JPH03122331A

JPH03122331A - 木質建造物の軸組接合構造

Info

Publication number: JPH03122331A
Application number: JP25958989A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Terada; 茂寺田; Hide Terada; 秀寺田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-10-03
Filing date: 1989-10-03
Publication date: 1991-05-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ、産業上の利用分野本発明は木質建造物の軸組接合構造に関する。

Ｂ、従来の技術従来の平面視で矩形以外の多角形の外形を有する木造建
物では、正方形断面の柱側面に対して、正方形断面の梁
や土台などの横架材が鋭角に接合されるとき、横架材の
接合面が横架材の長さ方向に対し傾斜し、この接合面に
直角に接合片が突設され、この接合片が柱の孔に差し込
まれていた。

Ｃ５発明が解決ビようとする課題従って、横架材の接合面から突出した接合片の木繊維は
、例えば、前記傾斜角が４５度の場合、その半分が横架
材本体の木１維から分断されてしまい、接合片の強度が
約１／２になってし才う。

本発明は、上記課題を解決し、接合部が強力な接合構造
を提供することを目的とする。

０１課題を解決するための手段本発明の構成は、本体の上端または下端に、段部を介し
て、断面円形の接合片が同心で突設されてなる柱部材と
、前記柱部材の段部に端部が接触し、該端部に前記接合
片の側面に接する柱接合面およびその水平方向両側に隣
接する横接合面を持つ複数の横架材と、隣合う前記横架
材の各側面にわたり、それらの両面側に各々貫通ボルト
ナツトで固定された蝶番とを含むことである。

Ｅ１作用横架材の端部が柱段部に支持され、この接合端部の木繊
維は横架材本体のものと連続しており、強度が勝れる。

また、横架材の横接合面の横架材長さ方向に対する角度
を変えることにより、横架材同志の接合角度が自由に容
易に変え得る。

Ｆ、実施例以下に本発明の実施態様を図面に示す一実施例にもとづ
き説明する。第１図では柱と梁との接合部の平面が示さ
れている。

第２図は柱を境に２本の梁が直列接合される場合を示す
。柱部材１０は、断面正方形の本体１１の上端に、段部
１３を介して、断面円形の接合片１２が同心で突設され
てなる。

第１．第２横架材２１．２２は、前記柱部材の段部１３
に端部が支持され、該端部に前記接合片の側面に接する
分割円筒面からなる柱接合面２１ａ　　２２ａおよびそ
の水平方向両側に隣接して、横架材長さ方向に直角な平
面からなる横接合面２１ｂ、２２ｂを持つ。

第１．第２蝶番３１．３２は、隣合う前記横架部材の各
側面にわたり、それらの両面側に各々貫通ボルトナツト
４０で固定される。

第３図は、柱を境に４本の梁が十字接合される場合を示
す、即ち、左右に位置した前記第１．第２横架材２１．
２２と同様に構成されて、前後に位置した第３．第４横
架材２３．２４と、前記第１、第２蝶番３１．３２と同
様に構成されて、前記第３．第４横架材２３．２４にボ
ルトナツト４０で取付けられた第３．第４ｔｈ！！番３
３．３４とよりなる。この場合には、横接合面２１ｂ、
２２ｂ。

・は横架材長さ方向に４５度傾斜している。

第４図は、柱を境に３本の梁がＴ字接合される場合を示
す、この場合は、第１．第２横架材同志の横接合面２１
ｂ、２２ｂは直角、第３横架材との横接合面２１ｂ、２
２ｂは４５度である。また、第３横架材のそれは４５度
である。

第１図の左端に示すものは、柱を境に２本の梁がＬ字に
接合される場合である。この場合には、隅角部に断面三
角形状の中間片１４が介在される。

そして、横架材の横接合面の一方は４５度、他方の中間
片１４側は直角である。

第１図の右端に示すものは、柱を境に３本の梁がイ字接
合される場合である。この場合には、第１、第２横架材
２１．２２同志の横接合面は直角、第３横架材２３との
横接合面は任意の鋭角である。

その他の横架材にも適用される。

本発明は、前記した実施例や実施Ｒ４１に限定されず、
特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の変形を倉
む。

Ｇ１発明の効果本発明の構成により、柱に横架材を接合するとき、接合
面が横架材長さ方向傾斜しても、接合部の本繊維が分断
されず、接合強度が大きい、しかも、接合角度が自由に
選べる。従って、一般家屋、遊戯施設などで多角外形の
建物が簡単に作れる。

また、柱と横架材との接合部の形状は公知方法に対比し
て極めて簡素化されているから、製材工場における柱や
横架材の作成は一層簡素化され、かつ、容易に調整され
る。それで製造効率は著しく向上する。また施工現場に
おける接合固定作業−層安易なものとなる。その上、更
に熟練技術を要することなしに、未熟な技術によっても
建造物の均一化を達成することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２．第３、第４
図は第１図の断片的拡大斜視図である。１０・・・柱部材１１・・・本体１２・・・接合片１３・・・段部１４・・・中間片２１．２２，２３．２４・・・第１．第２．第３第４横架材２１ａ、２２ａ、２３ａ、２４ａ・・・柱接合面２１ｂ
、２２ｂ、２３ｂ、２４ｂ・・・横接合面３１．３２．
３３．３４・・・第１．第２．第３．第４蝶番４０・・
・ボルトナツト

Claims

【特許請求の範囲】　本体の上端または下端に、段部を介して、断面円形の
接合片が同心で突設されてなる柱部材と、前記柱部材の
段部に端部が接触し、該端部に前記接合片の側面に接す
る柱接合面およびその水平方向両側に隣接する横接合面
を持つ複数の横架材と、隣合う前記横架材の各側面にわたり、それらの両面側に
各々貫通ボルトナットで固定された蝶番とを含むことを
特徴とする木質建造物の軸組接合構造。