JPH03121981A - 作業車のクローラ走行装置 - Google Patents
作業車のクローラ走行装置Info
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- JPH03121981A JPH03121981A JP26082489A JP26082489A JPH03121981A JP H03121981 A JPH03121981 A JP H03121981A JP 26082489 A JP26082489 A JP 26082489A JP 26082489 A JP26082489 A JP 26082489A JP H03121981 A JPH03121981 A JP H03121981A
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- 230000002146 bilateral effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クローラベルトを巻回案内する接地側転輪群
のうち前後中間のものを、上下揺動する揺動アームの遊
端に軸支された上下動可能な可動転輪に構成してある作
業車のクローラ走行装置に関する。
のうち前後中間のものを、上下揺動する揺動アームの遊
端に軸支された上下動可能な可動転輪に構成してある作
業車のクローラ走行装置に関する。
従来、この種の作業車のクローラ走行装置としては、例
えば実開昭63−149387号公報に開示されたもの
のように、接地側転輪群の前後中間の上下動可能な可動
転輪を、他の固定転輪よりも下方に位置固定できるよう
にして、旋回時においてクローラベルトの前後部位が横
ズレする際の排土抵抗を少な(することで、旋回性の向
上を図ったものが知られている。
えば実開昭63−149387号公報に開示されたもの
のように、接地側転輪群の前後中間の上下動可能な可動
転輪を、他の固定転輪よりも下方に位置固定できるよう
にして、旋回時においてクローラベルトの前後部位が横
ズレする際の排土抵抗を少な(することで、旋回性の向
上を図ったものが知られている。
しかしながら、上記従来のものは、走行装置がわに設け
られた操作具で可動転輪の前記位置固定を行っていたの
で、旋回時にはわざわざその位置固定操作をするため走
行装置がわに作業者が行く必要があって煩わしいととも
に、作業者が運転部で前記位置固定操作しようとすると
、例えば運転部がわから操作可能な油圧装置等のアクチ
ュエータを利用することが考えられるか、旋回操作の他
に可動転輪を位置変更する操作も行わねばならず、やは
り煩わしいものであり、かつ可動転輪を位置変更するア
クチュエータを設けることによりコストが増す等の欠点
もある。
られた操作具で可動転輪の前記位置固定を行っていたの
で、旋回時にはわざわざその位置固定操作をするため走
行装置がわに作業者が行く必要があって煩わしいととも
に、作業者が運転部で前記位置固定操作しようとすると
、例えば運転部がわから操作可能な油圧装置等のアクチ
ュエータを利用することが考えられるか、旋回操作の他
に可動転輪を位置変更する操作も行わねばならず、やは
り煩わしいものであり、かつ可動転輪を位置変更するア
クチュエータを設けることによりコストが増す等の欠点
もある。
本発明は、上記実情を鑑みてなされたものであって、旋
回性を増すために可動転輪を他の固定転輪より下方がわ
へ位置変更することを、旋回操作を単に行うだけで、か
つ特別なアクチュエータを設けることなく自動的に行い
得る作業車のクローラ走行装置の提供を目的とする。
回性を増すために可動転輪を他の固定転輪より下方がわ
へ位置変更することを、旋回操作を単に行うだけで、か
つ特別なアクチュエータを設けることなく自動的に行い
得る作業車のクローラ走行装置の提供を目的とする。
本発明に係る作業車のクローラ走行装置は、上記目的を
達成するために、冒記構造において、前記可動転輪を前
記クローラベルトの駆動スプロケット係合孔に係合して
回転されるスプロケット形状に構成するとともに、前記
可動転輪の旋回ができる。
達成するために、冒記構造において、前記可動転輪を前
