JPH0312212B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312212B2 JPH0312212B2 JP57028103A JP2810382A JPH0312212B2 JP H0312212 B2 JPH0312212 B2 JP H0312212B2 JP 57028103 A JP57028103 A JP 57028103A JP 2810382 A JP2810382 A JP 2810382A JP H0312212 B2 JPH0312212 B2 JP H0312212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- governor
- lever
- outboard motor
- weight
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/12—Means enabling steering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は船外機用内燃機関のガバナ装置に関す
るものである。
るものである。
船外機用内燃機関としての適用条件は軽量で、
かつコンパクトであることが絶対条件であり、そ
のため、従来ガソリン式の内燃機関が主として使
用されてきたが、近年ガソリン燃料の著しい値上
りにより、船外機用内燃機関にデイーゼル機関の
採用が望まれている。
かつコンパクトであることが絶対条件であり、そ
のため、従来ガソリン式の内燃機関が主として使
用されてきたが、近年ガソリン燃料の著しい値上
りにより、船外機用内燃機関にデイーゼル機関の
採用が望まれている。
しかしながら、デイーゼル機関はガソリン機関
に比較し、燃料噴射の制御が複雑であり、一方船
外機用として使用した場合の機関の増速及び減速
は、船外機の前方に突き出した操舵ハンドルのグ
リツプを船上にて回転操作することにより行なう
ことになり、その操作が容易であることも重要で
ある。
に比較し、燃料噴射の制御が複雑であり、一方船
外機用として使用した場合の機関の増速及び減速
は、船外機の前方に突き出した操舵ハンドルのグ
リツプを船上にて回転操作することにより行なう
ことになり、その操作が容易であることも重要で
ある。
そこで、本発明は船外機用内燃機関としてデイ
ーゼル機関を使用した場合において、その機関の
増速及び減速を操作する操舵ハンドルのグリツプ
を小さな力で操作可能とし、その操作性能を向上
させることを目的としてなされたものである。
ーゼル機関を使用した場合において、その機関の
増速及び減速を操作する操舵ハンドルのグリツプ
を小さな力で操作可能とし、その操作性能を向上
させることを目的としてなされたものである。
本発明は、船外機用内燃機関のシリンダブロツ
ク側に機関と連動して回転するガバナウエイト
と、該ガバナウエイトの開角に連動して進退する
ガバナスピンドルと、ガバナウエイト側に配置さ
れガバナウエイトの遠心力に釣り合うように設定
したガバナスプリングとから成るガバナ装置を設
け、一方シリンダヘツド側には、各気筒に配設さ
れたユニツトインジエクター及びこれらの噴射量
増減機構を連結するコントロールロツドを設け、
上記ガバナ装置のガバナウエイトの開角に連動す
るガバナスピンドルと、上記コントロールロツド
を連結するリンク機構の途中に、軸芯回りに回転
可能なレバーを配し、当該レバーの軸芯をこれと
異なる軸を中心として回動する第二のレバーに設
け、当該第二のレバーの軸の回転と、船外機の操
舵ハンドルのグリツプの軸回りの回転を連動する
ように連結した、船外機用内燃機関のガバナ装置
からなる。
ク側に機関と連動して回転するガバナウエイト
と、該ガバナウエイトの開角に連動して進退する
ガバナスピンドルと、ガバナウエイト側に配置さ
れガバナウエイトの遠心力に釣り合うように設定
したガバナスプリングとから成るガバナ装置を設
け、一方シリンダヘツド側には、各気筒に配設さ
れたユニツトインジエクター及びこれらの噴射量
増減機構を連結するコントロールロツドを設け、
上記ガバナ装置のガバナウエイトの開角に連動す
るガバナスピンドルと、上記コントロールロツド
を連結するリンク機構の途中に、軸芯回りに回転
可能なレバーを配し、当該レバーの軸芯をこれと
異なる軸を中心として回動する第二のレバーに設
け、当該第二のレバーの軸の回転と、船外機の操
舵ハンドルのグリツプの軸回りの回転を連動する
ように連結した、船外機用内燃機関のガバナ装置
からなる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
するが、第１図の概略側面図は、本実施例におけ
る小形船舶の船尾１にデイーゼル機関２及びドラ
イブユニツト３からなる船外機を装着したもので
あり、この船外機用内燃機関であるデイーゼル機
