JPH03123283A - リミッタ回路 - Google Patents

リミッタ回路

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JPH03123283A
JPH03123283A JP1262354A JP26235489A JPH03123283A JP H03123283 A JPH03123283 A JP H03123283A JP 1262354 A JP1262354 A JP 1262354A JP 26235489 A JP26235489 A JP 26235489A JP H03123283 A JPH03123283 A JP H03123283A
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JP
Japan
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signal
limiter
pulse
output
zero
Prior art date
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Pending
Application number
JP1262354A
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English (en)
Inventor
Keiji Hatanaka
恵司 畠中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、映像信号をFM変調して記録再生する映像
信号記録再生装置におけるFM復調装置において、FM
変調度が高く記録された場合の再生FM変調信号のゼロ
クロス点の欠落を防止してFM復調信号の反転現象を防
止するようにしたリミッタ回路に関するものである。
[従来の技術] 映像信号によりFM変調されたFM変調信号を磁気テー
プなどに記録し、また記録されたFM変調信号を再生す
るようにした映像信号記録再生装置において、FM変調
度が高いFM変調信号が記録された場合、反転現象と呼
ばれる後記するような問題が起こる。
第4図は映像信号記録再生装置の再生系の構成を示すブ
ロック図で、磁気テープ(29)からビデオヘッド(3
0)で再生した微弱な再生FM信号をアンプ(以下、A
MPと称す) (31)で増幅し、RFイコライザ回路
(以下、RFEQと称す) (32)で周波数特性を補
正し、リミッタ回路(以下、LIMと称す) (33)
により振幅を制限し、FM復調器(以下、FM  DE
MODと称す) (34)でFM復調し、デイエンファ
シス回路(以下、DEEMPHAと称す) (35)で
映像信号に再生するように構成している。
以上のような映像信号記録再生装置において、問題とな
るのは、たとえば第7図(d)に示したように、黒レベ
ルから白レベルに変化する画面の映像信号は第7図(b
)のような波形となるけれども、FM復調された映像信
号が第7図(a)に示したような波形の場合、第7図(
C)に示すような反転現象を生ずることである。
このような反転現象の発生原因について、以下に説明す
る。
映像信号記録再生装置においては、電磁変換特性により
FM波の下側波がFM信号の上側波に比して強調される
。これにより、ゼロクロス点の欠落を生じる。第4図に
おけるL I M (33)はこのゼロクロス点を検出
しており、ゼロクロス点が欠落すると、L I M (
33)の出力に正常なFM波が出力されない。
このようなリミッタ出力をFM復調すると、正常な映像
信号が得られず、急峻なレベルの低下が発生し、第7図
(a)に示した波形になる。すなわち、ゼロクロス点の
欠落が反転現象を招くのである。
従来、この反転現象を防止するリミッタ回路として、r
NHKホームビデオ技術」 (横山克哉著、日本放送出
版協会編)のP98〜P100に記載されたDL−FM
方式と呼ばれるリミッタ回路が知られている。
第5図はこの従来のDL−FM方式のリミッタ回路の構
成を示すブロック図、第6図はこのブロック図の各部分
における信号波形図である。
第5図において、(36)は高域通過フィルタ(以下、
HPFと称す)、(37)は第1のリミッタ回路、(3
9)は低域通過フィルタ(以下、LPFと称す)、(4
0)は加算器、(38)は加算する信号の位相合わせを
おこなう位相器、(41)は第2のリミッタ回路である
つぎに、上記第5図の構成の動作について、第6図の信
号波形図を参照しながら説明する。
第6図(a)は記録されるFM信号であり、このFM信
号(a)が電磁変換系を通過することによって起こった
下側波強調効果により、第6図(b)に示すように、上
側波に比して下側波が強調された再生FM信号が得られ
る。上記FM信号(a)の各ゼロクロス点にANJの符
号を付すと、再生FM信号(b)では、ゼロクロス点E
およびゼロクロス点Fを欠落しており、このままFM復
調すると、反転現象が生ずる。
ここで、再生FM信号(b)はHP F (3B)を通
過し、その上側波が強調されて、第6図(C)に示すよ
うに、ゼロクロス点の欠落のない波形の信号となり、こ
の信号(C)が第1のリミッタ回路(37)により振幅
制限されて第6図(d)に示すような波形の信号になる
。ただし、映像信号記録再生装置では、一般に上側波の
C/N比が下側波よりも悪いため、上側波を強調して得
た信号(d)は、ノイズにより本来のゼロクロス点から
少しずれた信号となっている。このようなゼロクロス点
のずれの原因は他にもあり、それについては後述する。
FM信号におけるゼロクロス点のずれは、復調後のS/