記クローラベルトの駆動スプロケット係合孔に係合して
回転されるスプロケット形状に構成するとともに、前記
可動転輪の旋回ができる。
従って、本発明は、機体の旋回を行う操作を単に行うだ
けで、かつ油圧装置等の特別なアクチュエータを利用す
ることなく、可動転輪を他の固定転輪より下方に位置さ
せて旋回性を高めることができるので操作の簡素化が図
れ、かつコストを低くできる等の効果を奏する。
けで、かつ油圧装置等の特別なアクチュエータを利用す
ることなく、可動転輪を他の固定転輪より下方に位置さ
せて旋回性を高めることができるので操作の簡素化が図
れ、かつコストを低くできる等の効果を奏する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に、作業車の一例としてのコンバインを示してい
る。
る。
このコンバインは、植立殻稈を引き起こすとともに刈取
り、刈取殻稈を機体後方に搬送する刈取前処理部(1)
を、走行系としての左右一対のクローラ走行装置(2)
、 (2)、運転部(4)及び脱穀部(5)等が備えら
れた走行機体の前部に備えさせて構成してある。
り、刈取殻稈を機体後方に搬送する刈取前処理部(1)
を、走行系としての左右一対のクローラ走行装置(2)
、 (2)、運転部(4)及び脱穀部(5)等が備えら
れた走行機体の前部に備えさせて構成してある。
そして、このコンバインにおいては、図示し回転を阻止
する制動機構を備え、かつ、機体旋回作動時に左右走行
系のうち旋回内側となる走行系における前記可動転輪の
前記制動機構を制動作動させるように、機体の操向機構
と左右走行系の前記可動転輪の前記制動機構とを連係し
てあることを特徴構成とする。
する制動機構を備え、かつ、機体旋回作動時に左右走行
系のうち旋回内側となる走行系における前記可動転輪の
前記制動機構を制動作動させるように、機体の操向機構
と左右走行系の前記可動転輪の前記制動機構とを連係し
てあることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
すなわち、旋回内側となるクローラ系のサイドクラッチ
を切る等の操作によって機体を旋回させると、旋回内側
となる走行系における可動転輪の制動機構がその可動転
輪の回転を阻止し、その状態でその制動された可動転輪
は、そのスプロケット形状によってクローラベルトの駆
動スプロケット係合孔に係合しているため、旋回内側の
クローラベルトが引きずられて少し回動することによっ
て自動的に下方へ揺動することになり、よって、旋回内
側の走行系の前後の中間が他の固定転輪より下方に位置
した状態でのないエンジンからの動力が、第3図に示す
ように、走行用のミッションケース(6)の入力プーリ
ー(7)にベルト伝達されるとともに、この入力プーリ
ー(7)の凹入部(7a)に装着された電磁クラッチ(
8)を介してミッションケース(6)内のギアトランス
ミッション(9)に伝動されるように構成してある。こ
のギアトランスミッション(9)に対する変速操作は、
第3図に示すように、運転部(4)に備えた操作パネル
(10)に並設された押ボタンスイッチ(Fl)、 (
F2)、 (F3)、 (R)を選択して押圧すること
で自動的に行うことができる。詳述すると、第3図に示
すように、ギアトランスミッション(7)の変速ギア(
11)をシフト操作するシフトレバ−(12)にロッド
(13)及びアーム(14)を介して連係した操作軸(
15)を備えた電動モータ(16)と、その操作軸(1
5)の回転角度位置を検出するポテンショメータ(17
)と、前記電磁クラッチ(8)と、さらに、前記押ボタ
ンスイッチ(Fl)、 (F2)、 (F3)、 (R
)の夫々とを制御回路(18)に電気的に接続してあり
、所望の押ボタンスイッチを押圧すると、制御回路(■
8)は、その押ボタンスイッチに対応する変速状態へ変
速ギア(Jl)をシフトさせるため、変速ギア(11)
シフト時には電磁クラッチ(8)を切状態にした後、ポ
テンショメータ(I7)での検出結果に基づいて電動モ
ータ(16)をサーボ制御して、その操作軸(15)を
所定の角度位置に回転し維持することで所定の変速ギア
