JPH03136789A - 電動ロボットの防爆構造 - Google Patents

電動ロボットの防爆構造

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JPH03136789A
JPH03136789A JP27310889A JP27310889A JPH03136789A JP H03136789 A JPH03136789 A JP H03136789A JP 27310889 A JP27310889 A JP 27310889A JP 27310889 A JP27310889 A JP 27310889A JP H03136789 A JPH03136789 A JP H03136789A
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motor
gas
temperature
passage
electric motor
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JP27310889A
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Satoshi Uehara
上原 敏
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は電動ロボットの防爆構造に係り、特に塗装用ロ
ボット等、引火性気体中で使用される電動ロボットに好
適な防爆構造に関するものである。
「従来の技術」 一般に、引火性気体中で使用される諸機器にあっては、
引火性気体への着火を防止して安全性を確保するために
、いわゆる防爆上の対策が施されている。
前記引火性気体中で使用される機器の一つとして、塗装
に用いられる電動ロボットが挙げられるが、従来のこの
種の電動ロボットに施される防爆構造として、各関節を
駆動させる電動モータをそれぞれ個別の密封容器内に収
納し、各電動モータに接続されるケーブルをチューブ内
に挿入し、前記密封容器内にチューブを介して非引火性
保護気体(圧縮空気)を供給してチューブ及び容器内を
大気圧以上に保つとともに、電動モータを収納する各密
封容器及びこれらに連通ずるチューブの内部の圧力を検
知する圧力センサを配置した構造のものが知られている
このような電動ロボットの防爆構造においては、密封容
器内が大気圧以上に保たれる通常の場合では、引火性気
体が密封容器内部に侵入するのを防止して、電動モータ
において火花が発生した場合における引火性気体への着
火を防止し、またなんらかの原因で密封容器、チューブ
内の保護気体が漏れてこれら密封容器、チューブ内の圧
力が下がった場合には、その旨を圧力センサが検知して
直ちに電源を停止し、引火性気体が密封容器内に侵入し
てモータの火花により着火するのを防止するようになっ
ている。
また、前記電動ロボットにおいては、この電動ロボット
の始動時に密封容器内へ空気を送り電動モータを掃気後
、空気排出バルブを閉じ、チューブの継手部等から僅か
に漏れた空気分を補充するようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、前記従来の電動ロボットの防爆構造において
は、密封容器、チューブ内の保護気体の漏れが少ないた
め、電動モータが発生する熱をこの電動モータ内に保留
してしまい、外気へ放熱させることができず、電動モー
タ内の温度上昇が大きくなり障害を発生するおそれがあ
るという問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、電動モー
タの温度上昇がある限度以上大きくなるのを防止するこ
とができる電動ロボットの防爆構造を提供することを目
的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、前記目的を達成させるために次のような構成
としている。即ち、駆動源となる電動モータを密封容器
内に収納し、該密封容器に気体流入通路及び気体流出通
路を設け、前記気体流入通路に気体供給源から外気より
高い圧力の保護気体を供給して前記気体流出通路より流
出させるようにした電動ロボットの防爆構造において、
前記密封容器に該密封容器内の温度を検出する温度セン
サを設け、該温度センサの検出信号により前記密封容器
内へ供給する保護気体の流量を制御するバルブを前記気
体通路に設けている。
「作用」 前記構成によれば、気体供給源を作動させると、この気
体供給源から気体通路を介して密封容器及びこの密封容
器内の電動モータへ保護気体が供給される。
電動ロボットを作動させると、時間の経過に伴い電動モ
ータの温度が上昇すると共に密封容器内の気体温度も上
昇する。電動モータの温度が上昇し、密封容器内温度が
温度センサの設定温度を越えるとこれを温度センサが検
出し、この温度センサの検出信号によりバルブが作動し
て密封容器内への供給保護気体流量を増加制御する。こ
れにより、密封容器内の気体温度ひいては電動モータの
温度が低下し、密封容器内温度が温度センサの設定温度
より低下するとこれを温度センサが検出し、この温度セ
ンサの検出信号によりバルブが作動して密封容器内への
供給保護気体流量を減少制御し、元の状態に復帰させる
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づき
説明する。
第1図中、■は例えば塗装用ロボットとして使用される
プレイバック型の電動ロボットであり、この電動ロボッ
トlは、基台2と、基台2上に矢印A、B方向に回動自
在に設けられた旋回テーブル3と、旋回テーブル3上に
揺動可能に起立させられた支柱4と、支柱4の上端に揺
動可能に支持されたアーム5と、アーム5の先端に回動
自在に設けられた手首機構6とから概ね構成されている
基台2内には旋回テーブル駆動用モータ(D。
Dモータ)7が第1図及び第2図に示すように設けられ
ている。
旋回テーブル3はブラケット8,9を有し、ブラケット
8には支柱駆動用モータ(D、Dモータ)lOが取り付
けられており、ブラケット9にはアーム駆動用モータ(
D、Dモータ)11が取り付けられている。
旋回テーブル駆動用モータ7、支柱駆動用モータ10.
