JPH0313637B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313637B2
JPH0313637B2 JP58003964A JP396483A JPH0313637B2 JP H0313637 B2 JPH0313637 B2 JP H0313637B2 JP 58003964 A JP58003964 A JP 58003964A JP 396483 A JP396483 A JP 396483A JP H0313637 B2 JPH0313637 B2 JP H0313637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
traffic information
identification signal
output
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58003964A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59128696A (ja
Inventor
Akihiro Fujiwara
Kazutoshi Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP396483A priority Critical patent/JPS59128696A/ja
Publication of JPS59128696A publication Critical patent/JPS59128696A/ja
Publication of JPH0313637B2 publication Critical patent/JPH0313637B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、道路の交通渋滞の状況などのいわゆ
る交通情報を受信する装置に関する。
従来より、交通情報を受信する受信機では、交
通情報を受信したとき自動的に該受信機の出力を
スピーカに与えるように切換えて、たとえば一般
のラジオ放送またはテープ再生装置による音楽な
どを聴取している場合でも、交通情報受信時に
は、確実に交通情報を聴取できるようにしたもの
が提案されている。
その一例として、本出願人は、交通情報を送出
するに先立つて、開始識別信号を送出し、受信側
ではこの開始識別信号を検出して交通情報を音響
化する方式をすでに提案した。
しかし、交通情報以外のラジオ放送およびテー
プ再生装置によつて音楽などを楽しんでいるとき
に、このような交通情報が突然に割込んで音響化
されることは、かえつてわずらわしい場合もあ
る。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたものであつて、交通情報をその受信時にスピ
ーカにより再生するか、一旦録音装置に録音する
かを選択できるようにするとともに、交通情報の
開始から終了までの一区切りとして録音すること
が可能な交通情報の受信装置を目的とするもので
ある。
本発明は、交通情報の放送開始を示す開始識別
信号、交通情報、および該交通情報の放送終了を
示す終了識別信号を含み、交通情報の送信時に
は、前記開始識別信号、交通情報、前記終了識別
信号の順で送信される交通情報放送を受信する受
信装置であつて、 前記開始識別信号、交通情報、および終了識別
信号を復調するチユーナ23と、該チユーナ23
に接続され前記開始識別信号および終了識別信号
を検出して、該開始識別信号を検出してから該終
了識別信号を検出するまで信号を出力する識別回
路32と、 該識別回路32に接続された手動操作スイツチ
34と、 前記チユーナ23に接続された録音装置49
と、 前記手動操作スイツチ34の一方の個別接点3
6に接続され、前記識別回路32の出力信号によ
り前記チユーナ23の出力信号をスピーカ31に
与えるように切換制御する第1の制御手段38,
40,39,26と、 前記手動操作スイツチ34の他方の個別接点3
7に接続され、前記識別回路32の出力信号によ
り該録音装置49を録音状態に設定する第2の制
御手段42,44,43,45とを備え、 前記開始識別信号を検出してから前記終了識別
信号を検出するまでの期間、前記録音装置49に
よつて前記チユーナ23から出力される交通情報
を録音するようにしたことを特徴とする交通情報
の受信装置である。
第1図は、本発明が関連して実施される道路の
平面図である。高速道路のような自動車専用道路
などの道路は、上り線1と下り線2とが平行して
