JPH03134656A - 感光材料用包装材料 - Google Patents

感光材料用包装材料

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JPH03134656A
JPH03134656A JP27163289A JP27163289A JPH03134656A JP H03134656 A JPH03134656 A JP H03134656A JP 27163289 A JP27163289 A JP 27163289A JP 27163289 A JP27163289 A JP 27163289A JP H03134656 A JPH03134656 A JP H03134656A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光材料、特に写真感光材料の包装に適した
包装材料に関するものである。
〔従来の技術) 写真感光材料のように、光に曝されるとその品質価値を
失うものについては、光を完全に遮る包装材料が使用さ
れている。この包装材料には上記遮光性のほか、写真感
光材料の大きさや重量に応じて十分な物理強度、即ち引
張り強度、引裂き強度、衝撃穴あけ強度等が必要であり
、さらにヒートシールによる密封を行う関係上、ヒート
シール適性が必要である。
従来、このような写真感光材料用包装材料としては、第
6図に示すように、ポリエステル層11、接着剤層12
、・アルミニウム層13、遮光性物質および非イオン性
帯電防止剤を含むポリオレフィン系樹脂層14からなる
包装材料があった(特公昭63−26697号公報)。
(発明が解決しようとする課題) 上述した特公昭63−26697号公報記載の包装材料
は、包装作業や輸送中に振動したり衝撃を受けて、ピン
ホールや破れが発生鳴しやすく、また、ピンホールや破
れが発生しない場合であっても、コーナ−がカットされ
ていない重いシートフィルム、シート印画紙、およびP
S版や、ロール状写真感光材料を包装したときは、エツ
ジ等により最内層のポリオレフィン系樹脂層が薄くなり
、遮光性、防湿性等の確保ができなかった。
本発明は以上の問題点を解決し、重くて脱失な部分を有
する感光材料を包装しても、ピンホール等が発生するこ
となく、遮光性、防湿性等を確保できる感光材料用包装
材料を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、第
1の発明による感光材料用包装材料は一方の表面側から
、アルミニウム蒸着フレキシブルシート、遮光性接着剤
層、ガスバリヤ性二軸延伸熱可塑性樹脂フィルム、およ
び遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルムの順で積層さ
れていることを特徴として構成されている。
また、第2の発明による感光材料用包装材料は、一方の
表面側から、アルミニウム蒸着フレキシブルシート、遮
光性接着剤層、ガスバリア性二軸延伸熱可塑性樹脂フィ
ルム、接着剤層、および遮光性物質を含む熱可塑性樹脂
フィルムの順で積層されていることを特徴として構成さ
れている。
アルミニウム蒸着フレキシブルシートは、フレキシブル
シートにアルミニウム蒸着膜が蒸着加工されたものであ
る。
フレキシブルシートは、紙、合成紙、セロハン、熱可塑
性樹脂フィルム等であり、好ましくは一軸又は二輪配向
したポリオレフィン樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィ
ルム、又はポリエステル樹脂フィルムである。
アルミニウム蒸着膜は、物理強度、遮光性、帯電防止性
、防湿性、およびガスバリヤ性の確保の点から55〜1
200人の厚さが好ましい。すなわち、厚さが55人未
満ではアルミニウム蒸着膜の両面の層に発生する帯電を
減少させることができない。
また、厚さが1200人を越えると、帯電防止、′ガス
バリア性、防湿性、および遮光性は確保できるが、真空
蒸着法等では加熱によるフレキシブルシートの劣化、出
来上がった積層フィルムの物理強度低下等の点で問題が
ある。特に、通常の感光材料用包装材料の用途には、8
0〜800人の厚さが好ましく、最も好ましくは100
〜600人である。
アルミニウム蒸着膜を加工するには、真空蒸着法、スパ
ッタリング法、イオンブレーティング法、電子ビーム蒸
着法等で行う。
遮光性接着剤層は、各種ポリエチレン(LDPE、L−
LDPE、 MDPE、、IIDPE)樹脂、各種ポリ
プロピレン樹脂等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂熱溶