関２によりドライブユニツト３の下部に設けられ
たプロペラスクリユウ４を回転させ、この小形船
舶を矢印Ａの進行方向に推進させると共に、この
船外機の前方に突出した操舵ハンドル５を船上に
て左右に動かすことにより操縦するようになつて
いる。
するが、第１図の概略側面図は、本実施例におけ
る小形船舶の船尾１にデイーゼル機関２及びドラ
イブユニツト３からなる船外機を装着したもので
あり、この船外機用内燃機関であるデイーゼル機
関２によりドライブユニツト３の下部に設けられ
たプロペラスクリユウ４を回転させ、この小形船
舶を矢印Ａの進行方向に推進させると共に、この
船外機の前方に突出した操舵ハンドル５を船上に
て左右に動かすことにより操縦するようになつて
いる。
次に、第２図は第１図のデイーゼル機関２の内
部の拡大側断面図を示しており、ユニツトインジ
エクタ９からの燃料噴射による燃焼によりシリン
ダライナ１４内のピストン１０を水平方向に往復
動させ、垂直方向に設けられたクランク軸１１を
回転させ、上記ドライブユニツト３経由、プロペ
ラスクリユウ４を回転させるようになつている。
部の拡大側断面図を示しており、ユニツトインジ
エクタ９からの燃料噴射による燃焼によりシリン
ダライナ１４内のピストン１０を水平方向に往復
動させ、垂直方向に設けられたクランク軸１１を
回転させ、上記ドライブユニツト３経由、プロペ
ラスクリユウ４を回転させるようになつている。
また、このデイーゼル機関２の各ユニツトイン
ジエクタ９には図示されていないプランジヤに固
着された燃料噴射量制御用のレバーが設けられて
おり、これらレバーは、クランク軸１１と平行な
矢印Ｄ、Ｅ方向の上下に移動するコントロールロ
ツド１６に固着された第３図に示すフオーク４２
により回動され、矢印Ｅの燃料噴射量増及び矢印
Ｄの燃料噴射量減のごとく操作されるようになつ
ている。
ジエクタ９には図示されていないプランジヤに固
着された燃料噴射量制御用のレバーが設けられて
おり、これらレバーは、クランク軸１１と平行な
矢印Ｄ、Ｅ方向の上下に移動するコントロールロ
ツド１６に固着された第３図に示すフオーク４２
により回動され、矢印Ｅの燃料噴射量増及び矢印
Ｄの燃料噴射量減のごとく操作されるようになつ
ている。
次に、このデイーゼル機関２の上部には、この
クランク軸１１により、第２図を裏側から見た要
部の拡大側断面図である第３図に示すタイミング
ベルト１７を介して回転されるガバナプーリ１８
が軸受１９により回転自在に支持されており、こ
のガバナプーリ１８と共に回転されるガバナ軸２
３の下部にガバナウエイト４４及びガバナスプリ
ング４１、更に上下に摺動自在なガバナスピンド
ル４５等からなるフローテイングレバー式のガバ
ナ装置が設けられている。
クランク軸１１により、第２図を裏側から見た要
部の拡大側断面図である第３図に示すタイミング
ベルト１７を介して回転されるガバナプーリ１８
が軸受１９により回転自在に支持されており、こ
のガバナプーリ１８と共に回転されるガバナ軸２
３の下部にガバナウエイト４４及びガバナスプリ
ング４１、更に上下に摺動自在なガバナスピンド
ル４５等からなるフローテイングレバー式のガバ
ナ装置が設けられている。
このフローテイングレバー４６を回動自在に軸
支している軸４７は、レギユレータレバー軸３０
に軸支されたレギユレータレバー３１に設けられ
ており、このレギユレータレバー３１の動きによ
りフローテイングレバー４６を、実線で示す位置
から２点鎖線で示す位置まで移動させることによ
り、高速及び低速のコントロールを行なうように
なつている。
支している軸４７は、レギユレータレバー軸３０
に軸支されたレギユレータレバー３１に設けられ
ており、このレギユレータレバー３１の動きによ
りフローテイングレバー４６を、実線で示す位置
から２点鎖線で示す位置まで移動させることによ
り、高速及び低速のコントロールを行なうように
なつている。
なお、第３図にて実線で示した状態は、内燃機
関の低速域でまだガバナウエイト４４が殆んど開
いていない状態であり、また２点鎖線で示すの
が、最大速度域近くの状態を示している。
関の低速域でまだガバナウエイト４４が殆んど開
いていない状態であり、また２点鎖線で示すの
が、最大速度域近くの状態を示している。
このデイーゼル機関２の回転に伴つてガバナ装
置が作動してガバナウエイト４４が開くと、ガバ
ナスピンドル４５が下方に移動し、そのため、軸
４７を支点に回動するフローテイングレバー４６
が回動し、更に、このフローテイングレバー４６
の一端に回動自在に連結されたリンク部材４８を
介して第３図の左側のシリンダヘツド７に設けら
れ、かつ軸４０を支点に回動するコントロールレ
バー４９を通じて、上記ガバナスピンドル４５の
上下方向の動きがコントロールロツド１６の燃料
噴射量減の方向Ｄに変えられるようになつてい
る。
置が作動してガバナウエイト４４が開くと、ガバ
ナスピンドル４５が下方に移動し、そのため、軸
