JPH03124146A - ディジタルデータ送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は時分割交換機におけるディジタルデータ送受信
装置、より具体的には時分割交換機に収容されたデータ
端末とディジタル網またはデータ端末間のディジタル接
続に有利に適用されるディジタルデータ送受信装置に関
する。

（従来の技術） データ端末間の通信をアナログ網を介して行なう場合、
この端末を収容している交換機は、データ端末からのデ
ィジタル信号を所定のアナログ信号に変調してアナログ
網に送っている。すなわち、このような交換機には、た
とえばモデムインタフェーストランクやプールドモデム
などが配設され、適宜使用者が所望の変調方式のモデム
を選択することにより、ディジタル信号が指定されたア
ナログ信号に変調される。

具体的には、データ端末から通信データが送出されると
、データ端末インタフェース装置により相互接続回路信
号がこれに付加される。相互接続回路信号はデータ端末
側とプールドモデム側とを接続する信号である。相互接
続回路信号を含む通信データは、交換機のディジタル内
線加入者回路、時分割スイッチなどを経由してモデムイ
ンタフェーストランクに送られる。そして、データ端末
インタフェース装置からの信号は、モデムインタフェー
ストランクにより、通信データと相互接続回路信号に分
離され、通信データがプールドモデムに送られる９通信
データは、プールドモデムでアナログ搬送波に変調され
てからモデムインタフェーストランクに返送され、モデ
ムトランクでＰＣＭ化されて時分割スイッチを経由して
アナログトランクに送られる。そして、アナログトラン
クでアナログ信号に変換され、アナログ網へ送出される
。

また、データ端末間の通信をディジタル網を介して行な
う場合には１通信データをアナログ信号に変調する必要
がない、このためデータ端末を収容し、これからの通信
データをディジタル網に送信する交換機は、トランスペ
アレントな通信機能を有するディジタルトランクで、相
互接続回路信号とともに通信データを時分割スイッチを
介しディジタル網に送信する。これにより、ディジタル
ｌリンクのデータ通信が行なわれる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながらアナログ通信網にデータ端末からのデータ
を送信する場合、ディジタル信号をアナログ信号に変調
するモデムが必要であり、回線の帯域上、ディジタル網
と比較して通信速度が非常に制限されてしまう、このた
め、たとえばデータ端末間で情報のやりとりを行なう場
合には、ディジタル網を用い、できるだけディジタル信
号のままで行なうことが好ましい、しかし、データ端末
からのデータをディジタル通信網を介し送受信する場合
、前述のように従来技術では相互接続回路信号と通信デ
ータとが分離されることなくディジタル網へ送出される
。このため、通信相手となるディジタル網側のデータ端
末にも、送信側と同等の信号フォーマットおよびプロト
コルをサポートする回路が要求され、通信相手が非常に
制限されてしまうという問題があった。

また、交換機がたとえばディジタル網とアナログ網を併
用する場合、いずれの網を用いて通信データを送信する
かによって、時分割スイッチにおける通話路の設定が異
なる。したがって、これら両方の通信網に対応する場合
には、各々に対応した交換処理が必要となり、時分割ス
イッチを制御する制御部の交換ソフトもこれに対応でき
るよう変更しなければならないという問題が生じる。

この場合にはまた、システム全体が冗長的になるととも
に、プロトコルなどが異なるデータ端末と通信を行なう
場合には、前述のように通信速度が制限されてしまう。

本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、ディジタ
ル回線を用いて通信データをディジタル信号のまま送受
信する場合でも１通信相手の制限を受けずにデータの送
受信を行なうことができるディジタルデータ送受信装置
を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は上述の課題を解決するために、データ端末を収
容し、データ端末でやりとりされる通信データを、ディ
ジタル網を介して相手端末と送受信する機能を有する交
換装置に適用されるディジタルデータ送受信装置は、デ
ータ端末と相互接続回路信号をやりとりすることにより
、データ端末との接続制御を行なう接続制御手段と、デ
ータ端末のプロトコルとディジタル網を介して接続され
る相手端末の通信プロトコルを相互に変換する変換手段
とを有する。