同士が咬合した状態に維持されるように構成してある。
を切る等の操作によって機体を旋回させると、旋回内側
となる走行系における可動転輪の制動機構がその可動転
輪の回転を阻止し、その状態でその制動された可動転輪
は、そのスプロケット形状によってクローラベルトの駆
動スプロケット係合孔に係合しているため、旋回内側の
クローラベルトが引きずられて少し回動することによっ
て自動的に下方へ揺動することになり、よって、旋回内
側の走行系の前後の中間が他の固定転輪より下方に位置
した状態でのないエンジンからの動力が、第3図に示す
ように、走行用のミッションケース(6)の入力プーリ
ー(7)にベルト伝達されるとともに、この入力プーリ
ー(7)の凹入部(7a)に装着された電磁クラッチ(
8)を介してミッションケース(6)内のギアトランス
ミッション(9)に伝動されるように構成してある。こ
のギアトランスミッション(9)に対する変速操作は、
第3図に示すように、運転部(4)に備えた操作パネル
(10)に並設された押ボタンスイッチ(Fl)、 (
F2)、 (F3)、 (R)を選択して押圧すること
で自動的に行うことができる。詳述すると、第3図に示
すように、ギアトランスミッション(7)の変速ギア(
11)をシフト操作するシフトレバ−(12)にロッド
(13)及びアーム(14)を介して連係した操作軸(
15)を備えた電動モータ(16)と、その操作軸(1
5)の回転角度位置を検出するポテンショメータ(17
)と、前記電磁クラッチ(8)と、さらに、前記押ボタ
ンスイッチ(Fl)、 (F2)、 (F3)、 (R
)の夫々とを制御回路(18)に電気的に接続してあり
、所望の押ボタンスイッチを押圧すると、制御回路(■
8)は、その押ボタンスイッチに対応する変速状態へ変
速ギア(Jl)をシフトさせるため、変速ギア(11)
シフト時には電磁クラッチ(8)を切状態にした後、ポ
テンショメータ(I7)での検出結果に基づいて電動モ
ータ(16)をサーボ制御して、その操作軸(15)を
所定の角度位置に回転し維持することで所定の変速ギア
同士が咬合した状態に維持されるように構成してある。
尚、押ボタンスイッチ(Fl)、 (F2)、 (F3
)、 (R)は、夫々、前進1速、2速、3速、後進に
対応している。
)、 (R)は、夫々、前進1速、2速、3速、後進に
対応している。
このコンバインの操向制御、つまり、旋回制御するため
に、第3図に示すように、前記左右一対のクローラ走行
装置(2)、(2)の夫々の駆動スプロケット(20>
、 (20)を駆動するミッションケース(6)からの
左右一対の出力軸(21a)、 (21b)に対してミ
ッションケース(6)内の伝動上手がわに夫々設けたサ
イドクラッチ(22a)、 (22b)及びブレーキ(
23a)、 (23b)と、運転部(4)に備えた1本
の揺動操作レバー(19)とを後述するようを調整する
ため、第4図に示すように、クラッチ操作アーム(24
a)、 (24b)に枢支したエンド部材(28a)、
(28b)に対してインナワイヤ(26b)。
に、第3図に示すように、前記左右一対のクローラ走行
装置(2)、(2)の夫々の駆動スプロケット(20>
、 (20)を駆動するミッションケース(6)からの
左右一対の出力軸(21a)、 (21b)に対してミ
ッションケース(6)内の伝動上手がわに夫々設けたサ
イドクラッチ(22a)、 (22b)及びブレーキ(
23a)、 (23b)と、運転部(4)に備えた1本
の揺動操作レバー(19)とを後述するようを調整する
ため、第4図に示すように、クラッチ操作アーム(24
a)、 (24b)に枢支したエンド部材(28a)、
(28b)に対してインナワイヤ(26b)。
(27b)の先端の螺軸部分(26c)、 (27c)
を螺入し、適当な螺入状態でエンド部材(28a)、
(28b)と螺軸部分(26c)、 (27c)とを連
結固定するロックナツト(29a)、 (29b)を設
けである。
を螺入し、適当な螺入状態でエンド部材(28a)、
(28b)と螺軸部分(26c)、 (27c)とを連
結固定するロックナツト(29a)、 (29b)を設
けである。
次に、クローラ走行装置(2)、 (2)について説明
する。
