JPH03134655A - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents

写真感光材料用包装材料

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JPH03134655A
JPH03134655A JP27163189A JP27163189A JPH03134655A JP H03134655 A JPH03134655 A JP H03134655A JP 27163189 A JP27163189 A JP 27163189A JP 27163189 A JP27163189 A JP 27163189A JP H03134655 A JPH03134655 A JP H03134655A
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JP
Japan
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light
film
shielding
flexible sheet
kraft paper
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JP27163189A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光度の高いハロゲン化銀写真感光材料等を
密封包装するのに適した写真感光材料用包装材料に関す
るものである。
〔従来の技術〕
写真感光材料のように光に曝されるとその品質価値を失
うものについては、光を完全に遮る包装材料が使用され
ている。この包装材料には上記遮光性のほかピンホール
を生ぜず密封性、防湿性、ガスバリヤ性を有し、十分な
物理強度とスタチック(火花放電)防止性を有する等の
諸性質が必要である。
しかし、このような諸性質を単一層構成の包装材料で満
足させることは困難であるため、従来、写真感光材料用
包装材料としては、複数層からなる包装材料が用いられ
た0例えば第7図に示すように、アルミニウム箔11の
両面に、接着剤層2.2を介してフレキシブルシート3
とカーボンブラック入りのLDPE樹脂フィtQム12
とを積層した包装材料があった。
本発明者もまた、第8図に示すように、遮光性物質を含
むポリオレフィン樹脂系フィルム6aとエチレン共重合
体樹脂系フィルム13aとの多層共押出しフィルム14
aに、接着剤層2を介して、アルミニウム真空蒸着二輪
延伸熱可塑性樹脂フィルム5を積層し、さらに接着剤層
2を介してフレキシブルシート3を積層した包装材料を
開示した(特開昭63−183839号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
第7図に示した包装材料は、スタチックの発生が少なく
好ましいものであるが、引裂き強度、衝撃穴あけ強度、
抗張力等の物理強度が小さく、衝撃や輸送中の振動、落
下等により簡単に穴があき、また破袋し易い問題点があ
った。
特開昭63−183839号公報の包装材料は、上記の
各種物理強度は向上するが、大きな密封袋として用いた
時に静電気の発生が多く、スタチックマークが写真感光
材料に発生する問題点があった。
本発明は上記問題点を解決し、物理強度が大きく、静電
気が発生し難い写真感光材料用包装材料を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の写真感光材料用包装材料は、クラフト紙と金属
蒸着フレキシブルシートと遮光性ポリオレフィン樹脂フ
ィルムとをそれぞれ接着剤層を介して積層した積層体に
おいて、該クラフト紙がアルカリ金属の無機塩化合物を
0.01〜378/ボ含むことを特徴とする積層体を具
備して構成されている。
クラフト紙は、アルカリ金属の無機塩化合物を0、O1
〜37g/ rrf含む、晒クラフト紙、半晒クラフト
紙、未晒クラフト紙である。これらに代えてグラシン紙
、上質紙、片つや紙、無塵紙、中性紙、塗工紙、耐水紙
、透明紙、写真用紙等の各種の紙や、各種の不織紙、合
成紙、セロハン等も使用できる。
坪量は、好ましくは10〜200g/ rrf、特に好
ましくは20〜150g/ボ、最も好ましくは30〜1
00g/イである。
坪量が10g/m2未満では引張り強度や引裂き度が小
さく積層工程で切断しやすく実用化困難である。
200g/ Mを越えると、高価になるだけでな(、剛
度が大きくなりすぎて包装作業性が悪化する。
さらに長巻きできなくなるためにラミネート速度を低下
させざるを得なくなる。
クラフト紙の厚さは、好ましくは12〜250μm、特
に好ましくは25〜180Q、Hも好ましくは35〜1
30mである。
厚さが12n未満では坪量が10g/rrf未満の時と
同様積層工程で切断しやすくなり実用化困難である。
250−を越えると、坪量が200g/ rdの時とま
ったく同様の問題が発生し実用化困難である。
またクラフト紙の含水率は、好ましくは2〜10%、特
に好ましくは3〜9%、最も好ましくは4〜8%である
含水率が2%未満では紙の強度が低下し、切断しやすく
なる。さらに静電気やカーリングが発生しやす(なる。
10%を越えると、接着強度が低下したり、カーリング
