JPH0133363Y2 - - Google Patents

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JPH0133363Y2
JPH0133363Y2 JP1981096968U JP9696881U JPH0133363Y2 JP H0133363 Y2 JPH0133363 Y2 JP H0133363Y2 JP 1981096968 U JP1981096968 U JP 1981096968U JP 9696881 U JP9696881 U JP 9696881U JP H0133363 Y2 JPH0133363 Y2 JP H0133363Y2
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JP
Japan
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vehicle
lid
mirror
opening
interior
Prior art date
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JP1981096968U
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English (en)
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JPS582105U (ja
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Publication of JPS582105U publication Critical patent/JPS582105U/ja
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Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キヤブオーバーバン型車のベンチレ
ータ構造に関する。
(従来技術) 従来、キヤブオーバーバン型車において、車体
後部側面に常時車室内と車室外を連通するエクス
トラクタグリルを設け、車体前部のカウルグリル
より取り入れた外気を該エクストラクタグリルか
ら車外へ出して車内の換気を行なうようにしたも
のは一般に知られている。
また、車体後部にはアンダーミラーを取り付け
ることが多く(例えば、実開昭55−125842号公報
参照)、それによつて、車両後退時に車両後方下
の障害物の有無を視認するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のものは、エキストラクタグリルが常に車
外に開口し、また、アンダーミラーが常に外方へ
突出して支持されているため、車両外観を損うと
いう問題がある。また、上記アンダーミラーは支
持部材にて車体に支持されているだけであるか
ら、車両の走行時に車体の振動に伴つてアンダー
ミラーが車体に対して振動し、アンダーミラーの
取付安定性が損われることになる。さらに、アン
ダーミラー表面が常に車外に露出しているため、
このミラー表面の汚れや損傷を招き易くなる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点の解決手段として、ルー
フに近接した車体の後面上方部に車室内と車室外
とを連通する開口部が形成され、該開口部の上縁
部には該開口部を開閉自在に塞ぐとともに開時は
車体後方側に所定角度をもつて保持され閉時は周
縁が開口部周縁に押圧されて保持されるベンチレ
ター用リツドが取り付けられ、該リツドの車室内
面側にリツド開時に車両の後方下部を映し、リツ
ド閉時に表面が車室内側に位置するミラーが取り
付けられ、車室内にリツドの開閉を操作する遠隔
操作機構が備えられていることを特徴とするキヤ
ブオーバーバン型車のベンチレータ構造を提供す
るものである。
(作用) 上記ベンチレータ構造においては、車室内から
の遠隔操作により、ベンチレータ用リツドを開い
た時は、車室内の換気を行なうことができるとと
もに、上記リツドに取り付けたミラーにて車両の
後方下部の視認を行なうことができ、リツドがベ
ンチレータとしての機能とアンダーミラーとして
の機能を発揮し、車体にはアンダーミラー専用の
支持部材を設ける必要がない。
また、ベンチレータ用リツドを閉じると、車体
外方への突出がなくなり、このリツドはその周縁
が車体の開口部周縁に押圧されて保持されるた
め、車両の走行中において、リツド、つまりはミ
ラーが車体に対して振動することがなく、さらに
ミラー表面はが車外体に露出していないため汚損
も防止される。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、ベンチレータ用リツ
ドにアンダーミラーの機能を発揮させることがで
き、アンダーミラー専用の支持部材を別途設ける
必要がなくて部品点数の削減、構造の簡単化が図
れる。そうして、ミラー不要時にはこのミラーの
車体外方への突出をなくして車両の外観向上を図
ることができるとともに、車両走行中のミラーの
振動防止並びにミラーの汚損防止が図れることに
より、このミラーの耐久性が向上し、また、その
保守点検の回数を減らすことができるようにな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
1はキヤブオーバーバン型車、2はバツクド
ア、3はルーフパネルであり、ルーフパネル3の
後端のコーナー部4、つまり、ルーフに近接した
車体の後面上方部には車室内と車室外とを連通す
る開口部が形成されていて、この開口部の上縁部
にこの開口部を塞ぐベンチレータ用リツド5が開
