6TMA 破壊(’O)     277 
   277煮沸収縮(%)        0.15
    0.3表3のデータから見られるように、本発
明記載のpps i放物から得られる繊維は、比較試料
からのものよりもかなり優れた性質を有する。
その上、実施例6に用いた組成物は、比較試料よりも容
易に、かつ迅速に後処理することができる。比較試料を
後処理する場合には、より大きな速度で毛細管引裂き(
capillary tear)を生ずる。比較試料で
は、けばの形成もかなり増加する。
このことは、比較試料のフィラメントヤーンの機械的性
質(強度、E−モデュラス)がより劣ることに反映して
いる。
本発明記載のPPS 組成物から得られる糸のより均一
な、かつ、より平滑な表面構造は、ラスター電子顕微鏡
(REM)写真(第11第2、および第3図)を添加剤
を用いて処理していない繊維の同様な写真(第4、第5
および第6図)と比較すれば、明らかに認められる。
実施例 7(本発明記載のものではない)P 3831
121.8記載の無溶媒エステル化による10個の芳香
族部分構造を含有する、式(II)に相当する低分子量
液晶性エステルの製造例。
p−ヒドロキシ安息香酸3−31 kg、ハイドロキノ
ン2.64 kg、安息香酸1.95 kg、イソフタ
ル酸2.66 kg、無水酢酸7.49 kgおよびマ
グネシウム粉末0.91 gを250のオートクレーブ
に秤量、導入した。この内容物を、毎時40 Qの速度
で導入した窒素流下で150°Cに加熱する。この温度
に達したのち、オートクレーブの内容物を激しく撹拌し
ながら、この温度に半時間維持する。
続いて蒸留が減速しtこところで、撹拌しながら温度を
段階的に270°Cに上昇させ、最終段階において30
ミリバールの真空を適用した。生成物をオートクレーブ
から取り出し、大きさを減少させた。収量:  8.8
7 kg (96%)この不規則な構造のII型の物質
は、190ないし350℃の範囲で、偏光顕微鏡下で液
晶相を示す。
実施例8および比較例2 ガラス繊維および鉱物質充填剤を用いて強化した、5重
量%の実施例7に従って製造した10個の芳香族部分構
造を有する式(I1)の低分子量液晶性エステルを含有
する、または LCエステルを含有しないPPS 組成
物を、ウニルナ−・フライプラー(Werner an
d Pflsiderer) Z S K32型二軸押
出し機中、323−325℃で製造した。
機械的試験および粘性測定の結果は表4に記載しである
表  4 LCエステル (実施例7を参照) 灰分含量(%) E 、(M P a) 引張り強度(MPa) 熔融粘性”   1000 s−” 実施例8 比較例2 54.2 1074 53.5 01 56.7 1265 53.8 65 (320°C)    1500 s−’    94
     161高圧毛細管粘度計、L/D  −30 この実施例は、本発明記載の成形用組成物が極めて良好
な*械的性質を保持しながら、はるかに低い粘性を有す
ることを示す。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、A)70ないし99.9重量%のポリ硫化アリーレ
ン、好ましくはポリ硫化p−フェニレン、B)  0.
