JPH03130258A - 2―(2―ハロゲノエチルチオ)―フェニルスルホンアミドの製造方法 - Google Patents

2―(2―ハロゲノエチルチオ)―フェニルスルホンアミドの製造方法

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JPH03130258A
JPH03130258A JP2260317A JP26031790A JPH03130258A JP H03130258 A JPH03130258 A JP H03130258A JP 2260317 A JP2260317 A JP 2260317A JP 26031790 A JP26031790 A JP 26031790A JP H03130258 A JPH03130258 A JP H03130258A
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Application number
JP2260317A
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English (en)
Inventor
Henry Szczepanski
ヘンリー シュクツェパンスキー
Willy Meyer
ヴィリー メイヤー
Franz Weibel
フランツ ヴァイベル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D521/00Heterocyclic compounds containing unspecified hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C323/00Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
    • C07C323/64Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton
    • C07C323/67Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton containing sulfur atoms of sulfonamide groups, bound to the carbon skeleton

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は次式■: で表わされる2、2° −ビスアミノスルホニルジフェ
ニルジスルフィド。
(25)次式■: 〔式中、Z、及びZ2は互いに独立して水素原子、弗素
原子又は塩素原子を表わす〕で表わされる2−(2−ハ
ロゲノエチルチオ)−フェニルスルホンアミドの製造方
法に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)式■で
表わされる2−(2−ハロゲノエチルチオ)−フェニル
スルホンアミドは、例えばヨーロッパ特許願第4480
8号明細書に開示されているように、除草剤としての活
性を有するN−フェニルスルホニル−No −ピリミジ
ニル尿素及びN−フェニルスルホニル−No−トリアジ
ニル尿素の製造のための有用な中間体である。
2−(2−ハロゲノエチルチオ)−フェニルスルホンア
ミドから誘導されるこの種のフェニルスルホニル尿素は
、都合の良い分解挙動を特徴とする。それ故、式Iで表
わされる2−(2−ハロゲノエチルチオ)−フェニルス
ルホンアミドの都合の良い製造方法に対する要望がある
したがって、本発明の目的は容易に入手し得る出発物質
から、簡単な操作で及び良好な収率で2−(2−ハロゲ
ノエチルチオ)−フェニルスルホンアミドを製造するこ
とができる方法を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段) a)次式■: 〔式中、Xは弗素原子、塩素原子又は臭素原子を表わす
〕で表わされる2−ハロゲノフェニルスルホンアミドを
、塩基の存在下で次式: %式%(1) 〔式中、Rは炭素原子数1ないし6のアルキル基又はフ
ェニル基により置換された炭素原子数1ないし6のアル
キル基を表わす〕で表わされるメルカプタンと混合して
次式■:〔式中、Rは式■において定義されたものと同
じ意味を表わす〕で表わされる2=スルフエニルフエニ
ルスルホンアミドに変換し、b) この化合物を酸化し
て次式V: 〔式中、Rは式■において定義されたものと同じ意味を
