JPH0313383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313383Y2 JPH0313383Y2 JP1984118871U JP11887184U JPH0313383Y2 JP H0313383 Y2 JPH0313383 Y2 JP H0313383Y2 JP 1984118871 U JP1984118871 U JP 1984118871U JP 11887184 U JP11887184 U JP 11887184U JP H0313383 Y2 JPH0313383 Y2 JP H0313383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- stay
- visor
- ventilation hole
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 31
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000003905 indoor air pollution Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は車室内空気排出装置を備えたドアミ
ラーに関するものである。
ラーに関するものである。
自動車においては、煙草の煙等による室内の空
気汚れ防止あるいはウインドの曇り防止のため
に、室内の空気を強制的に排出する必要があり、
この考案はドアミラーの一部を改良することよ
り、室内空気を排出するようにするものである。
気汚れ防止あるいはウインドの曇り防止のため
に、室内の空気を強制的に排出する必要があり、
この考案はドアミラーの一部を改良することよ
り、室内空気を排出するようにするものである。
従来の技術
従来、車室内の排気はフロントドアのウインド
先端に設けた三角窓を開いて行つていたが、近
時、コストダウンあるいはデザイン上の理由等よ
り三角窓が廃止され、該三角窓取付部にドアミラ
ー取付部材を取り付けてドアミラーを取り付けて
いる。このように、通常、車では吸気装置はある
が排気装置はないため、室内の汚れた空気を排気
するにはドアのガラスをあけるしかなく、不便と
なつている。一方、高級車では車内後部に排気装
置を取り付けたものがあるが、デザイン上および
取付スペースの点より問題があると共に、後方視
界をさえぎり、かつ、該排気装置の開閉弁を運転
席からリモートコントロールで操作する必要があ
り装置が複雑となる問題がある。
先端に設けた三角窓を開いて行つていたが、近
時、コストダウンあるいはデザイン上の理由等よ
り三角窓が廃止され、該三角窓取付部にドアミラ
ー取付部材を取り付けてドアミラーを取り付けて
いる。このように、通常、車では吸気装置はある
が排気装置はないため、室内の汚れた空気を排気
するにはドアのガラスをあけるしかなく、不便と
なつている。一方、高級車では車内後部に排気装
置を取り付けたものがあるが、デザイン上および
取付スペースの点より問題があると共に、後方視
界をさえぎり、かつ、該排気装置の開閉弁を運転
席からリモートコントロールで操作する必要があ
り装置が複雑となる問題がある。
近時、特公昭59−24004号公報において、第4
図に示すごとく、ドアミラー1のバイザー2の前
面2aに空気取入孔3を、後面2bに空気排気孔
4を設けた「自動車用ベンチレーシヨン」が提案
されている。該構造では、空気取入孔3から流入
した空気が直接空気排気孔4へ流出せずに室内へ
開閉弁6を通つて流入させるために、バイザー2
内に前室5Aと後室5Bとを隔離する隔離板7を
設ける必要がある。該隔離板7を設けるとバイザ
ー2内に収納するミラー駆動機構の設置スペース
との取り合いで問題があると共に、構造が複雑で
コスト高となり、かつ、前部空気取入孔3より雨
水等が侵入する問題がある。尚、第4図中、8は
三角窓パツチ、9はウインドガラス、10は車室
内に開口した空気取入口、11はミラーである。
図に示すごとく、ドアミラー1のバイザー2の前
面2aに空気取入孔3を、後面2bに空気排気孔
4を設けた「自動車用ベンチレーシヨン」が提案
されている。該構造では、空気取入孔3から流入
した空気が直接空気排気孔4へ流出せずに室内へ
開閉弁6を通つて流入させるために、バイザー2
内に前室5Aと後室5Bとを隔離する隔離板7を
設ける必要がある。該隔離板7を設けるとバイザ
ー2内に収納するミラー駆動機構の設置スペース
との取り合いで問題があると共に、構造が複雑で
コスト高となり、かつ、前部空気取入孔3より雨
水等が侵入する問題がある。尚、第4図中、8は
三角窓パツチ、9はウインドガラス、10は車室
内に開口した空気取入口、11はミラーである。
考案の目的
この考案は上記した従来の問題点を解消せんと
するものであり、空気の取り入れについては、自
