JPS60199871A - チオフエノ−ル類の製造法 - Google Patents
チオフエノ−ル類の製造法Info
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- JPS60199871A JPS60199871A JP5614384A JP5614384A JPS60199871A JP S60199871 A JPS60199871 A JP S60199871A JP 5614384 A JP5614384 A JP 5614384A JP 5614384 A JP5614384 A JP 5614384A JP S60199871 A JPS60199871 A JP S60199871A
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- raney nickel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はチオフェノール類の製法に関する。更に詳しく
はアルカリ性に調整された水と水不溶性有機溶媒とから
なる不均一溶媒中、水を含有していてもよい水不溶性有
機溶媒で処理されたラネーニッケルの存・布下式(1) (式(1)においてRはクロル原子、ニトロ基、アミン
基、メチル基、ヒドロキシ基又はカルボキシル基を、m
は0,1又は2を、nは2又は3を表わす) で表わされるジ又はポリスルフィドを水素化分解するこ
とを特徴とする式(2) (式(2)においてR及びmは前記と同じ意味を表わす
) で表わされるチオフェノール類の製法に関する。
はアルカリ性に調整された水と水不溶性有機溶媒とから
なる不均一溶媒中、水を含有していてもよい水不溶性有
機溶媒で処理されたラネーニッケルの存・布下式(1) (式(1)においてRはクロル原子、ニトロ基、アミン
基、メチル基、ヒドロキシ基又はカルボキシル基を、m
は0,1又は2を、nは2又は3を表わす) で表わされるジ又はポリスルフィドを水素化分解するこ
とを特徴とする式(2) (式(2)においてR及びmは前記と同じ意味を表わす
) で表わされるチオフェノール類の製法に関する。
チオフェノール類は医薬、農薬、染料の原料として用い
られる重要な化合物である。
られる重要な化合物である。
チオフェノール類の製造法としては各種の製造方法が知
られており、ジ又はポリスルフィド類の触媒を用いた水
素化分解による方法もよく知られているところである。
られており、ジ又はポリスルフィド類の触媒を用いた水
素化分解による方法もよく知られているところである。
しかしながら、触媒を用いた水素化分解(接触還元)の
場合、原料である、ジ又はポリスルフィド及び反応生成
物であるチオフェノール類が触媒に対して極めて強い触
媒毒となるため反応がスムーズに進行しない場合が多く
、このため触媒を用いる接触還元では大、lの触媒を用
いて反応が実施されている。例えばベリヒテ、デル ド
イッチェオルガニツシェヘミイ(Ber、 ) 63.
987(1930)ではt−システィンを対応するジス
ルフィドの水素化分解で得ているが触媒として使用する
パラジウムの使用量は重量の25%c対原料)と極めて
各号である。
場合、原料である、ジ又はポリスルフィド及び反応生成
物であるチオフェノール類が触媒に対して極めて強い触
媒毒となるため反応がスムーズに進行しない場合が多く
、このため触媒を用いる接触還元では大、lの触媒を用
いて反応が実施されている。例えばベリヒテ、デル ド
イッチェオルガニツシェヘミイ(Ber、 ) 63.