する。
第1図に示すように、クローラ走行装置(2)は、機体
側固定フレーム(F)に支持され、ミッションケース(
6)に連結した駆動スプロケット(20)と、緊張用輪
体(30)と、トラックフレーム(31)に枢支した複
数の接地転輪群(32)・・との夫々にわたってクロー
ラベルト(33)を巻回して構成してある。そして、駆
動スプロケット(20)は、クローラベルト(33)を
回動駆動するために、その外周に形成した突起(20a
)群を、クローラベルト(33)に適当間隔おきに形成
した駆動スプロケット係合孔(33a)・・に係合させ
るようにしてに機械的に連係してあり、操作レバー(1
9)の左右方向への揺動操作で、左右のサイドクラッチ
(22a)、 (22b)及びブレーキ(23a)、
(23b)が選択操作されるように構成してある。尚、
第3図に示すように、左右夫々のサイドクラッチ(22
a)。
側固定フレーム(F)に支持され、ミッションケース(
6)に連結した駆動スプロケット(20)と、緊張用輪
体(30)と、トラックフレーム(31)に枢支した複
数の接地転輪群(32)・・との夫々にわたってクロー
ラベルト(33)を巻回して構成してある。そして、駆
動スプロケット(20)は、クローラベルト(33)を
回動駆動するために、その外周に形成した突起(20a
)群を、クローラベルト(33)に適当間隔おきに形成
した駆動スプロケット係合孔(33a)・・に係合させ
るようにしてに機械的に連係してあり、操作レバー(1
9)の左右方向への揺動操作で、左右のサイドクラッチ
(22a)、 (22b)及びブレーキ(23a)、
(23b)が選択操作されるように構成してある。尚、
第3図に示すように、左右夫々のサイドクラッチ(22
a)。
(22b)とブレーキ(23a)、 (23b)とは、
ミッションケース(6)において夫々左右両側に振り分
けて並設してあるとともに、第1図及び第3図に示すよ
うに、サイドクラッチ(22a)、 (22b)の操作
軸を操作するクラッチ操作アーム(24a)、 (24
b)と、ブレーキ(23a)、 (23b)の操作軸を
操作するブレーキ操作アーム(25a)、 (25b)
とを押し引き操作するレリーズワイヤ(26)、 (2
7)で連係してある。その連係構造は、第4図に示すよ
うに、レリーズワイヤ(26)、 (27)のアウタワ
イヤ(26a)。
ミッションケース(6)において夫々左右両側に振り分
けて並設してあるとともに、第1図及び第3図に示すよ
うに、サイドクラッチ(22a)、 (22b)の操作
軸を操作するクラッチ操作アーム(24a)、 (24
b)と、ブレーキ(23a)、 (23b)の操作軸を
操作するブレーキ操作アーム(25a)、 (25b)
とを押し引き操作するレリーズワイヤ(26)、 (2
7)で連係してある。その連係構造は、第4図に示すよ
うに、レリーズワイヤ(26)、 (27)のアウタワ
イヤ(26a)。
(27a)をブレーキ操作アーム(25a)、 (25
b)に連結してあるとともに、レリーズワイヤ(26)
、 (27)のインナワイヤ(26b)、 (27b)
をクラッチ操作アーム(24a)、 (24b)に連結
して構成してある。尚、サイドクラッチ(22a)、
(22b)の操作タイミングある。接地側転輪群(32
)・・のうち、前後中間の転輪は、第1図に示すように
、トラックフレーム(31)に横向き軸まわりに上下揺
動自在に枢支し、かつスプリング(45)で下方に向け
て付勢された揺動アーム(35)の遊端に前記横向き軸
と平行な軸まわりに軸支して、上下動可能な可動転輪(
34)に構成してある。この可動転輪(34)は、その
外周部に設けた突起(34a)をクローラベルト(33
)のスプロケット係合孔(33a)・・に係合できるよ
うにしてあり、この係合によってクローラベルト(33
)の回動に伴って可動転輪(34)も回動するようにな
っている。そして、可動転輪(34)を軸支した軸(3
6)には、その軸(36)の回動を阻止し、ひいては可
動転輪(34)の回動を阻止する制動機構(37)を付
設してある。この制動機構(37)の操作アーム(37
a)には、制動操作用レリーズワイヤ(38)がスプリ
ング(39)を介して連係されている。この制動操作用