配置されている。この上り線1および下り線2の
予め定めた交通情報受信領域3,4には、アンテ
ナ5,6が設けられており、このアンテナ5,6
には送信装置7,8から信号が与えられる。
この交通情報受信領域3,4では、第2図に示
されるように開始識別信号9と、交通情報10
と、終了識別信号11とが、この順序で、繰返し
て電波で送出される。上り線1に進入する自動車
12では、料金所などの準備領域13において、
交通情報受信領域3に発射されている信号を受信
することができるようにその同調周波数を合わせ
る。また下り線2に進入する料金所などの準備領
域14では、この下り線2に進入する自動車が準
備領域14に進入したとき、交通情報受信領域4
において発射されている電波を受信することがで
きるように同調周波数を合せる。2つの交通情報
受信領域3,4の搬送波周波数は相互に異なり、
これによつて上り線1および下り線2を走行中に
混信することが防がれる。また一般のラジオ放送
の放送局15,16からもまた、その音声や音楽
の送出中に、開始識別信号9と、交通情報10
と、終了識別信号11とが送出される。
第3図は、自動車12に搭載される受信装置の
ブロツク図である。アンテナ20によつてラジオ
放送局15,16からのラジオ放送を受信するこ
とができ、また交通情報受信領域3,4における
電波を受信することができる。アンテナ20から
の信号は、分波回路21からチユーナ22,23
に与えられる。チユーナ22,23によつて復調
された信号は、ライン24,25から切換スイツ
チ26の個別接点27,28にそれぞれ与えられ
る。切換スイツチ26の共通接点29からの出力
は、増幅回路30によつて増幅され、スピーカ3
1によつて音響化される。一方のチユーナ22
は、在来のいわゆるカーラジオなどであつてもよ
く、希望するラジオ放送を聴取するために設けら
れる。もう1つのチユーナ23は、主として交通
情報を受信するために設けられている。このチユ
ーナ23は上り線1および下り線2をそれぞれ走
行する際に、交通情報受信領域3,4において交
通情報を聴取することができるようにするため
に、準備領域13,14においてその同調周波数
が設定される。このチユーナ23はまた、ラジオ
放送を聴取することができるように、その同調周
波数が定められてもよい。
チユーナ23からの出力は識別回路32に与え
られる。この識別回路32は、開始識別信号9を
検出したとき、ライン33から手動操作スイツチ
34の共通接点35にハイレベルの信号を導出
し、終了識別信号11を検出したときライン33
にローレベルの信号を導出する。切換スイツチ3
4は、個別接点36,37を有する。個別接点3
6からの出力は、トランジスタ38に与えられ
る。トランジスタ38が導通したとき、リレー3
9のリレーコイル40が励磁され、これによつて
その励磁期間中だけ切換スイツチ26の共通接点
29は個別接点28に導通する。なお、トランジ
スタ38、リレー39、リレーコイル40および
切換スイツチ26により第1の制御手段を構成す
る。リレーコイル40が消磁されているときは、
共通接点29は個別接点27に導通している。
個別接点37にはトランジスタ42が接続され
る。このトランジスタ42には直列に、リレー4
3のリレーコイル44が接続される。リレーコイ
ル44が励磁されることによつて、切換スイツチ
45の共通接点46は個別接点47に導通し、こ
のリレーコイル44が消磁されているとき共通接
点46はもう1つの個別接点48に導通してい
る。なお、トランジスタ42、リレー43、リレ
ーコイル44および切換スイツチ45により第2
の制御手段を構成する。録音/再生装置49は、
電圧源50から切換スイツチ45の共通接点46
および個別接点47を経て、ライン51にハイレ
ベルの信号が与えられたとき、チユーナ23から
ライン25を介する可調周波数信号を磁気テープ
に録音する。この録音/再生装置49はまた、切
換スイツチ45の共通接点46および個別接点4
8を介して、電圧源50からライン52にハイレ
ベルの信号が与えられた状態において、手動スイ
ツチ53が導通されたとき再生動作を行ない、そ
の磁気テープに録音されている可調周波数信号を
ライン54に導出するとともに、ライン55はハ
イレベルの信号を導出してトランジスタ56を導
通する。このトランジスタ56の導通によつて、
リレー57のリレーコイル58が励磁される。切
換スイツチ59の共通接点60は、リレーコイル
58が励磁されているとき、個別接点61に導通
し、このときスイツチ63は導通する。リレーコ