が大きくなったり、写真感光材料の品質を劣化させる。
クラフト紙に用いるアルカリ金属の無機塩化合物は、N
acl 、 Na2SO2,NaC01,Cacl 、
、 NaNOs+等である。
このアルカリ金属の無機塩化物は、クラフト紙に0.O
1〜37g/イ含まれる。
クラフト紙中のアルカリ金属の無機塩化合物の含量が0
.01g/rrf未満であると、静電気防止効果が発揮
されない。
37g/ rrfを越えると、静電気防止効果は大きく
なるが写真感光材料にカブリや感度異常等の悪影響を及
ぼすようになる。さらに紙力が低下し、高価になる。
クラフト紙にアルカリ金属の無機塩化合物を含ませる方
法には、アルカリ金属の無機塩化合物を内添又は抄紙機
のサイズプレス法やサイズバス法等によってクラフト紙
全体に含浸させたり表面に付着させたり、各種塗布方法
、特に好ましくはゲートロールコート法等によりクラフ
ト紙の片面又は両面に塗布する方法等が挙げられる。
金属蒸着フレキシブルシートは、フレキシブルシートの
表面に釡属膜を蒸着させたものである。
フレキシブルシートは、各種プラスチックフィルム、セ
ロハン、各種の紙、各種の不織布、各種の合成紙等が用
いられ、好ましくは熱可塑性樹脂(ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリエチレン、エチレン共重合体、PVA、変
性PVA、エバール、エチレン・ビニルアルコール共重
合体、ポリカーボネート、ポリスチレン等)フィルム、
セロハン、グラシン紙、および塗工紙であり、特に好ま
しくは一軸または二軸分子配向 (延伸を含む)熱可塑
性樹脂フィルム、片艶紙である。
また、フレキシブルシートは、5〜70−の厚さが 好
ましい。
蒸着させる金属には、AI2.Sn、Zn、Co。
Cr、Ni、Fe、Cu等の金属単体、合金、その他金
属蒸着の可能なものがすべて使用できるが、コスト、加
工しやすさの点でアルミニウム(AI!、)がもっとも
適している。
金属蒸着膜は、積層体としての物理強度、遮光性、帯電
防止性、防湿性、及びコストの点から、55人〜120
0人の厚さが好ましい。厚さが55人未満では、金属蒸
着膜の両面の層に発生する帯電を減少させ ることがで
きない。厚さが1200人を越えると、帯電防止、吸湿
性、および遮光性は確保できるが、コスト、および真空
蒸着法では加熱による熱可塑性樹脂フィルムの劣化、出
来上がった積層フィルムの物理強度低下筒の点で問題が
あり実用化困難である。アルミニウム蒸着膜の場合、5
5Å以上、通常の用途には80〜800人の厚さが好ま
しく、特に好ましくは100〜600人である。
蒸着方法は公知の方法によればよく、例えば、真空蒸着
法、イオンブレーティング法などを利用できる。また、
蒸着させるための金属の加熱方法も電気抵抗加熱法、電
子ビーム加熱法、高周波加熱法などを利用できる。
蒸着を行う前にフレキシブルシートを公知の方法で活性
化処理することが好ましい。
表面活性化処理の方法としては、アンカー剤コート処理
、酸によるエツチング処理、ガスバーナーによる火焔処
理、オゾン処理、あるいはコロナ放電処理、グロー放電
処理等が用いられるが、コストおよび簡便さの点から、
アンカー剤塗布及び/又は米国特許筒2.715,07
5号、同第2.846.727号、同第3,549.4
06号、同第3.590.107号等に記載されたコロ
ナ放電処理が好ましい。
金属蒸着膜に、必要なら保護層をもうけてもよい。複数
の表面活性化処理を組合せて行うことも可能である。
金属蒸着膜の保護層としては、アクリル樹脂、酢酸繊維
系のセルローズ樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂、アイオノマー樹脂、EEA樹脂、各種
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等適宜の樹脂を
使用できる。また、ワックス、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール等も使用できる。
金属蒸着膜の保護層は極薄の厚さで形成するのがよい。
押出しラミネート法でもうける場合でも50、以下にし
ないと静電気の除去は不充分となる。
公知の溶液塗布法又はスプレー塗布法等により5μm以
下の厚さにすると金属蒸着膜の保護ができ、かつ静電気
の除去効果も大きい。
保護層を形成させる前に金属蒸着膜の表面を活性化処理
することは好ましい。この処理は上述したフレキシブル
シートの活性化処理の場合と同様である。
遮光性ポリオレフィン樹脂フィルムは、各種ポリオレフ
ィン樹脂(LDPE、 MDPE、HDPE、 EIE
A、IEVA、L−LDPE、ポリプロピレン等の各種
ホモポリエチレン、ホモポリプロピレン、エチレン共重
合体、プロピレン共重合体等)に下記の遮光性物質を添
加して成形した遮光性及びヒートシール性、超音波シー
ル性、密封性等の適性を有する遮光性フィルムである。
フィルム成形はインフレーションフィルム成形法、Tダ
イフィルム成形性等公知の方法を用いることができる。
遮光性を確保するた′めの遮光性物質の代表例を以下に
示す。