動車の前部より取り入れるものが従来よりあるた
めに不要であり、よつて、排気のみに着目し、従
来のドアミラーに若干の改良を加えるだけで車室
内の空気を強制的に排出可能とするものである。
かつ、該排気を適宜な時に必要に応じて出来るよ
うにするものである。
するものであり、空気の取り入れについては、自
動車の前部より取り入れるものが従来よりあるた
めに不要であり、よつて、排気のみに着目し、従
来のドアミラーに若干の改良を加えるだけで車室
内の空気を強制的に排出可能とするものである。
かつ、該排気を適宜な時に必要に応じて出来るよ
うにするものである。
考案の構成
この考案は上記した目的を達成するためになさ
れたものであり、ミラーを保持するミラーホルダ
ーと、該ミラーホルダーを回転可能に支持して収
納するミラーバイザーと、該ミラーバイザーを前
後方向に可倒自在に保持してドアに取り付けるミ
ラーステーとより構成されるドアミラーにおい
て、 上記ミラーホルダーとミラーバイザーとの間の
全周に空気の通る隙間を設け、かつ、ミラーバイ
ザーのミラーステーとの接合面にミラーバイザー
側通気孔を設けると共に該ミラーバイザー側通気
孔と対面するミラーステー13に車室内に連通す
るミラーステー側通気孔を設けて、これらミラー
バイザー側通気孔とミラーステー側通気孔とを連
通し、さらにミラーステー側通気孔にミラーステ
ー取付部材に設けた通気路用円筒部を嵌合し、該
円筒部の内端を室内側に突出させ、その先端部に
断面円形の開閉弁を内嵌固定する一方、該開閉弁
の車室内面に接するように、上記通気路用円筒部
の先端部に断面円形の開閉弁操作部を回転自在に
外嵌し、これら開閉弁および開閉弁操作部に放射
状の通気穴を穿設し、車室内側より開閉弁操作部
を回転して上記通気穴を互いに一致させて開口
し、あるいは不一致と閉鎖して車室内の排気を制
御しえる構成としていることを特徴とする車室内
空気排出装置を備えたドアミラーを提供するもの
である。
れたものであり、ミラーを保持するミラーホルダ
ーと、該ミラーホルダーを回転可能に支持して収
納するミラーバイザーと、該ミラーバイザーを前
後方向に可倒自在に保持してドアに取り付けるミ
ラーステーとより構成されるドアミラーにおい
て、 上記ミラーホルダーとミラーバイザーとの間の
全周に空気の通る隙間を設け、かつ、ミラーバイ
ザーのミラーステーとの接合面にミラーバイザー
側通気孔を設けると共に該ミラーバイザー側通気
孔と対面するミラーステー13に車室内に連通す
るミラーステー側通気孔を設けて、これらミラー
バイザー側通気孔とミラーステー側通気孔とを連
通し、さらにミラーステー側通気孔にミラーステ
ー取付部材に設けた通気路用円筒部を嵌合し、該
円筒部の内端を室内側に突出させ、その先端部に
断面円形の開閉弁を内嵌固定する一方、該開閉弁
の車室内面に接するように、上記通気路用円筒部
の先端部に断面円形の開閉弁操作部を回転自在に
外嵌し、これら開閉弁および開閉弁操作部に放射
状の通気穴を穿設し、車室内側より開閉弁操作部
を回転して上記通気穴を互いに一致させて開口
し、あるいは不一致と閉鎖して車室内の排気を制
御しえる構成としていることを特徴とする車室内
空気排出装置を備えたドアミラーを提供するもの
である。
実施例
以下、この考案を第1図から第3図に示す実施
例により詳細に説明する。
例により詳細に説明する。
図中、12はフロントドアのウインドガラス前
端の三角隅部に設けるミラーステー取付部材、1
3は該ミラーステー取付部材12に固定してドア
の外側に設するミラーステー、14は該ミラース
テー13に前後方向に可倒自在に保持されるミラ
ーバイザー、15は該ミラーバイザー14内に回
転自在に保持されて収納されるミラーホルダー、
16は該ミラーホルダー15に嵌合保持されるミ
ラーである。
端の三角隅部に設けるミラーステー取付部材、1
3は該ミラーステー取付部材12に固定してドア
の外側に設するミラーステー、14は該ミラース
テー13に前後方向に可倒自在に保持されるミラ
ーバイザー、15は該ミラーバイザー14内に回
転自在に保持されて収納されるミラーホルダー、
16は該ミラーホルダー15に嵌合保持されるミ
ラーである。
上記ミラーステー取付部材12は外板12a
と、車室内に面する内板12bと、外板と内板と
の間のステー取付板12cとより構成している。
上記外板12aにはステー取付板12dを穿設す
ると共に、該ステー取付穴12dと対向した部位
の内板12bに、直交する方向に伸びる通気路を
形成する円筒部12eを設け、かつ、該円筒部1
2eを通すためにステー取付板12cに円筒部挿
通穴を穿設している。上記円筒部12eの外側部
は上記円筒部挿通穴およびステー取付穴12dを
遊挿して外側に穴出する一方、室内側に僅かに突
出する先端部12fの第3図A,Bに示すごとく
断面円形の開閉弁19を内嵌固定し、かつ、該開
閉弁19の内面と接する第3図Cに示すごとき断