イル58が消磁されているときには、切換スイツ
チ59の共通接点60は、もう1つの個別接点6
2に導通しており、スイツチ63は遮断してい
る。個別接点61にはライン54が接続される。
個別接点62にはライン25が接続される。共通
接点60からの出力は、切換スイツチ26の個別
接点28に与えられる。
チユーナ22によつてラジオ放送を受信してい
るときに、チユーナ23によつて交通情報が受信
されたとき、その交通情報を割込んで聴取したい
ときには、切換スイツチ34の共通接点35を個
別接点36に導通したままとする。この状態でチ
ユーナ23が交通情報を含む放送を受信したと
き、識別回路32は開始識別信号9を検出し、こ
れによつてライン33にハイレベルの信号が与え
られる。そのためトランジスタ38が導通しリレ
ーコイル40が励磁される。これによつて切換ス
イツチ26の共通接点29は個別接点28に切換
わつて導通する。このときリレー43のリレーコ
イル44は、消磁されたままであり、したがつて
切換スイツチ45の共通接点46は、個別接点4
8に導通している。スイツチ53は予め遮断され
ており、したがつてリレー57のリレーコイル5
8は消磁されており、このため切換スイツチ59
の共通接点60は個別接点62に導通している。
このようにしてチユーナ23からの信号は、ライ
ン25から切換スイツチ59,26を経て増幅回
路30によつて増幅され、交通情報10がスピー
カ31によつて音響化される。
識別回路32が終了識別信号11を検出する
と、ライン33はローレベルのままとなる。これ
によつてトランジスタ38が遮断し、リレーコイ
ル40が消磁されて切換スイツチ26の共通接点
29が個別接点27に切換わつて導通する。こう
して再びチユーナ22によつて選局されているラ
ジオ放送を聴取することができる。
チユーナ22によつて聴取しているラジオ放送
が、チユーナ23によつて交通情報が受信されて
も、割込まれて妨害されないようにするために
は、切換スイツチ34の共通接点35を個別接点
37に導通しておく。これによつてチユーナ23
からライン25に導出される信号を受信している
識別回路32が、開始識別信号9を検出したとき
には、トランジスタ42が導通し、リレー43の
リレーコイル44が励磁される。そのため切換ス
イツチ45の共通接点46は、個別接点47に切
換わつて導通し、録音/再生装置49は録音が可
能な状態となる。録音/再生装置49は、チユー
ナ23からライン25を介する信号を磁気テープ
に録音し、これによつて交通情報10が録音され
ることになる。
識別回路32によつて終了識別信号11が検出
されると、ライン33はローレベルとなり、これ
によつてトランジスタ42を遮断し、リレーコイ
ル44が消磁する。切換スイツチ45の共通接点
46は、個別接点48に導通した状態に保たれ
る。切換スイツチ26の共通接点29は、チユー
ナ23の受信状態に拘らず個別接点27に導通し
たままであるので、スピーカ31からはチユーナ
22によつて受信されるラジオ放送を継続して聴
取することができる。
交通情報10が録音/再生装置49において録
音され、終了識別信号11が検出された後におい
て、希望する時刻にその録音されている交通情報
を聴取したいときには、スイツチ53を導通す
る。これによつて録音/再生装置49は再生動作
を行ない、その録音されている交通情報10はラ
イン54を介して切換スイツチ59の個別接点6
1に導出される。このときライン55はハイレベ
ルとされ、トランジスタ56が導通し、リレー5
7のリレーコイル58が励磁されて切換スイツチ
59の共通接点60は個別接点61に切換わつて
導通する。しかも、リレーコイル58の励磁によ
つてリレースイツチ63もまた導通する。そのた
めライン54からの交通情報を含む再生信号は、
切換スイツチ59の個別接点61から共通接点6
0を経てリレースイツチ63から増幅回路30に
与えられて、スピーカ31によつて音響化されて
聴取することができる。
本発明の他の実施例として、チユーナ22に代
えていわゆるカセツトデツキなどのテープ再生機
であつてもよく、その他の音響源であつてもよ
く、これらの音響源からの信号が切換スイツチ2
6の個別接点27に与えられるように構成され
る。
本発明の他の実施例として、準備領域13,1
4は外部からのラジオ放送の電波が遮断されるよ
うに遮蔽され、この遮蔽された準備領域13,1
4を自動車12が通過するとき、それらのラジオ
放送の搬送周波数と同一の搬送周波数で交通情報
受信領域3,4において受信可能な受信周波数を
報知する音声によつて変調して送出してもよい。