表わす〕で表わされる2−スルフィニルフェニルスルホ
ンアミドを得、 C)得られた弐Vで表わされる2−スルフィニルフェニ
ルスルホンアミドを、酸の存在下で次式■: で表わされるジスルフィドに変換し、 d)式■で表わされるジスルフィドを次式■:で表わさ
れる2−メルカプトフェニルスルホンアミドに還元し、 e)次いでこの化合物を次式X: (R,)3N            (X)(式中、
R1は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わす〕で
表わされるトリアルキルアミンの手段により次式■: 〔式中、R1は式Xにおいて定義されたものと同じ意味
を表わす〕で表わされる2−メルカプトフェニルスルホ
ンアミトドリアルそルアミン塩に変換し、そして f)次いでこの化合物を次式■: Y−C):ICFi!、、Z2(■) 〔式中、Yは塩素原子又は臭素原子を表わし、モしてZ
l及びZ2は互いに独立して水素原子、弗素原子又は塩
素原子を表わす〕で表わされるハロゲノフルオロエタン
と反応させる場合には、式Iで表わされる2−(2−ハ
ロゲノエチルチオ)−フェニルスルホンアミドを都合良
く製造することができることが今や判った。
本発明方法の出発物質及び最終生成物は公知である。
式■、■、■、■及び■で表わされる化合物は公知であ
り、且つ幾つかは市販されている。
式■で表わされるジスルフィE及び式■で表わされる2
−メルカプトフェニルスルホンアミドトリアルキルアミ
ン塩は新規であり、且つ本発明の目的でもある。
置換基Rとして存在する炭素原子数1ないし6のアルキ
ル基は、直鎖状又は分岐鎖状であってよ(、そして例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、第ニブチル基、イソブチル基、第三
ブチル基、n−ペンチル基又は異性体のペンチル基、n
ヘキシル基又は異性体のヘキシル基である。置換基Rと
して存在するアルキル基は、1個ないし3個の炭素原子
を有するのが好ましい。アルキル基がフェニル基により
置換されている場合には、それらは1個ないし3個の炭
素原子からなる鎖長を有するのが好ましい。置換基Rが
ベンジル基であるのが特に好ましい。
置換基RIとして存在する炭素原子数1ないし4のアル
キル基は、直鎖状又は分岐鎖状であってよく、そしてメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、第ニブチル基又は第三ブチル基である。
R1が各々の場合においてエチル基であるのが特に好ま
しい。
本発明方法の製造工程a)は、不活性溶媒中で且つ+2
0℃とその溶媒の沸点との間の温度で行うのが都合が良
い。この温度は、通常+20°Cと+180℃との間、
好ましくは+20℃と+120℃との間である。特に好
ましい温度範囲は、+50℃と+70℃との間である。
適する溶媒は、塩素化炭化水素例えばメチレンジクロリ
ド、トリクロロメタン、トリクロロエタン、テトラクロ
ロエタン、クロロベンゼン、又はジクロロベンゼン;芳
香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン又はキシレン;
エーテル例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒドロフラン又はジオキサン;ニトリル例
えばアセトニトリル又はプロピオニトリル;シクロヘキ
サン、ピリジン、N−メチルピロリドン又はN、N−ジ
メチルホルムアミドであり、N、N−ジメチルホルムア
ミドが特に好ましい。
使用される塩基は、特にアルカリ金属若しくはアルカリ
土類金属の水素化物、水酸化物、炭酸塩若しくはアルコ
レート、トリアルキルアミン又はピリジン塩基である。
特に好ましい塩基は、ピリジン、水酸化ナトリウム、ナ
トリウムメチレート、ナトリウムメチレート、炭酸ナト
リウム又は炭酸カリウムである。炭酸カリウムが最も好
ましい。
製造工程a)は、式■で表わされる2−ハロゲノフェニ
ルスルホンアミドとして2−フルオロフェニルスルホン
アミドを用いる場合には、特に都合の良い操作により行
うことができる。
過マンガン酸塩、過沃素酸塩、過酸又は過酸化水素は、
製造工程b)のための酸化剤として特に適している。
好ましい酸化剤は、過酢酸、過安息香酸、過沃素酸、過
マンガン酸カリウム、過沃素酸カリウム及び過酸化水素
である。式■で表わされる2−スルフェニルフェニルス
ルホンアミドの酸化は、0℃ないし+80℃の温度で行
うのが都合が良(,0℃ないし+40℃の温度範囲が好
ましい。