(1)無機化合物 八、酸化物・・・シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マ グネシウム、酸化アンチモン、バリ ウムフェライト、ストロンチウムフ ェライト、酸化ベリリウム、軽石、 軽石バルーン、アルミナ繊維 B、水酸化物・・・水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム C1炭酸塩・・・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、ドーソナイト D、 (亜)硫酸塩・・・硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸アンモニウム、亜硫酸カルシウ ム E、ケイ酸塩・・・タルク、クレー、マイカ、アスベス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、 ガラスピーズ、ケイ酸カルシウム、 モンモリロナイト、ベントナイト F、炭素・・・カーボンブラック、グラファイト、炭素
繊維、炭素中空球 G、その他・・・鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス
粉、バール頗料、アルミニウム粉、 アルミニウムフレーク、硫化モリブ デン、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、 アルミニウム繊維、ステンレス繊維、 ニッケル繊維、黄銅繊維、チタン酸 カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、 ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、 ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウ ム、アルミニウムペースト、タルク (2)有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなと)、殻繊維(アーモン
ド、ビーナツツ、モミ酸など)、着色した各種の繊維例
えば木綿、ジュート、紙細片、セロハン片、ナイロン繊
維、ポリプロピレン繊維、デンプン、芳香族ポリアミド
繊維 これらの遮光性物質の中で、不透明化する無機化合物が
好ましく、特に、耐熱性、耐光性が優れ比較的不活性な
物質である、光吸収性のカーボンブラックと窒化チタン
とグラフディトが好ましい。
特に好ましい、カーボンブラックの原料による分類例を
あげるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチエンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性、コスト、
物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが好ま
しく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物質と
してはアセチレンカーボンブラック、導電性カーボンブ
ラック、変性副生カーボンブラックであるケッチエンカ
ーボンブラックが好ましい。
必要により前者と後者を必要特性に従ってミックスする
ことも好ましい。
遮光性物質を配合した形態を大別すると下記のようにな
る。
(1)均一着色ペレット状 (カラーコンパウンドと言われる最も一般的に用いられ
ている高価なもの) (2)分散性粉末状 (ドライカラーとも呼ばれる、種々の表面処理剤で処理
し、さらに分散助剤を加えて微粒子状に粉砕した粉末状
のもの) (3)ペースト状 (可塑剤等に分散させたもの) (4)液状 (リキッドカラーとも呼ばれる界面活性剤等に分散した
液状のもの) (5)マスターバッチペレット状 (遮光性物質を着色しようとするプラスチック中に高濃
度に分散したもの) (6)潤性粒粉末状 (遮光性物質をプラスチック中に高濃度に分散させたの
ち、粒粉末状に加工したもの) (7)乾燥粉末状 (普通の無処理の乾燥粉末状のもの) 遮光性物質を配合する形態は上記のように種々あるが、
マスターバッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で
好ましい。公知文献の特公昭40−26196号では有
機溶媒に溶解した重合体の溶液中にカーボンブラックを
分散せしめて、重合体−カーボンブラックのマスターバ
ッチをつくる方法を、特公昭43−10362号にはカ
ーボンブラックをポリエチレンに分散してマスターバッ
チをつくる方法を述べている。
本発明の写真感光材料用遮光フィルムとして使用する上
で写真感光材料のカブリの発生が少なく、感光度の増減
の発生が少なく、帯電防止効果もあり、遮光能力が太き
(、カーボンブラックの固ます(フッ)の発生やフィッ
シュアイ等フィルムの中にピンホールが発生しにくい点
でカーボンブラツク中でも特にpH6,0〜9.0.平
均粒子径10〜120mp、揮発成分が2.0以下、吸
油量が50d/100g以上のファーネスカーボンブラ
ックが好ましい。
接着剤層は、写真感光材料への悪影響が少なく安価なエ
クストルーブレンラミネート接着剤層用に用いる各種ポ
リエチレン(LDPf!、L−LDPE、 MDPE。
11DPE)樹脂、各種ポリプロピレン樹脂等のポリオ
