JPS63185955A - 4−メチル−1,2−ベンゼンジチオ−ルの製造方法 - Google Patents

4−メチル−1,2−ベンゼンジチオ−ルの製造方法

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JPS63185955A
JPS63185955A JP62014367A JP1436787A JPS63185955A JP S63185955 A JPS63185955 A JP S63185955A JP 62014367 A JP62014367 A JP 62014367A JP 1436787 A JP1436787 A JP 1436787A JP S63185955 A JPS63185955 A JP S63185955A
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JP
Japan
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methylbenzenethiol
methyl
benzenedithiol
disulfide
methylphenyl
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JP62014367A
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JPH0813797B2 (ja
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Michio Suzuki
道夫 鈴木
Masao Kawamura
河村 昌男
Kunioki Kato
邦興 加藤
Masahide Takahashi
高橋 正英
Kazuyuki Nakayama
和幸 中山
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Seitetsu Kagaku Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は4−メチル−1,2−ベンゼンジチオールの製
造法に関する。
本発明の化合物である4−メチル−1,2−ベンゼンジ
チオールは、金属イオンと反応してベンゼンジチオール
金属錯体を生成し、これらの錯体は近赤外領域の赤外光
を強く吸収する物性を有することが知られており、〔ジ
ャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ
ィ(JOURNAL OF THEAMERICAN 
CIIEMICAL 5OCIETY)、第88巻、4
3〜50頁、1966年〕、このため4−メチル−1,
2−ベンゼンジチオールは光情報記録媒体である近赤外
吸収色素の中間体として有用である。
(特開昭57−11090)。
従って、本発明の4−メチル−1,2−ベンゼンジチオ
ールは近赤外吸収色素の中間体としての用途が期待でき
る有用な物質である。
(従来の技術) 4−メチル−1,2−ベンゼンジチオールの製造法とし
ては下式(1)4)ように5−メチル−2−アミノベン
ゼンスルホン酸をジアゾ化した後、キサントゲン酸カリ
ウムを反応させ、加水分解後、過マンガン酸カリウムに
より酸化させて4−メチル−1,2−ベンゼンジスルホ
ン酸を得て、これを塩素化、還元することにより4−メ
チル−1,2−ベンゼンジチオールを製造する方法が知
られている。
〔ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエティ(JOUR
NAL・OF −C11EMICAL−5OCIC11
E第73巻、751頁1898年および同誌、178頁
、1935年〕)I+ 収率−79% (発明が解決しようとする問題点) 上記の製造方法は工程も長く、5−メチル−2−アミノ
ベンゼンスルホン酸から4−メチル−1,2−ベンゼン
ジチオールの収率は8%程度とかなり低収率である。
(問題点を解決するための手段) このような従来技術の欠点を改善し、4−メチル−1,
2−ベンゼンジチオールを工業的に製造するために、本
発明者らは鋭意検討した結果、4−メチルベンゼンチオ
ールまたはその酸化物であるジ(4−メチルフェニル)
ジスルフィドと一塩化硫黄をヨウ素またはルイス酸触媒
の存在下で反応させ、酸性中、亜鉛のごときを用いて還
元することにより、比較的部 単な工程で目的物である
4−メチル−1,2−ベンゼンジチオールが収率よく得
られることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、4−メチルベンゼンジチオ
ールまたはそめ酸化物であるジ(4−メチルフェニル)
ジスルフィドと一塩化681F ’fcヨウ素あるいは
フリーデルタラット反応に用いるルイス酸触媒の存在下
ハロゲン炭化水素溶媒中で反応させた後、酸性中で亜鉛
、錫、鉄から選ばれた少なくとも1種の金属で還元を行
うことを特徴とする4−メチル−112−ベンゼンジチ
オールの製造方法である。
本発明に用いる一塩化硫黄の使用量は4−メチルベンゼ
ンチオールに対して0.5〜2.0 倍モル、好ましく
は0.55〜1.1倍モルである。ジ(4−メチルフェ
ニル)ジスルフィドの場合、aI化硫黄の使用量はこの
ジスルフィドに対して1〜4倍モル、好ましくは1.1
〜2.2倍モルである。
また、本発明に用いるルイス酸触媒としては、塩化亜鉛
、塩化第二鉄、塩化アルミニウム、塩化第二錫、三弗化
