JPH08220012A - 目視判定マーキング装置 - Google Patents

目視判定マーキング装置

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JPH08220012A
JPH08220012A JP2260495A JP2260495A JPH08220012A JP H08220012 A JPH08220012 A JP H08220012A JP 2260495 A JP2260495 A JP 2260495A JP 2260495 A JP2260495 A JP 2260495A JP H08220012 A JPH08220012 A JP H08220012A
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JP
Japan
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corrected
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Application number
JP2260495A
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English (en)
Inventor
Akira Ito
昭 伊藤
Yasuaki Miyawaki
安章 宮脇
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板のはんだ付け不良部位を、順次
作業者の正面部分に固定させ、前記不良部位の詳細を拡
大、観察しながら、手作業又は自動でマーキングするこ
とが可能な装置。 【構成】 外観検査装置から得られた不良位置データに
基づき、プリント基板を搭載したX−Yテーブルを制御
し、このX−Yテーブル上部には拡大画像取り込み部と
マーキングのための装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、はんだ付部や部品実装
の目視検査と、その不良と判定した個所へのマーキング
を施す装置に関するもので、特に高密度化によって困難
となってきている目視検査と、修正作業の効率化を図る
ことを目的とするもので、プリント基板に実装された部
品のはんだ付状態や取付け状態を、拡大された画像の目
視により検査し、良否の判定結果により、その場でマー
キング作業が行える方式を特徴とした装置である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、外観検査装置による
不良個所へのマーキング方式と、外観検査装置で摘出し
た不良個所の位置データを利用した、レーザ光線等によ
る不良個所指示装置などがある。
【0003】以下各々について説明する。
【0004】外観検査装置による不良個所へのマーキン
グ方式は、検査装置が不良と判断すると、全ての個所に
マーキングが施される。判定の都度マーキングする場合
と、一旦メモリーに記憶させて、検査機能終了後にマー
キング作業が行われる方法がとられている。
【0005】次にレーザーによる不良個所指示装置につ
いて説明する。
【0006】図5のように外観検査装置10から得られ
た被修正プリント基板11の不良部位X−Y座標位置デ
ータを、不良部位指示装置のパソコン5に、フロッピー
ディスク(以下F/D)又は不良データ転送ラインを介
して取り込みメモリする。一方、不良部位指示装置に設
けたプリント板固定台13には、前記被修正プリント基
板11を固定しておき、すでに前記パソコン5にメモリ
している不良位置データを、同じくパソコン5のCPU
部に読み出し、不良部位指示装置の上部に設けられたレ
ーザ照射部14を、前記パソコン5と制御部16でコン
トロールして、レーザー15を順次偏向させながら被修
正プリント基板11の不良部位を指示する。
【0007】ところが、レーザ15で指示した不良部位
は高密度のため、微細、狭ピッチとなっており、肉眼で
の修正は困難であり、順次前記不良部位ごとの、すべて
の個所に白色マジックインクやラベル等を使用して、マ
ーキングしておき、全不良部位を確認、及びマーキング
した後、図示しない拡大鏡又顕微鏡を設置した作業場所
に被修正プリント基板11を移動して、不良部位の修正
作業を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、微小部品
や、実装の高密度化により、プリント基板検査における
通常の目視検査では、良否の判定ができない場合が多く
なっている。外観検査装置による不良摘出も、虚報(実
際には正常であるのに不良と判断されたもの)が多くあ
る。これらのチェック方法として、顕微鏡を使用した目
視検査が行われているが、眼の疲労、作業効率低下など
をまねいている。このための改善として、不良判定に適
した拡大画像が得られ、また修正作業を行う時に、不良
と判定した個所にマーキングが施され、あと工程での修
正作業が容易に行えるよう、現場サイドでのニーズが高
まっている。
【0009】前述の従来技術による、外観検査装置によ
る不良部位へのマーキング方式は、虚報も含めて、全て
の位置にマーキングが施される。不良発生率の状況によ