987(1930)ではt−システィンを対応するジス
ルフィドの水素化分解で得ているが触媒として使用する
パラジウムの使用量は重量の25%c対原料)と極めて
各号である。
また、U、S、P、2,483,447号(1949年
)ではルテニウム触媒を用いて2−アミノ−5−スルホ
アミド・チオフェノールを対応するジスルフィドから得
ている例があるが、これら貴金属触媒は高価であ抄工業
的には有利な方法とはいえない。
)ではルテニウム触媒を用いて2−アミノ−5−スルホ
アミド・チオフェノールを対応するジスルフィドから得
ている例があるが、これら貴金属触媒は高価であ抄工業
的には有利な方法とはいえない。
又接触還元でよく用いられるラネーニッケルのような触
媒を用いて通常の方法により反応を行ってもほとんど反
応が進行しない。
媒を用いて通常の方法により反応を行ってもほとんど反
応が進行しない。
そこで本発明者等は安価なラネーニッケルを使用し、し
かも反応をスムーズに進行させる方法について鋭意検討
を重ねた結果、アルカリ性に調整された水と水不溶性有
機溶媒とからなる混合溶媒中、2水を含有していてもよ
い水不溶性有機溶媒で処理されだラネーニッケルの存在
下でジ又はポリスルフィド類を接触還元すると高収率で
チオフェノール類がえられることを見出し本発明を完成
させた。
かも反応をスムーズに進行させる方法について鋭意検討
を重ねた結果、アルカリ性に調整された水と水不溶性有
機溶媒とからなる混合溶媒中、2水を含有していてもよ
い水不溶性有機溶媒で処理されだラネーニッケルの存在
下でジ又はポリスルフィド類を接触還元すると高収率で
チオフェノール類がえられることを見出し本発明を完成
させた。
ラネーニッケル触媒にとって反応で生成するチオフェノ
ール類等のイオウ化合物は強方な触媒毒であり前記した
ように通常の例えば芳香族ニトロ化合物を水素還元する
時のような条件で反応しても反応は進行しないが本発明
の方法によればチオフェノール類が収率よくえられる。
ール類等のイオウ化合物は強方な触媒毒であり前記した
ように通常の例えば芳香族ニトロ化合物を水素還元する
時のような条件で反応しても反応は進行しないが本発明
の方法によればチオフェノール類が収率よくえられる。
本発明の方法を詳細に説明する。
本発明の方法におけるラネーニッケル触媒の水を含んで
もよい水不溶性有機溶媒による処理は次のように行われ
る。市販されている水性ペースト状ラネーニッケル(ラ
ネー合金を苛性ソーダ水溶液で展開し次いで水洗したも
の)を数回適量のメタノールで置換処理して水を除去し
、次いで1〜2回水不溶性有機溶媒で処理するか又は、
上記水性ペースト状ラネーニッケルを水と水不溶性有機
溶媒とからなる任意の比率の混合液で処理する。
もよい水不溶性有機溶媒による処理は次のように行われ
る。市販されている水性ペースト状ラネーニッケル(ラ
ネー合金を苛性ソーダ水溶液で展開し次いで水洗したも
の)を数回適量のメタノールで置換処理して水を除去し
、次いで1〜2回水不溶性有機溶媒で処理するか又は、
上記水性ペースト状ラネーニッケルを水と水不溶性有機
溶媒とからなる任意の比率の混合液で処理する。
水と水不溶性有機溶媒の混合液で処理する場合は分散剤
としてアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム例えばド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム又は高級アルコー
ル硫酸エステルソーダ、例えばオレイルアルコール硫酸
エステルソーダを適当量加えるのが好ましい。そしてこ
れらの処理は水素加圧下で行ってもよい。ここにおいて
水不溶性有mmtsとしてはべ/ゼン、トルエン、キシ
レン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の芳香
族炭化水素又はクロル化ベンゼン類、アルいハローへキ
サン、n−へブタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン
等の脂肪族炭化水素が用いられる。
としてアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム例えばド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム又は高級アルコー
ル硫酸エステルソーダ、例えばオレイルアルコール硫酸
エステルソーダを適当量加えるのが好ましい。そしてこ
れらの処理は水素加圧下で行ってもよい。ここにおいて
水不溶性有mmtsとしてはべ/ゼン、トルエン、キシ
レン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の芳香
族炭化水素又はクロル化ベンゼン類、アルいハローへキ
サン、n−へブタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン
等の脂肪族炭化水素が用いられる。