本発明の好ましい変法においては、式■で表わされる2
−スルフェニルフェニルスルホンアミドの酸化は酢酸の
存在下で+5℃ないし+15℃の温度で過酸化水素の手
段により行う。
製造工程C)は、+20℃から溶媒の沸点までの温度で
行うのが好ましい。特に適することが判った溶媒は1個
ないし4個の炭素原子方鎖長を有するアルコール例えば
メタノール、エタノ−ル、プロパツール、イソプロパツ
ール、ブタノール又は2−ブタノールである。メタノー
ルが好ましい溶媒である。
スルホキシドの酸触媒再配列は、名称“バムマーラー 
リアレンジメンツ(Pummerer rearra−
ngements)”の文献に記載されている。この種
の反応の例は、アドバンスト オーガニックケミストリ
ー(Adv、Org、Chem、)6 、 356 (
1969示されている。この文献に記載された教示に反
して、式Vで表わされる2−スルフィニルフェニルスル
ホンアミドの酸触媒再配列は2メルカプトフエニルスル
ホンアミドを導かないが、しかし驚くべきことに且つ良
好な収率及び純度で、式■で表わされる2、2′ −ビ
スアミノスルホニルジフェニルジスルフィドを導き、こ
れは簡単な操作でその反応媒体から単離することができ
且つ良好な貯蔵安定性を育する。
この反応は、触媒として使用される酸の性質に関して限
定されない。好ましい酸は、鉱酸特に塩酸又は硫酸であ
る。
製造工程b)及びC)は、式■で表わされる中間体を単
離することなく、一つの反応容器中で続いて行うことも
できる。この製造変法に適する溶媒は、工程C)におい
て述べた溶媒である。
式■で表わされる2−メルカプトフェニルスルホンアミ
ドを与えるための式■で表わされるジスルフィドの還元
開裂〔製造工程d))は、通常+20℃ないし+100
℃で行う。
この反応は、貴金属触媒の存在下での水素の手段により
又は塩酸若しくは酢酸の存在下での亜鉛、鉄若しくは錫
の手段により又はナトリウムアマルガム、マグネシウム
アマルガム若しくはアルミニウムアマルガムの手段によ
り行うのが好ましい。好ましい還元剤は、白金、パラジ
ウム、ロジウム又はニッケル触媒の存在下での水素、及
び更に塩酸又は酢酸の存在下での亜鉛、鉄若しくは錫で
ある。塩酸又は酢酸の存在下での亜鉛は最も好ましい還
元剤である。
式■で表わされる2−メルカプトフェニルスルホンアミ
ドの純度及び貯蔵安定性の両方は、製造工程e)に基づ
くこの中間体の式■で表わされる相当するトリアルキル
アミン塩への変換により相当改善される。トリエチルア
ミンは、製造工程e)に基づくこの塩の形成のために特
に適する式Xで表わされるトリアルキルアミンである。
2−メルカプトフェニルスルホンアミドトリアルキルア
ミン塩と式■で表わされるハロゲンフルオロエタンとの
反応〔製造工程f))における反応温度は、0℃と+8
0°Cとの間、好ましくは0℃と+40℃との間である
。この反応は式■においてYが臭素原子を表わす場合に
特に都合良く進む。工程f)のために適する溶媒は、工
程a)において述べた溶媒である。式中、Zlが水素原
子を表わし且つZ2が水素原子、弗素原子又は塩素原子
を表わす式Iで表わされる化合物を製造するのが都合が
良い。
本発明の方法は、多数の有用な性質を特徴とする。この
反応の制御は複雑ではない(温度、溶媒、中間体の容易
な分離並びに副生成物及び残渣の都合の良い廃棄等)。
この方法は、式Vで表わされる中間体を単離して又は単
離せずに行うことができる。式■で表わされるジスルフ
ィドと式■で表わされるトリアルキルアミンとは、特に
貯蔵において安定している。更に、この方法は反応の個
々の工程において高い収率及び高い生成物品質を示す。
(実施例及び発明の効果) 下記実施例の手段により、本発明方法を更に詳細に説明
する。
製造例 2−フルオロフェニルスルホンアミド175.2gと炭
酸カリウム160gとを、N、N−ジメチルホルムアミ
ド400d中のベンジルメルカプタン124.2gの溶
液に加える。次いで、この反応混合物を+60℃で3時
間加熱する。この混合物を+25°Cに冷却後、濾過し
、次いでこの濾液を蒸発させる。
水1500−をこの方法により得られた残部に加えると
、生成物は無色結晶の形態で沈澱する。
溶液を除去後、得られた結晶を酢酸エチルに溶解し、次
いで硫酸マグネシウムを用いて処理する。この混合物を
濾過し、次いでこの濾液を蒸発させると、+104℃な
いし+106℃の融点を有する無色結晶の形態で2−ベ
ンジルチオフェニルスルホンアミド219g (理論量
の78.5%)を得る。
得られた2−ベンジルチオフェニルスルホンアミド21