面円形の開閉弁操作部20を外嵌している。これ
ら開閉弁19と開閉弁操作部20は図示のごとく
放射状に複数個の通気穴19a,20aを穿設し
ており、開閉弁操作部20を回転操作することに
より、通気穴19a,20aを一致させて連通さ
せて開口し、あるいは不一致として遮断して閉鎖
するようにしている。
と、車室内に面する内板12bと、外板と内板と
の間のステー取付板12cとより構成している。
上記外板12aにはステー取付板12dを穿設す
ると共に、該ステー取付穴12dと対向した部位
の内板12bに、直交する方向に伸びる通気路を
形成する円筒部12eを設け、かつ、該円筒部1
2eを通すためにステー取付板12cに円筒部挿
通穴を穿設している。上記円筒部12eの外側部
は上記円筒部挿通穴およびステー取付穴12dを
遊挿して外側に穴出する一方、室内側に僅かに突
出する先端部12fの第3図A,Bに示すごとく
断面円形の開閉弁19を内嵌固定し、かつ、該開
閉弁19の内面と接する第3図Cに示すごとき断
面円形の開閉弁操作部20を外嵌している。これ
ら開閉弁19と開閉弁操作部20は図示のごとく
放射状に複数個の通気穴19a,20aを穿設し
ており、開閉弁操作部20を回転操作することに
より、通気穴19a,20aを一致させて連通さ
せて開口し、あるいは不一致として遮断して閉鎖
するようにしている。
上記ステー取付部材12に対してミラーステー
13は、その内方へ突出して取付部13aを外板
12aのステー取付穴12dを貫通させて、内部
のステー取付板12cにビス18で固定してお
り、該取付部13aに上記円筒部12eを内嵌さ
せている。ミラーステー13には円筒部12eと
接する部位にミラーステー側通気孔13bを設け
ている。該ミラーステー13の下端部には外側に
水平に突出したアーム部13cを形成し、該アー
ム部13cの上面に筒状の回転軸部13dを立設
している。
13は、その内方へ突出して取付部13aを外板
12aのステー取付穴12dを貫通させて、内部
のステー取付板12cにビス18で固定してお
り、該取付部13aに上記円筒部12eを内嵌さ
せている。ミラーステー13には円筒部12eと
接する部位にミラーステー側通気孔13bを設け
ている。該ミラーステー13の下端部には外側に
水平に突出したアーム部13cを形成し、該アー
ム部13cの上面に筒状の回転軸部13dを立設
している。
上記ミラーステー13に対して、ミラーバイザ
ー14をその下側部に穿設した取付穴14dに上
記回転軸部13dを貫通させ、該回転軸部13d
の上端に取り付けたバネ受け21と取付穴14d
の内面に設けたバネ受け22との間に節度バネ2
3を縮装することにより、ミラーバイザー14を
ミラーステー13に前後方向に回転可能に取り付
けている。該ミラーバイザー14はミラーステー
13の湾曲した外側面と接合する内側部14a
に、ミラーステー側通気孔13bと連通して車室
内側に向かうミラーバイザー側通気孔14bを穿
設している。よつて、車室内から排出された空気
は開閉弁操作部20、開閉弁19、円筒部12
e、ミラーステー側通気孔13b、ミラーバイザ
ー側通気孔14bを経て、ミラーバイザー14内
の隙間Sから押し出されようにしている。
ー14をその下側部に穿設した取付穴14dに上
記回転軸部13dを貫通させ、該回転軸部13d
の上端に取り付けたバネ受け21と取付穴14d
の内面に設けたバネ受け22との間に節度バネ2
3を縮装することにより、ミラーバイザー14を
ミラーステー13に前後方向に回転可能に取り付
けている。該ミラーバイザー14はミラーステー
13の湾曲した外側面と接合する内側部14a
に、ミラーステー側通気孔13bと連通して車室
内側に向かうミラーバイザー側通気孔14bを穿
設している。よつて、車室内から排出された空気
は開閉弁操作部20、開閉弁19、円筒部12
e、ミラーステー側通気孔13b、ミラーバイザ
ー側通気孔14bを経て、ミラーバイザー14内
の隙間Sから押し出されようにしている。
上記ミラーバイザー14には、前側部内面にミ
ラーホルダー支持部14cを突設し、該支持部1
4cにピボツト軸受部25aを設けた軸受材25
をビス26で固定しており、該ピボツト軸受部2
5aにミラーホルダー15の背面に形成したピボ
ツト15aを回転自在に嵌合している。該ミラー
ホルダー15ではミラー16を嵌合保持してい
る。ミラーバイザー14の後側開口端と対向する
ミラーホルダー15のミラー保持部の外周全体と
の間には空気が通る隙間Sが生じている。該隙間
Sはミラーホルダー15がピボツト15aを支点
として前後左右に傾動するため、従来より設けら
れているもであるが、該隙間Sは従来の巾より空
気排出用に若干広くしてもよく、また、従来のま
までも良い。
ラーホルダー支持部14cを突設し、該支持部1
4cにピボツト軸受部25aを設けた軸受材25
をビス26で固定しており、該ピボツト軸受部2
5aにミラーホルダー15の背面に形成したピボ