レフィン系熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹
脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、
熱溶融ゴム系接着剤等があり、溶液状接着剤としてはウ
ェットラミネート用接着剤があり、エマルシヨン、ラテ
ックス状の接着剤もある。エマルシヨン型接着剤の代表
例としては、ポリ酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル−エチレ
ン共重合体樹脂、酢酸ビニルとアクリル酸エステル共重
合体樹脂、酢酸ビニルとマレイン酸エステル共重合体樹
脂、アクリル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合体樹脂等のエマルシヨンがある。
ラッテックス型接着剤の代表例としては、天然ゴム、ス
チレンブタジェンゴム(SBR)、アクリロトリルブタ
ジェンゴム(NBR)、クロロブレンゴム(CR)等の
ゴムラテックスがある。
ドライラミネート用接着剤としては、イソシアネート系
接着剤、ウレタン系接着剤等がある。その他パラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体樹脂などをブレンドしたホットメルトラミネ
ート用接着剤、感圧接着剤、感熱接着剤等公知の接着剤
を用いることができる。
エクストルージッン用ポリオレフィン系接着剤はより具
体的にいえば各種ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリブチレン樹脂、及びエチレン共重合体(EVA
、 [!HA等)樹脂の他、L−LDPE樹脂の如く、
エチレンに一部他のモノマー(α−オレフィン)を共重
合せたもの、Dupon を社のサーリン、三井ポリケ
ミカル社のハイラミン等のアイオノマー樹脂(イオン性
共重合体)やエチレン変性樹脂例えば三井石油化学■の
アトマー(接着性ポリマー)などがある。その他紫外線
硬化型接着剤も最近使われはじめた。
特にLDPE樹脂とL−LDPR樹脂が安価でラミネー
ト適性に優れているので好ましい。又前記記載樹脂を2
種以上ブレンドして各樹脂の欠点をカバーした混合樹脂
は特に好ましい。
その他、本発明では必要により各種添加剤を用いること
ができる。
次に、添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの中
から選択できる。
(添加剤種類)      (代表例)(1)可塑剤 
 ;フタル酸エステル、グリコールエステル、H肪fl
lエステル、リ ン酸エステル等 (2)安定剤  ;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アル
カリ土類金属系、有機スズ 系等 (3)難燃剤  ;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エス
テル、ハロゲン化物、無機 物、含燐ポリオール等 (4)充填剤  ;アルミナ、カオリン、クレー炭酸カ
ルシウム、マイカ、タル ク、酸化チタン、シリカ等 (5)補強剤  ;ガラスロービング、金属繊維、ガラ
ス繊維、ガラスミルドファ イバー、炭素繊維等 (6)発泡剤  ;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重炭
酸ソーダ)、有機発泡剤 にトロソ系、アゾ系)等 (7)加硫剤  ;加硫促進剤、促進助剤等(8)劣化
防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、
過酸化物分解剤 等 (9)カップリング剤;シラン系、チタネート系、クロ
ム系、アルミニウム系等 (lO)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 (11)造核剤  ;有機造核剤(ジベンジリデンソル
ビトール化合物等)、無機造 核剤(炭酸カルシウム等)等 (12)酸化防止剤;フェノール系酸化防止剤、ケトン
アミン縮合系酸化防止剤、ア リルアミン系酸化防止剤、イミ ダゾール系酸化防止剤、ホスフ ァイト系酸化防止剤、チオ尿素 系酸化防止剤、その他空気酸化 に有用な酸化防止剤 (13)滑剤   ;シリコーン系滑剤、オレイン酸ア
ミド系滑剤、エルカ酸アミド 系滑剤、ステアリン酸アミン系 滑剤、ビス脂肪酸アミド系滑剤 非イオン界面活性剤系滑剤、炭 化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤、 エステル系滑剤、アルコール系 滑剤、金属石鹸等 本発明に係る写真感光材料用包装材料を用いて包装する
写真感光材料の代表例を以下に示す。
(a)ハロゲン化銀写真感光材料(レントゲン写真フィ
ルム、印刷用フィルム(リスフィルム)、白黒及びカラ
ー印画紙、カラーフィルム、印刷用マスター祇、DTP
感光材料、電算写植フィルム及びペーパー、マイクロフ
ィルム、映画用フィルム、自己現像型写真感光材料、直
接ポジ型フィルム及びペーパー等) (b)ジアゾニウム写真感光材料(4−モルフォリノベ
ンゼンジアゾニウムマイクロフィルム、マイクロフィル
ム、複写用フィルム、印刷用版材等)(C)アジド、ジ
アジド系写真感光材料(バラアジドベンシェード、4.