４７を支点に回動するフローテイングレバー４６
が回動し、更に、このフローテイングレバー４６
の一端に回動自在に連結されたリンク部材４８を
介して第３図の左側のシリンダヘツド７に設けら
れ、かつ軸４０を支点に回動するコントロールレ
バー４９を通じて、上記ガバナスピンドル４５の
上下方向の動きがコントロールロツド１６の燃料
噴射量減の方向Ｄに変えられるようになつてい
る。
上記の構成からなるフローテイングレバー式の
ガバナ装置では、ガバナハウジング２２に一体に
構成されたばね押え２１に支持されたガバナスプ
リング４１のばね力と、ガバナウエイト４４の遠
心力とが内力として働くので、ガバナスピンドル
４５の移動量がそのデイーゼル機関２の回転数に
比例して増減するようになつており、第３図にお
けるガバナスプリング４１とばね押え２１との隙
間Ｈを調整するだけでふた部材２０にあらかじめ
組付けられたガバナ装置の組立が完了することに
なり、そのようなガバナ装置の組立品をこのデイ
ーゼル機関２のシリンダブロツク６の一番上面に
容易に組込むことが可能になる。
ガバナ装置では、ガバナハウジング２２に一体に
構成されたばね押え２１に支持されたガバナスプ
リング４１のばね力と、ガバナウエイト４４の遠
心力とが内力として働くので、ガバナスピンドル
４５の移動量がそのデイーゼル機関２の回転数に
比例して増減するようになつており、第３図にお
けるガバナスプリング４１とばね押え２１との隙
間Ｈを調整するだけでふた部材２０にあらかじめ
組付けられたガバナ装置の組立が完了することに
なり、そのようなガバナ装置の組立品をこのデイ
ーゼル機関２のシリンダブロツク６の一番上面に
容易に組込むことが可能になる。
次に、上記フローテイングレバー４６を支持す
る軸４７は、第３図の−方向の平断面図であ
る第４図に示すように、レギユレータレバー３１
に回動自在に取り付けられ、このレギユレータレ
バー３１はレギユレータレバー軸３０に設けられ
ており、そのレギユレータレバー軸３０にはレギ
ユレータハンドル２６が取付けられている。
る軸４７は、第３図の−方向の平断面図であ
る第４図に示すように、レギユレータレバー３１
に回動自在に取り付けられ、このレギユレータレ
バー３１はレギユレータレバー軸３０に設けられ
ており、そのレギユレータレバー軸３０にはレギ
ユレータハンドル２６が取付けられている。
そして、レギユレータレバー３１にはピン３２
が取付けられ、また、レギユレータレバー軸３０
にもピン３３が取り付けられ、これらの間にねじ
りばね３４が設けられており、このねじりばね３
４はレギユレータハンドル２６が減速の方向に戻
されるもどしばねの働きをしている。
が取付けられ、また、レギユレータレバー軸３０
にもピン３３が取り付けられ、これらの間にねじ
りばね３４が設けられており、このねじりばね３
４はレギユレータハンドル２６が減速の方向に戻
されるもどしばねの働きをしている。
従つて、このねじりばね３４の働きによつてピ
ン３２と３３とは通常の状態で第３図の点Ｐで密
着させられているが、このねじりばね３４等レギ
ユレータレバー３１系の部品は、第４図のレギユ
レータハンドル台２５のふた部材にあらかじめ取
り付けられ、シリンダブロツク６の上部の側面に
組立品として組付けられている。
ン３２と３３とは通常の状態で第３図の点Ｐで密
着させられているが、このねじりばね３４等レギ
ユレータレバー３１系の部品は、第４図のレギユ
レータハンドル台２５のふた部材にあらかじめ取
り付けられ、シリンダブロツク６の上部の側面に
組立品として組付けられている。
更に、上記レギユレータハンドル２６は図示さ
れていないボーデンワイヤーを介して、第１図に
示す船尾１側に位置した操舵ハンドル５に連結さ
れており、操舵ハンドル５のグリツプを軸まわり
に矢印Ｒのごとく回動することにより、レギユレ
ータハンドル２６が操作され、それによりレギユ
レータレバーが回動し、軸４７の位置が変り、リ
ンク４８、レバー４９を介してロツド１６が移動
し増速、または減速されるようになつている。
れていないボーデンワイヤーを介して、第１図に
示す船尾１側に位置した操舵ハンドル５に連結さ
れており、操舵ハンドル５のグリツプを軸まわり
に矢印Ｒのごとく回動することにより、レギユレ
ータハンドル２６が操作され、それによりレギユ
レータレバーが回動し、軸４７の位置が変り、リ
ンク４８、レバー４９を介してロツド１６が移動
し増速、または減速されるようになつている。
一般に上記のごときフローテイングレバー式の
ガバナ装置を使用して、レギユレータハンドル２
６を操作させ、デイーゼル機関２の増速及び減速
を行なえば、その操作力が非常に少なく、本発明
のようなフローテイングレバー式のガバナ装置を
船外機用デイーゼル機関２に使用することによ
り、操舵ハンドル５のグリツプをまわすことによ
る増速及び減速の操作力が小さくてすみ、それだ
け操作が容易になる。
ガバナ装置を使用して、レギユレータハンドル２