アーム駆動用モータ11はそれぞれダイレクト・ドライ
ブモータ(以下り、Dモータという)であり、それぞれ
略同様な構成であるのでり。
Dモータ7につき第3図及び第4図を参照して説明する
D、Dモータ7は略円筒状の回転子12と略円筒状の固
定子13とよりなり、固定子13の中央には軸方向に貫
通する第1の貫通孔(中心孔)(気体通路)14が形成
され、第1の貫通孔14の周辺には回転子12を軸方向
に貫通する第2の貫通孔(周辺孔)(気体通路)15が
形成されている。
固定子13は回転子12の内周16内に挿入されており
、固定子13に軸受17.18を介して回転子12が回
転自在に支持されている。また、第2の貫通孔15は回
転子12.固定子13間の空間19に連通させられ、固
定子13には、回転子12.固定子13間の空間19に
連通ずる1個の連通孔(気体通路)20が設けれられて
いる。
回転子12.固定子13間下部には、これら回転子12
と固定子13との間の空間19と外部とを気密に遮断す
るオイルシール21が設けられている。
前記のように構成されたり、Dモータ7は第2図に示す
ように固定子13の底部が固定部として基台2内に形成
された隔壁22上に載置固定されている。基台2の内部
はこの隔壁22によりモータ収納室23と空間24とに
画成され、隔壁22の中央にはモータ収納室23と空間
(気体通路)24とを連通ずる孔(気体通路)25が設
けられている。隔壁22には通路26が設けられており
、この通路26が連通孔20と連通するように隔壁22
にり、Dモータ7の固定子13が固定して取り付けられ
ている。
D、Dモータ7の回転子12は旋回テーブル3の底面に
形成された凹部27に嵌合固定されており、この凹部2
7には第1の貫通孔14と第2の貫通孔15とを連通ず
る通路(気体通路)28が水平方向に形成されている。
また、旋回テーブル3は基台2に、軸受29を介して第
1図に示す矢印A、B方向に回動自在に支持されており
、旋回テーブル3と基台2との間にはオイルシール30
が介在させられている。そして、D、Dモータ7にはこ
のり、Dモータ7の回転子12の回転が被駆動側(可動
部)である旋回テーブル3に直接伝達されるようになさ
れている。即ち、D、Dモータ7の回転が減速されるこ
とな(1:1の比率で旋回テーブル3に伝達されてこの
旋回テーブル3が駆動されるようになされている。なお
、D、 Dモータ7は、安定した低速回転が得られるサ
ーボモータからなり、速度の切換えも電気的に行なえ、
メンテナンスにも手間がかからず、長寿命であるといっ
た特性を有する。
支柱駆動用のり、Dモータ10は前記り、Dモータ7と
略同様な構成であり、第2図に示すように旋回テーブル
3のブラケット8と支柱4の下端部に形成されたハウジ
ング31との間に組付けられている。即ち、D、Dモー
タ10の回転子32は支柱4のハウジング31に形成さ
れた凹部33に嵌入されてハウジング31に固定され、
固定子34はブラケット8に取付けられた蓋35に固定
されている。この蓋35は一端が閉塞された略円筒形の
もので、固定子34が固定される壁部36を有し、この
壁部36と外壁との間には空間(気体通路)37が形成
され、壁部36と凹部33との間にはモータ収納部(密
封容器)38が形成されている。また、壁部36の中央
にはり、DモータlOの第1の貫通孔(気体通路)39
に連通ずる孔(気体通路)40が形成されている。
蓋35の外周とハウジング31の蓋35側端部内周との
間には、これら両者間を気密にシールするオイルシール
41と軸受42とが設けられ、旋回テーブル3に蓋35
.D、Dモータ10.軸受42等を介して支柱4が第1
図に示す矢印C,D方向に揺動可能に設けられている。
従って、モータ収納部38はオイルシール41により気
密とされている。
また、蓋35にはり、DモータlOに形成された連通孔
(気体通路)43に連通ずるように通路、44が形成さ
れている。45はり、Dモータ10に形成された第2の
貫通孔(気体通路)であり、凹部33の底部には第1の
貫通孔39と第2の貫通孔45とを連通ずる通路(気体
通路)46が形成されている。
アーム駆動用のり、Dモータ11は、旋回テーブル3の
ブラケット9に固定して取付けられたモータケース(密
封容器)47内に収納され、固定子48がモータケース
47内に形成された隔壁49に固定されている。D、D
