JPH08127115A - クリームはんだ印刷装置 - Google Patents

クリームはんだ印刷装置

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Publication number
JPH08127115A
JPH08127115A JP6266443A JP26644394A JPH08127115A JP H08127115 A JPH08127115 A JP H08127115A JP 6266443 A JP6266443 A JP 6266443A JP 26644394 A JP26644394 A JP 26644394A JP H08127115 A JPH08127115 A JP H08127115A
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JP
Japan
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substrate
screen mask
screen
camera
image data
Prior art date
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Application number
JP6266443A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakagawa
浩一 中川
Hisakimi Kuroda
寿仁 黒田
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba FA Systems Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08127115A publication Critical patent/JPH08127115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Screen Printers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚認識装置によりスクリーンマスクと基板
との位置ずれを検知しながら両者の位置決めする構成に
おいて、位置決めを正確に行う。 【構成】 本発明のクリームはんだ印刷装置は、カメラ
12により撮影したスクリーンマスク4の画像データを
表示画面15に表示している状態でカーソル16を目標
位置まで移動させたときのカーソル16の移動を表わす
第1のカーソル位置データを記憶すると共に、カメラ1
2により撮影した基板2の画像データを表示画面15に
表示している状態でカーソル16を目標位置まで移動さ
せたときのカーソル16の移動を表わす第2のカーソル
位置データを記憶し、これらカーソル位置データに基づ
いてスクリーンマスク4と基板2との位置ずれを演算
し、この位置ずれに基づいてスクリーンマスク4または
基板2を移動させて両者の位置決めを行うように構成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板にスクリーンマス
クを通してクリームはんだを塗布するように構成された
クリームはんだ印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小形化や高機能化に伴
い、プリント配線基板に対する電子部品の表面実装技術
においてもパターンの精細化及び部品の高密度化が図ら
れてきている。このため、表面実装ラインの一部を構成
するクリームはんだ印刷装置においても、高精細な印刷
を行うことが要求されてきている。そこで、基板とスク
リーンマスクとを位置決めするに当たっても、機械的な
位置決めから、視覚認識装置による位置決めを一般的に
採用するようになってきている。
【0003】ここで、視覚認識装置による位置決めにつ
いて、具体的に説明する。この場合、基板及びスクリー
ンマスクにそれぞれ例えば2個の認識マークを設けると
共に、これら認識マークの位置を検出するCCDカメラ
等からなる視覚認識装置を設け、検出した認識マークの
位置に基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれを
検知し、この位置ずれを零にするようにスクリーンマス
クまたは基板を移動させてその位置を補正するように構
成されている。これにより、基板とスクリーンマスクと
が正確に位置決めされるので、高精度の印刷を行うこと
が可能になるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、認識マークを基板及びスクリーンマスクに
付ける作業は、製造された基板及びスクリーンマスクに
対して後から別々に行われることが多いため、認識マー
クの位置精度が低くなるという欠点があった。この場
合、視覚認識装置によりスクリーンマスクと基板との位
置ずれを正確に検知したとしても、検知した位置ずれに
誤差(認識マークの位置の誤差)が含まれてしまうの
で、基板とスクリーンマスクとを正確に位置決めするこ
とができない。特に、スクリーンマスクには一般的に認
識マークが付けられていないので、認識マークを付ける
作業を後から行わなければならず、認識マークの位置を
高精度に設定することが困難である。従って、視覚認識
装置の検知精度が高くても、基板とスクリーンマスクと
を正確に位置決めできなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、視覚認識装置に
よりスクリーンマスクと基板との位置ずれを検知しなが