1ないし30重量%の1種または2種以上の式(I): 式中、 Arは単核であっても多核であってもよく、多核基の場
合には化学結合により連結していても融合した基であっ
てもよい、6−20個の炭素原子を有する芳香族基を表
し、 R1およびR2は相互に独立にH1塩素、O−C,−C
,−アルキル、O−C,−C,−シクロアルキル、O−
C、−C1,−アリール、C,−C,−アルキル、Cs
Cs−シクロアルキル、cm  Cl4−アリール、フ
ッ素化CIC,−アルキル、フッ素化C,−C,−シク
ロアルキル、7ブ素化CaC+4−アリール(すなわち
、フッ素化したアルキル、シクロアルキルもしくはアリ
ールにおいて、相当するフッ素化していないアルキル、
シクロアルキルもしくはアリールと比較して、少なくと
も1個の、多い場合には全ての水素原子がフッ素原子に
より置き換えられているもの)、または式(I)/a)
ないしく1)/12)0        x (基(I)/a)ないしく I ) IQ>はその順に
示しである) (これらの各式において、 X も上に R1およびR2に関して定義したHないし
 フッ素化C1c 14〜アリールの基を表す) の一つに相当する基を表し、 また、上記の式(I)において、 MlおよびM2は同一であっても異なっていてもよく、
以下の式1.1ないし1.11ニーN−N−−CH−N
−−CH−CH−−N=N−および−N=CH− ↓ (式(I,1) −(I,11)はその順に与えである
) に相当する二方向に結合している基を表しm はO,l
または2であり、 n は1または2であり、 0 は12.3または4であり、 p はOまたは1であるが、 p が0である場合には、 R2には(Ia )、(Ib)、(Ic )または(I
d)のみが可能である に相当する一般的構造型の低分子量液晶性エステルおよ
び/またはエステルアミド、 および/または 構造単位が不規則に分布している式(I+)  :(I
1) 式中、 R3はアルキル基、好ましくはメチル基を表すか、また
は置換されていることもある、好ましくは一置換もしく
は二置換されているアリール基、好ましくはフェニル基
を表しくR”−Cは常に末端基である)、 ぎ Ar&は6ないし24個の炭素原子を有する、(R3の
場合と同様の置換基により)置換されていることもある
二価の、単核または多核の、多核基の場合には直接に結
合していても融合していてもよい芳香族基を表し、 Ar’は6ないし30個の炭素原子を有する、置換され
ていることもある二価の、単核または多核の、多核基の
場合にはその連結の形状が異なっていてもよい芳香族基
を表し、R4およびR5はC,H,、を表す (ここで、 mは0ないし40(Rつまt;は3ないし40(R’)
である)か、 または、 置換されていることもある二価の単核または多核の、多
核基の場合には化学結合により連結していても融合によ
り結合していてもよい芳香族基を表してもよく、 Y′はO,CまたはNHを表し、式 C−R”の末端基に連結している場合には0 または 
NHを表し、 b は0ないしIc1好ましくは0ないし8、最も好ま
しくはOないし4であり、 Cは1ないし9、好ましくは1ないし7、最も好ましく
は1ないし4であり、 d はOないし9、好ましくはOないし7、最も好まし
くはOないし3であり、 e はOないし3、好ましくはOないし2であり、 閣 末端基は式R’−Cに相当する型の構造要素により形成
される に相当する構造型の液晶性オリゴマーエステルおよび/
またはエステルアミド、 ならびに、 C) 任意に、成分A)およびB)の重量の合計を基準
にして0.001ないし約300重量%の他の添加剤よ
りなることを特徴とする新規な、高度に流動性のポリ硫
化アリーレン成形用組成物。
2、上記の式(I)および/または(TI)に相当する
添加剤を好ましくは1ないし20重量%の、最も好まし
くは2ないし15重量%の量で使用することを特徴とす
る、上記の第1項記載の高度に流動性のポリ硫化アリー
レン成形用組成物。
3.好ましくは以下のもの: (I,A)  m = 0、n  −11o  ” 1
およびp=oである、旦個の芳香族部分構造を有する式
(I)に相当する液晶性化合物 式(+ 、A) (+、B)  ここでも m−0、n−1、o=1およ
びp−oである、4個の芳香族部分構造を有する式(I
)の液晶性化合物 (+、C)  m  =  n  −o  −p  −
1である、5個の芳香族部分構造を有する式(I)の液
晶性化合物 式(I,B) X’−H CH。
CH3 F 3 1 X”−H CH。
OCH。
 F 3 1 (+、D) ここでも である、7 個の芳香族部分構造を有する式(I) %式% を式(I)1こ相当する添加剤として使用し、式(I1
)に相当する添加剤としては、好ましくは平均で3−2
0個の、最も好ましくは4−20 (:mの本件明細書
の本文に定義した意味を有する芳香族部分構造を有する
ものを使用し、上記の式(I1)の添加剤が4000 
g1モル以内の、好ましくは2500 g1モル以内の
平均分子量(数平均)を有するものであることを特徴と
する、高度に流動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物
4、式(I+)の液晶性化合物に使用する構造単位が、
好ましくは4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸、4−
ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安
息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2
−ナフトン酸、ハイドロキノン、4.4′−ジヒドロキ
シジフェニル、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエー
テル、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエタン、4.
