JP2710166B2 - シュリンク包装方法 - Google Patents

シュリンク包装方法

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JP2710166B2
JP2710166B2 JP2089169A JP8916990A JP2710166B2 JP 2710166 B2 JP2710166 B2 JP 2710166B2 JP 2089169 A JP2089169 A JP 2089169A JP 8916990 A JP8916990 A JP 8916990A JP 2710166 B2 JP2710166 B2 JP 2710166B2
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JP
Japan
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container
stretched film
shrink
cylindrical
shape
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隆三 祐安
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は延伸フイルムを用いてビンまたは容器形状物
(以下容器という)の表面をシュリンク包装する方法に
関するものである。さらに詳しくは、シュリンク包装す
る容器の首部の形状に沿ってフイットし、シワ等の発生
のないシュリンク包装をスムースに能率よく的確に行う
方法である。
(従来の技術) 従来、首部を有し、この首部より径の大きい胴部を有
する容器を延伸フイルムでシュリンク包装する場合は、
一方向のみが開口部を有する袋状に成形された延伸フイ
ルムを、これらの容器にかぶせシュリンクさせて包装し
ており、袋状の延伸フイルムであるために開封性が非常
に悪く、これらの作業は殆どが手作業によるものであっ
た。
また、最近はシュリンクした容器の外観、仕上がり外
観が奇麗で、商品価値を高めるために延伸フイルムを容
器外観にフイットさせるために容器首部の断面形状に沿
った形状に延伸フイルムを溶着し、不要部を取り除いた
袋形状をしたものをあらかじめ準備しておき、これを容
器にかぶせ加熱トンネルを通しシュリンク包装するとい
った方法がとられている。
しかしながらこの方法では、かぶせる延伸フイルムは
三方が閉じられた袋状の形状であるため、容器にかぶせ
る開口部は一方しかなく、延伸フイルムのブロッキング
や空気抜きが容易におこなえないなどの問題があり、容
器を挿入することは依然として容易には行うことが出来
ず、手数がかかってしまう問題点は残ったままであっ
た。
また、これらの作業を機械化する方法も種々検討され
てきたが、特に延伸フイルムの厚さが40μ以下の薄いも
のとなると、これらの熱収縮フイルムの袋形状のものを
一枚ずつ取り出したり、またこれらを開封するには、吸
盤方式では確実に、しかも能率良く作業することは困難
であった。
(発明が解決しょうとする課題) 本発明は、これらの諸問題を解決すべく鋭意検討し、
薄い延伸フイルムから厚い延伸フイルムに至るまでのも
の総てに適応することができ、確実にしかも能率良く、
容器形状にそったシュリンク包装された商品価値の高い
商品を提供するにあり、しかも機械化することが容易に
出来得るシュリンク方法を提供するにある。
(課題を解決する手段および作用) 本発明は、延伸フイルムを用いてシュリンク包装を行
う方法において、チューブ状の延伸フイルムをシュリン
ク包装する対象のビンまたは容器形状物(以下容器とい
う)の大きさ以上のサイズに切断し円筒状とする第1工
程、該円筒状の延伸フイルムを開口し、容器の上部首部
の一部を該円筒状の延伸フイルムの一端に挿入し、他の
端部が平面を形成するに十分な長さを持つように挿入す
る第2工程、次いで該端部を容器の上部首部の断面形状
に類似した形状に溶断し、溶断した不要部を取り除く第
3工程、該容器を完全に覆う状態まで挿入し、延伸フイ
ルムによって覆われた容器の底部の部分のみに熱風をあ
てて、延伸フイルムを収縮させる第4工程、引き続き加
熱トンネルを通して本収縮させる第5工程からなること
を特徴とするシュリンク包装方法である。
即ち本発明を図面により詳細に説明する。
第1図に示したチューブ状の延伸フイルム1をシュリ
ンク包装しようとする対象容器より大きめにカットライ
ン2よりカットし、円筒状延伸フイルム3とし(第1工
程)、このものに容器4の上部を第2図の如く挿入する
(第2工程)。
円筒状延伸フイルム3は上下二方向が開口されている
ため、これらの円筒状延伸フイルムが容易に開口するこ
とが出来、対象の容器を容易に挿入することが出来る。
この時(第2工程)のポイントとしては、開口した円筒
状の延伸フイルムの一部に容器を挿入するにとどめるこ
とである。この工程で円筒状の延伸フイルムに容器を完
全に挿入してしまえば、次工程以後が容易に行うことが
出来なくなってしまう。また、該延伸フイルムに容器の
一部のみを挿入しておけば、この一部がガイドとなっ