っては、外観検査装置本来の稼働率に影響を及ぼすこと
も多い。又、レーザ指示装置では、被修正プリント板上
の微細、狭ピッチの不良部位を、順次レーザで指示して
いく機能となっているため、前述の外観検査装置による
不良部位へのマーキング方式と同様に、全不良部位を順
次マーキングした後、拡大鏡などを設置した作業場所に
移動して不良部位の判定を行い必要により修正する方法
がとられる。又、レーザを不良部位に偏向させる方式の
ため、部品の高さや、配置に影響されて、レーザー指示
の位置精度が悪くなることなどから、不良部位以外にも
不必要なマーキングを行うなどの多くの欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するため、前記X−Yステージ上に前記被修正プ
リント板を搭載して、前記外観検査装置で得た不良位置
データを用い、パソコン制御によって前記被修正プリン
ト基板上に不良部位が、常に拡大画像の中心に来るよう
に位置決めされ、ステージ上において前記対象物が拡大
され、且つ、傾斜方向から透視ができる位置にビデオカ
メラを設け、このビデオカメラの映像により不良部位を
確認するとともに、真の不良の判定と、修正が必要な個
所のみマーキングが行えるようにしたものである。
【0011】
【作用】この結果、被修正プリント基板上の不良部位
は、モニタ上の中心に拡大像を得ることができる。さら
に、不良部位を上面、側面からも拡大しながら、チェッ
ク作業が可能となり、判定の容易化と被修正プリント基
板の修正が必要個所のみへの表示が可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0013】図1は、実施例の全体構成を示す外観図
で、1は、画像取り込み部でビデオカメラと照明及び回
転機構で構成したものである。2は、ズーム式光学系レ
ンズで画像が拡大できる。3は、対象基板をX方向、Y
方向に移動させるXY駆動ステージである。4は、イン
ク式或いは、ラベルを使ったマーキング装置である。5
は、コントローラ用パソコンで、前工程の外観検査装置
10からの位置情報や、XYステージ3の駆動、品質情
報等のデータ処理を行うものである。6は、本装置の状
態表示や被修正プリント基板の情報を表示するディスプ
レイである。7はこれらシステム用架台である。8はス
イッチボックスで、次のステップへの移動や、各種操作
を行うものである。9はビデオモニタで、取り込まれた
画像の不良部位を表示するもので、不良部位はその中心
点に表示される。
【0014】図2は図1のシステムの接続系統の概念図
で、図1と同一物には同一符号を付している。
【0015】次にこの動作を説明する。
【0016】まず、実施例装置のX−Y駆動ステージ3
に被修正プリント基板11を手動または自動で搬入固定
する。外観検査装置10から得られた前記被修正プリン
ト基板11の不良データを、パソコン5のメモリ部か
ら、同じくパソコン5のCPU部に呼び出すため、被修
正プリント基板11の管理番号を、前記パソコン5のキ
ーボード部(図示せず)、あるいはバーコードリーダ
(図示せず)で入力する。上記の操作により、パソコン
5のCPUに呼び出された前記被修正プリント基板11
の不良位置データは前記X−Y駆動ステージ3のX軸駆
動モーターとY軸駆動モーター(いずれも図示せず)に
それぞれ被修正プリント基板11の不良個所位置決めの
ためのパルスを送るためのものである。
【0017】このようにして、被修正プリント基板11
の不良個所は画像取り込み部1のビデオカメラで撮像さ
れ、拡大画像がビデオモニタ9の中心点に位置決めされ
る。画像取り込み部1の表示モニタ9には、図4に示す
ような映像が映し出される。被修正プリント基板11の
不良個所は、順次自動又は、手動により移動して、不良
部位が中心点に位置決めされた映像は、ズーム式光学系
レンズ2で拡大され、上部から見た図4aのものと、回
転ミラーで見た図4bが任意に選択できる。得られた映
像は、目視によりはんだ付状態や、実装状態を確認して
品質基準による判定を行い、修正が必要であればスイッ
チ8により、マーキングON/OFFを行いマーキング
装置4を駆動する。
【0018】マーキングされる位置は、画像の中心点と
同一個所であり、又、画像取り込み部1の中心点は、回
転させた画像と同じになるよう配置し、不良の判断が容
易にできるよう配慮してある。
【0019】この時の動作フローチャートを図3に示
す。なお、外観検査装置10で摘出した不良位置データ
をインラインで直結しなくとも、フロッピディスクに記
録して、本装置パソコン5に受け渡し、X−Y駆動ステ
ージを制御してもよい。画像取り込み部1は、画面中央
に不良個所が来るように配置しておくと、順次ステップ
移動時でも中央に判定すべき不良個所がきて、目視検査
が容易となる。又回転動作時にも、中心点が移動しない
ので不良個所の監視が容易になる。不良位置データはス
イッチ8(フットスイッチまたは切替器)により、順番
に次のステップに移動していく。また、その場で不良と
判定した個所にはマーキングを施し、修正工程での作業
が容易にできること。また安全衛生面では、接眼レンズ
を使用しないので疲労感は激減できる。前工程の外観検
