JPH0312458Y2 - - Google Patents

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JPH0312458Y2
JPH0312458Y2 JP3399886U JP3399886U JPH0312458Y2 JP H0312458 Y2 JPH0312458 Y2 JP H0312458Y2 JP 3399886 U JP3399886 U JP 3399886U JP 3399886 U JP3399886 U JP 3399886U JP H0312458 Y2 JPH0312458 Y2 JP H0312458Y2
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JP
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seal bag
pipe
inert gas
bag
piping
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配管の不活性ガスアーク溶接時に配
管内への不活性ガス封入シール袋の取出工具に関
するものである。
〔従来の技術〕
各種プラントにおける配管の現地組立工事にお
いて、この加熱炉管あるいは配管継手等を現場で
不活性ガスアーク溶接する場合、配管内に充填さ
れる不活性ガスのシールが重要となる。
このような配管の不活性ガスアーク溶接におけ
るシール手段として、本出願人は、シール袋を配
管内で膨ませることにより栓作用させる方式を提
案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなシール袋によるシール方式では、
シール袋を配管に設けた圧力計等の小径の取付用
ノズル管を通して挿入し、CO2等のガスを注入し
て膨ませることで封止するものであるため、溶接
終了後にシール袋の口部を開放してもシール袋内
の残留ガスがなかなか排出されず、従つてこのシ
ール袋を小径ノズル管を通して引き抜く時、ノズ
ル管の開口径より大きく膨んでいるシール袋がノ
ズル管の溶接ビード部及び内側開口縁等に引掛か
つて切り裂かれ、その切裂き片が管内に残存され
る虞があり、これがプラントパイプラインに大き
な障害をもたらす問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、配管内の不活性ガス封入シールに使用された
シール袋を破損することなく配管外に抜出し可能
にした不活性ガス封入シール材の取出工具を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る不活性ガス封入シール袋の取出工
具は、所望長さのロツド部と、このロツド部の先
端にガイド部を介して一体に固着され、かつ配管
系の圧力計等の取付用ノズル管に挿通し得る外径
を有していると共に配管系の不活性ガス封入シー
ル袋を挿通することで絞るリング部とを備えて成
るものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、工具本体のリング部をノズ
ル管から挿入して配管内に位置させ、そしてシー
ル袋をリング部内を通過させることにより、ノズ
ル管の内径より小さく絞られるから、シール袋は
ノズル管の内側開口縁等により切り裂かれること
なく容易に取り出すことが可能になる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
第1図は本考案に係るシール袋用取出工具の一
例を示す。同図において、1は工具本体であり、
この工具本体1は直線状のロツド部2と、このロ
ツド部2の先端にU字状のガイド部3を介して、
該ガイド部3に略直交して一体に設けたリング部
4とから構成されている。上記リング部4は、こ
れにシール袋5を通して引き抜くことによりシー
ル袋5内に残留するガスを強制排出させるもの
で、後述する配管系に設けた圧力計等の取付用ノ
ズル管の内径より小さい外径を有していると共
に、その中心はロツド部2の軸線と一致してい
る。
第2図はアーク溶接継手部を有する配管系をシ
ール袋5により溶接継手部の前後で栓状に閉塞し
不活性ガスの封入を可能にした配管系の概略図を
示すもので、6,6は現地で最終組立溶接される
配管を示し、これら配管6,6は突き合わせ状態
でアーク溶接される継手部7を有し、さらに圧力
計、温度計等を取り付けるための小径ノズル管
8,8及び不活性ガス注入用のバルブ9を備えて
いる。なお、ガス封入用のシール袋5にはゴミ回
収等に用いられるポリエチレン袋が利用される。
このような配管系において、溶接継手部7の前
後を閉塞する場合は、ポリエチレン製等のシール
袋5をノズル管8から配管6,6内に挿入し、そ
の口部をガス供給管10にバインダ等により結合
した後、ガス、例えば液化炭酸ガスボンベ(図示
せず)からCO2ガスをシール袋5内に充填し、こ
れを膨ませてシール袋5の表面を配管6の内壁に
密着させる。これにより配管6,6内はシール袋
5によつて施栓状態に閉塞されることになる。そ
の後は、シール袋5により閉塞区画された配管系
内にバルブ9から不活性ガスを注入しながら溶接
継手部7をアーク溶接する。
次に、アーク溶接終了後のシール袋5の取出し
について述べる。
この場合は、まず、ガス供給管10とシール袋
5との連結を解いてシール袋5を開放し、その
後、シール袋5の口部5aを窄めて工具本体1の
リング部4内に第1図に示す如く挿通する。そし
て、第3図に示す如く挿通口部5aを指で把持
し、工具本体1をそのリング部4側からノズル管
8内に差し込み、ガイド部3を含めたリング部4
を配管6内に位置させる。かかる状態で指を把持
した口部5aを第3図の矢印A方向に引張れば、
シール袋5は矢印A方向に引き出されると同時
に、リング部4でその内径に応じた太さに順次窄
められ、さらにこの窄め作用によりシール袋5内
に残留するガスは口部5aから大気中に排出され
る。
即ち、シール袋5は配管6内でリング部4によ
りノズル管8の内径より小さい径に窄められると
共に、シール袋5内の残留ガスも強制排出される
から、シール袋5はノズル管8の溶接ビードある
いは内側開口縁と干渉することなく、かつ引き裂
かれることなく簡単に引き抜ひ得るのである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、配管系のアーク
溶接用不活性ガスの封入シールに供されたシール
袋を配管内から取り出す時、ノズル管から配管内
に挿入された工具本体のリング部を通してシール
袋を抜き取るようにしたので、シール袋をノズル
管の溶接ビードに引掛けるなどして破損、あるい
は引き裂くことなく、円滑にかつ容易に配管外へ
取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシール袋取出工具の一例
を示す全体斜視図、第2図は溶接用配管系の不活
性ガスシール状態を示す説明用断面図、第3図は
シール袋を配管から取出す状態を示す説明用断面
図である。 1……工具本体、2……ロツド部、3……ガイ
ド部、4……リング部、5……シール袋、6……
配管、7……溶接継手部、8……ノズル管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所望長さのロツド部と、このロツド部の先端に
    ガイド部を介して一体に固着され、かつ配管系の
    圧力計等の取付用ノズル管に挿通し得る外径を有
    していると共に配管系の不活性ガス封入シール袋
    を挿通することで絞るリング部とを備えて成る不
    活性ガス封入シール袋の取出工具。
JP3399886U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0312458Y2 (ja)

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JP3399886U JPH0312458Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3399886U JPH0312458Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62146574U JPS62146574U (ja) 1987-09-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5291454B2 (ja) * 2008-12-26 2013-09-18 三菱重工業株式会社 配管溶接方法
JP6503034B2 (ja) * 2017-09-22 2019-04-17 株式会社東芝 配管溶接方法及びバックシールド装置

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JPS62146574U (ja) 1987-09-16

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