モータ11の回転子50には水平リンク51の一端の蓋
部52が固定すしており、蓋部52はモータケース47
の開口を塞ぐようにこのモータケース47の開口部に回
動自在に取り付けられている。
モータケース47の内部は隔壁49によりモータ収納部
53と空間(気体通路)54とに画成されており、隔壁
49にはモータ収納部53と空間54とを連通ずる孔(
気体通路)55が設けられている。水平リンク51は軸
受56を介してモータケース47に回動自在に支持され
、且つモータケース47の水平りンク51側端部内面と
水平リンク51の蓋部52との間はオイルシール57に
よりシールされている。従って、旋回テーブル3にモー
タケース47.D、Dモータ11を介して水平リンク5
1が揺動自在に設けられている。
モータケース47にはり、Dモータ11に形成された連
通孔(気体通路)58に連通ずるように通路59が形成
されている。60は固定子48に形成された第1の貫通
孔(気体通路)であり、61は回転子50に形成された
第2の貫通孔(気体通路)である。水平リンク51の蓋
部52の内面には、第1の貫通孔60と第2の貫通孔6
1とを連通ずる通路(気体通路)63が形成されている
水平リンク51の他端は第1図に示すように後方に延存
しており、この水平リンク51の他端には垂直リンク6
4の下端が回転自在に連結されている。垂直リンク64
の上端は第5図に示すアーム5の後端部に設けられたモ
ータ収納部(密封容器)65に回転自在に連結されてい
る。従って、D、Dモータ11の回転により直接水平リ
ンク5Iが揺動駆動されるとともに水平リンク5Iの揺
動に連動して垂直リンク64が上、下方向に変位し、こ
れによりアーム5は第1図に示す矢印E。
F方向に回動するようになされている。
アーム5のモータ収納部65は支柱4の上端に設けられ
た支持部66により回動自在に支持されており、モータ
収納部65内には第5図に示すように、手首機構6を矢
印G、H,I、J、に、L方向にそれぞれ駆動する手首
機構駆動用モータ(D、Dモータ)68,69.70が
収納されている。
各手首機構駆動用モータ68.69.70も前記り、D
モータ7と略同様な構成とされており、各り、Dモータ
68,69,70の固定子71゜72.73はモータ収
納部65内に間隔をおいて形成された壁部74.75.
76に固定されている。また、各り、Dモータ68,6
9.70の回転子77.78.79はそれぞれ軸受80
,80a:81181a;82,82aを介して固定子
71.72.73に回転自在に支持されている。
これら回転子77.78.79はそれぞれアーム5内に
同軸的に設けられた軸83.84.85に一体的に連結
されている。壁部74には孔74a。
74bが形成され、壁部75には孔75a、75bが形
成されている。
軸83は軸受86を介してアーム5の円筒部87に回転
自在に支持され、軸84は軸受88を介して軸83に回
転自在に支持され、軸85は軸受89を介して軸84に
回転自在に支持されている。
各軸83,84.85は減速機等を介することなく各り
、Dモータ68,69.70により直接駆動されるよう
になっている。前記各軸受80,81.82の隣りには
前記り、Dモータ7のオイルシール21と同様なオイル
シール21が設けられている。
軸83は手首機構6を第1図に示す矢印G、 H方向に
駆動し、軸84はかさ歯車90.91を介してケース9
2を第1図に示す矢印1.J方向に回動させ、軸85は
かさ歯車93,94.95゜96を介して治具装着具9
7を第1図に示す矢印に、L方向に回転させるようにな
されている。
98.99,100はオイルシールで、モータ収納部6
5及び各軸83,84.85の間を気密にシールしてい
る。また、軸84と壁部74と間及び軸85と壁部75
との間もそれぞれオイルシ−ルlot、102によりシ
ールされている。従って、モータ収納部65内は密閉さ
れた構成となっている。
また、軸83には回転子77に形成された複数の第2の
貫通孔(気体通路)103と連通ずる複数の貫通孔(気
体通路)104が形成されている。
軸84には回転子78に形成された複数の第2の貫通孔
(気体通路)105と連通ずる複数の貫通孔(気体通路
)106が形成されている。
軸85には回転子79に形成された複数の第2の貫通孔
(気体通路)107と連通ずる複数の貫通孔(気体通路
