JPH03127630A - 脱硝触媒と脱硝触媒用被覆ガラス - Google Patents

脱硝触媒と脱硝触媒用被覆ガラス

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JPH03127630A
JPH03127630A JP1262133A JP26213389A JPH03127630A JP H03127630 A JPH03127630 A JP H03127630A JP 1262133 A JP1262133 A JP 1262133A JP 26213389 A JP26213389 A JP 26213389A JP H03127630 A JPH03127630 A JP H03127630A
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catalyst
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Takashi Naito
孝 内藤
Yasutaka Suzuki
康隆 鈴木
Takashi Namekawa
孝 滑川
Seiichi Yamada
誠一 山田
Ryutaro Jinbo
神保 龍太郎
Kunihiro Maeda
邦裕 前田
Tadahiko Mitsuyoshi
忠彦 三吉
Takahiro Tate
隆広 舘
Akira Kato
明 加藤
Shigeru Tominaga
成 冨永
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排ガス脱硝装置に用いるプレート状あるいは
ハニカム状セラミックス触媒に係り、特に石炭焚ボイラ
用排ガス脱硝装置のようにダストを多量に含む排ガス中
の窒素酸化物(NOx)を除去するのに好適な脱硝触媒
に関する。
〔従来の技術〕
従来から排ガス脱硝装置には、プレート状あるいはハニ
カム状のセラミックス脱硝触媒が使用されている。この
触媒の活性物質は、TtO*を主成分とするものが主流
で、600℃未満の温度で、プレート状あるいはハニカ
ム状に焼成される。600℃以上で焼成すると、触媒活
性が劣化する。このようにして焼成した脱硝触媒は、排
ガス脱硝装置に組み込まれ、350〜400℃程度の温
度範囲で使用される。
しかし、石炭焚ボイラー用排ガス脱硝装置のようにダス
トを多く含む排ガスを処理する場合には、プレート状あ
るいはハニカム状の脱硝触媒の先端部が、排ガスによっ
て非常にまもうしやすく、寿命及び信頼性の点で問題が
あった。
そこで、この問題を解決するために、実装11857−
48500号公報に記載のような平行流型反応器用触媒
が提案されている。この考案はプレート状あるいはハニ
カ、ム状の脱硝触媒の先端部にガラスを被覆することに
よって、排ガスからの摩耗を抑制するものである。これ
に使用するガラスには、触媒の性能を劣化させないよう
に600℃未満で被覆でき、しかも触媒の使用温度であ
る350〜400℃程度で軟化しないこと、及び熱膨張
係数が触媒にある程度合うことが要求される。従来、こ
れらの特性を満足するガラスはPbOを主成分とするp
bo−o2o、系ガラスであった。このため上記考案の
実施例ではPbOを多く含むPbO−02ns系ガラス
が使用されていた。この系のガラスは、一般にPbOの
含有量が多いほど、転移点や軟化点などの特性温度が低
い、熱膨張係数が大きい、耐環境性及びa槻曲性質が悪
いことが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、プレート状あるいはハニカム状の脱硝
触媒の先端部にPbOを多く含むPbO−0203系ガ
ラスが被覆されるために、その先端部の排ガスによる耐
摩耗性は向上するが、ダストを多く含む排ガスを処理す
る場合には、硬度などの機械的性質が不足しているため
に、満足のいく耐摩耗性が得られないという問題があっ
た。
さらに、過酷な条件下での使用においては、PbO−0
203系ガラスからpbが溶出し、触媒活性が劣化する
と言った問題があった。触媒活性が劣化すると、脱硝触
媒の脱硝率が低下するため、排ガス中の窒素酸化物(N
