JPH03125083A - 特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ - Google Patents
特殊車両用油圧回路のコントロールバルブInfo
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- JPH03125083A JPH03125083A JP1261986A JP26198689A JPH03125083A JP H03125083 A JPH03125083 A JP H03125083A JP 1261986 A JP1261986 A JP 1261986A JP 26198689 A JP26198689 A JP 26198689A JP H03125083 A JPH03125083 A JP H03125083A
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 45
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 17
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ
、殊に、トラッククレーン、パワーショベル等の特殊車
両用油圧回路の旋回モータ、ブームの起伏及び又は伸縮
シリンダ、ブーム先端に軸着したパケット操作用アーム
シリンダ、さらには走行モータ等の複数アクチュエータ
を、単一油圧源により駆動する油圧回路における旋回モ
ータの駆動に好適な特殊車両用油圧回路のコントロール
バルブに関する。
、殊に、トラッククレーン、パワーショベル等の特殊車
両用油圧回路の旋回モータ、ブームの起伏及び又は伸縮
シリンダ、ブーム先端に軸着したパケット操作用アーム
シリンダ、さらには走行モータ等の複数アクチュエータ
を、単一油圧源により駆動する油圧回路における旋回モ
ータの駆動に好適な特殊車両用油圧回路のコントロール
バルブに関する。
(従来の技術)
従来のトラッククレーン、パワーショベル等の特殊車両
用油圧回路の旋回モータ、ブームの起伏及び又は伸縮シ
リンダ、ブーム先端に軸着したパケット操作用アームシ
リンダ等の複数アクチュエータを、油圧源により駆動す
る特殊車両用油圧回路のコントロールバルブとしては、
図示しないが、車体フレーム上の旋回体の旋回モータと
、旋回体に基部を軸着した起伏ブームの起伏シリンダ及
び伸縮シリンダ、伸縮ブーム先端に軸着したパケットを
揺動させるアームシリンダ等の複数のアクチュエータを
、それぞれのコントロールバルブを介して1個又は2個
の油圧源にそれぞれ接続し、各コントロールバルブの操
作により、クレーン作業、パワーショベル作業等をする
ものが知られている。
用油圧回路の旋回モータ、ブームの起伏及び又は伸縮シ
リンダ、ブーム先端に軸着したパケット操作用アームシ
リンダ等の複数アクチュエータを、油圧源により駆動す
る特殊車両用油圧回路のコントロールバルブとしては、
図示しないが、車体フレーム上の旋回体の旋回モータと
、旋回体に基部を軸着した起伏ブームの起伏シリンダ及
び伸縮シリンダ、伸縮ブーム先端に軸着したパケットを
揺動させるアームシリンダ等の複数のアクチュエータを
、それぞれのコントロールバルブを介して1個又は2個
の油圧源にそれぞれ接続し、各コントロールバルブの操
作により、クレーン作業、パワーショベル作業等をする
ものが知られている。
そして、クレーンの旋回体は起伏及び伸縮可能なブーム
先端部から垂下するロープ下端のフックに負荷を吊下し
たまま、旋回体を旋回させる必要があり、安全性確保の
ためその旋回速度を低くし、また、その急撃な速度変化
を抑え、いわゆる旋回フィーリングの急撃な変動を阻止
する必要があり、また、パワーショベルの旋回体は、パ
ケットによる掘削作業中にその旋回体を旋回させる必要
があるため、旋回体の旋回操作はかなり緩速度で調整す
る必要がある。
先端部から垂下するロープ下端のフックに負荷を吊下し
たまま、旋回体を旋回させる必要があり、安全性確保の
ためその旋回速度を低くし、また、その急撃な速度変化
を抑え、いわゆる旋回フィーリングの急撃な変動を阻止
する必要があり、また、パワーショベルの旋回体は、パ
ケットによる掘削作業中にその旋回体を旋回させる必要
があるため、旋回体の旋回操作はかなり緩速度で調整す
る必要がある。
また、特殊車両用油圧回路のアクチュエータは、ロード
センシング方式とブリードオフ方式との何れかにより操
作されるのが通常であり1例えば、旋回体の操作レバー
をストローク途中とした場合における旋回モータによる
旋回体の追随性が、ロードセンシング方式による場合に
は、旋回体の旋回速度が操作レバーストロークにかなり
忠実に追従するのに対し、ブリードオフ方式による場合
には、その応答性がかなり鈍化することにはなるが。
センシング方式とブリードオフ方式との何れかにより操
作されるのが通常であり1例えば、旋回体の操作レバー
をストローク途中とした場合における旋回モータによる
旋回体の追随性が、ロードセンシング方式による場合に
は、旋回体の旋回速度が操作レバーストロークにかなり
忠実に追従するのに対し、ブリードオフ方式による場合
には、その応答性がかなり鈍化することにはなるが。
このような旋回体の追随性鈍化が、その速度変化をスム
ーズにし、その操作感度(いわゆる、操作フィーリング
)を、返って良好にすることも知られている。
