JPH094132A - 柱 材 - Google Patents
柱 材Info
- Publication number
- JPH094132A JPH094132A JP15172795A JP15172795A JPH094132A JP H094132 A JPH094132 A JP H094132A JP 15172795 A JP15172795 A JP 15172795A JP 15172795 A JP15172795 A JP 15172795A JP H094132 A JPH094132 A JP H094132A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- base material
- concrete base
- reinforcing
- concrete
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- Pending
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築資材として好適に用いることが可能な強
度特性に優れた柱材を提供する。 【構成】 柱状のコンクリ−ト基材１０３と前記コンク
リ−ト基材１０３の側面を覆う補強材１０５とからなる
柱材１０１であって、前記コンクリ−ト基材１０３には
柱材１０１の軸方向を長手方向とするリブ１０７が形成
されており、補強材１０５は、前記コンクリ−ト基材１
０３の側面に密着状に設置されている。
度特性に優れた柱材を提供する。 【構成】 柱状のコンクリ−ト基材１０３と前記コンク
リ−ト基材１０３の側面を覆う補強材１０５とからなる
柱材１０１であって、前記コンクリ−ト基材１０３には
柱材１０１の軸方向を長手方向とするリブ１０７が形成
されており、補強材１０５は、前記コンクリ−ト基材１
０３の側面に密着状に設置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は柱材に関する発明であ
り、特に強度特性が重視される建築資材として好適に使
用可能な柱材に関する。
り、特に強度特性が重視される建築資材として好適に使
用可能な柱材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築資材に用いられる柱材として
は、図２に示すように、例えばコンクリ−ト等によって
円柱状の柱体１を形成し、強度を確保するために中に鉄
筋９を所定本数埋設するといった、いわゆる鉄筋コンク
リ−ト構造のものが知られていた。そして、かかる構造
を採用することにより、鉄筋には主として引っ張り応力
を分担させ、コンクリ−トには圧縮応力を分担させ、強
度特性を向上させていた。
は、図２に示すように、例えばコンクリ−ト等によって
円柱状の柱体１を形成し、強度を確保するために中に鉄
筋９を所定本数埋設するといった、いわゆる鉄筋コンク
リ−ト構造のものが知られていた。そして、かかる構造
を採用することにより、鉄筋には主として引っ張り応力
を分担させ、コンクリ−トには圧縮応力を分担させ、強
度特性を向上させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の鉄筋コンクリ−ト構造の柱材１においては、通
常コンクリ−トの比強度（比重に対する強度）が比較的
小さいため、柱材全体として死荷重の大きい構造となっ
てしまい易い。一方、地震のように建築構造物に大きな
外力が作用するような不測の事態等を考慮するならば、
建築資材の強度特性を一層向上させ、建築構造物の安全
性を高めることは急務の問題であるといえる。
た従来の鉄筋コンクリ−ト構造の柱材１においては、通
常コンクリ−トの比強度（比重に対する強度）が比較的
小さいため、柱材全体として死荷重の大きい構造となっ
てしまい易い。一方、地震のように建築構造物に大きな
外力が作用するような不測の事態等を考慮するならば、
建築資材の強度特性を一層向上させ、建築構造物の安全
性を高めることは急務の問題であるといえる。
【０００４】そこで本発明は、建築資材として好適に用
いることが可能な強度特性に優れた柱材を提供すること
を課題とする。
いることが可能な強度特性に優れた柱材を提供すること
を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明では以下の手段を講じている。請求項１
の発明は、柱状のコンクリ−ト基材と前記コンクリ−ト
基材の側面を覆う補強材とからなる柱材であって、前記
コンクリ−ト基材には柱材の軸方向を長手方向とするリ
ブが形成されており、補強材は、前記コンクリ−ト基材
の側面に密着状に設置されていることを特徴とする柱材
である。請求項２の発明は、コンクリ−ト基材は鉄筋コ
ンクリ−トによって、補強材は鋼材によって構成されて
いることを特徴とする請求項１に記載の柱材である。
ために、本発明では以下の手段を講じている。請求項１
の発明は、柱状のコンクリ−ト基材と前記コンクリ−ト
基材の側面を覆う補強材とからなる柱材であって、前記