これによつて、ラジオ放送を聴取しつつ準備領域
13,14に進入して来た自動車12では、運転
者は交通情報受信領域3,4において受信される
ようにチユーナ23の同調周波数を変更する。そ
のため上り線1および下り線2を走行中に交通情
報受信領域3,4に到達すると、交通情報を聴取
することができる。準備領域13,14では、交
通情報受信領域3,4において発射されている電
波と同一の周波数を有する搬送波を可聴周波数信
号で変調して導出しており、これによつて準備領
域13,14において交通情報受信領域3,4と
同一の周波数に同調したとき、たとえば「ピー」
という音が聞こえる。これによつて、同調を確実
に行なうことができる。
第4図は識別回路32の具体的な構成を示す。
チユーナ32からの出力は、フイルタ130,1
31およびレベル設定回路153に与えられる。
フイルタ30,31は、周波数1,2を有する識
別信号をそれぞれ選択して導出する。フイルタ1
30,131からの出力は、検波回路132,1
33に与えられる。検波回路132は、カツプリ
ングコンデンサ151と、検波ダイオード152
と、積分コンデンサ136とを含む。検波回路1
33は、検波回路132と同一の構造を有する。
検波回路132,133からの出力は、比較回路
134,135の一方の入力に与えられる。比較
回路134,135の他方の入力には、レベル設
定回路153から検波回路154を介する信号が
与えられる。検波回路154は、検波回路13
2,133と同一構造を有する。比較回路13
4,135からの出力は、時間判定回路137,
138にそれぞれ与えられる。
時間判定回路137は、抵抗139と、積分コ
ンデンサ140と、比較回路141と、抵抗13
9に並列に接続されたダイオード142とを含
み、比較回路141の一方の入力には積分コンデ
ンサ140からの出力が与えられる。比較回路1
41の他方の入力には、端子143から予め定め
たレベルの信号が与えられる。もう一つの時間判
定回路138は時間判定回路137と同様の構造
を有する。
時間判定回路137からの出力は、単安定回路
144を介してANDゲート145の一方の入力
に与えられるともに、直接にANDゲート146
の一方の入力に与えられる。時間判定回路138
からの出力は、単安定回路147を介してAND
ゲート146の他方の入力に与えられるととも
に、直接にANDゲート145の他方の入力に与
えられる。ANDゲート145の出力は、フリツ
プフロツプ148をセツトし、ANDゲート14
6からの出力はフリツプフロツプ148をリセツ
トする。トランジスタ21(第2図参照)はフリ
ツプフロツプ148からのセツトの出力によつて
導通する。
単安定回路144は、たとえば第5図のよう
に、ダイオード110と、積分コンデンサ111
と、積分コンデンサ111とともに時定数回路を
構成する抵抗112と、積分コンデンサ111を
強制的に瞬時放電するトランジスタ113とを含
み、ANDゲート145のしきい値によつて積分
コンデンサ111の出力がレベル弁別される。
第6図を参照して、チユーナ23によつて受信
しているとき、第6図1に示す信号がチユーナ1
0から導出された場合を想定する。フイルタ13
0は、可聴周波数1を有する識別信号のみを選択
して、検波回路132に与える。これによつて積
分コンデンサ136の出力、すなわち検波回路1
32の出力は、第6図2のようになる。可聴周波
数1を有する識別信号は、レベル設定回路153
から検波回路154に与えられて比較回路134
の弁別レベルを定める。可聴周波数1を有する識
別回路のみが受信されているときには、検波回路
154からの出力したがつて比較回路134の弁
別レベルは低い。そのためこの弁別レベルを超え
る可聴周波数1の識別信号が検波回路132から
与えられたとき、比較回路134は第6図3の波
形を導出する。この比較回路134からの出力
は、抵抗139を介して積分コンデンサ140に
よつて積分される。積分コンデンサ140の出力
波形は、第6図4に示される。積分コンデンサ1
40の出力が、端子143に与えられた弁別レベ
ルを時間T1経過後に超えたとき、比較回路14
1は第6図5に示される波形を有する信号を導出
する。このようにして可聴周波数1の識別信号が
時間T1以上続いて受信されたときにのみ、比較
回路141が出力を導出する。単安定回路144
は第6図9に示すように予め定めたパルス幅W7
を有するパルスを導出する。このパルス幅W7の
期間中において、次に述べるように可聴周波数2
を有する識別信号が受信検出されることになる。
可聴周波数2を有する識別信号がチユーナ23
