JPH0312951Y2 - - Google Patents

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JPH0312951Y2
JPH0312951Y2 JP14577185U JP14577185U JPH0312951Y2 JP H0312951 Y2 JPH0312951 Y2 JP H0312951Y2 JP 14577185 U JP14577185 U JP 14577185U JP 14577185 U JP14577185 U JP 14577185U JP H0312951 Y2 JPH0312951 Y2 JP H0312951Y2
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shoji
rail
side wall
indoor
engaging
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JP14577185U
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JPS6254178U (ja
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、障子の外れ止め装置に関するもの
である。
【従来の技術】
障子の外れ止め装置の技術として開示された特
開昭58−44173号公報には、外障子下框の内フラ
ンジと下枠外レールの重なり寸法を、持ち上げ寸
法より大きくした引違い窓が記載されている。 また、特開昭58−160485号公報には、障子の室
内側上端に突設した係止縁を、上レールに装着し
た一対の外れ止め材に突設した係合部の上部に対
設して障子を建込み、障子の係止縁に設けた通過
切欠に、外れ止め材を移動して障子を外すように
した障子の脱落防止装置が記載されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この先行技術の前者は、サツシ
枠設置の際、上枠が張り上り、或いは下枠が垂れ
下がる等の変形、歪みを生ずると、下框の内フラ
ンジとレールとの重なり寸法が、障子持ち上げ寸
法より小さくなるため、外障子がサツシ枠から離
脱し室外側に脱落する虞がある。 また後者は、障子の脱落を防止するために外れ
止め材よりなる特別な別部材を上レールに移動可
能に装着する必要があり、障子を外す時は、外れ
止め材を障子の係止縁の特定位置に設けた通過切
欠に移動する煩雑な操作が必要である上、障子の
室内側壁上端と室外側壁上端とが同一高さである
ため、障子を室内側に外すことができるが、室外
側にも外れる虞がある。 そこで、この考案は、上記した先行技術の問題
点に鑑み、これを解決したものであつて、サツシ
枠の変形、歪みによつても、外障子がサツシ枠か
らみだりに離脱することなく、且つ特別な外れ止
め材よりなる別部材等を取付ける必要なく室外側
への脱落を確実に防止しうる安全性に優れ、構造
簡単な障子の外れ止め装置を得るにある。
【課題を解決するための手段】 これを達成する手段として、この考案は、垂下
した上枠の外レール先端に室内側に向つて突出す
る係合部を形成し、該上枠レールに案内される外
障子の上框の室外側壁を室内側壁より上方に突設
し、一方室内側壁の上端には上記上枠レールの係
合部との係合用係止部を室外側に向つて且つ上記
係合部の上方に対向状に突設し、さらに該係合部
と障子側係止部との重なりを、上記外障子の室外
側壁上端をレールと当接した状態で、該当接部を
支点として障子が下枠レールより室外側に外れる
傾斜位置で係止状態にある寸法としたものであ
る。
【実施例】
この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。 1は上枠2、下枠3、左右の竪枠4,4よりな
るサツシ枠であつて、上枠2には見込み方向に間
隔をおいて外レール5、内レール6を突設し、こ
れに対向する下枠3には夫々外レール5、内レー
ル6に対応するように外レール7および内レール
8を突設し、この上下の外レール5,7間に外障
子9、上下の内レール6,8間に内障子13を
夫々摺動自在に建込む。上枠の外レール5は基部
5aを鉛直に垂下し、その下方を室内側に向つて
屈曲させて傾斜部5bを形成し、さらにその先端
を室内側に向つて折曲げ、水平方向に突出して係
合部5cを形成する。一方これによつて案内され
る外障子9の上框10は外レール5を呑む溝部1
1を設け、当該溝部11を形成する室内側壁10
aを外レール5の基部5aと傾斜部5bとの屈曲
点近くに達する高さにし、その先端を室外側に水
平方向に折曲げて係止部12を形成し、上記外レ
ール5の係合部5cと係合しうるように上方で対
向させる。又上框10の室外側壁10bは室内側
壁10aの上端より上方に突設する。勿論上框1
0を連結している竪框10′の上端室外側壁10
b′も同じようにその室内側壁10a′よりも上方に
突設している。 そして a:外障子9と下枠外レール7と重なり寸法 b:外障子9における上枠外レール5の呑み込み
寸法 c:外障子9の上框および竪框の室内側壁10
a,10a′の持ち上げ寸法 d:外障子9の上框および竪框の室外側壁10
b,10b′の持ち上げ寸法 e:外障子9の係止部12と上枠外レール5の係
合部5cとの間の間隙寸法 f:外障子9の上框および竪框の室外側壁10
b,10b′と上枠外レール5の基部5aとの重
なり寸法 これらの関係を、 a<b,c,d e≦f とし、さらに、 H:外障子9の高さ寸法 L:外障子9の溝部11の室内側壁面と竪框の室
内側壁面との間の寸法 θ:外障子9を室外側に外そうとする際、外障子
9の上端が上枠外レール5と当接する当接部1
