JPH0312527Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312527Y2 JPH0312527Y2 JP17284184U JP17284184U JPH0312527Y2 JP H0312527 Y2 JPH0312527 Y2 JP H0312527Y2 JP 17284184 U JP17284184 U JP 17284184U JP 17284184 U JP17284184 U JP 17284184U JP H0312527 Y2 JPH0312527 Y2 JP H0312527Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- common electrode
- electrode
- extraction circuit
- external extraction
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、サーマルヘツドに係り、より詳しく
はダイレクトドライブ方式のサーマルヘツドにお
ける共通電極の外部への配線構造に関する。
はダイレクトドライブ方式のサーマルヘツドにお
ける共通電極の外部への配線構造に関する。
(従来の技術)
第5図は従来のサーマルヘツドの共通電極の外
部への配線構造を説明する図、第6図はその回路
図であり、アルミナ等でなる基板10上には、印
字用の多数個の発熱体11a〜11nを配列して
なる発熱体列11と、共通電極12と、所定数の
発熱体に対応して1個ずつ配設されたドライブ用
の集積回路13a〜13mとが形成され、該基板
10に隣接して、ポリミド、またはポリエステル
等の可撓性を有する2層の合成樹脂薄膜間に銅板
等を挟んで回路を形成してなるFPC(フレキシブ
ル・プリント・サーキツト)により構成される外
部取り出し回路14(説明の便宜上斜線を付して
示す)が設けられ、該外部取り出し回路14は前
記各集積回路13a〜13n、および前記共通電
極12に接続する回路が形成され、該外部取り出
し回路14にはんだ付けされた外部接続コネクタ
15を介して外部回路(図示せず)に接続される
ようになつている。
部への配線構造を説明する図、第6図はその回路
図であり、アルミナ等でなる基板10上には、印
字用の多数個の発熱体11a〜11nを配列して
なる発熱体列11と、共通電極12と、所定数の
発熱体に対応して1個ずつ配設されたドライブ用
の集積回路13a〜13mとが形成され、該基板
10に隣接して、ポリミド、またはポリエステル
等の可撓性を有する2層の合成樹脂薄膜間に銅板
等を挟んで回路を形成してなるFPC(フレキシブ
ル・プリント・サーキツト)により構成される外
部取り出し回路14(説明の便宜上斜線を付して
示す)が設けられ、該外部取り出し回路14は前
記各集積回路13a〜13n、および前記共通電
極12に接続する回路が形成され、該外部取り出
し回路14にはんだ付けされた外部接続コネクタ
15を介して外部回路(図示せず)に接続される
ようになつている。
このようなサーマルヘツドにおいて、前記外部
取り出し回路14と前記共通電極12との接続
は、従来、第5図に示すように、被覆線あるいは
銅板等の専用の電極(サイド電極)と呼ぶ)16
をその両端を前記共通電極12と外部取り出し回
路14にはんだ付けすることにより行なうか、あ
るいは基板10上に形成された薄膜配線もしくは
メツキ等によりなる電極により、共通電極12と
外部取り出し回路14との接続を行なつていた。
しかしながら、前記専用の電極16をはんだ付け
する場合には、専用の電極が必要になるのでコス
ト高になり、かつはんだ付け点数が多くなるので
信頼性が劣るという問題点があり、また薄膜配線
等を用いた場合には、この部分の抵抗が比較的高
いため、電圧降下が無視できない程大になるとい
う問題点がある。
取り出し回路14と前記共通電極12との接続
は、従来、第5図に示すように、被覆線あるいは
銅板等の専用の電極(サイド電極)と呼ぶ)16
をその両端を前記共通電極12と外部取り出し回
路14にはんだ付けすることにより行なうか、あ
るいは基板10上に形成された薄膜配線もしくは
メツキ等によりなる電極により、共通電極12と
外部取り出し回路14との接続を行なつていた。
しかしながら、前記専用の電極16をはんだ付け
する場合には、専用の電極が必要になるのでコス
ト高になり、かつはんだ付け点数が多くなるので
信頼性が劣るという問題点があり、また薄膜配線
等を用いた場合には、この部分の抵抗が比較的高
いため、電圧降下が無視できない程大になるとい
う問題点がある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、上記した問題点に鑑み、前記共通電
極と外部取り出し回路との接続をより経済的に実
現すると共に、信頼性を向上させ、さらにサイド
電極における電圧降下を小さくしうるサーマルヘ
ツドを提供しようとするものである。
極と外部取り出し回路との接続をより経済的に実
現すると共に、信頼性を向上させ、さらにサイド
電極における電圧降下を小さくしうるサーマルヘ
ツドを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案のサーマルヘツドは、1個または複数個
の共通電極を有するサーマルヘツドにおいて、外
部取り出し回路を構成する材料に切込みを入れて
分岐部分を形成し、該分岐部分を折り曲げて前記
共通電極に接続するサイド電極として用いた構成
を有することを特徴とする。
の共通電極を有するサーマルヘツドにおいて、外
部取り出し回路を構成する材料に切込みを入れて
分岐部分を形成し、該分岐部分を折り曲げて前記
共通電極に接続するサイド電極として用いた構成
を有することを特徴とする。
(実施例)
第1図ないし第4図は本考案によるサーマルヘ
ツドの一実施例であり、本実施例のサーマルヘツ
ドは、第3図に示すように、ガラスやエポキシ樹
脂等の裏打ち材17を固定したFPCからなる外
部取り出し回路14の斜線部a,a′(この部分は、
該回路14を製作する際に、面取りの関係で無駄
になる部分である)に長手方向に切込み18,1
8′を設け、その各切込みの内端部から斜めの折
り曲げ線19,19′に沿つて第4図A,Bに示
すように折り曲げてサイド電極20,20′を形
成し、サイド電極20,20′の先端部は、第4