N比の劣化になる。このため、信号(d)をそのままF
M復調すると、S /、N比の悪い再生映像信号になる
他方、再生FM信号(b)はL P F (39)に入
力され、その下側波が強調されて第6図(e)に示すよ
うに、ノイズによるゼロクロス点のずれが非常に少ない
波形の信号が得られる。上記ゼロクロス点のずれがある
信号(d)は位相器(38)により信号(e)と位相合
わせされたのち、加算器(40)において加算されて第
6図(f)に示す波形の信号(g)になる。これは、信
号(d)にくらべてノイズによるゼロクロス点のずれが
小さくなるため、信号(d)を復調した場合より、信号
(f)を振幅制限した第6図(g)に示す信号を復調し
た方がS/N比の良い再生信号が得られる。
すなわち、この従来例は、ゼロクロス点Eおよびゼロク
ロス点Fを復活することができ、かつS/N比の劣化を
ある程度軽減した復調信号が得られる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のリミッタ回路は以上のように構成されているので
、ゼロクロス点が欠落していない個所にもHP F (
36)により低域抑圧されたC/N比の悪い信号が加算
されるため、ゼロクロス点はノイズによってずれを生じ
、結果として、S/N比を劣化させるという問題があっ
た。
また、ゼロクロス点のずれは、ノイズが全く存在しない
場合でも、FM伝送系の周波数特性がフラットでない場
合にも生ずる。特に、第5図に示したような従来のDL
−FM方式のリミッタ回路では、L P F (39)
の出力とHP F (36)および第1のリミッタ回路
(37)を通過した出力との加算比によって、FM伝送
系の周波数特性が変化するためにゼロクロス点のずれを
生ずる。このようなゼロクロス点のずれは、復調後の映
像信号の周波数特性の変化を引き起こしたり、歪を生じ
させる。
また、第5図に示す従来のDL−FM方式のリミッタ回
路において、加算比の変化は反転現象の抑圧効果の程度
を変化させる。したがって、反転現象の抑圧効果の程度
によって、復調後の映像信号の周波数特性の変化や歪を
生じるという問題もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ゼロクロス点の復活を十分におこなうことか
できるとともに、FM復調信号のS/N比の劣化を最少
限にとどめることができるリミッタ回路を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるリミッタ回路は、入力FM信号の下側
帯波もしくは上下両帯波を抑圧し遅延させて振幅制限し
たFM信号と、振幅制限のみを施したFM信号とから、
入力FM信号のゼロクロス点が消失している位置に相当
するエツジを検出し、そのエツジによりパルスを発生さ
せて入力FM信号のゼロクロス点を復活させるように構
成したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、入力FM信号のゼロクロス点が消失
している位置に相当するエツジを検出してパルスを発生
させ、このパルスをFM信号のゼロクロス点の消失した
個所にのみ付加することによりゼロクロス点を復活させ
ることができるので、S/N比の劣化の少ない復調信号
が得られる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図はこの発明の一実施例によるリミッタ回路の構成
を示すブロック図であり、同図において、(1)はFM
信号の入力端子、(2)は側帯波抑圧フィルタで、上記
入力FM信号の下側帯波もしくは上下両側帯波を抑圧す
る。(3)は遅延器で、上記側帯波抑圧フィルタ(2)
の出力信号を時間τだけ遅延する。つまり、側帯波抑圧
フィルタ(2)での遅延時間がαのとき、(τ−α)の
遅延時間に設定されている。
(4)は第1のリミッタで、上記入力FM信号の振幅を
制限する。(5)は第2のリミッタで、上記遅延器(3
)の出力信号の振幅を制限する。(6)はエツジ検出器
で、上記第1のリミッタ(4)の出力レベルがローのと
きは、第2のリミッタ(5)の出力の立上がりエツジを
、また第1のリミッタ(4)の出力レベルがハイのとき
は、第2のリミッタ(5)の出力の立下がりエツジを検
出する。
(7)はパルス発生器で、上記エツジ検出器(6)によ
り検出されたエツジに応じてパルスを発生する。(8ン
 は遅延器で、上記第1のリミッタ(4ン の出力信号
を(τ/2)だけ遅延する。(9)は加算器で、上記遅
延器(8)の出力信号に対して上記パルス発生器(7)
で発生したパルスを付加して消失したゼロクロス点を復
活させる。(10)は出力端子である。
つぎに、上記構成の動作について、第2図の信号波形図
を参照しながら説明する。
入力端子(1)に第2図(a)で示すように、Xおよび
yの個所でゼロクロス点を消失しているFM信号が入力
されると、この入力FM信号(a)は側帯波抑圧フィル
タ(2)により、その下側帯波もしくは上下両側帯波が
抑圧されたのち、遅延器(3)に入力されて、第2図(
b)で示すように、入力FM信号(a)に対してでたけ
時間遅延された信号となる。ここで、遅延器(3)によ
る遅延時間τは、人力FM信号の瞬間最高周波数をfと
したとき、°τ=(1/4f)となるように設定されて
いる。
一方、上記入力FM信号(a)は第1のリミッタ(4)
に人力されて振幅制限され、第2図(c)で示すような
信号を得るとともに、上記遅延器(3)の出力信号(b
)は第2のリミッタ(5)に入力されて振幅制限され、
第2図(d)で示すような信号を得る。
ついで、上記信号(C)および(d)がエツジ検出器(