コンクリ−ト基材には柱材の軸方向を長手方向とするリ
ブが形成されており、補強材は、前記コンクリ−ト基材
の側面に密着状に設置されていることを特徴とする柱材
である。請求項２の発明は、コンクリ−ト基材は鉄筋コ
ンクリ−トによって、補強材は鋼材によって構成されて
いることを特徴とする請求項１に記載の柱材である。
【０００６】
【作用】請求項１の発明によれば、コンクリ−ト基材に
は柱材の軸方向を長手方向とするリブが形成されてお
り、このリブがコンクリ−ト基材自体の強度特性を向上
させることになる。さらにかかるコンクリ−ト基材の側
面に密着状に設置された補強材についても、必然的に柱
材の軸方向を長手方向とするリブが形成されることにな
り、相乗的に柱材の強度特性を向上させることになるも
のである。請求項２の発明によれば、コンクリ−ト基材
は鉄筋コンクリ−トによって、補強材は鋼材によって構
成されているため、請求項１に記載の柱材の強度特性を
一層向上させることとなる。
は柱材の軸方向を長手方向とするリブが形成されてお
り、このリブがコンクリ−ト基材自体の強度特性を向上
させることになる。さらにかかるコンクリ−ト基材の側
面に密着状に設置された補強材についても、必然的に柱
材の軸方向を長手方向とするリブが形成されることにな
り、相乗的に柱材の強度特性を向上させることになるも
のである。請求項２の発明によれば、コンクリ−ト基材
は鉄筋コンクリ−トによって、補強材は鋼材によって構
成されているため、請求項１に記載の柱材の強度特性を
一層向上させることとなる。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、建築資材として好適に
用いることが可能な強度特性に優れた柱材が提供される
こととなった。
用いることが可能な強度特性に優れた柱材が提供される
こととなった。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を具現化した一実施例である柱
材１０１について、以下図１を参照しながら説明する。
材１０１について、以下図１を参照しながら説明する。
【０００９】本実施例の柱材１０１は、コンクリ−ト基
材１０３および補強材１０５によって構成されている。
コンクリ−ト基材１０３は、本実施例の柱材１０１の主
体をなす部材であり、本実施例では円柱状に形成される
とともに、その外表面には柱材１０１の軸方向Ｘを長手
方向とするリブ１０７が形成されている。リブ１０７は
柱材１０１の強度特性，特に柱材１０１断面における剪
断応力に対する強度特性の向上を可能とする部材であ
る。コンクリ−ト基材１０３の内部には鉄筋１０９が適
数本埋設されており、強度特性の向上を補佐する構造と
されている。
材１０３および補強材１０５によって構成されている。
コンクリ−ト基材１０３は、本実施例の柱材１０１の主
体をなす部材であり、本実施例では円柱状に形成される
とともに、その外表面には柱材１０１の軸方向Ｘを長手
方向とするリブ１０７が形成されている。リブ１０７は
柱材１０１の強度特性，特に柱材１０１断面における剪
断応力に対する強度特性の向上を可能とする部材であ
る。コンクリ−ト基材１０３の内部には鉄筋１０９が適
数本埋設されており、強度特性の向上を補佐する構造と
されている。
【００１０】勿論、コンクリ−ト基材１０３の断面形状
は円形に限定されるものではなく、例えば楕円，多角形
等任意に採用し得るものである。また、リブ１０７の形
状・数についても任意であり、柱材１０１の断面積，長
さ等に応じて適宜の形状・数を採用し得る。
は円形に限定されるものではなく、例えば楕円，多角形
等任意に採用し得るものである。また、リブ１０７の形
状・数についても任意であり、柱材１０１の断面積，長
さ等に応じて適宜の形状・数を採用し得る。
【００１１】補強材１０５は、本実施例の柱材１０１の
強度特性を向上させるべく、コンクリ−ト基材１０３の
側面に設置される部材であり、本実施例では鋼材によっ
て形成されている。この補強材１０５の材質・厚さ等に
ついても特に限定されるものではなく、柱材１０１の形
状，寸法等，あるいは要求される柱材１０１の強度当に
応じて任意に選択され得るものである。
強度特性を向上させるべく、コンクリ−ト基材１０３の
側面に設置される部材であり、本実施例では鋼材によっ
て形成されている。この補強材１０５の材質・厚さ等に
ついても特に限定されるものではなく、柱材１０１の形
状，寸法等，あるいは要求される柱材１０１の強度当に
応じて任意に選択され得るものである。
【００１２】さて、補強材１０５はコンクリ−ト基材１
０３の側面に密着状に設置されている。従って、コンク
リ−ト基材１０３と同様に、柱材の軸方向Ｘを長手方向
とするリブ１０７ａが形成されることとなる。
０３の側面に密着状に設置されている。従って、コンク
リ−ト基材１０３と同様に、柱材の軸方向Ｘを長手方向
とするリブ１０７ａが形成されることとなる。
【００１３】上記のように本実施例の柱材１０１が形成
される。かかる構造を有する柱材１０１によれば、柱材
１０１の軸方向Ｘを長手方向とするコンクリ−ト基材１