（作　用） 本発明によれば、相互接続回路信号によりデータ端末装
置からの通信データを受信すると、これをプロトコル変
換手段に送り、プロトコル変換処理を行なった後、ディ
ジタル網を介し相手端末に送る。

（実施例） 次に添付図面を参照して本発明によるディジタルデータ
送受信装置の実施例を詳細に説明する。

第１図を参照すると、本発明によるディジタルデータ送
受信装置を１時分割交換機に適用したときの実施例の構
成が示されている。時分割交換機３は、複数のデータ端
末ｆＤＴＥｌ　１０などを収容し、これらにおける通信
データの交換処理を行なう交換装置である。

データ端末ＩＯは、たとえばＲ５−２３２Ｃなどの通信
インタフェースを有する情報機器または通信機器であり
、相互接続回路１２およびデータ端末インタフェース装
置（ＤＴＩＩ　２０を介して、時分割交換機３の加入者
線１００に接続されている。

相互接続回路１２は、データ端末１０とデータ端末イン
タフェース装置２０との相互接続を行なうＤＴＥＤＣＥ
相互接続回路である。この回路１２が受信した相互接続
回路信号Ｙは、後述するディジタルインタフェース変換
装置４０に伝送される。

データ端末インタフェース装置２０は、交換機３とデー
タ端末ＩＯとの通信インタフェースをとるインタフェー
ス装置である。インタフェース装置２０は、通信プロセ
ッサ２２．制御プロセッサ２４およびディジタル送受信
回路２６を有する。制御プロセッサ２４は、接続制御に
関する情報である相互接読回路信号Ｙの処理を行なう制
御信号処理用プロセッサであり、相互接続回路１２およ
び通信プロセッサ２２に接続されている。通信プロセッ
サ２２は、データ端末１０から送られてきた通信データ
Ｘを処理する通信データ処理用プロセッサであり、送受
信回路２６に接続されている。送受信回路２６は、交換
機３と通信データＸおよび相互接続回路信号Ｙの信号の
やりとりを行なう回路である６ 時分割交換機３は、データ端末１０でやりとりされる通
信データにプロトコル変換処理を施し、接続されている
ディジタル網（図示せず）に処理したディジタル信号を
送出する機能を有する。交換機３は、ディジタル内線加
入者回路（ＤＬＣＩ　３１１．時分割スイッチｆＴｓＩ
ｌ　３６．制御回路３８．ディジタルインタフェース変
換装置４０およびディジタルトランク４８を有する。な
お同図では１本発明の理解に関連する交換機の構成要素
が図示され、これに直接関係のない機能部などは略して
記載されていない。

ディジタル内線加入者回路３０は、データ端末インタフ
ェース装置２０に対向して交換機３の加入者側に収容さ
れている。内線加入者回路３０は、端末側との信号の送
受信を行なう回路であり、ディジタル送受信回路３２お
よび制御プロセッサｆｃｃＰ）　３４を有する。送受信
回路３２は、加入者線１００を介し端末側のインタフェ
ース装置であるデータ端末インタフェース装置２０の送
受信回路２６と、交換機３の時分割スイッチ３６に接続
され、制御プロセッサ３４の制御に従ってこの間におけ
る信号の送受信を行なう。制御プロセッサ３４は加入者
回路３０の制御を行なう制御回路である。プロセッサ３
４は、バス２００を介し交換機３の制御回路３８に接続
され、これからの制御信号に従って送受信回路３２を制
御する。

時分割スイッチ３６は、バス２００を介し制御回路３８
に接続され、これの制御により信号のスイッチング処理
を行なうスイッチである。時分割スイッチ３６には、信
号線を介しディジタルインタフニス変換装置４０および
ディジタルトランク４８が接続されている。

制御回路３８は、交換機３の各構成要素を制御する制御
回路であり、たとえばモデムブール機能を有する交換処
理ソフトなどがインストールされている。制御回路３８
は、たとえばデータ端末装置１０から送信された相手端
末を示す選択信号をバス２００を介して受信し、これに
応じて時分割スイッチ３６を制御する。これにより、デ
ータ端末装置ｌ。