ーズにし、その操作感度(いわゆる、操作フィーリング
)を、返って良好にすることも知られている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、従来の特殊車両用油圧回路のコントロールバ
ルブにあっては、例えば、パワーショベルのブーム、ア
ーム等を操作する場合、その車体の揺れ発生に伴ってオ
ペレータの体や、レバーを把持する手も揺れることにな
り、ロードセンシング方式を採用した場合には、操作レ
バーのハーフ操作時においても、旋回モータに高圧(リ
リーフ圧)に設定された回路の油圧がそのまま作用し。
ルブにあっては、例えば、パワーショベルのブーム、ア
ーム等を操作する場合、その車体の揺れ発生に伴ってオ
ペレータの体や、レバーを把持する手も揺れることにな
り、ロードセンシング方式を採用した場合には、操作レ
バーのハーフ操作時においても、旋回モータに高圧(リ
リーフ圧)に設定された回路の油圧がそのまま作用し。
操作レバー角の僅かな変化によっても旋回速度がかなり
大きく変化し、その運転操作性が損なわれるとい課題が
あった。
大きく変化し、その運転操作性が損なわれるとい課題が
あった。
一方、従来のブリードオフ方式を採用したものでは、操
作レバーのハーフコントロール位置では、油圧回路の圧
油がブリードオフされ、当該回路のリリーフ圧(最高圧
)に達しないから、旋回モータの旋回速度変化が、操作
レバー角度の変化に対して緩やかとなり、したがって、
操作レバーを多少ラフに操作しても、旋回モータの回転
速度をスムースに!IJIIでき、クレーン作業や、生
コンのパケット運搬等をスムースに行なえるものの5旋
回モータ用のブリードオフ回路と他のアクチュエータと
を分離可能に構成し、両者を切換操作する必要があると
いう課題があった。
作レバーのハーフコントロール位置では、油圧回路の圧
油がブリードオフされ、当該回路のリリーフ圧(最高圧
)に達しないから、旋回モータの旋回速度変化が、操作
レバー角度の変化に対して緩やかとなり、したがって、
操作レバーを多少ラフに操作しても、旋回モータの回転
速度をスムースに!IJIIでき、クレーン作業や、生
コンのパケット運搬等をスムースに行なえるものの5旋
回モータ用のブリードオフ回路と他のアクチュエータと
を分離可能に構成し、両者を切換操作する必要があると
いう課題があった。
また、複数のアクチュエータを1個の油圧源により開動
させるものにあっては、油圧源の設置スペースを狭くで
きる外、その製造コストも低下する反面、旋回モータ速
度の微調整が容易でないという課題があった。
させるものにあっては、油圧源の設置スペースを狭くで
きる外、その製造コストも低下する反面、旋回モータ速
度の微調整が容易でないという課題があった。
さらに、2個の油圧源を用いるものにあっては、旋回モ
ータと他のアクチュエータとの油圧源を区分することに
より、それぞれを格別に調整でき、殊に、旋回モータ速
度の微調整が容易となり、クレーンやパワーショベルの
操作性を向上できる油圧回路構成を容易に得られる反面
、2個の油圧源を要するばかりでなく、その設置スペー
ス増を招き、ひいては、そのコスト高を招くという課題
があった。
ータと他のアクチュエータとの油圧源を区分することに
より、それぞれを格別に調整でき、殊に、旋回モータ速
度の微調整が容易となり、クレーンやパワーショベルの
操作性を向上できる油圧回路構成を容易に得られる反面
、2個の油圧源を要するばかりでなく、その設置スペー
ス増を招き、ひいては、そのコスト高を招くという課題
があった。
この発明は、このような従来例における課題に着目して
なされたもので、通常のロードセンシングシステムを採
用しつつ、そのコントロールバルブのストローク途中の
みにおいてブリードオフ作用をするノツチを設けること
により、前記のような課題を解決できる特殊車両用油圧
回路のコントロールバルブを提供しようとするものであ
る。
なされたもので、通常のロードセンシングシステムを採
用しつつ、そのコントロールバルブのストローク途中の
みにおいてブリードオフ作用をするノツチを設けること
により、前記のような課題を解決できる特殊車両用油圧
回路のコントロールバルブを提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
この発明は、前記のような従来例の課題を解決するため
、油圧源に接続される高圧油路と、油圧モータに接続さ
れる作動油路と、タンクに接続される排油路とを有する
バルブ本体に、大径部及び小径部を有するスプールを摺
動可能に装着すると共に、前記高圧油路、作動油路、排
油路と前記入プールとの間に、前記スプールのストロー
ク途中のみにおいて作動するブリードオフ用弁を設けた
ものである。
、油圧源に接続される高圧油路と、油圧モータに接続さ
れる作動油路と、タンクに接続される排油路とを有する
バルブ本体に、大径部及び小径部を有するスプールを摺
動可能に装着すると共に、前記高圧油路、作動油路、排
油路と前記入プールとの間に、前記スプールのストロー
ク途中のみにおいて作動するブリードオフ用弁を設けた
ものである。
(作用)
この発明は、前記のような構成を有するから、このコン
トロールバルブを1個の油圧源とタンクとの間に、複数
のアクチュエータを設ける特殊車両用油圧回路における
。旋回モータへの圧油コントロールバルブとして用いる
ことにより、通常のコントロールバルブとしての作用を