０３のリブ１０７によって、コンクリ−ト基材１０３自
体の強度特性を向上させることが可能である。また、コ
ンクリ−ト基材１０３の側面に密着状に設置された補強
材１０５についても、必然的に柱材１０１の軸方向Ｘを
長手方向とするリブ１０７ａが形成されることになり、
相乗的に柱材１０１の強度特性を向上させることにな
る。コンクリ−ト基材１０３内には鉄筋１０９が埋設さ
れているため、柱材１０１の強度特性は一層向上される
こととなる。
される。かかる構造を有する柱材１０１によれば、柱材
１０１の軸方向Ｘを長手方向とするコンクリ−ト基材１
０３のリブ１０７によって、コンクリ−ト基材１０３自
体の強度特性を向上させることが可能である。また、コ
ンクリ−ト基材１０３の側面に密着状に設置された補強
材１０５についても、必然的に柱材１０１の軸方向Ｘを
長手方向とするリブ１０７ａが形成されることになり、
相乗的に柱材１０１の強度特性を向上させることにな
る。コンクリ−ト基材１０３内には鉄筋１０９が埋設さ
れているため、柱材１０１の強度特性は一層向上される
こととなる。
【図１】本実施例の柱材１０１の構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】従来の柱材１の構造を示す斜視図である。
１０１ 柱材 １０３ コンクリ−ト基材 １０５ 補強材 １０７ リブ溝 １０９ 鉄筋
Claims (2)
- 【請求項１】 柱状のコンクリ−ト基材と前記コンクリ
−ト基材の側面を覆う補強材とからなる柱材であって、
前記コンクリ−ト基材には柱材の軸方向を長手方向とす
るリブが形成されており、補強材は、前記コンクリ−ト
基材の側面に密着状に設置されていることを特徴とする
柱材。 - 【請求項２】 コンクリ−ト基材は鉄筋コンクリ−トに
よって、補強材は鋼材によって構成されていることを特
徴とする請求項１に記載の柱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15172795A JPH094132A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 柱 材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15172795A JPH094132A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 柱 材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094132A true JPH094132A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15524975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15172795A Pending JPH094132A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 柱 材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094132A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003090012A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Toko Tekko Kk | 波形鋼材による橋脚補強構造 |
| CN103015632A (zh) * | 2012-12-09 | 2013-04-03 | 中国矿业大学 | 一种波纹钢板约束混凝土组合柱及其制作方法 |
| CN106894577A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-06-27 | 华侨大学 | 一种带肋强约束矩形轮廓钢管混凝土柱结构 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15172795A patent/JPH094132A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003090012A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Toko Tekko Kk | 波形鋼材による橋脚補強構造 |
| CN103015632A (zh) * | 2012-12-09 | 2013-04-03 | 中国矿业大学 | 一种波纹钢板约束混凝土组合柱及其制作方法 |
| CN106894577A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-06-27 | 华侨大学 | 一种带肋强约束矩形轮廓钢管混凝土柱结构 |
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