JPH0212282Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212282Y2 JPH0212282Y2 JP1982015879U JP1587982U JPH0212282Y2 JP H0212282 Y2 JPH0212282 Y2 JP H0212282Y2 JP 1982015879 U JP1982015879 U JP 1982015879U JP 1587982 U JP1587982 U JP 1587982U JP H0212282 Y2 JPH0212282 Y2 JP H0212282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- governor
- chamber
- internal combustion
- combustion engine
- fuel injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はその組立が容易に行なえる内燃機関の
ガバナ装置に関するものである。
ガバナ装置に関するものである。
燃料噴射装置を有する内燃機関においては、ガ
バナ装置によりコントロールされて出てくる出力
をリンクの動きに変え、そのリンクの動きにより
燃料噴射装置の燃料噴射量増減機構（例えばコン
トロールロツド…以下コントロールロツドと称す
る）を燃料噴射量の調量方向に摺動させている
が、このような構造の内燃機関に使用されている
ガバナ装置は、ガバナウエイトの遠心力とガバナ
スプリングのばね力とが略釣合うように配設され
たものが一般的であり、その内燃機関の組立時に
それらのガバナ装置、ならびにそのガバナ装置の
出力をコントロールロツド側に伝達するフローテ
イングレバー及びリンク等の伝達部材の組立が簡
単に、かつ正確に行なわれることが強く要望され
ることになる。
バナ装置によりコントロールされて出てくる出力
をリンクの動きに変え、そのリンクの動きにより
燃料噴射装置の燃料噴射量増減機構（例えばコン
トロールロツド…以下コントロールロツドと称す
る）を燃料噴射量の調量方向に摺動させている
が、このような構造の内燃機関に使用されている
ガバナ装置は、ガバナウエイトの遠心力とガバナ
スプリングのばね力とが略釣合うように配設され
たものが一般的であり、その内燃機関の組立時に
それらのガバナ装置、ならびにそのガバナ装置の
出力をコントロールロツド側に伝達するフローテ
イングレバー及びリンク等の伝達部材の組立が簡
単に、かつ正確に行なわれることが強く要望され
ることになる。
そこで本考案は、上記のごとき要望にこたえる
ためになされたものであり、ガバナ装置及びその
出力の伝達部材の内燃機関への組付けを簡単、か
つ確実に行なわせることを目的としたものであ
る。
ためになされたものであり、ガバナ装置及びその
出力の伝達部材の内燃機関への組付けを簡単、か
つ確実に行なわせることを目的としたものであ
る。
即ち、本考案はガバナ室に設けられたガバナ装
置の出力を燃料噴射装置のコントロールロツドに
伝達している内燃機関において、該ガバナ室を構
成する部材に外部から固設されるガバナ室ぶた
に、該ガバナ装置の本体側の仕組品をプリセツト
することにより構成される。
置の出力を燃料噴射装置のコントロールロツドに
伝達している内燃機関において、該ガバナ室を構
成する部材に外部から固設されるガバナ室ぶた
に、該ガバナ装置の本体側の仕組品をプリセツト
することにより構成される。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
するが、第１図の概略側面図は、本実施例におけ
る小形船舶の船尾１にデイーゼル機関２及びドラ
イブユニツト３からなる船外機を装着したもので
あり、この船外機用内燃機関であるデイーゼル機
関２によりドライブユニツト３の下部に設けられ
たプロペラスクリユウ４を回転させ、この小形船
舶を矢印Ａの進行方向に推進させると共に、この
船外機の前方に突出した操舵ハンドル５を船上に
て左右に動かすことにより操縦するようになつて
いる。
するが、第１図の概略側面図は、本実施例におけ
る小形船舶の船尾１にデイーゼル機関２及びドラ
イブユニツト３からなる船外機を装着したもので
あり、この船外機用内燃機関であるデイーゼル機
関２によりドライブユニツト３の下部に設けられ
たプロペラスクリユウ４を回転させ、この小形船
舶を矢印Ａの進行方向に推進させると共に、この
船外機の前方に突出した操舵ハンドル５を船上に
て左右に動かすことにより操縦するようになつて
いる。
次に、第２図は第１図のデイーゼル機関２の内
部の拡大断面図を示しており、ユニツトインジエ
クタ９からの燃料噴射による燃焼によりシリンダ
ライナ１４内のピストン１０を水平方向に往復動
させ、垂直方向に設けられたクランク軸１１を回
転させ、上記ドライブユニツト３経由、プロペラ
スクリユウ４を回転させるようになつている。
部の拡大断面図を示しており、ユニツトインジエ
クタ９からの燃料噴射による燃焼によりシリンダ
ライナ１４内のピストン１０を水平方向に往復動
させ、垂直方向に設けられたクランク軸１１を回