Ox)が除去しきれなくなり、公害の原因となる。この
ため、被覆ガラスとしてはPb口を多く含むことは好ま
しくない。
しかし、PbOを多く含むPbO−ロイ0.系ガラスは
、600℃未満で被覆可能なガラスの中で最も化学的に
安定である。さらに、被覆ガラスにアルカリ金属酸化物
が含有されると、排ガスによってガラスが侵食され、ア
ルカリ金属が溶出し、pbの溶出以上に触媒の性能を劣
化させる。
本発明の目的は、触媒活性を劣化させないガラス組成、
ずなわちPbOを主成分とせず、しかもアルカリ金属を
含有しないガラス組成で、600℃未満で触媒先端部に
被覆でき、しかも350〜400℃程度の温度範囲で熱
的に安定で、さらに機械的性質に優れたガラスを開発し
、そのガラスをプレート状あるいはハニカム状の脱硝触
媒の先端部に被覆することによって、信頼性および耐久
性に優れた脱硝触媒を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、プレート状あ
るいはハニカム状セラミックス触媒において、その先端
部を、転移点が400℃を超え、かつ軟化点が600℃
未満であるV2O3、BaO及び5baOaのうちの少
なくとも1111を含むVaOs−1’20.s系のガ
ラスで被覆した脱硝触媒としたものであり、また、上記
被覆ガラスは成分として更にPbO、Tin、、ZnO
及びpa20aのうちの一種以上を含有してもよいもの
である。
また、上記目的を達成するために、本発明ではプレート
状あるいはハニカム状セラミックス触媒において、その
先端部を下記(a)〜(f)の条件を全て充たすViO
s−f’ gos系のガラスで被覆した脱硝触媒とした
ものである。
(a)  PbOを主成分としない。
(b)  アルカリ金属酸化物を含有しない。
(c)  転移点が400℃を超える。
(中 軟化点が600℃未満である。
(e)  マイイクロビッカース硬さIIVが395以
上である。
(f)熱膨張係数が90X10″″″/℃以下である。
前記脱硝触媒において、前記被覆ガラス中に高融点のセ
ラミックス粉末又は高温軟化ガラス粉末を混入、散在さ
せた方がよい。このセラミックス粉末としてはZnO、
TiO2、SiCSSi、NStew、 MgO、Zr
L又は^120.が有効であり、また高温軟化ガラス粉
末としては、少なくともV2OとP、05を含むガラス
が有効である。
前記脱硝触媒において、触媒の活性物質の具体例として
、T+Ozを主成分とし、M2O3、v、0゜及びWO
,のうちの少なくとも一種以上を含む成分から構成され
たものが挙げられる。
また、上記他の目的を達成するために、本発明では、w
03、BaO及びSb、03のうちの少なくとも二種を
含むV2O5−Pa口、系ガラスであって、その転移点
が400℃を超え、かつ軟化点が600℃未満である脱
硝触媒用被覆ガラスとしたものである。ここで、被覆ガ
ラスは成分として、更にPbO、Ti口3、ZnOおよ
びpc2’sのうちの一種以上を含んでもよい。
また、本発明では、下記(a)〜(f)の条件を全て充
たすVsOs−PaOs系のガラスからなる脱硝触媒用
被覆ガラスとしたものである。
(a)  l’b口を主成分としない。
(b)アルカリ金属酸化物を含有しない。
(c)  転移点が400℃を超える。
(d)軟化点が600℃未満である。
(e)  マイクロビッカース硬さHvが395以上で
ある。
(f)熱膨張係数が90 X 10−’/を以下である
前記脱硝触媒用被覆ガラスにおいて、V2O5が10〜
50wt%、P2O,が15〜35wt%、残部がWO
a 、OaO及びSb3口、のうちの二種以上であり、
ただしP2O,とP2O,の和が30〜70wt%、1
103が45wt%以下、BaOが35wt%以下及び
Sb2O3が33wt!%以下の組成範囲からなるガラ
スが挙げられる。また、成分として更に、PbO、Ti
n5、ZnOおよびI’eaLのうち少なくとも一種以
上を含み、その組成範囲はPb口が20wt%以下、T
t02、ZnO及びPe、口、が各10wt%以下であ
る。
本発明の脱硝触媒は、ダストを多量に含有した排ガス中
の窒S酸化物(N0X)を除去する排ガス脱硝装置に好
