JPH03125738A - 耐座屈型免震支承 - Google Patents

耐座屈型免震支承

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Publication number
JPH03125738A
JPH03125738A JP26227289A JP26227289A JPH03125738A JP H03125738 A JPH03125738 A JP H03125738A JP 26227289 A JP26227289 A JP 26227289A JP 26227289 A JP26227289 A JP 26227289A JP H03125738 A JPH03125738 A JP H03125738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
holes
buckling
sectional area
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26227289A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Kawamura
河村 壮一
Tatsuo Mogami
最上 達雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP26227289A priority Critical patent/JPH03125738A/ja
Publication of JPH03125738A publication Critical patent/JPH03125738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴムと鋼板とを厚さ方向に交互に積層した積層
ゴム免震支承に係るものである。
(従来の技術) 従来使用されている積層ゴム型の免震支承は第9図及び
第1θ図に示すように、同免震支承(a)の上下を被免
震体囚及び基[(B)に定着板(ロ)を介して固定する
か、或いは第11図に示すように一端にすべり材(C)
とすべり板(d)とよりなるすべり機構を設けて設置さ
れている。
この場合、ゴム及び鋼板は断面方向にも一様に連続して
いる。支持荷重が小さい場合には、所期の免震性能を得
るために、厚さに比して断面積が小さく、従って径が小
さくなり、支承のアスペクト比(高さ7幅の比)が大き
くなって、座屈し易くなる。(第13図参照)これは被
免震体の安定性を…なうことになり、由々しき問題とな
る。
一方、最近この問題に対処するため、複数の積層ゴム(
e)を断面方向に鋼製連結板(f)で結合し、耐座屈性
能を高めた多段VI層ゴムが提案されている。
(第12図参照)図中(6)は各積層ゴム(a)の定着
板、(ロ)はボルト、Q)は空隙である。
(発明が解決しようとする課B) 従来の積層ゴムでは前述のように、軽荷重に対してアス
ペクト比が太き(なり、座屈し易い。
また多段積層ゴムでは、複数の積層ゴムを断面方向に鋼
板で結合するため、製作が容易でなく、コストが嵩む。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、座屈に対する抵抗力が
大で、しかも構造が簡単で製作が容易な免震支承を提供
する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため本発明に係る耐座屈型免震支
承は、ゴムと鋼板とを厚さ方向に交互に積層してなる積
層ゴム支承において、同支承の厚さ方向に孔を設けて構
成され、同一断面でより大きな断面二次モーメントを有
するようにしたものである。
(作用) 本発明によれば前記したように、ゴムと鋼)反とを厚さ
方向に交互に積層してなる積層ゴム支承の厚さ方向に孔
を設けたことによって、同支承の断面積が同じ場合、無
孔の従来の積層ゴム支承の場合に比して、支承全体の径
が大きくなり、支承のアスペクト比がより小さくなり、
そにれ伴って断面二次モーメントも大きくなり、曲げ変
形し難く、且つ座屈に対する抵抗力も増大する。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図及び第2図に示す実施例において、(1)はゴム
と鋼板とを厚さ方向に交互に積層してなる円形断面の積
層ゴム支承、(2)は同支承(1)の上下端に取付けら
れ、被免震体及び基礎に夫々取付けられる定着板で、前
記積層ゴム支承(1)及び定着板(2)に亘って、支承
の厚さ方向に亘って所要数の円形断面の孔(3)が貫通
されている。
次に前記実施例に示した免震支承の作用、効果について
説明する。
積層ゴム支承を用いた場合の被免震体の固有周期Tは次
式で表わされる。
σ。:積層ゴム支承の許容圧縮応力度 G :積層ゴム支承のセん新作性係数 g ;重力加速度 1 :ゴム厚 またこのときの前記支承の断面積Aは次式で表わされる
A=W/σ。
ここに W;被免震体の重量 である。
従って被免震体の重量が軽い場合には、支承の断面積A
が小さくなる。
一方、所定の免震効果を得るためには必然的にゴム厚!
はある厚さを確保せざるを得ず、免震支承は断面積、あ
るいは径に対して高さが大きなアスペクト比の大きな形
状となる。(第12図参照)而して積層ゴム支承(1)
に孔(3)を貫通した前記実施例に示ず免震支承は、ゴ
ム部断面積が同一の場合でも、無孔の場合に比して支承
全体の径が大きくなり、これに伴って支承の断面二次モ