融接着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレ
ン−アクリル酸共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸エ
ステル共重合体樹脂、エチレン変性樹脂、アイオノマー
樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、熱溶融ゴム系接着
剤等がある。これらはエクストルージョンラミネート接
着剤層として用いられることが多い。
溶液状接着剤としてはウェットラミネート用接着剤があ
り、エマルジョン又はラテックス状の接着剤である。
エマルジョン型接着剤の代表例としては、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル−エチレン共重合体樹脂、酢酸ビニ
ルとアクリル酸エステル共重合体樹脂、酢酸ビニルとマ
レイン酸エステル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸
共重合体樹脂等のエマルジョンがある。
ラッテックス型接着剤の代表例としては天然ゴム、スチ
レンブタジェンゴム(SBR)、アクリロトリルブタジ
ェンゴム(NBR)、クロロブレンゴム(CR)等のゴ
ムラテックスがある。
ドライラミネート用接着剤としてはイソシアネート系接
着剤、ウレタン系接着剤等がある。その他パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エチルアクリレート
共重合体樹脂などをブレンドしたホットメルトラミネー
ト接着剤、感圧接着剤、感熱接着剤等公知の接着剤を用
いることができる゛。
エクストルージョンラミネート用ポリオレフィン系接着
剤はより具体的にいえば各種ポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリブチレン樹脂、及びエチレン共重合
体(EVA、 ERA等)樹脂の他、L−LDPE樹脂
の如(、エチレンに一部他のモノマー(α−オレフィン
)を共重合せたもの、Dupon を社のサーリン、三
井ポリケミカル社のハイラミン等のアイオノマー樹脂(
イオン性共重合体樹脂)やエチレン変性樹脂の三井石油
化学■のアトマー(接着性ポリマー)などがある。その
他紫外線硬化型接着剤も最近使われはじめた。
特にLDPE樹脂とL−LDPE樹脂が安価でラミネー
ト適性に優れているので好ましい。また前記樹脂を2種
以上ブレンドして各樹脂の欠点をカバーした混合樹脂は
特に好ましい。
熱可塑性樹脂を用いたエクストルージョンラミネート法
による接着剤層の厚さは、通例6 p11〜50n、好
ましくは10μ11〜20nとなるが、コスト、接着強
度、ラミネート速度、積層体の全厚さ等に基づいて定め
られるので、この数値には特に限定されない。
遮光性接着剤層は、遮光性物質が添加されて遮光性を付
与されている。この遮光性物質は、混練又は分散可能で
あって可視光線および紫外線等を透過させないものであ
る。遮光性物質の代表例を以下に記載する。
(1)無機化合物 A、酸化物・・・シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化亜鉛°ζ酸化マ クネシウム、酸化アンチモン、バリ ウムフェライト、ストロンチウムフ ェライト、酸化ベリリウム、軽石、 軽石バルーン、アルミナ繊維等 B、水酸化物・・・水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム C9炭酸塩・・・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、ドーソナイト等 り、  (亜)硫酸塩・・・硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、硫酸アンモニウム、亜硫酸カル シウム等 E、ケイ酸塩・・・タルク、クレー、マイカ、アスベス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、 ガラスピーズ、ケイ酸カルシウム、 モンモリロナイト、ベントナイト等 F、炭素・・・カーボンブラック、グラフディト、炭素
繊維、炭素中空球等 G、その他・・・鉄粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、