)108が形成されている。
また、モータ収納部65の内部には壁部74゜75.7
6により空間(気体通路)109,110、illが画
成されている。各り、Dモータ68.69.70はそれ
ぞれ空間109,110゜111内に収納されている。
各回転子77.78.79の第2の貫通孔103.10
5.107はそれぞれ貫通孔104,106.108を
介して空間109,110.11■と連通されている。
モータ収納部65の外壁及び壁部74,75゜76には
、D、Dモータ68の固定子71に形成された連通孔(
気体通路)112とり、Dモータ69の固定子72に形
成された連通孔(気体通路)113とり、Dモータ70
の固定子73に形成され、た連通孔(気体通路)114
とを連通しかつモータ収納部65の外部と連通ずる通路
115が形成されている。
また、基台2には第2図に示すように、コネクタ121
を介してチューブ(気体通路)122が接続されている
。チューブ122内にはり、Dモータ7に接続されるケ
ーブル123が挿入゛されている。また、基台2の通路
26の開口部には継手124を介してチューブ125が
接続されている。
また、蓋35にはコネクタ126を介してチューブ(気
体通路)127が接続されている。チューブ127内に
は、D、Dモータ10に接続されるケーブル128が挿
通されている。
また蓋35の通路44には、継手129を介してチュー
ブ130の一端が接続されており、モータケース47に
はコネクタ131を介してチューブ(気体通路)132
の一端が接続されている。
チューブ132内にはり、Dモータ11に接続されるケ
ーブル133が挿通されている。さらにモータケース4
7の通路59には継手134を介してチューブ135の
一端が接続されている。
一方、アーム5の後端部に設けられたモータ収納部65
には、コネクタ142を介してチューブ(気体通路)1
36の一端が接続されている。チューブ136内には各
り、Dモータ68.69゜70に接続されるケーブル1
37,138,139が挿通されている。また、通路1
15の開口端には継手140を介してチューブ141が
接続されている。
他方、第6図に示すように、コントローラ151にコネ
クタ152を介してチューブ153の一端が接続されて
おり、チューブ153の他端にはコネクタ154を介し
て冷却装置155が接続されている。コネクタ152に
はぐエアを導くためのコネクタ156が設けられており
、このコネクタ156にはチューブ157が接続されて
いる。
チューブ157は4本の分岐管に分岐されこれら分岐管
にはバルブ158,159,160.161を介してコ
ンプレッサ(気体供給源)162が接続されている。
冷却装置155には乾燥装置163が複数の連通孔16
4により連通されて付設されている。乾燥装置163に
はコネクタ165,166.167.168が取付けら
れており、これらコネクタ165.166.167.1
68にはそれぞれ前記チューブ136,132,122
,127が接続されている。
前記ケーブル123,128,133,137゜138
.139は、コントローラ151に接続され、このコン
トローラ151からコネクタ152゜チューブ153、
コネクタ154、冷却装置155、乾燥装置163を介
してり、Dモータ7.10.11.68,69.70に
接続されている。
また、通路26,44,59,115にはそれぞれ温度
センサ、171,172,173,174が取り付けら
れている。
なお、チューブ125,130,135,141にはバ
ルブ(図示せず)が設けられている。
次に、前記のように構成された電動ロボットの防爆構造
の作用について説明する。まず、電動ロボットの各モー
タに保護気体(圧縮空気または不活性ガス)を供給する
手段について説明する。
コンプレッサ151を作動させると、バルブ158.1
59,160,161、チューブ157゜153を介し
コンプレッサ151から冷却装置155へ保護気体即ち
大気圧以上の所定圧の圧縮空気が送られる。この保護気
体は、冷却装置155で冷却され、乾燥装置163で除
湿後チューブ122.127,132,136に流入す
る。
チューブ122に流入した保護気体はチューブ122よ
り基台2内の空間24内に供給され、孔25を通ってり
、Dモータ7の第1の貫通孔14内に流入する。第1の
貫通孔14内の保護気体は通路28.第2の貫通孔15