６を操作させ、デイーゼル機関２の増速及び減速
を行なえば、その操作力が非常に少なく、本発明
のようなフローテイングレバー式のガバナ装置を
船外機用デイーゼル機関２に使用することによ
り、操舵ハンドル５のグリツプをまわすことによ
る増速及び減速の操作力が小さくてすみ、それだ
け操作が容易になる。
何故ならば、第３図から明らかなごとく、ガバ
ナスプリング４１をガバナウエイト４４側に設け
たため、レギユレータレバー３１を動かすとき、
ガバナスプリング４１に関係なしに操作できるの
で操作に大きな力を必要としないからである。従
来のガバナのスプリングは、第３図に於けるガバ
ナスピンドル４５の下方延長線上であつて、フロ
ーテイングレバー４６とその下側のケースとの間
にあり、そのスプリングに抗して操作する必要が
あるために操作が重くなるのである。
ナスプリング４１をガバナウエイト４４側に設け
たため、レギユレータレバー３１を動かすとき、
ガバナスプリング４１に関係なしに操作できるの
で操作に大きな力を必要としないからである。従
来のガバナのスプリングは、第３図に於けるガバ
ナスピンドル４５の下方延長線上であつて、フロ
ーテイングレバー４６とその下側のケースとの間
にあり、そのスプリングに抗して操作する必要が
あるために操作が重くなるのである。
従つて、本発明のフローテイングレバー式ガバ
ナ装置を船外機用内燃機関に採用すれば、その内
燃機関の増速及び減速を操作する操舵ハンドルの
グリツプをまわす操作が容易に、かつスムースに
行なうことができ、その操作性能が向上する。
ナ装置を船外機用内燃機関に採用すれば、その内
燃機関の増速及び減速を操作する操舵ハンドルの
グリツプをまわす操作が容易に、かつスムースに
行なうことができ、その操作性能が向上する。
一般に船外機用機関は駆動系の軽量小形化の為
にも高速回転を行なつて、低トルクで高出力を得
る必要があり、又一方一般にドグ式クラツチが使
用されるため最低回転数を上げる事にも支障があ
る。従つて使用回転範囲が他用途の機関に比べて
広範囲である事が要求され、従来一般に使用され
ているオールスピード形機械式ガバナでは、高速
時のレギユレータハンドル操作力が非常に大きな
ものとなり、これを船外機で一般に使用されてい
るグリツプで操作する事は困難であり、本フロー
テイングレバー式ガバナが要求されるゆえんであ
る。
にも高速回転を行なつて、低トルクで高出力を得
る必要があり、又一方一般にドグ式クラツチが使
用されるため最低回転数を上げる事にも支障があ
る。従つて使用回転範囲が他用途の機関に比べて
広範囲である事が要求され、従来一般に使用され
ているオールスピード形機械式ガバナでは、高速
時のレギユレータハンドル操作力が非常に大きな
ものとなり、これを船外機で一般に使用されてい
るグリツプで操作する事は困難であり、本フロー
テイングレバー式ガバナが要求されるゆえんであ
る。
従来のガバナでは操作力が回転数の自乗で増え
るので、例えば800〜3600rpmのエンジンに比べ、
船外機用に必要な800〜5000rpmにした場合、最
低回転時の操作力を一定にすると、最大操作力
は、 （5000／800）2／（3600／800）2＝（5000／3600）2
＝1.92倍となる。最 低回転時の操作力は必要最小限（一定）の値がな
ければ、最低回転時にガバナとして作動しない。
るので、例えば800〜3600rpmのエンジンに比べ、
船外機用に必要な800〜5000rpmにした場合、最
低回転時の操作力を一定にすると、最大操作力
は、 （5000／800）2／（3600／800）2＝（5000／3600）2
＝1.92倍となる。最 低回転時の操作力は必要最小限（一定）の値がな
ければ、最低回転時にガバナとして作動しない。
その結果、複雑な燃料噴射制御装置を有するデ
イーゼル機関を船外機用内燃機関として使用する
ことができる。
イーゼル機関を船外機用内燃機関として使用する
ことができる。
また、ユニツトインジエクタを備える船外機用
デイーゼルエンジンにおいて、リンク等の連結部
品が有ると、摺動抵抗が増して操作力が重くなる
が、本件のようにフローテイングレバー式ガバナ
であればその操作力を小さくすることができ、船
外機用デイーゼルエンジンのように複雑な燃料噴
射制御装置を有するものにも使用できる。
デイーゼルエンジンにおいて、リンク等の連結部
品が有ると、摺動抵抗が増して操作力が重くなる
が、本件のようにフローテイングレバー式ガバナ
であればその操作力を小さくすることができ、船
外機用デイーゼルエンジンのように複雑な燃料噴
射制御装置を有するものにも使用できる。
第１図は本発明の一実施例における船外機を取
り付けた小形船舶の船尾要部の概略側面図、第２
図は第１図のデイーゼル機関の内部を示す要部拡
大の側断面図、第３図は第２図の裏図から見たフ
ローテイングレバー式ガバナ装置の要部拡大の側
断面図、第４図は第３図の−方向の要部平断
