JPH09111866A - 立体トラスの構格 - Google Patents
立体トラスの構格Info
- Publication number
- JPH09111866A JPH09111866A JP27405295A JP27405295A JPH09111866A JP H09111866 A JPH09111866 A JP H09111866A JP 27405295 A JP27405295 A JP 27405295A JP 27405295 A JP27405295 A JP 27405295A JP H09111866 A JPH09111866 A JP H09111866A
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- JP
- Japan
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- unit frame
- truss
- truss frame
- members
- axis truss
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- Pending
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工効率と構築時の安定性の高い立体トラス
を形成する。 【解決手段】 ３節点間に跨る長さを持つ長軸トラス枠
材41の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の短軸
トラス枠材42，42を同一線上で突き合わせてＸ字形に組
み合わせた２組の基本単位枠材５，５を組み立てた形の
単位枠材６を用いる。
を形成する。 【解決手段】 ３節点間に跨る長さを持つ長軸トラス枠
材41の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の短軸
トラス枠材42，42を同一線上で突き合わせてＸ字形に組
み合わせた２組の基本単位枠材５，５を組み立てた形の
単位枠材６を用いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は予め組まれたトラ
ス枠材を棟心に対して傾斜する２方向に配置して構成さ
れる、菱形の網目を形成する立体トラスの構格に関する
ものである。
ス枠材を棟心に対して傾斜する２方向に配置して構成さ
れる、菱形の網目を形成する立体トラスの構格に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上弦材
と下弦材をラチス材で連結したトラス枠材を棟心に対し
て傾斜する２方向に配置して構成され、トラス枠材が平
面上、菱形の網目を形成する立体トラスは、特公昭49-2
6644号，特公平１-32340号のように地上において複数本
のトラス枠材を組み合わせて予め組み立てられた単位枠
材を平面上、２方向に配置し、連結することにより組み
立てられる。
と下弦材をラチス材で連結したトラス枠材を棟心に対し
て傾斜する２方向に配置して構成され、トラス枠材が平
面上、菱形の網目を形成する立体トラスは、特公昭49-2
6644号，特公平１-32340号のように地上において複数本
のトラス枠材を組み合わせて予め組み立てられた単位枠
材を平面上、２方向に配置し、連結することにより組み
立てられる。
【０００３】上記例の単位枠材はいずれもＨ形にトラス
枠材を組み合わせた場合であるが、複数本のトラス枠材
を組み合わせたユニット単位で立体トラスの構築が行わ
れるため施工効率が高い上、隣接する単位枠材が複数箇
所で連結されるため構築時の安定性が高い利点がある。
枠材を組み合わせた場合であるが、複数本のトラス枠材
を組み合わせたユニット単位で立体トラスの構築が行わ
れるため施工効率が高い上、隣接する単位枠材が複数箇
所で連結されるため構築時の安定性が高い利点がある。
【０００４】本発明はこれらとは異なる形の単位枠材に
より上記利点を持つ立体トラスの構格を提案するもので
ある。
より上記利点を持つ立体トラスの構格を提案するもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では３節点間に跨
る長さを持つ長軸トラス枠材の中間部に、２節点間に跨
る長さを持つ２本の短軸トラス枠材を同一線上で突き合
わせてＸ字形に組み合わせた２組の基本単位枠材を組み
立てた形の単位枠材を用いることにより施工効率と構築
時の安定性の高い立体トラスの構格を形成する。
る長さを持つ長軸トラス枠材の中間部に、２節点間に跨
る長さを持つ２本の短軸トラス枠材を同一線上で突き合