は、所望の変換処理を行なうディジタルインタフェース
変換装置４０を選択することができる。

ディジタルインタフェース変換装置４０は、本発明にお
けるディジタルデータ送受信装置の実施例である。イン
タフェース変換装置４０は、ディジタル網側から見た交
換機３におけるデータ回線終端装置に相当する。変換装
置４０によりデータ端末１゜からの通信データＸは、所
定のプロトコル変換またはフォーマット変換が施され、
時分割スイッチ３６を介しディジタルトランク４８に送
られる。なお、同図では１つのインタフェース変換装置
４０が記載されているが、これは図の複雑化を避けるた
めであり、時分割スイッチ３６には、たとえば異なるプ
ロトコル変換やフォーマット変換を行なう複数のインタ
フェース変換装置４０が必要に応じて接続される。

インタフェース変換装置４０は、通信プロセッサ（ＤＴ
Ｐ）　４２．制御プロセッサｆｃｃＰ）　４４およびプ
ロトコル変換回路４６を有する０通信プロセッサ４２は
。

時分割スイッチ３６に接続され、たとえばこれから送ら
れてきた信号を通信データＸと相互接続回路信号Ｙに分
離する０通信プロセッサ４２は、制御プロセッサ４４ｉ
５よびプロトコル変換回路４６に接続され、通信データ
Ｘをプロトコル変換回路４６に、また相互接続回路信号
Ｙを制御プロセッサ４４にそれぞれ送る。

制御プロセッサ４４は、インタフェース変換装置４０の
制御を行なうプロセッサであり、バス２００を介して制
御回路３８に接続されている。制御プロセッサ４４は、
データ端末ＩＯ側と相互接続回路信号Ｙのやりとりを時
分割スイッチ３６を通して行なう。これによりデータ端
末ｌＯ側では、相互接続回路信号Ｙのやりとりをプール
ドモデムがある場合と同様に行なうことができる。

プロトコル変換回路４６は、内線側またはディジタル通
信網側から受信した通信データに、所定のプロトコル変
換またはフォーマット変換を相互に行なう信号変換回路
である。これにより、たとえばデータ端末１０から送ら
れてきた通信データＸは通信データＺに変換される。変
換回路４６は、時分割スイッチ３６に接続され、これに
変換処理した通信データＺを送る。

時分割スイッチ３６にはディジタルトランク４８も接続
されている。ディジタルトランク４８は、ディジタル通
信網に接続される交換機３のディジタル通信網側に収容
されたトランクである。このディジタル網を介して、た
とえば池の交換機などに収容された相手側通信端末と通
信データのやりとりが行なわれる。トランク４８は、通
信データＺを時分割スイッチ３６より受信すると、これ
をディジタル通信網に送る。

次に、データ端末ｌＯからプロトコルまたはフォーマッ
トの異なる相手通信端末に通信データを送るときの動作
を説明する。データ端末ｌＯは、初めに相手通信端末に
適したプロトコル変換を行なうディジタルインタフェー
ス変換装置４０との接続要求を交換機３に送る。交換機
３は、この要求を受けると、内線加入者回路３０とイン
タフェース変換装置４０との通信路を時分割スイッチ３
６に形成し、これをデータ端末装置ＩＯに伝える。デー
タ端末装置ｌＯは、この通信路が形成された旨を受信す
ると、通信データＸを相互接続回路１２を介して通信プ
ロセッサ２２へ送る。

インタフェース装置２０はこれら信号を受信すると、相
互接続回路信号Ｙを制御プロセッサ２４で。

また通信データＸを通信プロセッサ２２でそれぞれ処理
し、同装置内のディジタル送受信回路２６に送る。送受
信回路２６は、受信した通信データＸおよび相互接続回
路信号Ｙを、加入者１ｉ！１００を介してディジタル内
線加入者回路３０のディジタル送受信回路３２に送出す
る。