転させ、上記ドライブユニツト３経由、プロペラ
スクリユウ４を回転させるようになつている。
通常上記のごときオーバヘツドカム式のデイー
ゼル機関２では、カム軸をシリンダセンタ上の真
上に位置させることができるが、本考案では船外
機用のデイーゼル機関２として機関全長の短縮を
はかるため、カム軸をシリンダヘツド７のできる
だけ低い位置とし、カム軸を設けた側に傾斜して
設けられたユニツトインジエクタ９を弁腕１３を
介して作動するようにしている。
ゼル機関２では、カム軸をシリンダセンタ上の真
上に位置させることができるが、本考案では船外
機用のデイーゼル機関２として機関全長の短縮を
はかるため、カム軸をシリンダヘツド７のできる
だけ低い位置とし、カム軸を設けた側に傾斜して
設けられたユニツトインジエクタ９を弁腕１３を
介して作動するようにしている。
次に、本実施例における燃料噴射装置である上
記ユニツトインジエクタ９の燃料噴射量の調量
は、ユニツトインジエクタ９に内蔵されている図
示されていないプランジヤを回動させることによ
り行なわれるが、そのプランジヤに固設された図
示されていない燃料噴射量調量用のレバーを回動
するコントロールロツド３６が、垂直なクランク
軸１１に平行な矢印Ｅ方向に摺動するようになつ
ている。
記ユニツトインジエクタ９の燃料噴射量の調量
は、ユニツトインジエクタ９に内蔵されている図
示されていないプランジヤを回動させることによ
り行なわれるが、そのプランジヤに固設された図
示されていない燃料噴射量調量用のレバーを回動
するコントロールロツド３６が、垂直なクランク
軸１１に平行な矢印Ｅ方向に摺動するようになつ
ている。
次に、このデイーゼル機関２のシリンダライナ
１４の外側のシリンダブロツク６部分には、ガバ
ナ室１６が設けられており、一方、第２図の進行
方向Ａの右側から見た要部側断面図である第３図
に示すごとく、クランク軸１１の回転がタイミン
グベルト２１を介して伝達されるガバナ駆動用プ
ーリ２０を取付けたガバナ装置２２をこのガバナ
室１６内に設けている。
１４の外側のシリンダブロツク６部分には、ガバ
ナ室１６が設けられており、一方、第２図の進行
方向Ａの右側から見た要部側断面図である第３図
に示すごとく、クランク軸１１の回転がタイミン
グベルト２１を介して伝達されるガバナ駆動用プ
ーリ２０を取付けたガバナ装置２２をこのガバナ
室１６内に設けている。
このガバナ装置２２では、ガバナ駆動用プーリ
２０が、ガバナ本体２４側にベアリング２５によ
り回転自在に支持されたガバナ駆動軸２６に固設
されており、このガバナ駆動軸２６の下部に設け
られたガバナハウジング２８内には、複数個のガ
バナウエイト２７が設けられており、ガバナウエ
イト２７の遠心力とガバナスプリング２９のばね
力とが略釣合うように配設され、機関の回転数が
高まり、ガバナウエイト２７の遠心力がガバナス
プリング２９のばね力を上まわると、ガバナスピ
ンドル３０が、レギユレータレバー軸３１に支持
されたレギユレータレバー３２によりフローテイ
ングレバーピン３３を介して自動可能に支持され
たフローテイングレバー３４を押圧することにな
り、弁腕室１８側への連通路１９内に配設された
リンク３５を介して、第２図に示すユニツトイン
ジエクタ９の燃料噴射量調節用のレバーを回動さ
せるコントロールロツド３６を、燃料増量方向Ｅ
と反対方向に移動させるようになつている。
２０が、ガバナ本体２４側にベアリング２５によ
り回転自在に支持されたガバナ駆動軸２６に固設
されており、このガバナ駆動軸２６の下部に設け
られたガバナハウジング２８内には、複数個のガ
バナウエイト２７が設けられており、ガバナウエ
イト２７の遠心力とガバナスプリング２９のばね
力とが略釣合うように配設され、機関の回転数が
高まり、ガバナウエイト２７の遠心力がガバナス
プリング２９のばね力を上まわると、ガバナスピ
ンドル３０が、レギユレータレバー軸３１に支持
されたレギユレータレバー３２によりフローテイ
ングレバーピン３３を介して自動可能に支持され
たフローテイングレバー３４を押圧することにな
り、弁腕室１８側への連通路１９内に配設された
リンク３５を介して、第２図に示すユニツトイン
ジエクタ９の燃料噴射量調節用のレバーを回動さ
せるコントロールロツド３６を、燃料増量方向Ｅ
と反対方向に移動させるようになつている。
次に、第４図に示すごとく、上記ガバナウエイ
ト２７、ガバナスピンドル３０、ガバナスプリン
グ２９、ガバナハウジング２８、ガバナ駆動用プ
ーリ２０、ガバナ駆動軸２６、ベアリング２５等
のガバナ本体２４側の仕組品の全てが、ガバナ室
１６の側壁を構成するシリンダブロツク６に外部
からボルト３８により固設されてガバナ室を構成
するガバナ室ぶた３９に、一体にプリセツトされ
ている。
ト２７、ガバナスピンドル３０、ガバナスプリン
グ２９、ガバナハウジング２８、ガバナ駆動用プ
ーリ２０、ガバナ駆動軸２６、ベアリング２５等
のガバナ本体２４側の仕組品の全てが、ガバナ室
１６の側壁を構成するシリンダブロツク６に外部
からボルト３８により固設されてガバナ室を構成
するガバナ室ぶた３９に、一体にプリセツトされ
ている。
上記の構成からなる本考案のガバナ装置２２