6) に入力されて、上記信号(C)のレベルがB−C
の範囲のローのときは、第2図(e)で示すように、信
号(d)の立上がりエツジ(el)を検出し、また信号
(C)のレベルがC−Dの範囲のハイのときは、第2図
(f)で示すように、信号(d)の立下がりエツジ(e
l)をそれぞれ検出して、それら検出エツジに応じて、
幅がWlの凸パルス(PI)または幅がw2の凹パルス
(Pl)をそれぞれ発生する。これら凸パルス(Pi)
および凹パルス(Pl)を加算してパルス発生器(7)
から第2図(g)で示すようなパルス信号(g)を出力
する。
上記第1のリミッタ(4)の出力信号(C)は遅延器(
8)により(τ/2)だけ時間遅延され、この遅延信号
に上記パルス発生器(7)からの出力パルス信号(g)
が加算器(9)により付加されて、第2図(i)に示す
ような信号が出力端子(10)に出力される。
なお、このとき、上記第2のリミッタ(5)で振幅制限
された信号(d)は固定されているので、上記加算器(
9)で付加されるパルス信号(g)は第2図(h)で示
すように、第2図(g)で示すパルス信号よりも相対的
に(τ/2)だけ前にずれている。
以上の結果、出力端子(10)に出力される信号D)に
おいて、第1のリミッタ(4)の出力信号(C)のゼロ
クロス点A、B、C,Dはその位置のまま保存され、こ
れに付加されるパルス信号(g)の凸および凹のパルス
(Pl)および(Pl)により、第2図(a)の入力F
M信号において消失しているゼロクロスが復活されるこ
とになる。
なお、上記凸パルス(PI)の幅W1および凹パルス(
Pl)の幅W2は(1/2f)もしくはそれよりも少し
広目に設定されている。
また、上記エツジ検出器(6)およびパルス発生器(7
)は、たとえば単安定マルチバイブレータ2個と加算器
1個とにより実現することができる。
このとき、凸、凹パルス(Pl)、(Pl)の幅W1、
w2は単安定マルチバイブレータに付加されるコンデン
サーと抵抗により設定することができる。
また、(τ−2)く0のときは、遅延器(3)を省略し
、側帯波抑圧フィルタ(2)の出力が第2のリミッタ(
5) に直接人力されるようにし、第1のリミッタ(4
)の直前に(α−で)だけ遅延する遅延器を設ければよ
い。
第3図はこの発明の他の実施例によるリミッタ回路の構
成を示すブロック図であり、同図において、第1図で示
す実施例と相違する点は、遅延器(3)の代わりに90
’穆相器(17)を用いたことと、第1のリミッタ(4
)の前段に、側帯波抑圧フィルタ(2)および90°B
相器(17)の遅延量に相当する時間だけ人力FM信号
を遅延させる遅延補正器(16)を設けたことの2点で
、その他の構成は第1図と同一であるため、該当部分に
同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
上記第3図の構成のリミッタ回路においても、第1図の
実施例と同様の効果を奏する。
また、上記各実施例において、第1および第2のリミッ
タ(4) 、 (5)のかわりに、入力信号の正負を判
別して、正のときは、ある一定レベルを、また、負のと
きは、正のときとは違った一定レベルを出力する正負判
別器を用いても、上記各実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、再生FM信号のゼロ
クロス点が欠落したところのみにパルスを付加すること
により、そのゼロクロス点のみを復活させるように構成
したので、FM復調した信号のS/N比の劣化を少なく
して反転現象を抑圧でき、さらに、復調信号の周波数特
性を変化させないリミッタ回路が得られるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるリミッタ回路の構成
を示すブロック図、第2図は第1図の動作を説明する信
号波形図、第3図はこの発明の他の実施例にょろリミッ
タ回路の構成を示すブロック図、第4図は映像信号記録
再生装置の再生系を示すブロック図、第5図は従来のD
L−FM方式のリミッタ回路の構成を示すブロック図、
第6図は第5図の従来例の各部の信号波形図、第7図は
反転現象を説明するための図である。 (1)・・・入力端子、(2)・・・側帯波抑圧フィル
タ、(3) 、 (8)・・・遅延器、(4)・・・第
1のリミッタ、(5)・・・第2のリミッタ、(6)・
・・エツジ[lW、(7)・・・パルス発生器、 端子。 なお、 示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力FM信号の振幅を制限する第1のリミッタと
    、上記FM信号を入力としてそのFM信号の下側帯波も
    しくは上下両側帯波を抑圧する側帯波抑圧フィルタと、
    この側帯波抑圧フィルタの出力信号を遅延する遅延器と
    、この遅延器の出力信号の振幅を制限する第2のリミッ
    タと、上記第1のリミッタの出力と第2のリミッタの出
    力とにより上記FM信号のゼロクロス点の消失位置に相
    当する第2のリミッタの出力信号のエッジを検出するエ
    ッジ検出器と、このエッジ検出器の出力によりパルスを
    発生するパルス発生器と、このパルス発生器により発生
    されたパルスを上記FM信号に付加して消失したゼロク
    ロス点を復活させる加算器とを具備したことを特徴とす
    るリミッタ回路。
JP1262354A 1989-10-06 1989-10-06 リミッタ回路 Pending JPH03123283A (ja)

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