査装置によらない場合は、ステップ送りプログラム、又
は手動によりXYステージを操作し、基板の不良個所を
チェックする。終了後、スイッチ8により次のステップ
に移動する。
【0020】
【発明の効果】各種基板に対応した検査データの活用
や、拡大画像により、プリント基板をXYステージ上で
目視検査でき、部品実装の良否判定と、判定結果のマー
キングにより、不良部位の発見が容易になり、修正作業
の効率化が可能となる。又、前述のように不良部位が常
に一定の場所に精度よく固定できることから、修正、修
復作業の補助ツール類、例えば、修正用はんだ供給装置
や、修正補助機構などを付加設置し、修正作業を行う場
所も確保することが可能となる。これらのことから、第
一に外観検査装置での全ての不良部位へのマーキング作
業が不要となるため、稼働率向上が図られ、工程内バラ
ンスが取りやすくなる。第二に、外観検査装置の虚報を
その場で確認、判定することができるため無駄なマーキ
ング作業がなくなり、マーキング作業を単純にできる。
【0021】以上のように本発明によれば、作業効率向
上と品質の確保はもとより、設備開発費の削減など多く
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す構成図。
【図2】図1のシステムの接続系統の概念図。
【図3】図2の動作フローチャート。
【図4】本発明の実施例における拡大映像図。
【図5】従来例の全体構成を示す構成図。
【符号の説明】
1 画像取り込み部 2 ズームレンズ 3 X−Y駆動ステージ 4 マーキング装置 5 パソコン 6 ディスプレイ 7 架台 8 スイッチボックス(操作盤) 9 ビデオモニタ 10 はんだ付外観検査装置 11 被修正プリント基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ付部や、部品実装の目視検査装置
    において、 前工程の外観検査装置で摘出した、被修正プリント基板
    の不良個所の位置データにより位置決め動作を行う被修
    正プリント基板を搭載するXY駆動ステージ機構と、該
    XY駆動ステージ機構上部に配置され、前記被修正プリ
    ント基板の不良個所を観察するための映像を得るビデオ
    カメラと、該ビデオカメラの近傍でかつ、前記XYステ
    ージ機構上部に配置され、前記被修正プリント基板の不
    良個所にマーキングをするマーキング機構とを有するこ
    とを特徴とする不良個所の目視判定マーキング装置。
JP2260495A 1995-02-10 1995-02-10 目視判定マーキング装置 Pending JPH08220012A (ja)

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JP2260495A JPH08220012A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 目視判定マーキング装置

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JP2260495A JPH08220012A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 目視判定マーキング装置

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JPH08220012A true JPH08220012A (ja) 1996-08-30

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ID=12087451

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JP2260495A Pending JPH08220012A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 目視判定マーキング装置

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JP (1) JPH08220012A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142589A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Bridgestone Corp 被検査体の検査装置及び検査方法
JP2020123284A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 三菱重工機械システム株式会社 検査支援装置及び方法

Cited By (2)

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JP2013142589A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Bridgestone Corp 被検査体の検査装置及び検査方法
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