適に用いられるものである。特に流速が5 m/sec
以上で、しかもダスト濃度が10 g/Nm3以上であ
る排ガスを処理する排ガス脱硝装置において、有効に用
いることができる。
〔作用〕
本発明の脱硝触媒は、プレート状あるいはハニカム状の
セラミックス触媒であって、その先端部に転移点が40
0℃を超え、かつ軟化点600℃未満の−03、OaO
及び5b20.のうちの少なくとも二種を含むVaOs
JiOs系ガラスを被覆することによって、信頼性と耐
久性を向上または改善することができる。ここで、上記
系のガラスは、成分として更にPb[] 、TI[12
、Zn[l及びPezLのうちの一種以上を含んでも良
い。
上記系のガラスは、化学的安定性が高く、しかもPbO
を主成分とせず、アルカリ金属酸化物も含有しないので
、これらの溶出などによる触媒活性の劣化がほとんどな
い。また、ガラスの転移点が400℃を超えるの1で、
脱硝触媒の使用温度である350〜400℃程度におい
て、はとんど変形や軟化することはない。
さらに、ガラスは軟化点が600℃未満であるので、触
媒の性能を劣化させない600℃未満の温度で、プレー
ト状あるいはハニカム状のセラミックス触媒の先端部に
被覆することができる。
また、ガラスのマイクロビッカース硬さHvが395以
上と高いので、ダストを多く含む排ガスを処理するにあ
たっても、脱硝触媒の先端部は耐摩耗性に優れている。
さらに、ガラスは熱膨張係数が90 X 10−7/℃
以下であるので、セラミックスの活性物質からなる脱硝
触媒の熱膨張係数に合わせることができる。このために
、脱硝触媒に被覆したガラスはクラックやはがれが発生
ずることはほとんどない。
さらに、脱硝触媒に被覆したガラス中に高融点のセラミ
ックス粉末又は高温軟化ガラス粉末を混入、散在するこ
とによって、その部分の耐摩耗性と耐熱性をより向上さ
せることができる。
このセラミックス粉末には、ZnO、Ti口2、SxC
5iJa 、5iOa、MgOs ZrL及び八I20
.が好ましい。
本発明による■口、 、Ban及び5baOsのうちの
二種以上を含むV2ns−PJs系ガラスにおいて、v
2O5は軟化点の低下及びP2O,はガラス化に貢献す
る成分である。また、WO,、BaO及び5bzOaは
機械的性質及び化学的安定性の向上、並びに転移点の上
昇に貢献する成分であり、これらの効果の大きさは機械
的性質ではWOa >OaO>5bzDs 、化学的安
定性では5bJs >OaO>WO2、及び転移点の上
昇ではnao > WOs > Sb2O3である。
上記系のガラスは、v2O5を10〜50wt%、h口
、を15〜35wt%、残部が■2、BaO及びSbs
[laのうちの二種以上からなり、ただしV、0゜とP
2O5の和が30〜70wt%で、WO3が45wt%
以下、BaOが35wt%以下及び5b203が33w
t%以下にする必要がある。
V=Osが50wt%を超えると、化学的安定性が劣化
し、しかも転移点が400℃以下となるために、脱硝触
媒の使用温度でガラスが変形しやすくなり、一方10w
t%未満であると軟化点が上昇し、600℃未満で被覆
ができなくなる。
P2O,が35wt%を超えると、化学的安定性が劣化
し、しかも軟化点が上昇し、600℃未満で被覆ができ
なくなり、一方15wt%未満であると、軟化点以下の
温度で結晶化を起こすため、良好な流動性が得られず、
十分な被覆が不可能である。
さらに、v20.とP2O,の含有量の和が、7QwL
%を超えると、良好な化学的安定性と機械的性質が得ら
れず、一方3Qwt%未渦であると、ガラス化しにくく
なる。110.が45wt%を超えると軟化点が上昇し
、600℃未満で被覆ができなくなる。Da口が35w
t%を超えると、熱膨張係数が大きくなりすぎて、脱硝
触媒のそれに合わなくなる。5baOsが33wt%を
超えると、軟化点以下の温度で結晶化を起こし、良好な
流動性が得られず、十分な被覆が不可能である。
さらにガラス成分として、I’bO、TlO2、ZnO
及びFe2O2のうち少なくとも一種以上を含み、それ
らの限界含有量はPbOが20wt%で、TtO2、Z
nO及びFearsが各10wt%である。 PbO1
T102、ZnO及びFeaLは化学的安定性や機械的