9gの濃酢酸5θ0rnI中の溶液に+10℃の温度で
滴下する。この反応混合物を次いで5時間+25℃で攪
拌すると、この間に生成物はゆっくりと結晶化する。こ
の結晶を分離後、水を用いて洗浄し次いで乾燥すると、
+206℃ないし+209℃の融点を有する無色結晶の
形態で2−ベンジルスルフィニルフェニルスルホンアミ
ド219g (理論量の94.6%)を得る。
30%過酸化水素溶液102rnIを、実施例H1で濃
塩酸500m1を、実施例2Hで製造された2ベンジル
スルフイニルフ工ニルスルホンアミド219gのメタノ
ール500m1中の溶液に加える。この反応混合物を7
時間沸騰させた後、室温で2日間保持し、沈澱したジス
ルフィドを分離し次いで水、イソプロパツール及びジエ
チルエーテルを用いて洗浄する。2,2゛ −ビスアミ
ノスルホニルジフェニルジスルフィド133.2g (
理論量の97.7%)を、+217℃の融点(分解)を
有する黄味を帯びた結晶の形態で得る。
の融点を有する黄色結晶の形態で得る。
アミドの製造 濃塩酸50−と30%過酸化水素溶液3.5gとを、実
施例H1に基づいて得られた2−ベンジルチオフェニル
スルホンアミド10gのエタノール50m1中の溶液に
滴下する。次いでこの反応混合物を1時間還流温度に加
熱する。これを+25℃に冷却後、得られた結晶を分離
し次いでイソプロパツール及び石油エーテルを用いて洗
浄する。
2.2′−ビスアミノスルホニルジフェニルジスルフィ
ド4gを、+211’Cないし+213℃亜鉛粉末18
gを、実施例H3及びH4に基づいて得られた2、2“
 −ビスアミノスルホニルジフェニルジスルフィド23
.2gの濃酢酸180m/中の懸濁液に加える。次いで
この懸濁液を+17℃に冷却し、次いで濾過する。この
濾過残部を酢酸エチルを用いて洗浄後、濾液を蒸発させ
、次いで残部を酢酸エチル200ynlに溶解する。こ
の溶液を2回水100mj’を用いて洗浄し、硫酸マグ
ネシウムを用いて乾燥し、次いで蒸発させる。
+113℃ないし+140°Cの融点を有する粗2−メ
ルカプトフェニルスルホンアミド22gを得る。
アミドトリエチルアミン塩の製造 トリエチルアミン5gを、25℃の温度で実施例H5に
基づいて得られた2−メルカプトフェニルスルホンアミ
ド7.6gのテトラヒドロフラン6〇−中の溶液に滴下
する。沈澱した無色結晶を次いで分離し、ジエチルエー
テルを用いて洗浄する。+164℃ないし+168℃の
融点を有する2−メルカプトフェニルスルホンアミドト
リエチルアミン塩9.2gを得る。
得られた2−メルカプトフェニルスルホンアミドトリエ
チルアミン塩5.8gと2−クロロ−1−フルオロエタ
ン1.7gとの混合物を、ボンベチューブ中で23時間
+50℃ないし+55℃の温度で攪拌する。次いでこの
反応混合物を蒸発させ、次いで残った残部に水を加える
。この混合物を酢酸エチルを用いて抽出し、次いで有機
相を洗浄し乾燥する。この溶液を蒸発させると、+83
℃ないし+85℃の融点を有する2−(2−フルオロエ
チルチオ)−フェニルスルホンアミド3,5g(理論量
の74.5%)を得る。
−フェニルスルホンアミドの製造 メタノール40m1中の、実施例H6に基づいてテトラ
ヒドロフラン13〇−中の、実施例H6に基づいて得ら
れた2−メルカプトフェニルスルホンアミドトリエチル
アミン塩29gと2−ブロモ−1−フルオロエタン2g
との混合物を、6時間+40℃ないし+45℃の温度で
攪拌する。
次いでこの反応混合物を0℃に冷却し、次いで濾過する
。この濾液を蒸発させ、得られた残部をメチレンジクロ
リドから結晶化させると、+84℃ないし+85℃の崖
点を有する2−(2フルオロエチルチオ)−フェニルス
ルホンアミド21.2g  (理論量の90.2%)を
得る。
部を氷水とともに粉砕し、次いでこの懸濁液を濾過する
と、+111℃ないし+112℃の融点を有する2−(
2,2−ジフルオロエチルチオ)−フェニルスルホンア
ミド120g (理論量の95%)を得る。
メタノール600−中の、実施例H6に基づいて得られ
た2−メルカプトフェニルスルホンアミドトリエチルア
ミン塩145.2gと2−ブロモ−1,1−ジフルオロ
エタン79.7gとの混合物を、16時間+55°Cな
いし+60°Cの温度で攪拌する。次いでこの反応混合
物を蒸発させる。残メタノール950mI中の、実施例
H6に基づいて得られた2−メルカプトフェニルスルホ
ンアミドトリエチルアミン塩217.8gと1.2−ジ
クロロ−1−フルオロエタン101gとの混合物を、2
4時間+65℃ないし+70℃の温度で攪拌し、次いで