から出力されると、その識別信号はフイルタ13
1によつて選択され、検波回路133によつて検
波される。検波回路133からの出力は、第6図
6に示される。比較回路135からの出力は第6
図7に示されており、時間判定回路138からの
出力は第6図8に示される。時間判定回路138
からの出力は、可聴周波数2を有する識別信号が
時間T2以上続いたときに出力を導出する。この
ようにしてANDゲート145からは、第6図1
0に示す波形が得られる。そのためフリツプフロ
ツプ148がセツトされてチユーナ23からの交
通情報が切換えスイツチ11から増幅回路16を
経てスピーカ17から出力される。
交通情報のラジオ放送が終了したときには、可
聴周波数2,1を有する識別信号が、この順序
で、チユーナ23から導出される。可聴周波数2
を有する識別信号が検出されたとき、単安定回路
147からは予め定めたパルス幅W8を有する信
号が導出される。パルス幅W8はパルス幅W7と
等しくてもよい。この単安定回路147から出力
が導出されている期間中において、可聴周波数1
を有する識別信号が検出されると、ANDゲート
146からの出力はフリツプフロツプ148をリ
セツトさせる。
上述の実施例では、可聴周波数1,2を含む広
い周波数帯域にわたる周波数スペクトルを有する
信号がチユーナ23から導出された場合には、レ
ベル設定回路132から検波回路154を介する
信号のレベルすなわち比較回路134,135の
弁別レベルは高い。そのため比較回路134,1
35の出力はローレベルのままである。このよう
にして可聴周波数1,2の周波数スペクトルのみ
を有する識別信号がチユーナ23によつて受信さ
れたときのみ、比較回路134,135からハイ
レベルの出力が前述のように得られる。このこと
によつて交通情報の誤検出が防止される。また時
間判定回路137,138では、可聴周波数1,
2が時間T1(第6図5参照)以上および時間T
2(第6図8参照)以上、それぞれ持続したとき
に初めて時間判定回路137,138から出力が
得られる。そのため交通情報の誤検出を一層確実
に防止することが可能である。さらに単安定回路
144,147の働きによつて可聴周波数1,2
を有する識別信号が予め定めた時間W7,W8内
に連続して発生されることによつて初めてフリツ
プフロツプ148が動作する。これによつてもま
た交通情報の誤検出が更に一層確実に防がれる。
時間判定回路137に含まれるダイオード14
2は、比較回路134の出力がローレベルになる
と直ちにコンデンサ140の電荷を放電する働き
を果す。そのため次に入力される比較回路134
の出力を抵抗139を介してコンデンサ140に
よつて確実に積分することができ、正確な時間T
1を得ることができる。
識別信号の可聴周波数1,2は第1式を満たす
和音の関係に選び、良好な聴覚を得るようにして
もよい。
2=1.5・1 …(1) 1はたとえば900Hzであり、2は1.350Hzである。
開始識別信号における持続期間W1,W3の信
号の間に休止期間W2があることを検出し、これ
によつて誤検出を一層確実に避けるために次のよ
うに構成される。
検波回路154からの出力は、比較回路156
の一方の入力に与えられる。この比較回路156
の他方の入力には予め定めた弁別レベルを定める
電圧Vr1が与えられる。比較回路156は、検
波回路154からの出力が電圧Vr1に対応した
弁別レベルを越えるとき、ハイレベルの信号を
ANDゲート157に与える。時間判定回路13
7からの出力は、微分回路158に与えられる。
微分回路158の出力は、比較回路159の一方
の入力に与えられる。比較回路159の他方の入
力には弁別レベルを決定する電圧Vr2が与えら
れる。比較回路159は、微分回路158からの
出力が電圧Vr2に対応した弁別レベル以上であ
るときに、ハイレベルの信号をANDゲート15
7に導出する。前述の微分回路158は、時間判
定回路137の立ち上がりおよび立ち下がり時に
ハイレベルおよびローレベルの微分パルスをそれ
ぞれ導出する。このようにして比較回路159か
らは、時間判定回路137の立ち下がり時にハイ
レベルのパルスが導出される。ANDゲート15
7の出力は、パルス整形回路160に与えられ
て、パルス幅が予め定めた値に整形されて単安定
回路144のトランジスタ113(第5図参照)
に与えられる。単安定回路144は、パルス整形
回路160からの出力に応答してリセツトし、そ
の出力をローレベルとする。
チユーナ23から、ライン14に第7図1で示
される正常な波形を有する開始識別信号が導出さ