を通って回転子12と固定子13との間の空間19に流
入する。このようにして、D、Dモータ7の内部には所
定圧力(大気圧以上)の保護気体が充満し、D、Dモー
タ7内に供給された保護気体はこのり、Dモータ7を冷
却し、連通孔201通路26を通りチューブ125に至
る。このとき、オイルシール21によりり、Dモータ7
内部からの保護気体の漏れは防止される。
また、チューブ127に流入した保護気体はチューブ1
27より蓋35内の空間部37内に供給され、孔40を
通ってり、Dモータ10の第1の貫通、孔39内に流入
する。第1の貫通孔39内の保護気体は通路46.第2
の貫通孔45を通って回転子32と固定子34との間の
空間に流入する。
このようにして、D、Dモータ10の内部には所定圧力
(大気圧以上)の保護気体が充満し、D。
Dモータ10内に供給された保護気体はこのり。
DモータlOを冷却し、連通孔432通路44を通りチ
ューブ130に至る。このとき、D、Dモータ10内に
設けられたオイルシール21によりり、Dモータ10内
部からの保護気体の漏れは防止される。
また、チューブ132に流入した保護気体はチューブ1
32よりモータケース47内の空間54内に供給され、
孔55を通ってり、Dモータ11の第1の貫通孔60内
に流入する。第1の貫通孔60内の保護気体は通路63
.第2の貫通孔61を通って回転子50と固定子48と
の間の空間に流入する。このようにして、D、Dモータ
11の内部には所定圧力(大気圧以上)の保護気体が充
満し、D、Dモータ11内に供給された保護気体はこの
り、Dモータ11を冷却し、連通孔58゜通路59を通
りチューブ135に至る。このとき、D、Dモータ11
内に設けられたオイルシール21によりり、Dモータ1
1内部からの保護気体の漏れは防止される。
前記保護気体は、比較的通路面積の大きいく即ち内径寸
法が大きい)第1の貫通孔14.39゜60より供給さ
れるため、その流れが安定し、略均−な流れとなって上
述のように回転子と固定子との間の空間に供給される。
また、チューブ136に流入した保護気体はチューブ1
36より、アーム5の後端部に設けられたモータ収納部
65内の壁部74.75の孔74b、75bを通り空間
109.ito、zt内に供給される。
空間109内の保護気体は、貫通孔104.第2の貫通
孔103を通り回転子77と固定子71との間の空間に
流入し、このようにして、D、  Dモータ68の内部
には所定圧力(大気圧以上)の保護気体が充満し、D、
Dモータ68内に供給された保護気体はこのり、Dモー
タ68を冷却し、連通孔112を経て通路115に流入
し、チューブ141に至る。
空間110内の保護気体は、貫通孔106.第2の貫通
孔105を通り回転子78と固定子72との間の空間に
流入し、このようにして、D、  Dモータ69の内部
には所定圧力(大気圧以上)の保護気体が充満し、D、
Dモータ69内に供給された保護気体はこのり、Dモー
タ69を冷却し、連通孔113を経て通路115に流入
し、チューブ141に至る。
空間111内の保護気体は、貫通孔108.第2の貫通
孔107を通り回転子79と固定子73との間の空間に
流入し、このようにして、D、  Dモータ70の内部
には所定圧力(大気圧以上)の保護気体が充満し、D、
Dモータ70内に供給された保護気体はこのり、Dモー
タ70を冷却し、連通孔114を経て通路115に流入
し、チューブ141に至る。
このとき、各り、Dモータ68,69.70内に設けら
れたオイルシール21によりこれら各り。
Dモータ68.69.70内部からの保護気体の漏れは
防止される。
次に、前記各り、Dモータ7、to、11.68.69
.70の冷却過程についてさらに詳しく説明する。
電動ロボットを作動させると、時間の経過に伴い各り、
Dモータ7.10,11,68,69゜70の温度が上
昇し、各り、Dモータ7.10゜11.68,69.7
0内に連通する通路26゜44.59,115内の温度
が温度センサ171゜172.173,174の設定温
度になると、これを温度センサ171,172,173
,174が検出し、これらの温度センサの検出信号によ
りバルブ158,159,160,161のいずれかま
たは全部が開き供給保護気体流量を増加制御する。これ
により、各り、Dモータ7.10,11.6B、69.