性質をより向上させる働きがあるが、PbOが20wL
%を超えると、熱膨張係数が大きくなりすぎ、Ti0a
、ZnO及びF e x 03が10wL%を超えると
軟化前に結晶化を起こしやすいという問題がある。
本発明の脱硝触媒には、触媒の活性物質としてT+Oa
を主成分とし、MnO2、V2O5及び1103(7)
うちの少なくとも一種を含む成分から構成されたセラミ
ックスが有効に用いられる。このセラミックスは窒素酸
化物(N0x)に対し、優れた触媒活性を示すので、こ
のセラミックスを活性物質として用いた脱硝触媒は脱硝
率が高い。
したがって、本発明の脱硝触媒は、排ガスによる触媒先
端部の摩耗及びガラス成分の溶出による脱硝率の劣化が
すくないため、石炭焚ボイラmm排ガス脱硝装置のよう
にダストを多く含む排ガスを処理する場合に、特に有効
に用いることができる。
石炭焚ボイラー用排ガス脱硝装置では、ダスト濃度が1
0 g/Nm’以上でかつ流速が5 m/sec以上で
ある排ガスを処理する必要があるが、本発明の脱硝触媒
を組み込むと、その信頼性と耐久性が著しく向上できる
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されない。
実施例1 触媒先端部にガラスを被覆した代表的なセラミックス脱
硝触媒を第1図及び第2図に示す。
第1図はプレート状積層脱硝触媒の斜視図、第2図はハ
ニカム状脱硝触媒の斜視図である。図中の1は触媒で、
2はその先端部に被覆したガラスである。
実施例では、触媒の活性物質としてTin5を主成分と
し、MnO2、ViL及び碑口、のうちの少なくとも一
種を含む成分から構成されたものを用い、第1図で示し
たようなプレート状脱硝触媒を作製した。この活性物質
は、600℃以上で触媒活性が劣化するので、触媒の煉
戒並びにガラスの被覆は、600℃未満で行う必要があ
る。
ガラスの被覆方法は、ガラス粉末とバインダー、または
それに高融点のセラミックス粉末を添加したものから、
ガラスペーストを作製し、このペーストを焼成後の脱硝
触媒の先端部につけ、600℃未満で焼き付けることに
よる。
更に好ましくは、焼成前の脱硝触媒にガラスペーストを
つけ、触媒の焼成とガラスの被覆を同時に行うことによ
る。
ガラスの被覆温度は、ガラスの軟化点付近が最も好まし
い。ガラスの被覆温度がガラスの軟化点より低くずぎる
と、十分なガラス被覆ができず、一方高すぎると、ガラ
スが軟化しすぎて、とけ落ちてしまうという問題があっ
た。
実施例に用いた代表的なガラスの組成と特性を第1〜3
表に示す。これらのガラスは、ガラス原料を所定量配合
・混合し、電気炉中で1200〜1400℃で2時間溶
馳させ、この溶蝕物を水中に投入して作製した。また、
比較例に用いた代表的な従来ガラスの組成と特性を第4
表に示す。なお、各ガラスの特性は以下の測定方法によ
って求めた。
(1)転移点及び軟化点 ガラス粉末を測定試料とし、示差熱分析装置を用いて、
空気中、昇温速度10℃/minで転移点及び軟化点を
測定した。ここで、転移点は粘度が約1013”poi
seを示すときの温度で、軟化点は粘度が約1071p
oiseを示すときの温度である。
(2)熱膨張係数 ガラス粉末を型にはめてプレスし、それを軟化点付近の
温度まで加熱し、ガラスブロックを作製した。このガラ
スブロックを5φX 30111Ilの円柱に加工し、
これを測定試料として、熱膨張計を用いて、空気中、昇
温速度5℃/minの条件で、100〜300℃の範囲
の熱膨張係数を求めた。
(3)マイクロビッカース硬さHv ガラス粉末を型にはめてプレスし、それを軟化点付近の
温度まで加熱し、ガラスブロックを作製した。測定面を
研磨し、圧子荷重100gf及び荷重時間1  sec の条件で、 マイク ロビッ カース硬さIlvを測定した。
従来のガラスは第4表かられかるように、PbOを主成
分とするI’bO−[120,系ガラスである。
この系のガラスは、軟化点を600℃未満とするために
PbOを主成分とし、機械的性質や化学的耐久性を向上
させるために、ZnO、^1,0.及び5in2のうち
少なくとも一種以上を含んでいる。
しかし、従来のガラスでは、ダストを多く含む排ガスを