ら基板とスクリーンマスクとを位置決めするように構成
したものにおいて、位置決めを正確に行うことができる
クリームはんだ印刷装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクリームはんだ
印刷装置は、基板にスクリーンマスクを通してクリーム
はんだを塗布するクリームはんだ印刷装置において、前
記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状態
で前記スクリーンマスクを撮影可能であると共に、同一
の位置で前記スクリーンマスクを前記基板の上方から退
避させた状態で前記基板を撮影可能であるカメラを備
え、このカメラにより撮影した画像データを表示する表
示装置を備え、この表示装置の表示画面において初期位
置から任意の位置に移動操作可能なカーソルを備え、前
記スクリーンマスクを撮影した画像データを前記表示装
置の表示画面に表示している状態で前記カーソルを前記
画像データの中の目標位置まで移動させたときに前記カ
ーソルの初期位置と目標位置との位置差を表わす第1の
カーソル位置データを記憶する記憶手段を備え、前記基
板を撮影した画像データを前記表示装置の表示画面に表
示している状態で前記カーソルを前記画像データの中の
目標位置まで移動させたときに前記カーソルの初期位置
と目標位置との位置差を表わす第2のカーソル位置デー
タを記憶する記憶手段を備え、前記第1及び第2のカー
ソル位置データに基づいて前記スクリーンマスクと前記
基板との位置ずれを演算する演算手段を備え、そして、
前記位置ずれに基づいて前記スクリーンマスクまたは前
記基板を移動させて両者の位置合わせを行うところに特
徴を有する。
【0007】また、本発明の他のクリームはんだ印刷装
置は、基板にスクリーンマスクを通してクリームはんだ
を塗布するクリームはんだ印刷装置において、前記スク
リーンマスクまたは前記基板を撮影しながらXY方向へ
移動可能に設けられたカメラを備え、このカメラにより
撮影した画像データを表示する表示装置を備え、この表
示装置の表示画面に設けられた基準位置マークを備え、
前記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状
態で前記カメラにより前記スクリーンマスクを撮影した
画像データを前記表示装置の表示画面に表示しながら前
記カメラを画像データの中の目標位置が前記基準位置マ
ークに一致するまで移動させたときに前記カメラの移動
位置を表わす第1のカメラ位置データを記憶する記憶手
段を備え、前記スクリーンマスクを前記基板の上方から
退避させた状態で前記カメラにより前記基板を撮影した
画像データを前記表示装置の表示画面に表示しながら前
記カメラを画像データの中の目標位置が前記基準位置マ
ークに一致するまで移動させたときに前記カメラの移動
位置を表わす第2のカメラ位置データを記憶する記憶手
段を備え、前記第1及び第2のカメラ位置データに基づ
いて前記スクリーンマスクと前記基板との位置ずれを演
算する演算手段を備え、そして、前記位置ずれに基づい
て前記スクリーンマスクまたは前記基板を移動させて両
者の位置合わせを行うところに特徴を有する。
【0008】更に、本発明の他のクリームはんだ印刷装
置は、基板にスクリーンマスクを通してクリームはんだ
を塗布するクリームはんだ印刷装置において、前記スク
リーンマスクを前記基板の上方に位置させた状態で前記
スクリーンマスクを撮影可能であると共に、同一の位置
で前記スクリーンマスクを前記基板の上方から退避させ
た状態で前記基板を撮影可能であるカメラを備え、この
カメラにより撮影した画像データを表示する表示装置を
備え、この表示装置の表示画面に設けられた基準位置マ
ークを備え、前記スクリーンマスクをXY方向へ移動駆
動するスクリーン用移動装置を備え、前記基板をXY方
向へ移動駆動する基板用移動装置を備え、前記スクリー
ンマスクを前記基板の上方に位置させた状態で前記カメ
ラにより前記スクリーンマスクを撮影した画像データを
前記表示装置に表示しながら前記スクリーンマスクを画
像データの中の目標位置が前記基準位置マークに一致す
るまで移動させたときに前記スクリーンマスクの移動位
置を表わすスクリーン位置データを記憶する記憶手段を
備え、前記スクリーンマスクを前記基板の上方から退避
させた状態で前記カメラにより前記基板を撮影した画像
データを前記表示装置に表示しながら前記基板を画像デ
ータの中の目標位置が前記基準位置マークに一致するま
で移動させたときに前記基板の移動位置を表わす基板位
置データを記憶する記憶手段を備え、前記スクリーン位
置データ及び基板位置データに基づいて前記スクリーン
マスクと前記基板との位置ずれを演算する演算手段を備
え、そして、前記位置ずれに基づいて前記スクリーンマ
スクまたは前記基板を移動させて両者の位置合わせを行
うところに特徴を有する。
【0009】
【作用】上記手段によれば、スクリーンマスクを撮影し
た画像データを表示装置の表示画面に表示している状態
で、カーソルを画像データの中の目標位置まで移動させ
たときにカーソルの初期位置と目標位置との位置差を表
わす第1のカーソル位置データを記憶手段に記憶させる
と共に、基板を撮影した画像データを表示装置の表示画
面に表示している状態で、カーソルを画像データの中の
目標位置まで移動させたときにカーソルの初期位置と目
標位置との位置差を表わす第2のカーソル位置データを
記憶手段に記憶させ、そして、これら第1及び第2のカ
ーソル位置データに基づいてスクリーンマスクと基板と
の位置ずれを演算して求めるように構成した。この場
合、スクリーンマスク中の目標位置と基板中の目標位置