わせてＸ字形に組み合わせた２組の基本単位枠材を組み
立てた形の単位枠材を用いることにより施工効率と構築
時の安定性の高い立体トラスの構格を形成する。
【０００６】単位枠材は２組の基本単位枠材を、長軸ト
ラス枠材の端部と短軸トラス枠材の端部を結ぶ線に関し
て線対称に配置して、もしくはそれぞれの長軸トラス枠
材を互いに平行に配置して組み立てられる。
ラス枠材の端部と短軸トラス枠材の端部を結ぶ線に関し
て線対称に配置して、もしくはそれぞれの長軸トラス枠
材を互いに平行に配置して組み立てられる。
【０００７】前者の場合、各基本単位枠材の長軸トラス
枠材の一端同士が互いに接続され、短軸トラス枠材の一
端同士が互いに接続されて単位枠材が組み立てられる。
後者の場合は一方の基本単位枠材の長軸トラス枠材の端
部と、他方の基本単位枠材の短軸トラス枠材の端部が互
いに接続されて単位枠材が組み立てられる。単位枠材は
平面上、２方向に連結されて立体トラスの構格を形成す
る。
枠材の一端同士が互いに接続され、短軸トラス枠材の一
端同士が互いに接続されて単位枠材が組み立てられる。
後者の場合は一方の基本単位枠材の長軸トラス枠材の端
部と、他方の基本単位枠材の短軸トラス枠材の端部が互
いに接続されて単位枠材が組み立てられる。単位枠材は
平面上、２方向に連結されて立体トラスの構格を形成す
る。
【０００８】立体トラスは請求項２，請求項４に記載の
通り、単位枠材の長軸トラス枠材の中間部間に、棟心に
平行に水平材が架設された場合に三角形網目の構格を形
成する。
通り、単位枠材の長軸トラス枠材の中間部間に、棟心に
平行に水平材が架設された場合に三角形網目の構格を形
成する。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明は上弦材１と下弦材２を
ラチス材３で連結した２種類のトラス枠材41（長軸トラ
ス枠材），42（短軸トラス枠材）を棟心に対して傾斜す
る２方向に配置して構成され、図１，図４に示すように
長軸トラス枠材41と短軸トラス枠材42が平面上、菱形の
網目を形成する立体トラスの構格であり、長軸と短軸の
２種類のトラス枠材41，42から予め組み立てられた単位
枠材６を連結して構成されるものである。図１，図４
中、一点鎖線が棟心を示す。
ラチス材３で連結した２種類のトラス枠材41（長軸トラ
ス枠材），42（短軸トラス枠材）を棟心に対して傾斜す
る２方向に配置して構成され、図１，図４に示すように
長軸トラス枠材41と短軸トラス枠材42が平面上、菱形の
網目を形成する立体トラスの構格であり、長軸と短軸の
２種類のトラス枠材41，42から予め組み立てられた単位
枠材６を連結して構成されるものである。図１，図４
中、一点鎖線が棟心を示す。
【００１０】単位枠材６は、３節点間に跨る長さを持つ
長軸トラス枠材41の中間部に、２節点間に跨る長さを持
つ２本の短軸トラス枠材42，42を同一線上で突き合わせ
てＸ字形に組み合わせられた２組の基本単位枠材５，５
から構成される。長軸トラス枠材41は短軸トラス枠材42
の２本分の長さを持つ。
長軸トラス枠材41の中間部に、２節点間に跨る長さを持
つ２本の短軸トラス枠材42，42を同一線上で突き合わせ
てＸ字形に組み合わせられた２組の基本単位枠材５，５
から構成される。長軸トラス枠材41は短軸トラス枠材42
の２本分の長さを持つ。
【００１１】請求項１の単位枠材６は図２に示すように
２組の基本単位枠材５，５を、長軸トラス枠材41の端部
と短軸トラス枠材42の端部を結ぶ線に関して線対称に配
置し、各基本単位枠材５の長軸トラス枠材41，41の一端
同士を互いに接続すると共に、短軸トラス枠材42，42の
一端同士を互いに接続して組み立てられる。図３は長軸
トラス枠材41の立面を示す。
２組の基本単位枠材５，５を、長軸トラス枠材41の端部
と短軸トラス枠材42の端部を結ぶ線に関して線対称に配
置し、各基本単位枠材５の長軸トラス枠材41，41の一端
同士を互いに接続すると共に、短軸トラス枠材42，42の
一端同士を互いに接続して組み立てられる。図３は長軸
トラス枠材41の立面を示す。
【００１２】立体トラスの構格は単位枠材６を、図１に
示すように平面上、２方向に連結して構成される。図１
中、大きい円は互いに連結される単位枠材６，６間の節
点を、小さい円は単位枠材６内での長軸トラス枠材41と
短軸トラス枠材42間の節点を示すが、単位枠材６，６間
の節点は棟心の方向とそれに直交する方向の２方向に一
定間隔を隔てて配列するため、単位枠材６は棟心の方向
とそれに直交する方向に隣接して配置され、平面上、菱
形の網目を形成する。
示すように平面上、２方向に連結して構成される。図１
中、大きい円は互いに連結される単位枠材６，６間の節