ホウ素、三塩化アンチモン、五塩化アンチモンから選ば
れた少なくとも1種であり、中でも塩化亜鉛を使用した
場合に好ましい結果が得られる。これらルイス酸触媒の
使用量は、4−メチルベンゼンチオールに対してO,O
S〜2倍モル、好ましくは0.1〜1倍モルであリジ(
4−メチルフェニル)ジスルフィドに対して0.1〜4
倍モル、好ましくは0.2〜2倍モルである。
また、ルイス酸触媒にかえてヨウ素を使用する場合には
、4−メチルベンゼンチオールおよび、ジ(4−メチル
フェニル)ジスルフィドに対して0.1〜4倍、好まし
くは0.2〜2倍モルである。
本発明に用いるハロゲン化炭化水素溶媒としては、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,1.2−トリクロルエタン
、1,1,2.2−テトラクロルエタン、モノクロルベ
ンゼン、O−ジクロルベンゼン、1.2.4−トリクロ
ルベンゼンなどがあり、これらの中から少な(とも1種
の溶媒を選定して使用すればよい。
反応温度は室温〜140℃であり、好ましくはヨウ素の
場合、室温〜40℃、ルイス酸触媒の場合、60〜10
0℃である。
反応時間はヨウ素またはルイス酸触媒の添加量、反応温
度により異なるので一義的にはいえないが、通常12〜
72時間かけて反応させる。
本発明の還元反応に用いる金属束または金属粒の使用量
は4−メチルベンゼンチオールに対して1〜lO倍、好
ましくは3〜7倍、ジ(4−メチルフェニル)ジスルフ
ィドに対して 2〜13倍、好ましくは4〜11倍であ
る。
また、本発明に用いる酸としては酢酸、塩酸、硫酸が好
ましく、金属束または金属粒としては、錫、亜鉛、鉄が
用いられる。
還元反応温度は、金属末または金属粒および酸の添加の
際には、室温以下にであり、その後は40〜80℃の温
度に維持する0反応時間は0.5〜3時間である。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1 クロロホルム340gにジ(4−メチルフェニル)ジス
ルフィド37g、ヨウ素8.5g、一塩化硫黄45gを
加え、室温で24時間反応させ、冷却しながら亜鉛64
gと濃塩酸240gを加え60℃で2時間反応させ、反
応生成液をろ過し、クロロホルムで抽出を行い、クロロ
ホルムを留去し、減圧蒸留して沸点125℃(41sH
g)、4−メチル−1,2−ベンゼンジチオール1.7
gを得た。
(収率 35%) NMR,、IRより同定を行った。
(沸点 135〜137℃、17 mtlg)実施例2 1.1.2.2−テトラクロルエタン400gに4−ト
ルエンチオール45g、塩化亜鉛5.6 g 、−Jj
X化硫黄54gを加え100℃で24時間反応させ、冷
却しながら亜鉛103gと濃塩酸327gを加え、60
℃で2時間反応させ、実施例1と同様に処理を行い、4
−メチル−1,2−ベンゼンジチオール24gを得た。
(収率40%) (発明の効果) 本発明によれば、非常に筒車な工程で4−メチル−1,
2−ベンゼンジチオールを製造できるので工業的に有利
である。
この物質と、金属イオンを反応させて得られる金属錯体
は近赤外吸収色素としての用途があり、4−メチル−1
,2−ベンゼンジチオールはその金属錯体をつくるため
の中間体として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4−メチルベンゼンチオールあるいはジ(4−メ
    チルフェニル)ジスルフィドと、一塩化硫黄をヨウ素ま
    たはルイス酸触媒の存在下、ハロゲン化炭化水素溶媒中
    で反応させた後、酸性に保って、金属、亜鉛、錫、鉄か
    ら選ばれた少なくとも1種の粒により還元させることを
    特徴とする4−メチル−1,2−ベンゼンジチオールの
    製造方法。
  2. (2)ルイス酸触媒が塩化亜鉛である特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。
JP62014367A 1987-01-24 1987-01-24 4−メチル−1,2−ベンゼンジチオ−ルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0813797B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103319386A (zh) * 2013-06-29 2013-09-25 乐平市赛复乐医药化工有限公司 用于处理重金属络合物废水的双巯基型螯合剂的合成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024233A (ja) * 1973-03-12 1975-03-15
JPS60199871A (ja) * 1984-03-26 1985-10-09 Nippon Kayaku Co Ltd チオフエノ−ル類の製造法

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CN103319386B (zh) * 2013-06-29 2016-04-20 乐平市赛复乐医药化工有限公司 用于处理重金属络合物废水的双巯基型螯合剂的合成方法

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JPH0813797B2 (ja) 1996-02-14

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