叉その使1Lノ:tはラネーニッケルが十分浸漬される
程度例えばラネーニッケル17に対して5cc〜30c
c用いれば十分である。又処理温度については任意であ
るが通常は室温でちる。
程度例えばラネーニッケル17に対して5cc〜30c
c用いれば十分である。又処理温度については任意であ
るが通常は室温でちる。
このようにして得られたラネーニッケルは水と水不溶性
有機溶媒の2相からなる不均一溶媒中で攪拌するとその
ほとんどが有機相に分散されることから触媒表面が親油
性になっていることがわかる。本発明の方法においては
このようにして得られたラネーニッケルを通常ジ又はポ
リスルフィド類に対し1〜30重量%使用する。
有機溶媒の2相からなる不均一溶媒中で攪拌するとその
ほとんどが有機相に分散されることから触媒表面が親油
性になっていることがわかる。本発明の方法においては
このようにして得られたラネーニッケルを通常ジ又はポ
リスルフィド類に対し1〜30重量%使用する。
本発明で使用される溶媒としては水と水に不溶で接触還
元に対して不活性な有機溶媒からなる混合溶媒が用いら
れ、その具体的な例はベンゼン、トルエン、キシレン、
モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の芳香族炭化
水素又は芳香族塩化物、するいはn−ヘキサン、D−へ
ブタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン等の脂肪族炭
化水素等であり−tの使用量は任意であるが通常ラネー
ニッケルの5〜100倍〔重、t)である。
元に対して不活性な有機溶媒からなる混合溶媒が用いら
れ、その具体的な例はベンゼン、トルエン、キシレン、
モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の芳香族炭化
水素又は芳香族塩化物、するいはn−ヘキサン、D−へ
ブタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン等の脂肪族炭
化水素等であり−tの使用量は任意であるが通常ラネー
ニッケルの5〜100倍〔重、t)である。
壕だ水の使用量は生成したチオフェノール類を溶解(ア
ルカリ塩として)するのに充分な量であればよくチオフ
ェノール類の理論生成量の0・5倍〜10倍(重置)用
いる。水と水不溶性有機溶媒の使用比率は任意であるが
、通常水100部に対し水不溶性有機溶媒5〜200部
用いる。
ルカリ塩として)するのに充分な量であればよくチオフ
ェノール類の理論生成量の0・5倍〜10倍(重置)用
いる。水と水不溶性有機溶媒の使用比率は任意であるが
、通常水100部に対し水不溶性有機溶媒5〜200部
用いる。
次に水相をアルカリ性に保つために用いるアルカリ剤と
しては苛性ソーダ、苛性カリ、ソーダ灰、リン酸−水素
二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等があげられ、この
うち苛性ソーダの使用が最も経済的である。アルカリ剤
は水相のpHがアルカリ性に保たれるだめの最低量以上
あればよく、その添加方法は、反応前に全量添加する方
法あるいは反応中水相のpHがアルカリ性になるよう分
割又は連続的に注入することもできる。
しては苛性ソーダ、苛性カリ、ソーダ灰、リン酸−水素
二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等があげられ、この
うち苛性ソーダの使用が最も経済的である。アルカリ剤
は水相のpHがアルカリ性に保たれるだめの最低量以上
あればよく、その添加方法は、反応前に全量添加する方
法あるいは反応中水相のpHがアルカリ性になるよう分
割又は連続的に注入することもできる。
本発明で用いるジ又はポリスルフィド類は一般的には次
のような方法によって得られる。即ち芳香族ジアゾニウ
ム塩と多硫化ソーダとの反応によるか又は水酸基のよう
な強い電子供与基を有するベンゼン誘導体(フェノール
類)の場合は例えば特公昭51−10230に記載の方
法によりこれらと塩化硫黄との反応によっても得ること
が出来る。
のような方法によって得られる。即ち芳香族ジアゾニウ
ム塩と多硫化ソーダとの反応によるか又は水酸基のよう
な強い電子供与基を有するベンゼン誘導体(フェノール
類)の場合は例えば特公昭51−10230に記載の方
法によりこれらと塩化硫黄との反応によっても得ること
が出来る。
本発明で採用される水素圧力、反応温度は、次の通りで
ある。
ある。
水素圧力は常圧以上であればよく通常2〜100Ky
/ cm2.好ましくは5−50 K、/、、2でちる
。
/ cm2.好ましくは5−50 K、/、、2でちる
。
また反応温度は、常温以上〜200℃好オしくは70〜
150℃である。反応時間は通常1〜10時間である。
150℃である。反応時間は通常1〜10時間である。
本発明による方法で反応したチオフェノール類はアルカ
リ金属塩として水相に溶解しており、フリーのチオフェ
ノール類を得るためには、水溶液を酸で中和し7リーの