点を、小さい円は単位枠材６内での長軸トラス枠材41と
短軸トラス枠材42間の節点を示すが、単位枠材６，６間
の節点は棟心の方向とそれに直交する方向の２方向に一
定間隔を隔てて配列するため、単位枠材６は棟心の方向
とそれに直交する方向に隣接して配置され、平面上、菱
形の網目を形成する。
【００１３】図１に示す立体トラス架構のスパン方向両
側の側梁の位置には長さ方向に間隔をおいて柱８が配置
されるが、この発明では単位枠材６の長軸トラス枠材41
が網目の２方向を向いて配置されることから、単位枠材
６が負担する軸力を長軸トラス枠材41を介して柱８に確
実に伝達できる効果がある。
側の側梁の位置には長さ方向に間隔をおいて柱８が配置
されるが、この発明では単位枠材６の長軸トラス枠材41
が網目の２方向を向いて配置されることから、単位枠材
６が負担する軸力を長軸トラス枠材41を介して柱８に確
実に伝達できる効果がある。
【００１４】請求項２記載発明は請求項１記載発明にお
いて、単位枠材６の長軸トラス枠材41，41の中間部間に
図１に２点鎖線で示すように棟心に平行に水平材７を架
設し、平面上、三角形の網目を形成する立体トラスの構
格である。
いて、単位枠材６の長軸トラス枠材41，41の中間部間に
図１に２点鎖線で示すように棟心に平行に水平材７を架
設し、平面上、三角形の網目を形成する立体トラスの構
格である。
【００１５】請求項３記載発明の単位枠材６は図５に示
すように２組の基本単位枠材５，５を、それぞれの長軸
トラス枠材41，41を互いに平行に配置し、一方の基本単
位枠材５の長軸トラス枠材41の端部と、他方の基本単位
枠材５の短軸トラス枠材42の端部を互いに接続して組み
立てられる。
すように２組の基本単位枠材５，５を、それぞれの長軸
トラス枠材41，41を互いに平行に配置し、一方の基本単
位枠材５の長軸トラス枠材41の端部と、他方の基本単位
枠材５の短軸トラス枠材42の端部を互いに接続して組み
立てられる。
【００１６】立体トラスの構格は請求項１と同様に図４
に示すように単位枠材６を棟心の方向とそれに直交する
方向の２方向に配置し、連結して構成され、平面上、菱
形の網目を形成する。
に示すように単位枠材６を棟心の方向とそれに直交する
方向の２方向に配置し、連結して構成され、平面上、菱
形の網目を形成する。
【００１７】請求項４記載発明は請求項３記載発明にお
いて、単位枠材６の長軸トラス枠材41，41の中間部間に
図４に２点鎖線で示すように棟心に平行に水平材７を架
設し、平面上、三角形の網目を形成する立体トラスの構
格である。
いて、単位枠材６の長軸トラス枠材41，41の中間部間に
図４に２点鎖線で示すように棟心に平行に水平材７を架
設し、平面上、三角形の網目を形成する立体トラスの構
格である。
【００１８】
【発明の効果】３節点間に跨る長さを持つ長軸トラス枠
材の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の短軸ト
ラス枠材を同一線上で突き合わせてＸ字形に組み合わせ
た２組の基本単位枠材を組み立てた形の単位枠材を用い
るため、特公昭49-26644号，特公平１-32340号と同様に
施工効率と構築時の安定性の高い立体トラスの構格を形
成することができる。
材の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の短軸ト
ラス枠材を同一線上で突き合わせてＸ字形に組み合わせ
た２組の基本単位枠材を組み立てた形の単位枠材を用い
るため、特公昭49-26644号，特公平１-32340号と同様に
施工効率と構築時の安定性の高い立体トラスの構格を形
成することができる。
【図１】請求項１と請求項２記載発明を示した平面図で
ある。
ある。
【図２】単位枠材を示した平面図である。
【図３】単位枠材の長軸トラス枠材を示した立面図であ
る。
る。
【図４】請求項３と請求項４記載発明を示した平面図で
ある。
ある。
【図５】単位枠材を示した平面図である。
１……上弦材、２……下弦材、３……ラチス材、41……
長軸トラス枠材、42……短軸トラス枠材、５……基本単
位枠材、６……単位枠材、７……水平材。
長軸トラス枠材、42……短軸トラス枠材、５……基本単
位枠材、６……単位枠材、７……水平材。
Claims (4)
- 【請求項１】 上弦材と下弦材をラチス材で連結したト
ラス枠材を棟心に対して傾斜する２方向に配置して構成
され、トラス枠材が平面上、菱形の網目を形成する立体
トラスの構格であり、３節点間に跨る長さを持つ長軸ト
ラス枠材の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の
短軸トラス枠材を同一線上で突き合わせてＸ字形に組み