図Cに示すように、銅板等の金属板22を挟む例
えばポリミド、またはポリエステル等の合成樹脂
膜21,21′の共通電極12に着ける側の先端
部bを剥離し、第1図に示すように、該先端部を
共通電極12にはんだ付けあるいは導電性接着剤
によつてはり付けることにより接続する。
ツドの一実施例であり、本実施例のサーマルヘツ
ドは、第3図に示すように、ガラスやエポキシ樹
脂等の裏打ち材17を固定したFPCからなる外
部取り出し回路14の斜線部a,a′(この部分は、
該回路14を製作する際に、面取りの関係で無駄
になる部分である)に長手方向に切込み18,1
8′を設け、その各切込みの内端部から斜めの折
り曲げ線19,19′に沿つて第4図A,Bに示
すように折り曲げてサイド電極20,20′を形
成し、サイド電極20,20′の先端部は、第4
図Cに示すように、銅板等の金属板22を挟む例
えばポリミド、またはポリエステル等の合成樹脂
膜21,21′の共通電極12に着ける側の先端
部bを剥離し、第1図に示すように、該先端部を
共通電極12にはんだ付けあるいは導電性接着剤
によつてはり付けることにより接続する。
なお、上記実施例においては、外部取り出し回
路14に対して1個の共通電極12が設けられて
いる例を示したが、外部取り出し回路14に対し
て左右それぞれ1個の共通電極12が設けられる
場合には、実施例のような2本のサイド電極2
0,20′を左右のサイド電極に接続すれば良く、
共通電極12が3個以上に分割される場合には、
分岐数を増やしてサイド電極の本数を増やすこと
により対応できる。
路14に対して1個の共通電極12が設けられて
いる例を示したが、外部取り出し回路14に対し
て左右それぞれ1個の共通電極12が設けられる
場合には、実施例のような2本のサイド電極2
0,20′を左右のサイド電極に接続すれば良く、
共通電極12が3個以上に分割される場合には、
分岐数を増やしてサイド電極の本数を増やすこと
により対応できる。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案のサーマルヘツド
は、外部取り出し回路を構成する材料に切込みを
入れて分岐部分を形成し、該分岐部分を折り曲げ
て前記共通電極に接続するサイド電極として用い
たので、サイド電極としての専用の電極が不要と
なり、サイド電極の材料費を外部取り出し回路に
吸収させることができ、かつはんだ付け点数が減
少するので、信頼性が向上する。また、サイド電
極が外部取り出し回路と一体構造であるので、形
状的なばらつきが減少し、品質が安定になり、か
つ部品点数が減少するので、部品管理が省力化さ
れる。また、外部取り出し回路を構成する導電材
料である銅板等は基板に形成される導電性薄膜に
比較してはるかに厚く形成されるものであるか
ら、サイド電極における電圧降下が小さくなる。
は、外部取り出し回路を構成する材料に切込みを
入れて分岐部分を形成し、該分岐部分を折り曲げ
て前記共通電極に接続するサイド電極として用い
たので、サイド電極としての専用の電極が不要と
なり、サイド電極の材料費を外部取り出し回路に
吸収させることができ、かつはんだ付け点数が減
少するので、信頼性が向上する。また、サイド電
極が外部取り出し回路と一体構造であるので、形
状的なばらつきが減少し、品質が安定になり、か
つ部品点数が減少するので、部品管理が省力化さ
れる。また、外部取り出し回路を構成する導電材
料である銅板等は基板に形成される導電性薄膜に
比較してはるかに厚く形成されるものであるか
ら、サイド電極における電圧降下が小さくなる。
第1図は本考案のサーマルヘツドの一実施例を
示す平面図、第2図は該実施例のE−E拡大断面
図、第3図Aは該実施例に用いる外部取り出し回
路のサイド電極形成途中の状態を示す平面図、同
BはAのF−F拡大断面図、第4図Aは第3図の
外部取り出し回路からサイド電極を形成した状態
を示す平面図、同Bは同AのG−G拡大断面図、
同Cは加工されたサイド電極の共通電極に対する
接続部を示す断面図、第5図は従来のサーマルヘ
ツドを示す平面図、第6図はその回路図である。
示す平面図、第2図は該実施例のE−E拡大断面
図、第3図Aは該実施例に用いる外部取り出し回
路のサイド電極形成途中の状態を示す平面図、同
BはAのF−F拡大断面図、第4図Aは第3図の
外部取り出し回路からサイド電極を形成した状態
を示す平面図、同Bは同AのG−G拡大断面図、
同Cは加工されたサイド電極の共通電極に対する
接続部を示す断面図、第5図は従来のサーマルヘ
ツドを示す平面図、第6図はその回路図である。
Claims (1)
- 1個または複数個の共通電極を有するサーマル
ヘツドにおいて、外部取り出し回路を構成する材
料に切込みを入れて分岐部分を形成し、該分岐部
分を折り曲げて前記共通電極に接続するサイド電
極として用いた構成を有することを特徴とするサ
ーマルヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17284184U JPH0312527Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17284184U JPH0312527Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6187946U JPS6187946U (ja) | 1986-06-09 |
JPH0312527Y2 true JPH0312527Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30730500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17284184U Expired JPH0312527Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312527Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP17284184U patent/JPH0312527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6187946U (ja) | 1986-06-09 |
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