れた場合を想定する。この場合、検波回路154
から比較回路156には第6図2で示される信号
が与えられる。比較回路156の出力は第7図3
に示されるとおりである。時間判定回路137は
第7図4で示される信号を導出し、単安定回路1
44に与えるとともに、微分回路158に与え
る。微分回路158の出力は、第7図5に示され
ている。微分回路158および比較回路159の
働きによつて、比較回路159からANDゲート
157には、第7図4で示されるパルスの立ち下
がり時にパルスが導出される。ANDゲート15
7の出力はローレベルのままであり、そのためパ
ルス整形回路160からの出力は第7図7で示さ
れるパルスが導出される。そのため単安定回路1
44のトランジスタ113は遮断しており、その
出力は、第7図8で示されるように期間W7だけ
ハイレベルである。時間判定回路138の出力は
第7図6に示されている。そのためANDゲート
145からは第7図9で示されるパルスが導出さ
れ、フリツプフロツプ148がセツトされる。
開始識別信号に含まれる休止期間W2において
第8図1で示されるように信号が混入している場
合を想定する。検波回路154の出力は第8図2
に示され、比較回路134の出力は第8図3のと
おりであり、時間判定回路137の出力は第8図
4のとおりである。微分回路158の出力は第8
図5に示されるとおりである。ANDゲート15
7は、比較回路156からのハイレベルのままで
ある信号と比較回路159からのパルスとに応答
してハイレベルのパルスを導出する。パルス整形
回路160は、第8図7に示されるパルスを導出
して、単安定回路144のトランジスタ113を
導通させる。そのためコンデンサ111が放電さ
れ、単安定回路144の出力は、第8図8で示さ
れるようにごく短時間だけハイレベルになつた
後、ローレベルに強制される。時間判定回路13
8の出力は、第8図6で示されている。ANDゲ
ート145の出力は、第8図9のようにローレベ
ルのままであり、フリツプフロツプ148はセツ
トされない。このようにして休止期間W2に、周
波数信号があるときにはフリツプフロツプ148
がセツトされず、開始識別信号の誤検出が防がれ
る。
以上のように本発明によれば、交通情報をその
受信時にスピーカにより再生するか、一旦録音装
置に録音するかを手操作スイツチにより聴取者が
選択できるので、他の音響源からの音響が意図せ
ずして中断されることがなくなり、また交通情報
を録音する場合、その開始から終了までを一区切
りとして録音されるので、録音された交通情報を
後で聞く場合でもその内容を確実に把握できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が実施される道路の簡略化した
平面図、第2図は交通情報10を含む信号の波形
図、第3図は受信装置のブロツク図、第4図は識
別回路32の具体的な構成を示すブロツク図、第
5図は単安定回路144の具体的な電気回路図、
第6図〜第8図はその識別回路32の動作を説明
するための波形である。 1……上り線、2……下り線、3,4……交通
情報受信領域、9……開始識別信号、10……交
通情報、11……終了識別信号、22,23……
チユーナ、30……増幅回路、31……スピー
カ、32……識別回路、49……録音再生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交通情報の放送開始を示す開始識別信号、交
    通情報、および該交通情報の放送終了を示す終了
    識別信号を含み、交通情報の送信時には、前記開
    始識別信号、交通情報、前記終了識別信号の順で
    送信される交通情報放送を受信する受信装置であ
    つて、 前記開始識別信号、交通情報、および終了識別
    信号を復調するチユーナ23と、該チユーナ23
    に接続され前記開始識別信号および終了識別信号
    を検出して、該開始識別信号を検出してから該終
    了識別信号を検出するまで信号を出力する識別回
    路32と、 該識別回路32に接続された手動操作スイツチ
    34と、 前記チユーナ23に接続された録音装置49
    と、 前記手動操作スイツチ34の一方の個別接点3
    6に接続され、前記識別回路32の出力信号によ
    り前記チユーナ23の出力信号をスピーカ31に
    与えるように切換制御する第1の制御手段38,
    40,39,26と、 前記手動操作スイツチ34の他方の個別接点3
    7に接続され、前記識別回路32の出力信号によ