処理する脱硝触媒の先端部に使用するには、硬度などの
機械的性質が劣っていた。さらに、従来のガラスではP
bOを多く含むので、排ガス中で、ガラス内のPbOが
徐々に溶出し、触媒活性を劣化させるという問題があっ
た。
これに対し、本発明のガラスは、第1〜3表から明らか
なように、PbOを主成分とせずに、軟化点を600℃
未満とし、しかも熱膨張係数を触媒のそれに合わせた。
さらに、本発明のガラスは従来のガラスより、硬度など
の機械的性質に優れている。また、転移点が触媒の使用
温度である350〜400℃より高いので、400℃以
下では軟化することなく、安心して用いることができる
。さらに、本発明のガラスは溶融させ、水中に投入して
も、はとんど水により侵されないことから、耐水性など
にも優れている。
このような特性をもつ本発明のガラスは、V、OSを1
0〜50wt%、PJsを15〜35wt%、残部がW
ow 、OaO及びSb、03のうち少なくとも2種以
上である組成からなる。ただし、13口、とP2O,の
含有量の和を30〜70w’t%とし、WO3を45w
t%以下、OaOを35wt%以下、及び5bJaを3
3wt%以下にする必要がある。さらに、ガラス成分と
して、PbO、TiO3、ZnO及びF8aOaのうち
少なくとも1種以上を含有してもよい。ただし、PbO
を20wt%以下、TiO2ZnO及びFea−Oaを
各10wt%以下にする必要がある。
第1〜4表中のガラスを用いて、第1図のようなプレー
ト状脱硝触媒を作製し、ガラスの被覆状況及び耐熱性並
びにガラスが脱硝触媒の性能や摩耗に及ぼす影響につい
て調べた。
実施例2 プレート状脱硝触媒には、550℃で2時間焼成した1
 00ms+x 100mmX1.51IlIIの形状
のものを用いた。その先端部10Il111の部分に第
1〜4表のガラスを各ガラスの軟化点付近の温度で2時
間保持して被覆し、評価用試料を作製した。そして、ま
ずその被覆状況を観察した。
次に、各ガラスにおいて評価用試料を10枚づつ用意し
、これらを模擬排ガスに対し、ガラス被覆部が先頭にな
るように、平行に約7則間隔で10枚設置し、第5表の
条件で、高温n露試験を行った。そして、被覆ガラスの
耐熱性と触媒の脱硝率の変化を調べた。被覆ガラスの耐
熱性は試験後のガラス表面の状態から判断した。
また、触媒の脱硝率は、触媒の入口及び出口の窒素酸化
物(N0x)をケミカルミネッセンス方式で分析し、次
式により求めた。
第5表 次に、各ガラスにおける評価用試料を1枚づつ用意し、
模擬排ガスに対し、ガラス被覆部が先頭になるように、
平行に設置し、第6表の条件で摩耗試験を行った。触媒
の摩耗性は、試験前後の重量から求めた摩耗減量によっ
て評価した。
第6表 上記の結果をまとめて第7〜10表に示す。
第7〜9表は実施例で、第10表は比較例である。
第 表 第 表 第 表 第 10 表 第10表の比較例においてガラスを被覆しない場合、摩
耗減量が非11kに大きいにもかかわらず脱611j率
が初期の段階で大きく、しかもl (11111々間経
過してもその低下が非常に少ないという特長がある。
しかし、この場合の脱硝率の測定で1よ、ダストを含ま
ない模擬排ガスを用いているので、失陥には摩耗減量が
多いほど、触媒中の油性物質の量が少なくなるために脱
硝率が低下する。次に従来ガラスa = rを被覆した
場合には、;1以外のガラスではうまく被覆することが
できたが、aのガラスは熱膨張係数が大きすぎるために
、被覆したガラスにクラックが発生しCいた。ガラス被
覆部の耐熱性は、a ’%’ C及びCのガラスでは模
擬排ガスによって侵食され、変色していた。さらに、a
及びbのガラスは転移点が低いため、ガラスが軟化し、
とけ落ちそうになっCいた。しかし、転移点が高いd及
びfのガラスでは、軟化及び変色はほとんど認められな
か−1た。
従来ガラスを用いた場合の脱硝率は、ガラスを被覆しな
い場合に比較し時間の経過とともに大きく低下した。特
に耐熱性に貧しい11〜(二及びCのガラスを用いた場
合に1よ、その劣化が著しい。触媒の摩耗減量は、ガラ
スを被覆すると少なくなり、しかも硬度が高く、かつ転
移点が高いガラスを被覆するほど、耐摩耗性が向上する