レリーズワイヤ(38)は、前記操作レバー(19)の
前記サイドクラッチ(22a)、 (22b)及びブレ
ーキ(23a)、 (23b)に0 対する操作系に連係してある。詳述すると、第3図に示
すように、ミッションケース(6)に備えた制御弁(4
0)と、操作レバー(19)とをリンク機構及びレリー
ズワイヤ等からなる連係機構(41)を介して連係して
ある。一方、左がわのクローラ走行装置(2)の可動転
輪(34)の制動装置(37)に連係した制動操作用レ
リーズワイヤ(38a)と、前記レリーズワイヤ(26
)とを連結したアーム(42a)を押引操作する左がわ
制動用の油圧シリンダ(43a)、及び、右がわのクロ
ーラ走行装置(2)の可動転輪(34)の制動装置(3
7)に連係した制動操作用レリーズワイヤ(38b)と
、前記レリーズワイヤ(27)とを連結したアーム(4
2b)を押引操作する右がわ制動用の油圧シリンダ(4
3b)を、第3図に示すように、前記制御弁(40)で
選択されて油圧駆動できるように配備してある。
b)に連結してあるとともに、レリーズワイヤ(26)
、 (27)のインナワイヤ(26b)、 (27b)
をクラッチ操作アーム(24a)、 (24b)に連結
して構成してある。尚、サイドクラッチ(22a)、
(22b)の操作タイミングある。接地側転輪群(32
)・・のうち、前後中間の転輪は、第1図に示すように
、トラックフレーム(31)に横向き軸まわりに上下揺
動自在に枢支し、かつスプリング(45)で下方に向け
て付勢された揺動アーム(35)の遊端に前記横向き軸
と平行な軸まわりに軸支して、上下動可能な可動転輪(
34)に構成してある。この可動転輪(34)は、その
外周部に設けた突起(34a)をクローラベルト(33
)のスプロケット係合孔(33a)・・に係合できるよ
うにしてあり、この係合によってクローラベルト(33
)の回動に伴って可動転輪(34)も回動するようにな
っている。そして、可動転輪(34)を軸支した軸(3
6)には、その軸(36)の回動を阻止し、ひいては可
動転輪(34)の回動を阻止する制動機構(37)を付
設してある。この制動機構(37)の操作アーム(37
a)には、制動操作用レリーズワイヤ(38)がスプリ
ング(39)を介して連係されている。この制動操作用
レリーズワイヤ(38)は、前記操作レバー(19)の
前記サイドクラッチ(22a)、 (22b)及びブレ
ーキ(23a)、 (23b)に0 対する操作系に連係してある。詳述すると、第3図に示
すように、ミッションケース(6)に備えた制御弁(4
0)と、操作レバー(19)とをリンク機構及びレリー
ズワイヤ等からなる連係機構(41)を介して連係して
ある。一方、左がわのクローラ走行装置(2)の可動転
輪(34)の制動装置(37)に連係した制動操作用レ
リーズワイヤ(38a)と、前記レリーズワイヤ(26
)とを連結したアーム(42a)を押引操作する左がわ
制動用の油圧シリンダ(43a)、及び、右がわのクロ
ーラ走行装置(2)の可動転輪(34)の制動装置(3
7)に連係した制動操作用レリーズワイヤ(38b)と
、前記レリーズワイヤ(27)とを連結したアーム(4
2b)を押引操作する右がわ制動用の油圧シリンダ(4
3b)を、第3図に示すように、前記制御弁(40)で
選択されて油圧駆動できるように配備してある。
尚、操作レバー(19)から油圧シリンダ(43a)。
(43b)までを連係した構造は、機体の操向機構(A
)を構成するものである。この構成により、例えば、操
作レバー(19)を左へ揺動操作すると、制御弁(40
)で油路の切換がなされるので、サイドクラッチ(22
a)、ブレーキ(23a)、並びに左がわのクローラ走
行装置(2)の可動転輪(34)の制動装置(37)を
作動させるように油圧シリンダ(43a)が伸長して、
左がわのクローラ走行(2)の駆動を停止させることに
なり、右がわのクローラ走行装置(2)のみ駆動されて
、左旋回がなされる。ここで、旋回時において停止させ
るがわのクローラ走行装置(2)では、第2図に示すよ
うに、駆動しているがわのクローラ走行装置(2)の移
動に引きずられて、又は停止する際の慣性等によりクロ