硫化モリブデン、ポロン繊維、炭化 ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カ リウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホ ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、ホ ウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、 アルミニウムペースト、タルク等 (2)有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなど)、殻繊維(アーモン
ド、ビーナツツ、モミ酸なと)、木綿、ジュート、紙細
片、セロハン片、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、
デンプン、芳香族ポリアミド繊維等 これらの遮光性物質の中で、不透明化する無機化合物が
好ましく、特に、耐熱性、耐光性が優れ比較的不活性な
物質である光吸収性のカーボンブラックと窒化チタンと
グラファイトが好ましい。
カーボンブラックの原料による分類例をあげるとガスブ
ラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ア
ントラセンブラック、アセチレンブラック、ケッチエン
カーボンブラック、サーマルブラック、ランプブラック
、油煙、粉煙、アニマルブラック、ベジタブルブラック
等がある。
本発明では遮光性、コスト、物性向上の目的ではファー
ネスカーボンブラックが好ましく、高価であるが帯電防
止効果を有する遮光性物質としてはアセチレンカーボン
ブラック、導電性カーボンブラック、変性副生カーボン
ブラックであるケッチエンカーボンブラックが好ましい
。必要により前者と後者を必要特性に従ってミックスす
ることも好ましい。
遮光性物質を配合する形態は種々あるが、マスターバッ
チ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で好ましい。公
知文献の特公昭40−26196号公報では有機溶媒に
溶解した重合体の溶液中にカーボンブラックを分散せし
めて、重合体−カーボンプラツクのマスターバッチをつ
くる方法を、特公昭43−10362号公報にはカーボ
ンブラックをポリエチレンに分散してマスターバッチを
つくる方法が開示されている。
カブリの発生が少なく、感光度の増減が少なく、遮光能
力が大きく、L−LDPE樹脂フィルムに添加した場合
でもカーボンブラックの固り(ブッ)の発生やフィッシ
ュアイ等フィルムにピンホールが発生しにくい点で、カ
ーボンブラックの中でも特にpH6,0〜9. O1平
均粒子径10〜120mμ、揮発成分が0.2%以下、
吸油量が50Id/100g以上のファーネスカーボン
ブラックが好ましい。
上記遮光性物質は、使用樹脂、使用機械、コスト等によ
り、使用形態として、粉末状着色剤、ペースト状着色剤
、潤性着色剤、マスターバッチ、染顔料、カラードベレ
ット等がある。
遮光性物質の添加量は、0.5重量%〜20重量%、好
ましくは1重量%〜15重量%、特に好ましくは2重量
%〜10重世%である。0.5重量%未満では添加効果
が発現されずコストアップになるだけである。20重量
%をこえると接着強度低下、水分による発泡、膜切れ等
が発生し実用化困難になる。
ガスバリヤ性二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムは、同時二
軸延伸、あるいは逐次二軸延伸のような公知の二軸延伸
方法で、たて方向(MD力方向及びよ二方向(CD方向
)に各々1.5〜20倍、好ましくは3〜15倍延伸し
たフィルムである。
この二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムに用いられる熱可塑
性樹脂として孟ま、ポリエステル樹脂、ポリアミド(ナ
イロン)樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、
エチレン・ビニルアルコール樹脂、ポリプロピレン樹脂
、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリオレフ
ィン共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、塩ビ・プロピレン共重合体樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン樹脂、エバール樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、これらの樹脂とイ6の樹脂の共重合体樹脂(2元共
重合体樹脂だけでなく、3元あるいはそれ以上の共重合