。しかし、従来ガラスでは硬度が小さいため、十分な耐
摩れ性が得られない。
以上より、従来ガラスa = rを触媒先端部の被覆に
用いた脱硝触媒は満足のいくもので1よなかった。これ
ら比較例に対し、第7〜1jに示した実施例では、11
 b Oを主成分とせずに、転移点が400℃を超え、
軟化点がGO(1℃未満で、しかも脱硝触媒の熱膨張係
数に合ったガラスを用いるので、触媒先端部にしっかり
とした被覆ができ、しかもその部分は十分な耐熱性をも
も、さらに脱硝率の劣化がほとんどないと言った長杆な
結果が得られた。また、上記ガラスは峻度も+Qiいの
で、これを触媒先端部に被覆した脱6rj触媒は摩耗減
量が非常に少なく、耐摩耗性にも優れている。
したがって、本発明の脱硝触媒は、信頼性及び耐久性が
高いので石炭焚ボイラmm排ガス脱硝装置のようにダス
トを多量に含む排ガス中の窒素酸化物(NOx)を除去
する脱硝触媒として特に有効に用いることができる。
実施例3 作業工程を減らすためにプレート状脱硝触媒の焼成とそ
の先端部へのガラス被覆を同時に行うことを試みた。触
媒は、その焼成温度が低いと、十分な焼成ができず、摩
耗減量が大きくなることが知られている。そこで、実施
例2と同様に触媒の焼成条件を550℃、2時間とした
このために、被覆に用いるガラスは特に軟化点が550
℃近傍のものを第1〜4表中から選んで用いた。評価用
試料の形状並びに評価法は実施例2と同様である。結果
を第11表に示す。
この表には耐熱性の結果を示さないが、実施例2と同様
な結果が得られた。
第11表 従来ガラスc −fを用いた比較例の脱硝触媒は実施例
2の場合より被覆状況、脱硝率及び摩耗減量に関して悪
い結果が得られた。これは触媒が焼成する段階でいろい
ろな種類のガスが発生し、ガラスが侵食されたり、触媒
の焼成温度とガラスの被覆温度のマツチングが悪いため
である。これに対し、実施例の脱硝触媒では、実施例2
と同様に良好な結果が得られた。
したがって、本発明の脱硝触媒は、触媒の焼成とその先
端部のガラス被覆を同時′に行っても、特性の劣化が生
ずることがないので、工程の低減を図ることができる。
実施例4 脱硝触媒の耐摩耗性及びガラス被覆部の耐熱性をより向
上させるために、高融点のセラミックス粉末を被覆ガラ
ス中に混入、散在させた。
実施例にはZnO、TtOs  、StCs 5IaN
<、Sin、  、MgO、ZrO,及び^l2O5の
セラミックス粉末を用いた。また、被覆ガラスとしては
、発明ガラス12及び41を用いた。評価用試料の作製
は、これらのセラミックス粉末をそれぞれ10wt%添
加したガラスペーストを焼成前のプレート状触媒の先端
部につけ、実施例3の場合と同様に、550℃、2時間
で触媒の焼成とガラスの被覆を同時に行った。評価用試
料の形状並びに評価法は実施例2と同様である。結果を
第12表に示す。この表には耐熱性の結果を示していな
いが、各実施例において良好な結果が得られている。
第 2 表 この表から明らかなように、被覆ガラス12中に高融点
のセラミックス粉末を混入、散在させることによって、
触媒の耐摩耗性は向上し、しかも脱硝率の劣化はほとん
どない。41のガラスのみで、被覆した場合には、被覆
温度がこのガラスの軟化点より高いため、ガラスが軟化
しすぎ、十分な被覆ができなかった。このため、摩耗減
量が実施例2の場合より大きかった。しかし、セラミッ
クス粉末を添加すると、軟化が抑制されるために、十分
な被覆ができ、さらに耐摩耗性が向上する。また、脱硝
率に関しては、その劣化はほとんど認められない。
以上より、本発明の被覆ガラス中に高融点のセラミック
ス粉末を混入、散在させることによって、脱硝触媒の耐
摩耗性をより向上できることがわかった。また、実施例
に用いた以外の高融点のセラミックス粉末、または高融
点のガラス粉末を添加した場合にも同様な効果が得られ
るものと推察される。
実施例5 実施例4と同様に、脱硝触媒の耐摩耗性及びガラス彼覆
部の耐熱性をより向上させるために、高温軟化ガラス粉
末を被覆ガラス中に混入、散在させた。実施例ニ117
01(bー201’ 20s−10V−Osガラス(w
t%)及び石英ガラスの粉末を用いた。