4′−ジヒドロキシジフェノキシエタン、3.5’−ジ
ヒドロキシジフェニル、3.5’−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル、l、5−ジヒドロキシナフタレン、2.
6−ジヒドロキシナフタレン、1.4−ジヒドロキシナ
フタレン、メチルハイドロキノン、フェニルハイドロキ
ノン、2.2’−ジメチル−4,4′−ジヒドロキシジ
フェニル、3.3’、5.5’−テトラメチル−4,4
′−ジヒドロキシジフェニル、 1.2− (2−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェノキシ)−エタン、4−メトキ
シ−2,6−ジヒドロキシナフタレン、レゾルシノール
、3.4’−ジヒドロキシジフェニル、1,6−ジヒド
ロキシナフタレン、1.7−ジヒドロキシナフタレン、
2.7−ジヒドロキシナフタレン、4−クロロレゾルシ
ノール、4−フェニルレゾルシノール、4−エトキシレ
ゾルシノーノペ2.5−ジクロロ−1,a−ジヒドロキ
シナフタレン、4−メトキシ−2,7−ジヒドロキシナ
フタレン、l、4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−
ナフタレンジカルボン酸、2.6−ナフタレンジカルボ
ン酸、ビフェニル−4,4’−ジカルボン酸、ビフェニ
ル−3,3’−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4
,4’−’;カルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4
′−ジカルボン酸、メチルテレフタル酸、メトキシテレ
フタル酸、クロロテレフタル酸、4−クロロナフタレン
−2,7−ジカルボン酸、2.6−または2.7−す7
タレンジカルボン酸、ビフェニル−3,4′−ジカルボ
ン酸、4−メチルイソフタル酸、5−メチルイソフタル
酸、ジフェニルエーテル−4゜4′−ジクロロ−3,3
′−ジカルボン酸、イソ−およびテレフタル酸、ε−ア
ミノカプロン酸またはカプロラクタム、ω−アミノウン
デカン酸、ω−アミノドデカン酸またはラウリルラクタ
ム、4−アミノシクロへキシルカルボン酸、4−アミノ
安息香酸、6−アミノ−2−ナフトン酸、3−アミノフ
ェノール、4−アミノフェノール、3−アミノ−2−メ
チル7エ/−ル、3−アミノ−4−メチルフェノール、
5−アミ7−1−す7トール、6−アミノ−1−ナフト
ール、5−アミノ−2−ナフトール、7−アミノ−2−
す7トール、8−アミノ−2−す7トール、6−アミノ
−2−す7トール、4′−アミノ−1−ヒドロキシビフ
ェニル、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、スペリン酸
、アゼライン酸、トリメチルアジピン酸、セバシン酸、
ドデカンニ酸、二量体脂肪酸、安息香酸、4−メチル安
息香酸、4−メトキシ安息香酸および4−ビフェニルカ
ルボン酸であることを特徴とする、上記の第1項記載の
高度に流動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物。
5、式(]■)の液晶性化合物に使用する構造単位が、
最も好ましくはハイドロキノン、4.4’−ジヒドロキ
シジフェニル、4−アミノフェノール、3−アミンフェ
ノール、4′−アミノ−1−ヒドロキシビフェニル、4
−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6−
ヒドロキシ−2〜す7トン酸、シュウ酸、コハク酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、二量体脂肪酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、1゜4−す7タレンジカルボン酸、l、
5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−す7タレンジカ
ルポン酸、4゜4′−ビフェニルジカルボン酸、アミノ
カプロン酸またはカプロラクタム、4−アミノ安息香酸
、6−アミノ−2−ナフトン酸、安息香酸、4−メチル
安息香酸および4−ビフェニルカルボン酸であることを