する外、そのスプールをストローク途中にすることによ
り、高圧油路又は作動油路の高圧油の一部をブリードオ
フさせて、旋回モータへの圧油送量を減小させ、旋回モ
ータの旋回速度の変化を緩やかに調整する。
トロールバルブを1個の油圧源とタンクとの間に、複数
のアクチュエータを設ける特殊車両用油圧回路における
。旋回モータへの圧油コントロールバルブとして用いる
ことにより、通常のコントロールバルブとしての作用を
する外、そのスプールをストローク途中にすることによ
り、高圧油路又は作動油路の高圧油の一部をブリードオ
フさせて、旋回モータへの圧油送量を減小させ、旋回モ
ータの旋回速度の変化を緩やかに調整する。
(実施例)
以下、この発明に係る特殊車両用油圧回路のコントロー
ルバルブの実施例を1図面を参照して説明する。
ルバルブの実施例を1図面を参照して説明する。
(第1実施例)
第1図及び第2図は、この発明の第1実施例のスプール
を中立及びストローク途中にした状態における縦断面図
、第7図はその作用説明図である。
を中立及びストローク途中にした状態における縦断面図
、第7図はその作用説明図である。
図において、1はコントロールバルブ1aのバルブ本体
で、このコントロールバルブ1aは図示しないパワーシ
ョベル、クレーン等の特殊車両の油圧源としてのポンプ
15(第7図参照)と、その車体フレーム上の旋回体の
旋回モータ16(同図参照)との間に配設される。
で、このコントロールバルブ1aは図示しないパワーシ
ョベル、クレーン等の特殊車両の油圧源としてのポンプ
15(第7図参照)と、その車体フレーム上の旋回体の
旋回モータ16(同図参照)との間に配設される。
2はバルブ本体1の中央部に設けたスプール穴、3は高
圧油路、4は作動油路、5は排油路、6は作動油路4と
排油路5との仕切壁、7はチエツクバルブ、8はスプー
ル、9及び10はスプール8の大径部及び小径部、11
はブリードオフ弁を構成するノツチで、該ノツチ11は
スプール8の大径部9にその長さ(第1図では左右)方
向に延びるように凹設される。tはタンク、mは仕切壁
6のスプール8長さ(第1図では左右)方向の厚さ、n
はノツチ11のスプール8長さ(同図の左右)方向の長
さで、この長さnは仕切壁6の厚さmよりやや長く構成
される。
圧油路、4は作動油路、5は排油路、6は作動油路4と
排油路5との仕切壁、7はチエツクバルブ、8はスプー
ル、9及び10はスプール8の大径部及び小径部、11
はブリードオフ弁を構成するノツチで、該ノツチ11は
スプール8の大径部9にその長さ(第1図では左右)方
向に延びるように凹設される。tはタンク、mは仕切壁
6のスプール8長さ(第1図では左右)方向の厚さ、n
はノツチ11のスプール8長さ(同図の左右)方向の長
さで、この長さnは仕切壁6の厚さmよりやや長く構成
される。
次に、この実施例の作用を説明する。
このコントロールバルブ1aの中立状態(第1図)にお
いては、ポンプポートP、タンクポートT、作動油路4
.4のA、Bポートは、スプール8の左右及び中央の大
径部9.9とバルブ本体1の仕切壁6,6とにより何れ
も閉塞され、この状態では旋回モータ16は停止する。
いては、ポンプポートP、タンクポートT、作動油路4
.4のA、Bポートは、スプール8の左右及び中央の大
径部9.9とバルブ本体1の仕切壁6,6とにより何れ
も閉塞され、この状態では旋回モータ16は停止する。
第1図の状態から、操作レバーLを左方へ少し押し、ス
プール8を第2図のストローク途中にすると、ポンプ1
5の圧油がチエツクバルブ7、高圧油路3、スプール8
のか径部10を介して右側作動油路4に進み、Aポート
より旋回モータ16、Bポート、左側作動油路4、スプ
ール8の左側小径部10を介して、左側排油路5に進み
、Tポートからタンクtに排出れ、旋回モータ16(し
たがって、図示しない車体フレーム上の旋回体)を、ス
プール8のストロークに相応する速度で回転させようと
する。なお、この作用自体は従来のこの種特殊車両用油
圧回路のコントロールバルブと略々同様である。
プール8を第2図のストローク途中にすると、ポンプ1
5の圧油がチエツクバルブ7、高圧油路3、スプール8
のか径部10を介して右側作動油路4に進み、Aポート
より旋回モータ16、Bポート、左側作動油路4、スプ
ール8の左側小径部10を介して、左側排油路5に進み
、Tポートからタンクtに排出れ、旋回モータ16(し
たがって、図示しない車体フレーム上の旋回体)を、ス
プール8のストロークに相応する速度で回転させようと
する。なお、この作用自体は従来のこの種特殊車両用油
圧回路のコントロールバルブと略々同様である。
しかし、この実施例では、このコントロールバルブ1a
のスプール8のストローク途中(第2図)において、右
側作動油路4の圧油の一部が、右側ノツチ11の大きさ
相応の絞り作用を受けて、破線18のように右側排油路
5へ流出しくブリードオフされ)、Tポートを介してタ
ンクt(第6図参照)へ排出され、したがって、旋回モ
ータ16が、このノツチ11の大きさ及びその作動油路
4又は排油路5との最小開口度に相応する減速駆動され
、旋回モータ16の回転速度が緩やかに変化する。
のスプール8のストローク途中(第2図)において、右
側作動油路4の圧油の一部が、右側ノツチ11の大きさ
相応の絞り作用を受けて、破線18のように右側排油路
5へ流出しくブリードオフされ)、Tポートを介してタ