とに基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれを演
算しているので、演算した位置ずれは極めて正確な値と
なる。従って、この位置ずれに基づいて例えば該位置ず
れが零になるようにスクリーンマスクまたは基板を移動
させて両者の位置合わせを行えば、従来構成に比べて、
基板とスクリーンマスクとを正確に位置決めすることが
できる。
【0010】また、カメラをXY方向へ移動可能に設
け、スクリーンマスクを基板の上方に位置させた状態で
上記カメラによりスクリーンマスクを撮影した画像デー
タを表示装置の表示画面に表示しながら、カメラを画像
データの中の目標位置が基準位置マークに一致するまで
移動させたときにカメラの移動位置を表わす第1のカメ
ラ位置データを記憶手段に記憶させ、そして、スクリー
ンマスクを基板の上方から退避させた状態で上記カメラ
により基板を撮影した画像データを表示装置の表示画面
に表示しながら、カメラを画像データの中の目標位置が
基準位置マークに一致するまで移動させたときにカメラ
の移動位置を表わす第2のカメラ位置データを記憶手段
に記憶させ、更に、これら第1及び第2のカメラ位置デ
ータに基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれを
演算して求める構成が好ましい。この構成においても、
スクリーンマスク中の目標位置と基板中の目標位置とに
基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれを演算し
ているので、演算した位置ずれは極めて正確な値とな
る。従って、基板とスクリーンマスクとを正確に位置決
めすることができる。
【0011】一方、スクリーンマスクを基板の上方に位
置させた状態で、カメラによりスクリーンマスクを撮影
した画像データを表示装置に表示しながらスクリーンマ
スクを画像データの中の目標位置が基準位置マークに一
致するまで移動させたときにスクリーンマスクの移動位
置を表わすスクリーン位置データを記憶手段に記憶さ
せ、そして、スクリーンマスクを基板の上方から退避さ
せた状態でカメラにより基板を撮影した画像データを表
示装置に表示しながら、基板を画像データの中の目標位
置が基準位置マークに一致するまで移動させたときに基
板の移動位置を表わす基板位置データを記憶手段に記憶
させ、更に、これらスクリーン位置データ及び基板位置
データに基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれ
を演算して求める構成とすることも好ましい構成であ
る。この構成の場合も、スクリーンマスク中の目標位置
と基板中の目標位置とに基づいてスクリーンマスクと基
板との位置ずれを演算しているので、演算した位置ずれ
は極めて正確な値となる。従って、基板とスクリーンマ
スクとを正確に位置決めすることができるのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1及
び図2を参照しながら説明する。まず、クリームはんだ
印刷装置の概略全体構成を示す図1において、印刷装置
本体1は、基板2を支持する基板支持装置3と、この基
板支持装置3の上方に設けられスクリーンマスク4を支
持するスクリーンマスク支持装置5と、このスクリーン
マスク支持装置5の上方に設けられ基板2及びスクリー
ンマスク4の位置を検知するための位置検知手段である
視覚認識装置6とから構成されている。
【0013】この場合、基板支持装置3の基板固定部7
に基板2が取付けられる構成となっており、更に、上記
基板固定部7は基板駆動機構8により上下方向に移動駆
動可能に構成されている。尚、この場合、基板駆動機構
8は、基板固定部7(即ち基板2)をX−Y方向及びθ
方向(回転方向)へも移動駆動可能に構成されているこ
とが好ましい。そして、基板駆動機構8は、上記各方向
へ移動駆動するために必要なモータ及びに動力伝達機構
を有している。更に、基板駆動機構8は、主としてマイ
クロコンピュータ等からなる制御装置9により駆動制御
される構成となっている。
【0014】また、スクリーンマスク支持装置5のスク
リーン支持枠10には、図2にも示すようにスクリーン
マスク4が支持されていると共に、スクリーンマスク4
にクリームはんだを塗布するためのスキージ(図示しな
い)が移動駆動可能に設けられている。上記スクリーン
支持枠10はスクリーン駆動機構11によりX−Y方向
及びθ方向(回転方向)へ移動駆動可能に構成されてい
る。そして、スクリーン駆動機構11は、上記各方向へ
移動駆動するために必要なモータ及びに動力伝達機構を
有している。更に、スクリーン駆動機構11は、前記制
御装置9により駆動制御される構成となっている。
【0015】この構成の場合、スクリーン駆動機構11
によりスクリーン支持枠10即ちスクリーンマスク4を
基板2の真上へ移動させた後、基板駆動機構8により基
板固定部7即ち基板2を上方へ移動させることにより、
スクリーンマスク4の下面に基板2の上面が密接するよ
うに配置することが可能な構成となっている。そして、
この密接配置状態で、スクリーンマスク4の上面からク
リームはんだをスキージを駆動して塗布することによ
り、スクリーンマスク4に形成された所定パターンの細
孔を通してクリームはんだによる所定パターンの印刷が
基板2の上面に施されるように構成されている。
【0016】上記した印刷動作を実行する場合、スクリ
ーン駆動機構11、基板駆動機構8及びスキージ等は、
制御装置9により駆動制御されるように構成されてい
る。ここで、スクリーンマスク4の下面に基板2の上面
を密接させる場合には、詳しくは後述するようにしてス
クリーンマスク4と基板2との位置合わせが実行される