オートクレーブ中で更に24時間+95°Cないし+1
00°Cの温度で攪拌する。次いで、この反応混合物を
蒸発させ、残部を水とともに粉砕する。この混合物を酢
酸エチルを用いて抽出し、抽出液を水を用いて洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いでこれを蒸発させ、次
いで残部をメチレンクロリドを用いたクロマトグラフィ
ーにより精製すると、+88℃ないし+89℃の融点を
有する2−(2−クロロ−2−フルオロエチルチオ)−
フェニルスルホンアミド99.5g(理論量の49.2
%)を得る。
特許出願人   チバーガイギ− アクチェンゲゼルシャフト (ほか2名゛)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)a)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Xは弗素原子、塩素原子又は臭素原子を表わす
    〕で表わされる2−ハロゲノフェニルスルホンアミドを
    、塩基の存在下で次式III: R−SH(III) 〔式中、Rは炭素原子数1ないし6のアルキル基又はフ
    ェニル基により置換された炭素原子数1ないし6のアル
    キル基を表わす〕で表わされるメルカプタンと混合して
    次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、Rは式IIIにおいて定義されたものと同じ意味
    を表わす〕で表わされる2−スルフェニルフェニルスル
    ホンアミドに変換し、 b)この化合物を酸化して次式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、Rは式IIIにおいて定義されたものと同じ意味
    を表わす〕で表わされる2−スルフィニルフェニルスル
    ホンアミドを得、 c)得られた式Vで表わされる2−スルフィニルフェニ
    ルスルホンアミドを、酸の存在下で次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で表わされるジスルフィドに変換し、 d)式VIで表わされるジスルフィドを次式VII:▲数式
    、化学式、表等があります▼(VII) で表わされる2−メルカプトフェニルスルホンアミドに
    還元し、 e)次いでこの化合物を次式X: (R_1)_3N(X) 〔式中、R_1は炭素原子数1ないし4のアルキル基を
    表わす〕で表わされるトリアルキルアミンの手段により
    次式VIII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 〔式中、R_1は式Xにおいて定義されたものと同じ意
    味を表わす〕で表わされる2−メルカプトフェニルスル
    ホンアミドトリアルキルアミン塩に変換し、そして f)次いでこの化合物を次式IX: Y−CH_2CFZ_1Z_2(IX) (式中、Yは塩素原子又は臭素原子を表わし、そしてZ
    _1及びZ_2は互いに独立して水素原子、弗素原子又
    は塩素原子を表わす〕で表わされるハロゲノフルオロエ
    タンと反応させることからなる次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Z_1及びZ_2は互いに独立して水素原子、
    弗素原子又は塩素原子を表わす〕で表わされる2−(2
    −ハロゲノエチルチオ)−フェニルスルホンアミドの製
    造方法。 (2)トリエチルアミンが式Xで表わされるトリアルキ
    ルアミンとして使用される請求項1記載の方法。 (3)Xが塩素原子を表わす請求項1記載の方法。 (4)Rが炭素原子数1ないし3のアルキル基又はフェ
    ニル基により置換された炭素原子数1ないし3のアルキ
    ル基を表わす請求項1記載の方法。 (5)Rがフェニル基により置換された炭素原子数1な
    いし3のアルキル基を表わす請求項3記載の方法。 (6)Rがベンジル基を表わす請求項4記載の方法。 (7)式IIで表わされる化合物と式IIIで表わされる化
    合物との反応に使用される塩基が、アルカリ金属若しく
    はアルカリ土類金属の水素化物、水酸化物、炭酸塩若し
    くはアルコレート、トリアルキルアミン又はピリジン塩
    基である請求項1記載の方法。 (8)使用される塩基がピリジン、水酸化ナトリウム、
    ナトリウムメチレート、ナトリウムエチレート、炭酸ナ