体樹脂を含む。共重合体様式はランダム共重合、ブロッ
ク共重合のいずれでもよい、)、上記樹脂と他の樹脂の
混合樹脂等がある。
上記ポリエステル樹脂は、テレフタル酸ジメチル及びエ
チレングリコール、テレフタル酸ジメチル及び1.4−
シキロヘキサンジメタノール、テレフタル酸ジメチル及
びイソフタル酸ジメチル等から合成される樹脂がある。
ポリアミド樹脂には、ナイロン6、ナイロン66、ナイ
ロン12、ナイロン11、ナイロン6−66共重合体樹
脂がある。
そして、これらの樹脂をTダイフィルム成形機又はイン
フレーションフィルム成形機で二軸延伸してフィルム状
に形成する。
この二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムは、包装材料の薄層
化とコストダウン及び物理強度確保のため、厚さが5〜
50μmであることが好ましい。厚さが5μm未満では
ラミネート工程でシワや切断が発生しやす<、50μm
を越えると剛性が大きくなりすぎ、製袋性やゲルボテス
ト強度や取り扱い性が悪くなり感光材料用包装材料とし
ては好ましくない。
また、二軸延伸熱可望性樹脂フィルムは、単一層でも、
二層以上の多層共押出しフィルムであっても、さらに、
塩化ビニリデン樹脂層を塗布した二軸延伸熱可塑性樹脂
フィルムであっても、金属蒸着膜を薄着加工したもので
あってもよい。本発明では、ガスバリヤ性二軸延伸熱可
塑性樹脂フィルムのガスバリヤ性は、酸素ガス透過度(
ASTM DI434)が20°Cで20Qcc/ r
rr ・24時間・atm以下であればよい。
このガスは、写真感光材料の品質を劣化させる代表の酸
素ガスを本発明では問題にする。
熱可塑性樹脂フィルムは、各種ポリエチレン樹脂、エチ
レン共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、フッソ樹脂、ポリエステル樹脂、
これらの変性樹脂等からなるフィルムであり、好ましく
は、エチレン・αオレフイン共重合体樹脂、低密度ポリ
エチレン(LDPE)樹脂、中密度ポリエチレン(MD
PE)樹脂、高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)樹脂、エ
チレンー酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、アイオノ
マー樹脂、プロピレン−αオレフイン共重合体樹脂等の
2つ以上からなるフィルムである。
熱可塑性樹脂フィルムに含まれる遮光性物質は、上述し
た遮光性接着剤層に用いられる遮光性物質の中から選ば
れる。
この遮光性物質の添加量は、0.1重量%〜20重量%
、好ましくは0.5重量%〜15重量%、特に好ましく
は1重量%〜lO重量%である。0.1重量%未満では
遮光能力が不足あり、20重量%をこえると物理強度の
低下、ヒートシール性の悪化、コストアップ、遮光性物
質のフィルム表面からの脱落等の問題が発生する。
本発明の感光材料用包装材料に添加することができる添
加剤の代表例を以下に記載する。
(添加剤種類)    (代 表 例)(1)可塑剤 
 ;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪酸エ
ステル、 リン酸エステル等 (2)安定剤  ;鉛系、カドミニウム系、亜鉛系、ア
ルカリ土類金属系、有 機スズ系等 (3)帯電防止剤;陽イオン系界面活性剤、陰イオン系
界面活性剤、非イオン 系界面活性剤、両面活性剤、 各種カーボンブラック、金属 粉末、グラファイト等 ;燐酸エステル、ハロゲン化燐 酸エステル、ハロゲン化物、 無機物、含燐ポリオール等 ;アルミナ、カオリン、クレー 炭酸カルシウム、マイカ、タ ルク、酸化チタン、シリカ等 (6)補強剤  ;ガラスロービング、金属繊維、4ラ
ス繊維、ガラスミルドフ (5)充填剤 (4)難燃剤 (7)着色剤 (8)発泡剤 アイバー、炭素繊維等 ;無機顔料(八l、 Fe2O,、TiO2゜ZnO,
CdS等)、有機顔料 (カーボンブラック、染料等) ;無機発泡剤、(炭酸アンモニ ア、重炭酸ソーダ)有機発泡 剤にトロソ系、アゾ系)、等 (9)加硫剤  ;加硫促進剤、促進助剤等(10)劣
化防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活性化剤
、過酸化物置 解削等 (11)滑剤    ;パラフィン、ワックス、脂肪酸
系、脂肪酸アミド系、 脂肪酸金属塩系、シリコ− ン系、エステル系、高級ア ルコール等 (12)ブロッキング防止剤;シリカ、珪藻土類、タル