4°ジアジドスチルベン等を含む感光材料、例えば複写
用フィルム、印刷用版材等) (d)キノンジアジド系写真感光材料(オルソ−キノン
ジアジド、オルソ−ナフトキノンジアジド系化合物、例
えばベンゾキノン(1,2)−ジアジド−(2) −4
−スルフォン酸フェニルエーテル等ヲ含む感光材料、例
えば印刷用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等) (e)フォトポリマー(ビニル系モノマー等を含む感光
材料、印刷用版材、密着用フィルム等)げ)ポリビニル
桂皮酸エステル系(例えば印刷用フィルム、rc用レジ
スト等) その他、各種の光や酸素や亜硫酸ガス等により変質、劣
化する感光物質、例えば食品(バタービーナツツ用袋、
マーガリン、スナック製品、ツマミ、菓子、お茶、ノリ
等)、医薬品(胃腸薬、カゼ薬等の粉末状、顆粒状の装
入薬品)、染料、写真プリント、カラー印刷物、顔料、
写真現像薬品、写真定着薬品、トナー等にも適用するこ
とができる。また、セメント、魚粉、肥料等にも適用で
きる。
〔作 用〕
本発明の写真感光材料用包装材料は、アルカリ金属の無
機塩化物が、クラフト紙の表面の電気抵抗を小さくし、
静電気が発生するのを防止する。
このクラフト紙は、耐熱性を有し、印刷も可能で、製袋
適性も向上させている。またヤング率が大きいので金属
蒸着二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムと遮光性接着剤層を
介して積層した積層体は、耐ピンホール性、遮光性が非
常に優れており遮光性ポリオレフィン樹脂フィルムを薄
くしても確実に遮光性を確保できるので安価な包装材料
が捉供できる。
〔実施例〕
本発明の写真感光材料用包装材料の実施例を第1図から
第6図に基づいて説明する。
第1図から第6図はそれぞれ写真感光材料用包装材料の
層構成を示す部分断面図である。
第1図の写真感光材料用包装材料は、アルカリ金属無機
塩化合物を含むクラフト紙1に、接着剤層2を介して、
フレキシブルシート3に金属蒸着膜4を金属蒸着した金
属蒸着フレキシブルシート5がフレキシブルシート3側
で積層され、金属蒸着膜4側に、接着剤層2を介して、
遮光性物質を含む遮光性ポリオレフィン樹脂フィルム6
aが積層されている。
第2図の写真感光材料用包装材料は、アルカリ金属無機
塩化合物を含むクラフト紙1に、遮光性物質を含む接着
剤層2aを介して、金属蒸着フレキシブルシート5が金
属蒸着膜4側で積層され、フレキシブルシート3側に、
接着剤層2を介して、遮光性物質を含む遮光性熱可塑性
樹脂フィルム7aと遮光性ポリオレフィン樹脂フィルム
6aとからなる遮光性二層共押出しフィルム8aが遮光
性熱可塑性樹脂フィルム7a側で積層されている。
第3図の写真感光材料用包装材料は、第2図に示す包装
材料の層構成において、遮光性多層共押出しフィルム8
aの替わりに、2枚の遮光性ポリオレフィン樹脂フィル
ム6a・6bからなる遮光性二層共押出しフィルム8a
同士をブロッキング接着した多層ブロッキング積層フィ
ルム9aが積層されている。
第4図の写真感光材料用包装材料は、第2図に示す包装
材料の層構成において、遮光性ポリオレフィン樹脂フィ
ルム6aと遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム
7とからなる遮光性二層共押出しフィルム8aが、遮光
性ポリオレフィン樹脂フィルム6a側で、金属蒸着フレ
キシブルシート5に積層されたものである。
第5図の写真感光材料用包装材料は、アルカリ金属無機
塩化合物を含むクラフト紙1に、接着剤層2を介して、
金属蒸着フレキシブルシート5が金属蒸着膜4側で積層
