JPH0527109U - 構造物用免震弾性ゴム支承 - Google Patents
構造物用免震弾性ゴム支承Info
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- JPH0527109U JPH0527109U JP8037391U JP8037391U JPH0527109U JP H0527109 U JPH0527109 U JP H0527109U JP 8037391 U JP8037391 U JP 8037391U JP 8037391 U JP8037391 U JP 8037391U JP H0527109 U JPH0527109 U JP H0527109U
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- elastic rubber
- bearing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造物を支承するゴム支承に弾性支承機能と
免震支承機能とを兼ね備えさせる。 【構成】 弾性ゴム層1を有する弾性ゴム支承2に上下
方向に貫通する開口部3を設け、その開口部3内に高減
衰ゴム層4を有する免震ゴム支承5を配置する。
免震支承機能とを兼ね備えさせる。 【構成】 弾性ゴム層1を有する弾性ゴム支承2に上下
方向に貫通する開口部3を設け、その開口部3内に高減
衰ゴム層4を有する免震ゴム支承5を配置する。
Description
【0001】
本考案は、橋桁等の構造物を弾性的に支承する機能と地震力に対して構造物を 免震支承する機能とを備えている構造物用免震弾性ゴム支承に関するものである 。
【0002】
従来、構造物を支承するゴム支承としては、実公昭54−4285号公報によ り公表されているように、弾性ゴム層の中間部に、金属製中間抑制板を埋設し、 かつ弾性ゴム層の上下両面に金属製抑制板を固着した構造のゴム支承が知られて いる。
【0003】
前記従来のゴム支承の場合は、構造物を弾性的に支承できるが、地震が発生し たとき構造物の震動を減衰させる機能を持たないという問題がある。
【0004】
前述の問題を有利に解決するために、本考案の構造物用免震弾性ゴム支承にお いては、弾性ゴム層1を有する弾性ゴム支承2に上下方向に貫通する開口部3を 設け、その開口部3内に高減衰ゴム層4を有する免震ゴム支承5を配置する。
【0005】
図1ないし図5は本考案の第1実施例を示すものであって、上下方向に貫通す る円形の開口部3を中央部に備えている弾性ゴム層1における中間部と上部およ び下部とに、弾性ゴム層1の伸びを抑制する金属板7が埋設されて、弾性ゴム支 承2が構成されている。 また円筒状の高減衰ゴム層4の中間部と上部および下部とに、高減衰ゴム層4 の伸びを抑制する金属板8が埋設されて、免震ゴム支承5が構成されている。 前記弾性ゴム支承2における開口部3に、免震ゴム支承5が嵌入されると共に 接着剤6により結合されて、構造物用免震弾性ゴム支承が構成されている。
【0006】 図6ないし図8は本考案の第2実施例を示すものであって、弾性ゴム支承2に 、上下方向に貫通する複数の開口部3が設けられ、各開口部3に免震ゴム支承5 が嵌入されると共に接着剤により結合されて、構造物用免震弾性ゴム支承が構成 されている。
【0007】 前記弾性ゴム層1としては、例えば硬度50〜60度のゴム材を使用し、また 高減衰ゴム層4としては、例えば粘弾性ゴムからなる防振ゴムを使用する。また 前記開口部3および免震ゴム支承5の平面形状は4角形であってもよい。
【0008】
本考案によれば、弾性ゴム層1を有する弾性ゴム支承2に上下方向に貫通する 開口部3を設け、その開口部3内に高減衰ゴム層4を有する免震ゴム支承5を配 置したので、簡単な手段によって、構造物用ゴム支承に免震機能と弾性支承機能 とを兼ね備えさせることができ、かつ弾性ゴム支承2に開口部3が設けられてい るので、弾性ゴム支承を加圧加熱により加硫して製作する際に、弾性ゴム支承2 を迅速に加熱して、加硫時間を短縮することができる。また弾性ゴム支承2と免 震ゴム支承5とを接着剤6により結合しておくことにより、免震弾性ゴム支承の 運搬および取扱中に、弾性ゴム支承2から免震ゴム支承5が離脱するのを防止す ることができ、したがって、免震弾性ゴム支承の運搬および取扱いが容易である 。
【図1】本考案の第1実施例に係る構造物用免震弾性ゴ
ム支承を示す平面図である。
ム支承を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】弾性ゴム支承と免震ゴム支承との接着結合部を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図4】弾性ゴム支承を示す縦断側面図である。
【図5】免震ゴム支承を示す縦断側面図である。
【図6】本考案の第2実施例に係る構造物用免震弾性ゴ
ム支承を示す平面図である。
ム支承を示す平面図である。
【図7】図6のB−B線拡大断面図である。
【図8】弾性ゴム支承を示す縦断側面図である。
1 弾性ゴム層 2 弾性ゴム支承 3 開口部 4 高減衰ゴム層 5 免震ゴム支承 6 接着剤 7 金属板 8 金属板
Claims (2)
- 【請求項1】 弾性ゴム層1を有する弾性ゴム支承2に
上下方向に貫通する開口部3を設け、その開口部3内に
高減衰ゴム層4を有する免震ゴム支承5を配置した構造
物用免震弾性ゴム支承。 - 【請求項2】 弾性ゴム支承2と免震ゴム支承5を接着
剤6により結合した請求項1の構造物用免震弾性ゴム支
承。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080373U JP2575204Y2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 構造物用免震弾性ゴム支承 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080373U JP2575204Y2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 構造物用免震弾性ゴム支承 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527109U true JPH0527109U (ja) | 1993-04-09 |
JP2575204Y2 JP2575204Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13716482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991080373U Expired - Lifetime JP2575204Y2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 構造物用免震弾性ゴム支承 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575204Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08134836A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-05-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 斜張橋ケーブルの制振装置 |
JP2014034853A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 橋梁および橋梁用制振ダンパー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139705U (ja) * | 1984-08-16 | 1986-03-13 | 鹿島建設株式会社 | 建物の免震装置 |
JPH0337435A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 免震支承 |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP1991080373U patent/JP2575204Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139705U (ja) * | 1984-08-16 | 1986-03-13 | 鹿島建設株式会社 | 建物の免震装置 |
JPH0337435A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 免震支承 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08134836A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-05-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 斜張橋ケーブルの制振装置 |
JP2014034853A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 橋梁および橋梁用制振ダンパー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575204Y2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
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