両ガラスとも軟化点が高く、600℃未満では軟化する
ことはない。
また、被覆ガラスとしては、第1〜3表の発明ガラスの
中で最も軟化点が低い36のガラスを用いた。評価用試
料の作製は、これらの高温軟化ガラス粉末を10〜50
wt%添加したガラスペーストを焼成前のプレート状触
媒の先端部につけ、実施例3の場合と同様に550℃、
2時間で触媒の焼成とガラスの被覆を同時に行った。評
価用試料の形状並びに評価法1よ実施例2と同様である
。結果を第13表に示す。
この表には耐熱性の結果を示していないが、各実施例に
おいて良好な結果が得られている。
添加物を使用しない場合では、36のガラスの軟化点が
被覆温度に比較し低すぎるため、ガラスが軟化しすぎ、
十分な被覆ができなかった。
このため、摩耗減量が実施例2の場合より大きかった。
添加物としテア0W03−201’20S−10V、0
5ガラス粉末を使用した場合、19wt%の添加では十
分な被覆ができず、摩耗減量が大きかったが、20〜5
0wt%の添加では十分な被覆ができ、摩耗減量を著し
く低下させることができた。しかも、脱硝率に与える悪
影響はなかった。
さらに、この種の高温軟化ガラスは、本発明のガラスと
ぬれ性がよ<、シかも適度なガラス化反応を起こすので
、添加物としては非命に好ましい。
添加物として石英ガラス粉末を使用した場合には、その
添加量が10〜50wt%であると、脱硝率を低下させ
ることなく、十分な被覆ができるが、その添加量が40
wt%以上と多すぎると、接着力が弱くなり、摩耗減量
が大きくなってしまう。このため、高温軟化ガラス粉末
の添加量は、これを添加した被覆ガラスの波頂状況及び
接着力を考慮して決める必要がある。また、実施例4で
脱硝した高融点のセラミックス粉末の添加量についても
同様なことが言える。
以上より、本発明の被覆ガラス中に高温軟化ガラス粉末
を適当量混入、散在させることによって、脱硝触媒の耐
摩耗性をより向上できることがわかった。また、実施例
に用いた以外の高温軟化ガラス粉末を添加した場合にも
同様な効果がある程度得られるものと推察される。
〔発明の効果〕
°本発明によれば、プレート状あるいはハニカム状の脱
硝触媒の先端部に、転移点が400℃を超え、しかも軟
化点が600℃未満の1103、OaO及び5bsOs
のうち少なくとも1種を含むV2O5−P2es系ガラ
スを被覆することによって、触媒性能を劣化させること
なく維持し、耐摩耗性を著しく向上した脱硝触媒を提供
することができる。このため、本発明の脱硝触媒は、石
炭焚ボイラー用排ガス脱硝装置のようにダストを多量に
含む排ガスを処理する場合に特に有効に用いることがで
きる。
上記ガラスは、熱膨張係数が90X10−’/℃以下で
あるのでTin、系触媒活性物のそれに合わせることが
でき、しかもこの触媒活性物質の脱硝率を低下させない
600℃未満の温度で軟化するのでプレート状あるいは
ハニカム状の脱硝触媒の先端部にしっかりとした被覆が
できる。さらに、脱硝触媒の使用温度である350〜4
00℃より高い転移点を持つので、ガラス被覆部の耐熱
性が高い。
特に上記ガラスにおいて注目する点は、PbOを主成分
とせず、しかもアルカリ酸化物を含有しないので、触媒
性能を劣化させる心配がない。
さらに注目する点に、マイクロビッカース硬さHvが3
95以上と高いので、脱硝触媒の耐摩耗性を向上させる
ことができる。また、上記ガラスには、ガラス成分とし
て更に、PbO、TiO*、ZnO及びl?esLのう
ち少なくとも一種以上を含むことによって、機械的性質
や化学的安定性をより向上させることができる。
また、脱硝触媒の先端部に被覆した上記ガラス中に高融
点のセラミックス粉末又は軟化点が600℃以上のガラ
ス粉末を混入、散在させることによって、触媒の耐摩耗
性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は触媒先端部にガラスを被覆した代表的なプレー
ト状82層脱硝触媒の斜視図、第2図は触媒先端部にガ
ラスを被覆した代表的なハニカム状脱硝触媒の斜視図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プレート状あるいはハニカム状セラミックス触媒に