チオフェノール類とし濾過乾燥するか、中和後有機、溶
媒による抽出をした後溶媒を留去して得ることができる
。
リ金属塩として水相に溶解しており、フリーのチオフェ
ノール類を得るためには、水溶液を酸で中和し7リーの
チオフェノール類とし濾過乾燥するか、中和後有機、溶
媒による抽出をした後溶媒を留去して得ることができる
。
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
水性ペースト状ラネーニッケル4.Ofをメタノールj
Occで5分間かきまぜた後5分間静置したのち上澄液
(含水メタノール)をデカンテーションで除去した。こ
の操作をさらに2回くり返した後トルエン5occを加
え2〜5分かきまぜた後静置して上澄(メタノールを含
むトルエンの層)をデカンテーションで除去した。さら
に50CCのトルエンで同じ操作を行なった後、トルエ
ン100CCといっしょに攪拌装置付きオートクレーブ
に加えた。次いで水150CC,4,4’−ジテオビス
フェノール502、苛性ソーダ16.31でPH9,O
K調整された水溶液を加え、水素置換した後、水素圧力
10. OK、 76m3に調整した後攪拌しながら1
00℃まで昇温した同温度、同圧力で4時間反応を続は
水素吸収が停止するのを確認した後室温1で冷却した。
Occで5分間かきまぜた後5分間静置したのち上澄液
(含水メタノール)をデカンテーションで除去した。こ
の操作をさらに2回くり返した後トルエン5occを加
え2〜5分かきまぜた後静置して上澄(メタノールを含
むトルエンの層)をデカンテーションで除去した。さら
に50CCのトルエンで同じ操作を行なった後、トルエ
ン100CCといっしょに攪拌装置付きオートクレーブ
に加えた。次いで水150CC,4,4’−ジテオビス
フェノール502、苛性ソーダ16.31でPH9,O
K調整された水溶液を加え、水素置換した後、水素圧力
10. OK、 76m3に調整した後攪拌しながら1
00℃まで昇温した同温度、同圧力で4時間反応を続は
水素吸収が停止するのを確認した後室温1で冷却した。
触媒を炉取した後の反応液の液体クロマトグラフィーに
よる分析では4−オキシチオフェノール98.0%、フ
ェノール0.4%、原料の4,4′−ジテオビスフェノ
ール0.6%、不明成分1.0%であった。この反応液
を塩酸でpH4・o−1で中和した後、トルエンの層を
分離しエバポレーターで少量の水とトルエンを留去して
4−オキシチオフェノール49・41を得だ。これは理
論値の98%の収率で、純度は98.5%(フェノール
0.2チ、4,4′−ジテオビスフェノール0.7%不
明分0.8%)であった。
よる分析では4−オキシチオフェノール98.0%、フ
ェノール0.4%、原料の4,4′−ジテオビスフェノ
ール0.6%、不明成分1.0%であった。この反応液
を塩酸でpH4・o−1で中和した後、トルエンの層を
分離しエバポレーターで少量の水とトルエンを留去して
4−オキシチオフェノール49・41を得だ。これは理
論値の98%の収率で、純度は98.5%(フェノール
0.2チ、4,4′−ジテオビスフェノール0.7%不
明分0.8%)であった。
さらに減圧蒸留により99.9%の品質の4−オキシチ
オフェノール47.55’ヲ得だ。
オフェノール47.55’ヲ得だ。
実施例2
市販の水性ペースト状ラネーニッケル4,02、) #
x y 60 f 、 水50 g、ドテシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム0.52を200ccビーカー
1c仕込み50分間強く攪拌した後20分間静置した。
x y 60 f 、 水50 g、ドテシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム0.52を200ccビーカー
1c仕込み50分間強く攪拌した後20分間静置した。
ラネーニッケルは表面にトルエンが付着した状態で沈降
した。
した。
上澄液(上部トルエン、下部水)を除去した後、トルエ
ン150fを加え、かきまぜたところラネーニッケルは
トルエン中に分散(拡散)した。このものをオートクレ
ーブに移し1次いでジテオサリチル酸51’、2fを水
150ccに苛性ソーダ332を用いて溶解(pH15
) したものを仕込み実施例1と同様の操作で反応温度
110℃、水素圧力151ψ/cm2で5時間反応した
。反応後60℃まで冷却し触媒をp取した後、トルエン
層を分液除去し、チオサリチル酸の水溶液を塩酸でpH
5・5まで中和した後、吸引p過乾燥してチオサリチル
酸5ofiIを得だ。これは対理論の96・9%の収率
である。純度は99.9チであった。
ン150fを加え、かきまぜたところラネーニッケルは
トルエン中に分散(拡散)した。このものをオートクレ
ーブに移し1次いでジテオサリチル酸51’、2fを水
150ccに苛性ソーダ332を用いて溶解(pH15
) したものを仕込み実施例1と同様の操作で反応温度
110℃、水素圧力151ψ/cm2で5時間反応した