ツト15aを回転自在に嵌合している。該ミラー
ホルダー15ではミラー16を嵌合保持してい
る。ミラーバイザー14の後側開口端と対向する
ミラーホルダー15のミラー保持部の外周全体と
の間には空気が通る隙間Sが生じている。該隙間
Sはミラーホルダー15がピボツト15aを支点
として前後左右に傾動するため、従来より設けら
れているもであるが、該隙間Sは従来の巾より空
気排出用に若干広くしてもよく、また、従来のま
までも良い。
上記した構造よりなるドアミラーにおいては、
車両が第2図中矢印X方向前進すると、ドアミラ
ーの前側部に風圧Yが作用し、後側は負圧とな
る。よつて、車室内の開閉弁操作部20を回転し
て開閉弁19と通気穴20a,19aとを一致さ
せて弁を開くと、車室内の空気はドアミラー後面
側が負圧であるため、円筒部12e、ミラーステ
ー側通気孔13b、ミラーバイザー側通気孔14
b、ミラーバイザー14内を通つて、ミラーホル
ダー15との隙間Sより外側に排出される。
車両が第2図中矢印X方向前進すると、ドアミラ
ーの前側部に風圧Yが作用し、後側は負圧とな
る。よつて、車室内の開閉弁操作部20を回転し
て開閉弁19と通気穴20a,19aとを一致さ
せて弁を開くと、車室内の空気はドアミラー後面
側が負圧であるため、円筒部12e、ミラーステ
ー側通気孔13b、ミラーバイザー側通気孔14
b、ミラーバイザー14内を通つて、ミラーホル
ダー15との隙間Sより外側に排出される。
尚、この考案は上記実施例に限定されず、ドア
ミラーの三角隅部に取り付ける代わりに、ドアボ
デーに取り付けても良く、その場合、ドアボデー
に上記ステー取付部材12と同様なミラーステー
取付穴、円筒部、開閉弁、開閉操作部を設けると
良い。また、上記実施例ではミラーステーとミラ
ーバイザーとは別体としているが、これらを一体
としてもよい。
ミラーの三角隅部に取り付ける代わりに、ドアボ
デーに取り付けても良く、その場合、ドアボデー
に上記ステー取付部材12と同様なミラーステー
取付穴、円筒部、開閉弁、開閉操作部を設けると
良い。また、上記実施例ではミラーステーとミラ
ーバイザーとは別体としているが、これらを一体
としてもよい。
効 果
以上の説明より明らかなように、この考案に係
る車室内空気排出装置を備えたドアミラーによれ
ば、ドアミラーの前後に発生する高圧と負圧とを
利用して車室内空気の排出のみを図るために、ミ
ラーバイザーとミラーステーの接合面に車室内に
向く通気孔を穿設すると共にミラーステーの車室
内に面する部位に開閉弁とその操作部を設けるだ
けであるため、従来のドアミラーに僅かの改良を
施すだけで良く、構造簡単で容易に実施出来る。
また、風圧を利用するものであるため、動力を用
いずに常に車室内の汚れた空気を排出することが
出来る。更に、運転席側方に位置する開閉弁操作
部を回転するだけで排気およびその停止をこおな
うことができ、操作も極めて簡単となる等の種々
の効果を有するものである。更にまた、開閉弁お
よび開閉弁操作部を断面円形として、開閉弁操作
部を回転して開閉しているため、取付スペースを
とらない利点も有するものである。
る車室内空気排出装置を備えたドアミラーによれ
ば、ドアミラーの前後に発生する高圧と負圧とを
利用して車室内空気の排出のみを図るために、ミ
ラーバイザーとミラーステーの接合面に車室内に
向く通気孔を穿設すると共にミラーステーの車室
内に面する部位に開閉弁とその操作部を設けるだ
けであるため、従来のドアミラーに僅かの改良を
施すだけで良く、構造簡単で容易に実施出来る。
また、風圧を利用するものであるため、動力を用
いずに常に車室内の汚れた空気を排出することが
出来る。更に、運転席側方に位置する開閉弁操作
部を回転するだけで排気およびその停止をこおな
うことができ、操作も極めて簡単となる等の種々
の効果を有するものである。更にまた、開閉弁お
よび開閉弁操作部を断面円形として、開閉弁操作
部を回転して開閉しているため、取付スペースを
とらない利点も有するものである。
第1図はこの考案の実施例を示めすドアミラー
の一部断面正面図、第2図は第1図の水平断面
図、第3図Aは上記実施例の開閉弁と開閉弁操作
部の取付状態を示す断面図、第3図Bは第3図A
の右側面図、第3図Cは第3図Aの左側面図、第
4図は従来例を示すドアミラーの断面図である。 12……ミラーステー取付部材、12e……円
筒部、13……ミラーステー、13b……ミラー
ステー側通気孔、14……ミラーバイザー、14
b……ミラーバイザー側通気孔、15……ミラー
ホルダー、16……ミラー、19……開閉弁、2
0……開閉弁操作部、S……隙間。
の一部断面正面図、第2図は第1図の水平断面
図、第3図Aは上記実施例の開閉弁と開閉弁操作
部の取付状態を示す断面図、第3図Bは第3図A
の右側面図、第3図Cは第3図Aの左側面図、第
4図は従来例を示すドアミラーの断面図である。 12……ミラーステー取付部材、12e……円
