JPH03135851A - ハザード自動点灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハザードランプを点滅させるハザード自動点
灯装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、実開昭６２−８８４２号公報に示すように、車両
制動中にストップランプが点灯し、車両が完全に停止し
たときにハザードランプが点滅することで、制動中と停
止とを後続車両に示し、追突事故を未然に防ぐようにし
たハザード自動点灯装置が提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記ハザード自動点灯装置にあっては、車両
制動中はストップランプのみが点灯するため、ストップ
ランプの点灯が急ブレーキによるものなのか通常の制動
によるものなのかを後続車両が瞬時に判断することがで
きず、上記判断が遅れがちとなる。

本発明は、上記問題を解消するもので、急減速を後続車
両に示すようにしたハザード自動点灯装置を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、減速度を検出す
る減速検出手段と、上記減速度が設定１以上であるかど
うかを判断する判断手段と、上記減速度が上記設定量以
上である場合に、ハザードランプを点滅させるハザード
点灯手段とを備えたものである。

〔作用〕

上記構成のハザード自動点灯装置によれば、設定量以上
の減速度である急減速が検出された場合に、ハザードラ
ンプが点滅され、上記急減速であることが後続車両に示
される。

〔実施例〕

第１図は本発明にかかるハザード自動点灯装置の一実施
例を示すブロック図である。

減速度センサ１は車両の減速度を検出するとともに、上
記減速度が例えば５　ｉ／ｓ２以上、すなわち約０．５
Ｇ以上であると判断すると、ハイ信号をアンド回路３に
出力するものである。車速センサ２は車速を検出するも
ので、車速が例えば３０１ｍ／ｈ以上になると、ハイ信
号をアンド回路３に出力するものである。上記アンド回
路３は上記減速度センサ１および車速センサ２よりそれ
ぞれハイ信号が入力されると、ハイ信号をタイマ５に出
力するものである。アクセルスイッチ４は図示しないア
クセルペダルが踏み操作されると、ハイ信号をタイマ５
に出力するものである。

上記タイマ５は上記アンド回路３からのハイ信号が入力
されるとトリガされて、例えば１０秒間ハイ信号を制御
部６に出力するものである。また、タイマ５はアクセル
スイッチ４がらハイ信号が入力されると、出力をローに
リセットする。上記制ｗＪ部６は切換スイッチ７が自動
モードに設定されているときに上記タイマ５からのハイ
信号が入力されると、ハイ信号をハザードユニット８に
出力するものである。また、上記切換スイッチ７は手動
モードに設定されると、図示しない手動スイッチでハザ
ードユニット８の作動、または停止を手動操作できるよ
うになされている。

ハザードユニット８は上記制御部６からのハイ信号が入
力されると、作動して所定周期の点滅信号を左方向指示
灯９．１０および右方向指示灯１１．１２に出力するも
のである。上記左右の方向指示灯９〜１２はそれぞれハ
ザードランプとして作動するもので、上記点滅信号に応
じて同時に点滅する。

次に、上記構成のハザード自動点灯装置の動作について
説明する。

切換スイッチ７が自動モードに設定され、更に車両が３
０／ｃｌｌ／ｈ以上で走行しているとき、ブレーキペダ
ルが踏み操作され、例えば５　ｍ／ｓ２以上の減速度が
車両にかかると、車速センサ２および減速度センサ１か
らハイ信号が出力される。すると、アンド回路３を介し
てタイマ５にハイ信号が入力され、タイマ５から１０秒
間ハイ信号が出力される。そして、制岨部６によりハザ
ードユニット８は上記１０秒間点滅信号を左方向指示灯
９．１０および右方向指示灯１１．１２に出力し、上記
方向指示灯９〜１２が上記１０秒秒間時に点滅される。

一方、車両が３０ｂ／ｈ未満で走行しているときにブレ
ーキペダルが踏み操作され、５１１／５２Ｌｌ上の減速
度が車両にかかった場合、車速センサ２からハイ信号が
出力されない。したがって、アンド回路３の出力もロー
のままになり、方向指示灯９〜１２は消灯したままとな
る。

また、３０１ｍ／ｈ以上で走行しているときでも、５　
ｍ／ｓ２未満の減速度の場合、減速度センサ１からハイ
信号が出力されない。したがって、この場合もアンド回
路３の出力がローのままになり、方向指示灯９〜１２は
消灯したままとなる。

一方、上記１０秒間が経過する前にアクセルペダルが踏
み操作されると、タイマ５がリセットされ、上記方向指
示灯９〜１２の点滅が解除される。

このように、上記構成ではステアリングから手を離さず
にハザードランプの点滅または解除を行うことができる
。

なお、切換スイッチ７を手動モードに設定すると、ブレ
ーキペダルの踏み操作の頻度が高い、例えば市街地走行
のような場合に、上記方向指示灯９〜１２の点滅または
解除を手動操作で行うことができる。

〔発明の効果〕

本発明は、急減速のときにハザードランプが自動的に点
滅するので、ステアリングから手を離さずに急減速を後
続車両に示すことができる。この結果、後続車両の判断
の遅れを防止することができ、車両運転の安全性を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるハザード自動点灯装置の一実施
例を示すブロック図である。 １・・・減速度センサ、２・・・車速センサ、３・・・
アンド回路、４・・・アクセルスイッチ、５・・・タイ
マ、６・・・制御部、７・・・切換スイッチ、８・・・
ハザードユニット、９〜１２・・・左右の方向指示灯（
ハザードランプ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、減速度を検出する減速検出手段と、上記減速度が設
   定量以上であるかどうかを判断する判断手段と、上記減
   速度が上記設定量以上である場合に、ハザードランプを
   点滅させるハザード点灯手段とを備えたことを特徴とす
   るハザード自動点灯装置。