面図である。 ２６……レギユレータハンドル、３０……レギ
ユレータレバー軸、３１……レギユレータレバ
ー、４１……ガバナスプリング、４４……ガバナ
ウエイト、４５……ガバナスピンドル、４６……
フローテイングレバー。
り付けた小形船舶の船尾要部の概略側面図、第２
図は第１図のデイーゼル機関の内部を示す要部拡
大の側断面図、第３図は第２図の裏図から見たフ
ローテイングレバー式ガバナ装置の要部拡大の側
断面図、第４図は第３図の−方向の要部平断
面図である。 ２６……レギユレータハンドル、３０……レギ
ユレータレバー軸、３１……レギユレータレバ
ー、４１……ガバナスプリング、４４……ガバナ
ウエイト、４５……ガバナスピンドル、４６……
フローテイングレバー。
Claims (1)
- １ 船外機用内燃機関のシリンダブロツク６側に
機関と連動して回転するガバナウエイト４４と、
該ガバナウエイト４４の開角に連動して進退する
ガバナスピンドル４５と、ガバナウエイト４４側
に配置されガバナウエイト４４の遠心力に釣り合
うように設定したガバナスプリング４１とから成
るガバナ装置を設け、一方シリンダヘツド７側に
は、各気筒に配設されたユニツトインジエクター
９及びこれらの噴射量増減機構を連結するコント
ロールロツド１６を設け、上記ガバナ装置のガバ
ナウエイト４４の開角に連動するガバナスピンド
ル４５と、上記コントロールロツド１６を連結す
るリンク機構４８の途中に、軸芯４７回りに回転
可能なレバー４６を配し、当該レバー４６の軸芯
４７をこれと異なる軸３０を中心として回動する
第二のレバー３１上に設け、当該第二のレバー３
１の軸３０の回転と、船外機の操舵ハンドル５の
グリツプの軸回りの回転を連動するように連結し
た、船外機用内燃機関のガバナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57028103A JPS58148239A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 船外機用内燃機関のガバナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57028103A JPS58148239A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 船外機用内燃機関のガバナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148239A JPS58148239A (ja) | 1983-09-03 |
| JPH0312212B2 true JPH0312212B2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=12239463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57028103A Granted JPS58148239A (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 船外機用内燃機関のガバナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148239A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE455008B (sv) * | 1983-05-16 | 1988-06-13 | Yanmar Diesel Engine Co | For styrning av brenslemengden avsedd anordning pa dieselmotor med vertikal vevaxel |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5591497A (en) * | 1978-11-13 | 1980-07-11 | Outboard Marine Corp | Ship propeller with throttle controller |
-
1982
- 1982-02-25 JP JP57028103A patent/JPS58148239A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5591497A (en) * | 1978-11-13 | 1980-07-11 | Outboard Marine Corp | Ship propeller with throttle controller |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148239A (ja) | 1983-09-03 |
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