筒部、13……ミラーステー、13b……ミラー
ステー側通気孔、14……ミラーバイザー、14
b……ミラーバイザー側通気孔、15……ミラー
ホルダー、16……ミラー、19……開閉弁、2
0……開閉弁操作部、S……隙間。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミラー16を保持するミラーホルダー15と、
該ミラーホルダー15を回転可能に支持して収納
するミラーバイザー14と、該ミラーバイザー1
4を前後方向に可倒自在に保持してドアに取り付
けるミラーステー13とより構成されるドアミラ
ーにおいて、 上記ミラーホルダー15とミラーバイザー14
との間の全周に空気の通る隙間Sを設け、かつ、
ミラーバイザー14のミラーステー13との接合
面にミラーバイザー側通気孔14bを設けると共
に該ミラーバイザー側通気孔14bと対面するミ
ラーステー13に車室内に連通するミラーステー
側通気孔13bを設けて、これらミラーバイザー
側通気孔14bとミラーステー側通気孔13bと
を連通し、さらに、該ミラーステー側通気孔13
bにミラーステー取付部材12に設けた通気路用
円筒部12eを嵌合し、該円筒部12eの内端を
室内側に突出させ、その先端部12fに断面円形
の開閉弁19を内嵌固定する一方、該開閉弁19
の車室内面に接するように、上記先端部12fに
断面円形の開閉弁操作部20を回転自在に外嵌
し、これら開閉弁19及び開閉弁操作部20に放
射状の通気穴19a,20aを穿設し、車室内側
より開閉弁操作部20を回転して上記通気穴19
a,20aを一致させて開口し或いは不一致とし
て閉鎖して車室内の排気を制御し得る構成として
いる車室内空気排出装置を備えたドアミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11887184U JPS6133737U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 車室内空気排出装置を備えたドアミラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11887184U JPS6133737U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 車室内空気排出装置を備えたドアミラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133737U JPS6133737U (ja) | 1986-03-01 |
JPH0313383Y2 true JPH0313383Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=30677750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11887184U Granted JPS6133737U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 車室内空気排出装置を備えたドアミラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133737U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218447A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-19 | Nissan Motor Co Ltd | 換気型ドアミラ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085249U (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-12 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用換気式ドアミラ−装置 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11887184U patent/JPS6133737U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218447A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-19 | Nissan Motor Co Ltd | 換気型ドアミラ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133737U (ja) | 1986-03-01 |
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