送受信回路３２は、通信データＸおよび相互接続回路信
号Ｙを受信すると、これら信号を時分割スイッチ３６を
介しディジタルインタフェース変換装置４０に送る。な
お、前述の時分割スイッチ３６の通信路の設定は、制御
プロセッサ３４から制御回路３８がその情報を受信する
ことにより、制御回路３８により行なわれる。

ディジタルインタフェース変換装置４０は、時分割スイ
ッチ３６を介して受信した信号を、端末１０からの通信
データＸと相互接続回路信号Ｙとに分離する。すなわち
、相互接続回路信号Ｙは制御プロセッサ４４により処理
され、また通信データＸはプロトコル変換回路４６に送
られる。プロトコル変換回路４６は、受信した通信デー
タＸを通信データＺにプロトコル変換またはフォーマッ
ト変換する。

そしてこの通信データＺを時分割スイッチ３６に送る。

時分割スイッチ３６では、制御回路３８によりプロトコ
ル変換回路４６とディジタルトランク４８とのリンクが
形成されている。このため通信データＺは１時分割スイ
ッチ３Ｇ、ディジタルトランク４８を経由して、ディジ
タル信号のままで相手側端末に向けてディジタル網に送
られる。

このように１本実施例では前述のようにモデムブール機
能用の交換ソフトを利用できる。このため、モデムブー
ル機能対応の時分割交換機であれば、ディジタルインタ
フェース変換装置４０を付加するだけでディジタル網に
接続でき、プロトコルまたはフォーマットの異なるデー
タ端末と高速データ通信を行なうことが可能となる。ま
た、モデムブールと１井川し、アナログ網とディジタル
網とにそれぞれ対応することも容易である。

なお、ここで説明した実施例は本発明を説明するための
ものであって１本発明は必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱することなく当業者が可
能な変形および修正は本発明の範囲に含まれる。すなわ
ら、本実施例では複数の異なるプロトコル変換またはフ
ォーマット変換に対応して、ディジタルインタフェース
変換装置４０がモデムブールの場合と同様に設けられて
いるとしたが１本発明はとくにこのように限定されるも
のではなく、たとえばインタフェース変換装置４０に複
数の変換処理機能を持たせ、相手先通信端末に応じて変
換処理を行なうようにしても良い。また１本実施例では
本発明を時分割交換機に適用されるとしたが、とくにこ
れに限定されるものではなく、たとえばボタン電話のｔ
装置などにも適用可能である。

（発明の効果） このように本発明によれば、ディジタル網接続用のソフ
トを新規に開発することなく、モデムブール機能用のソ
フトを利用し、ハードウェアの追加のみでディジタル通
信が可能となる１本発明によればまた、端末通信データ
の通信プロトコル変換機能を行なう回路を共有するため
１通信プロトコルの異なる端末とのデータ通信を経済的
に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディジタルデータ送受信装置を時
分割交換機に適用したときの実施例の構成を示す構成図
である。 主一部　の符−の説明 ３９．９時分割交換機 １００．データ端末 １２、９８．相互接続回路 ２０、　、　、　、　、データ端末インタフェース装置
２２．４２　、　、　、通信プロセッサ２４．３４．４
４．　、制御プロセッサ２６．３２　、　、　、ディジ
タル送受信回路３０、　、　、　、　、ディジタル内線
加入者回路３６、　、　、　、　、時分割スイッチ３８
、　、　、　、　、制御回路 ４０、　、　、　、　、ディジタルインタフェース変換
装置 ９．プロトコル変換回路 ３．ディジタルトランク ４６゜ ４８、　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データ端末を収容し、該データ端末でやりとりされる通
   信データを、ディジタル網を介して相手端末と送受信す
   る機能を有する交換装置に適用されるディジタルデータ
   送受信装置において、該装置は、 前記データ端末と相互接続回路信号をやりとりすること
   により、該データ端末との接続制御を行なう接続制御手
   段と、 前記データ端末のプロトコルと前記ディジタル網を介し
   て接続される前記相手端末の通信プロトコルを相互に変
   換する変換手段とを有することを特徴とするディジタル
   データ送受信装置。