JPH03136740A - 工作物運搬体に載せて運搬される部品の加工もしくは組立のための製作設備 - Google Patents

工作物運搬体に載せて運搬される部品の加工もしくは組立のための製作設備

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JPH03136740A
JPH03136740A JP5515890A JP5515890A JPH03136740A JP H03136740 A JPH03136740 A JP H03136740A JP 5515890 A JP5515890 A JP 5515890A JP 5515890 A JP5515890 A JP 5515890A JP H03136740 A JPH03136740 A JP H03136740A
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JP
Japan
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belt
guide
table plate
vertical guide
toothed belt
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JP5515890A
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English (en)
Inventor
Walter Sticht
バルター シュティヒト
Roland Heiml
ローランド ハイムル
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Stiwa Fertigungstechnik Sticht GmbH
Original Assignee
Stiwa Fertigungstechnik Sticht GmbH
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Priority claimed from AT0053089A external-priority patent/AT397779B/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G37/00Combinations of mechanical conveyors of the same kind, or of different kinds, of interest apart from their application in particular machines or use in particular manufacturing processes
    • B65G37/02Flow-sheets for conveyor combinations in warehouses, magazines or workshops
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P21/00Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
    • B23P21/004Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control the units passing two or more work-stations whilst being composed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、横断方向案内装置および上下方向案内装置
と、これらの案内装置から独立して取り付けた工作物運
搬体の推進装置と、相前後して取り付けた運搬軌道部分
とを備えてなり、この運搬軌道部分の各々が、隣接する
部分から独立した固有の推進装置少なくとも1個および
帯状駆動部材を取り付けた工作物運搬体に載せて運搬さ
れる部品の加工もしくは組立のための製作設備およびケ
ーシング部を具備する製作設備に関する。
同一発明者の0ε−033411452により、工作物
のための運搬軌道が互いに接合された運搬もしくはワー
クステーションからなり、これらのステーションは工作
物のための上下および横断方向案内軌道を備えた連続す
る運搬軌道を形成し、これらのステージーンに各々唯一
の、もしくは各々のステーションに複数の相前後して取
り付けた工作物のための駆動部材を配置した、自動加工
もしくは組立設備における工作物運搬体のための種々の
駆動装置が公知である。その際、特に、工作物側面に配
置し、運搬方向に対し横断方向に弾力的な押圧装置を介
してこの側面に押圧される無端環状ベルトを使用する。
それによって、回転帯状駆動部材、たとえばVベルトま
たは平ベルトの間に良好な摩擦係合が得られ、推進力を
工作物に概ね遊びなく伝達できる。この駆動システムは
特に、工作物が横断方向および上下方向案内軌道に沿っ
て互いに独立に移動し、従って、あるワークステーショ
ンが故障してもこれにかかわりなく工作物を他のワーク
ステーションに運搬できる、いわゆる緩く結合した設備
に適している。
さらに、DB−O32756422により、製作設備に
構成される加工または組立ステーションに分割して取り
付けた直線状運搬路を備えた、部品を2またはそれ以上
の段階で製造する製作設備のための駆動部材が公知であ
る。駆動及び運搬装置は、横断方向案内のために運搬方
向に対し横断方向に互いに隔たった2個の長手方向案内
軌道および長手方向案内のために1個の長手方向案内装
置を包含した、工作物および工作物運搬体のための長手
方向案内装置を備えている。長手方向案内軌道および長
手方向案内装置には、工作物もしくは工作物運搬体の外
面と摩擦係合する駆動体が置設されている。
個々の駆動体は長手方向案内装置の運搬方向で互いに隔
たっており、そのため、工作物もしくは工作物運搬体に
下方から接近することが可能である。
この駆動および運搬装置自体は、実際に有用であること
が実証されている。しかし、横断方向案内に、互いに隔
たった2個の長手方向案内軌道と種々の構成の駆動体を
用いるため、場所およびコストの理由で、その使用は多
数の応用例で非常に困難であった。
US−PS4014428により公知の加工もしくは組
立機械のための駆動配置構成において、ローラ構成を介
して上下方向および横断方向に案内される環状ベルトを
取り付けている。工作物運搬体は支持部材を介して、互
いに平行な2個のベルト構成によって支持され、それゆ
え、これらのベルトは同時に推進力を工作物運搬体に伝
達する。回転ベルトを両側に配置することにより、作業
者の傷害を防止するための安全装置に係るコストが大き
く、また、ベルトをテーブルプレートの下方に配置する
ために複雑なへこみ部や貫通孔が必要であり、製造コス
トが非常に高くなる。さらに、ベルトによって工作物運
搬体の案内と駆動を同時に行うため、ベルトの摩耗は著
しく、多数の作業工程に対する工作物運搬体の位置決め
精度も十分でない。
この種類の設備は、原則的に、いわゆる緩く結合した設
備と固く結合した設備に区別される。緩く結合した設備
の場合、工作物運搬体もしくはその車台は、完全に互い
に独立に設備に沿って移動し、1つのワークステーショ
ンで1個の装置が故障しても、他のワークステーション
における作業は一定の時間はとんど影響されない。固く
結合した設備の場合、工作物運搬体は互いに連動してい
るため、1つのワークステーション区域で故障が生じる
と、すべての工作物運搬体およびすべてのワークステー
ションがブロックする。これら2種類の設備は、いずれ
もそれぞれ独自の用途があり、固く結合した設備は、少
数のワークステーションが互いに連結している場合に用
いる。なぜならば、総稼働率は個々のワークステーショ
ンの稼働率の積だからである。緩く結合した設備は、た
いてい多数、たとえば40またはそれ以上のワークステ
ーションの連結に用いる。なぜならば、この場合、稼働
率は個々の故陣例の合成値であり、個々のワークステー
ションの稼働率の積ではないからである。
同一出願者の08−033502868、DB−033
502820、ロトロ53411452およびDB−P
S3304091により、実際において多数のワークス
テーションの連結に有用であることが実証された緩く結
合した種々の設備が公知である。工作物運搬体もしくは
その走行動作は、それぞれ互いに独立に上下方向および
横断方向案内軌道によって案内され、その際、工作物運
搬体の側面に押圧された運搬ローラを適当に用いること
によって、工作物の遊びのない横断方向および上下方向
案内が保証される。それによって、この種類の設備の全
動作を通して、駆動装置と協働した工作物運搬体の正確
な位置決めが実現する。
さらに、DB−O32640593により、個々の工作
物運搬体をチェーンコンベヤを介して結合している固く
結合した設備が公知である。この種類の設備は、これま
で量産し、もしくは多様な数のワークステーションによ
る種々のニーズに適合させることは困難であった。その
うえ、ワークステーションに取り付けた組立もしくは加
工装置にチェーンコンベヤを調節することが困難であっ
た。
Dト033134195などにより公知の固(結合した
部品加工および組立設備は、必要に応じ、補助的に運搬
装置を介して互いに結合され得る回転テーブルによって
形成される。この種類の固く結合した設備、たとえば回
転テーブルは、後から追加ワークステーションを拡張で