特徴とする、上記の第1項記載の高度に流動性のポリ硫
化アリーレン成形用組成物。
6 、0.001ないし約300重量%の添加剤C)、
たとえば強化剤、可塑剤、酸化防止剤、顔料、耐候安定
剤(またはその組合わせ)、造核剤、重合体合金成分(
耐性耐衝撃強度改良剤)、および耐炎剤を含有していて
もよいことを特徴とする、上記の第1項記載の高度に流
動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物。
7、上記の第1項記載のポリ硫化アリーレン成形用組成
物より製造した成形品、フィルム、複合材料および他の
生成物。
8、上記の第1rX記載のポリ硫化アリーレン成形用組
成物より製造した繊維、単繊維、フィラメントおよび織
布。
9、一般式(Dに相当する低分子量の液晶性エステルお
よび/またはエステルアミド、ならびに/または式(I
I)l:相当する液晶性エステルおよび/またはエステ
ルアミドの、LC−流動性改良剤としての、ポリ硫化ア
リーレンと添加剤(I)および/または(I1)との重
量の合計を基準にしてO1工ないし30重量%の量にお
ける、高度に流動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物
の製造用の使用。
10、上記の第1項記載の成形用組成物の、成形品、フ
ィルム、繊維、単繊維、フィラメント、複合材料および
他の製品の製造用の使用。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明記載の添加剤を含有する繊維セグメント
の電子顕微鏡写真である。 第2図は本発明記載の添加剤を含有する繊維の破壊表面
の電子顕微鏡写真である。 第3図は本発明記載の添加剤を含有する繊維の破壊表面
の第2図より倍率を上げた電子顕微鏡写真である。 第4図は添加剤を含有しない繊維セグメントの電子顕微
鏡写真である。 第5図は添加剤を含有しない繊維の破壊表面の電子顕微
鏡写真である。 第6図は添加剤を含有しない繊維の破壊表面の第5図よ
り倍率を上げた電子顕微鏡写真である。 図面のd・遵(内容に変更なし) 添力請If春 構兼「トc2ちシ 族178資ち゛令、イ5 仄遁と票 第2図 トー州 、8月m 手続補正書彷式) 平成2年11月5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)70ないし99.9重量%のポリ硫化アリーレ
    ン、好ましくはポリ硫化p−フェニレン、B)0.1な
    いし30重量%の1種または 2種以上の式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式 I ) 式中、 Arは単核であっても多核であってもよく、多核基の場
    合には化学結合により連結していても融合した基であっ
    てもよい、6−20個の炭素原子を有する芳香族基を表
    し、 R^1およびR^2は相互に独立にH、塩素、O−C_
    1−C_4−アルキル、O−C_3−C_6−シクロア
    ルキル、O−C_6−C_1_4−アリール、C_1−
    C_4−アルキル、C_3−C_6−シクロアルキル、
    C_6−C_1_4−アリール、フッ素化C_1−C_
    4−アルキル、フッ素化C_3−C_6−シクロアルキ
    ル、フッ素化C_6−C_1_4−アリール(すなわち
    、フッ素化したアルキル、シクロアルキルもしくはアリ
    ールにおいて、相当するフッ素化していないアルキル、
    シクロアルキルもしくはアリールと比較して、少なくと
    も1個の、多い場合には全ての水素原子がフッ素原子に
    より置き換えられているもの)、または式( I )/a
    )ないし( I )/l) ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (基( I )/a)ないし( I )/l)はその順に示し
    てある) (これらの各式において、 Xも上にR^1およびR^2に関して定義したHないし
    フッ素化C_5−C_1_4−アリールの基を表す) の一つに相当する基を表し、 また、上記の式( I )において、 M^1およびM^2は同一であっても異なっていてもよ