ようになっている。この場合、制御装置9は位置合わせ
手段としての機能を有している。
【0017】一方、視覚認識装置6は、例えばCCDカ
メラからなるカメラ12と、このカメラ12により撮影
した画像データを処理する画像処理装置であるコントロ
ーラ13と、上記画像データを表示する表示装置である
モニタ14とから構成されている。上記カメラ12は、
図2にも示すように、スクリーン駆動機構11によりス
クリーンマスク4を基板2の上方(真上)へ移動させて
位置付けた状態で、スクリーンマスク4を撮影可能な位
置に配設されている。そして、上記カメラ12は、同じ
位置において、スクリーンマスク4を基板2の上方から
退避させた状態で基板2を撮影可能に構成されている。
【0018】また、上記コントローラ13は、マイクロ
コンピュータ等から構成されており、画像処理を行うた
めの制御プログラムを記憶している。このコントローラ
13が記憶手段及び演算手段としての各機能を有してい
る。そして、コントローラ13は、カメラ12により撮
影した画像データをモニタ14へ送ると共に、該モニタ
14の表示画面15に上記画像データを表示するように
構成されている。更に、コントローラ13は、上記モニ
タ14の表示画面15に十字状のカーソル16を上記画
像データと共に表示することが可能に構成されている。
ここで、コントローラ13には、表示画面15上におい
てカーソル16を左、右、上、下方向にそれぞれ移動さ
せるためのカーソル移動キー17、18、19、20が
配設されている。これらカーソル移動キー17、18、
19、20を適宜操作することにより、カーソル16を
初期位置(例えば表示画面15の中心位置)から任意の
位置に移動操作可能な構成となっている。
【0019】次に、上記構成の作用、特には、スクリー
ンマスク4と基板2との位置合わせ処理を説明する。こ
の場合、まず、スクリーン駆動機構11によりスクリー
ン支持枠10を移動駆動してスクリーンマスク4を基板
2の真上(上方)へ移動させる。続いて、カメラ12に
よりスクリーンマスク4を撮影すると共に、この撮影し
た画像データをモニタ14の表示画面15に表示する。
そして、この表示状態で、図2に示すように、カーソル
移動キー17〜20を適宜操作してカーソル16を画像
データ(スクリーンマスク4)の中の所定の目標位置2
1まで移動させる。このとき、コントローラ13は、カ
ーソル16の初期位置(表示画面15の中心位置)と目
標位置21との位置差を表わす第1のカーソル位置デー
タとして、初期位置と目標位置21とのX軸方向の差d
X1及び初期位置と目標位置21とのY軸方向の差dY
1を記憶する。この場合、X−Y座標の原点を初期位置
とすると、目標位置21(に位置付けたカーソル16)
の点の座標は(X1、Y1)となり、コントローラ13
は上記点の座標(X1、Y1)も第1のカーソル位置デ
ータとして記憶するように構成されている。
【0020】続いて、スクリーン駆動機構11によりス
クリーン支持枠10を移動駆動してスクリーンマスク4
を基板2の上方から退避させ、この状態で、カメラ12
により基板2を撮影すると共に、この撮影した画像デー
タをモニタ14の表示画面15に表示する。そして、こ
の表示状態で、カーソル移動キー17〜20を適宜操作
してカーソル16を画像データ(基板2)の中の所定の
目標位置まで移動させる。ここで、上記基板2の目標位
置は、前記スクリーンマスク4の目標位置に対応する位
置であり、両目標位置を一致するように位置合わせする
と、スクリーンマスク4と基板2とが正確に位置合わせ
されるように構成されている。
【0021】そして、コントローラ13は、カーソル1
6の初期位置(表示画面15の中心位置)と上記目標位
置との位置差を表わす第2のカーソル位置データとし
て、初期位置と目標位置とのX軸方向の差dX2及び初
期位置と目標位置とのY軸方向の差dY2を記憶する。
更に、X−Y座標の原点を初期位置とすると、上記目標
位置(に位置付けたカーソル16)の点の座標は(X
2、Y2)となり、コントローラ13は上記点の座標
(X2、Y2)も第2のカーソル位置データとして記憶
するように構成されている。
【0022】この後、コントローラ13は、記憶した第
1及び第2のカーソル位置データ(dX1、dY1、
(X1、Y1)、dX2、dY2、(X2、Y2))に
基づいてスクリーンマスク4と基板2との位置ずれを演
算して求める。具体的には、上記各差dX1、dY1、
dX2及びdY2と、次の二つの式とに基づいてスクリ
ーンマスク4と基板2とを位置合わせするのに必要なX
−Y方向の補正量ΔX及びΔYを算出するように構成さ
れている。
【0023】 ΔX=dX1−dX2 (1) ΔY=dY1−dY2 (2) また、2点の座標(X1、Y1)及び(X2、Y2)
と、下記の式とに基づいて回転方向(θ方向)の補正量
θを算出するように構成されている。
【0024】
【数1】 そして、上述したようにして算出された補正量ΔX及び
ΔY並びに補正量θは、制御装置9へ与えられる構成と
なっている。この制御装置9は、上記補正量ΔX及びΔ
Y並びに補正量θだけスクリーンマスク4または基板2
を移動並びに回転駆動させることにより、スクリーンマ
スク4と基板2との位置ずれを零にするように構成され
ている。これによって、スクリーンマスク4と基板2と
の位置合わせが正確に実行される。
【0025】上記した位置合わせを行った後は、基板駆
動機構8により基板固定部7を上方へ移動させることに
より、スクリーンマスク4の下面に基板2の上面を密接
させる。続いて、上記密接状態で、スクリーンマスク4
の上面からクリームはんだをスキージを駆動して塗布す
ることにより、スクリーンマスク4に形成された所定パ