ンクt(第6図参照)へ排出され、したがって、旋回モ
ータ16が、このノツチ11の大きさ及びその作動油路
4又は排油路5との最小開口度に相応する減速駆動され
、旋回モータ16の回転速度が緩やかに変化する。
次に、スプール8を、必要に応じて、第2図のストロー
ク途中からさらに左方へ押せば、右側ノツチ11の右側
が右側排出油路5から離れ、右側作動油路4の圧油を右
側ノツチ11を介して右側排出油路5への流出、すなわ
ちブリードオフ作用を阻止し、高圧油路3の全圧油が右
側作動油路4を介して旋回モータ16へ送油され、左側
作動油路4、左側小径部10、左側排出油路5、Tポー
トを介してタンクtに排出それ、旋回モータ16を所定
の高速度で駆動する。
ク途中からさらに左方へ押せば、右側ノツチ11の右側
が右側排出油路5から離れ、右側作動油路4の圧油を右
側ノツチ11を介して右側排出油路5への流出、すなわ
ちブリードオフ作用を阻止し、高圧油路3の全圧油が右
側作動油路4を介して旋回モータ16へ送油され、左側
作動油路4、左側小径部10、左側排出油路5、Tポー
トを介してタンクtに排出それ、旋回モータ16を所定
の高速度で駆動する。
なお、旋回モータ16により旋回体を所定角度に旋回さ
せた後、スプール8を第2図の左側ストローク途中を介
して第1図の中立位置に戻す。
せた後、スプール8を第2図の左側ストローク途中を介
して第1図の中立位置に戻す。
また、スプール8を第2図とは逆の右方へ引けば、高圧
油路3の圧油がスプール8の左側小径部10、左側作動
油路4を介して旋回モータ16に送油され、右側作動油
路4、右側小径部10、右側排油路5、Tボート等を介
してタンクtに排出され、旋回モータ16を前記とは逆
方向に旋回させるが、その際、スプール8の右側へのス
トローク途中において、左側作動油路4の圧油の一部が
、左側ノツチ11を介して左側排出油路5に流出しくブ
リードオフされ)、旋回モータ】、6を前記と同様番こ
減速駆動され、緩やかに変速する。
油路3の圧油がスプール8の左側小径部10、左側作動
油路4を介して旋回モータ16に送油され、右側作動油
路4、右側小径部10、右側排油路5、Tボート等を介
してタンクtに排出され、旋回モータ16を前記とは逆
方向に旋回させるが、その際、スプール8の右側へのス
トローク途中において、左側作動油路4の圧油の一部が
、左側ノツチ11を介して左側排出油路5に流出しくブ
リードオフされ)、旋回モータ】、6を前記と同様番こ
減速駆動され、緩やかに変速する。
(第2実施例)
次に、この発明の第2実施例を、その要部を縦断して示
す第3.4図及びその作用説明図の第8図を参照して説
明する。なお、前記第1.2.7図に示した第1実施例
と共通する部分には同−名称及び同一符号を用いる。
す第3.4図及びその作用説明図の第8図を参照して説
明する。なお、前記第1.2.7図に示した第1実施例
と共通する部分には同−名称及び同一符号を用いる。
図において、1はコントロールバルブ1bのバルブ本体
で、図示しないパワーショベル、クレーン等の特殊車両
の油圧源としてのポンプ15(第8図)と、図示しない
車体フレーム上の旋回体の旋回モータ16(同図)との
間に設けられる。2はバルブ本体1の中央部のスプール
穴、3は高圧油路、4は作動油路、5は排油路、6.6
は高圧油路3,3と作動油路4,4との仕切壁、mは仕
切壁6,6のスプール8長さ方向の厚さ、7,7はチエ
ツクバルブ、9及び10.10はスプール8の中央大径
部及び小径部、11はスプール8の中央大径部9の左右
両側外周に、その軸(第3図では左右)方向に凹設した
、ブリードオフ弁としてのノツチで、該ノツチ11は、
その軸方向(第3図では左右方向)設けたノツチのスプ
ール長さ方向の長さnは、仕切壁7,7の厚さmよりや
や長く構成される。
で、図示しないパワーショベル、クレーン等の特殊車両
の油圧源としてのポンプ15(第8図)と、図示しない
車体フレーム上の旋回体の旋回モータ16(同図)との
間に設けられる。2はバルブ本体1の中央部のスプール
穴、3は高圧油路、4は作動油路、5は排油路、6.6
は高圧油路3,3と作動油路4,4との仕切壁、mは仕
切壁6,6のスプール8長さ方向の厚さ、7,7はチエ
ツクバルブ、9及び10.10はスプール8の中央大径
部及び小径部、11はスプール8の中央大径部9の左右
両側外周に、その軸(第3図では左右)方向に凹設した
、ブリードオフ弁としてのノツチで、該ノツチ11は、
その軸方向(第3図では左右方向)設けたノツチのスプ
ール長さ方向の長さnは、仕切壁7,7の厚さmよりや
や長く構成される。
次に、この実施例の作用を説明する。
このコントロールバルブ1の中立状態(第3図)では、
ポンプポートP、タンクボートT、作動油°路4.4の
A、Bポートが、スプール9の大径部9により何れも閉
塞れ、旋回モータ16は停止する。この状態から操作レ
バーLを左側へ少し押し、スプール8を第4図のストロ
ーク途中状態にすると、ポンプ15の圧油がチエツクバ
ルブ7、高圧油路3.スプール8の右側小径部1oを介
して右側作動油路4に進み、Aポート、旋回モータ16
゜Bポート、左側作動油路4、スプール8の左細径部1
0を介して、左側排油路5に進み、Tボートを介してタ
ンクt(第8図)に排出され、旋回モ−タ16、したが
って、図示しない旋回体を、スプール8の左側への移動
ストローク量に対応する速度で一応駆動させようとする
が、この限りでは従来の同種装置と略々同様の作用をす
