JPH03131983A - 実装基板検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は基板に実装された部品の映像を個別にチェック
して装着状態の良否を判定する装置に関する。

（ロ）従来の技術 電子回路を構成するにあたり、近年ますます多くの表面
実装型部品が用いらｎるようになっている。基板のスル
ーホールにリードを挿入するものに比べ、表面実装型部
品はランド番と対し位置ずれを生じやすく、そのため半
田付工程の前に装着状態を検査して、その部品が良好な
半田接続を得らｎるか、どうかを調べる８委がある。こ
のような目的に用いらｒＬる装置の例として、特開昭６
３−９０７０７号公報に記載されたもの、あるいは特開
昭６４−２６９８３号公報に記載されたものを挙げるこ
とができる。これらの装置はいすｎも、テレビカメラに
より基板の映像をとり込み、検査対象部品の画像を個別
にチェックして装着状態の良否判定を行っている。

（ハ）発明が解決しようとする課電 装着状態の良否判定にあたっては、部品とランドの重な
り具合が重要なファクターになる。そこで、 部品とランドの位置及び形状寸法を個々に求め、双方の
データをつき合わせて重なり具合をチェックする、とい
う作業を行う。そのため部品形状とランド形状を実際の
基板にあたってティーチングしておかねばならない。と
ころでティーチング後に、実際の検査を行う時のことを
考えてみると、部品の位置が少々ずｎていても、ランド
にある程度以上型なっていｎば事実上満足すべき接続が
得らｎる訳であるから、ランドそのものの形状からはみ
出す一定の許容範囲を設定して、その範囲内をこ部品が
おさまっていｎばＯＫ、という取り扱いをすることにな
る。但し、ランドとの関係ではＯＫであっても、その許
容範囲の中に障害物−例えばリード挿入用スルーホール
−があったのでは困ったことになる。本発明は、このよ
うな問題の発生を防ぐためになされたものである。

に）課題を解決するための手段 本発明では、ディスプレイ上に現われた基板の映像を見
ながらランドパターンのティーチングを行う際、ティー
チングを通じて得らｎたランドに関するデータと、この
ランドに組み合わせられる部品に関するデータとから部
品の位置ずｎ許容範囲を算出し、図形化してディスプレ
イ画面上に表示する。

（ホ）作用 部品に関するティーチングとランドに関するティーチン
グとを行うと、ディスプレイ画面上には位置ずれ許容範
囲が表示される。作業者はその範囲内に障害物がないか
どうかを確認し、もしゐｎば通宜囲避措置をとることが
できる。

（へ）実施例 第１図に実装基板検査装置１の全体構成を示す。ｌＯは
ＸＹステージ部で、実装基板２を載置するＸＹステージ
１１を備えている。２０は基板２に対し所定の方向から
所定の光量、スペクトル構成の光を照射する照明部、３
０は基板２の一走領域を視野におさめるテレビカメラ３
１を備えた撮像部、４０は各種処理と指令を行う処理部
である。４１は処理部４０の中枢をなす中央処理部で、
これにはパスライン４２を介し、Ａ／Ｄ変換部４３、画
像処理部４４、メモリ４５、撮像コントローラ４６、Ｘ
Ｙステージコントローラ４７、映像用ディスプレイ装置
４８、データ用ディスプレイ装置４９、キーボード５０
、プリンタ５１が接続さｎでいる。撮像コントローラ４
６は撮像部３０及び照明部２０を制御するものであり、
撮像部３０においてはテレビカメラ３１のズーミングや
露出調整を、照明部２０においては照度調整や照明方向
の切替を行う。

上ａｄｋｌｌは次のように動作する。操作者がキーボー
ド５０を通じてティーチング開始の合図を出すと、ｘＹ
ステージコントローラ４７は最初にティーチングを行う
べきランド個所がテレビカメラ３１の視野中央に位置す
るようＸＹステージｌｌを移動させる。この場合、部品
装着用の位置データをＸＹステージ１１の移動データと
してそのまま利用することができる。テレビカメラ３１
のとり込んだ映像はＡ／Ｄ変換部４３を経て画像処理部
４４へ送られ、コントラスト強調等必要な処理を施され
た上で映像用ディスプレイ装置４８１こ表示される。中
央処理部４１によって、十字形のカーソル５も表示さｎ
る１（第２図）。キーボード５０の操作によりカーソル
５を移動させ、ランド４の画像の対角の隅にカーソル５
を合わせると、ランド４の寸法及び位置か登録されたこ
、とになる。

ここで中央処理装置４１は、装着データの一環として所
与のものとなっている部品データと、ランド４に関する
データとから部品の位置ずｒＬ許容範囲を算出し、図形
化してディスプレイ画面上に表示する。第２図番こボす
６がそｎである。対をなすランド４のそｎぞｒＬ（こ位
置ずｎｆｒ容範囲を設定し、第３図に示すように、部品
３の両端がその範囲内におさまっていｎばＯＫｌという
判定処理を実際の検査で行う。ところで、位置ずれ許容
範囲６を図形化して表示するおかげで、例えば第３図に
示すようにスルーホール７・が位置ずｎ許容範囲６にと
り込まｎてしよった場合、操作者はこｎを直ちに認識し
、回避措置をとることができる０回避は次の手法で行う
。すなわち第４図に示すように、カーソル５をランド４
の画像の中に入ｎ１あたかもランド４つ（そのように縮
めらｎた大きさのものであるかのようにティーチングし
直す。すると位置ずｎ許容範囲６も前より縮小さｎて表
示される。

スルーホール７か完全に位置ずれ許容範囲６の外にある
のを確認して、この個所のティーチングを終える。第５
図のように、部品３がこの位置ずれ許容範囲６からはみ
出して装着さｔｌｆＬば、通常であｒＬばＯＫとなるよ
うなずｎの程度であっても、装着ミスと判定さｎること
になる。このようにして、障害物と位置ずｎ許容範囲と
の本なり具合をチェックしつつ検査対象個所のすべてに
つきランドパターンのティーチングを進めて行く。なお
データ用ディスプレイ装置４９は、部品３またはランド
４に関するデータを文字・数字で時々刻々（こ表示する
のに用いる。

（ト）発明の効果 本発明によｎば、位置ずｎ許容範囲の設定が部品と障害
物との干渉という好ましからざる結果をもｆコらずこと
を未然に防止でき、判定の信頼度が向上する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図はブロック図、第
２図乃至第５図はディスプレイ画面の模型図である。 ２・・・基板、 ３・・・部品、 ４・・・ランド、 ４８・・・映像 用ディスプレイ、 ６・・・位置ずｎ許容範囲。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）基板に実装された部品の映像を個別にチェックし
   て装着状態の良否を判定するものにおいて、ディスプレ
   イ上に現われた基板の映像を見ながらランドパターンの
   ティーチングを行う際、ティーチングを通じて得られた
   ランドに関するデータと、このランドに組み合わせられ
   る部品に関するデータとから部品の位置ずれ許容範囲を
   算出し、図形化してディスプレイ画面上に表示すること
   を特徴とする実装基板検査装置。