きず、特に、複数のワークステーションを相前後して配
置する場合、大きいスペースを必要とする。さらに、回
転テーブルの内部に取り付けた組立および操作装置もし
くは加工装置を密な配置構成により、接近、構成および
保守が非常に困難である。
さらに、DE−O32106595により、各々が運搬
軌道部分を形成し、互いに合致する形状の連結部材を介
して、その時々の製作プログラムに適合した順序で統合
製作システムに連結可能な互いに連接した複数の機械テ
ーブルからなる製作システムが公知である。このシステ
ムのために設けた機械テーブルは枠構造で製作され、多
様な荷重に抵抗できるように重厚に形成されている。こ
のような重厚な形成のために、機械テーブルは重量が大
きくなり、運搬の際も扱いにくい。
しかし、DB−O33502868により、重厚な各部
材から構成され、運搬ステーションや案内ステーション
など、種々のワークステーション用に単純に連結された
安定した機械テーブルを形成するモジュール工法による
製作装置用の機械テーブルも公知である。構造が単純で
、荷重がそれほど大きくなく、周期時間が長い割りには
、また、手作業ステーションと組み合わせた使用には、
この機械テーブルは高価すぎ、もしくは扱いにくい。
この発明の課題は、安価に製造でき、できるだけ少ない
部材からなり、それにもかかわらず運搬軌道の種々の区
域で工作物の十分正確な位置決めを可能にする部品製造
もしくは組立用の製作設備に使用する駆動および案内装
置を得ることである。
さらに、緩く結合したシステムのために、所要スペース
が少なく、種々の応用例に選択的に使用可能な作業もし
くは加工ステーション又は手作業ステーション用のケー
シング部を得ることを目的とする。
発明のこの課題は、運搬方向に対し横断方向に隔たった
2個の上下方向案内軌道を取り付け、この上下方向案内
軌道に帯状駆動部材を取り付け、推進装置が横断方向案
内軌道を形成することによって解決される。この−見単
純な解決方法の長所は、帯状駆動部材が工作物運搬体に
推進力を与え、この推進装置が同時に横断方向案内装置
として働き、従って、工作物運搬体の横断方向案内を実
行する点である。
また、帯状駆動部材が環状歯付ベルトによって形成され
、この歯付ベルトが上下方向案内軌道と平行に延び、運
搬方向に互いに隔たった2個のベルトブーりを介して横
断方向および上下方向に案内され、電動機と連結してい
る点も有利である。
なぜならば、それによって、歯付ベルトの案内のために
元来必要なベルトブーりによって、同時に工作物の横断
方向案内が得られるからである。
発明の他の実施例によれば、歯付ベルトとベルトプーリ
を運搬方向と直角な面に取り付けている。
それによって、歯切りは表面のみに突出し、もしくは作
業プレートはその時々の運搬軌道部分で上方に突出し、
作業者を挟み込む危険がないため、この作業プレートは
手作業ステーションの区域で特に有利に使用できる。
また、ベルトブーりの互いに反対に向いた側面または外
周部が、工作物運搬体の横断方向案内面に対する横断方
向案内面を形成することも有利である。なぜならば、そ
れ1ごよって、ベルト自体ではなく、ベルトの回転する
ベルトブーりの各部を工作物運搬体の横断方向案内に利
用するため、工作物運搬体と横断方向案内軌道との間に
滑り摩擦ではなく、転がり摩擦が生じるからである。
さらに、2個の横断方向案内面がほぼU字形もしくは台
形の、推進装置に向かって開いた案内路を形成し、この
案内路の基部にラックを取り付けることも可能である。
それによって、横断方向案内装置は工作物運搬体それ自
体の横断方向案内のみならず、同時に推進装置の工作物
運搬体に対する調心も行う。さらに、歯付ベルトからラ
ックに対して振動のない力の伝達が得られる。
また、歯付ベルトがラックに向いた側と、このラックと
反対側とに歯切りを付け、少なくとも駆動体と結合した
ベルトプーリに歯切りを付けることも可能である。それ
によって、電動機と歯付ベルトおよび歯付ベルトと工作
物運搬体との間の遊びを最小限に縮小することができ、
正確な推進を実現できる。
他の実施例によれば、推進装置を2個の上下方向案内装
置の間に、特にそのうち1個の推進装置に近接して取り
付け、ラックと上下方向案内装置、たとえば、硬質ガイ
ドリブに支持された案内ローラの軸とを、運搬面に対し
て概ね平行な面に取り付けている。それによって、転倒
モーメントの発生が効果的に防止され、それにもかかわ
らず、工作物運搬体もしくは工作物への下方からの、従
って、上下案内装置を支持するテーブルプレートを通し
た接近が可能となる。
さらに、推進装置のベルトプーリと帯状駆動部材に取り
付けた電動機とを共通の運搬プレートで支持し、この運
搬プレートを組立もしくは加工ステーション用のテーブ
ルプレートもしくはケーシング部で保持することも可能
である。それによって、駆動装置が単純に構成され、駆
動装置が故障した際に運搬プレート全体を電動機と一緒
に交換することによって迅速な交換が実現する。
また、上下方向案内装置もしくはこの上下方向案内装置
を形成するガイドリブと帯状駆動部材とが、テーブルプ
レートの上面から突出していることも有利である。この
突出した配置構成により、特に手作業ステーションにお
ける従業員の挟み込みの危険のために、テーブルプレー
トに危険な開口部を設ける必要がなくなり、このように
形成した駆動装置を手作業ステーション区域における工
作物運搬体の輸送にも追加の安全装置なくして使用でき
る。
他の実施例によれば、ラックの長さが、相前後して配置
した2個の推進装置の間の運搬方向における距離より大
きい。それによって、相前後する2個の推進装置の間の
移行部においても、工作物運搬体の継ぎ目のない連続し
た推進が保証される。
また、電動機を制御装置を備えたステップモータによっ
て形成することも可能である。それによって、工作物運
搬体が停止すべき位置を簡単に指定し、か、つ、随時変
更できる。
また、加工部もしくは組立部から所定の距離に応答部材
を取り付け、この応答部材を付勢すると電動機もしくは
歯付ベルトが、所定数のステップだけさらに回転するこ
とも有利である。なぜならば、それによって、計測動作
を開始する前に常にゼロ点決定が行われ、それによって
ステップモータを使用する場合も推進路を正確に守るこ
とができるからである。
他の実施例によれば、歯付ベルトがラックに向いた側に
偏平歯切りを、ベルトブーりに向いた側に鋭角歯切りを
付けている。それによって、歯付ベルトとラックにおい
て歯と歯の衝突を確実に防ぐことができ、他方で、電動
機と結合したガイドプーリによって歯付ベルトの滑りの
ない追動と位置決めが保証される。
また、少なくとも1個の側面が工作物運搬体の長手方向
中心軸の方向において上下案内装置から隔たるに連れて
傾き、この側面を相反して傾いた横断方向案内ローラに
よって支持し、反対側の側面を支持ローラによって案内
し、側面に向いたローラを弾性変形可能に、または上下
方向案内軌道に対し横断方向に調節可能に支持すること
も可能である。それによって、工作物運搬体の横断方向
調心に対し非常に高い要求が課せられる区域において、
この要求を簡単な手段で実現できる。
また、運搬面と平行な面において、上下方向案内軌道と
平行に、一重の環状歯付ベルトを取り付け、この歯付ベ
ルトの歯切り反対側のベルト面を工作物運搬体の側面に
取り付けることも可能である。それによって、電動機と
歯付ベルトとの間で遊びのない伝動が実現し、側面と歯
付ベルトとの間に推進力を伝達するための大きい摩擦面
が得られる。
他の実施例によれば、上下方向案内軌道の長手方向にお
いて互いに隔たった歯付ベルト用のベルトプーリの間に
、工作物運搬体の側面の方向に作用する押圧力を生じる
支持ローラを取り付けている。それによって、工作物の
正確な横断方向案内のほかに、正確な上下方向案内を実
現できる。
さらに、歯付ベルトのベルトブーりがばね装置を介して
上下方向案内軌道に対し横断方向に調節可能とすること
もできる。それによって、ベルト全長にわたり、歯付ベ
ルトと工作物運搬体の側面との間に均等な押圧力を得る
ことができる。
さらに、工作物運搬体の歯付ベルト反対側の側面に、運
搬面と垂直な軸を中心に回転する横断方向案内ローラ、
たとえばころがり軸受もしくはニードル軸受を取り付け
ると有利である。なぜならば、それによって、歯付ベル
トと工作物運搬体との間で大きい横断方向押圧力で作業
しても、工作物運搬体の脱線や上下方向案内装置の脱落
の危険がないからである。
他の実施例によれば、推進装置をバケット形保持装置に
取り付け、この保持装置が軸受装置を介して回転可能に
支持され、保持装置と結合し運搬面と平行に取り付けた
歯車に、この歯車と平行な面に取り付け架台に支持され
た推進装置を取り付けている。それによって、共通の推
進装置で工作物運搬体の推進および回転可能な運搬軌道
部分の駆動を行うことができる。
他の強持の実施例によれば、直線運搬軌道用および交差
運搬軌道用のケーシング部の長さおよび幅が等しく、幅
が長さより小さい。この解決の長所は、ワークステーシ
ョンにおける直線状の推進および車台のある運搬方向か
ら他の運搬方向への案内を可能にする唯一のケーシング
部を得ることに成功した点にある。それによって、互い
に平行な運搬路をできるだけ小さい間隔で収容すること
が可能なため、1人のオペレータにとって、たとえば互
いに平行な2個の運搬路にある工作物運搬体は到達距離
内にあり、従ってオペレータの作業範囲にある。
また、ケーシング部が2個の矩形のベースフレームを備
え、このベースフレームが4個の角部に配したベースフ
レームと直角な柱を介して互いに結合している点も長所