ク、カルシウムシリケー ト、珪酸アルミニウム、珪酸 マグネシウム、炭酸カルシラ ム、高級脂肪酸ポリビニルエ ステル等 (13)カップリング剤;シラン系、チタネート系クロ
ム系、アルミニウム 系等 (14)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 本発明に係る感光材料用包装材料が適用可能な感光材料
を以下に示す。
(a)ハロゲン化銀写真感光材料(Xレイフィルム、印
刷用フィルム、カラー印画紙、カラーフィルム、印刷用
マスター紙、DTR感光材料、電算写植フィルム及びペ
ーパー、マイクロフィルム、映画用フィルム、自己現像
型写真感光材料、直接ポジ型フィルム及びペーパー等) (b)ジアゾニウム写真感光材料(4−モルフォリノベ
ンゼンジアゾニウムクロフィルム、マイクロフィルム、
複写用フィルム、印刷用版材等)(C)アジド、ジアジ
ド系写真感光材料(パラアジドベンシェード、4,4°
ジアジドスチルベン等を含む感光材料、例えば複写用フ
ィルム、印刷用版材等) (d)キノンジアジド系写真感光材料(オルソ−キノン
ジアジド、オルソ−ナフトキノンジアジド系化合物、例
えばベンゾキノン(L2)−ジアジド−(2)−4−ス
ルフォン酸フェニルエーテル等ヲ含む感光材料、例えば
印刷用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等) (e)フォトポリマー(ビニル系モノマー等を含む感光
材料、印刷用版材、密着用フィルム等)(f)ポリビニ
ル桂皮酸エステル系(例えば印刷用フィルム、IC用レ
ジスト等) その他、各種の光や酸素や亜硫酸ガス等により変質、劣
化する感光物質、例えば食品(バタービーナツツ用袋、
マーガリン、スナック製品、ツマミ、菓子、お茶、ノリ
等)、医薬品(胃腸薬、カゼ薬等の粉末状、顆粒状の袋
入薬品)、染料、顔料、写真現像薬品、写真定着薬品、
トナー等に適用できる。
〔作用〕
本発明の感光材料用包装材料は、アルミニウム蒸着フレ
キシブルシートが、帯電防止、防湿性、ガスバリヤ性を
優れたものにし、遮光性接着剤層が、アルミニウム蒸着
フレキシブルシートと遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フ
ィルムの片方または両方が破壊されても遮光性を確保し
、ガスバリヤ性二輪延伸熱可塑性樹脂フィルムが、遮光
性物質を含む熱可塑性樹脂フィルムがエツジがシャープ
な感光材料等で破れてもアルミニウム蒸着フレキシブル
シートおよび遮光性接着剤まで破れないようにし、遮光
性物質を含む熱可塑性樹脂フィルムが、遮光性、密封性
、ヒートシール性等を確保している。
(実施例) 本発明による感光材料用包装材料の実施例を第1図から
第5図に基づいて説明する。
第1図から第5図は、それぞれ実施例の層構成を示す部
分断面図である。
第1図に示す感光材料用包装材料は、フレキシブルシー
ト1にアルミニウム蒸着膜2が蒸着加工されたアルミニ
ウム蒸着フレキシブルシート3のアルミニウム蒸着膜2
側に、遮光性接着剤層4aを介して、ガスバリヤ−性二
輪延伸熱可塑性樹脂フィルム5にアルミニウム蒸着膜2
が蒸着加工されたアルミニウム蒸着二輪延伸熱可塑性樹
脂フィルム6がアルミニウム蒸着膜2側で積層され、こ
のアルミニウム蒸着二輪延伸熱可塑性樹脂フィルム6に
遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム7aが直接積層
されている。
第2図に示す感光材料用包装材料は、第1図において、
遮光性物質を含む熱可塑性フィルム7aを直接積層する
替わりに、遮光性物質を含まない接着剤層4を介して遮
光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム7aを積層したも
のである。
第3図に示す感光材料用包装材料は、フレキシブルシー
トlにアルミニウム蒸着膜2が蒸着加工されたアルミニ
ウム蒸着フレキシブルシート3のアルミニウム蒸着膜2
側に、遮光性接着剤層4aを介して、ガスバリヤ−性二
軸延伸熱可塑性樹脂フィルム5が積層され、この二軸延
伸熱可塑性樹脂フィルム5に、遮光性物質を含まない接
着剤層4を介して、遮光性物質を含む熱可塑性フィルム
7aが積層されている。
第4図に示す感光材料用包装材料は、フレキシブルシー
トlにアルミニウム蒸着膜2が蒸着加工されたアルミニ
ウム蒸着フレキシブルシート3のアルミニウム蒸着膜2
側に、遮光性接着剤N4aを介して、ガスバリヤ−性二
軸延伸熱可塑性樹脂フィルム5にアルミニウム蒸着Jf
i2が蒸着加工されたアルミニウム蒸着二輪延伸熱可塑
性樹脂フィルム6がガスバリヤ−性二輪延伸熱可塑性樹