ターンの細孔を通してクリームはんだによる所定パター
ンの印刷を基板2の上面に施す。この場合、基板2とス
クリーンマスク4との位置決めが正確になされているの
で、高精度の印刷を行うことができる。
【0026】このような構成の本実施例によれば、スク
リーンマスク4を撮影した画像データをモニタ14の表
示画面15に表示している状態で、カーソル16を画像
データの中の目標位置21まで移動させたときにカーソ
ル16の初期位置と目標位置21との位置差を表わす第
1のカーソル位置データ(具体的には、dX1、dY
1、座標(X1、Y1))を記憶すると共に、基板2を
撮影した画像データをモニタ14の表示画面15に表示
している状態で、カーソル16を画像データの中の目標
位置まで移動させたときにカーソルの初期位置と目標位
置との位置差を表わす第2のカーソル位置データ(具体
的には、dX2、dY2、座標(X2、Y2))を記憶
する。そして、これら第1及び第2のカーソル位置デー
タに基づいてスクリーンマスク4と基板2との位置ずれ
(具体的には、補正量ΔX及びΔY並びに補正量θ)を
演算して求める構成とした。この場合、スクリーンマス
ク4中の目標位置21と基板2中の目標位置とに基づい
てスクリーンマスク4と基板2との位置ずれを演算して
いるので、演算した位置ずれは極めて正確な値となる。
従って、上記位置ずれに基づいてスクリーンマスク4ま
たは基板2を移動させて両者の位置合わせを行えば、従
来構成に比べて、基板2とスクリーンマスク4とを極め
て正確に位置決めすることができる。この結果、高精度
の印刷を実行できるのである。
【0027】尚、上記第1の実施例では、モニタ14の
表示画面15を視認しながら、カーソル移動キー17〜
20を手動操作することによってカーソル16を移動さ
せる構成としたが、これに限られるものではなく、コン
トローラ13においてカメラ12により撮影した画像デ
ータから目標位置を画像認識することにより、カーソル
16を自動的に移動させる、即ち、カーソル16の移動
量及び移動方向を演算にて求める構成としても良い。
【0028】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には、同一符合を付している。上
記第2の実施例では、カメラ12は、カメラ駆動機構2
2によりX−Y方向へ移動駆動可能に構成されている。
上記カメラ駆動機構22は、コントローラ13に代わる
コントローラ23により駆動制御されるように構成され
ている。このコントローラ23には、カメラ12をX−
Y方向にそれぞれ往復移動させるためのカメラ移動キー
24、25、26、27が配設されている。上記コント
ローラ23は、カメラ12により撮影した画像データを
モニタ14へ送ると共に、該モニタ14の表示画面15
に上記画像データを表示するように構成されている。ま
た、モニタ14の表示画面15の中心位置には、基準位
置マークとして例えば十字マーク28が設けられてい
る。
【0029】さて、上記第2の実施例において、スクリ
ーンマスク4と基板2との位置合わせ処理を行う場合に
ついて説明する。この場合、まず、スクリーン駆動機構
11によりスクリーン支持枠10を移動駆動してスクリ
ーンマスク4を基板2の真上へ移動させる。続いて、カ
メラ12によりスクリーンマスク4を撮影すると共に、
この撮影した画像データをモニタ14の表示画面15に
表示する。そして、この表示状態で、図3に示すよう
に、カメラ移動キー24〜27を適宜操作してカメラ1
2を画像データ(スクリーンマスク4)の中の所定の目
標位置21がモニタ14の表示画面15の十字マーク2
8に一致するまで移動させる。このとき、コントローラ
23は、カメラ12の移動位置、具体的には、初期位置
と移動位置との位置差を表わす第1のカメラ位置データ
として、初期位置と移動位置とのX軸方向の移動差dX
a1及び初期位置と移動位置とのY軸方向の移動差dY
a1を記憶する。また、この場合、X−Y座標の原点を
カメラ12の初期位置とすると、スクリーンマスク4の
目標位置21を十字マーク28に位置付けたときのカメ
ラ12の位置座標は(Xa1、Ya1)となり、コント
ローラ13は上記位置座標(Xa1、Ya1)も第1の
カーソル位置データとして記憶するように構成されてい
る。
【0030】続いて、スクリーン駆動機構11によりス
クリーン支持枠10を移動駆動してスクリーンマスク4
を基板2の上方から退避させ、この状態で、カメラ12
により基板2を撮影すると共に、この撮影した画像デー
タをモニタ14の表示画面15に表示する。そして、こ
の表示状態で、カメラ移動キー24〜27を適宜操作し
てカメラ12を画像データ(基板2)の中の所定の目標
位置がモニタ14の表示画面15の十字マーク28に一
致するまで移動させる。ここで、上記基板2の目標位置
は、前記スクリーンマスク4の目標位置21に対応する
位置であり、両目標位置を一致するように位置合わせす
ると、スクリーンマスク4と基板2とが正確に位置決め
されるように構成されている。
【0031】そして、コントローラ23は、カメラ12
の移動位置、具体的には、初期位置と移動位置との位置
差を表わす第2のカメラ位置データとして、初期位置と
移動位置とのX軸方向の移動差dXa2及び初期位置と
移動位置とのY軸方向の移動差dYa2を記憶する。更
に、この場合、X−Y座標の原点をカメラ12の初期位
置としたときに、基板2の目標位置に位置付けたときの
カメラ12の位置座標は(Xa2、Ya2)となり、コ
ントローラ23は上記座標(Xa2、Ya2)も第2の
カーソル位置データとして記憶するように構成されてい
る。
【0032】この後、コントローラ23は、記憶した第
1及び第2のカーソル位置データ(dXa1、dYa