る。
ポンプポートP、タンクボートT、作動油°路4.4の
A、Bポートが、スプール9の大径部9により何れも閉
塞れ、旋回モータ16は停止する。この状態から操作レ
バーLを左側へ少し押し、スプール8を第4図のストロ
ーク途中状態にすると、ポンプ15の圧油がチエツクバ
ルブ7、高圧油路3.スプール8の右側小径部1oを介
して右側作動油路4に進み、Aポート、旋回モータ16
゜Bポート、左側作動油路4、スプール8の左細径部1
0を介して、左側排油路5に進み、Tボートを介してタ
ンクt(第8図)に排出され、旋回モ−タ16、したが
って、図示しない旋回体を、スプール8の左側への移動
ストローク量に対応する速度で一応駆動させようとする
が、この限りでは従来の同種装置と略々同様の作用をす
る。
しかし、この実施例では、この第4図のストローク途中
状態において、左側高圧油路3の圧油の一部が、左側ノ
ツチ11を通り、同ノツチ11の大きに即した絞り作用
を受け、左側作動油路4、左側小径部10を介して同図
の破線のように左側排油路5へ流出、ブリードオフされ
、したがって、旋回モータ16が、このノツチ11の大
きさ及びその高圧油路3又は作動油路4との最小開口度
に相応する減速駆動され、旋回モータ16が緩やかに変
速する。
状態において、左側高圧油路3の圧油の一部が、左側ノ
ツチ11を通り、同ノツチ11の大きに即した絞り作用
を受け、左側作動油路4、左側小径部10を介して同図
の破線のように左側排油路5へ流出、ブリードオフされ
、したがって、旋回モータ16が、このノツチ11の大
きさ及びその高圧油路3又は作動油路4との最小開口度
に相応する減速駆動され、旋回モータ16が緩やかに変
速する。
次に、スプール8を第4図のストローク途中状態からさ
らに左方へ押せば、左側ノツチ11の右側が左側圧油路
3から遮断され、同ノツチ11を介する左側作動油路4
への圧油の流出(ブリードオフ)が阻止され、この場合
には高圧油路3の全圧油が右側小径部10.右側作動油
路4を介して旋回モータ16に送油され、左側作動油路
4、左側小径部11、左側排油路5、Tポートを介して
タンクtに排出され、旋回モータ16が所定の高速度で
駆動される。
らに左方へ押せば、左側ノツチ11の右側が左側圧油路
3から遮断され、同ノツチ11を介する左側作動油路4
への圧油の流出(ブリードオフ)が阻止され、この場合
には高圧油路3の全圧油が右側小径部10.右側作動油
路4を介して旋回モータ16に送油され、左側作動油路
4、左側小径部11、左側排油路5、Tポートを介して
タンクtに排出され、旋回モータ16が所定の高速度で
駆動される。
なお、旋回モータ16により旋回体を所定角度に旋回さ
せた後、スプール8を第4図の左側ストローク途中を介
して第3図の中立状態に戻す。
せた後、スプール8を第4図の左側ストローク途中を介
して第3図の中立状態に戻す。
また、スプール8を第4図とは逆に右方へ移動させれば
、高圧油路3の圧油がスプール8の左側小径部10.左
側作動油路4を介して旋回モータ16に送油され、右側
作動油路4.右側小径部10、左側排油路5、Tポート
等を介してタンクtに排出され、旋回モータ16を前記
と逆方向に旋回させる。その際、スプール8の右側への
ストローク途中状態で、右側作動油路4の圧油の一部が
右側ノツチ11を介して右側作動油路4へ流出、ブリー
ドオフされ、左側排油路5からTポートを介してタンク
tに排出され、旋回モータ16が低速翻動され、その速
度が緩やかに変化する。
、高圧油路3の圧油がスプール8の左側小径部10.左
側作動油路4を介して旋回モータ16に送油され、右側
作動油路4.右側小径部10、左側排油路5、Tポート
等を介してタンクtに排出され、旋回モータ16を前記
と逆方向に旋回させる。その際、スプール8の右側への
ストローク途中状態で、右側作動油路4の圧油の一部が
右側ノツチ11を介して右側作動油路4へ流出、ブリー
ドオフされ、左側排油路5からTポートを介してタンク
tに排出され、旋回モータ16が低速翻動され、その速
度が緩やかに変化する。
(第3実施例)
次に、この発明の第3実施例を第5.6,9図を参照し
て説明する。なお、前記第3,4.8図に示した第2実
施例と共通する部分には同−名称及び同一符号を用いる
。
て説明する。なお、前記第3,4.8図に示した第2実
施例と共通する部分には同−名称及び同一符号を用いる
。
図において、1はコントロールバルブ1cのバルブ本体
で、図示しないパワーショベル、クレーン等の特殊車両
の油圧源としてのポンプ15(第9図)と、車体フレー
ム上の旋回体の旋回モータ16(同図)との間に設けら
れる。2はバルブ本体1の中央部のスプール穴、3は高
圧油路、4は作動油路、5は排油路、6.6は高圧油路
3,3と作動油路4.4との仕切壁1mは仕切壁6.6
のスプール50の長さ方向の厚さ、7,7はチエツク弁
、51はスプール穴2に摺動可能に挿入したスプール5
0のスリーブ、52はスリーブ51の段付穴、53はス
リーブ51の大径部に設けたブリードオフ弁としてのノ
ツチで、該ノツチ53はこの大径部と前記仕切壁6との
当接部に凹設され、その長さ方向に延びる。
で、図示しないパワーショベル、クレーン等の特殊車両
の油圧源としてのポンプ15(第9図)と、車体フレー
ム上の旋回体の旋回モータ16(同図)との間に設けら
れる。2はバルブ本体1の中央部のスプール穴、3は高