脂フィルム5側で積層され、このアルミニウム蒸着二軸
延伸熱可塑性樹脂フィルム6に、遮光性物質を含まない
接着剤層4を介して、遮光性物質を含む熱可望性樹脂フ
ィルム7aと遮光性物質を含む高ヤング率熱可塑性樹脂
フィルム8aとからなる遮光性二層共押出しフィルム9
aが遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム7a側で積
層されている。
第5図に示す感光材料用包装材料は、フレキシブルシー
ト1にアルミニウム蒸着膜2が蒸着加工されたアルミニ
ウム蒸着フレキシブルシート3のアルミニウム蒸着膜2
側に、遮光性接着剤層4aを介して、ガスバリヤ−性二
輪延伸熱可塑性樹脂フィルム5にアルミニウム蒸着膜2
が蒸着加工されたアルミニウム蒸着二軸延伸熱可塑性樹
脂フィルム6がアルミニウム蒸着膜2側で積層され、こ
のアルミニウム蒸着二軸延伸熱可塑性樹脂フィルム6に
、遮光性物質を含まない接着剤層4を介して、遮光性物
質を含む熱可塑性樹脂フィルム7aと遮光性物質を含む
ヤング率熱可塑性樹脂フィルム8aとからなる遮光性二
層共押出しフィルム9aが遮光性物質を含む高ヤング率
熱可塑性樹脂フィルム8a側で積層されている。
本発明品■、n、m比較品I、および従来品■。
■、■の特性を比較した試験結果について説明する。
層構成を表Iに示す。
なお、表■において、LDPE樹脂フィルムは、Mlが
2.4 g/10分、密度が0.926g/cfflの
低密度ホモポリエチレン樹脂97重量%と、ファーネス
カーボンブラック3重量%の組成からなり、L−LDP
E樹脂フィルムは、Mlが2.1 g/10分、密度が
0.920g/cdのエチレン・4メチルペンテン−1
共重合体樹脂96.85重景%と、エルカ酸アミド0.
05重量%と、酸化防止剤0.1重量%と、ファーネス
カーボンブラック3重量%の組成からなる。
表■に示す層構成の包装材料を用い、シール巾が5閣の
3方シ一ル平袋を作製し、大会サイズの印刷フィルム5
0枚を合紙製の保護当て紙に入れた状態で挿入し、その
後装の入口をヒートシールにより密封した。そして、台
紙の上に化粧紙をくるみ貼りした弁蓋嵌合化粧ボール箱
に入れ、セロテープで封緘し、5箱を1包装体として段
ボール箱に詰めた。
この段ボール箱入包装体を、JIS Z 0232のレ
ベルI条件で振動試験後30cmの高さから落下させ、
塵の発生量、袋のピンホール又は破れの発生状態、およ
び外観を目視観察した。
結果を表Hに示す。
評価は下記による。
◎:非常に優れている ○;優れている ・:実用限度 ム:改良必要 ×:実用不可 試験方法 ※A 防塵性 JIS Z 0232のレベル1条件で振動試験後30
cmの高さから落下させた後印刷フィルムを現像処理し
て塵の発生度合を目視検査して評価、塵の発生が少ない
場合を◎、塵の発生が多く実用不可の場合を×とした。
塵の発生がやや多く改良必要な場合をムとした。
※B外観 Aの袋の外観を目視観察し美しい場合を◎、祇ムケや紙
粉の発生が多く外観が悪く商品として問題がある場合を
×、紙ムケや紙粉がやや多く改良必要な場合をムとした
〔発明の効果〕
本発明は以上のよ・)に構成することにより、重く、か
つ脱失な部分を有する感光材料を包装した場合であって
も、ピンホール、破れ等が発生することがないので、遮
光性、防湿性、ガスバリヤ性等を常に確実に維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はそれぞれ本発明の感光材料用包装材
料の層構成を示す部分断面図、第6図は従来例の層構成
を示す部分断面図である。 1.1a・・・フレキシブルシート 2・・・アルミニウム蒸着膜 3・・・アルミニウム蒸着フレキシブルシート4a・・
・遮光性接着剤層 4・・・接着剤層 5.5a・・・ガスバリヤ−性二軸延伸熱可塑性樹脂フ
ィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の表面側から、アルミニウム蒸着フレキシブ
    ルシート、遮光性接着剤層、ガスバリヤ性二軸延伸熱可
    塑性樹脂フィルム、および遮光性物質を含む熱可塑性樹
    脂フィルムの順で積層されていることを特徴とする感光
    材料用包装材料
  2. (2)一方の表面側から、アルミニウム蒸着フレキシブ
    ルシート、遮光性接着剤層、ガスバリア性二軸延伸熱可
    塑性樹脂フィルム、接着剤層、および遮光性物質を含む
    熱可塑性樹脂フィルムの順で積層されていることを特徴
    とする感光材料用包装材料
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