ーメントも大きくなるので、曲げ変形し難く、且つ座屈
に対する抵抗力も増大する。
なお前記実施例に示す免震支承の製作に際しては、一体
成型した単一の積層ゴム支承に縦断方向に穿孔するか、
あるいは成型時に孔を形成するような簡単な形状の型枠
を設ければよく、従って複数の積層ゴム支承を形成して
、これらを複数枚の鋼板で横断面方向に結合する前記従
来の多段積層ゴムに比して、製作が容易になる。
第3図及び第4図は本発明の他の実施例を示し、方形断
面の積層ゴム支承(1)に、同支承(1)の厚さ方向に
亘って所要数の方形断面の孔(3)が貫通されている。
なお定着板(2)には孔(3)が設けられていなくても
よい6 (第7図及び第8図参照) 第5図及び第6図はすべり方式を併用した場合に本発明
を適用した実施例を示し、図中(4)はすべり材、(5
)はすべり板を示す。
その他、図中前記各実施例と均等部分には同一符号が附
されている。
(発明の効果) 本発明に係る免震支承は前記したように、積層ゴム支承
の厚さ方向に孔を設けたことによって、積層ゴム部断面
積が同し場合でも、無孔の場合に比して支承全体の径が
大きくなり、これに伴って断面二次モーメントも大きく
なるので曲げ変形し難く、且つ座屈に対する抵抗力が増
大する。
また本発明によれば、一体成型した単一の積層ゴム支承
に縦断方向に穿孔するか、あるいは成型時に孔を形成す
るような簡易な形状の型枠を設けることによって、前記
従来の多段積層ゴム支承に比して製作が容易になり、製
作コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明に係る耐座屈型免震支承
の一実施例を示す縦断面図並に横断平面図、第3図及び
第4図は夫々本発明の他の実施例を示す縦断面図並に横
断平面図、第5図及び第6図は夫々本発明の更に他の実
施例を示す縦断面図並に横断平面図、第7図及び第8図
は夫々本発明の更に他の各実施例を示す縦断面図、第9
図は従来の免震支承の一例を示す正面図、第10図はそ
の要部拡大図、第11図及び第12図は夫々従来の免震
支承の他の各偶を示す正面図、第13図及び第14図は
荷重による免震支承のプロポーションの変化を示す説明
図で、第13図は高荷重用、第14図は軽荷重用免震支
承を示す。 (11・・・積層ゴム支承、 (2)・・・孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴムと鋼板とを厚さ方向に交互に積層してなる積層ゴム
    支承において、同支承の厚さ方向に孔を設けてなり、同
    一断面積でより大きな断面二次モーメントを有せしめた
    ことを特徴とする耐座屈型免震支承。
JP26227289A 1989-10-09 1989-10-09 耐座屈型免震支承 Pending JPH03125738A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26227289A JPH03125738A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 耐座屈型免震支承

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JP26227289A JPH03125738A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 耐座屈型免震支承

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JPH03125738A true JPH03125738A (ja) 1991-05-29

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JP26227289A Pending JPH03125738A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 耐座屈型免震支承

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JP (1) JPH03125738A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0790942A (ja) * 1993-09-24 1995-04-04 Kajima Corp 免震装置
JP2006226431A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The 免震構造体
JP5009431B1 (ja) * 2011-09-13 2012-08-22 株式会社ダイナミックデザイン 免震構造用水平復元ばね装置の構築方法
JP2016080051A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 オイレス工業株式会社 免震支持装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899538A (ja) * 1981-12-03 1983-06-13 Unitika Ltd 免震装置
JPH0123504B2 (ja) * 1986-11-28 1989-05-02 Dainippon Toryo Kk

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