圧油路、4は作動油路、5は排油路、6.6は高圧油路
3,3と作動油路4.4との仕切壁1mは仕切壁6.6
のスプール50の長さ方向の厚さ、7,7はチエツク弁
、51はスプール穴2に摺動可能に挿入したスプール5
0のスリーブ、52はスリーブ51の段付穴、53はス
リーブ51の大径部に設けたブリードオフ弁としてのノ
ツチで、該ノツチ53はこの大径部と前記仕切壁6との
当接部に凹設され、その長さ方向に延びる。
54はスリーブ51の小径部、55.56はスリーブ5
1の中央部及び両側部に設けられ、その内外側を連通し
、パイロット圧用の連通穴で、該連通穴56は2本ずつ
の細径穴として構成される。
1の中央部及び両側部に設けられ、その内外側を連通し
、パイロット圧用の連通穴で、該連通穴56は2本ずつ
の細径穴として構成される。
なお1図示しないが、この連通穴56は1個ずつの穴と
して構成することもできる。
して構成することもできる。
58はスリーブ51に挿入したスプール本体、59はス
プール本体58の中空孔付突出部、6゜はばね付チエツ
ク弁、61は環状凹溝で、該環状凹溝61は前記突出部
59の中空孔に連通する。
プール本体58の中空孔付突出部、6゜はばね付チエツ
ク弁、61は環状凹溝で、該環状凹溝61は前記突出部
59の中空孔に連通する。
nはノツチ53のスリーブ51長さ方向の長さで、この
長さnは仕切壁7.7の厚さmよりやや長く構成される
。
長さnは仕切壁7.7の厚さmよりやや長く構成される
。
次に、この実施例の作用を説明する。
このコントロールバルブ1cの中立状態(第5図)では
、ポンプポートP、タンクポートT1作動油路4,4の
A、Bポートの全てが、スプール50わのスリーブ51
大径部により閉塞され、旋回モータ16は停止する。
、ポンプポートP、タンクポートT1作動油路4,4の
A、Bポートの全てが、スプール50わのスリーブ51
大径部により閉塞され、旋回モータ16は停止する。
操作レバーLを右方へ少し引いてスプール5゜を右側へ
少し移動させ、第6図のストローク途中状態にすると、
ポンプ15(第9図)の圧油がチエツク弁7、高′圧油
路3、スリーブ51の左側中央の連通穴55を介して、
左側チエツク弁60の右側に進み、スプール50のばね
付チエツク弁60を、そのばねに抗して左側へ後退させ
、高圧油路3の圧油を左作動油路4に同図の矢印付実線
のように進め、Bポート、旋回モータ16(同図)、A
ポート、右側作動油路4、スリーブ51の右側小径部5
4介して右側排油路5に進め、Tポートを介してタンク
t (同図)に排出し、旋回モータ16、したがって、
図示しない旋回体を、スプール50の右側へのストロー
ク途中の変位量に対応する速度で、駆動しようとする。
少し移動させ、第6図のストローク途中状態にすると、
ポンプ15(第9図)の圧油がチエツク弁7、高′圧油
路3、スリーブ51の左側中央の連通穴55を介して、
左側チエツク弁60の右側に進み、スプール50のばね
付チエツク弁60を、そのばねに抗して左側へ後退させ
、高圧油路3の圧油を左作動油路4に同図の矢印付実線
のように進め、Bポート、旋回モータ16(同図)、A
ポート、右側作動油路4、スリーブ51の右側小径部5
4介して右側排油路5に進め、Tポートを介してタンク
t (同図)に排出し、旋回モータ16、したがって、
図示しない旋回体を、スプール50の右側へのストロー
ク途中の変位量に対応する速度で、駆動しようとする。
しかし、この実施例では、スプール5oのストローク途
中(第6図)において、前記のように左側高圧油路3の
圧油の一部が、右側高圧油路3から同図の矢印付破線の
ように右側ノツチ53を通って、右側作動油路4に流出
し、その際、前記ノツチ53の大きに即した絞り作用を
受け(ブリードオフされ)、右側作動油路4へ排出され
、旋回ポンプ16からの排油と共に、スプール50の右
側小径部54を通って右側排出路5に排出される。
中(第6図)において、前記のように左側高圧油路3の
圧油の一部が、右側高圧油路3から同図の矢印付破線の
ように右側ノツチ53を通って、右側作動油路4に流出
し、その際、前記ノツチ53の大きに即した絞り作用を
受け(ブリードオフされ)、右側作動油路4へ排出され
、旋回ポンプ16からの排油と共に、スプール50の右
側小径部54を通って右側排出路5に排出される。
したがって、旋回モータ16が、このノツチ53の大き
さ及びその高圧油路3又は作動油路4.4との最小開口
度に相応する減速駆動され、旋回モータ16がスプール
50のストローク相応量より緩やかに変速する。
さ及びその高圧油路3又は作動油路4.4との最小開口
度に相応する減速駆動され、旋回モータ16がスプール
50のストローク相応量より緩やかに変速する。
なお、この実施例のその余の作用は、前記第2実施例と
略々同様である。
略々同様である。
また、この発明のコントロールバルブは、特殊°車両の
走行油圧モータ用油圧回路のコントロールバルブとして
も、そのまま適用することができ。
走行油圧モータ用油圧回路のコントロールバルブとして
も、そのまま適用することができ。
殊に、作業現場等における走行用油圧モータをコントロ
ールする操作レバーを、そのストローク途中状態にして
操作する場合、当該作操レバーを把持する運転者の手が
多少ブした場合においても、走行モータへの圧油の給徘
量が緩やかに変り、その走行速度が緩やかに調整される
。
ールする操作レバーを、そのストローク途中状態にして