    おいて、その先端部を、転移点が400℃を超え、かつ
    軟化点が600℃未満であるWO_3、BaO、及びS
    b_2O_3のうちの少なくとも一種を含むV_2O_
    5−P_2O_5系のガラスで被覆した脱硝触媒。 2、請求項1記載において、被覆ガラスは更に成分とし
    てPbO、TiO_2、ZnO及びFe_2O_3から
    選ばれた一種以上を含むことを特徴とする脱硝触媒。 3、プレート状あるいはハニカム状セラミックス触媒に
    おいて、その先端部を下記(a)〜(f)の条件を全て
    充たすV_2O_5−P_2O_5系のガラスで被覆し
    た脱硝触媒。 (a)PbOを主成分としない。 (b)アルカリ金属酸化物を含有しない。 (c)転移点が400℃を超える。 (d)軟化点が600℃未満である。 (e)マイイクロビッカース硬さHvが395以上であ
    る。 (f)熱膨張係数が90×10^−^7/℃以下である
    。 4、請求項1〜3のいずれか1項記載において、被覆ガ
    ラス中に高融点のセラミックス粉末又は高温軟化ガラス
    粉末を混入、散在することを特徴とする脱硝触媒。 5、請求項4記載において、セラミックス粉末がZnO
    、TiO_2、SiC、Si_3N_4、SiO_2、
    MgO、ZrO_2又はAl_2O_3から選ばれた一
    種以上であることを特徴とする脱硝触媒。 6、請求項4記載において、高温軟化ガラス粉末が少な
    くともWO_3とP_2O_5を含むガラスであること
    を特徴とする脱硝触媒。 7、請求項1〜6のいずれか1項記載において、プレー
    ト状あるいはハニカム状セラミックス触媒の活性物質が
    、TiO_2を主成分とし、MoO_3、V_2O_5
    及びWO_3のうちの少なくとも一種を含む成分からな
    ることを特徴とする脱硝触媒。 8、WO_3、BaO及びSb_2O_3のうちの少な
    くとも二種を含むV_2O_5−P_2O_5系ガラス
    であって、その転移点が400℃を超え、かつ軟化点が 600℃未満である脱硝触媒用被覆ガラス。 9、請求項8記載において、成分として更にPbO、T
    iO_2、ZnOおよびFe_2O_3から選ばれた一
    種以上を含むことを特徴とする脱硝触媒用被覆ガラス。 10、下記(a)〜(f)の条件を全て充たすV_2O
    _5−P_2O_5系のガラスからなる脱硝触媒用被覆
    ガラス。 (a)PbOを主成分としない。 (b)アルカリ金属酸化物を含有しない。 (c)転移点が400℃を超える。 (d)軟化点が600℃未満である。 (e)マイイクロビッカース硬さHvが395以上であ
    る。 (f)熱膨張係数が90×10^−^7/℃以下である
    。 11、V_2O_5が10〜50wt%、P_2O_5
    が15〜35wt%で、残部がWO_3、BaO及びS
    b_2O_3のうちの二種以上であり、そして上記にお
    いてV_2O_5とP_2O_5の和が30〜70wt
    %、WO_3が45wt%以下、BaOが35wt%以
    下及びSb_2O_3が33wt%以下の組成範囲から
    なる脱硝触媒用被覆ガラス。 12、請求項11記載において、成分として更に、Pb
    O、TiO_2、ZnOおよびFe_2O_3のうちの
    一種以上を含み、その組成範囲はPbOが20wt%以
    下、TiO_2、ZnO、及びFe_2O_3が各10
    wt%以下であることを特徴とする脱硝触媒用被覆ガラ
    ス。 13、請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱硝触媒を
    、ダストを多く含有した排ガス中に配備したことを特徴
    とする排ガス脱硝装置。 14、請求項13記載において、排ガスの流速が5m/
    sec以上、かつ排ガス中のダスト濃度が10g/Nm
    ^3以上であることを特徴とする排ガス脱硝装置。
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