である。ケーシング部がこのように単純な構造のため、
鋳物によっても形成することができ、それによって高い
精度が得られる一方、ケーシング部の加工コストを低減
できる。
また、下部ベースフレームが垂直側壁の区域で環状固定
板部材を、上部ベースフレームがベースフレームの短辺
側縁端部の区域で直線状固定板部材を、長辺側縁端部の
区域で短辺側縁端部から互いに向かって全長の約3分の
1だけ延びる固定板部材を付けることも可能である。そ
れによって、ベースフレームの加工コストをできる限り
低減し、さらに、この加工面を介して供給装置や操作装
置などの補助装置を固定できるだけでなく、固定用板部
材およびこれに兵役した案内面を介して、ケーシング部
を基礎などの支持面から所期の距離に、たとえばアルミ
ニウム成形部材などからなる支持構造物を用いて保持す
ることも可能である。
さらに、上部矩形ベースフレームをテーブルプレートに
載置し、このテーブルプレートの上に直線状の上下案内
装置、たとえば研削加工した焼入れ鋼製ガイドリブを取
り付け、推進装置を収容するへこみ部もしくは貫通孔を
設けることも可能である。それによって、テーブルプレ
ートを種々に形成することにより、たとえば手作業ステ
ーション又は自動ステーション区域で、ケーシング部を
種々の用途に迅速に用いることができる。
さらに、側壁を直接隣接して取り付けた2個またはそれ
以上のケーシング部が、工作物運搬体のための連続した
運搬軌道を形成する点が長所である。なぜならば、ケー
シング部を連接することにより、任意の長さの運搬軌道
を得ることができるからである。
他の実施例によれば、斜壁を直接隣接して取り付けた、
少なくとも互いに平行な2列のケーシング部が、長手方
向側壁を直接隣接して取り付けている。それによって、
車台もしくは工作物運搬体の2個の運搬軌道を、非常に
小さい相互間隔で配置することができる。それによって
、特に、長手方向壁の前に座るオペレータは、直接隣接
する2列のケーシング部に配置した長手方向案内軌道を
到達範囲内に持つことができる。
また、テーブルプレートが上下案内軌道と平行なスロッ
ト状のへこみ部を付け、このへこみ部を2個の上下案内
軌道の間に、特にいずれか一方の上下案内軌道に近接し
て取り付けることが可能である。それによって、推進装
置をテーブルプレート内に埋め込むことにより、ケーシ
ング部を手作業ステーション区域で使用することができ
、さらに、ワークステーション区域で車台もしくは運搬
プレートまたは工作物運搬体にケーシング部側から接近
することが可能である。
また、推進装置を運搬プレートに取り付け、運搬プレー
トをテーブルプレートに固定し、帯状駆動部材、たとえ
ば環状歯付ベルトが所定の距離でテーブルプレートから
突出することも可能である。
それによって、標準仕様の推進装置で間に合わせること
ができ、故障時には推進装置をすばやく交換することが
可能である。
また、推進装置と同列に、かつ、この推進装置の前およ
び/または後に配置して、横断方向案内部材、特にテー
ブルプレートに水平な軸中心に回転可能な横断方向案内
ローラを備える点が長所である。なぜならば、それによ
って、運搬方向において車台の長さにほぼ相当する相互
間隔でも正確な横断方向案内が可能となるからである。
また、テーブルプレートが円形へこみ部を付け、ケーシ
ング部をテーブルプレートと反対方向に貫通する架台を
備え、この架台において保持装置を介して回転円盤をテ
ーブルプレートに垂直な軸中心に回転可能に支持するこ
とが可能である。それによって、車台を回転させ、角状
に推移する運搬路に、使用することができる。
他の実施例によれば、回転円盤が縦長へこみ部を付け、
このへこみ部で帯状駆動部材の上部車間部分がテーブル
プレートを貫通し、および突出する。それによって、車
台の推進のために回転円盤の区域でも、運搬ステーショ
ン用に設けた推進装置を使用できる。
また、縦長へこみ部と平行に、上下案内軌道を形成する
直線状の上下案内装置、たとえば研削加工した焼入れ鋼
製ガイドリブを取り付け、これらの上下案内装置の種々
の角度位置に上下案内軌道部分を運搬方向に対し横断方
向に等間隔で取り付け、特に、上下案内軌道部分がケー
シング部の長手方向側壁と平行および直角に取り付けら
れ、短辺側側壁もしくは長辺側側壁から、それぞれ回転
円盤に向いたテーブルプレートの正面縁部まで延びる点
も長所である。それによって、車台もしくは工作物運搬
体を種々の運搬路に使用しても、衝撃および振動なく、
正確に案内できる。
他の実施例によれば、保持装置が回転円盤と反対側の端
部区域において回転円盤と平行に取り付けた、特に回転
するリムと結合し、このリムが推進装置の駆動部材に嵌
入し、この推進装置が回転円盤に取り付けた推進装置と
直角に取り付けられ、しかも、この推進装置と同様に形
成されている。
それによって、回転円盤がねじれている場合も標準仕様
の推進装置を使用できる。
他の実施例によれば、保持装置を軸受装置を介して架台
でテーブルプレートに直角な軸中心に回転可能に支持し
、歯車を架台を越えて回転円盤と反対方向に突出した保
持装置の部分に取り付けている。それによって、推進装
置への接近が容易になり、駆動体故障時に推進装置を迅
速に交換できる。
また、ケーシング部および/または架台および/または
保持装置を鋳物で形成することも有利である。なぜなら
ば、それによって、原価と強度との間に経済的関係が得
られるからである。これは、特に、ケーシング部を運搬
ステーションと分岐ステーションのいずれにも使用でき
、運搬ステーションと分岐ステーションが分離している
設備に比べ総個数が著しく多いからである。
また、オペレータに最も近い長手方向案内軌道に、たと
えば平行運搬路、組立部品を載せた車台を取り付け、こ
のオペレータと反対に向いた長手方向側壁に直接隣接し
て取り付けた長手方向案内軌道に、たとえば副運搬路、
グラブバケットもしくは作業具および/または加工具を
載せることも可能である。直接隣接する2列のケーシン
グ部の奥行きが小さいため、加工もしくは組み立てらる
べき部品を乗せた工作物運搬体が通過する案内軌道の反
対側に配置された第2の案内軌道を通して、その時々に
組立に必要な適当な数と形状の部品をオペレータに容易
に供給できる。それによって、色などのデザインのみが
異なる小量生産品も正確に生産するための前提が極めて
簡単に得られる。
極めて短時間内に、オペレータが干渉することなく、不
要な部品は車台で搬出して保管区域に運搬する一方、組
立に必要な個々の部品を収容したグラブバケットを具備
した車台は、手作業区域に配置できる。
さらに、空のグラブバケットもしくはパレットを迅速に
交換できるため、部品の補給によって作業の流れは全く
、またはごく短時間しか中断されない。
以下、図面に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明す
る。
第1図には、走行部材2上に配置された構成部分3の加
工ないし組立てに使用される製造装置1が示されている
。この構成部分3は、組み立てるためにコンテナ5ない
しパレット挿入部材6内に準備されている多数の個別部
品4から形成されている。この種の製造装置にはたとえ
ば作業ステーション7と8が設けられている。作業ステ
ーション7においては従事者9によって操作、継合せ及
び加工が行われ、作業ステーション8はいわゆるCNC
モジュール、すなわち全自動の組立てないし加工ステー
ションとして形成されている。走行部材2ないしコンテ
ナ5あるいはパレット挿入部材6を前進させるために好
ましくは同種の走行部材10が用いられ、この走行部材
10は個々の走行路部分11.12によって形成された
高さ及びサイドガイドウェイ13ないし14に沿って送
り装置15によって互いに独立して、すなわちばらばら
の結び付きによって一方の作業ステーション7から他方
の作業ステーション8へ移動することができる。
個々の走行路部分11.12は移送ステーション16な
いし分岐ステーション17上に配置されている。
好ましくは同一の寸法を有しないしは任意の位置で互い
に結合することができるので移送モジュールないし結合
モジニールとも称される移送ステーション16ないし結
合ステーション17を任意の列にすることによって、こ
の種の製造装置1を構成するのに必要な主移送路18な
いし並行移送路19あるいは副移送路20を形成するこ
とができる。この主移送路18、並行移送路19及び副
移送路20を接続するために横移送路21が設けられて
いる。さらに主移送路18ないし並行移送路19を通し
て同じ走行部材2を何回も従事者9の側を通過させるこ
とができるようにするために、逆移送路22と貯蔵移送
路23を設けることも可能である。
作業ステーション8の領域にある移送ないし分岐ステー
ション16と17ないし移送ステーション24゜25の
ために、異なるように形成された送り装置15ないし2
6あるいは27を設けてもよい。
第2図〜第4図には送り装置15が示されており、この
送り装置15には反転ローラ28,29を介して回転走
行するベルト状の駆動部材30が設けられている。この
ベルト状の駆動部材30は歯付きベルト31として形成
されており、この歯付きベルトの反転ローラ28.29
側には歯32が設けられ、反転ローラと反対側にも歯3
3が設けられている。
テーブルプレート34と反対の側において歯付きベルト
31の反転ローラ28.29の間は駆動ビニオン35と
テンションローラ36を介して案内されている。
駆動ピニオン35は駆動モータ37の駆動軸と結合され
て一緒に回転する。駆動モータ37、反転ローラ28.