。反応後60℃まで冷却し触媒をp取した後、トルエン
層を分液除去し、チオサリチル酸の水溶液を塩酸でpH
5・5まで中和した後、吸引p過乾燥してチオサリチル
酸5ofiIを得だ。これは対理論の96・9%の収率
である。純度は99.9チであった。
実施例3
水性ヘースト状うネーニクケル4・01をメタノール3
occで実施例1と同様にして6回置換して水を除去し
た後モノクロルベンゼン+oOiPといっしょに実施例
1で使用したオートクレーブに仕込んだ。
occで実施例1と同様にして6回置換して水を除去し
た後モノクロルベンゼン+oOiPといっしょに実施例
1で使用したオートクレーブに仕込んだ。
次いで水100ccを仕込み水素置換後90℃に昇温し
だ(水素圧力10に//cm2)同温度、同圧力でモノ
クロルベンゼン50?に溶解したジフェニルジスルフィ
ドa3.bfと水5occVC溶解した苛性ソーダ16
.517’を5時間を要して連続的に圧入ポンプで注入
した。
だ(水素圧力10に//cm2)同温度、同圧力でモノ
クロルベンゼン50?に溶解したジフェニルジスルフィ
ドa3.bfと水5occVC溶解した苛性ソーダ16
.517’を5時間を要して連続的に圧入ポンプで注入
した。
水素吸収はジフェニルジスルフィドと苛性ソーダ水溶液
の注入終了後20分で停止した。冷却後触媒を戸数した
後の反応液の水相のpHは9.5であった。分液により
クロルベンゼンを除去した後、水を留去後蒸留によりチ
オフェノール427を得た。
の注入終了後20分で停止した。冷却後触媒を戸数した
後の反応液の水相のpHは9.5であった。分液により
クロルベンゼンを除去した後、水を留去後蒸留によりチ
オフェノール427を得た。
これを理論蔽の95,4%であった。純度は99.9チ
であった。
であった。
実施例4
水性ペースト状ラネーニッケル3.0り、水50CC1
オルソジクロルベンゼン5occ、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.41を用い他は実施例2と同様にし
て触媒を処理した。
オルソジクロルベンゼン5occ、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.41を用い他は実施例2と同様にし
て触媒を処理した。
次いでこの触媒をオルソジクロルベンゼン1007、水
100といっしょにオートクレーブに仕込み、水素圧力
8−5 Kp / 0m2.温度85℃としオルソジク
ロルベンゼン100゜グに溶解した2、2’−y=ニト
ロジフェニルジスルフィド6.B Yト水s occに
溶解した苛性ソーダ+6.55Fを6時間を要して圧入
した。反応は圧入終了とほとんど同時に終了した。反応
液を60℃に冷却後の反応液の水相のpHは9・0であ
った。
100といっしょにオートクレーブに仕込み、水素圧力
8−5 Kp / 0m2.温度85℃としオルソジク
ロルベンゼン100゜グに溶解した2、2’−y=ニト
ロジフェニルジスルフィド6.B Yト水s occに
溶解した苛性ソーダ+6.55Fを6時間を要して圧入
した。反応は圧入終了とほとんど同時に終了した。反応
液を60℃に冷却後の反応液の水相のpHは9・0であ
った。
2−アミノチオフェノールの水溶液を塩酸でpH4,5
に中和して、2−アミノチオフェノール482を得だ。
に中和して、2−アミノチオフェノール482を得だ。
このものの収率は96%、純度は??・5%であった。
実施例5
実施例1で用いた4、4′−ジチオビスフェノール50
1の代すに2,2′−ジテオビスフェノール502を用
い他は実施例1とまったく同様にして2−オキシチオフ
ェノール47.Ofを得た。収率93.2チ、純度99
.8%であった。
1の代すに2,2′−ジテオビスフェノール502を用
い他は実施例1とまったく同様にして2−オキシチオフ
ェノール47.Ofを得た。収率93.2チ、純度99
.8%であった。
実施例6
特公昭51−40230号の実施例6の方法(2,6ジ
メテルフエノール12.2@をN、N−ジメチルホルム
アミド50m1中に溶かし一40℃テヘンゾール15r
d中に溶解した52c1210.2 Sitを反応させ
る)で得られた4、4′−ジオキシ−5,5+ 5’・
5′−テトラメテルジフエニルトリスルフイド401i
′を水150C:C,苛性ソーダ16・2グで溶解しく
pH1s)オートクレーブに仕込む、次いで実施例1で
行なった方法と全く同じ方法で処理されたラネーニッケ
ル4・01とトルエン1001を仕込み実施例1と同様
にして100℃、水素圧力’10 Kp / cm で
6時間反応した。
メテルフエノール12.2@をN、N−ジメチルホルム
アミド50m1中に溶かし一40℃テヘンゾール15r
d中に溶解した52c1210.2 Sitを反応させ
る)で得られた4、4′−ジオキシ−5,5+ 5’・
5′−テトラメテルジフエニルトリスルフイド401i
′を水150C:C,苛性ソーダ16・2グで溶解しく
pH1s)オートクレーブに仕込む、次いで実施例1で