ーラベルト(33)が幾分か回動することで、回動停止
した可動転輪(34)が前記接地側転輪(32)・・群
のうち固定転輪位置よりも下方がわに位置するように下
方へ揺動する。尚、トラックフレーム(31)には、第
1図に示すように、可動転輪(34)の下方がわへの揺
動限界を設定するためのストッパ(44)を設けである
。
)を構成するものである。この構成により、例えば、操
作レバー(19)を左へ揺動操作すると、制御弁(40
)で油路の切換がなされるので、サイドクラッチ(22
a)、ブレーキ(23a)、並びに左がわのクローラ走
行装置(2)の可動転輪(34)の制動装置(37)を
作動させるように油圧シリンダ(43a)が伸長して、
左がわのクローラ走行(2)の駆動を停止させることに
なり、右がわのクローラ走行装置(2)のみ駆動されて
、左旋回がなされる。ここで、旋回時において停止させ
るがわのクローラ走行装置(2)では、第2図に示すよ
うに、駆動しているがわのクローラ走行装置(2)の移
動に引きずられて、又は停止する際の慣性等によりクロ
ーラベルト(33)が幾分か回動することで、回動停止
した可動転輪(34)が前記接地側転輪(32)・・群
のうち固定転輪位置よりも下方がわに位置するように下
方へ揺動する。尚、トラックフレーム(31)には、第
1図に示すように、可動転輪(34)の下方がわへの揺
動限界を設定するためのストッパ(44)を設けである
。
以下に、本発明の別実施例を説明する。
1
第6図に示すように、左右のクローラ走行装置(2A)
、 (2A)の夫々の接地側転輪(32A)・・群の前
後中間において、2つの可動転輪(34A)、 (34
B)を、夫々、遊端が揺動中心より前方側に位置する揺
動アーム(35A)と、遊端が揺動中心より後方側に位
置する揺動アーム(35B)とに設けて構成し、かつ、
夫々の可動転輪(34A)、 (34B)を制動し得る
制動機構(37A)、 (37B)を、機体旋回作動時
の旋回内側となるクローラ走行装置(2A)の両可動転
輪(34A)、 (34B)を制動させるように設けで
ある。このように、揺動特性の異なる2つの可動転輪(
34A)、 (34B)を前後に並設することで、可動
転輪の下方側への揺動移動が前進時の機体旋回だけでな
く後進時の機体旋回においてなされるようになっている
。
、 (2A)の夫々の接地側転輪(32A)・・群の前
後中間において、2つの可動転輪(34A)、 (34
B)を、夫々、遊端が揺動中心より前方側に位置する揺
動アーム(35A)と、遊端が揺動中心より後方側に位
置する揺動アーム(35B)とに設けて構成し、かつ、
夫々の可動転輪(34A)、 (34B)を制動し得る
制動機構(37A)、 (37B)を、機体旋回作動時
の旋回内側となるクローラ走行装置(2A)の両可動転
輪(34A)、 (34B)を制動させるように設けで
ある。このように、揺動特性の異なる2つの可動転輪(
34A)、 (34B)を前後に並設することで、可動
転輪の下方側への揺動移動が前進時の機体旋回だけでな
く後進時の機体旋回においてなされるようになっている
。
又、本発明は、以下のように実施しても良い。
■ コンバインの他に、ハーベスタ等の農作業車、或い
は、バックホウ作業車等の土工用作業車におけるクロー
ラ走行装置に適用すること。
は、バックホウ作業車等の土工用作業車におけるクロー
ラ走行装置に適用すること。
2
■ 可動転輪側の制動装置の制動が、クローラ走行装置
の駆動停止用のクラッチやブレーキの作動より早くなさ
れるように構成すること。
の駆動停止用のクラッチやブレーキの作動より早くなさ
れるように構成すること。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車のクローラ走行装置の実施例
を示し、第1図はクローラ走行装置を示す側面図、第2
図は制動操作されたクローラ走行装置を示す側面図、第
3図は操作レバー変速操作用のスイッチ、及びミッショ
ンケース等を示す概略図、第4図はクラッチ操作アーム
、ブレーキ操作アーム及びレリーズワイヤを示す一部破
断側面図、第5図はコンバインを示す全体側面図、第6