29及びテンションローラ36は共通の支持プレート3
8上に配置されている。支持プレート38の固定は、駆
動部材30の上側39がテーブルプレート34の上面4
1かられずかな距離40だけ突出するようにして行われ
ている。前記距離40は好ましくは大の指の平均的な厚
さと等しいかそれより小さく、このわずかな距離40に
よって、手作業場所の領域で従事者の指がテーブルプレ
ート34の上面41と走行部材10のテーブルプレート
側の下面42との間にはさまれるのが防止される。この
ような理由から、テーブルプレート34に挿入されてい
るたとえば高さガイドウェイ13のスチールレールとテ
ーブルプレート34の上面41との間の距離が前記距離
40よりも大きくない場合も効果的である。
第2図からさらに明らかなように、テーブルプレート3
4はハウジング部分44上に固定されている。
走行部材10はさらにガイドローラ45を介して高さガ
イドウェイ13上に支持されている。走行部材10のサ
イドガイドウェイ14は反転ローラ28.29のサイド
ガイド面46によって形成されている。このサイドガイ
ド面46は、走行部材10の下側42に配置されたサイ
ドガイド面47と共にガイド通路48を形成して右り、
ガイド通路48はほぼ台形の断面を有し、かつガイド通
路の下面42側の端部は開放している。
ガイド通路48の下側42に対して平行に延びる上方部
分の領域には、ラック49が挿入されており、ラックの
歯切り50は駆動部材30側を向いている。
サイドガイド面46、反転ローラ28,29の構造と、
ガイド通路48内のラック49の配置によって、走行部
材10のサイドガイドと共に駆動部材30上でのラック
49の中心決めが行われる。それによって同時に、ラッ
ク49の歯切り50に歯付きベルト31の歯切り33が
確実かつ中心決めされた状態で係合することが保証され
る。
さらに第2図から明らかなように、走行部材10上には
パレット挿入部材6が取り付けられており、このパレッ
ト挿入部材は結合装置51を介して走行部材10に支持
されている。結合装置51は最も簡単な場合には、円錐
状の端部を有する中心決めピン52から形成される。中
心決めピン52のこの円錐状の端部は、走行部材10の
表面54に設けられている同じ円錐状の凹部53に嵌入
されている。パレット挿入部材6の自重により、パレッ
ト挿入装置は走行部材10と正確な位置で結合されてい
る。中心決めピン52はパレット挿入部材6の支持板5
5を保持しており、かつ図から明らかなように円錐状の
先端と反対の端部には円錐状の凹部53が形成されてい
る。この円錐状の凹部53が設けられていることによっ
て多数のパレット挿入部材6を中心決めした位置に重ね
合わせることができる。
さらに中心決めピン52の長さ56が、支持板55に対
して垂直に測定した長さ57よりわずかでも大きく選択
されている場合には、個々のパレット挿入部材6は他の
補助手段あるいはガイド機構を用いずに直接重ね合わせ
ることができる。
特に第3図から明らかなように、走行路部分11ないし
12の途中においてベルト状の駆動部材30の前ないし
後にはサイドガイド機構58.59が高さガイドウェイ
13の長手方向に配置されている。サイドガイド機構5
8.59はローラ60によって形成されており、このロ
ーラ66は直接テーブルプレート34内に回転可能に軸
承することができる。しかしこのローラ60は、たとえ
ば反転ローラ28,29よりも小さい周面を有するもの
でよい。しかしその場合にはローラ60は反転ローラ2
8,29のサイドガイド面46と一致するサイドガイド
面46を有するので、走行部材2ないし10は高さガイ
ドウェイ13に沿って移動するときに、したがってガイ
ド通路48がまだ反転ローラ28,29に達していない
時点で、サイドガイド機構58.59によって側方も案
内されている。それによって走行部材10が高さガイド
ウェイ13に沿って前進する間に生じる望ましくない著
しい横ずれが確実に防止される。
付加的なサイドガイド機構58.59の配置によってさ
らに、送り装置15の長さ61を最小限まで短縮するこ
とも可能となり、それによってベルト状の駆動機構の延
びの違いによる不正確さないし反転ローラ28と29の
間の張り長さが大きいことによる振動を防止することが
できる。しかしそれにもかかわらず送り装置15の長さ
61は、高さガイドウェイ13の長手方向に前後して配
置された2つの走行路部分11の連続する送り装置15
間の距離61が走行部材10のラック49の長さよりも
小さくなるように選択される。それによって突き合わさ
れた走行路部分11ないし12を介して走行部材10の
継ぎ目のない送りが確実に可能となる。しかしまた他の
利点は、このような構造にすることによって、分岐ステ
ーション17の領域に設けられている走行路部分12の
領域においても、移送ステーションの領域と同じ送り装
置15を使用できることである。
移送ステーション16の互いに突き合わされた走行路部
分11の間の移行領域において走行部材10の側方を連
続して案内することは、サイドガイド機構58.59に
よって達成される。
第5図と第6図には結合ステーション17が示されてい
る。この結合ステーション17は移送ステーション16
とは異なり送り装置15はテーブルプレート34にでは
なく回転ディスク63に配置されている。
結合ステーション17のハウジング部分44が移送ステ
ーション16と同じ外部寸法、特に同じ長さ64と同じ
幅65を有することによって、同じ送り装置15を移送
ステーション16と結合ステーション17に使用するこ
とができる。従って送り装置15の同じ部分には第2図
〜第4図で同一の参照符号が使用されている。
回転ディスク63(この中に支持板38によって送り装
置15が固定されている)は、つぼ状に形成された保持
装置66上に配置されている。保持装置66は軸受装置
67を介して支持台68内に軸承されており、支持台6
8はテーブルプレート34と結合されないしは一体に形
成されている。テーブルプレート34には回転ディスク
63を収容するために回転ディスク63の直径とほぼ等
しい寸法の開口部69が形成されている。高さガイドウ
ェイ13はテーブルプレート34上でそれぞれ端面70
と端縁71の間に延びている。同様に送り装置150両
側にも高さガイドウェイ13が設けられており、この高
さガイドウェイはたとえば硬化したあるいは研磨された
ガイドレールによって形成することができる。送り装置
15はテーブルプレート34におけるのと同様に回転デ
ィスク63内でもその凹部72内に配置されている。
回転ディスク63をテーブルプレート34に対して相対
的に調節するために、保持装置66は支持台68を越え
てテーブルプレート34と反対の側に突出している。支
持台68を越えて突出している突出部73には歯車74
が固定されており、この歯車74は他の送り装置75の
ベルト状の駆動部材30と噛合している。
送り装置75も送り装置15と同様に形成することがで
き、支持台68に直接固定されるか、あるいは支持台6
8と結合された支持台76に固定される。たとえば歯付
きベルト31などベルト状の駆動部材30を回動させる
ことによって、回転ディスク63をテーブルプレート3
48に対して任意の角度位置で全円にわたって、すなわ
ち360°調節することができる。
さらにベルト状の駆動部材30とそれに内在する弾性を
用いることによって回転ディスク63をテーブルプレー
ト34に対して回動させる場合に衝撃のない加速と遅延
が得られる。
特に第6図から明らかなように、ハウジング部分44の
幅65は回転ディスク63の直径77よりほんの少し大
きい。この場合に、回転ディスク63上に配置されてい
るたとえば硬化されたないしは研磨されたスチールレー
ルなどの高さガイドウェイ部分78が、走行部材10の
ガイドローラ45の軸距離80より少くともわずかに大
きい長さ79を有すると効果的である。なお、走行部材
10ないしパレット挿入部材6を1方向あるいは両方向
に突出させることができる。しかしパレット挿入部材6
がハウジング部分44の長さ64より短いと効果的であ
る。すなわちそれによって連続する走行路部分にそれぞ
れ走行部材10ないしパレット挿入部材6あるいはコン
テナ5を配置することができ、走行部材10ないしパレ
ット挿入部材6あるいはコンテナ5が当接することはな
い。
このような構造によって、個々のハウジング部分44の
長手側を互いに直接隣接させて走行路部分の間隔をでき
る限り短くして走行路部分の長手方向に対して横方向に
配置することが可能となり、それによって手作業場所の
領域における操作者の操作距離ないし走行路部分の上に
設けられた手動装置の移動距離をできるだけ短くするこ
とができる。それによって操作ないし継合せ工程を実施
する場合の時間とコストを削減することができる。
しかしその場合に、走行部材10を主移送路18から並
行移送路19ないし貯蔵移送路23へ移動させる結合ス
テーション17の領域において回転ディスク63が回転
するときに走行部材10ないしパレット挿入部材6がハ
ウジング部分44から突出することができるように配慮
することが必要であって、従って長手側の領域において
このハウジング部分44に直接隣接する両ハウジング部
分内に走行部材2ないしパレット挿入部材6あるいはコ
ンテナ5を配置してはならない。
回転ディスク63ないしその上に配置されている高さガ
イドウェイ部分78を並行移送路19ないしは貯蔵移送
路23と結合するために、主移送路18の高さガイドウ
ェイ部分81にはたとえば90°の角度で高さガイドウ
ェイ部分82が設けられている。
第7図〜第9図には送り装置15の実施例が示されてお
り、本実施例においては走行部材10の側面83にはベ
ルト状の駆動部材84が1周して設けられている。たと
えば歯付きベルト85などのベルト状の駆動部材84は
テーブルプレート34に対して平行に延びる平面に配置
されており、テーブルプレート34に対して垂直に延び
る2つの軸86を中心に回転回能な2つのローラ28・
29を回って案内されている。歯付きベルト85の歯切
り87は反転ローラ28゜29側に配置されている。走
行部材10の側面83とベルト状の駆動部材84の間及
び反転ローラ28,29間の領域にも十分な摩擦結合を
形成するために、支持ローラ88が配置されて右り、こ
の支持ローラ88はたとえばばね890作用を受けて所
定の力でベルト状の駆動部材84を走行部材2の側面8
3に押圧する。それによって走行部材2の全長にわたっ
てベルト状の駆動部材84と側面83の間に十分な摩擦
結合が保証され、それによって走行部材2ないしその上
に配置されているパレット挿入部材8ないしコンテナを
正確かつ滑らないように移送することができる。もちろ
ん反転ローラ28,29をたとえば径方向に弾性変形可
能に形成し、それによって反転ローラがベルト状の駆動
部材84の付勢力を走行部材2の側面83の方向へ作用
させるようにすることもできる。さらにまた、反転ロー
ラ28,29及び支持ローラ88を共通の支持板上に配
置することも可能であって、前記支持板はばね89ある
いは他の弾性部材を介して走行部材10の側面83に押
圧されている。
ベルト状の駆動部材84の十分な張りを保証するために
さらに反転ローラ28,29の間にテンションローラ9
0が設けられており、このテンションローラはたとえば
ばね890作用を受けて高さガイドウェイ13から外側
へ離れる方向へ押圧され、それによってベルト状の駆動
部材84の長さが変化しても、支持ローラ88を調節す
れば前記長さの変化を補償することができる。
走行部材10を遊びなしにかつ正確な位置で案内するこ
とができるようにするために、走行部材10の側面83
とは反対の側面91は、テーブルプレート34に対して
垂直に向けられた軸86を中心に回転可能なサイドガイ