1、座標(Xa1、Ya1)、dXa2、dYa2、座
標(Xa2、Ya2))に基づいてスクリーンマスク4
と基板2との位置ずれを演算して求める。具体的には、
上記各差dXa1、dYa1、dXa2及びdYa2
と、次の二つの式とに基づいてスクリーンマスク4と基
板2とを位置合わせするのに必要なX−Y方向の補正量
ΔXa及びΔYaを算出するように構成されている。
【0033】 ΔXa=dXa1−dXa2 (4) ΔYa=dYa1−dYa2 (5) また、2つの座標(Xa1、Ya1)及び(Xa2、Y
a2)と、次の式とに基づいて回転方向(θ方向)の補
正量θaを算出するように構成されている。
【0034】
【数2】 そして、上述したようにして算出された補正量ΔXa及
びΔYa並びに補正量θaは、制御装置9へ与えられる
構成となっている。この制御装置9は、上記補正量ΔX
a及びΔYa並びに補正量θaだけスクリーンマスク4
または基板2を移動並びに回転駆動させることにより、
スクリーンマスク4と基板2との位置ずれを零にするよ
うに構成されている。これによって、スクリーンマスク
4と基板2との位置合わせ(位置決め)が正確に実行さ
れるようになっている。尚、上述した以外の構成は、第
1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、上
記第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同様な
作用効果を得ることができる。
【0035】尚、上記第2の実施例では、モニタ14の
表示画面15を視認しながら、手動操作にてカメラ12
を移動させる構成としたが、これに限られるものではな
く、カメラ12により撮影した画像データから目標位置
を画像認識することにより、カメラ12を自動的に移動
させる構成としても良い。
【0036】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には、同一符合を付している。上
記第3の実施例では、制御装置9には、スクリーンマス
ク4をX−Y方向にそれぞれ移動駆動するための4個の
スクリーン移動キーが設けられていると共に、基板2を
X−Y方向にそれぞれ移動駆動するための4個の基板移
動キーが設けられている。また、上記制御装置9が記憶
手段を構成している。更に、モニタ14の表示画面15
の中心位置には、基準位置マークとして例えば十字マー
ク28が設けられている。また、この第3の実施例の場
合、コントローラ13には、カーソル移動キーを設ける
必要はない。
【0037】次に、上記第3の実施例において、スクリ
ーンマスク4と基板2との位置合わせ処理を行う場合に
ついて説明する。この場合、まず、スクリーン駆動機構
11によりスクリーン支持枠10を移動駆動してスクリ
ーンマスク4を基板2の真上へ移動させる。続いて、カ
メラ12によりスクリーンマスク4を撮影すると共に、
この撮影した画像データをモニタ14の表示画面15に
表示する。そして、この表示状態で、図4に示すよう
に、4個のスクリーン移動キーを適宜操作してスクリー
ンマスク4を移動させることにより、画像データ(スク
リーンマスク4)の中の所定の目標位置21がモニタ1
4の表示画面15の十字マーク28に一致させる。この
とき、制御装置9は、スクリーンマスク4の移動位置、
具体的には、初期位置と移動位置との位置差を表わすス
クリーン位置データとして、初期位置と移動位置とのX
軸方向の移動差dXb1及び初期位置と移動位置とのY
軸方向の移動差dYb1を記憶する。
【0038】また、この場合、X−Y座標の原点をスク
リーンマスク4の初期位置とすると、スクリーンマスク
4の目標位置21を十字マーク28に位置付けたときの
スクリーンマスク4の位置座標は(Xb1、Yb1)と
なり、制御装置9は上記位置座標(Xb1、Yb1)も
スクリーンマスク位置データとして記憶するように構成
されている。
【0039】続いて、スクリーン駆動機構11によりス
クリーン支持枠10を移動駆動してスクリーンマスク4
を基板2の上方から退避させ、この状態で、カメラ12
により基板2を撮影すると共に、この撮影した画像デー
タをモニタ14の表示画面15に表示する。そして、こ
の表示状態で、4個の基板移動キーを適宜操作して基板
2を移動させることにより、画像データ(基板2)の中
の所定の目標位置をモニタ14の表示画面15の十字マ
ーク28に一致させる。ここで、上記基板2の目標位置
は、前記スクリーンマスク4の目標位置21に対応する
位置であり、両目標位置を一致するように位置合わせす
ると、スクリーンマスク4と基板2とが正確に位置決め
されるように構成されている。
【0040】そして、制御装置9は、基板2の移動位
置、具体的には、初期位置と移動位置との位置差を表わ
す基板位置データとして、初期位置と移動位置とのX軸
方向の移動差dXb2及び初期位置と移動位置とのY軸
方向の移動差dYb2を記憶する。更に、この場合、X
−Y座標の原点を基板2の初期位置としたときに、基板
2の目標位置を十字マーク28に位置付けたときの基板
2の位置座標は(Xb2、Yb2)となり、制御装置9
は上記位置座標(Xb2、Yb2)も基板位置データと
して記憶するように構成されている。
【0041】この後、制御装置9は、記憶したスクリー
ンマスク及び基板位置データ(dXb1、dYb1、座
標(Xb1、Yb1)、dXb2、dYb2、座標(X
b2、Yb2))に基づいてスクリーンマスク4と基板
2との位置ずれを演算して求める。具体的には、上記各
差dXb1、dYb1、dXb2及びdYb2と、次の
二つの式とに基づいてスクリーンマスク4と基板2とを
位置合わせするのに必要なX−Y方向の補正量ΔXb及