され、フレキシブルシート3側に、接着剤層2を介して
、遮光性ポリオレフィン樹脂フィルム6aと遮光性熱可
塑性樹脂フィルム7aとの二層共押出しされた遮光性二
層共押出しフィルム8aが、遮光性ポリオレフィン樹脂
フィルム6a側で積層され、遮光性熱可塑性樹脂フィル
ム7a側に、ヒートシール層10が塗布されている。
第6図の写真感光材料用包装材料は、第3図に示す包装
材料の層構成において、金属蒸着フレキシブルシート5
が逆に積層されているほかは同一である。
次に、本発明品■、■、■、比較品I、■および従来品
■の特性を比較した試験結果について説明する。
本発明品■ 層構成は第6図に相当する。
アルカリ金属無機塩化合物を含むクラフト紙lは、高級
有機ケテンニ量体であるアルキルケテンダイマーを主成
分とする中性サイズ剤を含み、平均繊維長が2ffII
11以上で坪量50g/ rdの中性未晒クラフト紙を
、ゲートロールコート法によりNa1SO4を1g/r
r(塗布して乾燥し、ワックス法の表面強度が10A、
含水率が5.7%になるように仕上げた中性未晒クラフ
ト紙を用いた。
接着剤N2 aは、MFRが5.1g/10分、密度が
0.919g/cfflで、ファーネスカーボンブラッ
クを3重量%含む厚さが20−の遮光性低密度ホモポリ
エチレン樹脂エクストルージョンラミネート接着剤層を
用いた。
金属蒸着フレキシブルシート5は、フレキシブルシート
3として、厚さ15μmの二軸延伸ポリアミド(ナイロ
ン6)樹脂フィルムを用い、金属蒸着膜4は、厚さ40
0人のアルミニウム真空蒸着膜とした。
接着剤層2は、MFRが5.1g/10分、密度が0.
919g/cfflで、厚さ13μmの低密度ホモポリ
エチレン樹脂エクストルージョンラミネート接着剤層を
用いた。
遮光性多層ブロッキング積層フィルム9aは、遮光性ポ
リオレフィン樹脂フィルム6aとして、MFRが1.1
g/10分、密度が0.954g/cdの高密度ホモポ
リエチレン樹脂20重量%と、MFRが2.1g/10
分、密度が0.920g/c1のエチレン・4メチルペ
ンテン−1共重合体樹脂77重量%と、ファーネスカー
ボンブラック3重量%からなる厚さ15Qの遮光性ポリ
オレフィン樹脂フィルムを用い、遮光性ポリオレフィン
樹脂フィルム6bとして、MFRが2.1 g/10分
、密度が0.920g/c+Jのエチレン・4メチルペ
ンテン−1共重合体樹脂97重量%と、ファーネスカー
ボンブラック3重量%からなる厚さ15μmの遮光性エ
チレン共重合体樹脂フィルムを用い、二層共押出しイン
フレーションフィルム成形法で成形した後、インフレー
ションフィルム成形機のニップロールで剥離強度を2 
g/15aum巾にブロッキングさせて積層した厚さ6
0μmの遮光性多層積層フィルムである。
本発明品■ 層構成は第6図に相当する。
本発明品Iの中性未晒クラフト紙の替わりに、写真感光
材料に悪影響を与えない非イオン性界面活性剤を消泡剤
に用いた、坪150g/rrf、平均繊維長が2閣以上
、ワックス法表面強度が13A、そして、ポリアクリル
アマイド樹脂と硫酸アルミニウムを含む冷水抽出PHが
4.5の酸性未晒クラフト紙に、サイズプレス法で、N
azSOnを5g/rrr含浸させた、含水率が6.2
%の酸性未晒クラフト紙を用いた。その他の構成は本発
明品■と同一である。
本発明品■ 層構成は第6図に類似する。
本発明品■の中性未晒クラフト紙の替わりに、坪量35
g/ rrr、平均繊維長が4M以上で、ポリアクリル
アマイド樹脂と硫酸アルミニウムを含む、片面ヤンキー
カレンダー掛けのワックス法の表面強度が11A、冷水
抽出PHが4.7の酸性晒クラフト紙に、サイズプレス
法でNazCOsを7g/nf含浸させ、含水率が5.