ドローラ92に支持されている。それによって走行部材
2の移送方向(矢印93)に対して横方向の正確な位置
が得られるので、ベルト状の駆動部材84の正確な位置
が個々の作業ステーション7ないし8における走行部材
10の位置決め精度に悪い影響を与えることはない。
もちろん本実施例の場合にも、歯付きベルト85に歯切
り87に加えてこの歯切り87と反対の側に歯切り33
を形成することも可能であって、これが第8図に点線で
示されている。同様に点線で示すように走行部材2の側
面83に相補形の等しい歯切り94が形成されている場
合には、この種の装置によって走行部材10を矢印93
方向すなわち走行部材10の前進方向へ滑らず正確に位
置決めすることができる。
第9図にはさらに、駆動モータ37と反転ローラ28・
29の駆動軸ないし軸86の間の力の伝達方法が示され
ている。駆動モータ37ないしそのモータ軸はたとえば
ばねあるいはくさびを介在させて締付けることにより駆
動ビニオン35と回転しないように結合されている。歯
付ベルト95は、軸86と回転しないように結合されて
いるベルト車96に巻き付いている。ベルト車96には
、歯付きベルト95の歯切り97と協働する歯切りが設
けられている。歯付きベルト95の外側に形成された歯
切り98は駆動モータ37の駆動ピニオン35と噛合す
る。駆動ピニオン35は両ベルト車96に接する接線に
対して歯付きベルト950反対側のベルト方向へ変位し
ているので、歯付きベルト95は180°よりも大きい
角度でベルト車96に巻き付いている。駆動ビニオン3
5においても歯付きベルト95の十分な巻付きを得るた
めに、両ベルト車96の間には反転ローラ99が配置さ
れており、この反転ローラ99によって歯付きベルトは
両ベルト車96をつなぐ接線の領域へ移動される。反転
ローラ99と駆動モータ37から遠く離れているベルト
車96の間にはテンションローラ100が配置されてお
り、このテンションローラ100はたとえば圧縮ばねな
どのばね89の作用を受けて歯付きベルト95に押圧さ
れる。好ましくは反転ローラ99とテンションローラ1
00には小さい歯切りが設けられているので、ベルトの
長さの変化が無段階に補償され、さらに歯付きベルト9
5の引張りや伸びが防止される。
第7図から明らかなように、軸86とベルト車96の間
の力による結合は摩擦板101を介して行われ、この摩
擦板101はばね102によってベルト車96の側面に
押圧される。軸86のねじの形成された部分に止めつけ
られているねじナツト103を介して支持板104が位
置決めされ、それによって摩擦板101をベルト車96
の側面に押圧するばねの付勢力が決定される。摩擦板1
01はたとえば軸86を貫通するピン105を介して軸
86と回転結合されている。
摩擦板101とベルト車960間の摩擦力が、歯付きベ
ルト85が接することによって走行部材10の側面83
にもたらされる抑止力より大きい場合には、歯付きベル
ト95の回転運動が歯付きベルト85へ伝達される。た
とえば走行部材10が歯付きベルト85の領域において
たとえば位置決め装置あるいはストッパによって所定の
作業位置に固定される場合には走行部材10の側面83
と歯切きベルト85の間の摩擦力は摩擦板101とベル
ト車96の間の摩擦力よりも大きく、それによってベル
ト車96は空転する。
それによって走行部材10の静止状態の間は送り装置1
5の領域において歯付きベルト85を過度に使用するこ
とが防止され、ないしは歯付きベルト85の側面83側
にも歯切りを設けることが可能になる。
というのは歯付きベルト85ないし側面83の歯切りが
、摩擦クラッチとして形成されベルト車96と協働する
摩擦板101によって破壊されることが防止されるから
である。
摩擦板101とベルト車96の間の摩擦力を調節するこ
とができるようにすれば、さらに所定の摩擦値に容易に
調節することができる。
同時にこの種の摩擦クラッチを両反転ローラ28゜29
を駆動する歯付きベルト95と走行部材loに接する歯
付きベルト85との間に配置することによって、摩擦ク
ラッチにおける摩擦力の設定によりソフトな遅延と加速
が得られる。
第10図と第11図には、たとえば第2図〜第6図を用
いて説明したような走行部材10が送り装置15の領域
へ進入する状態が示されている。図から明らかなように
、この種の駆動部材30の歯切り33は、歯面106が
ほぼ尖端を形成するように延びる尖端歯切りの形で形成
されている。走行部材10と移動結合されるラック49
の歯切り50にも比較的細い歯が設けられている場合に
は、たとえば歯付きベルト31のそれぞれの歯107を
ラック49の歯間部108に容易に嵌入させることがで
きる。したがってラック49の歯109から歯107へ
の乗り越えとそれによって走行部材10が高さガイドウ
ェイ13から持ち上がることが確実に防止される。
図からさらに明らかなように、連続して配置された送り
装置15の反転ローラ28,29間の距離62は走行部
材lOのガイドローラ450軸距離80よりも小さい。
それによって移送路全体にわたって少くとも1つの送り
装置15.75が走行部材10のラック49と係合する
ことが保証される。送り装置15.75と他の送り装置
15.75の間の移行領域においても走行部材10は、
後続の送り装置15.75の歯付きベルト31の歯10
7の間にすでに噛合してから前方の送り装置15.75
から解放される。反転ローラ28,29の他にローラ6
0を設けることによって、歯付きベルト31ないしベル
ト状の駆動部材30が設けられていない領域においても
、走行部材10(及びその上にパレット挿入部材6が配
置されている場合にはそのパレット挿入部材6も含めて
)の側方の案内が確実に行われる。それによってラック
49と歯付きベルト31の重なり長さはわずかで十分で
あって、それは走行部材10の前進移動にだけ用いれば
よい。
というのはこの期間の側方のガイドはローラ60によっ
て行われるからである。さらに、作業ステーションの領
域で走行部材10を高さガイドウェイ13に沿って任意
のどの位置にも位置決めすることができるようにするた
めに、1点鎖線で示すこの種の作業位置110の前に、
たとえば走行部材10に配置されたマーキング112と
協働する検出機構111が配置されている。この検出機
構111は作業位置110の前の所定の距離113に配
置されている。走行部材10のマーキング112が検出
機構111を通過すると、検出機構111からの信号が
制御装置114に印加されることにより、所望の作業位
置110までにはさらに距離113を進まねばならない
ことが検出される。駆動モータ37がステッピングモー
タとして形成されている場合には、この距離113は駆
動モータ37の回転ステップの所定の数に変換されて、
目標値、/実際値比較器115によって駆動モ−タ37
を回転させるべき切換ステップの数が監視される。その
ステップの数になると、駆動モータ37が停止される。
それによって作業位置110の領域において走行部材1
0を比較的正確に位置決めすることができる。
もちろん制御装置114は、概略図示するように、カス
ケード接続された制御システムないしは制御装置の前段
に配置された送り装置15と協働することができる。よ
り高い位置精度が必要な場合には、走行部材10が移動
した距離を監視する他の任意の測定装置を使用すること
も可能である。
さらに第11図には、ラック49の歯109の高さ11
6が走行部材10の前端117に向かって減少している
ことが示されている。すなわちたとえばラック49の歯
118〜120の高さ116は歯109の高さよりも低
い。さらに歯109の幅121は歯118の幅122よ
りも大きく、この場合に歯119と120はほぼ尖端と
して形成することができる。進入角度123.124に
対応して歯118〜120の高さが低いことによって、
歯付きベルト31の歯107の歯面106の形状と協働
して、歯107を歯付きベルト31の歯間108へ、な
いしは歯109ないし118〜120を歯間125へほ
ぼ衝撃なしで確実に位置決めすることができる。特に、
歯118〜120を尖らせて形成したことによって、歯
付きベルト31ないしラック49が重なり合った位置に
おいても歯付きベルトと歯107は係合深さが増すにつ
れて歯間108方向へ押しやられて、それにより走行部
材10の持上げないし高さガイドウェイ13から外れる
ことが確実に防止される。
第12図と第13図には送り装置126の他の実施例が
示されており、本実施例においては走行部材10は高さ
ガイドウェイ13上で案内されている。側方を案内する
ために、高さガイドウェイの間に配置されかつ走行部材
10の下側42に設けられたサイドガイドローラ92が
用いられる。ベルト状の駆動部材30の作用によって走
行部材10のガイド面127が前記サイドガイドローラ
92に押圧され、前記駆動部材30は付勢力によってガ
イド面127と反対側に配置されたラック49に押圧さ
れる。ラック49には歯切り50が設けられており、こ
の歯切り50にベルト状の駆動部材30の歯切り33が
噛合する。図から明らかなように、ベルト状の駆動部材
はテーブルプレート34に対して平行に延びる平面に配
置されているので、反転ローラ28,29はサイドガイ
ドローラ92と同様に水平の面に配置されている。
本実施例においては、たとえば歯付きベルト31などの
ベルト状の駆動部材30を駆動モータ37の駆動ピニオ
ン35を介して直接駆動することも可能である。そのた
めに歯付きベルトの内側にも歯切り32を設けることが
できるので、駆動モータ37と走行部材10ないしはそ
の上に配置されたパレット挿入部材60間で滑りのない
駆動が行われる。
高さガイドウェイ13上での走行部材10の高さガイド
はガイドローラ45を介して行われ、このガイドローラ
45も走行部材lO内に埋め込んで配置されている。
もちろん、サイドガイドローラ920代わりに適当な支
持レールを使用し、あるいは反転ローラ28゜29ない
し支持ローラ88の上方にガイドディスクを設けること
も可能であって、走行部材10のガイド面127を前記
ガイドディスクで支持することができる。
第14図には製造装置1の加工ないし作業ステーション
7.8のうちハウジング部分44が示されている。この
ハウジング部分44は、柱130を介して互いに距離を
おいて保持された上方の基枠と下方の基枠128 、1
29から形成されている。すでに第6図を用いて説明し
たように、ハウジング部分44の長さ64は幅65より
大きい。このことは基枠128と129についても言え
ることである。ねじ止めあるいは溶接によって柱130
と結合することができ、あるいは一体に形成することの
できる各基枠128゜129の縦方向の側面132 、
133の領域にはガイド面134.135が形成され、
横方向の側面136゜137の領域にはガイド面134
と138が設けられており、その中にたとえば1字状溝
などの固定レール139が貫通して形成されている。そ
れに対してガイド面135内にはそれぞれ固定レール部
分140のみが設けられており、この固定レール部分1
40は側壁136 、137から凹部131の領域まで
延びている。それによって上方の基枠128が凹部13
1で弱められている上にレールが形成されることによっ
てさらに弱められることが防止される。凹部131は必
ずしも設けなくてもよいが、好ましくは、基枠128・
129ないしハウジング部分44の幅65を小さく抑え
ることによって、従事者の作業領域に長手側壁を互いに
隣接させた2列のハウジング部分44を配置することが
できる。
さらにこのような構造によって、走行部材10の軸距離
80の最大寸法を決定し、それによって走行部材10を
送り方向に対して矩形に形成することができる。それに