を、その機関２への組付けは、まず、フローテイ
ングレバー３４の端部とリンク３５の端部とを４
０で示す連結部で連結し、その後に、上記のごと
くガバナ装置２２の本体側の仕組品をあらかじめ
プリセツトした状態のガバナぶた３９を、ボルト
３８によりシリンダブロツク６に固設するだけで
よいから、組立てが簡単に行えるものである。
を、その機関２への組付けは、まず、フローテイ
ングレバー３４の端部とリンク３５の端部とを４
０で示す連結部で連結し、その後に、上記のごと
くガバナ装置２２の本体側の仕組品をあらかじめ
プリセツトした状態のガバナぶた３９を、ボルト
３８によりシリンダブロツク６に固設するだけで
よいから、組立てが簡単に行えるものである。
従つて、本考案のガバナ装置を適用した内燃機
関では、ガバナ装置及びその出力の伝達部材の内
燃機関本体への組付けを簡単に、かつ確実に行な
うことができ、組立工数の低減をはかることがで
きる。
関では、ガバナ装置及びその出力の伝達部材の内
燃機関本体への組付けを簡単に、かつ確実に行な
うことができ、組立工数の低減をはかることがで
きる。
第１図は本考案の一実施例におけるデイーゼル
機関を有する船外機を取り付けた小形船舶の船尾
要部の概略側面図、第２図は第１図のデイーゼル
機関の内部の拡大側断面図、第３図は第２図の進
行方向の右側から見たガバナ装置要部の側断面
図、第４図は第３図の−方向の正断面図であ
る。 ９……ユニツトインジエクタ、１６……ガバナ
室、２２……ガバナ装置、３６……コントロール
ロツド、３８……ボルト、３８……ガバナ室ぶ
た。
機関を有する船外機を取り付けた小形船舶の船尾
要部の概略側面図、第２図は第１図のデイーゼル
機関の内部の拡大側断面図、第３図は第２図の進
行方向の右側から見たガバナ装置要部の側断面
図、第４図は第３図の−方向の正断面図であ
る。 ９……ユニツトインジエクタ、１６……ガバナ
室、２２……ガバナ装置、３６……コントロール
ロツド、３８……ボルト、３８……ガバナ室ぶ
た。
Claims (1)
- ガバナ室に設けられたガバナ装置の出力を燃料
噴射装置のコントロールロツドに伝達する形式の
内燃機関において、前記ガバナ室の側壁を構成す
る部材に外部からガバナ室ぶたを固設してガバナ
室を形成し、該ガバナ室ぶたに、該ガバナ装置の
本体側の仕組品である、ガバナウエイト、ガバナ
スピンドル、ガバナスプリング、ガバナハウジン
グ、ガバナ駆動用プーリ、ガバナ駆動軸をプリセ
ツトした内燃機関のガバナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1587982U JPS58120835U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 内燃機関のガバナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1587982U JPS58120835U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 内燃機関のガバナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58120835U JPS58120835U (ja) | 1983-08-17 |
| JPH0212282Y2 true JPH0212282Y2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=30028275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1587982U Granted JPS58120835U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 内燃機関のガバナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58120835U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544082B2 (ja) * | 1976-06-02 | 1980-11-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544082U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-22 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1587982U patent/JPS58120835U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544082B2 (ja) * | 1976-06-02 | 1980-11-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58120835U (ja) | 1983-08-17 |
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