5%の酸性晒クラフト紙を用いた。
酸性晒クラフト紙とアルミニウム真空蒸着二輪延伸ポリ
アミド樹脂フィルムを積層する接着剤層は1、厚さ13
μlのカーボンブラックを含まないMFRが5.1g/
10分、密度が0.919g/aflの低密度ホモポリ
エチレン樹脂エクストルージョンラミネート接着剤層と
した。
その他の構成は、本発明品■と同一である。
比較品■ 本発明品■において、坪量50g/ rrrの中性未晒
クラフト紙からアルカリ金属の無機塩化合物であるNa
zSOaを除いた外は、本発明品■と同一である。
比較品■ 本発明品■において、酸性晒クラフト紙からアルカリ金
属の無機塩化合物であるNazCOsを除いた外は、本
発明品■と同一である。
従来品■ 坪量70g/ nl、平均繊維長が2mm以下、ワック
ス法の表面強度が7Aの晒クラフト紙と、7μmのアル
ミニウム箔と、MFRが2.4 g/10分、密度が0
.923g/ajの低密度ホモポリエチレン樹脂97重
量%とファーネスカーボンブラック3重量%からなるJ
170.の遮光性単層インフレーションフィルムとを、
それぞれ厚さ40nでMFRが5.1 g/10分、密
度が0.919g/dの低密度ホモポリエチレン樹脂エ
クストルージョンラミネート接着剤層を介して積層した
遮光性積層フィルムである。この遮光性積層フィルムは
、塵やピンホールや破袋が発生しやすく、且非常に高価
である。
試験結果を第1表に示す。
試験方法 ※1 三方シール袋を作成し、リスフィルム50枚をコ
字状保護当て紙・に収納したものを、該三方シール袋に
25゛C150HR雰囲気下で入れた時のスタチックマ
ークの発生 〔発明の効果〕− 本発明は、クラフト紙にアルカリ金属の無機塩化物を含
ませることにより、金属蒸着フレキシブルシートを用い
た大きい包装袋等に形成した場合であっても、静電気が
発生しないので写真感光材料にスタチックマークが発生
しない。
この結果耐ピンホール性、耐破袋性に優れた、静電気に
よるスタチックマーが発生しない、物理強度の大きい、
安価な包装材料を提供できるようになった。
特にヤング率の大きいクラフト紙と金属蒸着フレキシブ
ルタートの中間に遮光性接着剤層をもうけた遮光性積層
体は特に耐ピンホール性、遮光性が優れており、明室下
で袋を取り出して袋の表面の塵をバキュームで除去して
も光力プリが発生しないので無塵化袋として精密写真用
として好評である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の写真感光材料用包装材料
の実施例の層構成を示す部分断面図、第7図および第8
図は従来例の層構成を示す部分断面図である。 1.1a・・・アルカリ金属無機塩化合物を含むクラフ
ト紙 2.2a・・・接着剤層 3.3a・・・フレキシブルシート 4・・・金属蒸着膜 5・・・金属蒸着フレキシブルシート 6a・・・遮光性ポリオレフィン樹脂フィルムa・・・
遮光性物質を含むことを示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラフト紙と金属蒸着フレキシブルシートと遮光性ポリ
    オレフィン樹脂フィルムとをそれぞれ接着剤層を介して
    積層した積層体において、該クラフト紙がアルカリ金属
    の無機塩化合物を0.01〜37g/m^2含むことを
    特徴とする積層体を具備した写真感光材料用包装材料
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053362A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 感光材料包装体の製造方法及び感光材料包装体

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