よって走行部材の対応と位置決めが可能になり、かつ走
行部材の高さ方向と横方向における案内精度をさらに向
上させることができる。
第14図に示すような構造のハウジング部分44によれ
ば、このハウジング部分44を移送ステーション16に
も結合ステーション17にも使用することができ、第2
図〜第4図及び第5図〜第6図を用いて説明した異なる
ステーションを異なるテーブルプレート34を使用する
だけ、ないしはテーブルプレート34に挿入された回転
ディスク63を使用するだけで形成することができると
いう利点が得られる。特にハウジング部分44をこのよ
うに極めて簡単な構造にすることによってそれぞれテー
ブルプレート34の構造に応じて、操作及び組合せ工程
を従事者が行う手作業か、あるいはこれらの工程を全自
動で行うかによって異なる送り装置15ないし126を
使用することができる。
柱130の表面に比べて突出しており、かつより正確に
加工することのできるガイド面134,135と138
によって、個々のハウジング部分44を互いに結合して
連続した走行路を形成することができる。同時にガイド
面134.135及び138は固定レール139ないし
固定レール部分140と結合させることによって、移送
バッフルなどの操作装置ないし供給装置をハウジング部
分44にふいて位置決めしかつ固定するのに用いること
ができる。それによって複雑な支持構造とこれらの部材
を走行路ないし移送路へ整合させる位置決め装置を省く
ことができる。
図に概略的に示すように、個々のハウジング部分44は
嵌合・孔141と嵌合・ピン142によって互いに結合
することができる。この嵌合孔141がガイド面138
ないし134と135の加工と共通に1つの型で形成さ
れる場合には、個々のハウジング部分44を任意に交換
することができ、従って任意の順序で結合することがで
きる。
図面の特に第3図と第4図及び第5図から明らかなよう
にテーブルプレート34内に、硬化されかつ研磨された
スチールガイドレール143(第4図)によって形成す
ることのできる高さガイドウェイ13に対して平行に凹
部146ないし切欠き147(第4図と第5図)を設け
ることができる。第5図の切欠き147は回転ディスク
63内に配置されている。
特に第3図と第6図から明らかなように、切欠き147
は一般に中心を外れていずれかの高さガイドウェイ13
のほぼすぐ隣りに配置されているので、特に移送ステー
ション16の領域に送り装置15と並べてたとえば点線
で示す開口部148を設けることができ、この開口部1
48を通して工具ないし支持スタンプが下から走行部材
10ないし走行部材2あるいは工作物に接することがで
きる。それによってたとえばかしめや刻印などを行うた
めに大きな押圧力を使用しなければならないステーショ
ンにおいて、走行部材2ないし走行部材10をたとえば
高さ調節可能なスタンプを介して直接土台上に支持する
ことができ、それによってこの種の作業工程で生じる押
圧力をハウジング部分44だけで吸収しなくてもよい。
その場合には第8図と第15図に示されるように(同図
では送り装置15ないし149は高さガイドウェイ13
の外部の側方に配置されている)、第13図に示す送り
装置15の配置の場合よりも開口部148を太き(形成
することができ、この開口部148内に走行部材2を停
止させかつ位置決めする位置決め装置150を配置する
ことができる。たとえばドイツ特許公開公報第3447
219号によって形成することのできるこの位置決め装
置によれば、位置決め装置150のストッパ151によ
って走行部材10上に配置された相手ストッパ152(
第5図)がそれぞれ所望の位置に停止される。
第15図に示す送り装置149には、たとえば高さガイ
ドウェイ13に沿って互いに距離をおいて前後して配置
され径方向に弾性を有する多数の駆動ローラ153を設
けることができ、これら駆動ローラ153は走行部材I
Oないし走行部材2を高さガイドウェイ13の反対側に
配置されたサイドガイドローラ92に対して遊びなしに
押圧する。それによって走行部材IOないし走行部材2
をサイドガイドローラ92に沿って遊びなしで案内する
ことができる。
駆動ローラ153ないしサイドガイドローラ92及び走
行部材IOないし走行部材2は、たとえばドイツ特許公
開公報第3304091号の実施例に従って形成するこ
とができる。
駆動ローラ153の駆動はたとえば第9図に示す駆動型
式を用いて行うことができ、中央の駆動ローラ153に
ついては反転ローラ99の代わりに他のベルト車96を
設けてもよい。
第16図には、本発明によるハウジング部材44ないし
それによって形成される移送及び結合ステーション16
ないし17からどのように製造装置1を形成することが
できるかが示されている。すなわち連続した主移送路1
54は側壁136ないし137を継ぎ目なしに継ぎ合わ
せた多数の移送ステーション155から形成されており
、この移送ステーションの実施例は移送ステーション1
6に相当する。この主移送路154の途中に2つの結合
ステーション156が配置されており、この結合ステー
ションにはそれぞれ横移送路157が接続されている。
この横移送路157は結合ステーション156 、15
8と移送ステーション155によって形成されており、
前記結合ステーション156 、158の長手方向側壁
132ないし133は互いに平行でかつ結合ステーショ
ン156の長手方向側壁に平行に延びており、前記移送
ステーション155の側壁136 、137は結合ステ
ーション156 、158の長手方向側壁132133
に対して平行に配置されている。結合ステーション15
6 、158を配置することによって並行移送路159
と副移送路160を直接突き合わせて配置することがで
きるので、移送ステーション16゜155の長手方向側
壁132と133は互いに直接隣接し、ないしは接して
いる。さらに結合ステーション158の間には貯蔵移送
路161が形成される。
主移送路154ないし横移送路157及び並行移送路1
59上で走行部材10がその上に取り付けられたパレッ
ト挿入部材6と共に前記移送路に沿って案内される間、
副移送路160では走行部材lO上にコンテナ5が配置
されており、このコンテナ5はたとえば手作業場所の領
域で使用するためのグリップ容器162として形成され
ている。したがって概略的に示す従事者163はグリッ
プ容器162内に貯蔵されている個々の部品4を、たと
えばパレット挿入部材6上で移送されて来た個々の部品
4あるいはキャリジ164上に準備されている部品と組
み合わせて構造群を形成し、ないしはさらにパレット挿
入部材6上ですでに組み立てられている構造群に対して
個々の部品を位置決めすることができ、前記個々の部品
は後の作業工程においてたとえば作業ステーション8す
なわち自動モジニールの領域で組み立てられ、ないしは
加工される。
走行部材10上に載置されたコンテナ5 (このコンテ
ナはグリップ容器162として形成されている)を使用
することによって、従事者163が行おうとしている作
業工程に関してそれぞれ必要な部材を使用することがで
きる。すなわち特に、小さなロフトサイズで組み立てる
構成部材の場合には、パレット挿入部材6を有する所定
数の走行部材10を通過させた後に走行部材10上のグ
リップ容器を全自動で貯蔵移送路161へ送移し、そこ
でグリップ容器を降ろして、貯蔵移送路に貯蔵されてい
るこれから使用するグリップ容器と代えることができる
。しかしまた、主移送路154を介して走行部材10及
びパレット挿入部材6(このパレット挿入部材6には場
合によっては組み立てるべき構成部材を収容する個別部
品収容体を設けることあるいは組立て部品収容体のみを
設けることができる)と同時にグリップ容器162を引
き寄せることができ、その場合には組立て部品収容体な
いし個別部品収容体を備えたパレット挿入部材6を有す
る走行部材10は並行移送路159の領域へ移動され、
グリップ容器162を有する走行部材10は副移送路1
60の領域へ移動される。
作業上の事故に対して十分な安全性を得るために、並行
移送路159と副移送路1600間に可動の仕切壁16
5を設けることも可能であって、この仕切壁165はた
とえば移送路の上方に配置されたガイドレール166に
沿って横移送路157の側方の領域から並行移送路15
9と副移送路160の間へ移動させることができる。し
かしまた、仕切壁165をハウジング部分44の下方か
ら上方へ持ち上げることも可能である。仕切壁が上方へ
持ち上げられた場合には、グリップ容器162を有する
走行部材10は従事者163を傷つける惧れなく任意に
移動させることができる。
さらに第16図から明らかなように、グリップ容器には
開口部167が形成されているので、グリップ容器を同
時に洗浄容器として使用することができる。したがって
たとえば自動車のブレーキ用の個別部の場合のように組
み立てるために設けられている個別部品4を組み立ての
前に汚れを取り、洗浄することができる。この洗浄工程
の途中でそれ以前の機械作業の溶剤の残渣ないし潤滑剤
の残渣が除去される。
もちろんまた、走行部材10ないしグリップ容器162
に、コード素子168を設けることも可能であって、こ
のコード素子はコード装置169を用いて読み取ること
ができ、場合によってはそれに含まれている情報を書き
換えることができる。それによってたとえばカスケード
接続されたマスターコンビ二一夕によって決定された組
立てプログラムに従って、グリップ容器162内に用意
されている個別部品4が組み立てるべき製品に適してい
るかどうか、ないしは組み立てるために正しい個別部品
が準備されているかどうかを確認することができる。そ
うでない場合にはグリップ容器を有する走行部材10は
停止されず、グリップ容器162を有する走行部材10
が正しい個別部品を備えていることをコード装置169
が検出するまでは、副移送路160を通って横移送路1
57へ送られる。
なお形式的なことであるが、並行移送路159内で手動
の操作ないし組合せ工程が行われる場合には、送り装置
15を並行移送路159内で制御装置ないしはカスケー
ド接続されたマスターコンピュータとは関係なくたとえ
ばフットスイッチを介して従事者が操作することができ
るので、作業領域には常に組立て部品収容体ないしは個
別部品収容体を有するパレット挿入部材6を備えた走行
部材10のみが来るようになる。両手操作オートマチッ
クによって従事者がはさまれてケガをすることを防止す
ることができる。
以上説明した個々の異なる実施例はそれ自体で本発明方
法を形成することができるのはもちろんである。このこ
とは特にグリップ容器162として形成され走行部材l
O上で移動可能なコンテナ5について言えることである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って種々に形成された送り装置を有
し、多数の走行路部分から矩形に形成された製造装置の
概路上面図、 第2図は高さガイド装置の間に配置された送り装置を有
する走行路部分の第4図■−■線に沿った正断面図、 第3図は第2図に示す走行路部分の上面図、第4図は第
2図と第3図に示す走行路部分の第2図IV−rV線に
沿った側断面図、 第5図は高さガイド装置の間に配置された送り装置と組
み合わせたサイドガイド装置の他の実施例の、第6図v
−■線に沿った概略側断面図、第6図は第5図に示す走
行路部分の概路上面図、第7図は工作物支持体の側面に
設けられた送り装置を有する走行路部分の第8図■−■
線に沿った側面図、 第8図は第7図に示す走行路部分の上面図、第9図は第
7図と第8図に示す送り装置の下面図、 第10図は送り装置へ進入する工作物支持体を有する送
り装置の一部を示す側面図、 第11図は第10図に示す走行部材の歯付きレールの歯