合わせた２組の基本単位枠材を、長軸トラス枠材の端部
と短軸トラス枠材の端部を結ぶ線に関して線対称に配置
し、各基本単位枠材の長軸トラス枠材の一端同士を互い
に接続すると共に、短軸トラス枠材の一端同士を互いに
接続して組み立てられる単位枠材を、平面上、２方向に
連結して構成される立体トラスの構格。 - 【請求項２】 単位枠材の長軸トラス枠材の中間部間に
棟心に平行に水平材が架設されている請求項１記載の立
体トラスの構格。 - 【請求項３】 上弦材と下弦材をラチス材で連結したト
ラス枠材を棟心に対して傾斜する２方向に配置して構成
され、トラス枠材が平面上、菱形の網目を形成する立体
トラスの構格であり、３節点間に跨る長さを持つ長軸ト
ラス枠材の中間部に、２節点間に跨る長さを持つ２本の
短軸トラス枠材を同一線上で突き合わせてＸ字形に組み
合わせた２組の基本単位枠材を、それぞれの長軸トラス
枠材を互いに平行に配置し、一方の基本単位枠材の長軸
トラス枠材の端部と、他方の基本単位枠材の短軸トラス
枠材の端部を互いに接続して組み立てられる単位枠材
を、平面上、２方向に連結して構成される立体トラスの
構格。 - 【請求項４】 単位枠材の長軸トラス枠材の中間部間に
棟心に平行に水平材が架設されている請求項３記載の立
体トラスの構格。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27405295A JPH09111866A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 立体トラスの構格 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27405295A JPH09111866A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 立体トラスの構格 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111866A true JPH09111866A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17536305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27405295A Pending JPH09111866A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 立体トラスの構格 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111866A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104499741A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-08 | 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 | 一种用于500kV变电站集成屋面构架的GIS建筑结构 |
| CN104563554A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 | 用于500kV变电站集成式构架的组合式格构梁 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP27405295A patent/JPH09111866A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104499741A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-08 | 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 | 一种用于500kV变电站集成屋面构架的GIS建筑结构 |
| CN104563554A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 | 用于500kV变电站集成式构架的组合式格构梁 |
| CN104563554B (zh) * | 2014-12-31 | 2017-07-07 | 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 | 用于500kV变电站集成式构架的组合式格构梁 |
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