    く、以下の式 I . I ないし I .II:▲数式、化学式
    、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 −N=N−、−CH=N−、−CH=CH−、−C≡C
    −、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼および−N=CH− (式( I . I )−( I .II)はその順に与えてある
    ) に相当する二方向に結合している基を表し mは0、1または2であり、 nは1または2であり、 oは1、2、3または4であり、 pは0または1であるが、 pが0である場合には、 R^2には( I a)、( I b)、( I c)または(
    I d)のみが可能である に相当する一般的構造型の低分子量液晶性エステルおよ
    び/またはエステルアミド、 および/または 構造単位が不規則に分布している式(II):▲数式、化
    学式、表等があります▼ (II) 式中、 R^3はアルキル基、好ましくはメチル基を表すか、ま
    たは置換されていることもある、好ましくは一置換もし
    くは二置換されているアリール基、好ましくはフェニル
    基を表し (▲数式、化学式、表等があります▼は常に末端基であ
    る)、 Ar^aは6ないし24個の炭素原子を有する、(R^
    3の場合と同様の置換基により)置換されていることも
    ある二価の、単核または多核の、多核基の場合には直接
    に結合していても融合していてもよい芳香族基を表し、 Ar^bは6ないし30個の炭素原子を有する、置換さ
    れていることもある二価の、単核または多核の、多核基
    の場合にはその連結の形状が異なっていてもよい芳香族
    基を表し、R^4およびR^5はC_mH_2_mを表
    す(ここで、 mは0ないし40(R^4)または3ないし40(R^
    5)である)か、 または、 置換されていることもある二価の単核または多核の、多
    核基の場合には化学結合により連結していても融合によ
    り結合していてもよい芳香族基を表してもよく、 Y′はO、▲数式、化学式、表等があります▼またはN
    Hを表し、式 ▲数式、化学式、表等があります▼の末端基に連結して
    いる場合には OまたはNHを表し、 bは0ないし10、好ましくは0ないし8、最も好まし
    くは0ないし4であり、 cは1ないし9、好ましくは1ないし7、 最も好ましくは1ないし4であり、 dは0ないし9、好ましくは0ないし7、 最も好ましくは0ないし3であり、 eは0ないし3、好ましくは0ないし2 であり、 末端基は式▲数式、化学式、表等があります▼に相当す
    る型の構造要 素により形成される に相当する構造型の液晶性オリゴマーエステルおよび/
    またはエステルアミド、 ならびに、 C)任意に、成分A)およびB)の重 量の合計を基準にして0.001ないし約300重量%
    の他の添加剤よりなることを特徴とする新規な、高度に
    流動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載のポリ硫化アリーレン成
    形用組成物より製造した成形品、フィルム、複合材料お
    よび他の生成物。 3、特許請求の範囲第1項記載のポリ硫化アリーレン成
    形用組成物より製造した繊維、単繊維、フィラメントお
    よび織布。 4、一般式( I )に相当する低分子量の液晶性エステ
    ルおよび/またはエステルアミド、ならびに/または式
    (II)に相当する液晶性エステルおよび/またはエステ
    ルアミドの、LC−流動性改良剤としての、ポリ硫化ア
    リーレンと添加剤( I )および/または(II)との重
    量の合計を基準にして0.1ないし30重量%の量にお
    ける、高度に流動性のポリ硫化アリーレン成形用組成物
    の製造用の使用。
JP2115337A 1989-05-09 1990-05-02 高度流動性ポリ硫化アリーレン成形組成物 Pending JPH03137162A (ja)

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