    り該録音装置49を録音状態に設定する第2の制
    御手段42,44,43,45とを備え、 前記開始識別信号を検出してから前記終了識別
    信号を検出するまでの期間、前記録音装置49に
    よつて前記チユーナ23から出力される交通情報
    を録音するようにしたことを特徴とする交通情報
    の受信装置。
JP396483A 1983-01-12 1983-01-12 交通情報の受信装置 Granted JPS59128696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP396483A JPS59128696A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 交通情報の受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP396483A JPS59128696A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 交通情報の受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128696A JPS59128696A (ja) 1984-07-24
JPH0313637B2 true JPH0313637B2 (ja) 1991-02-22

Family

ID=11571759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP396483A Granted JPS59128696A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 交通情報の受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59128696A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420281A (en) * 1977-07-15 1979-02-15 Maakurando Denshi Kougiyou Kk Road trafic information monitoring system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420281A (en) * 1977-07-15 1979-02-15 Maakurando Denshi Kougiyou Kk Road trafic information monitoring system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128696A (ja) 1984-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5276909A (en) Traffic information broadcast system
JP4152496B2 (ja) 他の媒体の聴取中にrdsラジオによって交通情報放送可能局を選択する方法
JPH0159777B2 (ja)
JPH0313637B2 (ja)
JPH0313638B2 (ja)
JPH0317466Y2 (ja)
JPH03143744A (ja) 車載用受信装置
JPH0313639B2 (ja)
JPS58114634A (ja) ラジオ交通情報送受信方式
JPH0537413A (ja) テープデツキ付ラジオ受信機
JPS6220428A (ja) カ−ステレオ装置
JPS59128697A (ja) 交通情報の送受信方式
JPS6117243A (ja) 受信装置を備えた磁気記録再生装置
JPH0650879Y2 (ja) 車載用ラジオ付き記録媒体演奏装置
KR950001229Y1 (ko) Rds신호수신장치
JPS60254833A (ja) 録音機能を備えた番組識別受信機
KR100289930B1 (ko) 카 오디오의 방송 채널 탐색 표시방법
JPS5987599A (ja) 道路交通情報用の受信機
JPS5939358Y2 (ja) ラジオ付テ−プレコ−ダの自動切換回路
JPH039388Y2 (ja)
JPH03184427A (ja) Fm放送受信機
JPH0427233Y2 (ja)
JPH0323724Y2 (ja)
JP2834953B2 (ja) Fm受信機のマルチパスノイズ除去回路
JPS59128695A (ja) 交通情報の送受信方式