操作する場合、当該作操レバーを把持する運転者の手が
多少ブした場合においても、走行モータへの圧油の給徘
量が緩やかに変り、その走行速度が緩やかに調整される
。
(発明の効果)
本発明は、前記のような構成を有し、作用をするから、
次のような効果が得られる。
次のような効果が得られる。
(1) コントロールバルブに、そのスプールのストロ
ーク途中状態のみにおいて作動するブリードオフ弁を構
成したから、パワーショベル、クレーン等の特殊車両の
各種アクチュエータを単一油圧源により駆動する圧油回
路の他の構成を変えることなく、このコントロールバル
ブを、その油圧回路の旋回モータ用として設けることに
より。
ーク途中状態のみにおいて作動するブリードオフ弁を構
成したから、パワーショベル、クレーン等の特殊車両の
各種アクチュエータを単一油圧源により駆動する圧油回
路の他の構成を変えることなく、このコントロールバル
ブを、その油圧回路の旋回モータ用として設けることに
より。
旋回モータへの圧油供給量を油該スプールのストローク
途中状態において、緩やかに変速する構成を容易に得ら
れる。
途中状態において、緩やかに変速する構成を容易に得ら
れる。
(2) 旋回モータ専用の油圧源を設ける必要がないか
ら、油圧源の設置スペースの縮小を計れ、ひいては、特
殊車両用油圧装置のコントロールバルブ、及び同コント
ロールバルブを使用する油圧回路のコストダウンを計れ
る。
ら、油圧源の設置スペースの縮小を計れ、ひいては、特
殊車両用油圧装置のコントロールバルブ、及び同コント
ロールバルブを使用する油圧回路のコストダウンを計れ
る。
(3) 複数アクチュエータを同一の油圧源により駆動
する特殊車両用油圧回路における旋回モータのコントロ
ールバルブとして、このコントロールバルブを用いるこ
とにより、他のアクチュエータ用コントロールバルブ構
造等を変えることなく、特殊車用油圧回路を構成できる
。
する特殊車両用油圧回路における旋回モータのコントロ
ールバルブとして、このコントロールバルブを用いるこ
とにより、他のアクチュエータ用コントロールバルブ構
造等を変えることなく、特殊車用油圧回路を構成できる
。
(4) ポンプロードセンシングシステムを採用する特
殊車両用油圧回路における、旋回モータ用としてこのコ
ントロールバルブを使用することにより、既存の特殊車
両用油圧回路における他のアクチュエータ用の油圧回路
構成を変えることなく、そのまま適用できる。
殊車両用油圧回路における、旋回モータ用としてこのコ
ントロールバルブを使用することにより、既存の特殊車
両用油圧回路における他のアクチュエータ用の油圧回路
構成を変えることなく、そのまま適用できる。
(5) 油圧回路のフローコントロールバルブをOFF
する必要がないから、他のアクチュエータの操作状態に
係わりなく、旋回モータの回転速度をスムースにコント
ロールできる。
する必要がないから、他のアクチュエータの操作状態に
係わりなく、旋回モータの回転速度をスムースにコント
ロールできる。
(6) 仮に、旋回モータ又は走行モータ等の油圧モー
タ用コントロールバルブのコントロールレバーを多少ラ
フに操作しても、旋回モータ又は走行モータ等の油圧モ
ータへの圧油の給排量を急激に変化させる恐れがないか
ら、特殊車両の旋回体の旋回操作又は走行モータ用油圧
回路構成の簡易化を計れる。
タ用コントロールバルブのコントロールレバーを多少ラ
フに操作しても、旋回モータ又は走行モータ等の油圧モ
ータへの圧油の給排量を急激に変化させる恐れがないか
ら、特殊車両の旋回体の旋回操作又は走行モータ用油圧
回路構成の簡易化を計れる。
(7) スプールの中央大径部両側にノツチを構成すれ
ば、スプールのストローク途中にB又はAポートとPポ
ートとがとが連通した状態において、常時それぞれのチ
エツク弁により両ノツチの何れの側からの逆流も阻止で
きるから、仮に、傾斜地等において旋回体の保持圧がB
又はAポートの何れの側に作用した場合においても、そ
れぞれの保持圧がロックされ、旋回体の傾斜に基づく傾
斜流の発生を招く恐れがない。
ば、スプールのストローク途中にB又はAポートとPポ
ートとがとが連通した状態において、常時それぞれのチ
エツク弁により両ノツチの何れの側からの逆流も阻止で
きるから、仮に、傾斜地等において旋回体の保持圧がB
又はAポートの何れの側に作用した場合においても、そ
れぞれの保持圧がロックされ、旋回体の傾斜に基づく傾
斜流の発生を招く恐れがない。
図面は、この発明に係る特殊車両用油圧回路のコントロ
ールバルブの実施例を示すもので。 第1図はその第1実施例のコントロールバルブのスプー
ルを中立状態にした縦断面図、第2図はそのスプールを
僅かに左方へ移動させたストローク途中状態の縦断面図
、第3図はその第2実施例のコントロールバルブのスプ
ールを中立状態にした縦断面図、第4図はそのスプール
を僅かに左方へ移動させたストローク途中状態の縦断面
図、第5図はその第3実施例のコントロー、ルバルブの
スプールを中立状態にした縦断面図、第6図はそのスプ
ールを僅かに右側へ移動させたストローク途中状態の縦
断面図、第7〜9図は第1〜3実施例のコントロールバ
ルブの作用説明図である。 1a、1b、1c・・・・・・コントロールバルブ、1
・・・・・・コントロールバルブ本体。 3.3・・・・・・高圧油路、 4,4・・・・・・
作動油路、5.5・・・・・・排油路、 6・・・
・・・仕切壁、7・・・・・・チエツク弁、 8.