て、次工程以後の容器の挿入が容易にスムースに行うこ
とができる。
次いで、第3図及び第4図示すように容器の一部を挿
入した側の反対の端部を容器の首部の断面形状に類似し
た形状にし溶着部5を溶着し、端部が偏平状となってい
る溶断された袋状延伸フイルム6より溶断不要部分7を
切り取る(第3工程)。
この溶断工程においては、容器の首部の断面形状を賦
与すると同時に、溶断不要部分を取り除くものであり、
溶断する方法としては加熱溶断シール、高周波溶断シー
ル、超音波溶断シール等を用いることが好ましい。ま
た、厚い熱収縮フイルムを用いる場合には、溶断時に溶
着時の熱により収縮を生じてしまい、外観不良となる恐
れがあるため、高周波もしくは超音波等を用いるのが望
ましい。
また、この溶断工程において、容器を完全に挿入する
時に挿入をより容易にするための空気抜きのための小穴
を数箇所開けることも可能であり、更に、最終のシュリ
ンク包装したものから、容器を容易に取り出すためのミ
シン目等をこの工程で施すことも可能である。
次いで、この三方閉じられた状態の袋状延伸フイルム
6の中に容器を完全に挿入する。第2工程で容器の一部
がすでに挿入されている状態であるので、挿入は非常に
容易にスムースに、能率良く行うことができる。
この袋状延伸フイルム6に容器を第5図のように完全
に挿入した後、第6図のように容器の底部の部分のみを
加熱し仮収縮させて、袋状延伸フイルム6を仮どめし仮
収縮部8を形成する(第4工程)。この仮どめする工程
は、次の加熱トンネル工程へのへの安定供給や、加熱ト
ンネル工程内での方向性の影響を無くするためであり、
さらに印刷された延伸フイルムの場合においては位置ぎ
め(延伸フイルムの上部へのズレ防止)のためであり、
従来の加熱トンネル工程では、この工程で延伸フイルム
をかぶせたものを整列させて、必ず底部から加熱トンネ
ルを通さなければならないという煩雑さから解放され、
能率よく、しかも加熱収縮時の歩留まりを向上させるも
のである。
次いで容器4が挿入され仮収縮部8が形成された袋状
延伸フイルム6を加熱トンネルに供給し、(図示せず)
袋状延伸フイルムを収縮させ、第7図のような延伸フイ
ルムにより包装された容器を得る(第5工程)。
(発明の効果) 本発明によれば、極薄の延伸フイルムから通常用いら
れている厚さの延伸フイルムにわたるまでのものを、容
器形状にフイットさせてシュリンクラップ包装すること
が容易に、能率良くできる方法であり、更には機械化対
応することが可能のシュリンク包装方法が提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の工程の概要を示す図であり、第1図はチュ
ーブ状延伸フイルムを切断する工程を示す図(第1工
程)、第2図は切断した延伸したフイルムを円筒状とな
し、この円筒状の延伸フイルムに対象容器の一部を挿入
した図(第2工程)。第3図は円筒状の延伸フイルムの
上部端を偏平にし、対象容器の首部に類似した形状に溶
着した図であり(第3工程)、第4図は溶着・溶断し不
要部を取り除く図(第3工程)、第5図は対象容器を延
伸フイルム袋に完全に挿入した状態の図(第4工程)、
第6図は対象容器の底部を仮収縮さた図(第4工程)及
び第7図は加熱トンネルを通過させて本収縮させた図
(第5工程)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】延伸フイルムを用いてシュリンク包装を行
    う方法において、チューブ状の延伸フイルムをシュリン
    ク包装する対象のビンまたは容器形状物(以下容器とい
    う)の大きさ以上のサイズに切断し円筒状とする第1工
    程、該円筒状の延伸フイルムを開口し、容器の上部首部
    の一部を該円筒状の延伸フイルムの一端に挿入し、他の
    端部が平面を形成するに十分の長さを持つように挿入す
    る第2工程、次いで該端部を容器の上部首部の断面形状
    に類似した形状に溶断し、溶断した不要部を取り除く第
    3工程、該容器を完全に覆う状態まで挿入し、延伸フイ
    ルムによって覆われた容器の底部の部分のみに熱風をあ
    てて、延伸フイルムを収縮させる第4工程、引き続き加
    熱トンネルを通して本収縮させる第5工程からなること
    を特徴とするシュリンク包装方法。
JP2089169A 1990-04-05 1990-04-05 シュリンク包装方法 Expired - Lifetime JP2710166B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57142818A (en) * 1981-02-17 1982-09-03 Hitachi Shipbuilding Eng Co Packer for shrinkable film
JPS57142818U (ja) * 1981-02-28 1982-09-07
JPH047053Y2 (ja) * 1987-05-12 1992-02-26

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