行なった方法と全く同じ方法で処理されたラネーニッケ
ル4・01とトルエン1001を仕込み実施例1と同様
にして100℃、水素圧力’10 Kp / cm で
6時間反応した。
反応後触媒をp取し5た後、塩酸でpH3〜2.5にし
た接水及びトルエンのいずれにも溶解しない不溶分を濾
過除去した後トルエンによって抽出されている5、5−
ジメチル−4−オキシチオフェノール29.59を蒸留
によって分離した。(収率95,8チ、純度99.8%
) 実施例7 実施例1においてジスルフィドとして5I6′ジアミノ
1,1′−ジスルフィドを用いる他は実施例1と同様な
操作によって5−アミノチオフェノールを得た。
た接水及びトルエンのいずれにも溶解しない不溶分を濾
過除去した後トルエンによって抽出されている5、5−
ジメチル−4−オキシチオフェノール29.59を蒸留
によって分離した。(収率95,8チ、純度99.8%
) 実施例7 実施例1においてジスルフィドとして5I6′ジアミノ
1,1′−ジスルフィドを用いる他は実施例1と同様な
操作によって5−アミノチオフェノールを得た。
実施例8
実施例3においてジスルフィドとして613′ジクロル
1,1′−ジスルフィドを用いる他は実施例3と同様な
操作によって3−クロルチオフェノールを得た。
1,1′−ジスルフィドを用いる他は実施例3と同様な
操作によって3−クロルチオフェノールを得た。
比較例1
実施例1においてトルエンで処理されたラネーニッケル
の代わりにこの処理のされていないペースト状ラネーニ
ッケルを用い、実施例1の方法に従−) テ4.4’−
ジチオビスフェノールの接触R元を行ったところ4−オ
キシチオフェノール10%、4.4′−ジテオビスフェ
ノール90%からなる混合物が得られた。
の代わりにこの処理のされていないペースト状ラネーニ
ッケルを用い、実施例1の方法に従−) テ4.4’−
ジチオビスフェノールの接触R元を行ったところ4−オ
キシチオフェノール10%、4.4′−ジテオビスフェ
ノール90%からなる混合物が得られた。
特許出願人 日本化薬株式会社
Claims (1)
- (1) アルカリ性に調整された水と水不溶性有機溶媒
とからなる不均一溶媒中、水を含有していてもよい水不
溶性有機溶媒で処理されたラネーニッケルの存在下式(
1) 6式(1)においてRはクロル原子、ニトロ基、アミン
基、メチル基、ヒドロキシ基又はカルボキシル基を、m
は0,1又は2を、nば2又は3を表わす) で表わされるジ又はポリスルフィドを水素化分解するこ
とを特徴とする式(2) (式(2)においてR及びmは前記と同じ意味を表わす
) で表わされるチオフェノール類の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5614384A JPS60199871A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | チオフエノ−ル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5614384A JPS60199871A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | チオフエノ−ル類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60199871A true JPS60199871A (ja) | 1985-10-09 |
JPH0419225B2 JPH0419225B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=13018853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5614384A Granted JPS60199871A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | チオフエノ−ル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60199871A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-03-26 JP JP5614384A patent/JPS60199871A/ja active Granted
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US9603816B2 (en) | 2010-12-16 | 2017-03-28 | Hoffmann-La Roche Inc. | Process |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419225B2 (ja) | 1992-03-30 |
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