50・・・・・・スプール、9.9・・・・・・大径部
、 10,10・・・・・・小径部、11.11
.53.53・・・・・・ノツチ、15・・・・・・ポ
ンプ(油圧源)、 16・・・・・・旋回モータ、 51・・・・・・
スリーブ、54・・・・・・小径部、 56・
・・・・・連通穴、58・・・・・・スプール本体、
59・・・・・・中空突出部。 60・・・・・・ばね付チエツク弁、 m・・・・・・油路間の壁厚、 n・・・・・・ノ
ツチの長さ。 出顕人 株式会社加藤製作所
ールバルブの実施例を示すもので。 第1図はその第1実施例のコントロールバルブのスプー
ルを中立状態にした縦断面図、第2図はそのスプールを
僅かに左方へ移動させたストローク途中状態の縦断面図
、第3図はその第2実施例のコントロールバルブのスプ
ールを中立状態にした縦断面図、第4図はそのスプール
を僅かに左方へ移動させたストローク途中状態の縦断面
図、第5図はその第3実施例のコントロー、ルバルブの
スプールを中立状態にした縦断面図、第6図はそのスプ
ールを僅かに右側へ移動させたストローク途中状態の縦
断面図、第7〜9図は第1〜3実施例のコントロールバ
ルブの作用説明図である。 1a、1b、1c・・・・・・コントロールバルブ、1
・・・・・・コントロールバルブ本体。 3.3・・・・・・高圧油路、 4,4・・・・・・
作動油路、5.5・・・・・・排油路、 6・・・
・・・仕切壁、7・・・・・・チエツク弁、 8.
50・・・・・・スプール、9.9・・・・・・大径部
、 10,10・・・・・・小径部、11.11
.53.53・・・・・・ノツチ、15・・・・・・ポ
ンプ(油圧源)、 16・・・・・・旋回モータ、 51・・・・・・
スリーブ、54・・・・・・小径部、 56・
・・・・・連通穴、58・・・・・・スプール本体、
59・・・・・・中空突出部。 60・・・・・・ばね付チエツク弁、 m・・・・・・油路間の壁厚、 n・・・・・・ノ
ツチの長さ。 出顕人 株式会社加藤製作所
Claims (5)
- (1)油圧源に接続される高圧油路と、油圧モータに接
続される作動油路と、タンクに接続される排油路とを有
するバルブ本体に、大径部及び小径部を有するスプール
を摺動可能に装着すると共に、前記高圧油路、作動油路
、排油路と前記スプールとの間に、前記スプールのスト
ローク途中のみにおいて作動するブリードオフ弁を設け
たことを特徴とする特殊車両用油回路のコントロールバ
ルブ。 - (2)前記スプールの大径部に左右一対のノッチを設け
、該ノッチのスプール長さ方向長を、当該スプールの大
径部に当接する切隣る前記路の仕切壁のスプール長さ方
向厚さより、やや長く構成したことを特徴とする請求項
(1)記載の特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ
。 - (3)前記スプールの両側大径部にそれぞれノッチを設
け、該ノッチのスプール長さ方向長を、前記両側大径部
に当接する前記バルブ本体の作動油路と排油路との仕切
壁のスプール長さ方向厚さよりやや長く構成したことを
特徴とする請求項(2)記載の特殊車両用油圧回路のコ
ントロールバルブ。 - (4)前記スプール中央の大径部両側にそれぞれノッチ
を設け、該ノッチのスプール長さ方向長を、前記中央大
径部に当接する前記バルブ本体の高圧油路と作動油路と
の仕切壁のスプール長さ方向の厚さよりやや長く構成し
たことを特徴とする請求項(2)記載の特殊車両用油圧
回路のコントロールバルブ。 - (5)油圧源15に接続される高圧油路3と、旋回モー
タ16又は走行モータ等の油圧モータに接続される作動
油路4、4と、タンクtに接続される排油路5、5とを
備えるバルブ本体1のスプール穴2に、スリーブ51と
スプール本体56とからなるスプール50を摺動可能に
装着すると共に、前記スリーブ51の中央大径部両側に
ノッチ53、53を設け、該ノッチ53、53の長さm
を、当該スリーブ51の大径部に当接するバルブ本体1
の高圧油路3、3と作動油路4、4との仕切壁6、6の
、前記スリーブ51長さ方向の厚さnよりやや長く構成
したことを特徴とする特殊車両用油圧回路のコントロー
ルバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1261986A JP2816994B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1261986A JP2816994B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03125083A true JPH03125083A (ja) | 1991-05-28 |
JP2816994B2 JP2816994B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17369418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1261986A Expired - Fee Related JP2816994B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 特殊車両用油圧回路のコントロールバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816994B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0552451U (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-13 | 株式会社島津製作所 | 切換弁 |
JP2013185680A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Kyb Co Ltd | 切換弁 |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP1261986A patent/JP2816994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0552451U (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-13 | 株式会社島津製作所 | 切換弁 |
JP2013185680A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Kyb Co Ltd | 切換弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2816994B2 (ja) | 1998-10-27 |
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