    トリウム又は炭酸カリウムである請求項7記載の方法。 (9)使用される塩基が炭酸カリウムである請求項7記
    載の方法。 (10)式IVで表わされる化合物を式Vで表わされる化
    合物に変換するために使用される酸化剤が過酸化水素、
    過酢酸、過安息香酸、過沃素酸、過マンガン酸カリウム
    又は過沃素酸カリウムである請求項1記載の方法。 (11)使用される酸化剤が過酸化水素である請求項1
    0記載の方法。 (12)式VIで表わされるジスルフィドを式VIIで表わ
    される2−メルカプトフェニルスルホンアミドに変換す
    るために使用される還元剤が白金、パラジウム、ロジウ
    ム若しくはニッケル触媒の存在下での水素、又は塩酸若
    しくは酢酸の存在下での亜鉛、鉄若しくは錫である請求
    項1記載の方法。 (13)使用される還元剤が塩酸若しくは酢酸の存在下
    での亜鉛である請求項12記載の方法。 (14)式IVで表わされる2−スルフェニルフェニルス
    ルホンアミドが、式Vで表わされる中間体を単離するこ
    となく式VIで表わされるジスルフィドに直接変換される
    請求項1記載の方法。 (15)Yが臭素原子である請求項1記載の方法。 (16)式IIで表わされる2−ハロゲノフェニルスルホ
    ンアミドと式IIIで表わされるメルカプタンとの反応が
    、+20℃ないし+120℃の温度で行われる請求項1
    記載の方法。 (17)式IVで表わされる2−スルフェニルフェニルス
    ルホンアミドの酸化が0℃ないし+40℃の温度で行わ
    れる請求項1記載の方法。 (18)式VIIIで表わされる2−メルカプトフェニルス
    ルホンアミドトリアルキルアミン塩と式IXで表わされる
    2−ハロゲノフルオロエタンとの反応が、0℃ないし+
    80℃の温度で行われる請求項1記載の方法。 (19)Z_1が水素原子を表わし、Z_2が水素原子
    、弗素原子又は塩素原子を表わす請求項1記載の方法。 (20a)式IIで表わされる2−フルオロフェニルスル
    ホンアミドを塩基の存在下で及び+50℃ないし+70
    ℃の温度で、式IIIで表わされるベンジルメルカプタン
    の手段により式IVで表わされる2−ベンジルチオフェニ
    ルスルホンアミドに変換し、 b)この化合物を過酸化水素の手段により+5℃ないし
    +15℃の温度で酸化して式Vで表わされる2−ベンジ
    ルスルフィニルフェニルスルホンアミドを得、 c)この化合物を塩酸又は硫酸の存在下で式VIで表わさ
    れるジスルフィドに変換し、 d)式VIで表わされるジスルフィドを酢酸の存在下で亜
    鉛の手段により還元して式VIIで表わされる2−メルカ
    プトフェニルスルホンアミドを得、 e)この化合物をトリエチルアミンの手段により式VII
    Iで表わされる2−メルカプトフェニルスルホンアミド
    トリエチルアミン塩に変換し、そして f)次いでこの化合物を2−ブロモ−1−フルオロエタ
    ン、2−ブロモ−1,1−ジフルオロエタン、2−ブロ
    モ−1−クロロ−1−フルオロエタン又は1,2−ジク
    ロロ−1−フルオロエタンと反応させることからなる請
    求項1記載の方法。 (21)使用される塩基がピリジン、水酸化ナトリウム
    、ナトリウムメチレート、ナトリウムエチレート、炭酸
    ナトリウム又は炭酸カリウムである請求項20記載の方
    法。 (22)使用される塩基が炭酸カリウムである請求項2
    1記載の方法。 (23)式IVで表わされる2−ベンジルチオフェニルス
    ルホンアミドを塩酸及び過酸化水素の存在下で式Vで表
    わされる中間体を単離することなく式VIで表わされるジ
    スルフィドに変換する請求項21記載の方法。 (24)次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で表わされる2,2’−ビスアミノスルホニルジフェニ
    ルジスルフィド。 (25)次式VIII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) で表わされる2−メルカプトフェニルスルホンアミド。 (26)R_1が各々の場合においてエチル基を表わす
    請求項25記載の式VIIIで表わされる化合物。
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