JPS6011135Y2 - 高反力用ゴム支承 - Google Patents

高反力用ゴム支承

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JPS6011135Y2
JPS6011135Y2 JP3198682U JP3198682U JPS6011135Y2 JP S6011135 Y2 JPS6011135 Y2 JP S6011135Y2 JP 3198682 U JP3198682 U JP 3198682U JP 3198682 U JP3198682 U JP 3198682U JP S6011135 Y2 JPS6011135 Y2 JP S6011135Y2
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JP
Japan
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rubber
layer
rubber layer
bearing
rubber bearing
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JP3198682U
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JPS58140205U (ja
Inventor
惣一郎 清水
Original Assignee
東京フアブリツク工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は長大橋梁を支承する高反力用ゴム支承に関す
るものである。
従来、橋梁支承用ゴム支承としては、第1図および第2
図に示すように均一厚さのゴム層1の上下両面に、鋼板
その他の硬質材料層2を焼付は等により一体に積層し、
その硬質材料層2の表面に、ゴム層1よりも軟質のゴム
製被膜4を焼付は等により一体に積層したものが用いら
れている。
そしてゴム支承におけるゴム層の許容圧縮応力は50〜
55kg/ cA程度に制限されるので、橋梁支承部の
荷重に比例してゴム支承の面積を広くする必要がある。
一方、ゴム支承に圧縮力を加えた場合、ゴム層1の局面
は自由空間に面していて膨出変形するのでゴム支承の周
辺部は比較的容易に圧縮されるが、ゴム層の中間部は横
方向の変形が拘束されているので、ゴム層の周辺部より
も中間部に大きな圧縮応力が作用する。
例えば平面寸法200rm正方形、ゴム層1の厚さ16
m、硬質材料層(鋼板)2の高さ1.6wn 、ゴム製
被膜4の厚さ37F+771のゴム支承に圧縮荷重を加
えて圧縮応力分布状況を調べると第3図に示すような結
果が得られる。
第3図かられかるように、ゴム支承の周縁部Sから中央
部Cに向かって圧縮応力が急激に大きくなり、圧縮応力
の差はゴム支承の面積が広くなる程大きくなる。
また前述のようにゴム層の許容圧縮応力は50〜55k
g/al程度に抑えられるので、長大橋梁用ゴム支承の
場合は、その面積を相当大きくする必要がある。
しかしながら、ゴム支承の面積をあまり大きくすると、
不経済であるばかりでなく橋梁が伸縮する際のゴム層の
剪断抵抗が過大になるという問題がある。
この考案は前述の問題を有利に解決した高反力用ゴム支
承を提供することを目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第4図および第5図はこの考案の第1実施例を示すもの
であって、広さが異なる3層の4角形軟質ゴム単位層3
A〜3Cが同心的に積層されると共に、ゴム支承厚さ方
向の一方に最も広い軟質ゴム単位層3Aが位置しかつ他
方に最も狭い軟質ゴム単位層3Cが位置するように積層
され、さらに各軟質ゴム単位層3A〜3Cには、4角形
の外形を有する硬質ゴム単位層IA〜ICにおける4角
形孔が嵌合されている。
積層された軟質ゴム単位層および硬質ゴム単位層の両面
に、鋼板からなる硬質材料層2およびゴム製被膜4が順
次積層され、前記各軟質ゴム単位層3A〜3G、硬質ゴ
ム単位層IA〜1C1硬質材料層2およびゴム製被膜4
は、焼付け(加圧、加熱)により一体に結合され、前記
各軟質ゴム単位層3A〜3Cにより段付き硬質ゴム層3
が構成され、かつ前記各硬質ゴム単位層IA〜ICによ
り硬質ゴム層1が構成されている。
第6図はこの考案の第2実施例を示すものであって、最
も広い軟質ゴム単位層3Aがゴム支承厚さ方向の中間に
配置されているが、その他の構成は第1実施例の場合と
同様である。
なお前記ゴム層1としては例えば硬度約60’、軟質ゴ
ム層3としては例えば硬度約50’〜55°、ゴム製被
膜4としては例えば硬度約40°のものを使用する。
またこの考案は2つのゴム層と3つの硬質材料層とを交
互に重ねて一体に積層したゴム支承にも実施することが
できる。
この考案を実施する場合、段付き硬質ゴム層3を構成す
る広さの異なる軟質ゴム単位層の数を4層以上にしても
よい。
また軟質ゴム単位層の形状は円形であってもよい。
この考案によれば、ゴム層1の両面に硬質材料層2が積
層されて一体に固着されているゴム支承において、前記
ゴム層1におけるゴム支承中央側に、そのゴム層1より
も軟質の軟質ゴム層3が埋設されているので、ゴム支承
の周辺側のばね定数よりもゴム支承の中央側のばね定数
が低くなり、かつ前記軟質ゴム層3はゴム層1と等厚で
あるので、ゴム層1の片面または両面に凹部を設けてそ
の凹部に軟質ゴム層を充填する場合に比べて、ゴム支承
の中央側のばね定数が相当低くなり、そのためゴム支承
の中間部を容易に圧縮変形させることができるのでゴム
支承の周辺部と中間部との圧縮応力の差を相当小さくす
ることができ、したがって、ゴム支承を経済的に製作す
ることができ、また特にこの考案の場合は、広さの異な
る複数の軟質ゴム単位層が積層されることにより段付き
軟質ゴム層3が構成されているので、ゴム層1と軟質ゴ
ム層3との境界付近でゴム支承のばね定数を徐々に変化
させることができ、そのためゴム層1と軟質ゴム層3と
の間で圧縮応力が急激に変化するのを防止できる等の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のゴム支承の一例を示す斜視図、第2図は
その一部の拡大断面図、第3図は従来のゴム支承の圧縮
応力分布状態を示す図である。 第4図はこの考案の第1実施例の高反力用ゴム支承を示
す平面図、第5図はそのA−A線拡大断面図、第6図は
この考案の第2実施例に係る高反力用ゴム支承を示す断
面図である。 図において、1はゴム層、2は硬質材料層、3は段付き
軟質ゴム層、3A〜3Cは軟質ゴム単位層、4はゴム製
被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム層1の両面に硬質材料層2が積層されて一体に固着
    されているゴム支承において、前記ゴム層1のおけるゴ
    ム支承中央部に、そのゴム層1よりも軟質でかつ広さの
    異なる複数の軟質ゴム単位層をほぼ同心的に積層して構
    成した段付き軟質ゴム層3が埋設され、その段付き軟質
    ゴム層3は、前記ゴム層1と等厚でかつそのゴム層1お
    よび前記硬質材料層2に一体に固着されていることを特
    徴とする高反力用ゴム支承。
JP3198682U 1982-03-09 1982-03-09 高反力用ゴム支承 Expired JPS6011135Y2 (ja)

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JPS58140205U JPS58140205U (ja) 1983-09-21
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