切りの一部を示す側面図、 第12図は水平の平面で回転する歯付きベルトを有する
走行路部分の送り装置の他の実施例を示す、第13図の
x■−x■線に沿った上面図、第13図は第12図に示
す送り装置の第12図x■−X■線に沿った正断面図、 第14図は作業ないし加工ステーションのハウジング部
分を示す斜視図、 第15図は他の送り装置を有するハウジング部分の上面
図、 第16図は本発明のハウジング部分を用いた作業ステー
ションからなる製造装置の一部を示す斜視図である。 1・・・製造装置、    2・・・走行部材、3・・
・構成部材、     4・・・個別部品、5・・・コ
ンテナ、     6・・・パレット挿入部材、7・・
・作業ステーション、8・・・作業ステーション、9・
・・従事者、     10・・・走行部材、11・・
・走行路部分、   12・・・走行路部分、13・・
・高さガイドウェイ、 14・・・サイドガイドウェイ 15・・・送り装置、 17・・・結合ステーション、 19・・・並行移送路、 21・・・横移送路、 23・・・貯蔵移送路、 25・・・移送ステーション、 27・・・送り装置、 29・・・反転ローラ、 31・・・歯付きベルト、 33・・・歯切り、 35・・・駆動ピニオン、 37・・・駆動モータ、 39・・・上側、 41・・・上面、 43・・・上面、 45・・・ガイドローラ、 47・・・サイドガイド面、 49・・・ラック、 51・・・結合装置、 16・・・移送ステーション、 18・・・主移送路、 20・・・副移送路、 22・・・逆夢送路、 24・・・移送ステーション、 26・・・送り装置、 28・・・反転ローラ、 30・・・駆動部材、 32・・・歯切り、 34・・・テーブルプレート、 36・・・テンションローラ、 38・・・支持板、 40・・・距離、 42・・・下側、 44・・・ハウジング部分、 46・・・サイドガイド面、 48・・・ガイド通路、 50・・・歯切り、 52・・・中心決めビン、 53・・・収容部、     54・・・上面、55・
・・支持板、     56・・・長さ、57・・・長
さ、58・・・サイドガイド機構、59・・・サイドガ
イド面、60・・・ローラ、61・・・長さ、    
  62・・・距離、63・・・回転ディスク、  6
4・・・長さ、65・・・幅、       66・・
・停止装置、67・・・軸受は装置、   68・・・
支持台、69・・・開口部、     70・・・側面
、71・・・端縁、      72・・・凹部、73
・・・突出部、     74・・・歯車、75・・・
送り装置、    76・・・支持台、77・・・直径
、 78・・・高さガイドウェイ部分、 79・・・長さ、      80・・・軸距離、81
・・・高さガイドウェイ部分、 82・・・高さガイドウェイ部分、 83・・・側面、      84・・・駆動部材、8
5・・・歯付きベルト、  86・・・軸、87・・・
歯切り、     88・・・支持ローラ、89・・・
ばね、 91・・・側面、 92・・・サイドガイドローラ、 93・・・矢印、      94・・・歯切り、95
・・・歯付きベルト、96・・・ベルト車、97・・・
歯切り、     98・・・歯切り、99・・・反転
ローラ、 100・・・テンションローラ、 101・・・摩擦板、    102・・・ばね、10
3・・・ねじナツト、  104・・・支持板、105
・・・ビン、     106・・・歯面、107・・
・歯、      108・・・歯間、109・・・歯
、      110・・・作業位置、111・・・検
出機構、   112・・・マーキング、113・・・
距離、     114・・・制御装置、115・・・
目標値/実際値比較器、 116・・・高さ、     117・・・前端部、1
18・・・歯、      119・・・歯、120・
・・歯、      121・・・幅、122・・・幅
、      123・・・進入角度、90・・・テン
ションローラ、 ・・・進入角度、 ・・・送り装置、 ・・・基枠、 ・・・柱、 ・・・長手方向側壁、 ・・・ガイド面、 ・・・側壁、 ・・・ガイド面、 ・・・固定レール部分、 ・・・嵌合ビン、 ・・・スチールガイド ・・・凹部、 ・・・開口部、 ・・・位置決め装置、 ・・・相手ストッパ、 ・・・主移送路、 ・・・移送ステーショ ・・・結合ステーショ ・・・横移送路、 ・・・結合ステーショ レール、 147・・・切欠き、 149・・・送り装置、 151・・・ストッパ、 153 ・・・駆動ローラ、 ・・・歯間、 ・・・ガイド面、 ・・・基枠、 ・・・凹部、 ・・・長手方向側壁、 ・・・ガイド面、 ・・・側壁、 ・・・固定レール、 ・・・嵌合孔、 ・・・並行移送路、 ・・・貯蔵移送路、 ・・・従事者、 ・・・仕切壁、 ・・・開口部、 ・・・コード装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、横断方向案内装置および上下方向案内装置と、これ
    らの案内装置から独立して取り付けた工作物運搬体の推
    進装置と、相前後して取り付けた運搬軌道部分とを備え
    てなり、この運搬軌道部分の各々が、隣接する部分から
    独立した固有の推進装置少なくとも1個および帯状駆動
    部材を取り付けた工作物運搬体に載せて運搬される部品
    の加工もしくは組立のための製作設備において、運搬方
    向に対し横断方向に隔たった2個の上下方向案内軌道(
    13)を取り付け、この上下方向案内軌道に帯状駆動部
    材(30)を取り付け、推進装置(15)が横断方向案
    内軌道(14)を形成することを特徴とする製作設備。 2、帯状駆動部材(30)が環状歯付ベルト(31)に
    よって形成され、この歯付ベルトが上下方向案内軌道(
    13)と平行に延び、運搬方向に互いに隔たった2個の
    ベルトプーリ(28、29)を介して横断方向および上
    下方向に案内され、電動機(37)と連結していること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製作設備。 3、歯付ベルト(31)とベルトプーリ(28、29)
    を運搬方向と直角な面に取り付けていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の製作設備。 4、ベルトプーリ(28、29)の互いに反対に向いた
    側面または外周部が、工作物運搬体の横断方向案内面(
    47)に対する横断方向案内面(46)を形成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか一つに記載の製作設備。 5、2個の横断方向案内面(47)がほぼU字形もしく
    は台形の、推進装置に向かって開いた案内路(48)を
    形成し、この案内路の基部にラック(49)を取り付け
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第4
    項までのいずれか一つに記載の製作設備。 6、歯付ベルト(31)がラック(49)に向いた側と
    、このラックと反対側とに歯切り(97、98)を付け
    、少なくとも駆動体と結合したベルトプーリに歯切りを
    付けることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5
    項までのいずれか一つに記載の製作設備。 7、推進装置(13)を2個の上下方向案内装置(13
    )の間に、特にそのうち1個の推進装置に近接して取り
    付け、ラック(49)と上下方向案内装置、たとえば、
    硬質ガイドリブに支持された案内ローラ(45)の軸と
    を、運搬面に対して概ね平行な面に取り付けていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第6項までのい
    ずれか一つに記載の製作設備。 8、推進装置(15)のベルトプーリ(28、29)と
    帯状駆動部材(30)に取り付けた電動機(37)とを
    共通の運搬プレート(38)で支持し、この運搬プレー
    トを組立もしくは加工ステーション用のテーブルプレー
    ト(34)もしくはケーシング部(44)で保持してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第7項ま
    でのいずれか一つに記載の製作設備。 9、上下方向案内装置(13)もしくはこの上下方向案
    内装置を形成するガイドリブと帯状駆動部材(30)と
    が、テーブルプレート(34)の上面から突出している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項まで
    のいずれか一つに記載の製作設備。 10、ラック(49)の長さ(61)が、相前後して配
    置した2個の推進装置(15)の間の運搬方向における
    距離(62)より大きいことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第8項までのいずれか一つに記載の製作設
    備。 11、電動機(37)を制御装置(114)を備えたス
    テップモータによって形成することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第10項までのいずれか一つに記載
    の製作設備。 12、加工部もしくは組立部から所定の距離に応答部材
    (111)を取り付け、この応答部材(111)を付勢
    すると電動機(37)もしくは歯付ベルト(31)が、
    所定数のステップだけさらに回転することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第11項までのいずれか一つ
    に記載の製作設備。 13、歯付ベルト(31)がラック(49)に向いた側
    に偏平歯切りを、ベルトプーリ(28、29)に向いた
    側に鋭角歯切りを付けていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第12項までのいずれか一つに記載の
    製作設備。 14、少なくとも1個の側面(83)が工作物運搬体の
    長手方向中心軸の方向において上下案内装置(13)か
    ら隔たるに連れて傾き、この側面(83)を相反して傾
    いた横断方向案内ローラ(92)によって支持し、反対
    側の側面を支持ローラ(88)によって案内し、側面(
    83)に向いたローラを弾性変形可能に、または上下方
    向案内軌道(13)に対し横断方向に調節可能に支持す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第13項
    までのいずれか一つに記載の製作設備。 15、運搬面と平行な面において、上下方向案内軌道(
    13)と平行に、一重の環状歯付ベルト(85)を取り
    付け、この歯付ベルトの歯切り反対側のベルト面を工作
    物運搬体の側面(83)に取り付けていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第14項までのいずれか
    一つに記載の製作設備。 16、上下方向案内軌道(13)の長手方向において互
    いに隔たった歯付ベルト用のベルトプーリ(28、29
    )の間に、工作物運搬体の側面(83)の方向に作用す
    る押圧力を生じる支持ローラ(88)を取り付けている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第15項記