図は別実施例のクローラ走行装置を示す側面図である。 (2)・・・・・・走行系、(33)・・・・・・クロ
ーラベルト、(33a)・・・・・・駆動スプロケット
係合孔、(34)・・・・・・可動転輪、(35)・・
・・・・揺動アーム、(37)・・・・・・制動3 4 機構、 (A)・・・・・・操向機構。
を示し、第1図はクローラ走行装置を示す側面図、第2
図は制動操作されたクローラ走行装置を示す側面図、第
3図は操作レバー変速操作用のスイッチ、及びミッショ
ンケース等を示す概略図、第4図はクラッチ操作アーム
、ブレーキ操作アーム及びレリーズワイヤを示す一部破
断側面図、第5図はコンバインを示す全体側面図、第6
図は別実施例のクローラ走行装置を示す側面図である。 (2)・・・・・・走行系、(33)・・・・・・クロ
ーラベルト、(33a)・・・・・・駆動スプロケット
係合孔、(34)・・・・・・可動転輪、(35)・・
・・・・揺動アーム、(37)・・・・・・制動3 4 機構、 (A)・・・・・・操向機構。
Claims (1)
- クローラベルト(33)を巻回案内する接地側転輪群の
うち前後中間のものを、上下揺動する揺動アーム(35
)の遊端に軸支された上下動可能な可動転輪(34)に
構成してある作業車のクローラ走行装置であって、前記
可動転輪(34)を前記クローラベルト(33)の駆動
スプロケット係合孔(33a)に係合して回転されるス
プロケット形状に構成するとともに、前記可動転輪(3
4)の回転を阻止する制動機構(37)を備え、かつ、
機体旋回作動時に左右走行系(2)、(2)のうち旋回
内側となる走行系における前記可動転輪(34)の前記
制動機構(37)を制動作動させるように、機体の操向
機構(A)と左右走行系(2)、(2)の前記可動転輪
(34)の前記制動機構(37)とを連係してある作業
車のクローラ走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26082489A JPH03121981A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 作業車のクローラ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26082489A JPH03121981A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 作業車のクローラ走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121981A true JPH03121981A (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=17353270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26082489A Pending JPH03121981A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 作業車のクローラ走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03121981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021160549A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社フジタ | 揺動機構および自動搬送ロボット |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP26082489A patent/JPH03121981A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021160549A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社フジタ | 揺動機構および自動搬送ロボット |
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