びΔYbを算出するように構成されている。
【0042】 ΔXb=dXb1−dXb2 (7) ΔYb=dYb1−dYb2 (8) また、2点の座標(Xb1、Yb1)及び(Xb2、Y
b2)と、次の式とに基づいて回転方向(θ方向)の補
正量θbを算出するように構成されている。
【0043】
【数3】 そして、制御装置9は、上述したようにして算出した補
正量ΔXb及びΔYb並びに補正量θbだけスクリーン
マスク4または基板2を移動並びに回転駆動させること
により、スクリーンマスク4と基板2との位置ずれを零
にするように構成されている。これによって、スクリー
ンマスク4と基板2との位置合わせが正確に実行される
ようになっている。尚、上述した以外の構成は、第1の
実施例の構成と同じ構成となっている。従って、上記第
3の実施例においても、第1の実施例とほぼ同様な作用
効果を得ることができる。
【0044】尚、上記第3の実施例では、モニタ14の
表示画面15を視認しながら、手動操作にてスクリーン
マスク4及び基板2を移動させる構成としたが、これに
限られるものではなく、カメラ12により撮影した画像
データから目標位置を画像認識することにより、スクリ
ーンマスク4及び基板2を自動的に移動させる構成とし
ても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、スクリーンマスクを撮影した画像データを表示画面
に表示している状態でカーソルを画像データの中の目標
位置まで移動させたときにカーソルの初期位置と目標位
置との位置差を表わす第1のカーソル位置データを記憶
すると共に、基板を撮影した画像データを表示装置の表
示画面に表示している状態でカーソルを画像データの中
の目標位置まで移動させたときにカーソルの初期位置と
目標位置との位置差を表わす第2のカーソル位置データ
を記憶し、そして、これら第1及び第2のカーソル位置
データに基づいてスクリーンマスクと基板との位置ずれ
を演算して求めるように構成したので、演算した位置ず
れは極めて正確な値となり、この位置ずれに基づいてス
クリーンマスクまたは基板を移動させて両者の位置合わ
せを行えば、従来構成に比べて、基板とスクリーンマス
クとを正確に位置決めすることができるという優れた効
果を奏する。
【0046】また、カメラをXY方向へ移動可能に設
け、スクリーンマスクを基板の上方に位置させた状態で
上記カメラによりスクリーンマスクを撮影した画像デー
タを表示装置の表示画面に表示しながら、カメラを画像
データの中の目標位置が基準位置マークに一致するまで
移動させたときにカメラの移動位置を表わす第1のカメ
ラ位置データを記憶し、そして、スクリーンマスクを基
板の上方から退避させた状態で上記カメラにより基板を
撮影した画像データを表示装置の表示画面に表示しなが
ら、カメラを画像データの中の目標位置が基準位置マー
クに一致するまで移動させたときにカメラの移動位置を
表わす第2のカメラ位置データを記憶し、更に、これら
第1及び第2のカメラ位置データに基づいてスクリーン
マスクと基板との位置ずれを演算して求める構成として
も良い。この構成においても、上記構成と同様にして、
演算した位置ずれは極めて正確な値となる。
【0047】一方、スクリーンマスクを基板の上方に位
置させた状態で、カメラによりスクリーンマスクを撮影
した画像データを表示装置に表示しながらスクリーンマ
スクを画像データの中の目標位置が基準位置マークに一
致するまで移動させたときにスクリーンマスクの移動位
置を表わすスクリーン位置データを記憶し、そして、ス
クリーンマスクを基板の上方から退避させた状態でカメ
ラにより基板を撮影した画像データを表示装置に表示し
ながら、基板を画像データの中の目標位置が基準位置マ
ークに一致するまで移動させたときに基板の移動位置を
表わす基板位置データを記憶し、更に、これらスクリー
ン位置データ及び基板位置データに基づいてスクリーン
マスクと基板との位置ずれを演算して求める構成も好ま
しい構成である。この構成の場合も、演算した位置ずれ
が極めて正確な値となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、クリーム
はんだ印刷装置の概略全体構成を示す正面図
【図2】作用説明用の斜視図
【図3】本発明の第2の実施例を示す図2相当図
【図4】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
1は印刷装置本体、2は基板、3は基板支持装置、4は
スクリーンマスク、5はスクリーンマスク支持装置、6
は視覚認識装置、9は制御装置、12はカメラ、13は
コントローラ(記憶手段、演算手段)、14はモニタ
(表示装置)、15は表示画面、16はカーソル、21
は目標位置、22はカメラ駆動機構、23はコントロー
ラ、28は十字マーク(基準位置マーク)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/34 505 D 8718−4E (72)発明者 黒田 寿仁 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にスクリーンマスクを通してクリー
    ムはんだを塗布するクリームはんだ印刷装置において、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状
    態で前記スクリーンマスクを撮影可能であると共に、同
    一の位置で前記スクリーンマスクを前記基板の上方から
    退避させた状態で前記基板を撮影可能であるカメラと、 このカメラにより撮影した画像データを表示する表示装
    置と、 この表示装置の表示画面において初期位置から任意の位