    載の製作設備。 17、歯付ベルト(85)のベルトプーリ(28、29
    )がばね装置を介して上下方向案内軌道(13)に対し
    横断方向に調節可能であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第16項記載の製作設備。 18、工作物運搬体の歯付べルト(85)反対側の側面
    (91)に、運搬面と垂直な軸(86)を中心に回転す
    る横断方向案内ローラ(92)、たとえばころがり軸受
    もしくはニードル軸受を取り付けていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第17項までのいずれか一
    つに記載の製作設備。 19、推進装置(15)をバケット形保持装置(66)
    に取り付け、この保持装置が軸受装置(67)を介して
    回転可能に支持され、保持装置(66)と結合し運搬面
    と平行に取り付けた歯車(74)に、この歯車と平行な
    面に取り付け架台(68)に支持された推進装置(75
    )を取り付けていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第13項までのいずれか一つに記載の製作設備
    。 20、直線運搬軌道用および交差運搬軌道用のケーシン
    グ部(44)の長さ(64)および幅(65)が等しく
    、幅(65)が長さ(64)より小さいことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第19項までのいずれか一
    つに記載の製作設備。 21、ケーシング部(44)が2個の矩形のベースフレ
    ーム(128、129)を備え、このベースフレームが
    4個の角部に配したベースフレームと直角な柱(130
    )を介して互いに結合していることを特徴とする特許請
    求の範囲第20項記載のケーシング部。 22、下部ベースフレーム(129)が垂直側壁(13
    6)の区域で環状固定板部材(139)を、上部ベース
    フレーム(128)がベースフレーム(128)の短辺
    側縁端部の区域で直線状固定板部材(139)を、長辺
    側縁端部の区域で短辺側縁端部から互いに向かって全長
    の約3分の1だけ延びる固定板部材(140)を付ける
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項または第21
    項記載のケーシング部。 23、上部矩形ベースフレーム(128)をテーブルプ
    レート(34)に載置し、このテーブルプレートの上に
    直線状の上下案内装置、たとえば研削加工した焼入れ鋼
    製ガイドリブ(143)を取り付け、推進装置(15)
    を収容するへこみ部(72)もしくは貫通孔(147)
    を設けていることを特徴とする特許請求の範囲第20項
    から第22項までのいずれか一つに記載のケーシング部
    。 24、側壁(136、137)を直接隣接して取り付け
    た2個またはそれ以上のケーシング部(44)が、工作
    物運搬体のための連続した運搬軌道を形成することを特
    徴とする特許請求の範囲第20項から第23項までのい
    ずれか一つに記載のケーシング部。 25、側壁(136、137)を直接隣接して取り付け
    た、少なくとも互いに平行な2列のケーシング部(44
    )が、長手方向側壁(132、133)を直接隣接して
    取り付けていることを特徴とする特許請求の範囲第20
    項から第24項のいずれか一つに記載のケーシング部。 26、テーブルプレート(34)が上下案内軌道(13
    )と平行なスロット状のへこみ部(146)を付け、こ
    のへこみ部を2個の上下案内軌道(13)の間に、特に
    いずれか一方の上下案内軌道に近接して取り付けている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項から第25項
    までのいずれか一つに記載のケーシング部。 27、推進装置(15)を運搬プレート(38)に取り
    付け、運搬プレート(38)をテーブルプレート(34
    )に固定し、帯状駆動部材(34)、たとえば環状歯付
    ベルト(31)が所定の距離でテーブルプレート(34
    )から突出することを特徴とする特許請求の範囲第20
    項から第25項記載のケーシング部。 28、推進装置(15)と同列に、かつ、この推進装置
    の前および/または後に配置して、横断方向案内部材、
    特にテーブルプレート(34)に水平な軸中心に回転可
    能な横断方向案内ローラを備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第20項から第27項までのいずれか一
    つに記載のケーシング部。 29、テーブルプレート(34)が円形へこみ部(13
    1)を付け、ケーシング部(44)をテーブルプレート
    (34)と反対方向に貫通する架台(68)を備え、こ
    の架台において保持装置(66)を介して回転円盤(6
    3)をテーブルプレート(34)に垂直な軸中心に回転
    可能に支持していることを特徴とする特許請求の範囲第
    20項から第28項までのいずれか一つに記載のケーシ
    ング部。 30、回転円盤(63)が縦長へこみ部(72)を付け
    、このへこみ部で帯状駆動部材(30)の上部車間部分
    がテーブルプレート(34)を貫通し、および突出する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項から第29項
    記載のケーシング部。 31、縦長へこみ部(72)と平行に、上下案内軌道(
    13)を形成する直線状の上下案内装置、たとえば研削
    加工した焼入れ鋼製ガイドリブ(143)を取り付け、
    これらの上下案内装置の種々の角度位置に上下案内軌道
    部分(82)を運搬方向に対し横断方向に等間隔で取り
    付け、特に、上下案内軌道部分(82)がケーシング部
    (44)の長手方向側壁と平行および直角に取り付けら
    れ、短辺側側壁もしくは長辺側側壁(132、133)
    から、それぞれ回転円盤(63)に向いたテーブルプレ
    ート (34)の正面縁部(71)まで延びることを特
    徴とする特許請求の範囲第20項から第30項までのい
    ずれか一つに記載のケーシング部。 32、保持装置(66)が回転円盤(63)と反対側の
    端部区域において回転円盤(63)と平行に取り付けた
    、特に回転するリムと結合し、このリムが推進装置(7
    5)の駆動部材(30)に嵌入し、この推進装置が回転
    円盤(63)に取り付けた推進装置(15)と直角に取
    り付けられ、しかも、この推進装置と同様に形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第20項から第3
    1項までのいずれか一つに記載のケーシング部。 33、保持装置(66)を軸受装置(67)を介して架
    台(68)でテーブルプレート(34)に直角な軸中心
    に回転可能に支持し、歯車(74)を架台(68)を越
    えて回転円盤(63)と反対方向に突出した保持装置(
    66)の部分に取り付けていることを特徴とする特許請
    求の範囲第20項から第32項に記載のケーシング部。 34、ケーシング部(44)および/または架台(68
    )および/または保持装置(66)を鋳物で形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第20項から第33項ま
    でのいずれか一つに記載のケーシング部。 35、操作者(163)に最も近い長手方向案内軌道に
    、たとえば平行運搬路(159)、組立部品を載せた車
    台(10)を取り付け、この操作者(163)と反対に
    向いた長手方向側壁に直接隣接して取り付けた長手方向
    案内軌道に、たとえば副運搬路(160)、グラフバケ
    ット(162)もしくは作業具および/または加工具を
    載せることを特徴とする特許請求の範囲第20項から第
    34項のいずれか一つに記載のケーシング部。
JP5515890A 1989-03-08 1990-03-08 工作物運搬体に載せて運搬される部品の加工もしくは組立のための製作設備 Pending JPH03136740A (ja)

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AT531/89 1989-03-08
AT0053189A AT398922B (de) 1989-03-08 1989-03-08 Gehäuseteil für eine arbeits- bzw. bearbeitungsstation einer fertigungsanlage
AT0053089A AT397779B (de) 1989-03-08 1989-03-08 Fertigungsanlage zum bearbeiten und montieren von bauteilen
AT530/89 1989-03-08

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JP5515890A Pending JPH03136740A (ja) 1989-03-08 1990-03-08 工作物運搬体に載せて運搬される部品の加工もしくは組立のための製作設備

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JP (1) JPH03136740A (ja)
CZ (1) CZ279320B6 (ja)
ES (1) ES2025384A6 (ja)
FI (1) FI901101A0 (ja)
HU (1) HU208285B (ja)
NL (1) NL9000539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4005729A4 (en) * 2019-07-22 2023-08-23 NITTOKU Co., Ltd. PALLET TRANSPORT DEVICE AND PALLET TRANSPORT SUPPORT METHOD

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EP4005729A4 (en) * 2019-07-22 2023-08-23 NITTOKU Co., Ltd. PALLET TRANSPORT DEVICE AND PALLET TRANSPORT SUPPORT METHOD

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NL9000539A (nl) 1990-10-01
HU901349D0 (en) 1990-05-28
CZ279320B6 (cs) 1995-04-12
FI901101A0 (fi) 1990-03-05
HUT53023A (en) 1990-09-28
CS9001143A2 (en) 1991-12-17
HU208285B (en) 1993-09-28
ES2025384A6 (es) 1992-03-16

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