4からの鉛直線に対する外障子9の傾きであつ
て、HとLによつて決まる最小角度 α:上枠外レール5の基部5aと外障子9を室外
側に最小角度θ傾斜した際の係止部12の室内
端との距離 β:上枠外レール5の基部5a室外面と係合部5
cの室内側端面での距離 そして、αとβとの関係をα<βとする。 この様に構成されているので、第3図に示すよ
うに外障子9を持ち上げて下框の室内側壁を下枠
外レール7より室外側に外そうとする。その際、
室外側壁10bと外レール5の鉛直な基部5aと
の重なり寸法fが、外障子9の係止部12と上枠
外レール5の係合部5cとの間隙寸法eと等しい
か、或いはそれより大きく形成されているので、
室外側壁10b,10b′の上端が外レール5の基
部5aに当接し、該当接部14を支点として外障
子9を室外側に扇回して最小角度θ度傾ける。こ
のため室内側壁10aの上端の係止部12は第5
図に示すように最小角度θ分だけ室外側に移動し
た状態となり、この状態で外障子9が降下する
と、係止部12は外レール5の下端の係合部5c
とα<βの関係にあることから、これに当接係止
される。したがつて、外障子9の室外側への脱落
は確実に防止される。 又、外障子9の取外す際は、内障子13を室内
側へ外した後、外障子9を持ち上げ、下方を室内
側に引出すと、外障子9は当接部14より下方の
溝部11が外レール5の傾斜部5bの傾斜角度と
一致するように室内側に扇回当接して第4図の如
く傾斜させることができる。このため外障子9の
上框および竪框上端部分を傾斜部5bのクリアラ
ンスg分、室内側に移動できるので、この状態で
下方に引出すと、外障子9の係止部12は外レー
ル5の係合部5cに係合することなく通過し、外
障子9を容易に取外すことができる。 さらに、外障子9を建込む際は、上記取外し操
作し逆の操作をすれば容易に建込むことがででき
る。 なお、外障子9の係止部12は室外側壁10a
とは別の部品を取付けても良い。 又、上部の内レール6と内障子13も、外レー
ル5と外障子9との外れ止め構造と同様に構成し
ても良い。
【考案の効果】
以上、実施例について詳述したように、この考
案は、障子は室外側に引出されても、室内側壁よ
り室外側壁を上方に突出させたことによつて、室
外側壁の先端がレールの鉛直な基部と当接し、該
当接部を支点として障子が室外側へ扇回傾斜され
るので、その下方に位置する室内側壁の係止部は
室外側に移動してレール係合部と当接係止され、
障子は室外側への取外しは確実に防止される。し
たがつて、施錠時の障子の持ち上り或いはサツシ
枠の変形、歪みによる上枠の張り上り、下枠の垂
れ下りによつても、障子は室外側への脱落を確実
に防止することができる。その上循従来のように
特別な外れ止め材等の別部材や複雑な構成、およ
びそれに伴う煩雑な操作が必要でなく、又障子は
室内側への持ち上げ引出しによつて軌単且つ容易
に建込み、取外し作業ができる等、安全性に優れ
た効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案縦断側面図、第2図乃至第4
図は同じく概略縦断側面図、第5図は障子を室外
側へ傾斜した状態の要弊拡大概略縦断側面図を示
す。 1……サツシ枠、2……上枠、5……上枠外レ
ール、5a……基部、5b……傾斜部、5c……
係合部、9……外障子、10……上框、10a…
…室内側壁、10b……室外側壁、11……溝
部、12……係止部、13……内障子、14……
当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂下した上枠の外レール先端に室内側に向つて
    突出する係合部を形成し、該上枠レールに案内さ
    れる外障子の上框の室外側壁と室内側壁より上方
    に突設し、一方室内側壁の上端には上記上枠レー
    ルの係合部との係合用係止部を室外側に向つて且
    つ上記係合部の上方に対向状に突設し、さらに該
    係合部と障子側係止部との重なりを、上記外障子
    の室外側壁上端をレールと当接した状態で、該当
    接部を支点として障子が下枠レールより室外側に
    外れる傾斜位置で係止状態にある寸法としたこと
    を特徴とする障子の外れ止め装置。
JP14577185U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0312951Y2 (ja)

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JP14577185U JPH0312951Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14577185U JPH0312951Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6254178U JPS6254178U (ja) 1987-04-03
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JP14577185U Expired JPH0312951Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JP6374759B2 (ja) * 2014-10-23 2018-08-15 Ykk Ap株式会社 部品の取付構造及び建具

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JPS6254178U (ja) 1987-04-03

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