70内の気体温度を低下させ、ひいてはこれら各り、D
モータ7、 10,11゜68.69.70を冷却する
通路26.44,59,115内の温度が温度センサ1
71,172,173.174の設定温度より下がると
、温度センサ171,172,173.174が働き、
バルブ158,159,160.161のいずれかまた
は全部を閉じ、前記り、Dモータ内への供給保護気体流
量を減少制御し元の状態に復帰させる。
前記保護気体は常時流れており、温度センサ171.1
72,173.174で検知される温度が低い時には、
前記各バルブ158,159,160.161のうちの
いずれかのバルブを1個あるいは2個のみ開き、温度が
高い時には4個のバルブ158,159,160,16
1全てを開いて流量を増やし温度調整する。
本実施例によれば、電動モータを冷却することができる
ので高温条件下でも使用でき、かつ電動モータが高負荷
の時でも電動モータの温度上昇を防止でき、また温度セ
ンサによりコントローラ。
バルブを介し保護気体流量をコントロールさせることが
可能となり無駄を省(ことができ、電動モータ駆動用ケ
ーブルも同時に冷却されるので、電力供給効率も良くな
り経済性を向上させることができ、排出される空気の温
度により現在のモータ使用状況を知ることができ、さら
に常時保護気体を流しているので内部にほこりなどがた
まりにくい。
なお、前記実施例においては、複数の0N−OFF式の
バルブで流量をコントロールしたが、1個のバルブで連
続的に流量をコントロールするようにしても良い。
また、前記バルブ158,159,160.161はエ
アの排出側すなわちチューブ125,130.135.
141側に設けてもよい。
「発明の効果」 本発明によれば、駆動源となる電動モータを密封容器内
に収納し、該密封容器に気体流入通路及び気体流出通路
を設け、前記気体流入通路に気体供給源から外気より高
い圧力の保護気体を供給して前記気体流出通路より流出
させるようにした電動ロボットの防爆構造において、 前記密封容器に該密封容器内の温度を検出する温度セン
サを設け、該温度センサの検出信号により前記密封容器
内へ供給する保護気体の流量を制御するバルブを前記気
体通路に設けたので、(1)電動モータを冷却すること
ができ、高温条件下でも使用できる。
<2’nl動モータが高負荷の時でも電動モータの温度
上昇を防止できる。
(3)電動モータのみならず、モータ駆動用ケープルを
も冷却することができるので電力供給効率が向上する。
(4)温度センサによりバルブを介し保護気体流量をコ
ントロールさせることが可能となり無駄を省き経済性を
向上させることができる、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は電動ロボットの斜視図、第2図は要部の縦断面
図、第3図はり、Dモータの概略斜視図、第4図はり、
Dモータの縦断面図、第5図はアームの断面図、第6図
は概略配管図である。 2・・・・・・基台(密封容器)、3・・・・・・旋回
テーブル、4・・・・・・支柱、5・・・・・・アーム
、6・・・・・・手首機構、7・・・・・・旋回テーブ
ル駆動用モータ(D、Dモータ)、lO・・・・・・支
柱駆動用モータ(D、Dモータ)、11・・・・・・ア
ーム駆動用モータ(D、Dモータ)、14.39.60
・・・・・・第1の貫通孔(気体通路)、15.45,
61,103,105,107・・・・・・第2の貫通
孔(気体通路)、20,43.58゜112.113,
114・・・・・・連通孔 (気体通路)24、 37
. 54. 109. 110. 111・・・・・・
空間(気体通路)、25,40,55.・・・・・・孔
(気体通路)、28,46.63・・・・・・通路(気
体通路)、38.65・・・・・・モータ収納部(密封
容器)47・・・・・・モータケース(密封容器)、6
8,69.70・・・・・・手首機構駆動用モータ(D
、Dモータ)、104,106,108・・・・・・貫
通孔(気体通路)、122,127,132,136・
・・・・・チューブ(気体通路)、155・・・・・・
冷却装置、158.159,160,161・・・・・
・バルブ、162・・・・・・コンプレッサ(気体供給
源)、163・・・・・・乾燥装置、171,172,
173,174・・・・・・温度センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動源となる電動モータを密封容器内に収納し、該密封
    容器に気体流入通路及び気体流出通路を設け、前記気体
    流入通路に気体供給源から外気より高い圧力の保護気体
    を供給して前記気体流出通路より流出させるようにした
    電動ロボットの防爆構造において、 前記密封容器に該密封容器内の温度を検出する温度セン
    サを設け、該温度センサの検出信号により前記密封容器
    内へ供給する保護気体の流量を制御するバルブを前記気
    体通路に設けたことを特徴とする電動ロボットの防爆構
    造。
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