    置に移動操作可能なカーソルと、 前記スクリーンマスクを撮影した画像データを前記表示
    装置の表示画面に表示している状態で、前記カーソルを
    前記画像データの中の目標位置まで移動させたときに前
    記カーソルの初期位置と目標位置との位置差を表わす第
    1のカーソル位置データを記憶する記憶手段と、 前記基板を撮影した画像データを前記表示装置の表示画
    面に表示している状態で、前記カーソルを前記画像デー
    タの中の目標位置まで移動させたときに前記カーソルの
    初期位置と目標位置との位置差を表わす第2のカーソル
    位置データを記憶する記憶手段と、 前記第1及び第2のカーソル位置データに基づいて前記
    スクリーンマスクと前記基板との位置ずれを演算する演
    算手段とを備え、 前記位置ずれに基づいて前記スクリーンマスクまたは前
    記基板を移動させて両者の位置合わせを行うことを特徴
    とするクリームはんだ印刷装置。
  2. 【請求項2】 基板にスクリーンマスクを通してクリー
    ムはんだを塗布するクリームはんだ印刷装置において、 前記スクリーンマスクまたは前記基板を撮影しながらX
    Y方向へ移動可能に設けられたカメラと、 このカメラにより撮影した画像データを表示する表示装
    置と、 この表示装置の表示画面に設けられた基準位置マーク
    と、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状
    態で、前記カメラにより前記スクリーンマスクを撮影し
    た画像データを前記表示装置の表示画面に表示しなが
    ら、前記カメラを画像データの中の目標位置が前記基準
    位置マークに一致するまで移動させたときに前記カメラ
    の移動位置を表わす第1のカメラ位置データを記憶する
    記憶手段と、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方から退避させた
    状態で、前記カメラにより前記基板を撮影した画像デー
    タを前記表示装置の表示画面に表示しながら、前記カメ
    ラを画像データの中の目標位置が前記基準位置マークに
    一致するまで移動させたときに前記カメラの移動位置を
    表わす第2のカメラ位置データを記憶する記憶手段と、 前記第1及び第2のカメラ位置データに基づいて前記ス
    クリーンマスクと前記基板との位置ずれを演算する演算
    手段とを備え、 前記位置ずれに基づいて前記スクリーンマスクまたは前
    記基板を移動させて両者の位置合わせを行うことを特徴
    とするクリームはんだ印刷装置。
  3. 【請求項3】 基板にスクリーンマスクを通してクリー
    ムはんだを塗布するクリームはんだ印刷装置において、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状
    態で前記スクリーンマスクを撮影可能であると共に、同
    一の位置で前記スクリーンマスクを前記基板の上方から
    退避させた状態で前記基板を撮影可能であるカメラと、 このカメラにより撮影した画像データを表示する表示装
    置と、 この表示装置の表示画面に設けられた基準位置マーク
    と、 前記スクリーンマスクをXY方向へ移動駆動するスクリ
    ーン用移動装置と、 前記基板をXY方向へ移動駆動する基板用移動装置と、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方に位置させた状
    態で、前記カメラにより前記スクリーンマスクを撮影し
    た画像データを前記表示装置に表示しながら、前記スク
    リーンマスクを画像データの中の目標位置が前記基準位
    置マークに一致するまで移動させたときに前記スクリー
    ンマスクの移動位置を表わすスクリーン位置データを記
    憶する記憶手段と、 前記スクリーンマスクを前記基板の上方から退避させた
    状態で、前記カメラにより前記基板を撮影した画像デー
    タを前記表示装置に表示しながら、前記基板を画像デー
    タの中の目標位置が前記基準位置マークに一致するまで
    移動させたときに前記基板の移動位置を表わす基板位置
    データを記憶する記憶手段と、 前記スクリーン位置データ及び基板位置データに基づい
    て前記スクリーンマスクと前記基板との位置ずれを演算
    する演算手段とを備え、 前記位置ずれに基づいて前記スクリーンマスクまたは前
    記基板を移動させて両者の位置合わせを行うことを特徴
    とするクリームはんだ印刷装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1058649A (ja) * 1996-08-22 1998-03-03 Sanyo Electric Co Ltd はんだペースト認識方法及びスクリーン印刷機
US6827678B1 (en) 1998-01-31 2004-12-07 Heidelberger Druckmaschinen Ag System for making folded boxes from blanks
CN104339825A (zh) * 2013-07-26 2015-02-11 先进装配系统新加坡有限公司 用于焊膏材料印刷的装置和印刷方法
CN110370830A (zh) * 2019-07-29 2019-10-25 百力达太阳能股份有限公司 一种目视检验印刷质量的方法

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