閉自在に取り付けられ、該リツド5の内面側にミ
ラー6が取り付けられており、リツド5に後述の
遠隔操作機構7が連係されている。
リツド5は、略矩形状をなし、内面側の側端上
部にU字状ヒンジアーム9の一端が固定され、ヒ
ンジアーム9の他端はルーフパネル3の内面に固
設したブラケツト10に枢支されており、ルーフ
パネル3の開口部周縁にはリツド5の周縁が当接
するシールラバー11が固着されている。
ミラー6は、円形凸面鏡を適用したもので、周
縁部がリツド5の内面側に環状のミラー取付用プ
レート12にて保持され、ミラー取付用プレート
12の周縁3箇所がリツド5の車室側面に固定さ
れたブラケツト13にねじ14にて取り付けられ
ている。
遠隔操作機構7は、ループパネル3のリツド近
傍にソレノイド15を固定してプランジヤ16の
先端とヒンジアーム9とをピン17で枢着し、ソ
レノイド15に電気接続したスイツチを運転席近
傍に設けたもので、該スイツチによつてリツド5
を開位置にした際、リツド5の外面がルーフパネ
ル3の頂面後端部に矢符で示した流線18に沿う
傾斜面でほぼ連続するように設定されている。
また、前記リツド5を設けた車体後部には、ガ
ーニツシユ19が上縁をルーフパネル下面のトツ
プシーリング20に、また下端部をリヤヘツダー
21にそれぞれ接続せしめて設けられており、ガ
ーニツシユ19にはリツド5と対応する位置に貫
通孔22が開設されている。なお、図中、23は
バツクドアのウインドガラスである。
上記構造において、リツド5を開位置にする
と、車体前部のカウルグリルから吹き込んだ外気
が車室を通つて車体後方へ出るため、車内の換気
が行なわれる。また、リツド5は流線18に沿つ
て所定角度で傾斜するために整流板として作用
し、車両上方を通過する空気は車両後方で渦や淀
みをつくることなく流線18に沿つて流れ、車両
の受ける空気抵抗が小さくなる。さらに、車両後
退時において、運転者はリツド5のミラー6によ
つて車両の後方下部の周辺を視認することができ
る。
また、リツド5は閉位置にすると、リツド5の
周縁がルーフパネル3の開口部周縁のシールラバ
ー11に対し押圧されて保持され、ミラー6の表
面は車室内側に向き、車室外方への突出がなくな
る。従つて、リツド5、つまりはミラー6は車両
の走行中においても振動することはなく、かつ、
ミラー表面が汚れなくなり、あるいは物に当つて
損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はキ
ヤブオーバーバン型車の後部を示す斜視図、第2
図はベンチレータ構造を示す中央縦断面図、第3
図はミラーを取り付けたリツドの要部を示す正面
図、第4図は第3図の−線における断面図で
ある。 1……キヤブオーバーバン型車、2……バツク
ドア、3……ルーフパネル、5……リツド、6…
…ミラー、7……遠隔操作機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフに近接した車体の後面上方部に車室内と
    車室外とを連通する開口部が形成され、該開口部
    の上縁部には該開口部を開閉自在に塞ぐとともに
    開時は車体後方側に所定角度をもつて保持され閉
    時は周縁が開口部周縁に押圧されて保持されるベ
    ンチレータ用リツドが取り付けられ、該リツドの
    車室内面側にリツド開時に車両の後方下部を映
    し、リツド閉時に表面が車室内側に位置するヨラ
    ーが取り付けられ、車室内にリツドの開閉を操作
    する遠隔操作機構が備えられていることを特徴と
    するキヤブオーバーバン型車のベンチレータ構
    造。
JP9696881U 1981-06-29 1981-06-29 キヤブオ−バ−バン型車のベンチレ−タ構造 Granted JPS582105U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9696881U JPS582105U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 キヤブオ−バ−バン型車のベンチレ−タ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9696881U JPS582105U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 キヤブオ−バ−バン型車のベンチレ−タ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582105U JPS582105U (ja) 1983-01-08
JPH0133363Y2 true JPH0133363Y2 (ja) 1989-10-11

Family

ID=29891794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9696881U Granted JPS582105U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 キヤブオ−バ−バン型車のベンチレ−タ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS582105U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141317Y2 (ja) * 1971-08-31 1976-10-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS582105U (ja) 1983-01-08

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